JP2015148239A - タイロッド用連結具 - Google Patents

タイロッド用連結具 Download PDF

Info

Publication number
JP2015148239A
JP2015148239A JP2014019910A JP2014019910A JP2015148239A JP 2015148239 A JP2015148239 A JP 2015148239A JP 2014019910 A JP2014019910 A JP 2014019910A JP 2014019910 A JP2014019910 A JP 2014019910A JP 2015148239 A JP2015148239 A JP 2015148239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tie rod
tie
spring
fixing
fixing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014019910A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6192555B2 (ja
Inventor
靖 向高
Yasushi Kodaka
靖 向高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Tairod Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Tairod Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Tairod Kogyo Co Ltd filed Critical Nihon Tairod Kogyo Co Ltd
Priority to JP2014019910A priority Critical patent/JP6192555B2/ja
Publication of JP2015148239A publication Critical patent/JP2015148239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6192555B2 publication Critical patent/JP6192555B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

【課題】 タイロッドの張力管理を容易にすることができ、圧縮方向の力が加わった場合においてタイロッドの座屈を防止することができる、タイロッド用連結具を提供する。【解決手段】 タイロッド用連結具1は、先端近傍に雄ネジ51aが螺設されたタイロッド50aの一端側を挿入して固定する雌ネジ孔6を有する略円筒形に構成された第1固定部材2と、前記タイロッド50aと連結する他のタイロッド50bを固定する第2固定部材3と、前記第1及び第2固定部材2,3が両端に連結されたコイルバネで構成されたバネ部材4とを有するタイロッド用ターンバックルである。タイロッド用連結具1は、前記第1及び第2固定部材2,3は、前記バネ部材端部4aのピッチと同じピッチに構成され前記バネ部材4と螺号可能な雄ネジ部8,9を外周面に有する。【選択図】 図2

Description

本発明は、タイロッド同士を連結するターンバックル又はタイロッドと建材などを連結するクレビス(フォークエンド)などのタイロッド用の連結具に関する。
従来より、建築物などにおいて二つの部材の間に取り付けられて引っ張り材として機能させるテンション材料としてタイロッドが広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。タイロッドは、通常、両端にネジが形成されており、一端側をクレビスにねじ込むことで連結させ、張力を加える部材にそれぞれ設けられた取り付けプレートに当該クレビスを介して取り付ける。また、2つのタイロッドの他端側はターンバックルを用いることで連結する。
このタイロッドのターンバックルは、一端側と他端側とで互いに逆方向にネジ切られた雌ネジを有し、これら逆方向の雌ネジに、2つのタイロッド端部に設けた雄ネジを螺合する構成である。このターンバックル本体を回転することで、ターンバックルの両端に螺合する2つのタイロッドの端部を軸方向に接離させ、タイロッドの軸間距離を調整すると共に、タイロッドの張力を調整している。このような構成を採用することにより、タイロッドは、容易に長さを調整することができ部材間に与える張力を調整することができるという特徴を有している。
このタイロッドの張力値の測定は、従来はトルクレンチ又は油圧ゲージを用いて行われている。そして、これらの方法で張力測定を行うことは煩雑であり、コスト的にも不利益であることから、すべてのタイロッドについて張力測定が行われることはなく、設計上必要とされる箇所に設けられるタイロッドについてのみ張力測定が行われているのが現状である。
特開2004−300386号公報
しかし、近年の建築技術の向上に伴い複雑かつ高層建築が多く見られるようになってきている。これらの建物の建築は精密な設計と施工が必要であり、タイロッドの張力管理についても、より高度な管理が求められる。
