JP2015144503A - 電動車の回生ブレーキ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリの過剰な充電を抑制しつつ、回生ブレーキを十分に使用する。【解決手段】車両ECU32は、バッテリECU16によりバッテリ14の残容量が閾値残容量を上回った場合、斜度センサ42による傾斜角度と加速度センサ44による加速度の検出結果に基づいて下り坂を走行しているか否かを判定する。判定結果が肯定であると、車両ECU32は、インバータ18を制御して走行用モータジェネレータ20による回生ブレーキを動作させる。さらに、車両ECU32は、バッテリ14からファン用モータ40に電力を供給してファン36を回転駆動させて電気自動車10の走行方向に向かう空気流を形成し制動力を発生させる。バッテリ14の電力はファン用モータ40により消費されるため、走行用モータジェネレータ20の回生電力によるバッテリ14の充電を行ってもバッテリ14の過剰な充電が抑制される。【選択図】図2

Description

本発明は、電動車の回生ブレーキ制御装置に関する。
電気自動車やハイブリッド自動車などの電動車では、走行用モータジェネレータに電力を供給するバッテリが搭載されている。
また、電動車では、車輪に摩擦制動力を与える摩擦ブレーキと、走行用モータジェネレータの回生により車輪に回生制動力を与える回生ブレーキとが搭載されている。
回生ブレーキを動作させた場合、走行用モータジェネレータの回生電力でバッテリを充電している。
特開平10−174207号公報
しかしながら、バッテリが満充電あるいは満充電に近い状態で電動車が下り坂を走行している場合、回生ブレーキを動作させて回生電力によりバッテリを充電すると、バッテリが過剰に充電されてしまう。
そのため、このような場合では、回生ブレーキを十分に使用することができず、主に摩擦ブレーキを使用して下り坂を走行することになる。この場合、摩擦ブレーキに過剰な負荷が掛かりやすく摩擦ブレーキの性能が劣化するおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バッテリの過剰な充電を抑制しつつ、回生ブレーキを十分に使用する上で有利な電動車の回生ブレーキ制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、バッテリと、前記バッテリから供給される電力により駆動される一方で、回生により制動力を発生すると共に前記バッテリを充電する走行用モータジェネレータとを備えた電動車の回生ブレーキ制御装置であって、前記電動車の車体に設けられたファンと、前記バッテリから供給される電力により前記ファンを回転駆動するファン用モータと、前記バッテリの残容量を検出する残容量検出手段と、前記電動車の走行状態を検出する走行状態検出手段と、前記残容量と前記走行状態とに基づいて前記バッテリから前記ファン用モータに供給する電力量を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記残容量と前記走行状態とから、前記走行用モータジェネレータの回生電力による前記バッテリへの過剰な充電が予測された場合に、前記バッテリから前記ファン用モータに電力を供給することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記ファンは、前記ファン用モータにより回転駆動されることで前記電動車の走行方向に向かう空気流を形成し前記空気流により前記電動車に制動力を与えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記ファン用モータは、発電機能を有するファン用モータジェネレータであり、前記ファンは、前記電動車の走行方向と逆方向に向かう空気流により回転駆動されることで前記ファン用モータジェネレータを発電させ、前記制御手段は、前記残容量と前記走行状態とに基づいて前記ファン用モータジェネレータで発電された電力を前記バッテリに供給することで前記バッテリを充電することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記ファンと前記ファン用モータとはクラッチを介して接続され、前