JP2015143899A - 情報処理装置、情報隠蔽方法及び情報隠蔽プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報隠蔽方法及び情報隠蔽プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 リアルタイムに共有され逐次変化する画面において、秘匿必要な情報を隠蔽できる情報処理装置を提供する。【解決手段】 画面情報をレイアウト解析し検出した文字列とその位置情報を文字列テーブルに記録し、OCR処理し生成した文字データとそれぞれの文字の位置情報を文字データテーブルに記録する文字認識部と、文字データテーブルの文字の繋がりの中に、特定範囲内に隠蔽すべき情報が現れる可能性の高い単語や文字の繋がりを示す特定文字列を検出し、特定文字列から特定の範囲内に他の文字列がある場合その位置情報を検出する特定文字データ検出部と、該特定文字列から特定範囲内に入力フォームを検出した場合その位置情報を検出する隠蔽箇所検出部と、特定文字データ検出部が検出した位置情報と隠蔽箇所検出部が検出した位置情報に基づき隠蔽すべき位置を隠蔽し画像情報を生成する画面イメージ生成部とを含む情報処理装置。【選択図】 図1

Description

本発明は、画面情報の一部を隠蔽する情報処理装置、情報隠蔽方法、及びそのためのプログラムに関する。
情報処理装置において、画面情報の一部を隠蔽する技術が知られている。この情報隠蔽技術は、画面の一部に隠蔽すべき情報がある場合、それを検知して隠蔽する。
情報隠蔽技術の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された開示プログラムは、表示装置の画面に表示するイメージデータに対して、OCR(Optical Character Recognition)処理を実行し文字列と位置情報を抽出する。さらに、その開示プログラムでは、あらかじめ設定された属性定義とアクセス可否のデータに基づいて、OCR処理で抽出された文字列の表示の可否を決定する。そして、その開示プログラムは、不可の場合に、抽出された文字列の領域を、位置情報に従い黒塗りする処理を施し、表示させる。
また、特許文献2に記載された表示装置は、画面を共有する2つの装置を使用し、一方の装置の画面情報を他方の装置に転送する。この転送の際に、表示装置は、その画面情報におけるテキスト情報や画像情報等の表示情報の種類に対し、ユーザに開示または非開示を決定させる。そして、その表示装置は、非開示が決定された種類の表示情報に対し、位置情報を用いてマスク処理を施すことで隠蔽処理し、隠蔽処理されたデータを他方の装置に転送する。
特開2005−018220号公報 特開2012−079170号公報
しかしながら、上述した特許文献1および2に記載された技術は、リアルタイムな画面情報の共有が求められる場合、共有される画面の一部分の表示内容、例えば文字情報が変化する場面において、特許文献2に記載された技術では、隠蔽すべき文字列が表示されるまでの過程、例えば一文字ずつタイプされる文字情報、または日本語変換の確定前の文字情報は隠蔽が不可能である。また、特許文献1に記載された技術では、属性判定用テーブルに記録された文字列以外は属性判定できず隠蔽対象にできない。例えば属性判定用テーブルに記録されていない人名が共有先の装置にて入力される場合、隠蔽が不可能である。また、属性判定用テーブルに記録されている文字列であっても、特許文献2と同様、隠蔽すべき文字列が表示されるまでの過程は隠蔽が不可能である。
また、特許文献2に記載された技術は、テキストや画像等の表示情報の種類とユーザにより開示非開示を決定し、非開示の場合隠蔽する。したがって、非開示設定されていれば、同じ種類の情報であっても秘匿すべき情報とは無関係な表示情報も隠蔽されてしまうという問題点がある。
本発明の目的の一例は、上述した問題点を解決できる情報処理装置、情報隠蔽方法及び情報隠蔽プログラムを提供することにある。
本発明の一形態における情報処理装置は、表示装置に表示させるための画面イメージのレイアウトを解析した結果検出した文字列を、文字列の位置情報とともに文字列テーブルに記録し、OCR(Optical Character Recognition)処理した結果生成した文字データを、それぞれの文字の位置情報とともに文字データテーブルに記録する文字認識部と、前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定の範囲内に隠蔽すべき情報が現れる可能性の高い単語や文字の繋がりを示す特定文字列があるかどうかを検出し、特定文字列から特定の範囲内に他の文字列の存在を、前記文字列テーブルを参照し確認した場合、少なくとも確認した文字列の位置情報を検出する特定文字データ検出部と、前記特定文字データ検出部が文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定文字列を検出し、前記特定文字列から特定の範囲内に入力フォームの存在を確認した場合、前記入力フォームの前記画面イメージにおける位置情報を検出する隠蔽箇所検出部と、前記特定文字データ検出部で検出される前記位置情報と前記隠蔽箇所検出部で検出される前記入力フォームの位置情報に基づいて、隠蔽すべき位置を判定し、前記画面イメージに対して、前記隠蔽すべき位置を隠蔽した画像イメージを生成する画面イメージ生成部とを備える。
本発明の一形態における情報隠蔽方法は、表示装置に表示させるための画面イメージのレイアウトを解析した結果検出した文字列を、文字列の位置情報とともに文字列テーブルに記録し、前記文字列をOCR(Optical Character Recognition)処理した結果生成した文字データを、それぞれの文字の位置情報とその文字が含まれた元々の文字列とともに文字データテーブルに記録し、前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定の範囲内に隠蔽すべき情報が現れる可能性の高い単語や文字の繋がりを示す特定文字列があるかどうかを検出し、特定文字列から特定の範囲内に他の文字列の存在を前記文字列テーブルを参照し確認した場合、少なくとも確認した文字列の位置情報を検出し、前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定文字列を検出し、前記特定文字列から特定の範囲内に入力フォーム等の存在を確認した場合、前記入力フォームの前記画面イメージにおける位置情報を検出し、前記特定文字データ検出部で検出される前記位置情報と前記隠蔽箇所検出部で検出される前記入力フォームの位置情報に基づいて、隠蔽すべき位置を判定し、前記画面イメージに対して、前記隠蔽すべき位置を隠蔽した画像イメージを生成する。