また、タイロッドの取り付けについてはタイロッドに歪みを発生させないようにするために、専用の治具を用いてタイロッドにひずみ計を取り付け、当該ひずみ計により歪みを発生させないように行われる。このひずみ計によるタイロッドの歪み測定は、ひずみ計のセンサーの取り扱いが非常に繊細であることから、タイロッドの仮施工後にタイロッドに取り付けることが好ましく、この場合、タイロッドの自重による引っ張り張力の把握をすることが困難になるという問題があった。
さらに、テンション材料としてのタイロッドには、引っ張り力が常に加えられているが、地震などで建物に外力が加わりタイロッドが接続されている部材間の距離が近づいた場合などは、タイロッドが座屈により曲がるという問題もあった。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、タイロッドの張力管理を容易にすることができ、圧縮方向の力が加わった場合においてタイロッドの座屈を防止することができる、タイロッド用連結具を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成のタイロッドユニットを提供する。
本発明の第1態様によれば、先端近傍に雄ネジが螺設されたタイロッドの一端側を挿入して固定する雌ネジ孔を有する略円筒形に構成された第1固定部材と、前記タイロッドと連結する他の部材を固定する第2固定部材と、前記第1及び第2固定部材が両端に連結されたコイルバネで構成されたバネ部材とを有することを特徴とする、タイロッド用連結具を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記第1及び第2固定部材は、前記バネ部材端部のピッチと同じピッチに構成され前記バネ部材と螺号可能な雄ネジ部を外周面に有することを特徴とする、第1態様のタイロッド用連結具を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記第1固定部材及び第2固定部材は、外筒接続部と挿入接続部で構成されて互いに入れ子式に進退自在に接続された前記バネ部材に挿入配置される接続機構を有することを特徴とする、第1又は第2態様のタイロッド用連結具を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記接続機構の外筒接続部内に充填配置され、前記挿入接続部の先端に当接可能な衝撃緩衝部材を有することを特徴とする、第3態様のタイロッド用連結具を提供する。
本発明の第5態様によれば、互いに入れ子式に挿入可能な外筒と内筒を備えたケーシングを有し、
前記ケーシングの外筒と内筒は、前記バネ部材を挿入可能に第1固定部材及び第2固定部材に設けられていることを特徴とする、第1から第4態様のタイロッド用連結具を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記接続機構の挿入接続部は、外周面に前記外筒接続部への挿入深さ距離を示す目盛りを備え、前記外筒接続部は、当該目盛りを視認可能な視認窓を有することを特徴とする第3又は第4態様のタイロッド用連結具を提供する。
本発明の第7態様によれば、前記ケーシングの内筒筐体は、外周面に前記外筒筐体への挿入深さ距離を示す目盛りを備え、前記外筒筐体は、当該目盛りを視認可能な視認窓を有することを特徴とする、第5態様のタイロッド用連結具を提供する。
本発明の第8態様によれば、前記第2固定部材に固定される前記他の部材は、前記第1固定部材に固定されるタイロッドと連結する他のタイロッドであり、
前記タイロッド同士を連結するターンバックルとして機能することを特徴とする、ことを特徴とする、第1から第7態様のいずれか1つのタイロッド用連結具を提供する。
本発明の第9態様によれば、前記第2固定部材に固定される前記他の部材は、前記第1固定部材に固定されるタイロッドが連結する構造物であり、
前記タイロッドと前記構造物を連結するクレビスとして機能することを特徴とする、第1から第7態様のいずれか1つのタイロッド用連結具を提供する。
本発明によれば、タイロッドを固定する第1固定部材と他の部材を固定する第2固定部材とがその軸方向に張力を加えるバネ部材の両端に連結しているため、連結具に連結されているタイロッドの伸縮方向、特に引っ張り力に対向する方向にバネ力を作用させ、当該バネ力による張力を与えることができる。また、そのバネ力は、バネ部材の長さ変化すなわち、タイロッドの挿入深さに基づいて決定されるため、タイロッドの張力管理を容易にすることができる。一方、タイロッドが圧縮した場合には、バネ部材が縮小することにより、タイロッド間の長さ変化を吸収することができ、タイロッドの座屈を防止することができる。
本発明の第2態様によれば、第1及び第2固定部材の雄ネジ部とコイルバネが同じピッチで構成されていることにより、両者の連結を容易にすることができる。
本発明の第3態様によれば、外筒接続部と挿入接続部で構成されて互いに入れ子式に接続された接続機構を備えることで、バネ部材の伸縮方向を規制することができ、予定していない方向への連結具の座屈を防止することができる。
本発明の第4態様によれば、接続機構の筒内に衝撃緩衝部材を設けることで、第1固定部材及び第2固定部材の圧縮方向への移動時に両者が勢いよく他の部材に接触することを防止し、圧縮時の座屈を防止することができる。
本発明の第5態様によれば、ケーシングを設けることで、バネ部材の露出を防止して腐食などの問題をなくすことができ、さらに、デザイン性を良くすることができる。
本発明の第6態様及び第7態様によれば、入れ子式に設けられる部材である接続機構又はケーシングに目盛りを設けることで、両者の挿入深さを自由に調整することができ、施工時にはネジ込み量の調整によりタイロッド間の長さを調整することができる。したがって、バネ部材の張力の管理が容易となる。
