JP2015148119A - Rfidを利用した入坑者及びバッテリーロコの運行管理システム - Google Patents

Rfidを利用した入坑者及びバッテリーロコの運行管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 トンネル工事の入坑者及びバッテリーロコの安全管理システムに関し、入坑者やバッテリーロコの運転手に対し、確実に必要な安全対策を講じることができ、かつ必要な情報を伝達することが可能な、効率的で安価な安全管理システムを提供する。【解決手段】 バッテリーロコ5に、ID情報を発信しうるRFIDタグ4を備えるとともに、入坑者3にID情報を発信しうるRFIDタグ4を備えさせ、トンネル内に一定間隔で、バッテリーロコ5と入坑者3から発信されたID情報を受信しうる複数のRFIDリーダ9を取り付け、RFIDリーダ9がバッテリーロコ5と入坑者3からのID情報を受け取り、受け取ったID情報に基づきバッテリーロコ5の移動に対する入坑者3の安全を管理する安全管理処理装置12を設け、その判断に基づいて必要な安全対応策又は必要な情報を発する。【選択図】図1

Description

本発明は、トンネル構築現場において、坑内の入坑者の安全を管理する安全管理システムに関し、詳しくは、シールド工事や推進工事及びバッテリーロコを用いる山岳トンネルにおける、入坑者やバッテリーロコの運行を安全に行うための安全管理システムに関する。
現在、シールド工事や推進工事は掘進機を用いてトンネルを構築することが多いが、シールド工事においては立坑からシールド掘進機位置まで軌道を設けて、その軌道に沿ってバッテリーロコを走行させることで、セグメント、資材、掘削土砂等を運搬するようにしている。
このような狭い坑内での入坑者に対する安全確保のために、バッテリーロコの運行管理を行う必要がある。特に狭小断面で十分な歩行者通路幅を確保できない場合、バッテリーロコの運転手は、運行範囲内に入坑者がいないことを確認してからバッテリーロコを走行させる必要がある。また、曲線区間で見通しの悪い場合、特に速度を落とし注意して走行させる必要がある。
従来、このような場合、バッテリーロコの位置把握は、坑口、坑内作業箇所間の有線電話で行ってきた。
しかしながら、この場合、バッテリーロコが発進したとの連絡を坑口、坑内作業箇所間でできるが、その間の区間に入坑者がいるか否かわからず、またその区間に入坑者がいた場合、入坑者はバッテリーロコが走行してくるのがわからず、しかも坑口側からか切羽側からか、どちら側から走行してくるかわからない場合もある。そのために、十分な安全確保ができていない。
このような現状に鑑み、これまでに特許文献1に示すようなトンネル内台車運行管理システムが提案されている。このトンネル内台車運行管理システムは、トンネル内に配置されたICタグとトンネル内の軌道上を走行する台車に搭載されたICタグ検知装置とトンネル内に所定間隔で配置された固定無線装置と前記台車に搭載された移動無線装置と移動通信端末制御用CPUと移動通信端末を用いて、台車の位置情報を検知し、その情報をトンネル内の入坑者に伝達するようにしている。
しかしながら、このトンネル内台車運行管理システムは、ICタグのシステムと比較的高価なPHSのシステムを組み合わせて用いるもので、システム全体として高価なものとなる。また、ICタグ検知装置が走行する台車の下側に設置されているため、狭い場所となり取り付けにくい。走行する台車の下側は、坑内の泥等が飛んで汚れやすく、軌道との距離も少ないため、軌道付近に何か物があれば、当たって壊れやすい等の問題が残っている。
特開2006−188906号公報
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、トンネル工事の入坑者及びバッテリーロコの安全管理システムに関し、入坑者やバッテリーロコの運転手に対し、確実に必要な安全対策を講じることができ、かつ必要な情報を伝達することが可能な、効率的で安価な安全管理システムを提供することを課題としている。
即ち、本発明の安全管理システムは以下のことを特徴としている。