本発明の一形態におけるプログラムは、コンピュータに、表示装置に表示させるための画面イメージのレイアウトを解析した結果検出した文字列を、文字列の位置情報とともに文字列テーブルに記録し、前記文字列をOCR(Optical Character Recognition)処理した結果生成した文字データを、それぞれの文字の位置情報とその文字が含まれた元々の文字列とともに文字データテーブルに記録し、前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定の範囲内に隠蔽すべき情報が現れる可能性の高い単語や文字の繋がりを示す特定文字列があるかどうかを検出し、特定文字列から特定の範囲内に他の文字列の存在を前記文字列テーブルを参照し確認した場合、少なくとも確認した文字列の位置情報を検出し、前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定文字列を検出し、前記特定文字列から特定の範囲内に入力フォーム等の存在を確認した場合、前記入力フォームの前記画面イメージにおける位置情報を検出し、前記特定文字データ検出部で検出される前記位置情報と前記隠蔽箇所検出部で検出される前記入力フォームの位置情報に基づいて、隠蔽すべき位置を判定し、前記画面イメージに対して、前記隠蔽すべき位置を隠蔽した画像イメージを生成する処理を実行させる。
本発明によれば、リアルタイムな画面情報の共有が求められる場合、共有される画面の一部分の表示内容、例えば文字情報が変化する場面において、秘匿されるべき情報のみを適切に隠蔽できるという効果が得られる。
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態における文字列テーブルの一例を示す概略図である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態における文字データテーブルの一例を示す概略図である。
【図4】図4は、本発明の第1の実施の形態における隠蔽箇所テーブルの一例を示す概略図である。
【図5】図5は、本発明の第1の実施の形態における特定文字データベースの一例を示す概略図である。
【図6】図6は、本発明の第1の実施の形態における隠蔽文字データベースの一例を示す概略図である。
【図7】図7は、第1の実施の形態における情報処理装置1000、1001をそれぞれコンピュータ装置で実現したハードウェア構成を示す図である。
【図8】図8は、第1の実施の形態における情報処理装置1000の特定文字検出と隠蔽箇所の特定の動作を示すフローチャートである。
【図9】図9は、第1の実施の形態における情報処理装置1000の隠蔽文字検出および画面イメージの隠蔽と情報処理装置1001の表示の動作を示すフローチャートである。
【図10】図10は、第1の実施の形態における情報処理装置1000の隠蔽前の画面イメージの一例を示す概略図である。
【図11】図11は、第1の実施の形態における情報処理装置1000の文字認識部120がレイアウト解析を実施し、文字列を検出する処理を実施した後の画面イメージの一例を示す概略図である。
【図12】図12は、第1の実施の形態における情報処理装置1000の文字認識部120が文字列「(公序良俗違反につき、不掲載)さん、こんにちは。」のOCR処理を実施した後の画面イメージの一例を示す概略図である。
【図13】図13は、第1の実施の形態における情報処理装置1000の文字認識部120が文字列「お名前」のOCR処理を実施した後の画面イメージの一例を示す概略図である。
【図14】図14は、第1の実施の形態における情報処理装置1000の特定文字データ検出部130が文字列「お名前」の特定の範囲内の文字列を隠蔽箇所テーブルに記憶し、OCR処理の可否情報をNOに変更する処理を実施した後の画面イメージの一例を示す概略図である。
【図15】図15は、第1の実施の形態における情報処理装置1000の文字認識部120が文字列「住所」のOCR処理を実施した後の画面イメージの一例を示す概略図である。
【図16】図16は、第1の実施の形態における情報処理装置1000の隠蔽箇所検出部140が文字列「住所」の特定の範囲内の入力フォームを隠蔽箇所テーブルに記憶する処理を実施した後の画面イメージの一例を示す概略図である。
【図17】図17は、第1の実施の形態における情報処理装置1000の文字認識部120が文字列「電話番号」のOCR処理を実施した後の画面イメージの一例を示す概略図である。
【図18】図18は、第1の実施の形態における情報処理装置1000の隠蔽箇所検出部140が文字列「電話番号」の特定の範囲内の入力フォームを隠蔽箇所テーブルに記憶する処理を実施した後の画面イメージの一例を示す概略図である。
【図19】図19は、第1の実施の形態における情報処理装置1000の隠蔽文字データ検出部150が検出した隠蔽文字の領域を隠蔽箇所テーブルに記憶する処理を実施した後の画面イメージの一例を示す概略図である。
【図20】図20は、第1の実施の形態における情報処理装置1000の画面イメージ生成部160が隠蔽すべき位置情報を全て取得し、画面イメージに対して、該当位置を隠蔽処理した送信用画像イメージを生成する処理を実施した後の画面イメージの一例を示す概略図である。
【図21】図21は、本発明の基本的な構成である第2の実施の形態における情報処理装置1002の構成を示すブロック図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における情報処理装置1000、1001の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、画面イメージ送信側の情報処理装置1000は、情報処理装置制御部100と、画面イメージ取得部110と、文字認識部120と、特定文字データ検出部130と、隠蔽箇所検出部140と、隠蔽文字データ検出部150と、画面イメージ生成部160と、第1の記憶部200と、第2の記憶部201と、第3の記憶部202と、通信部400、を備える。これら、各部は、例えば、内部バスで接続される。また、画面イメージ受信側の情報処理装置1001は、通信部401と、表示部501と、を備える。
次に、第1の実施の形態における情報処理装置1000、1001の構成について説明する。
情報処理装置制御部100は、情報処理装置1000と情報処理装置1001とで共有する画面情報(例えば画面情報Pと言う)を保持し、内部バスに画面情報Pを出力する。また、情報処理装置制御部100は、情報処理装置1000の各部を制御する。画面情報Pは、情報処理装置制御部100によって生成される。その生成方法については、一般的な技術であり、ここでは省略する。
