JP2015143182A - 可動ホーム柵用のガラス基板および合わせガラス - Google Patents

可動ホーム柵用のガラス基板および合わせガラス Download PDF

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Abstract

【課題】軽量化が可能な可動ホーム柵用のガラス基板およびガラス基板を使用した合わせガラスの提供。
【解決手段】可動ホーム柵用のガラス基板110であって、化学強化処理されており、厚さが0.5〜2mmであり、対向する2つの主表面111,112と、該両主表面111,112をつなげる端面114とを有し、縦200mm×横200mmの寸法において、当該ガラス基板110の上面視対向する2辺を固定し、一方の主表面111又は112の中心に、厚さ方向に向かって荷重を加えた際に、破損することなく、20mm以上の撓みが生じる、ガラス基板。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス基板および合わせガラスに関し、特に、例えば、可動ホーム柵用のガラス基板および合わせガラスに関する。
最近、安全対策のため、駅のプラットホームの側縁に沿って、可動ホーム柵を設置するケースが増えてきている。この可動ホーム柵は、普段は戸袋から開閉扉を突出させることにより、線路とプラットホームの間に壁を形成し、乗客の転落等を防止する。また、列車がプラットホームの定位置に停車した際には、電動モータのような駆動手段によって、開閉扉が戸袋に引き込まれ、乗降口が開放されるため、乗客の列車への乗降が可能になる。
このような可動ホーム柵において、開閉扉の透過性を高めるため、開閉扉に強化ガラスを使用することが提案されている(特許文献1)。
特開2002−283994号公報
前述のように、開閉扉の透過性を高めるため、開閉扉に強化ガラスを使用した可動ホーム柵が提案されている。
そのような可動ホーム柵では、ガラス基板のワレや破損を防止するため、開閉扉には、剛性のある(すなわち相当の厚さのある)強化ガラスを使用する必要がある。しかしながら、そのような剛性のある強化ガラスを使用した場合、開閉扉が重厚な構成となり、さらには可動ホーム柵の重量が上昇するという問題がある。
本発明は、軽量化が可能な可動ホーム柵用のガラス基板および合わせガラスを提供することを目的とする。
本発明では、可動ホーム柵用のガラス基板であって、
化学強化処理されており、厚さが0.5mm以上、2mm以下であり、
対向する2つの主表面と、該両主表面をつなげる端面とを有し、
縦200mm×横200mmの寸法において、当該ガラス基板の上面視対向する2辺を固定し、一方の主表面の中心に、厚さ方向に向かって荷重を加えた際に、破損することなく、20mm以上の撓みが生じる、ガラス基板が提供される。
また、本発明では、可動ホーム柵用の合わせガラスであって、
第1のガラス基板と、
第2のガラス基板と、
両ガラス基板の間に設置された中間膜と、
を有し、
前記第1のガラス基板および前記第2のガラス基板は、前述のような特徴を有するガラス基板であることを特徴とする可動ホーム柵用の合わせガラスが提供される。
本発明では、軽量化が可能な可動ホーム柵用のガラス基板および合わせガラスを提供することができる。
本発明の一実施例による可動ホーム柵用のガラス基板の斜視図の一例を模式的に示した図である。 ガラス基板の撓み特性の測定方法を概略的に示した図である。 本発明の一実施例による可動ホーム柵用の合わせガラスの断面を概略的に示した図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施例の構成および特徴について、具体的に説明する。
(本発明の一実施例による可動ホーム柵用のガラス基板)
本発明の一実施例では、可動ホーム柵用のガラス基板であって、
化学強化処理されており、厚さが0.5mm以上、2mm以下であり、
対向する2つの主表面と、該両主表面をつなげる端面とを有し、
縦200mm×横200mmの寸法において、当該ガラス基板の上面視対向する2辺を固定し、一方の主表面の中心に、厚さ方向に向かって荷重を加えた際に、破損することなく、20mm以上の撓みが生じる、ガラス基板が提供される。