第1に、バッテリーロコが移動するトンネル構築現場において、坑内の入坑者の安全を管理する安全管理システムであって、バッテリーロコに、ID情報等を発信しうるRFIDタグを備えるとともに、入坑者にID情報を発信しうるRFIDタグを備えさせ、トンネル内に一定間隔で、前記バッテリーロコと前記入坑者から発信されたID情報を受信しうる複数のRFIDリーダを取り付け、前記RFIDリーダが前記バッテリーロコと前記入坑者からのID情報を受け取り、受け取ったID情報に基づき前記バッテリーロコの移動に対する前記入坑者の安全を管理する安全管理処理装置を設け、前記安全管理処理装置は、受け取ったID情報に基づき前記バッテリーロコと前記入坑者の位置と移動方向を求める検出部と、前記検出部による位置と移動方向の情報をもとに、前記バッテリーロコと前記入坑者との距離が予め定めた距離以内に接近したか否かを確認する安全判断部とを備え、その安全判断部の判断に基づいて必要な安全対応策又は必要な情報を発するようにしたことを特徴とする安全管理システムである。
第2に、上記第1の発明の安全管理システムにおいて、前記検出部は、前記RFIDリーダから送られてきたID情報の信号強度を求め、求めた信号強度に基づいて、前記バッテリーロコと前記入坑者の位置と移動方向を検出することができる。
第3に、上記第2の発明の安全管理システムにおいて、前記検出部は、前記バッテリーロコ又は前記入坑者が発信するID情報を受信可能な2つのRFIDリーダから送られてきたID情報の信号強度に基づいて、三角測量により前記バッテリーロコと前記入坑者の位置と移動方向を検出することができる。
第4に、上記第1から第3の発明の安全管理システムにおいて、前記検出部は、前記RFIDリーダから送られてきた、前記バッテリーロコから発信されたID情報の信号強度に基づいて、前記バッテリーロコの位置を求め、この位置の時間的変化から求めた前記バッテリーロコの速度、あるいは前記バッテリーロコに搭載されたRFIDタグが速度センサを備え、前記検出部は、前記RFIDリーダから送られてきた前記速度センサからの速度が、坑内走行制限速度を超える場合、双方向通信システムや装置を用いて、前記バッテリーロコの運転手に必要な安全対応策又は必要な情報伝達を発するようにすることができる。
第5に、上記第1から第4の発明の安全管理システムにおいて、入坑者が備える前記RFIDタグが振動センサを備え、前記検出部は、前記RFIDリーダから送られてきた前記振動センサが検知した振動情報に基づいて、前記入坑者に双方向通信システムを用いて必要な安全対応策又は必要な情報伝達を発するようにすることができる。
第6に、上記第1から第5の発明の安全管理システムにおいて、前記RFIDタグからのID情報を受信できる感帯と、受信できない不感帯が存在するように復数の前記RFIDリーダを取り付け、前記検出部は、前記RFIDリーダが受信したID情報に基づいて、前記バッテリーロコと前記入坑者の位置と移動方向を検出することができる。
第7に、上記第6の発明の安全管理システムにおいて、前記検出部は、前記バッテリーロコが位置を変化させ、前記入坑者がその路線内におり、かつ前記不感帯に前記バッテリーロコ又は前記入坑者が入っていると検出した場合に、警告発信部は、前記バッテリーロコ及び前記入坑者に設けた警告装置に対して必要な安全対応策又は必要な情報を発信することができる。
第8に、上記第1から第7の発明の安全管理システムにおいて、前記RFIDリーダを、トンネル掘削の進行に合わせて増設させることができる。
第9に、上記第1から第8の発明の安全管理システムにおいて、前記バッテリーロコと前記入坑者が備える前記RFIDタグの使用周波数を、300MHz帯の微弱電波とすることができる。
第10に、上記第1から第9の発明の安全管理システムにおいて、前記入坑者が備えるRFIDタグを、前記入坑者が使用するヘルメットの内側に設置又は内蔵させることができる。
本発明によれば、トンネル工事の入坑者及びバッテリーロコ運行の安全管理システムおいて、入坑者やバッテリーロコの運転手に対し、確実に必要な安全対策を講じることができ、かつ必要な情報を伝達することが可能な、効率的で安価な安全管理システムを提供することができる。