本発明のタイロッド用の連結具は、第1及び第2固定部材にタイロッドを固定し、タイロッド同士を連結するターンバックル又は第2固定部材に建材などの構造物を固定し、タイロッドと構造物を連結するクレビス(フォークエンド)として使用することができる。
本発明のタイロッド用連結具の第1実施形態にかかる使用状態のタイロッド用ターンバックルの構成を示す一部断面図である。 図1のタイロッド用ターンバックルの分解斜視図である。 図1のタイロッド用ターンバックルの第1ナット部材の構成を示す図である。 図1のタイロッド用ターンバックルの第2ナット部材の構成を示す図である。 図1のタイロッド用ターンバックルの施工手順を示す図である。 図1のタイロッド用ターンバックルに所定の張力が負荷された状態を示す図である。 本発明のタイロッド用連結具の第2実施形態にかかる使用状態のタイロッド用ターンバックルの構成を示す一部断面図である。 図7のタイロッド用ターンバックルの分解斜視図である。 図7のタイロッド用ターンバックルの第1ナット部材の構成を示す図である。 図7のタイロッド用ターンバックルの第2ナット部材の構成を示す図である。 本発明のタイロッド用連結具の第3実施形態にかかる使用状態のタイロッド用クレビスの構成を示す一部断面図である。 図11のタイロッド用クレビスの分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係るタイロッド用連結具について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明のタイロッド用連結具の第1実施形態にかかる使用状態のタイロッド用ターンバックルの構成を示す一部断面図である。図2は、図1のタイロッド用ターンバックルの分解斜視図である。なお、図1は、タイロッド間に張力が負荷されている状態を示している。図1及び図2では、タイロッド用ターンバックル1に加えて、タイロッド用ターンバックル1に接続されるタイロッド70a,70bも示している。
タイロッド70a,70bは、部材としての一方の壁材や梁材と、他方の壁材や梁材との間に取り付けられて、張力材として機能する炭素鋼棒である。タイロッド70a,70bは、壁材や梁材などの取付部材に設けられたガセットプレートに対して連結される連結具を介して取り付けられる。タイロッド用ターンバックル1は、2つのタイロッド70a,70bの他端同士を連結し、2つのタイロッドで接続された取付部材間に張力を与えた状態とするものである。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル1は、図1に示すように、それぞれタイロッド70a,70bに固定される第1固定部材及び第2固定部材の一例としての第1ナット部材2及び第2ナット部材3と、コイルバネで構成されたバネ部材4と、衝撃緩衝部材5を備えている。
第1及び第2ナット部材2,3は、図3,図4に示すように、一般に建材として用いられている剛性の高い材料で構成されており、端面2a,3aに軸方向に伸びる雌ネジ孔6、7が設けられている。それぞれの雌ネジ孔6,7には、ねじ切りの回転方向が相反している順ネジ6a及び逆ネジ7aが設けられている。雌ネジ孔6、7は、後述するタイロッド70a,70bの先端を受け入れる受入空間として機能する。
第1ナット部材2は、図3に示すように、本実施形態においては全長330mmに構成され、略円筒形を有し、端面2aに有底の雌ネジ孔6が設けられている。雌ネジ孔6は、タイロッド70aの先端に設けられた雄ネジ71aと螺合し、第1ナット部材2とタイロッド70aとの螺進位置を調整することで、設置時のタイロッドの長さの調整しろが設定できる。
第2ナット部材3は、図4に示すように、本実施形態においては全長300mmに構成された円筒形の部材である。その軸方向に貫通して設けられた雌ネジ孔7が設けられている。雌ネジ孔7は、タイロッド70bの挿入側端部に所定幅に設けられた逆ネジ7aによって第2ナット部材3とタイロッド70bとの螺進位置を調整することで設置時のタイロッドの長さの調整しろが設定できる。
順ネジ6a及び逆ネジ7aは、タイロッド用ターンバックル1の大きさに応じて、必要とするタイロッド70a,70bの長さの調整しろ及びタイロッドとの固定強度に基づいて適宜決定すればよい。
第1ナット部材2の他端側は挿入接続部10が設けられており、第2ナット部材3には、雌ネジ孔7と連通して構成される外筒接続部11が設けられている。挿入接続部10は、他の部分よりも若干細径に設けられており、本実施形態においては、150mmの長さを有している。挿入接続部10を外筒接続部11に嵌入することで第1ナット部材2と第2ナット部材3とが接続可能に構成される。
バネ部材4は、断面が円形のバネ材で製造されたコイルバネで構成されており、両端に位置するコイル状部分に第1及び第2ナット部材2,3を連結する。
第1及び第2ナット部材2,3の外周面には、図3,図4に示すように、雄ネジ部8,9が設けられている。雄ネジ部8,9は、バネ部材4のピッチと同じピッチPnを有しており、バネ部材4の端部に螺合可能に構成されている。雄ネジ部8,9は、バネ部材4の断面形状に合わせて円形のネジ山に構成されている。