図1には、そのような特徴を有する本発明の一実施例による可動ホーム柵用のガラス基板(以下、単に「本発明の一実施例によるガラス基板」とも称する)の斜視図の一例を模式的に示す。
図1に示すように、本発明の一実施例によるガラス基板110は、第1の主表面111と、該第1の主表面111と対向する第2の主表面112と、両主表面111、112をつなげる端面114とを有する。図1の例では、端面114は、ガラス基板110の周囲にわたって、4つ(4面)存在する。
なお、図1の例では、ガラス基板110の主表面111、112は、略正方形状または矩形状の形態を有する。しかしながら、これは単なる一例であって、本発明の一実施例によるガラス基板の主表面は、例えば、略円形状または略楕円形状であっても良い。この場合、ガラス基板の端面は、ひとつだけ存在しても良い。あるいは、本発明の一実施例によるガラス基板の主表面は、例えば、略三角形状または略多角形状であっても良い。この場合、ガラス基板の端面は、主表面の辺の数だけ存在しても良い。
前述のように、従来より、開閉扉の透過性を高めるため、開閉扉に強化ガラスを使用した可動ホーム柵が提案されている。しかしながら、そのような可動ホーム柵においては、重量に起因した様々な問題が生じ得る。
これに対して、本発明の一実施例によるガラス基板100は、厚さが0.5mm〜2mmの範囲に低減されている。このため、可動ホーム柵の開閉扉に本発明の一実施例によるガラス基板100を使用した場合、開閉扉さらには可動ホーム柵の軽量化を図ることができる。
なお、可動ホーム柵の開閉扉に適用されるガラス基板の厚さを単に薄くしただけでは、乗客が開閉扉に接触したり、物品が開閉扉に当接した際に、ガラス基板が割れたり破損したりするなどの、安全上の問題が生じ得る。
しかしながら、本発明の一実施例によるガラス基板100では、主表面111、112の少なくとも一つが化学強化処理されている上、ガラス基板100が有意な「撓み特性」を有するという特徴を有する。
化学強化処理により、本発明の一実施例によるガラス基板100は、有意に高い強度を有する。また、このような「撓み特性」を有するガラス基板100を可動ホーム柵の開閉扉に適用した場合、乗客との接触や物品との当接等によって開閉扉のガラス基板に荷重が印加された際に、ガラス基板は、荷重印加側とは反対の側に向かって撓むことができ、このため荷重による応力を開放または抑制することが可能になる。
このため、本発明の一実施例によるガラス基板100では、ワレや破損が生じ難い安全な開閉扉を提供することが可能になる。
(撓み特性について)
ここで、図2を参照して、本願におけるガラス基板の「撓み特性」の評価方法について説明する。
図2には、ガラス基板の「撓み特性」の測定方法を概略的に示す。
図2(a)に示すように、この測定方法では、被測定用ガラス基板として、1辺の長さLが200mmの正方形状のガラスサンプル210が使用される。
ガラスサンプル210は、第1の主表面211および第2の主表面212と、両主表面211、212をつなぐ4つの端面214とを有する。なお、ガラスサンプル210の厚さは、実際に開閉扉に適用される際の厚さとする。
次に、このガラスサンプル210が水平に配置される。例えば、図2(b)に示すように、ガラスサンプル210は、第1の主表面211が上側となるようにして配置される。
なお、この際には、ガラスサンプル210は、対向する2辺だけが支持体(図示されていない)によって支持され、残りの2辺が拘束されないようにして配置される。また、ガラスサンプル210は、第1および第2の主表面211、212の支持体と接触している部分のみで支持されるようにして、すなわち第1および第2の主表面211、212のその他の表面はいかなる部材とも接触しないようにして、水平に配置される。
次に、この状態で、図2(b)に示すように、ガラスサンプル210の第1の主表面211の中央部分に荷重230が加えられる。ガラスサンプル210の種類によっては、荷重230によって、図2(b)に示すように、ガラスサンプル210は、第2の主表面212の側に撓むようになる。
そこで、荷重230によってガラスサンプル210が破損しない最大の変形量Pを測定する。また、得られた値を、そのガラス基板の撓み量Pと規定する。