本実施形態に係るRFIDを利用した入坑者及びバッテリーロコの安全管理システムを示した概略図である。 本実施形態の安全管理処理装置に導入したID情報を処理する機序について説明するブロック図である。 本発明の安全管理システムを安全管理処理装置で構成した例を模式的に示したブロック図である。 ディスプレイに表示する、入坑者及びバッテリーロコの位置情報の内容を示した概略図である。 RFIDリーダが、発信電波を経時的に受信している状況を示した概略図である。 三角測量を行う場合を示した概略図である。 感帯と不感帯を設けた場合を示した概略図である。 入坑者が使用するヘルメットの内側に入坑者用RFIDタグを設置した状態を示す概略図である。 本発明の安全管理システムによる、必要な安全対応策又は必要な情報を発信させる機序について模式的に示したブロック図である。
本発明の安全管理システムは、トンネル構築現場において、入坑者及びバッテリーロコの位置及び移動の状態を把握し管理をする安全管理システムであり、入坑者及びバッテリーロコは、それぞれに付与された固有のID情報を含むデータを無線信号により発信するRFIDタグを備えている。
また、入坑口を含めたトンネル内の特定の位置には、入坑者及びバッテリーロコが備えるRFIDタグから発信されるID情報を受信するためのRFIDリーダが設置されている。RFIDリーダは、パソコン等の安全管理処理装置に接続され、RFIDリーダにより受信され安全管理処理装置に送られたID情報は、安全管理処理装置内で処理され、これに従って、安全管理処理装置に接続された警告装置から必要な安全対応策又は必要な情報が発信される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るRFIDを利用した入坑者及びバッテリーロコの安全管理システムを示した概略図である。
トンネルは、坑内2の先端部で掘進機21により掘削、推進を行い、セグメント20を組み立てながら構築されていく。また、掘進機21には、掘進に必要な諸設備を搭載した後続台車13が配置されている。この後続台車13は、セグメント20とともに配設される軌道6上を移動可能となっている。
また、この軌道6上には、掘削された土砂を運ぶ台車や、材料を載せた台車を牽引するために用いられる、蓄電池によって駆動するバッテリーロコ5が移動可能に配置されている。
本発明では、坑内2に入坑した入坑者3は、入坑者用のRFIDタグ4を携帯し、坑内2のバッテリーロコ5はバッテリーロコ用のRFIDタグ4を搭載している。また、入坑口7を含めた坑内2の定めた位置にはRFIDリーダ9が設置され、入坑者3が備えるRFIDタグ4及びバッテリーロコ5が備えるRFIDタグ4から発信されたID情報を含む電波10を受信可能としている。
本発明で用いる入坑者3及びバッテリーロコ5が備えるRFIDタグ4は、少なくとも自ら無線信号を発信する機能があるものであれば特に制限はなく、特に通信距離を比較的長くとることができるアクティブ型のRFIDタグを好適に用いることができる。また、双方向の送受信を行う場合にはセミアクティブ型のRFIDタグを用いることもできる。
また、入坑者3及びバッテリーロコ5が備えるRFIDタグ4の発信電波の周波数は特に制限はないが、300MHz帯の微弱電波がより適している。トンネル掘削工事、特にシールド工事では、掘進に伴う後方設備や組み立て後のセグメント20等があるため、高い周波数ではこれらの対象物が障害となり、RFIDタグ4の発信電波がRFIDリーダ9に届きづらい場合がある。
この点に関しては、これまでに行った実験により、内径3m程度のトンネルにおいて、300MHz帯(波長1m程度)で、100m程度の通信が可能であることが確認されている。また、曲線部においても、通信距離はやや低下するものの、十分な距離の通信が可能である。また、300MHz帯の微弱電波では、トンネル内径1m程度以上での使用が適している。
