JP2015142463A - 車両用制御システム - Google Patents

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【課題】接触器等の切り替え手段が故障等した場合であっても、電力変換装置等を構成する部品を保護する。【解決手段】実施形態の車両用制御システムは、中間直流回路の負側と接地間及び中間直流回路の中性点と接地間にそれぞれ配置された第1の電流検出器及び第2の電流検出器、この2つの電流検出器の一方を接地に接続する切替部、架線から供給される電力が直流か交流かを検出する架線電力検出器、前記センサの検出結果に基づき、直流用遮断機および交流用遮断機の一方を接続状態に制御するとともに切替部を制御する第1の制御部、そして第1の電流検出器が接地に接続されるように切替部が制御されているときに第2の電流検出器が電流を検出した場合又は第2の電流検出器が設置に接続されるように切替部が制御されているときに第1の電流検出器が電流を検出した場合に切替部が故障したと判定し、接触器を遮断するように制御する第2の制御部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、鉄道車両の車両用制御システムに関する。
従来から、架線から供給される電力には直流電力と交流電力とが存在し、路線が直流電力区間と交流電力区間にまたがる場合がある。これに伴い、直流電力区間と交流電力区間の双方を走行することが可能な鉄道車両(交直両用車両)が存在する。
架線から直流電力の供給を受けて走行する鉄道車両では、電力変換装置の接地は直流回路の負側に接続される。一方、架線から交流電力の供給を受けて走行する鉄道車両では、電力変換装置の中間直流回路の中性点を接地させる技術が知られている。
ここで、交直両用車両に搭載された電力変換装置の接地回路を実現する場合、直流電力区間と交流電力区間とも電力変換装置の中間直流回路の負側で接地するように回路を構成するか、直流電力区間と交流電力区間で接地を切り替えることが考えられる。
前者の場合、絶縁耐圧電圧を直流電力区間に基づいて設定する必要があるため、交流電力区間で中間直流回路の電圧を上げることができず、電力変換装置の小型化が図れないという課題がある。一方、後者の場合、直流電力区間と交流電力区間とで接地回路を異ならせることから、交流電力区間において中間直流回路の電圧を上げることができ、これに伴って中間直流回路の電流を下げることができるため、電力変換装置を小型化することが可能となる。
特開平9−93702号公報
しかしながら、直流電力区間と交流電力区間で接地回路を切り替える構成とした場合、切替回路が必要となり、接触器等の物理的な切り替え手段を用いることになる。接触器等の切り替え手段を用いた場合、故障等により正しく切り替わらないまま交流電力区間から直流電力区間、又はその逆、に進入しまうと、電力変換装置を構成する部品に過度の電圧もしくは耐圧がかかることとなり、電力変換装置の故障に至る可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、接触器等の切り替え手段が故障等した場合であっても、電力変換装置等を構成する部品を保護することが可能な車両用制御システムを提供することを目的とする。
実施形態の車両用制御システムは、中間直流回路の負側と接地間に配置された第1の電流検出器と、中間直流回路の中性点と接地間に配置された第2の電流検出器と、前記第1の電流検出器と前記第2の電流検出器の一方を接地に接続する切替部と、架線から供給される電力が直流であるか交流であるかを検出する架線電力検出器と、前記センサの検出結果に基づき、直流用遮断機および交流用遮断機の一方を接続状態に制御するとともに前記切替部を制御する第1の制御部と、前記第1の電流検出器が接地に接続されるように切替部が制御されているときに前記第2の電流検出器が電流を検出した場合または前記第2の電流検出器が設置に接続されるように切替部が制御されているときに前記第1の電流検出器が電流を検出した場合に前記切替部が故障したと判定し、接触器を遮断するように制御する第2の制御部とを備えている。
図1は、一実施形態の車両に含まれる構成を示した図である。 図2は、一実施形態における、接地切り替え動作および保護動作の処理のフローを示した図である。 図3は、一実施形態における、接地切り替え動作の判定基準のデータベースを示した図である。 図4は、一実施形態における、架線から交流電流が供給される場合の電流経路を示した図である。 図5は、一実施形態において、架線から交流電流が供給される場合に接地切替回路が異常となった場合の電流経路を示した図である。 図6は、一実施形態における、架線から直流電流が供給される場合の電流経路を示した図である。 図7は、一実施形態において、架線から直流電流が供給される場合に接地切替回路が異常となった場合の電流経路を示した図である。 図8は、一実施形態における変形例を示した図である。
図1は、一実施形態にかかる車両に含まれる構成を示した図である。図1に示すように、本実施形態にかかる車両100は、集電装置(パンタグラフ)を介し、架線1から直流電力および交流電力の供給を受けて走行できる車両(交直両用車)であって、交流用遮断機2、直流用遮断機3、メイントランス4、車両用制御装置5、モータ6、接地切替回路7、車両制御部8、および電圧検出センサ9を備えている。
メイントランス4は、交流用遮断機2を介して架線1に接続されるとともに、グラウンド(例えば、車輪を介したグラウンド)に接続される。そして、架線1から供給された交流電力の電圧は、一次巻線41と二次巻線42の比に応じた電圧に変圧され、車両制御装置5に供給される。
車両用制御装置5は、交流電力を直流電力に変換するコンバータ(CONV)51、コンバータから供給される直流電力を交流電力に変換するインバータ(INV)52、制御部53