第1及び第2ナット部材2,3は、バネ部材4に対して軸周りに回転させることでバネ部材4の端部に雄ネジ部8,9が螺合する。第1及び第2ナット部材2,3の合計長は、バネ部材4の長さLよりも長く構成されており、第1及び第2ナット部材2,3がバネ部材4に連結すると、挿入接続部10が外筒接続部11に挿入して、第1ナット部材2と第2ナット部材3とが接続する。第1及び第2ナット部材2,3に外力が加わっていないときの挿入接続部10の挿入深さは用途に応じて適宜調整することができるが、挿入接続部10が外筒接続部11に対して最も深く挿入した状態としておくことで、後述する張力の調整しろを大きく取ることができる。
また、挿入接続部10の外筒接続部への挿入深さによって第1及び第2ナット部材2,3の端部間距離が変化することで、バネ部材4は伸張し第1及び第2ナット部材2,3間にバネ力が作用する。当該バネ力は、バネ部材4のバネ定数とバネ部材4の伸び量によって決定し、当該バネ力が、施工時のタイロッド70a,70bの両端に加わる張力となる。
挿入接続部10の外周面には、第1ナット部材2の第2ナット部材3への挿入深さを視認するため及び、後述する施工時に第1及び第2ナット部材2,3を供回りさせるために目盛りピン12を取りつける。
また、外筒接続部11には、視認窓13が設けられている。挿入接続部10を外筒接続部11した状態で、目盛りピン12を挿入接続部10の表面に設けられている取付孔12aに差し込んで固定することにより、目盛りピン12の頭部が視認窓13内に位置することとなり、挿入接続部10の外筒接続部11への挿入幅に応じて目盛りピン12が視認窓13内で移動する。
これにより、第1及び第2ナット部材2,3の全長長さを認識することができるため、バネ部材4のバネ定数及び長さ寸法が既知であれば、第1ナット部材2の第2ナット部材3への挿入深さからバネ部材4の変形量を導くことができる。タイロッド70a,70bの間に負荷される引っ張り力を算出することができる。なお、本実施形態では、バネ部材4のバネ定数は、必要とされる張力から算定することができる。
外筒接続部11内に設けられる衝撃緩衝部材5は、挿入接続部10及びタイロッド70bの先端との間に設けられている。衝撃緩衝部材5は、第1ナット部材2の第2ナット部材3に圧縮方向の力が加わったときに、部材同士が直接衝突してタイロッド70a,70bに与える衝撃を緩和するためのものである。衝撃緩衝部材5としては、例えば、高分子材料やバネなど、衝撃を吸収できるクッション性を有するものであればその材質は問われない。本実施形態では、高分子衝撃吸収材が使用されている。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル1は、次のようにして施工する。タイロッド用ターンバックル1は、第1及び第2ナット部材2,3が自然長のバネ部材4に螺合されたとき挿入接続部10が深い位置まで挿入された状態となるよう構成されている。まず、図5に示すように、タイロッド70a,70bの他端側をタイロッド用ターンバックル1の第1及び第2ナット部材2,3の雌ネジ孔6,7に通し、螺合させる。
その後、タイロッド用ターンバックル1を軸周りに回転させて、タイロッド70a,70bが第1及び第2ナット部材2,3に深く挿入されるように螺進位置を調整する。このとき、上述したとおり、第1及び第2ナット部材2,3に設けられている順ネジ6a及び逆ネジ7aは相反しているため、タイロッド用ターンバックル1を回すことで、第1及び第2ナット部材2,3に接続されているタイロッド70a,70bが雌ネジ孔6,7への螺進深さが深くなるようになっている。
図6に示すように、タイロッド70a,70bの螺進深さが深くなることにより、2つの第1及び第2ナット部材2,3の距離が大きくなり、バネ部材4は伸張されることとなる。これにより、タイロッド70a,70b間にバネの引っ張り力が作用し、タイロッド70a,70bの両端に張力が負荷される。
バネ部材4の弾性力は、バネ定数及びバネの変形量によって決定されるバネの弾性力に相当する張力がタイロッド70a,70bに付加される。バネ部材4は、両端が第1及び第2ナット部材2,3に接続されているため、このバネの変形幅は挿入接続部10の外筒接続部11への挿入深さを測定することで導くことができ、これは挿入接続部10の外周面に設けられた目盛りピン12の位置によって計測することができる。
また、タイロッド70a,70bの施工後、2つのタイロッドが圧縮される方向に力が加わった場合、図6に示すように、第1及び第2ナット部材2,3がより近接することで座屈が防止できる。このとき、挿入接続部10及び外筒接続部11によって軸方向のみに収縮可能であることから、収縮時にタイロッド70a,70bが予期しない方向に曲がることが防止される。さらに、第1及び第2ナット部材2,3の間に衝撃緩衝部材5が設けられていることにより、2つのタイロッド2に直接的に衝撃が伝わることもなく座屈を防止することができる。
(第2実施形態)
図7は、本発明のタイロッド用連結具の第2実施形態にかかる使用状態のタイロッド用ターンバックルの構成を示す分解斜視図である。図8は、図7のタイロッド用ターンバックルの分解斜視図である。図7及び図8では、タイロッド用ターンバックル20に加えて、タイロッド用ターンバックル20に接続されるタイロッド70a,70bも示している。本第2実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル20は、第1実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル1と共通する構成を有するため、以下、相違点を中心として説明を進める。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル20は、図7に示すように、それぞれタイロッド70a,70bに固定される第1固定部材及び第2固定部材の一例としての第1ナット部材22及び第2ナット部材23と、コイルバネで構成されたバネ部材24と、第1ナット部材22及び第2ナット部材23に取り付けられ、本発明のケーシングの一例としてのインナーカバー25b及びアウターカバー25aを備えている。