記制御手段は、前記残容量と前記走行状態とに基づいて前記クラッチの断接を制御することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記走行状態検出手段により検出される前記走行状態は、前記電動車が走行する路面の傾斜角度と、前記電動車の走行方向の加速度とを含むことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、バッテリが満充電あるいは満充電に近い状態で下り坂を走行する場合、ファン用モータでファンを回転駆動することでバッテリの電力を消費することができる。したがって、走行用モータジェネレータの回生電力によるバッテリの過剰な充電を抑制しつつ、回生ブレーキを十分に使用することができる。
請求項2記載の発明によれば、ファンは、ファン用モータにより回転駆動されることで電気自動車の走行方向に向かう空気流を形成し空気流により電動車に制動力を与えるので、摩擦ブレーキを構成するブレーキ機構に掛かる負担を軽減する上でより有利となる。
請求項3記載の発明によれば、ファン用モータジェネレータで発電された電力によりバッテリを充電するので、バッテリの残容量の低下を抑制でき、走行距離を確保する上で有利となる。
請求項4記載の発明によれば、残容量と走行状態とに基づいてクラッチの断接を行なうことにより、ファンにより電動車に制動力を与える機能およびファンによりバッテリを充電する機能の有効、無効の切り替えを簡単かつ確実に行なう上で有利となる。また、クラッチを切断することで、走行中におけるファンによって生じる空気抵抗を最小限にできるので、電動車の空気抵抗を抑制する上で有利となる。
請求項5記載の発明によれば、電動車が下り坂を走行しているか否かを的確に判定する上で有利となる。
実施の形態に係る回生ブレーキ制御装置が適用された電気自動車の全体構成を示す説明図である。 実施の形態に係る回生ブレーキ制御装置のブロック図である。 実施の形態に係る回生ブレーキ制御装置が適用された電気自動車の側面図である。 実施の形態に係る回生ブレーキ制御装置が適用された電気自動車の斜視図である。 実施の形態に係る回生ブレーキ制御装置の動作原理を示す説明図である。 実施の形態に係る回生ブレーキ制御装置の動作を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施の形態では、回生ブレーキ制御装置が適用される電動車が走行用モータジェネレータを駆動源とする電気自動車である場合について説明する。
なお、本発明は、エンジンと走行用モータジェネレータとの双方を駆動源として用いるハイブリッド車あるいはプラグインハイブリッド車、もしくは走行用モータジェネレータのみを駆動源として用いる電気自動車を含む電動車に広く適用可能である。
まず、図1、図3、図4を参照して本実施の形態が適用される電気自動車の構成について説明する。
図1、図3、図4に示すように、電気自動車10は車体12を備え、車体12には、バッテリ14と、バッテリECU16と、インバータ18と、走行用モータジェネレータ20と、駆動機構22と、前輪24と、後輪26と、ブレーキペダル28と、ブレーキ機構30と、車両ECU32などが設けられている。
バッテリ14は、走行用モータジェネレータ20に電力を供給するものであり、外部電源から電力が供給されることにより充電されると共に、後述するように走行用モータジェネレータ20の回生動作により発電された回生電力により充電されるものである。
バッテリ14は、直列接続された複数の電池セルがユニット単位でバッテリケース内に収納され、本実施の形態では、バッテリ14は、図3に示すように、車体12のフロア下方に配置されている。
バッテリECU16は、バッテリ14の状態を検出するものであり、本実施の形態では、バッテリ14の残容量を検出して車両ECU32に供給する残容量検出手段を構成している。
インバータ18は、バッテリ14から供給される電力を交流に変換して走行用モータジェネレータ20に供給するものである。また、インバータ18は、走行用モータジェネレータ20からの回生電力を直流に変換してバッテリ14に供給することでバッテリ14の充電を行なうものである。