また、入坑者3が備えるRFIDタグ4は、入坑者3が意識的に携帯するようにしてもよいが、図8に示すように、入坑者3が使用するヘルメット25の内側に設置又は内蔵させることもできる。入坑者3が備えるRFIDタグ4をヘルメット25の内側に設置または内蔵することにより、意識せずに容易に携帯することができ、また、紛失等を防止することができる。
入坑者3及びバッテリーロコ5が備えるRFIDタグ4の発信電波からのID情報は、RFIDリーダ9から有線又は無線で地上の中央管理室11に設置してある安全管理処理装置12(管理用コンピュータ)に送信して処理される。
図1に示すように、RFIDリーダ9からのID情報を安全管理処理装置12(管理用コンピュータ)に有線で送信する場合には、LANケーブル30により接続することができ、LANケーブル30はハブ26によりネットワークの中継が行われる。また、LANケーブル30には無線LANのアクセスポイント28が設けられ、適宜、後続台車13や、入坑者3、バッテリーロコ5との通信を可能としている。
図2は、本実施形態の安全管理処理装置12に導入したID情報を処理する機序について説明するブロック図である。
安全管理処理装置12は、RFIDリーダ9から受け取ったID情報に基づき入坑者3とバッテリーロコ5の位置を判断する検出部120と、検出部120による位置情報をもとに、入坑者3とバッテリーロコ5との距離が予め定めた距離以内に接近したか否かを判断する安全判断部121を備えている。
<検出部>
検出部120は、受信部1201、受信情報蓄積部1202、ID情報検出部1203(ID情報比較部1204、ID情報蓄積部1205)、位置情報等蓄積部1206から構成されている。
まず、受信部1201でRFIDリーダ9のID情報及び、RFIDリーダ9が受信したRFIDタグ4のID情報を受け取る。受け取ったID情報は、逐次受信情報蓄積部1202に保存される。次に、ID情報検出部1203で、受信情報蓄積部12002に保存されたRFIDリーダ9の情報及び、RFIDタグ4の情報からそれぞれのID情報を検出する。
ID情報検出部1203は、ID情報比較部1204、ID情報蓄積部1205から構成されている。
まず、ID情報比較部1204で、受信情報蓄積部1202に保存された受信情報と、ID情報蓄積部1205内に蓄積されたRFIDリーダ9のID情報及びRFIDタグ4のID情報とを比較する。これにより、どのIDのRFIDリーダ9が、どのバッテリーロコ5及び入坑者3に対応するIDを受信しているかの位置情報を検出することができる。
即ち、各入坑者3及びバッテリーロコ5が、どの位置のRFIDリーダ9の受信エリア内にあるかの位置情報から、各入坑者3及びバッテリーロコ5それぞれの位置を判断することができる。また、これに合わせて入坑者3の人数及びバッテリーロコ5の台数をカウントすることもできる。
これらの検出した位置情報は、時系列に位置情報等蓄積部1206に保存される。また、この位置情報等蓄積部1206の情報は、図4に示すように、入坑者3とバッテリーロコ5の位置情報として、管理用コンピュータ等のディスプレイに表示することもできる。また、上記の表示は、立坑上や後続台車13、バッテリーロコ5等に適宜設置されている表示装置17に表示させることもできる。
<安全判断部>
次に、検出部120で蓄積された位置情報は安全判断部121で参照、判断され、判断に応じて必要な安全対応策又は必要な情報を発信する。安全判断部121は、安全対応策検出部1211及び発信部1212から構成されている。
検出部120のID情報検出部1203で検出され、位置情報等蓄積部1206に蓄積された位置情報は、安全対応策検出部1211において、時間毎の位置情報の変化を検出し、位置及び移動方向を検出し、安全対応策が必要か否かを判断する。
この判断は、バッテリーロコ5と入坑者3との距離が予め定めた距離以内に接近したか否かを確認することにより行われる。
そして、安全対応策検出部1211において、安全対応策が必要であると判断した場合に、必要な安全対策や必要な情報等が選定され、発信部1212から、予めトンネル内に設置してある警告装置等に対して必要な安全対応策又は必要な情報を発信する。