画面イメージ取得部110は、情報処理装置制御部100から出力された画面情報Pを読み取り、画像情報Pから画面イメージを取得し、第1の記憶部200に送信する。
文字認識部120は、第1の記憶部200に記憶されている画面イメージのレイアウトを解析し、文字列のイメージ領域(以降、文字列イメージと言う)を検出する。ここで、文字列イメージとは、例えば、連続する一列の文字のイメージデータである。
さらに、文字認識部120は、第1の記憶部200に、検出されたそれぞれの文字列イメージを文字列番号としてナンバリングし、文字列番号とともに、次の情報を、文字列テーブルとして記憶する。その情報とは、各文字列イメージの画面上の位置情報と、各文字列イメージの光学文字認識(OCR処理)の可否を表す情報である。文字列イメージのOCR処理の可否を表す情報は、可否情報と言う。その可否情報の初期値は可(許可、またはYESとも言う)である。
図2は、本発明の第1の記憶部200に記憶される文字列テーブルの一例を示す概略図である。図2を参照すると、文字列テーブルは、文字列番号と、画面イメージにおける当該文字列イメージの始点(当該文字列イメージを表す矩形領域の左上の頂点)のX座標およびY座標と、当該文字列イメージの始点のX座標から終点(当該文字列イメージを表す矩形領域の右下の頂点)のX座標までのX座標上の距離(X座標距離)と、当該文字列イメージの始点のY座標から終点のY座標までのY座標上の距離(Y座標距離)と、OCR可否情報で構成される。文字列イメージの画面上の位置情報として、当該文字列イメージの始点のX座標から終点のX座標までの距離および当該文字列イメージの始点のY座標から終点のY座標までの距離の代わりに、当該文字列イメージの終点のX座標、Y座標が記憶されてもよく、当該文字列イメージを表す矩形領域の位置情報が確定できる情報であればどのような内容でもよい。
また、文字認識部120は、検出された文字列イメージをOCR処理し、文字データに変換する。次に、文字認識部120は、第1の記憶部200に記憶されている後述する文字データテーブルに、それぞれの文字データを、その文字データの位置情報とその文字データの文字が含まれた元々の文字列イメージの文字列番号とともに記録する。記録時、文字認識部120は、形態素解析等を用いて、文字単位または単語単位で文字データテーブルに記録してもよい。また、文字列イメージの位置情報あるいは形態素解析等の結果に基づいて、1つの文が改行により複数の文字列に分割されていると判断できる場合、文字認識部120は、それらを結合した文のイメージデータ及び文字データを元々の文字列の代わりに記録してもよい。
図3は、本発明の第1の実施の形態における文字データテーブルの一例を示す概略図である。図3を参照すると、文字データテーブルは、文字データ番号と、当該文字データが含まれる文字列イメージの文字列番号と、文字データと、画面イメージにおける当該文字データの始点(当該文字データを表す矩形領域の左上の頂点)のX座標、Y座標、当該文字データの始点のX座標から終点(当該文字データを表す矩形領域の右下の頂点)のX座標までの距離を表すX座標距離、当該文字データの始点のY座標から終点のY座標までの距離を表すY座標距離で構成される。
当該文字データの始点のX座標から終点のX座標までの距離および当該文字データの始点のY座標から終点のY座標までの距離の代わりに、当該文字データの終点のX座標、Y座標が記憶されてもよく、当該文字データを表す矩形領域の位置情報が確定できる情報であればどのような内容でもよい。
特定文字データ検出部130は、図3に示す文字データテーブルに格納されている文字の繋がり(連続する文字列)の中に、後述する第2の記憶部201に記憶された特定文字データベースに記録された単語や文字の繋がり(以降、特定文字列と言う)があるかどうかを検出する。特定文字列とは、特定の範囲内に隠蔽すべき情報が現れる可能性の高い単語や文字の繋がりのことである。もしあった場合は、特定文字データ検出部130は、特定文字列の位置情報を参照し、特定文字列から特定の範囲内に他の文字列(文字列イメージ)が存在するかどうかを、文字列テーブルを参照し確認する。他の文字列イメージの存在を確認した場合は、特定文字データ検出部130は、確認した文字列イメージとその位置情報を第1の記憶部200に記憶された隠蔽箇所テーブルに記録し、さらに文字列テーブル(図2)の当該文字列のOCR処理の可否情報をNOに変更する。
図4は、本発明の第1の実施の形態における隠蔽箇所テーブルの一例を示す概略図である。図4を参照すると、隠蔽箇所テーブルは、隠蔽対象番号と、当該隠蔽箇所の始点(当該隠蔽箇所を表す矩形領域の左上の頂点)のX座標、Y座標、当該隠蔽箇所の始点のX座標から終点(当該隠蔽箇所を表す矩形領域の右下の頂点)のX座標までの距離を表すX座標距離、当該隠蔽箇所の始点のY座標から終点のY座標までの距離を表すY座標距離で構成される。当該隠蔽箇所の始点のX座標から終点のX座標までの距離および当該隠蔽箇所の始点のY座標から終点のY座標までの距離の代わりに、当該隠蔽箇所の終点のX座標、Y座標が記憶されてもよく、当該隠蔽箇所を表す矩形領域の位置情報が確定できる情報であればどのような内容でもよい。
隠蔽箇所検出部140は、特定文字データ検出部130が文字データテーブル(図3)に記憶されている文字の繋がりの中に特定文字列があることを検出した場合、特定文字列の位置情報を参照し、特定文字列から特定の範囲内に入力フォームが存在するかどうかを、確認する。この入力フォームの存在は、画面イメージ取得部110によって取得された画面イメージに対して隠蔽箇所検出部140が画像認識処理を実施することによって、確認される。もし、入力フォームがある場合、当該入力フォーム内には今後隠蔽すべき情報が現れる可能性が高い。そのため、入力フォームの存在を確認した場合は、隠蔽箇所検出部140は、当該入力フォームの位置情報を第1の記憶部200に記憶された隠蔽箇所テーブルに記録する。
隠蔽文字データ検出部150は、文字データテーブル(図3)の文字の繋がりの中に第3の記憶部202に記憶された隠蔽文字データベースに記録された単語や文字の繋がり(以降、隠蔽文字列と言う)があるかどうかを検出する。隠蔽文字列とは、隠蔽すべき単語や文字の繋がりのことである。もしあった場合は、隠蔽文字データ検出部150は、隠蔽文字列とその位置情報を第1の記憶部200に記憶された隠蔽箇所テーブル(図4)に記録する。
画面イメージ生成部160は、第1の記憶部200に記憶された隠蔽箇所テーブルを参照し、隠蔽処理を実施する。隠蔽処理は、隠蔽箇所テーブルに記憶された隠蔽すべき位置情報を全て取得し、画面イメージ取得部110がイメージ化した画面イメージに対して、該当位置を隠蔽した送信用画像イメージを生成し、通信部400を通して画面イメージ受信側の情報処理装置1001へ出力する、処理のことである。なお、該当位置を隠蔽する処理は、元々の文字を視認できない処理であればどのような方法でも構わない。