走行用モータジェネレータ20は、バッテリ14からインバータ18を介して供給される電力により駆動され回転駆動力を発生するものである。また、回生時に回生力を発生させ、電気自動車10に回生ブレーキをかけると共に、回生電力をインバータ18を介してバッテリ14に供給するものである。
駆動機構22は、走行用モータジェネレータ20の駆動軸と駆動輪としての前輪24との間に設けられ、走行用モータジェネレータ20にバッテリ14からの電力が供給された場合に、走行用モータジェネレータ20の回転駆動力を前輪24に伝達することで前輪24を回転駆動させ、電気自動車10を走行させるものである。なお、駆動輪は、後輪26であっても、前輪24および後輪26の双方であってもよい。
また、駆動機構22は、走行用モータジェネレータ20に対する電力が供給されていない場合に、走行用モータジェネレータ20の回生力を前輪24または後輪26に伝達することで制動力を発生させるものである。
ブレーキ機構30は、前輪24、後輪26のそれぞれに設けられ、運転者によるブレーキペダル28の操作により前輪24、後輪26に摩擦制動力を与えるものであり、摩擦ブレーキを構成している。
車両ECU32は、CPU、制御プログラム等を格納・記憶するROM、制御プログラムの作動領域としてのRAM、各種データを書き換え可能に保持するEEPROM、周辺回路等とのインターフェースをとるインターフェース部などを含んで構成される。
そして、CPUが制御プログラムを実行することにより、後述するような制御を行なう制御手段32Aを構成している。
次に、実施の形態に係る回生ブレーキ制御装置の構成について説明する。
図2に示すように、回生ブレーキ制御装置34は、上記の車両ECU32に加えて、ファン36と、クラッチ38と、ファン用モータ40と、斜度センサ42と、加速度センサ44と、ファンボタン46などを含んで構成されている。
図3、図4に示すように、ファン36は、車体12の前部に設けられたフロントグリル48の後方に設けられ、フロントグリル48に設けられた開口4802を介して走行時の空気流が流れる経路上に配置されている。
本実施の形態では、ファン36は、エアコンコンデンサ50の前方に2つ配置されており、ファン36は回転軸を電気自動車10の前後方向に向けた軸流ファンで構成されている。なお、ファン36の数、配置箇所は任意である。
ファン用モータ40は、バッテリ14からインバータ18を介して供給される電力によりファン36を回転駆動し、あるいは、ファン36から与えられる回転駆動力により発電を行なうものである。すなわち、ファン用モータ40は発電機能を有するファン用モータジェネレータである。
したがって、本実施の形態では、ファン36は、ファン用モータ40により回転駆動されることにより、電気自動車10の走行方向に向かう空気流を形成し空気流により電気自動車10に制動力を与えるブレーキ機能を有する。
また、ファン36は、電気自動車10の走行方向と逆方向に向かう空気流により回転駆動されることでファン用モータ40を回転駆動して発電させ、発電した電力をインバータ18を介してバッテリ14に供給しバッテリ14を充電する充電機能を有する。
クラッチ38は、ファン36とファン用モータ40とを接続するものであり、車両ECU32の制御信号に基づいて断接される。クラッチ38としては例えば電磁クラッチなど従来公知のクラッチが使用可能である。
クラッチ38が接続されると、ファン36とファン用モータ40とが接続されるため、ファン用モータ40によりファン36を回転駆動することができ、あるいは、ファン36が空気流により回転駆動されることでファン用モータ40による発電がなされる。すなわち、ファン36によるブレーキ機能および充電機能が有効となる。
クラッチ38が切断されると、ファン36とファン用モータ40とが切り離されるため、ファン36によるブレーキ機能および充電機能が無効となる。そして、ファン36は自由に回転可能な状態となり、走行中におけるファン36によって生じる空気抵抗が最小となる。
斜度センサ42は、電気自動車10が走行する路面2(図5参照)の傾斜角度を検出し、車両ECU32に供給するものである。
加速度センサ44は、電気自動車10の走行方向の加速度を検出し、車両ECU32に供給するものである。