第1及び第2ナット部材22,23に設けられている雌ネジ孔26、27は、ねじ切りの回転方向が相反している順ネジ26a及び逆ネジ27aが設けられている。
第1ナット部材22は、図9に示すように、本実施形態においては全長90mmに構成され、雌ネジ孔26が軸方向に貫通して設けられている。雌ネジ孔26は、タイロッド70aの先端に設けられた雄ネジ71aと螺合し、第1ナット部材22とタイロッド70aとの螺進位置を調整することができる。
第2ナット部材23は、図10に示すように、本実施形態においては全長90mmに構成され、雌ネジ孔27が軸方向に貫通して設けられている。雌ネジ孔27は、タイロッド70bの先端と螺合し、第2ナット部材23とタイロッド70bとの螺進位置を調整することができる。
第1及び第2ナット部材22,23の外周面には、図9,図10に示すように、螺旋方向が互いに相反する雄ネジ部28,29が設けられている。雄ネジ部28,29は、バネ部材24のコイル状連結部のピッチと同じピッチに構成されており、バネ部材24の端部に螺合可能に構成されている。
また、第1及び第2ナット部材22,23の後端側外周面には、第1及び第2ナット部材22,23の回転時に使用するスパナ掛け30a,30bが設けられている。
第1及び第2ナット部材22,23をバネ部材24の端部に配置し、その軸周りに回転させることでバネ部材24の端部に雄ネジ部28,29が螺合されることによってバネ部材24に連結される。第1及び第2ナット部材22,23のバネ部材24へ螺進位置を調整することによってタイロッド用ターンバックル20の全長を調整することができる。
インナーカバー25b及びアウターカバー25aは、本実施形態においては、長さ寸法が320mmの略円筒形の部材であり、互いに入れ子構造となるように第1及び第2ナット部材22,23に設けられる。インナーカバー25b及びアウターカバー25aは、内側にバネ部材24を収容できる程度の内径を有しバネ部材24を被覆して保護するためのものである。
また、インナーカバー25bの外周面には、アウターカバー25aへの挿入深さを示す目盛り32が設けられ、また、アウターカバー25aには、当該目盛り32を視認するための視認窓33が設けられている。これにより、第1及び第2ナット部材22,23間の距離を認識することができるため、バネ部材24のバネ定数及び長さ寸法が既知であれば、第1ナット部材22と第2ナット部材23間の距離からバネ部材24の変形量を導くことができる。したがって、タイロッド70a,70bの間に負荷される引っ張り力を算出することができる。
本実施形態にかかるタイロッド用ターンバックル20は、次のようにして施工する。まず、タイロッド70a,70bの先端を第1及び第2ナット部材22,23に取り付け、螺進位置を調整することでタイロッドの軸間距離を決定する。
その後、タイロッドをガセットプレートに固定し、第1及び第2ナット部材22,23を軸周りに回転させて、タイロッド70a,70bと第1及び第2ナット部材22,23の螺進位置を調整する。このとき、上述したとおり、第1及び第2ナット部材2,3の順ネジ6a及び逆ネジ7aは相反しているため、タイロッド用ターンバックル20を回すことで、第1及び第2ナット部材22,23に接続されているタイロッド70a,70bが雌ネジ孔26,27への螺進深さが深くなるようになっている。
タイロッド70a,70bの螺進深さが深くなることにより、2つの第1及び第2ナット部材22,23が引っ張られ、バネ部材24が伸張してタイロッド70a,70b間にバネの引っ張り力が作用して張力が負荷される。
バネ部材4は、両端が第1及び第2ナット部材22,23に接続されているため、このバネの変形幅は第1及び第2ナット部材22,23に固定されたインナーカバー25b及びアウターカバー25aの挿入深さを測定することで導くことができ、これはインナーカバー25bの外周面に設けられた目盛り32によって計測することができる。また、インナーカバー25b及びアウターカバー25aは、タイロッドに直接連結していないため、タイロッドの軸間距離調整においてタイロッドの螺進位置を変更した場合でも、その位置関係は変化せず、目盛り32の値を直接値とすることができる。
また、タイロッド70a,70bの施工後、2つのタイロッドが圧縮される方向に力が加わった場合、第1及び第2ナット部材22,23がより近接することで座屈が防止できる。
(第3実施形態)
図11は、本発明の第3実施形態にかかる使用状態のタイロッド用クレビス(フォークエンド)の構成を示す断面図である。図12は、図11のタイロッド用クレビスの分解斜視図である。図11及び図12では、タイロッド用クレビス40に加えて、タイロッド用クレビスに接続されるタイロッド70を示している。
本実施形態にかかるタイロッド用クレビス40は、タイロッド70の一端側を挿入して固定する第1固定部材の一例としてのナット部材42と、壁材や梁材に設けられたガセットプレート60に対して連結される第2固定部材の一例としての連結部材43と、ナット部材42と連結部材43が両端に連結されたコイルバネ44と、ナット部材42と連結部材43に取り付けられ、本発明のケーシングの一例としてのインナーカバー45b及びアウターカバー45aを備えている。