前述のように、本発明の一実施例によるガラス基板100は、このような方法で得られる撓み量Pが20mm以上であるという特徴を有する。従って、本発明の一実施例によるガラス基板100を可動ホーム柵用の開閉扉に適用した場合、開閉扉のガラス基板に荷重が印加された際に、該荷重による応力を開放または抑制することが可能になる。
なお、撓み量Pは、25mm以上であることが好ましく、30mm以上であることがより好ましく、35mm以上であることがさらに好ましい。
(化学強化処理について)
本発明の一実施例によるガラス基板100は、第1の主表面111および/または第2の主表面112が化学強化処理されているという特徴を有する。従って、本発明の一実施例によるガラス基板100は、比較的薄い厚さでありながら、有意に高い強度を得ることができる。
なお、化学強化処理は、さらに、端面114の少なくとも一部または全部に、適用されても良い。例えば、化学強化処理は、ガラス基板110の全露出面に適用されても良い。
ここで、「化学強化処理(法)」とは、ガラス基板をアルカリ金属を含む溶融塩中に浸漬させ、ガラス基板の最表面に存在する原子径の小さなアルカリ金属(イオン)を、溶融塩中に存在する原子径の大きなアルカリ金属(イオン)と置換する技術の総称を言う。「化学強化処理(法)」では、処理されたガラス基板の表面には、元の原子よりも原子径の大きなアルカリ金属(イオン)が配置される。このため、ガラス基板の表面に圧縮応力層を形成することができ、これによりガラス基板の強度が向上する。
例えば、ガラス基板がナトリウム(Na)を含む場合、化学強化処理の際、このナトリウムは、溶融塩(例えば硝酸塩)中で、例えばカリウム(K)と置換される。あるいは、例えば、ガラス基板がリチウム(Li)を含む場合、化学強化処理の際、このリチウムは、溶融塩(例えば硝酸塩)中で、例えばナトリウム(Na)および/またはカリウム(K)と置換されても良い。
(その他の仕様について)
本発明の一実施例によるガラス基板100は、アルカリ金属元素(Li、Na、および/またはK)を含む限り、その組成は、特に限られない。本発明の一実施例によるガラス基板100は、例えば、ソーダライムガラス、アルミノシリケートガラスであっても良い。
ここで、本発明のガラス基板は、酸化物基準のモル百分率表示でSiOを56〜75%、Alを2〜20%、NaOを8〜22%、KOを0〜10%、MgOを0〜14%、ZrOを0〜5%、CaOを0〜10%含有することを特徴とする。以降、百分率表示は、特に断らない限り、モル百分率表示含有量を示す。
本実施形態のガラス板において、ガラス組成を前記範囲に限定した理由を以下に説明する。
SiOは、ガラス微細構造の中で網目構造を形成する成分として知られており、ガラスを構成する主要成分である。SiOの含有量は、56%以上であり、好ましくは60%以上、より好ましくは63%以上、さらに好ましくは65%以上である。また、SiOの含有量は、75%以下であり、好ましくは73%以下、より好ましくは71%以下である。SiOの含有量が56%以上であると、ガラスとしての安定性や耐候性の点で優位である。一方、SiOの含有量が75%以下であると、熔解性および成形性の点で優位である。
Alは、化学強化におけるイオン交換性能を向上させる作用があり、特に表面圧縮応力(CS)を向上する作用が大きい。ガラスの耐候性を向上する成分としても知られている。また、フロート成形時にボトム面からの錫の浸入を抑制する作用がある。Alの含有量は、2%以上であり、好ましくは2.5%以上、より好ましくは2.7%以上である。また、Alの含有量は、Alの含有量は、20%以下であり、好ましくは17%以下、より好ましくは12%以下、さらに好ましくは10%以下、特に好ましくは7%以下である。Alの含有量が1%以上であると、イオン交換により、所望のCSが得られ、また、錫の浸入を抑制する効果が得られる。一方、Alの含有量が20%以下であると、ガラスの粘性が高い場合でも失透温度が大きくは上昇しないため、ソーダライムガラス生産ラインでの熔解、成形の点で優位である。
SiOおよびAlの含有量の合計SiO+Alは、80%以下であることが好ましい。80%超では高温でのガラスの粘性が増大し、溶融が困難となるおそれがあり、より好ましくは79%以下、さらに好ましくは78%以下である。また、SiO+Alは、70%以上であることが好ましい。70%未満では圧痕がついた時のクラック耐性が低下し、より好ましくは72%以上である。