第1の記憶部200は、画面イメージ取得部110がイメージ化した画面イメージと、文字列テーブルと、文字データテーブルと、隠蔽箇所テーブルと、を記憶する。
第2の記憶部201は、特定文字列をあらかじめ記録する特定文字データベースである。
図5は、本発明の第1の実施の形態における特定文字データベースの一例を示す概略図である。図5では特定文字データベースはリストの構造を取っているが、特定文字列を全て網羅していればリストでなくてもよい。
第3の記憶部202は、隠蔽文字列をあらかじめ記録する隠蔽文字データベースを記憶する。
図6は、本発明の第1の実施の形態における隠蔽文字データベースの一例を示す概略図である。図6では隠蔽文字データベースはリストの構造を取っているが、隠蔽文字列を全て網羅していればリストでなくてもよい。
情報処理装置1000の通信部400と情報処理装置1001の通信部401は、互いに通信しデータの送受信を行う。本実施形態では、通信部400が通信部401へ、送信用画像イメージを送信する。
表示部501は、通信部401が受信した送信用画像イメージを表示する。
図7は、本発明の第1の実施の形態における情報処理装置1000、1001をそれぞれコンピュータ装置で実現したハードウェア構成を示す図である。図7に示されるように、情報処理装置1000、1001は、それぞれ通信インタフェース10、CPU11、出力装置12、入力装置13、主記憶装置14、および二次記憶装置15を含む。ただし、情報処理装置1000、1001の各部のハードウェア構成は、同一ではなく、異なる情報を記憶、異なるプログラムに基づいて制御できる構成であるものとする。
通信インタフェース10は、周辺端末との通信のための入出力インタフェースを構成する。また通信インタフェース10は、情報処理装置1000、1001に接続する図示しないネットワークとの接続制御のためのインタフェースも含む。第1の実施の形態において、通信インタフェース10は、それぞれ通信部400、通信部401として機能する。
CPU11は、オペレーティングシステムを動作させて本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置1000、1001の全体を制御する。また、CPU11は、例えば二次記憶装置15から主記憶装置14にプログラムまたはデータを読み出す。具体的には、情報処理装置1000のCPU11は、第1の実施の形態における情報処理装置制御部100と画面イメージ取得部110と文字認識部120と特定文字データ検出部130と隠蔽箇所検出部140と隠蔽文字データ検出部150と画面イメージ生成部160として機能し、情報処理装置1001のCPU11は、図示しない制御部として、それぞれプログラム制御に基づいて各種の処理を実行する。また、情報処理装置1000、1001のそれぞれのCPU11は、1つに限らず2つ以上備えていてもよい。
出力装置12は、例えばディスプレイ、表示器で実現され、出力を確認するために用いられる。具体的には、情報処理装置1001の出力装置12は、第1の実施の形態における表示部501として機能する。
入力装置13は、例えばマウスやキーボード、内蔵のキーボタン等で実現され、入力操作に用いられる。入力装置13は、マウスやキーボード、内蔵のキーボタンに限らず、例えばタッチパネルでもよい。
主記憶装置14は、CPU11の制御に基づく作業用メモリである。
二次記憶装置15は、例えば光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、または半導体メモリ等であって、コンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録する。二次記憶装置15は、情報処理装置1000、1001のそれぞれが実行するためのコンピュータプログラムを一時的に記憶するまたは非一時的に記憶する。また、コンピュータプログラムは、通信網に接続されている図示しない外部コンピュータからダウンロードされてもよい。第1の実施の形態においては第1の記憶部200と第2の記憶部201と第3の記憶部202として機能する。
なお、第1の実施の形態の説明において利用されるブロック図(図1)には、機能単位のブロックが示されている。これらの機能ブロックは図2に示されるハードウェア構成によって実現される。ただし、情報処理装置1000、1001が備える各部の実現手段は特に限定されない。すなわち、情報処理装置1000、1001は、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線または無線で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、CPU11は、二次記憶装置15に記録されているコンピュータプログラムを読み込み、そのプログラムにしたがって、情報処理装置制御部100と画面イメージ取得部110と文字認識部120と特定文字データ検出部130と隠蔽箇所検出部140と隠蔽文字データ検出部150と画面イメージ生成部160として動作してもよい。
また、前述のプログラムのコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)が、情報処理装置1000、1001に供給され、情報処理装置1000、1001が記録媒体に格納されたプログラムのコードを読み出し実行してもよい。すなわち、本発明は、第1の実施の形態における情報処理装置1000、1001が実行するためのソフトウェアを一時的に記憶するまたは非一時的に記憶する二次記憶装置15も含む。
以上のように構成された情報処理装置1000、1001の動作について、図8、図9のフローチャートを参照して説明する。
図8は、第1の実施の形態における情報処理装置1000での特定文字検出と隠蔽箇所の特定の動作の概要を示すフローチャートである。なお、このフローチャートによる処理は、前述したCPUによるプログラム制御に基づいて、実行されてもよい。
図8に示すように、まず、画面イメージ取得部110は、情報処理装置制御部100から出力された画面情報から画面イメージを取得し、第1の記憶部200に送信する(ステップS101)。
次に、文字認識部120は、第1の記憶部200に記憶された画面イメージのレイアウトを解析し、全ての文字列イメージを検出し、第1の記憶部200に記憶された文字列テーブルに、それぞれの文字列イメージの位置情報と文字列イメージの光学文字認識(OCR処理)の可否の情報とともに文字列イメージを記録する(ステップS102)。なお、文字列イメージのOCR処理の可否情報の初期値はYESである。