ナット部材42は、図12に示すように、本実施形態においては全長300mmを有する円筒形状に構成されている。ナット部材42に設けられた雌ネジ孔46は、タイロッド70の螺進位置を調整することで、タイロッド用クレビス40に対するタイロッド70の挿入幅を調整することができるように構成されている。
連結部材43は、図12に示すように、ガセットプレート60を受け入れる隙間を形成して互いに平行に延びる一対の舌片部47を有する。各舌片部47には、ピン61の径に対応する径を有するピン挿通孔48が形成されている。また、ガセットプレート60は、舌片部47間に形成された隙間に挿入可能な幅寸法を有する鋼板部材で構成され、ピン61の径に対応する径を備えたピン挿通孔62が形成されている。
図12に示されるように、ガセットプレート60が、連結部材43の舌片部47間の隙間に差し込まれ、ピン挿通孔48,62が位置合わせされた状態で、これらピン挿通孔48,62にピン61が挿通され脱落不可に連結部材43に保持される。このように組み付けることで、タイロッド用クレビス40が、ガセットプレート60にピン61を回転軸として回動自在に連結される。
連結部材43には挿入接続部49が設けられており、ナット部材42には、雌ネジ孔46と連通して構成される外筒接続部50が設けられている。挿入接続部49は、連結部材43の他の部分よりも若干細径に設けられており、本実施形態においては、150mmの長さを有している。挿入接続部49を外筒接続部50に嵌入することでナット部材42と連結部材43とが接続可能に構成される。
ナット部材42及び連結部材43の外周面には、図11,図12に示すように、螺旋方向が互いに相反する雄ネジ部51,52が設けられている。雄ネジ部51,52は、バネ部材44のコイル状連結部のピッチと同じピッチに構成されており、バネ部材4の端部に螺合可能に構成されている。
ナット部材42及び連結部材43をバネ部材44配置し、その軸周りに回転させることでバネ部材44の端部に雄ネジ部51,52が螺合されることによってバネ部材44に連結される。ナット部材42及び連結部材43のバネ部材44へ螺進位置を調整することによってクレビス40の全長を調整することができる。
インナーカバー45b及びアウターカバー45aは、本実施形態においては、長さ寸法が320mmの略円筒形の部材であり、互いに入れ子構造となるようにナット部材42及び連結部材43に設けられる。インナーカバー45b及びアウターカバー45aは、内側にバネ部材44を収容できる程度の内径を有しバネ部材44を被覆して保護するためのものである。
また、インナーカバー45bの外周面には、アウターカバー45aへの挿入深さを示す目盛り53が設けられ、また、アウターカバー45aには、当該目盛り32を視認するための視認窓54が設けられている。これにより、ナット部材42及び連結部材43間の距離を認識することができるため、バネ部材44のバネ定数及び長さ寸法が既知であれば、ナット部材42及び連結部材43間の距離からバネ部材44の変形量を導くことができる。したがって、タイロッド70a,70bの間に負荷される引っ張り力を算出することができる。
本実施形態にかかるタイロッド用クレビス40は、次のようにして施工する。まず、タイロッド70の両端にそれぞれタイロッド用クレビス40を取りつける。このとき、タイロッド70の螺進位置を調整することにより、タイロッドの軸間距離を調整することができる。
次いで、それぞれの連結部材43をガセットプレート60に取り付け、タイロッド70を仮固定した後、タイロッド70を軸周りに回転させて、タイロッド70とナット部材42の螺進位置を変更することによってタイロッド間に張力を負荷する。タイロッドに加えられる張力によって、バネ部材44が伸びて連結部材43及びナット部材42の距離が大きくなる。連結部材43及びナット部材42の距離は、これらに連結するインナーカバー45b及びアウターカバー45aの挿入深さとして把握することができ、これはインナーカバー45bの外周面に設けられた目盛り53によって計測することができる。
また、タイロッド70a,70bの施工後、2つのタイロッドが圧縮される方向に力が加わった場合、バネ部材44が縮小することでタイロッド70の座屈が防止できる。
以上説明したように、本実施形態にかかるタイロッド用連結具によれば、コイルバネで構成されたバネ部材により、タイロッドの張力を調整可能に支持するため、連結具に連結されているタイロッドの伸縮方向、特に引っ張り力に対向する方向にバネ力を作用させ、当該バネ力による張力を与えることができる。また、そのバネ力は、バネ部材の長さ変化に基づいて決定されるため、タイロッドの張力管理を容易にすることができる。一方、タイロッドが圧縮した場合には、バネ部材が伸縮することにより、タイロッド間の長さ変化を吸収することができ、タイロッドの座屈を防止することができる。
本発明の各実施形態にかかる、タイロッド用ターンバックルとタイロッド用クレビスを組み合わせることで、部材間に取り付けられるタイロッドに複数のバネ部材を配置させることができる。このため、これらのコイルバネの張力の合計がタイロッドの張力となり、タイロッドの張力管理を容易に行なうことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。例えば、本実施形態においてタイロッド用連結具に接続されるタイロッドは炭素鋼棒で形成されたが、高張力鋼棒やステンレス鋼棒で形成されてもよく、あるいは、ワイヤ等の線材であってもよい。なお、タイロッドは、用途や設置位置に応じて、テンションロッドやブレースと称呼されるものも包含される。