NaOは、イオン交換により表面圧縮応力層を形成させる必須成分であり、圧縮応力深さ(DOL)を深くする作用がある。またガラスの高温粘性と失透温度を下げ、ガラスの熔解性、成形性を向上させる成分である。NaOの含有量は、8%以上であり、好ましくは12%以上、より好ましくは13%以上である。また、NaOの含有量は、22%以下であり、好ましくは20%以下、より好ましくは16%以下である。NaOの含有量が8%以上であると、イオン交換により所望の表面圧縮応力層を形成することができる。一方、NaOの含有量が22%以下であると、充分な耐候性が得られる。
Oは、必須ではないが、イオン交換速度を増大しDOLを深くする効果があるため含有してもよい。一方、KOが多くなりすぎると十分なCSが得られなくなる。KOを含有する場合は、10%以下が好ましく、より好ましくは8%以下、さらに好ましくは6%以下である。KOの含有量が10%以下であると、充分なCSが得られる。
MgOは、必須ではないが、ガラスを安定化させる成分である。MgOの含有量は、2%以上が好ましく、より好ましくは3%以上、さらに好ましくは3.6%以上である。また、MgOの含有量は、14%以下であり、好ましくは8%以下、より好ましくは6%以下である。MgOの含有量が2%以上であると、ガラスの耐薬品性が良好になる。高温での熔解性が良好になり、失透が起こり難くなる。一方、MgOの含有量が14%以下であると、失透の起こりにくさが維持され、充分なイオン交換速度が得られる。
ZrOは、必須ではないが、一般に、化学強化での表面圧縮応力を大きくする作用があることが知られている。しかし、少量のZrOを含有してもコスト増加の割には、その効果は大きくない。したがって、コストが許す範囲で任意の割合のZrOを含有することが出来る。含有する場合は、5%以下であることが好ましい。
CaOは、必須ではないが、ガラスを安定化させる成分である。CaOは、アルカリイオンの交換を阻害する傾向があるため、特にDOLを大きくしたい場合は含有量を減らす、もしくは含まないことが好ましい。一方、耐薬品性を向上させるためには、2%以上が好ましく、より好ましくは4%以上、さらに好ましくは6%以上である。CaOを含有する場合の量は、10%以下であり、好ましくは9%以下、より好ましくは8.2%以下である。CaOの含有量が10%以下であると、充分なイオン交換速度が保たれ、所望のDOLが得られる。
SrOは、必須ではないが、ガラスの高温粘性を下げ、失透温度を下げる目的で含有してもよい。SrOは、イオン交換効率を低下させる作用があるため、特にDOLを大きくしたい場合は含有しないことが好ましい。含有する場合のSrO量は3%以下が好ましく、より好ましくは2%以下、さらに好ましくは1%以下である。
BaOは、必須ではないが、ガラスの高温粘性を下げ、失透温度を下げる目的で含有してもよい。BaOはガラスの比重を重くする作用があるため、軽量化を意図する場合には含有しないことが好ましい。含有する場合のBaO量は3%以下が好ましく、より好ましくは2%以下、さらに好ましくは1%以下である。
TiOは、天然原料中に多く存在し、黄色の着色源となることが知られている。TiOの含有量は、0.3%以下が好ましく、より好ましくは0.2%以下、さらに好ましくは0.1%以下である。TiOの含有量が0.3%を超えるとガラスが黄色味を帯びる。
この他、ガラスの熔融の清澄剤として、塩化物、フッ化物などを適宜含有してもよい。本発明のガラスは、本質的に以上で説明した成分からなるが、本発明の目的を損なわない範囲でその他の成分を含有してもよい。そのような成分を含有する場合、それら成分の含有量の合計は5%以下であることが好ましく、より好ましくは3%以下、典型的には1%以下である。以下、上記その他成分について例示的に説明する。
ZnOは、ガラスの高温での熔融性を向上するために、たとえば2%まで含有してもよい。しかし、フロート法で製造する場合には、フロートバスで還元され製品欠点となるので含有しないことが好ましい。