次に、文字認識部120は、文字列テーブル(図2)を参照し、処理していない最初に記録された文字列イメージのOCR処理の可否情報がYESかどうかを確認する(ステップS103)。もし可否情報がNO(否)であれば(ステップS103でNO)、既にその文字列は隠蔽対象に指定されているため、処理済みとして(ステップS104)ステップS103に戻る。もし可否情報がYES(可)であれば(ステップS103でYES)、その文字列に対しOCR処理を実施し文字データ化する。さらに、文字認識部120は、第1の記憶部200に記憶された文字データテーブルに、OCR処理されたそれぞれの文字の位置情報とその文字が含まれた元々の文字列イメージとともに、OCR処理された文字データを記録する(ステップS105)。
次に、特定文字データ検出部130は、第2の記憶部201に記憶された特定文字データベース(図5)を参照し、文字データテーブル中の文字(文字データ)の繋がりの中に特定文字データベースに記録された単語や文字の繋がり(特定文字列)があるかどうかを検出する(ステップS106)。もし、特定文字列があれば(ステップS106でYES)、特定文字データ検出部130は、当該特定文字列の位置情報を参照し、この特定文字列から特定の範囲内に他の文字列(文字列イメージ)が存在するかどうかを、文字列テーブルを参照し確認する(ステップS107)。存在する場合(ステップS107でYES)、特定文字データ検出部130は、確認した文字列イメージとその位置情報を、第1の記憶部200に記憶された隠蔽箇所テーブル(図4)に記録し、さらに文字列テーブルの当該文字列のOCR処理の可否情報をNO(否)に変更する(ステップS108)。
また、隠蔽箇所検出部140は、ステップS105で確認した特定文字列の位置情報を参照し、この特定文字列から特定の範囲内に入力フォームが存在するかどうかを、画面イメージ取得部110がイメージ化した画面イメージに対して画像認識処理を実施し確認する(ステップS109)。もしあれば(ステップS109でYES)、隠蔽箇所検出部140は、ステップS107で確認した入力フォームの位置情報を隠蔽箇所テーブル(図4)に記録する(ステップS110)。
次に、文字認識部120は、文字列テーブルに処理していない文字列があるか確認する(ステップS111)。もしある場合(ステップS111でYES)、ステップS103に戻る。文字列テーブルに処理していない文字列がない場合(ステップS111でNO)、処理を終了する。
以上で、情報処理装置1000は、特定文字検出と隠蔽箇所の特定の動作を終了する。
図9は、第1の実施の形態における情報処理装置1000での隠蔽文字検出および画面イメージの隠蔽と、情報処理装置1001での表示の動作の概要を示すフローチャートである。なお、このフローチャートによる処理も、前述したCPUによるプログラム制御に基づいて、実行されてもよい。
図9に示すように、まず、隠蔽文字データ検出部150は、文字データテーブル(図3)の文字の繋がりの中に第3の記憶部202に記憶された隠蔽文字データベース(図6)に記録された単語や文字の繋がりがあるかどうかを検出する(ステップS201)。もしあれば(ステップS201でYES)、隠蔽文字データ検出部150は、確認した単語や文字の繋がりとその位置情報を隠蔽箇所テーブルに記録する(ステップS202)。
次に、画面イメージ生成部160は、隠蔽箇所テーブルを参照し、隠蔽すべき位置情報を全て取得し、第1の記憶部200に記憶された画面イメージに対して、該当位置を隠蔽処理した送信用画像イメージを生成し、通信部400を通して画面イメージ受信側の情報処理装置1001へ出力する(ステップS203)。
次に、情報処理装置1001において、表示部501は、通信部401が受信した送信用画像イメージを表示する(ステップS204)。
以上で、隠蔽文字検出と画面イメージの隠蔽と表示の動作が終了する。
具体的な処理の内容を図10〜20を参照して説明する。
図10は、隠蔽前の画面イメージの一例である。なお、「お名前」、「住所」、「電話番号」の単語は特定文字データベース(図5)に、「(公序良俗違反につき、不掲載)」の単語は隠蔽文字データベース(図6)に登録されているものとする。
この画面イメージに対して文字認識部120は、ステップS102でレイアウト解析を実施し、文字列(文字列イメージ)を検出した画面イメージの一例が図11である。検出された文字列(文字列イメージ)を便宜上矩形で囲って示すが、実際には矩形は表示されない。ステップ102の結果、「(公序良俗違反につき、不掲載)さん、こんにちは。」「お名前」「(公序良俗違反につき、不掲載)太郎」「住所」「電話番号」の5件の文字列イメージが検出され、文字列テーブルに位置情報とともに記録される。また、これらすべての文字列イメージのOCR処理の可否情報はYESに設定される。また、説明を簡略化するため、「電話番号」横の入力フォーム間のハイフンは文字列としては無視し、処理を割愛する。
次に、文字認識部120は、ステップS103で文字列イメージ「(公序良俗違反につき、不掲載)さん、こんにちは。」のOCR処理の可否情報がYESであることを確認し、ステップS105でOCR処理を実施する。実施後の画面イメージの一例が図12である。OCR処理で検出された文字を便宜上矩形で囲って示すが、文字列同様実際には矩形は表示されない。本文字列の文字には特定文字データベースに登録された単語はないため、次の文字列に移行する。
次に、文字認識部120は、ステップS103で文字列イメージ「お名前」のOCR処理の可否情報がYESであることを確認し、ステップS105でOCR処理を実施する。実施後の画面イメージの一例が図13である。本文字列の文字データには特定文字データベースに登録された単語があるため、特定文字データ検出部130は、ステップS107で文字列イメージ「お名前」の特定の範囲内に他の文字列イメージが存在するかどうかを、文字列テーブルを参照し確認する。ここで、特定の範囲を破線で示す。特定の範囲は画面のレイアウトに応じてあらかじめ設定する。本画面では縦に一列に特定文字データベースに登録された単語が並ぶため、その単語の右隣の領域に隠蔽すべき文字列が出現すると予測できる。また、逆に横に一列に特定文字データベースに登録された単語が並ぶ場合、その単語の下の領域に隠蔽すべき文字列が出現すると予測できる。あらかじめ共有する画面イメージが固定されている場合、その画面イメージに適した特定の範囲を設定する。本画面では特定の範囲内に「(公序良俗違反につき、不掲載)太郎」の文字列イメージが存在するため、特定文字データ検出部130は、ステップS108でこの文字列イメージを隠蔽箇所テーブルに記憶し、OCR処理の可否情報をNOに変更する。実施後の画面イメージの一例が図14である。便宜上、太破線は隠蔽箇所テーブルに記憶された隠蔽すべき箇所とするが、実際には太破線は表示されない。