また、本発明のタイロッド用連結具に接続されるタイロッドは、壁材や梁材に限らず、例えば柱材等の他の部材に取り付けられてもよく、また、タイロッドが取り付けられる部材は、建築構造物及び土木構造物のいずれの部材であってもよい。
1,20 タイロッド用ターンバックル
2,22 第1ナット部材
3,23 第2ナット部材
4,24,44 バネ部材
4a コイル状連結部
5 衝撃緩衝部材
6,7,26,27 雌ネジ孔
6a,26a 順ネジ
7a,27a 逆ネジ
8,9,28,29,51,52 雄ネジ部
10,49 挿入接続部
11,50 外筒接続部
12,32,53 目盛り
13,33,54 視認窓
25a,45a アウターカバー
25b,45b インナーカバー
30a,30b 面取り部
40 タイロッド用クレビス
42 ナット部材
43 連結部材
46 雌ネジ孔
47 舌片部
48,62 ピン挿通孔
60 ガセットプレート
70,70a,70b タイロッド
71,71a,71b 雄ネジ


Claims (9)

  1. 先端近傍に雄ネジが螺設されたタイロッドの一端側を挿入して固定する雌ネジ孔を有する略円筒形に構成された第1固定部材と、前記タイロッドと連結する他の部材を固定する第2固定部材と、前記第1及び第2固定部材が両端に連結されたコイルバネで構成されたバネ部材とを有することを特徴とする、タイロッド用連結具。
  2. 前記第1及び第2固定部材は、前記バネ部材端部のピッチと同じピッチに構成され前記バネ部材と螺号可能な雄ネジ部を外周面に有することを特徴とする、請求項1に記載のタイロッド用連結具。
  3. 前記第1固定部材及び第2固定部材は、外筒接続部と挿入接続部で構成されて互いに入れ子式に進退自在に接続された前記バネ部材に挿入配置される接続機構を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のタイロッド用連結具。
  4. 前記接続機構の外筒接続部内に充填配置され、前記挿入接続部の先端に当接可能な衝撃緩衝部材を有することを特徴とする、請求項3に記載のタイロッド用連結具。
  5. 互いに入れ子式に挿入可能な外筒と内筒を備えたケーシングを有し、
    前記ケーシングの外筒と内筒は、前記バネ部材を挿入可能に第1固定部材及び第2固定部材に設けられていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1つに記載のタイロッド用連結具。
  6. 前記接続機構の挿入接続部は、外周面に前記外筒接続部への挿入深さ距離を示す目盛りを備え、前記外筒接続部は、当該目盛りを視認可能な視認窓を有することを特徴とする、請求項3又は4に記載のタイロッド用連結具。
  7. 前記ケーシングの内筒筐体は、外周面に前記外筒筐体への挿入深さ距離を示す目盛りを備え、前記外筒筐体は、当該目盛りを視認可能な視認窓を有することを特徴とする、請求項5に記載のタイロッド用連結具。
  8. 前記第2固定部材に固定される前記他の部材は、前記第1固定部材に固定されるタイロッドと連結する他のタイロッドであり、
    前記タイロッド同士を連結するターンバックルとして機能することを特徴とする、請求項1から7のいずれか1つに記載のタイロッド用連結具。
  9. 前記第2固定部材に固定される前記他の部材は、前記第1固定部材に固定されるタイロッドが連結する構造物であり、
    前記タイロッドと前記構造物を連結するクレビスとして機能することを特徴とする、請求項1から7のいずれか1つに記載のタイロッド用連結具。
JP2014019910A 2014-02-05 2014-02-05 タイロッド用連結具 Expired - Fee Related JP6192555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014019910A JP6192555B2 (ja) 2014-02-05 2014-02-05 タイロッド用連結具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014019910A JP6192555B2 (ja) 2014-02-05 2014-02-05 タイロッド用連結具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015148239A true JP2015148239A (ja) 2015-08-20
JP6192555B2 JP6192555B2 (ja) 2017-09-06

Family

ID=53891770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014019910A Expired - Fee Related JP6192555B2 (ja) 2014-02-05 2014-02-05 タイロッド用連結具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6192555B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102033254B1 (ko) * 2018-07-30 2019-10-17 (주) 디엑스골프 접이식 거치 장치