は、高温での熔融性またはガラス強度の向上のために、1%未満の範囲で含有してもよい。一般的には、NaOまたはKOのアルカリ成分とBを同時に含有すると揮散が激しくなり、煉瓦を著しく浸食するので、Bは実質的に含有しないことが好ましい。
LiOは、歪点を低くして応力緩和を起こりやすくし、その結果安定した表面圧縮応力層を得られなくする成分であるので含有しないことが好ましく、含有する場合であってもその含有量は1%未満であることが好ましく、より好ましくは0.05%以下、特に好ましくは0.01%未満である。ガラス基板は、主面において板厚方向に7〜30μmの圧縮応力層を有する化学強化処理されたガラス基板である。ガラス基板の主面の圧縮応力値は、それぞれ400〜900MPaである。ガラス基板の内部に形成された引張応力の値は、1〜25MPaである。
本発明の一実施例によるガラス基板100は、0.5mm〜2mmの範囲の厚さを有する。これにより、ガラス基板の軽量化を図ることができる。
なお、前述のように、ガラス基板を単に薄くするだけでは、安全上の課題は達成されないことに留意する必要がある。本発明の一実施例によるガラス基板100は、前述のような「撓み特性」を有するため、薄い状態で使用することができる。
厚さは、0.6mm〜1.5mmの範囲の範囲であることが好ましく、0.7mm〜1.0mmの範囲であることがより好ましい。
なお、本発明に必須の特徴ではないが、本発明の一実施例によるガラス基板100は、機能素子を有しても良い。
本願において、「機能素子」とは、ガラス基板100に追加の機能を付与する部材の総称を意味する。
機能素子は、例えば、反射防止素子、発光素子、調光素子、およびIRまたはUV遮蔽素子のような光学素子、映像素子であっても良い。あるいは、機能素子は、例えば、太陽電池セル等の電気的素子であっても良い。また、機能素子は、例えば、通信用アンテナ等の電磁的素子であっても良い。ここで、映像素子とは、例えば、薄いディスプレイを示し、可動ホーム柵(ガラス基板)が閉じられている際に、電車を待っている人に対して、広告を流したり、駅などからのお知らせを流したりすることができるものをいう。
なお、機能素子は、例えば、膜、箔、層、またはシート等の形態で、ガラス基板100に付与されても良い。
(本発明の一実施例による可動ホーム柵用の合わせガラス)
次に、図3を参照して、可動ホーム柵の開閉扉に適用され得る、本発明の別の実施例について説明する。
図3には、本発明の一実施例による可動ホーム柵用の合わせガラス(以下、単に、「本発明の一実施例による合わせガラス」とも称する)の断面を概略的に示す。
図3に示すように、本発明の一実施例による合わせガラス300は、第1のガラス基板310と、第2のガラス基板340と、両者の間に配置される中間膜350とを有する。
第1のガラス基板310は、相互に対向する第1および第2の主表面311、312を有する。また、第2のガラス基板340は、相互に対向する第1および第2の表面341、342を有する。このうち、第1のガラス基板310の第1の表面311は、合わせガラス300の第1の主表面301を構成し、第2のガラス基板340の第1の表面341は、合わせガラス300の第2の主表面302を構成する。
中間膜350は、2つのガラス基板310、340を相互に結合する役割を有する。なお、図3において、中間膜350は、単一の層として示されているが、中間膜350は、複数の層で構成されても良い。
ここで、第1のガラス基板310および第2のガラス基板340のうちの少なくとも一方は、前述の図1に示したような本発明の一実施例によるガラス基板100で構成される。特に、第1および第2のガラス基板310および340の両方が、前述の図1に示したような本発明の一実施例によるガラス基板100で構成されても良い。
例えば、第1のガラス基板310が、前述の図1に示したような本発明の一実施例によるガラス基板100で構成される場合、第1のガラス基板310は、厚さが0.5mm以上、2mm以下であり、主表面311、312の少なくとも一つは化学強化処理されており、前述の評価方法において、20mm以上の撓みが生じる「撓み特性」を有する。あるいは、第2のガラス基板340がそのような特徴を有しても良い。