ここで、必要な安全対応策又は必要な情報とは、例えば、図1に示す後続台車13にパトライト(登録商標)等の警報装置14を設置したり、坑内2に信号機15等を設置しておき、バッテリーロコ5が後続台車13に近づいてきたときに、警報装置14や、信号制御装置29により信号機15を作動させたり、坑内の途中の入坑者3にバッテリーロコ5が走行して近づいてくる場合に、任意の場所に設置している音声装置16のうち、入坑者3にバッテリーロコ5が近づいてくることを知らせるのに適した音声装置16を作動させ、音声で入坑者3に知らせる等が考慮される。
本発明の安全管理システムを安全管理処理装置12で構成した例を模式的に図3に示す。この安全管理処理装置12は、情報蓄積部、入出力インタフェース部(I/O)、入力部、処理部(CPU)、主記憶部及び表示部を備え、これらはバスにより接続される。ここでは代表的な機能実現手段のみを例示したが、もちろん、その他必要な各種機能実現手段ないし周辺機器を設けることができる。
情報蓄積部は、図2における、受信情報蓄積部1202、ID情報蓄積部1205、位置情報等蓄積部1206を含むものであり、入出力インタフェース部(I/O)は、受信部1201、発信部1212を含み、外部と情報等のやりとりを行う。入力部は、キーボードやマウス等の情報入力手段からなり、必要な情報の入力に使用される。処理部(CPU)は、ID情報検出部1203、ID情報比較部1204、安全対策検出部1211を含み、情報蓄積部に蓄積された必要な情報を参照して検出処理機能を備えるとともに、各部の動作の制御等を行う。また、主記憶部は、安全管理に必要なプログラムを格納し、表示部は、蓄積情報や検出結果等をディスプレイ表示する。
本発明によれば、以上の実施形態の構成とすることにより、入坑口7を含めた坑内2の入坑者3及びバッテリーロコ5の位置と移動方向を求めることができ、これらの情報を基に、入坑者3に対し、確実に必要な安全対策を講じることができ、かつ必要な情報を伝達することが可能となる。
本発明の他の実施形態として、安全管理処理装置12で、RFIDリーダ9から送られてきたID情報の信号強度を求め、求めた信号強度に基づいてバッテリーロコ5と入坑者3の位置と移動方向をより詳細に検知することができる。
図5は、RFIDリーダ9が、入坑者3及びバッテリーロコ5の備えるRFIDタグ4からの発信電波を経時的に受信している状態を示した概略図である。
RFIDリーダ9は、入坑者3及びバッテリーロコ5の備えるRFIDタグ4が発信するID情報を含む発信電波を経時的に受信して安全管理処理装置12に送信する。
安全管理処理装置12では、検出部120の受信部1201において、送信されたID情報を含む電波の電波強度を検知する。検知した電波強度情報は、受信情報蓄積部1202に蓄積し、ID情報検出部1203のID情報比較部1204で、受信情報蓄積部1202に保存された受信情報と、ID情報蓄積部1205内に蓄積されたID情報とを比較して、RFIDリーダ9のID情報及び入坑者3及びバッテリーロコ5のID情報とともに、それぞれのIDに対応する電波強度の検知情報を付与して位置情報等蓄積部1206に蓄積する。
この入坑者3及びバッテリーロコ5のID情報に対応する電波強度情報は、安全判断部121の安全対応策検出部1211において、時間毎の位置情報及び電波強度が比較され、より正確な各入坑者3及びバッテリーロコ5の移動情報が検知される。
即ち、例えば、時間毎の電波強度の変化において、バッテリーロコ5のRFIDタグ4の発信電波の電波強度が強く変化するときは、図5示すように、実際のバッテリーロコ5は、RFIDリーダ9の位置に近づき((1)から(2))、弱く変化するときは、RFIDリーダ9から遠ざかる((2)から(3))と判断することができる。
また、受信する電波強度の変化に対する、RFIDリーダ9との距離の関数を予め設定しておくことにより、入坑者3及びバッテリーロコ5の移動速度を求めることもできる。
また、本発明の他の実施形態として、入坑者用RFIDタグ又はバッテリーロコ用RFIDタグが発信する無線信号と、少なくとも2以上のRFIDリーダ9で受信し、検知した電波強度の値から、三角測量により、入坑者3とバッテリーロコ5の移動を検知することもできる。図6は、三角測量を行う場合を示した縦断図である。
RFIDタグ4と、RFIDタグ4から発信する電波を受信可能な複数のRFIDリーダ9により、RFIDタグ4が発信する電波の複数のRFIDリーダ9での受信強度を用いて、三角測量の要領で、固定点に設置してある2つのRFIDリーダ9とそのRFIDリーダ9からRFIDタグ4までの距離を求め、RFIDタグ4の正確な位置を検知する。
これらの処理は、安全管理処理装置12の検出部120で行われ、正確な位置情報は位置情報等蓄積部1206に蓄積される。その後の処理は、前記実施形態と同様である。
図6では、RFIDリーダ9の1つをセグメント20に設置し、もう1つを後続台車13に設置してある。後続台車13は掘進機21に繋がれ掘進とともに移動するが、掘進機21は自動測量等により三次元位置が判明しており、後続台車13の位置もわかるため、RFIDリーダ9の設置も既知となる。もちろん、セグメント20に2つ以上設置したRFIDリーダ9でRFIDタグ4からの電波を受信するようにしてもよい。この場合、1つのRFIDタグ4から発信される電波を2つのFIDリーダ9で受信する必要があるため、FIDリーダ9の設置間隔を近く設定することが望ましい。
また、本発明の他の実施形態として、RFIDリーダ9から送られてきた、バッテリーロコ5から発信されたID情報の信号強度に基づいて、バッテリーロコ5の位置を求め、この位置の時間的変化から求めたバッテリーロコ5の速度、あるいはバッテリーロコ5に搭載されているRFIDタグ4が速度センサを備え、前記検出部は、RFIDリーダ4から送られてきた速度センサからの速度が、坑内走行制限速度を超える場合、双方向通信システムや装置を用いて、バッテリーロコ5の運転手に必要な安全対応策又は必要な情報伝達を発することができる。
具体的には、坑内走行制限速度を超える場合、双方向通信システムを使用してバッテリーロコ5の運転手にブザー内蔵型RFIDタグで注意したり、バッテリーロコ5に搭載したパトライト(登録商標)付ブザーを鳴らす等して対応することができる。
さらに、本発明の他の実施形態として、入坑者3が備えるRFIDタグ4に振動センサを設けることにより、入坑者3の移動状態や停止状態を検知することもできる。RFIDタグ4の振動センサで検知した振動情報は、上記の速度情報と同様の方法により位置情報等蓄積部1206に蓄積され、安全対策検出部1211において、時間毎の位置情報及び速度情報が比較される。そして、例えば、入坑者3の振動情報に一定時間変化がない場合には、入坑者3に何らかのトラブルがあったと判断し、発信部1212から無線LANを用いた双方向通信システム等を用いて必要な安全対応策又は必要な情報を発信させることができる。
また、本発明の他の実施形態として、坑内2に、入坑者3及びバッテリーロコ5に備えるRFIDタグ4が発信する無線信号の発信電波を受信可能な感帯と、受信不可能な不感帯を設定して、感帯における受信状態に基づいて、入坑者3及びバッテリーロコ5の位置を検知することができる。
図7は、感帯と不感帯を設けた場合を示した概略図である。RFIDリーダ9の設置位置は、入坑者用RFIDタグ4及びバッテリーロコ用RFIDタグ4からの発信電波10を受信できる感帯22と受信できない不感帯23が存在するように適宜RFIDリーダ9を離して設置してある。
そして、各RFIDタグ4からの発信電波10をRFIDリーダ9で受信した受信有無の情報を位置情報等蓄積部1206に蓄積し、安全対応策検出部1211において、時間毎の位置情報の比較し、入坑者3又はバッテリーロコ5が感帯22に入った場合、どの感帯22に位置しているか、また入坑者3又はバッテリーロコ5が不感帯23に入った場合、この不感帯23の前後にどの感帯22に入ったかを検知することにより、入坑者3又はバッテリーロコ5の移動方向が坑口側18か切羽側19のどちら側に移動しているかを求め、求めた入坑者3又はバッテリーロコ5の位置と移動方向をもとに、必要な安全対応策又は必要な情報を発信させることができる。