次に、文字認識部120は、ステップS103で文字列イメージ「(公序良俗違反につき、不掲載)太郎」のOCR処理の可否情報がNOであることを確認し、既に隠蔽対象として処理済みと判断し、次の文字列の認識に移行する。
次に、文字認識部120は、ステップS103で文字列イメージ「住所」のOCR処理の可否情報がYESであることを確認し、ステップS105でOCR処理を実施する。実施後の画面イメージの一例が図15である。本文字列の文字には特定文字データベースに登録された単語があるため、特定文字データ検出部130は、ステップS107で文字列イメージ「住所」の特定の範囲内に他の文字列イメージが存在するかどうかを、文字列テーブルを参照し確認する。文字列イメージはないため次に、隠蔽箇所検出部140は、特定の範囲内に入力フォーム等が存在するかどうかをステップS109で確認する。本画面では特定の範囲内に入力フォームが存在するため、隠蔽箇所検出部140は、ステップS110でこの入力フォームの位置情報を隠蔽箇所テーブルに記憶する。実施後の画面イメージの一例が図16である。
次に、文字認識部120は、ステップS103で文字列イメージ「電話番号」のOCR処理の可否情報がYESであることを確認し、ステップS105でOCR処理を実施する。実施後の画面イメージの一例が図17である。本文字列の文字には特定文字データベースに登録された単語があるため、特定文字データ検出部130は、ステップS107で文字列イメージ「電話番号」の特定の範囲内に他の文字列イメージが存在するかどうかを、文字列テーブルを参照し確認する。文字列イメージはないため次に、隠蔽箇所検出部140は、特定の範囲内に入力フォーム等が存在するかどうかをステップS109で確認する。本画面では特定の範囲内に入力フォームが存在するため、隠蔽箇所検出部140は、ステップS110でこの入力フォームの位置情報を隠蔽箇所テーブルに記憶する。実施後の画面イメージの一例が図18である。
すべての文字列が処理完了したため、次に、隠蔽文字データ検出部150は、文字データテーブルの文字の繋がりの中に隠蔽文字データベースに記録された単語や文字の繋がりがあるかどうかをステップS201で検出する。本画面では文字列イメージ「(公序良俗違反につき、不掲載)さん、こんにちは。」の中に「(公序良俗違反につき、不掲載)」が含まれているため、隠蔽文字データ検出部150は、該当する文字の領域をステップS202で隠蔽箇所テーブルに記録する。実施後の画面イメージの一例が図19である。なお、文字列イメージ「(公序良俗違反につき、不掲載)太郎」にも「(公序良俗違反につき、不掲載)」が含まれているが、この文字列イメージは既に隠蔽対象に指定され、OCR処理が行われていないため、隠蔽文字データ検出部150は検知しない。
最後に、画面イメージ生成部160は、隠蔽箇所テーブルを参照し、隠蔽すべき位置情報を全て取得し、画面イメージに対して、該当位置を隠蔽処理した送信用画像イメージをステップS203で生成する。生成した送信用画像イメージの一例が図20である。本送信用画像イメージを、表示すべき装置に送信する。
次に、本発明の第1の実施の形態の効果について説明する。
上述した本実施形態における情報処理装置1000は、もしリアルタイムな画面情報の共有が求められる場合、共有される画面が逐次変化する場面においても、秘匿されるべき情報を隠蔽できる。
その理由は、以下のような構成を含むからである。即ち、第1に特定文字データベースは、特定の範囲内に隠蔽すべき情報が現れる可能性の高い単語や文字の繋がりを示す特定文字列をあらかじめ記録する。第2に、特定文字データ検出部130は、文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定文字データベースに記録された特定文字列があるかどうかを検出する。もしあった場合は、特定文字データ検出部130は、この特定文字列の位置情報を参照し、この特定文字列から特定の範囲内に他の文字列の存在を、文字列テーブルを参照し確認する。他の文字列の存在を確認した場合、特定文字データ検出部130は、少なくとも確認した文字列の位置情報を検出し隠蔽箇所テーブルに記録する。第3に、隠蔽箇所検出部140は、特定文字データ検出部130が文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定文字データベースに記録された特定文字列があることを検出した場合、当該の特定文字列の位置情報を参照し、この特定文字列から特定の範囲内に入力フォームが存在するかどうかを、第1の記憶部200に記憶された画面イメージに対して画像認識処理を実施し確認する。入力フォームの存在を確認した場合は、隠蔽箇所検出部140は、当該入力フォームの画面イメージにおける位置情報を検出し隠蔽箇所テーブルに記録する。第4に、画面イメージ生成部160は、隠蔽箇所テーブルを参照し、隠蔽すべき位置を判定し、第1の記憶部200に記憶された画面イメージに対して、隠蔽すべき位置を隠蔽した画像イメージを生成する。これにより、情報処理装置1000は、秘匿情報が表示される前または入力フォーム等に入力されて検知する前にあらかじめ隠蔽するので、もしリアルタイムな画面情報の共有が求められる場合、共有される画面が逐次変化する場面においても、秘匿されるべき情報を隠蔽できるという効果が得られる。
前述の特許文献1に記載された技術は、画面のイメージデータ全体に対してOCR処理を実行し文字列と位置情報を抽出し、表示可否により隠蔽する。OCR処理は処理時間のボトルネックとなる可能性の高い処理である。したがって、特許文献1に記載された技術は、隠蔽に時間がかかるという問題点があるが、本発明は、特定文字列から特定の範囲内に他の文字列が存在する場合、その文字列を隠蔽対象に指定し、OCR処理対象から除外する。このようにしてOCR処理対象を極力減らすことによってその問題点を解消している。
[変形例]
また、装置同士が画面を共有するのではなく、隠蔽必要な情報に隠蔽を施して自身の装置に表示してもよい。この場合、図1に示す情報処理装置1000は、画面イメージ生成部160にて生成した送信用画像イメージを、図示しない情報処理装置1000自身の表示部に表示する。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本実施形態の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。