本実施の形態において、斜度センサ42および加速度センサ44は、電気自動車10の走行状態を検出する走行状態検出手段を構成している。
なお、走行状態検出手段は、検出された走行状態に基づいて電気自動車10が下り坂を走行しているか否かを判定できるものであればよい。したがって、走行状態検出手段は、路面2に対する車体12の姿勢や走行方向を検出できれば、どのようなセンサを用いてもかまわない。
しかしながら、斜度センサ42および加速度センサ44は、安価で入手性に優れているため、コストの抑制を図る上で有利となる。
ファンボタン46は、運転者の操作が可能な車室内の適宜箇所に設けられている。
ファンボタン46は、手動操作により、電気自動車10の減速時にファン36のブレーキ機能を有効とするか、電気自動車10の減速時にファン36の充電機能を有効とするかの何れかを車両ECU32に設定するものである。
本実施の形態では、ファンボタン46がオンされるとファン36のブレーキ機能が有効となり、ファンボタン46がオフされるとファン36の充電機能が有効となるように車両ECU32が設定される。
車両ECU32は、バッテリECU16から供給されるバッテリ14の残容量と、電気自動車10の走行状態である、斜度センサ42で検出される路面2の傾斜角度および加速度センサ44で検出される電気自動車10の走行方向の加速度とに基づいて、バッテリ14からファン用モータ40に供給する電力量を制御するものである。
本実施の形態では、車両ECU32は、バッテリ14の残容量、電気自動車10の走行状態、ファンボタン46の設定状態などに基づいて定められるファン駆動条件が成立した場合に、インバータ18を制御してバッテリ14からファン用モータ40に予め定められた電力を供給することでファン用モータ40を回転駆動させる。
また、車両ECU32は、バッテリ14の残容量、電気自動車10の走行状態、ファンボタン46の設定状態などに基づいて定められるファン充電条件が成立すると、ファン36によって発電した電力によるバッテリ14の充電を行なう。
また、車両ECU32は、電気自動車10の走行状態、バッテリ14の残容量、ファンボタン46などの設定に応じてクラッチ38の断接を制御することで、ファン36によるブレーキ機能および充電機能の有効、無効を切り替える。
次に、図5を参照して回生ブレーキ制御装置34の動作原理について説明する。なお、図5の説明では、ファンボタン46の機能は省略する。
図5では、電気自動車10が下り坂を走行してやがて平地に至るまでの走行状態およびファン36の動作状態を、(A)下り始め、(B)下り中盤、(C)平地の3段階に分けて説明している。そして、各段階におけるバッテリ14の残量1402をそれぞれハッチングの面積の大小により模式的に示している。図中、符号MAXはバッテリ14が満充電であることを示し、符号MINはバッテリ14の残容量がゼロであることを示す。
(A)下り始め
車両ECU32は、バッテリECU16によりバッテリ14の残容量が閾値残容量を上回った場合、斜度センサ42による傾斜角度と加速度センサ44による加速度の検出結果に基づいて下り坂を走行しているか否かを判定する。
なお、閾値残容量は、バッテリが満充電である場合の残容量、あるいは、満充電に近い残容量(例えば80%)に設定される。
判定結果が肯定であると、車両ECU32は、インバータ18を制御して、バッテリ14から走行用モータジェネレータ20への電力の供給を停止して走行用モータジェネレータ20による回生ブレーキを動作させる。さらに、車両ECU32は、クラッチ38を接続し、インバータ18を制御して、バッテリ14からファン用モータ40に電力を供給してファン36を回転駆動させて電気自動車10の走行方向に向かう空気流を形成し制動力を発生させる。すなわち、車両ECU32は、バッテリ14の残容量と電気自動車10の走行状態とから、走行用モータジェネレータ20の回生電力によるバッテリ14への過剰な充電が予測された場合に、バッテリ14からファン用モータ40に電力を供給する。
これにより、バッテリ14の電力はファン用モータ40により消費されるため、走行用モータジェネレータ20の回生電力によるバッテリ14の充電を行ってもバッテリ14が満充電を超えて充電されるような過剰な充電が抑制される。
運転者がブレーキペダル28を操作することによりブレーキ機構30による摩擦ブレーキが動作すると共に、走行用モータジェネレータ20による回生ブレーキが動作し、さらにファン36による空気流により制動力が発生するため、ブレーキ機構30に掛かる負担を軽減することができる。
なお、予め、バッテリ14の残容量と、傾斜角度と、加速度と、バッテリ14からファン用モータ40に供給する電力量とを関係付けたマップを設けておき、車両ECU32が、バッテリ14の残容量、傾斜角度、加速度に基づいてマップから読み出した電力量となるようにインバータ18を制御するようにしてもよい。
この場合、マップを、バッテリ14の残容量が大きくなるほど、電力量が大きくなるように構成すれば、バッテリ14の過剰な充電を抑制するように、ファン用モータ40を制御することができる。
また、マップを、傾斜角度が大きくなるほど(下り坂の勾配が急になるほど)、また、走行方向の加速度が大きくなるほど、電力量が大きくなるように構成すれば、下り坂の勾配、加速度に対応した制動力がファン36から発生するようにファン用モータ40を制御することができる。
(B)下り中盤
バッテリ14の電力がファン用モータ40によって消費されてバッテリ14の残容量が低下し、回生電力によるバッテリ14の過剰な充電のおそれがなくなると、車両ECU32は、インバータ18を制御してバッテリ14からファン用モータ40への電力供給を停止する。
これにより、ファン36は走行方向と逆方向に向かう空気流により回転駆動され、ファン用モータ40により発電された電力によりバッテリ14への充電がなされる。
この場合も下り始めの場合と同様に、運転者がブレーキペダル28を操作することによりブレーキ機構30による摩擦ブレーキが動作すると共に、走行用モータジェネレータ20による回生ブレーキが動作し、さらにファン36が走行方向と逆方向に向かう空気流によりファン用モータ40を回転駆動する際に発生する空気抵抗が発生するため、ブレーキ機構30に掛かる負担を軽減することができる。
(C)平地
電気自動車10が下り坂を下り終えて平地に至ると、車両ECU32は、インバータ18を制御してバッテリ14の電力を走行用モータジェネレータ20に供給することで前輪24を回転駆動させて電気自動車10を走行させる。
この場合、クラッチ38の接続を維持してファン用モータ40によるバッテリ14への充電を行っても良い。
なお、電気自動車10が高速で走行する場合には、クラッチ38を切断してバッテリ14の充電を停止しファン36を自由回転させれば、ファン36により発生する空気抵抗を最小限にできるため、走行中の電気自動車10に加わる空気抵抗を低減する上で好ましい。
次に、図6のフローチャートを参照して回生ブレーキ制御装置34の動作について説明する。本例では、ファンボタン46を使用する場合の動作について説明する。
まず、車両ECU32は、バッテリECU16で検出されたバッテリ14の残容量が閾値残容量を上回っているか否かを判定する(ステップS10)。
バッテリ14の残容量が閾値残容量を上回っていると判定した場合(ステップS10で「Y」)、車両ECU32は、斜度センサ42で検出された傾斜角度および加速度センサ44で検出された加速度に基づいて電気自動車10が下り坂を走行しているか否かを判定する(ステップS12)。
具体的には、車両ECU32は、傾斜角度が閾値傾斜角度を上回り、かつ、加速度が閾値加速度を上回っているか否かを判定する。ここで、閾値傾斜角度は、電気自動車10が走行する路面2が下り坂であるか否かの判定を行なうための傾斜角度として設定される。また、閾値加速度は、電気自動車10が加速しているか否かを判定するための加速度として設定される。
したがって、ステップS12では、電気自動車10が閾値傾斜角度を上回る下り坂を閾値加速度を上回る加速度で走行している場合に、電気自動車10が下り坂を走行しているものとして判定される。
電気自動車10が下り坂を走行していると判定されたならば(ステップS12で「Y」)、言い換えるとファン駆動条件が成立したならば、車両ECU32は、図5の(A)と同様に、インバータ18を制御して走行用モータジェネレータ20による回生ブレーキを動作させると共に、バッテリ14からファン用モータ40に電力を供給してファン36を回転駆動させ、ファン36による空気流により制動力を発生させる(ステップS14)。