CN112659353A (zh) * 2019-10-15 2021-04-16 黄承熙 钢筋联接件
KR102359527B1 (ko) * 2021-05-21 2022-02-09 주식회사 하이드로코리아 신축이음장치를 이용한 레일구조물 및 그 시공방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50493U (ja) * 1973-04-30 1975-01-07
JPS60129452A (ja) * 1983-12-14 1985-07-10 Maruyama Seisakusho:Kk ブ−ムスプレ−ヤの伸縮ブ−ムの伸縮駆動用ワイヤ引張り装置
JPS60133255U (ja) * 1984-02-17 1985-09-05 本田技研工業株式会社 タ−ンバツクル
JPH1019090A (ja) * 1996-06-28 1998-01-20 Nobuaki Takamura 弾性を有するタ−ンバックル
JPH1190492A (ja) * 1997-09-26 1999-04-06 Furukawa Co Ltd ドラフトチューブの支持装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50493U (ja) * 1973-04-30 1975-01-07
JPS60129452A (ja) * 1983-12-14 1985-07-10 Maruyama Seisakusho:Kk ブ−ムスプレ−ヤの伸縮ブ−ムの伸縮駆動用ワイヤ引張り装置
JPS60133255U (ja) * 1984-02-17 1985-09-05 本田技研工業株式会社 タ−ンバツクル
JPH1019090A (ja) * 1996-06-28 1998-01-20 Nobuaki Takamura 弾性を有するタ−ンバックル
JPH1190492A (ja) * 1997-09-26 1999-04-06 Furukawa Co Ltd ドラフトチューブの支持装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102033254B1 (ko) * 2018-07-30 2019-10-17 (주) 디엑스골프 접이식 거치 장치
CN112659353A (zh) * 2019-10-15 2021-04-16 黄承熙 钢筋联接件
KR102359527B1 (ko) * 2021-05-21 2022-02-09 주식회사 하이드로코리아 신축이음장치를 이용한 레일구조물 및 그 시공방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP6192555B2 (ja) 2017-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5330487B2 (ja) ブレース材
JP6192555B2 (ja) タイロッド用連結具
DK2924190T3 (en) CONIC CABLE CONNECTOR AND OF THE BLOCKING TYPE FOR CONNECTING REINFORCEMENTS AND ASSEMBLY TOOLS
JP3190778U (ja) 引張力測定可能な締結具
WO2019019849A1 (zh) 含有一字型耗能元件的屈曲约束支撑、建筑物及组装方法
CN203772637U (zh) 一种螺栓最小拉力载荷试验夹具
US20160215805A1 (en) Anchor bolt
TWI653126B (zh) Torque wrench
KR102025055B1 (ko) 브레스재
JP2021038601A (ja) ネジ棒付き圧着グリップ及びそれを用いた緊張材
JP2016521324A (ja) パネルをビームに接続する耐震接続装置
JP5689699B2 (ja) 落橋防止装置
TWI554667B (zh) 組合式鋼棒挫屈束制支撐
JP5487441B2 (ja) ボルト型歪み検出器
JP5021246B2 (ja) 座屈補剛ブレース
CN206632912U (zh) 一种伸缩手柄增力矩扳手
KR20150036625A (ko) 이중강관의 버클링을 구속하기 위한 이중강관으로 제조된 핀 접합형 구조부재
JP6250421B2 (ja) タイロッド連結具及びタイロッドの張力測定方法
JP6076871B2 (ja) ねじ節鉄筋の連結構造
Horibe et al. In-plane and out-of-plane deflection of J-shaped beam
KR20130056134A (ko) 철근 커플러 및 이를 이용한 프리 캐스트 콘크리트 조립체
JP4728041B2 (ja) 鉄筋のねじ式機械継手
JP2006077877A (ja) 摩擦型ダンパー
CN106536330B (zh) 拉杆
KR20180010769A (ko) 철근 이음장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170206

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170206

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6192555

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees