JP2015144408A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 同一周波数を用いて下り送信を行う複数の基地局無線装置と、前記複数の基地局無線装置を制御する無線回線制御装置と、を有する無線通信システムにおいて、
   前記無線回線制御装置及び前記複数の基地局無線装置は、互いに同期したタイミングで動作し、
   前記無線回線制御装置は、前記複数の基地局無線装置に対して下り送信を同じタイミングで開始させる指示を送信するにあたり、当該指示における下り送信の開始タイミングとして、当該指示の送信タイミングに対して当該無線回線制御装置と前記複数の基地局無線装置との間の伝送時間の最大値分の間隔を置いたタイミングを設定する、
   ことを特徴とする無線通信システム。
2. 前記無線回線制御装置は、前記複数の基地局無線装置の中に伝送時間が所定値以上の基地局無線装置が存在する場合に、伝送時間が前記所定値以内となる基地局無線装置に応じて前記下り送信を同じタイミングで開始させる指示を変更し、 該変更により設定された前記下り送信を同じタイミングで開始させる指示を送信する、
   ことを特徴とする請求項１に記載の無線通信システム。
3. 前記複数の基地局無線装置は、下り送信の対象となるデータを受信してから所定時間が経過した場合には、前記指示を待たずに下り送信を開始する、
   ことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の無線通信システム。
4. 同一周波数を用いて下り送信を行う複数の基地局無線装置を制御する無線回線制御装置であり、
   前記複数の基地局無線装置に対して下り送信を同じタイミングで開始させる指示を送信するにあたり、当該指示における下り送信の開始タイミングとして、当該指示の送信タイミングに対して当該無線回線制御装置と前記複数の基地局無線装置との間の伝送時間の最大値分の間隔を置いたタイミングを設定する
   ことを特徴とする無線回線制御装置。