このような構成の本発明の一実施例による合わせガラス300においても、前述の効果、すなわち、乗客が開閉扉に接触したり、物品が開閉扉に当接した際に、合わせガラス300が割れたり破損したりするなどの、安全上の問題を回避した状態で、開閉扉さらには可動ホーム柵の軽量化を図ることができるという効果が得られることは、当業者には明らかであろう。
ここで、本発明の一実施例による合わせガラス300において、第2のガラス基板340が前述の図1に示したような本発明の一実施例によるガラス基板100で構成されない場合(すなわち、第1のガラス基板310のみが前述の図1に示したような本発明の一実施例によるガラス基板100で構成される場合)であっても、第2のガラス基板340は、
0.5mm〜3.0mmの範囲の厚さを有することが好ましい。これにより、合わせガラス300全体としての重量の上昇を抑制することができる。
また、第2のガラス基板340が前述の図1に示したような本発明の一実施例によるガラス基板100で構成されない場合であっても、第2のガラス基板340は、第1の主表面341および第2の主表面342の少なくとも一方が化学強化処理されていることが好ましい。これにより、合わせガラス300全体としての強度の向上を図ることができる。
さらに、第2のガラス基板340が前述の図1に示したような本発明の一実施例によるガラス基板100で構成されない場合であっても、第2のガラス基板340は、前述の評価方法において、20mm以上の撓みが生じる「撓み特性」を有することが好ましい。これにより、合わせガラス300全体として、有意な撓み特性を発現させることができる。
なお、前述の撓み特性の測定は、合わせガラス全体に対して、実施されても良い。すなわち、本発明の一実施例では、前述の図2に示したような撓み特性の測定方法において、ガラス基板210の代わりに、合わせガラス自身を被評価対象として使用した際に、20mm以上の撓み量Pが得られても良い。
第1および/または第2のガラス基板310、340は、前述のように、機能素子を有しても良い。あるいは、機能素子は、中間膜350の内部または表面に配置されても良い。
(中間膜350について)
中間膜350は、例えば、ポリビニルアセタール(PVA)系の樹脂、ポリビニルブチラール(PVB)系の樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)系の樹脂およびウレタン等の樹脂で構成されても良い。
中間膜350の厚さは、特に限られない。中間膜350は、例えば、0.35mm〜3.0mmの厚さを有しても良い。
なお、前述のように、中間膜350は、複数の層で構成されても良い。
(本発明の一実施例による合わせガラスの製造方法について)
次に、図3に示したような本発明の一実施例による合わせガラス300の製造方法について、簡単に説明する。
本発明の一実施例による合わせガラス300は、例えば、
(a)第1のガラス基板310、第2のガラス基板340、および中間膜350を製造する工程、
(b)第1のガラス基板310と第2のガラス基板340の間に、中間膜350を配置して、積層体を構成する工程、ならびに
(c)積層体を減圧環境下で加圧および加熱する工程、
の各工程を経て製造される。
ここで、上記工程のうち、工程(b)および工程(c)は、合わせガラスの分野の当業者には良く知られている。
そこで、ここでは、特に工程(a)における第1のガラス基板310の製造方法の一例について、説明することにする。なお、以下の説明では、第1のガラス基板310は、前述の図1に示したような本発明の一実施例によるガラス基板100で構成されるものと仮定する。
第1のガラス基板310は、以下のステップにより製造される:
(i)所定の厚さのガラス板を製造するステップ(ステップS110)、
(ii)前記ガラス板を所定の寸法に切断するステップ(ステップS120)、および
(iii)切断されたガラス板を化学強化処理するステップ(ステップS130)。
以下、各ステップについて、簡単に説明する。
(ステップS110)
まず、所定の厚さのガラス板が製造される。
ガラス板の製造方法は、特に限られず、ガラス板は、例えば、フロート法のような一般的な方法で製造されても良い。ガラス板は、予め0.5mm〜2mmの範囲の厚さを有するように製造されても良い。あるいは、ガラス板は、製造後に、厚さが0.5mm〜2mmの範囲となるように加工されても良い。