ここで、不感帯23の設置問隔が長い場合、入坑者3やバッテリーロコ5の位置が不明となるため、不感帯23は感帯22の長さ以内とするのが好ましい。また、トンネル線形が長い直線の場合には、遠くまで見通し可能であるので、このような場合は不感帯23の長さを長くすることが可能となる。しかしながら、実際の不感帯23の設置においては、トンネルの径、曲率半径及びセグメントの種類、地質、吹付けコンクリート等のトンネル覆工内面の表面材質、表面状況により受信状況が異なるため、その現場毎に目安を決めておくか、実際に現場でRFIDリーダ9のRFIDタグ4からの電波の受信状況を確認し、確実に受信できる範囲でRFIDリーダ9を取り付けるのが望ましい。また、双方向の受信範囲も実際に送受信試験を行い、確実に送受信できる範囲で取り付けるのが望ましい。
具体的な、感帯22と不感帯23の区域としては、RFIDリーダ9の設置場所として、例えば、掘進外形3500mmのシールド工事において、入坑口7、立坑下8、入坑口7から切羽側19に向かって300〜500m間隔程度で、RFIDリーダ7を設置することができる。
また、上記実施形態において、バッテリーロコ5が移動し、入坑者3がその路線内におり、かつ、前記不感帯23にバッテリーロコ5又は入坑者3が入っていると安全対応策検出部1211が検出した場合には、発信部1212がバッテリーロコ5及び入坑者3に設けた警告装置等に対して必要な安全対応策又は必要な情報を発信することができる。
具体的には、図7に示すように、感帯22において、入坑者3にバッテリーロコ5が走行してくることを知らせるために、必要な安全対応策や必要な情報伝達の一つとして、双方向システム等を使用して、送受信電波24を発信し、ブザーや振動等の手段で入坑者3に知らせて、避難を促すようにさせることもできる。
このように、不感帯を設けることによって、RFIDリーダの設置個所を減らすことが可能となり、より経済的な設備にすることができる。しかも、送受信データの解析、処理により通行管理の機能を実現できる。
より具体的な、必要な安全対応策又は必要な情報を発信させる実施形態の機序を図9に示す。
この実施形態では、RFIDタグ4からの情報を、RFIDリーダ9を経由して、管理用コンピュータ(パソコン)に送り、ここで(受信)、(解析)、(判断)させ、ディスプレイへの(表示)、各データの(保存)をさせている。
また、判断した情報に応じて(送信1)により、RFIDリーダ9を経由して、RFIDタグ4、即ち、これを備える入坑者3やバッテリーロコ5に対して、必要な安全対応策又は必要な情報を発信させている。
また、必要に応じて、判断した情報を(送信2)により警報装置に、また(送信3)によりロコ用表示器に発信させている。
上記の実施形態に示すような本発明の安全管理システムによれば、入坑者やバッテリーロコの運転手に対し、確実に必要な安全対策を講じることができ、かつ必要な情報を伝達することが可能な、効率的で安価な安全管理システムとすることができる。
3 入坑者
4 RFIDタグ
5 バッテリーロコ
9 RFIDリーダ
12 安全管理処理装置(管理用コンピュータ)
120 検出部
1201 受信部
1202 受信情報蓄積部
1203 ID情報検出部
1204 ID情報比較部
1205 ID情報蓄積部
1206 位置情報等蓄積部
121 安全判断部
1211 安全対応策検出部
1212 発信部
22 感帯
23 不感帯

Claims (10)

  1. バッテリーロコが移動するトンネル構築現場において、坑内の入坑者の安全を管理する安全管理システムであって、
    バッテリーロコに、ID情報を発信しうるRFIDタグを備えるとともに、入坑者にID情報を発信しうるRFIDタグを備えさせ、
    トンネル内に一定間隔で、前記バッテリーロコと前記入坑者から発信されたID情報を受信しうる複数のRFIDリーダを取り付け、
    前記RFIDリーダが前記バッテリーロコと前記入坑者からのID情報を受け取り、受け取ったID情報に基づき前記バッテリーロコの移動に対する前記入坑者の安全を管理する安全管理処理装置を設け、