図21は、本発明の基本的な構成である第2の実施の形態における情報処理装置1002の構成を示すブロック図である。図21を参照すると、情報処理装置1002は、文字認識部122と特定文字データ検出部132と隠蔽箇所検出部142と画面イメージ生成部162、を備える。
この情報処理装置1002において、文字認識部122が、表示装置に表示させるための画面イメージのレイアウトを解析し、検出した文字列(文字列イメージ)を、文字列の位置情報とともに文字列テーブルに記録する。さらに、文字認識部122は、OCR(Optical Character Recognition)処理した結果生成した文字データを、それぞれの文字の位置情報とその文字が含まれた元々の文字列とともに文字データテーブルに記録する。
特定文字データ検出部132は、前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定の範囲内に隠蔽すべき情報が現れる可能性の高い単語や文字の繋がりを示す特定文字列があるかどうかを検出する。さらに、特定文字データ検出部132は、特定文字列から特定の範囲内に他の文字列の存在を前記文字列テーブルを参照し確認した場合は、少なくとも確認した文字列の位置情報を検出する。具体的に、特定文字データ検出部132は、特定文字列から特定の範囲内に他の文字列の存在を文字列テーブルを参照し確認した場合、確認した文字列とその位置情報を隠蔽箇所テーブルに記録する。
隠蔽箇所検出部142は、特定文字データ検出部132が文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定文字列を検出する。また、隠蔽箇所検出部142は、検出された特定文字列から特定の範囲内に入力フォームの存在を確認した場合、入力フォームの位置情報を検出する。具体的に、隠蔽箇所検出部142は、特定文字列から特定の範囲内に入力フォームの存在を、画面イメージに対して画像認識処理を実施することによって確認した場合、入力フォームの位置情報を前記隠蔽箇所テーブルに記録する。
画面イメージ生成部162は、特定文字データ検出部132で検出される位置情報と隠蔽箇所検出部142で検出される入力フォームの位置情報に基づいて、隠蔽すべき位置を判定し、前述の画面イメージに対して、隠蔽すべき位置を隠蔽した画像イメージを生成する。
例えば、画面イメージ生成部162は、隠蔽箇所テーブルを参照し、隠蔽すべき位置情報を全て取得し、画面イメージに対して、該当位置を隠蔽した画像イメージを生成する。
本発明の第2の実施の形態における情報処理装置1002をそれぞれコンピュータ装置で実現したハードウェア構成を示す図は図7と同様なので省略する。
次に、本発明の第2の実施の形態の効果について説明する。
上述した本実施形態における情報処理装置1002は、秘匿情報が表示される前に隠蔽可能である。
その理由は、以下のような構成を含むからである。即ち、第1に、特定文字データ検出部132は、文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定の範囲内に隠蔽すべき情報が現れる可能性の高い単語や文字の繋がりを示す特定文字列があるかどうかを検出する。もしあった場合は、特定文字データ検出部132は、この特定文字列の位置情報を参照し、この特定文字列から特定の範囲内に他の文字列の存在を、文字列テーブルを参照し確認する。他の文字列の存在を確認した場合、特定文字データ検出部132は、少なくとも確認した文字列の位置情報を検出する。第2に、隠蔽箇所検出部142は、特定文字データ検出部132が文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定文字列があることを検出した場合、当該の特定文字列の位置情報を参照し、この特定文字列から特定の範囲内に入力フォームが存在するかどうかを、画面イメージに対して画像認識処理を実施し確認する。入力フォームの存在を確認した場合は、隠蔽箇所検出部142は、当該入力フォームの画面イメージにおける位置情報を検出する。第3に、画面イメージ生成部162は、特定文字データ検出部で検出される位置情報と隠蔽箇所検出部で検出される入力フォームの位置情報に基づいて、隠蔽すべき位置を判定し、画面イメージに対して、隠蔽すべき位置を隠蔽した画像イメージを生成する。これにより、情報処理装置1002は、秘匿情報が表示される前に隠蔽可能という効果が得られる。
以上、各実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しえる様々な変更をすることができる。
例えば、以上の各実施形態で説明した各構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はない。例えば、各構成要素は、複数の構成要素が1個のモジュールとして実現されたり、1つの構成要素が複数のモジュールで実現されたりしてもよい。また、各構成要素は、ある構成要素が他の構成要素の一部であったり、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していたり、といったような構成であってもよい。
また、以上説明した各実施形態では、複数の動作をフローチャートの形式で順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の動作を実行する順番を限定するものではない。このため、各実施形態を実施するときには、その複数の動作の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
10 通信インタフェース
11 CPU
12 出力装置
13 入力装置
14 主記憶装置
15 二次記憶装置
100 情報処理装置制御部
110 画面イメージ取得部
120、122 文字認識部
130、132 特定文字データ検出部
140、142 隠蔽箇所検出部
150 隠蔽文字データ検出部
160、162 画面イメージ生成部
200 第1の記憶部
201 第2の記憶部
202 第3の記憶部
400、401 通信部
501 表示部
1000、1001、1002 情報処理装置

Claims (9)

  1. 表示装置に表示させるための画面イメージのレイアウトを解析した結果検出した文字列を、文字列の位置情報とともに文字列テーブルに記録し、OCR(Optical Character Recognition)処理した結果生成した文字データを、それぞれの文字の位置情報とともに文字データテーブルに記録する文字認識部と、
    前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定の範囲内に隠蔽すべき情報が現れる可能性の高い単語や文字の繋がりを示す特定文字列があるかどうかを検出し、特定文字列から特定の範囲内に他の文字列の存在を、前記文字列テーブルを参照し確認した場合、少なくとも確認した文字列の位置情報を検出する特定文字データ検出部と、