(ステップS120)
次に、ステップS110で製造されたガラス板が所望の寸法に切断される。
(ステップS130)
次に、ステップS120で切断されたガラス板が化学強化処理される。
化学強化処理の条件(溶融塩の種類、処理温度、および処理時間等)は、特に限られない。
溶融塩の種類としては、例えば、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、塩化ナトリウム、および塩化カリウム等の、アルカリ金属硝酸塩、アルカリ金属硫酸塩、およびアルカリ金属塩化物塩などを使用することができる。これらの溶融塩は、単独で用いても、複数種を組み合わせて用いても良い。
処理温度(溶融塩の温度)は、使用される溶融塩の種類によっても異なるが、例えば、350℃〜550℃の範囲であっても良い。
化学強化処理は、例えば、350℃〜550℃の溶融硝酸カリウム塩中に、ガラス板を2分〜20時間程度浸演することにより、実施しても良い。経済的かつ実用的な観点からは、350〜500℃、2〜10時間で実施されることが好ましい。
なお、ガラス板は、必ずしも全面が化学強化処理される必要はなく、少なくとも一つの主表面が化学強化処理されていれば良い。そのような場合、ガラス板は、被化学強化処理面以外の面がマスク処理された状態で、溶融塩中に浸漬されても良い。
化学強化処理により、ガラス板の強度を有意に向上させることができる。
以上のステップにより、第1のガラス基板310を製造することができる。
なお、上記方法では、ガラス板を所望の寸法に切断した後に、ガラス板が化学強化処理される。しかしながら、これは単なる一例であって、ガラス板は、化学強化処理されてから、所望の寸法に切断されても良い。
この場合、ガラス板の切断端面には、化学強化処理の効果は得られない。しかしながら、そのようなガラス板であっても、主表面の強度が有意に改善されたガラス板を得ることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
フロート法で製造したガラス基板を所定の寸法に切断後、化学強化処理し、評価用ガラスサンプル(以下、「実施例1に係るサンプル」と称する)を調製した。また、得られた実施例1に係るサンプルを用いて、撓み特性の評価を行った。
実施例1に係るサンプルは、アルミノシリケートガラス製とした。この実施例1に係るサンプルは、モル%表示で、64.3%のSiO、8.0%のAl、12.5%のNaO、4.0%のKO、10.5%のMgO、0.1%のCaO、0.1%のSrO、0.1%のBaO、および0.5%のZrOを含む。
また、実施例1に係るサンプルの寸法は、縦200mm×横200mm×厚さ1.0mmとした。
化学強化処理は、上記寸法に切断されたガラス基板の全体を、硝酸カリウム溶融塩中に浸漬させることにより実施した。
撓み特性の評価は、前述の図2に示したような方法で実施した。
より具体的には、まず、実施例1に係るサンプルを、対向する2辺のみを支持体で支持した状態で水平に配置する。支持体としては、幅1cm、長さが20cmの板状体ものを用いた。
次に、棒状の加圧部材を用いて、実施例1に係るサンプルの主表面の中央部分に、上部から荷重を印加する。この加圧部材の先端は、長さ200mm×幅1mmの矩形状を有する。従って、加圧部材の先端部分の面積、すなわち実施例1に係るサンプルと接触する部分の面積は、約200mmである。
このような測定の結果、実施例1に係るサンプルは、たわみ量Pが20mmに達しても、破損しないことがわかった(従って、たわみ量P>20mm)。
(実施例2)
実施例1で使用した評価用ガラスサンプルを2枚準備した。
それぞれのサンプルを、中間膜を介して積層し、積層体を得た。なお、中間膜には、PVB系の樹脂を使用した。寸法は、縦200mm×横200mm×厚さ0.76mmとした。
積層体を、一般的な条件で加熱、加圧し、評価用の合わせガラス(以下、「実施例2に係るサンプル」と称する)を製造した。
実施例2に係るサンプルに対して、実施例1に係るサンプルと同様の方法で、撓み特性の評価を実施した。
その結果、実施例2に係るサンプルは、たわみ量Pが20mmに達しても、破損しないことがわかった(従って、たわみ量P>20mm)。
(比較例1)