したがって、運転者がブレーキペダル28を操作することによりブレーキ機構30による摩擦ブレーキが動作すると共に、走行用モータジェネレータ20による回生ブレーキが動作し、さらにファン36による空気流により制動力が発生するため、ブレーキ機構30に掛かる負担を軽減することができる。
一方、ステップS10でバッテリ14の残容量が閾値残容量を上回っていないと判定した場合、車両ECU32は、ファンボタン46がオンか否かを判定する(ステップS16)。
車両ECU32は、ファンボタン46がオンであると判定したならば(ステップS16で「Y」)、加速度センサ44の検出結果により電気自動車10が減速しているか否かを判定する(ステップS18)。
ステップS18が「Y」ならば、電気自動車10が減速しているので、車両ECU32は、ファンボタン46の設定状態(オン)に応じてファン36のブレーキ機能を有効とし、ステップS14に移行して、インバータ18を制御してバッテリ14からファン用モータ40に電力を供給してファン36を回転駆動させ、ファン36による空気流により制動力を発生させる。
一方、ステップS18が「N」ならば、電気自動車10が加速するかあるいは一定速度で走行しているので、車両ECU32は、クラッチ38を切断してファン36を自由回転させファン36により発生する空気抵抗を最小限とし、走行中の電気自動車10に加わる空気抵抗を低減させる(ステップS20)。
また、ステップS16でファンボタン46がオフであると判定されたならば(ステップS16で「N」)、車両ECU32は、加速度センサ44の検出結果により電気自動車10が減速しているか否かを判定する(ステップS22)。
ステップS22が「Y」ならば、言い換えるとファン充電条件が成立したならば、車両ECU32は、ファンボタン46の設定状態(オフ)に応じてファン36の充電機能を有効とし、インバータ18を制御してバッテリ14からファン用モータ40への電力供給を停止する。これにより、ファン36は走行方向と逆方向に向かう空気流によりファン用モータ40を回転駆動し、ファン用モータ40により発電された電力によりバッテリ14への充電がなされる(ステップS24)。
一方、ステップS22が「N」ならば、電気自動車10が加速するかあるいは一定速度で走行しているので、車両ECU32は、ステップS20に移行して、クラッチ38を切断してファン36を自由回転させファン36により発生する空気抵抗を最小限とし、走行中の電気自動車10に加わる空気抵抗を低減させる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ファン36と、バッテリ14から供給される電力によりファン36を回転駆動するファン用モータ40とを設け、制御手段32Aによりバッテリ14の残容量と電気自動車10の走行状態とに基づいてバッテリ14からファン用モータ40に供給する電力量を制御するようにした。
したがって、バッテリ14が満充電あるいは満充電に近い状態において電気自動車10が下り坂を走行する場合、ファン用モータ40でファン36を回転駆動することでバッテリ14の電力を消費することができる。そのため、走行用モータジェネレータ20の回生電力によるバッテリ14の過剰な充電を抑制しつつ、回生ブレーキを十分に使用することができ、摩擦ブレーキを構成するブレーキ機構30に掛かる負担を軽減することができる。
また、本実施の形態では、ファン36は、ファン用モータ40により回転駆動されることで電気自動車10の走行方向に向かう空気流を形成し空気流により電気自動車10に制動力を与えるので、ブレーキ機構30に掛かる負担を軽減する上でより有利となる。
また、本実施の形態では、ファン36が電気自動車10の走行方向と逆方向に向かう空気流により回転駆動されることでファン用モータ40を発電させ、ファン用モータ40で発電された電力をバッテリ14に供給することでバッテリ14を充電するので、バッテリ14の残容量の低下を抑制でき、走行距離を確保する上で有利となる。
また、本実施の形態では、ファン36とファン用モータ40とはクラッチ38を介して接続され、制御手段32Aによりクラッチ38を断接するようにした。