    前記安全管理処理装置は、
    受け取ったID情報に基づき前記バッテリーロコと前記入坑者の位置と移動方向を求める検出部と、
    前記検出部による位置と移動方向の情報をもとに、前記バッテリーロコと前記入坑者との距離が予め定めた距離以内に接近したか否かを確認する安全判断部とを備え、
    その安全判断部の判断に基づいて必要な安全対応策又は必要な情報を発するようにしたことを特徴とする安全管理システム。
  2. 前記検出部は、
    前記RFIDリーダから送られてきたID情報の信号強度を求め、求めた信号強度に基づいて、前記バッテリーロコと前記入坑者の位置と移動方向を検出することを特徴とする請求項1に記載の安全管理システム。
  3. 前記検出部は、
    前記バッテリーロコ又は前記入坑者が発信するID情報を受信可能な2つのRFIDリーダから送られてきたID情報の信号強度に基づいて、三角測量により前記バッテリーロコと前記入坑者の位置と移動方向を検出することを特徴とする請求項2に記載の安全管理システム。
  4. 前記検出部は、
    前記RFIDリーダから送られてきた、前記バッテリーロコから発信されたID情報の信号強度に基づいて、前記バッテリーロコの位置を求め、この位置の時間的変化から求めた前記バッテリーロコの速度、
    あるいは前記バッテリーロコに搭載されたRFIDタグが速度センサを備え、前記検出部は、前記RFIDリーダから送られてきた前記速度センサからの速度が、
    坑内走行制限速度を超える場合、双方向通信システムや装置を用いて、前記バッテリーロコの運転手に必要な安全対応策又は必要な情報伝達を発するようにすることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の安全管理システム。
  5. 入坑者が備える前記RFIDタグが振動センサを備え、
    前記検出部は、
    前記RFIDリーダから送られてきた前記振動センサが検知した振動情報に基づいて、前記入坑者に双方向通信システムを用いて必要な安全対応策又は必要な情報伝達を発するようにすることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の安全管理システム。
  6. 前記RFIDタグからのID情報を受信できる感帯と、受信できない不感帯が存在するように復数の前記RFIDリーダを取り付け、
    前記検出部は、
    前記RFIDリーダが受信したID情報に基づいて、前記バッテリーロコと前記入坑者の位置と移動方向を検出することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の安全管理システム。
  7. 前記検出部は、
    前記バッテリーロコが位置を変化させ、前記入坑者がその路線内におり、かつ前記不感帯に前記バッテリーロコ又は前記入坑者が入っていると検出した場合に、
    警告発信部は、
    前記バッテリーロコ及び前記入坑者に設けた警告装置に対して必要な安全対応策又は必要な情報を発信することを特徴とする請求項6に記載の安全管理システム。
  8. 前記RFIDリーダが、トンネル掘削の進行に合わせて増設されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の安全管理システム。
  9. 前記バッテリーロコと前記入坑者が備える前記RFIDタグの使用周波数が、300MHz帯の微弱電波であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の安全管理システム。
  10. 前記入坑者が備えるRFIDタグが、前記入坑者が使用するヘルメットの内側に設置又は内蔵されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の安全管理システム。
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