    前記特定文字データ検出部が文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定文字列を検出し、前記特定文字列から特定の範囲内に入力フォームの存在を確認した場合、前記入力フォームの前記画面イメージにおける位置情報を検出する隠蔽箇所検出部と、
    前記特定文字データ検出部で検出される前記位置情報と前記隠蔽箇所検出部で検出される前記入力フォームの位置情報に基づいて、隠蔽すべき位置を判定し、前記画面イメージに対して、前記隠蔽すべき位置を隠蔽した画像イメージを生成する画面イメージ生成部と
    を含む情報処理装置。
  2. 前記文字列テーブルには、文字列のOCR処理の可否情報を含み、
    前記特定文字データ検出部が前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定文字列があるかどうかを検出し、かつ特定文字列から特定の範囲内に他の文字列が存在することを確認した場合、前記文字列テーブルの当該文字列のOCR処理の可否情報を否に変更し、
    前記文字認識部が前記文字列テーブルのOCR処理の可否情報が否である文字列はOCR処理の対象としない請求項1記載の情報処理装置。
  3. 隠蔽文字データ検出部をさらに含み、
    前記隠蔽文字データ検出部が、前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、隠蔽すべき単語や文字の繋がりを示す隠蔽文字列があるかどうかを検出し、もしあった場合は、隠蔽文字列の位置情報を検出し、
    前記画面イメージ生成部は、前記隠蔽文字列の位置情報を前記隠蔽すべき位置に含める請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 表示装置に表示させるための画面イメージのレイアウトを解析した結果検出した文字列を、文字列の位置情報とともに文字列テーブルに記録し、
    前記文字列をOCR(Optical Character Recognition)処理した結果生成した文字データを、それぞれの文字の位置情報とともに文字データテーブルに記録し、
    前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定の範囲内に隠蔽すべき情報が現れる可能性の高い単語や文字の繋がりを示す特定文字列があるかどうかを検出し、特定文字列から特定の範囲内に他の文字列の存在を前記文字列テーブルを参照し確認した場合、少なくとも確認した文字列の位置情報を検出し、
    前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定文字列を検出し、前記特定文字列から特定の範囲内に入力フォーム等の存在を確認した場合、前記入力フォームの前記画面イメージにおける位置情報を検出し、
    前記特定文字データ検出部で検出される前記位置情報と前記隠蔽箇所検出部で検出される前記入力フォームの位置情報に基づいて、隠蔽すべき位置を判定し、前記画面イメージに対して、前記隠蔽すべき位置を隠蔽した画像イメージを生成する
    情報隠蔽方法。
  5. 前記文字列テーブルには、文字列のOCR処理の可否情報を含み、
    前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定文字列があるかどうかを検出し、特定文字列から特定の範囲内に他の文字列が存在することを確認した場合、前記文字列テーブルの当該文字列のOCR処理の可否情報を否に変更し、
    前記文字列テーブルのOCR処理の可否情報が否である文字列はOCR処理の対象としない請求項4記載の情報隠蔽方法。
  6. 前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、隠蔽すべき単語や文字の繋がりを示す隠蔽文字列があるかどうかを検出し、もしあった場合は、隠蔽文字列の位置情報を検出し、前記隠蔽文字列の位置情報を前記隠蔽すべき位置に含める請求項4または5に記載の情報隠蔽方法。
  7. 表示装置に表示させるための画面イメージのレイアウトを解析した結果検出した文字列を、文字列の位置情報とともに文字列テーブルに記録し、
    前記文字列をOCR(Optical Character Recognition)処理した結果生成した文字データを、それぞれの文字の位置情報とともに文字データテーブルに記録し、
    前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定の範囲内に隠蔽すべき情報が現れる可能性の高い単語や文字の繋がりを示す特定文字列があるかどうかを検出し、特定文字列から特定の範囲内に他の文字列の存在を前記文字列テーブルを参照し確認した場合、少なくとも確認した文字列の位置情報を検出し、
    前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定文字列を検出し、前記特定文字列から特定の範囲内に入力フォーム等の存在を確認した場合、前記入力フォームの前記画面イメージにおける位置情報を検出し、
    前記特定文字データ検出部で検出される前記位置情報と前記隠蔽箇所検出部で検出される前記入力フォームの位置情報に基づいて、隠蔽すべき位置を判定し、前記画面イメージに対して、前記隠蔽すべき位置を隠蔽した画像イメージを生成する処理
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  8. 前記文字列テーブルには、文字列のOCR処理の可否情報を含み、
    前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、特定文字列があるかどうかを検出し、特定文字列から特定の範囲内に他の文字列が存在することを確認した場合、前記文字列テーブルの当該文字列のOCR処理の可否情報を否に変更し、
    前記文字列テーブルのOCR処理の可否情報が否である文字列はOCR処理の対象としない処理
    をコンピュータに実行させる請求項7記載のプログラム。
  9. 前記文字データテーブルにおける文字の繋がりの中に、隠蔽すべき単語や文字の繋がりを示す隠蔽文字列があるかどうかを検出し、もしあった場合は、隠蔽文字列の位置情報を検出し、前記隠蔽文字列の位置情報を前記隠蔽すべき位置に含める処理
    をコンピュータに実行させる請求項7または8に記載のプログラム。
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