したがって、クラッチ38の接続、切断により、ファン36により電気自動車10に制動力を与える機能およびファン36によりバッテリ14を充電する機能の有効、無効の切り替えを簡単かつ確実に行なう上で有利となる。
また、クラッチ38を切断することで、走行中におけるファン36によって生じる空気抵抗を最小限にできるので、電気自動車10の空気抵抗を抑制する上で有利となる。
また、本実施の形態では、走行状態検出手段により検出される走行状態は、電気自動車10が走行する路面2の傾斜角度と、電気自動車10の走行方向の加速度とを含むものとした。
したがって、電気自動車10が下り坂を走行しているか否かを的確に判定する上で有利となる。
なお、本実施の形態では、ファン36がファン用モータ40により回転駆動されることで電気自動車10の走行方向に向かう空気流を形成し空気流により電気自動車10に制動力を与えるものである場合について説明した。しかしながら、ファン36は、空気流により電気自動車10に制動力を与えるものでなくてもよい。例えば、ファンとして、ラジエータを冷却する冷却ファンを用いたり、車体12の前方以外の方向に向けて空気流を形成するファンを用いるなど任意である。
しかしながら、本実施の形態のように空気流により電気自動車10に制動力を与えるファン36を用いると、電気自動車10の制動力を確保する上で有利となる。
10 電気自動車(電動車)
12 車体
14 バッテリ
16 バッテリECU(残容量検出手段)
20 走行用モータジェネレータ
32 車両ECU
32A 制御手段
34 回生ブレーキ制御装置
36 ファン
38 クラッチ
40 ファン用モータ
42 斜度センサ(走行状態検出手段)
44 加速度センサ(走行状態検出手段)

Claims (5)

  1. バッテリと、前記バッテリから供給される電力により駆動される一方で、回生により制動力を発生すると共に前記バッテリを充電する走行用モータジェネレータとを備えた電動車の回生ブレーキ制御装置であって、
    前記電動車の車体に設けられたファンと、
    前記バッテリから供給される電力により前記ファンを回転駆動するファン用モータと、
    前記バッテリの残容量を検出する残容量検出手段と、
    前記電動車の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
    前記残容量と前記走行状態とに基づいて前記バッテリから前記ファン用モータに供給する電力量を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記残容量と前記走行状態とから、前記走行用モータジェネレータの回生電力による前記バッテリへの過剰な充電が予測された場合に、前記バッテリから前記ファン用モータに電力を供給する、
    ことを特徴とする電動車の回生ブレーキ制御装置。
  2. 前記ファンは、前記ファン用モータにより回転駆動されることで前記電動車の走行方向に向かう空気流を形成し前記空気流により前記電動車に制動力を与える、
    ことを特徴とする請求項1記載の電動車の回生ブレーキ制御装置。
  3. 前記ファン用モータは発電機能を有するファン用モータジェネレータであり、
    前記ファンは、前記電動車の走行方向と逆方向に向かう空気流により回転駆動されることで前記ファン用モータジェネレータを発電させ、
    前記制御手段は、前記残容量と前記走行状態とに基づいて前記ファン用モータジェネレータで発電された電力を前記バッテリに供給することで前記バッテリを充電する、
    ことを特徴とする請求項2記載の電動車の回生ブレーキ制御装置。
  4. 前記ファンと前記ファン用モータとはクラッチを介して接続され、
    前記制御手段は、前記残容量と前記走行状態とに基づいて前記クラッチの断接を制御する、
    ことを特徴とする請求項2または3記載の電動車の回生ブレーキ制御装置。
  5. 前記走行状態検出手段により検出される前記走行状態は、前記電動車が走行する路面の傾斜角度と、前記電動車の走行方向の加速度とを含む、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載の電動車の回生ブレーキ制御装置。
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