フロート法で製造したガラス基板を所定の寸法に切断後、風冷強化処理し、評価用ガラスサンプル(以下、「比較例1に係るサンプル」と称する)を調製した。
比較例1に係るサンプルは、ソーダライムガラス製とした。また、比較例1に係るサンプルの寸法は、縦200mm×横200mm×厚さ1.0mmとした。なお、この比較例1に係るサンプルは、化学強化処理されていない。
比較例1に係るサンプルに対して、実施例1に係るサンプルと同様の方法で、撓み特性の評価を実施した。
比較例1に係るサンプルでは、たわみ量Pが20mmに達する前に、ガラスに破損が生じた(従って、たわみ量P<20mm)。
このことから、実施例1に使用したガラス基板、および実施例2に使用した合わせガラスは、比較例1に使用したガラス基板に比べて、有意に良好な撓み特性を有することがわかった。
以上の通り、本発明によれば、可動ホーム柵の設置の際に、床側の大きな補強を抑制することができるという効果がある。
また、本発明によれば、従来に比べて、可動ホーム柵の開閉時のエネルギー消費を抑制することができるという効果がある。
本発明は、例えば、駅のプラットホーム等に設置される可動ホーム柵等に利用することができる。
110 本発明の一実施例によるガラス基板
111 第1の主表面
112 第2の主表面
114 端面
210 ガラスサンプル
211 第1の主表面
212 第2の主表面
214 端面
230 荷重
300 本発明の一実施例による合わせガラス
301 第1の主表面
302 第2の主表面
310 第1のガラス基板
311 第1のガラス基板の第1の主表面
312 第1のガラス基板の第2の主表面
340 第2のガラス基板
341 第2のガラス基板の第1の主表面
342 第2のガラス基板の第2の主表面
350 中間膜

Claims (9)

  1. 可動ホーム柵用のガラス基板であって、
    化学強化処理されており、厚さが0.5mm以上、2mm以下であり、
    対向する2つの主表面と、該両主表面をつなげる端面とを有し、
    縦200mm×横200mmの寸法において、当該ガラス基板の上面視対向する2辺を固定し、一方の主表面の中心に、厚さ方向に向かって荷重を加えた際に、破損することなく、20mm以上の撓みが生じる、ガラス基板。
  2. アルミノシリケートガラスで構成されることを特徴とする請求項1に記載のガラス基板。
  3. 少なくとも一方の主表面に、機能素子が設置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のガラス基板。
  4. 当該ガラス基板は、酸化物基準のモル百分率表示で、SiOを56〜75%、Alを1〜20%、NaOを8〜22%、KOを0〜10%、MgOを0〜14%、ZrOを0〜5%、CaOを0〜10%含有することを特徴とする請求項1または3に記載のガラス基板。
  5. 当該ガラス基板は、酸化物基準のモル百分率表示で、SiOを56〜75%、Alを5〜20%、NaOを8〜22%、KOを0〜10%、MgOを0〜14%、ZrOを0〜5%、CaOを0〜5%含有することを特徴とする請求項1または3に記載のガラス基板。
  6. 可動ホーム柵用の合わせガラスであって、
    第1のガラス基板と、
    第2のガラス基板と、
    両ガラス基板の間に設置された中間膜と、
    を有し、
    前記第1のガラス基板および前記第2のガラス基板は、前記請求項1乃至5のいずれか一つに記載のガラス基板であることを特徴とする可動ホーム柵用の合わせガラス。
  7. 前記中間膜は、PVA、PVB、EVA、およびウレタンからなる群から選定されることを特徴とする請求項6に記載の合わせガラス。
  8. 前記第1および第2のガラス基板の全露出面は、化学強化処理されていることを特徴とする請求項6または7に記載の合わせガラス。
  9. 前記第1のガラス基板と前記第2のガラス基板の間、および/または合わせガラスの露出した主表面の少なくとも1つには、機能素子が設置されていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一つに記載の合わせガラス。
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