、直流電流検出回路54、交流区間接地電流検出回路55、同一構成の電圧検出器(正側)56と(負側)57、交流接触器58、および直流接触器9とを備えている。また、コンバータ51とインバータ52との間には、中間直流回路60が形成されている。なお、図1では、コンバータ51とインバータ52が、いずれも3レベルの電力変換装置とした場合の中間直流回路60を、例として示している。
なお、車両用制御装置5の制御部53は、車両制御部8が制御する接地切替回路7の状態と、直流電流検出回路54、交流区間接地電流検出回路55、および電圧検出器(正側)56と(負側)57の検出結果が合っていない場合、交流接触器58および直流接触器59を開状態(遮断状態)にさせ、車両用制御装置5の保護を行う。
接地切替回路7は、車両制御部8からの指示に従い、中間直流回路60の中性点61と負側62のいずれかをグランドに接続する。
車両制御部8は、車両100が走行している区間が直流電力区間か交流電力区間かに応じて接地切替回路7を制御し、直流電流検出回路54と交流区間接地電流検出回路55の一方がグラウンドに接続されるようにする。
電圧検出センサ9は、架線1から集電装置を介して供給される電力の電圧値に基づき、架線1から供給される電力が直流か交流かの判定を行い、この結果を車両制御部8に通知する。
次に、上記のような構成を有する車両における接地切替回路7の切り替え動作、および車両用制御装置5の保護動作について説明する。
図2は上記切り替え動作および保護動作の処理を表したフロー図であり、直流電力区間から交流電力区間に進入する場合について例示する。
車両100が直流電力区間を走行しているとき、車両制御部8は、電圧検出センサ9から直流であるとの判定結果を受信するので、この判定結果に基づいて接地切替回路7を制御して直流電流検出回路54がグラウンドにつながるようにする。更に、車両制御部8は交流用遮断機2を開状態に、そして直流用遮断機3を閉状態にする。これにより、架線1から集電装置を介して供給される直流電力は、直流用遮断機3を介して車両用制御装置5に供給され、インバータ52で可変電圧可変周波数の交流電力に変換された後、モータ6に供給される。この結果、モータ6によって車両100が駆動される。
さて、車両100が走行しているとき、架線1から供給された電力に基づき、電圧検出センサ9では、供給された電力が直流か交流かの判定が行われる(ステップS1)。つまり、車両100が直流電力区間を走行しているため、直流を示す判定結果が、電圧検出センサから車両制御部8へ通知される。
車両制御部8では、電圧検出センサ9から通知される判定結果に基づいて、判定結果が変化したかを判断する(ステップS2)。上記の通り、車両100が直流電力区間の走行を継続していることから、電圧検出センサ9から車両制御部8に通知される判定結果は直流のままとなるため(ステップS2のNO)、車両制御部8は接地切替回路7に対する制御は行わず、制御部53に対して接地切替回路7の状態、すなわち、直流電流検出回路54がグラウンドに接続されていることの通知のみ行う。
制御部53では、車両制御部8から通知される接地切替回路7の状態に基づいて、接地切替回路7の切替動作が正しく行われたか否か、また、接地切替回路7の状態が異常になったかの判定を行う(ステップS4)。このとき、制御部53で行われる判定は、図3に示すような判定基準をデータベースとして図示しないメモリにあらかじめ登録しておき、車両制御部8から通知される接地切替回路7の状態、直流電流検出回路54、交流区間接地電流検出回路55、および電圧検出器56と57で検出された値に基づき、前記データベースの判定基準を参照することで行われる。
上記した通り、制御部53は、車両制御部8から直流電流回路54がグラウンドに接続されていることの通知を受けていることから、判定基準の負側の設定情報を利用して接地切替回路7が正常か異常かを判定する。
ここで、車両制御部8の制御に基づいて、接地切替回路7が、直流電流検出回路54、すなわち中間直流回路60の負側62側となるよう正しく切り替わっている場合、図4に示すように、直流遮断機3を介して車両用制御装置5に供給された直流電力によって、直流接触器59を通り、電圧検出器56と57および直流電流検出器54を介し、グラウンドへと電流が流れる経路301が形成される。この結果、この電流が直流電流検出回路54によって検出される。更に、接地切替回路7が正しく切り替わっている場合、交流区間接地電流検出回路55で電流は検出されず、また、電圧検出器56と57で検出される電圧値は、直流電力区間の架線電圧の半分の値、例えば、架線電圧がDC1500Vである場合は、電圧検出器56と57で750Vの電圧値が検出されるので、負側の異常判定条件はいずれも満たさず、正常判定条件のみが成立することになる。なお、電圧検出器が検出する電圧値はある程度変動することがあるため、架線電圧の半分の値に対して±α(任意の値)の幅を持たせ、この幅の範囲内であれば半分の値とみなすようにしても良い。
よって、制御部53で接地切替回路7が正常であると判定され(ステップS4のYES)、車両用制御装置5の動作は維持される。
一方、車両100が直流電力区間を走行しているときに接地切替回路7に故障が発生するなどして交流区間接地電流検出回路55側に切り替わってしまうと、図5に示すように、直流遮断機3を介して車両用制御装置5に供給された直流電力によって、直流接触器59を通り、コンバータ51、インバータ52、中間直流回路60のいずれかに内蔵されており、中間直流回路60を分圧している図示しない抵抗もしくはコンデンサおよび交流区間接地電流検出器55を介し、グラウンドへと電流が流れる経路302が形成されてしまう。このため、直流電流検出回路54で電流の検出ができなくなる、交流区間接地電流検出回路55で電流が検出される、と判定基準の負側の設定情報での異常条件が成立することになり、制御部53によって接地切替回路7に異常が生じたと判定される(ステップS4のNO)。
接地切替回路7に異常が生じたと判定された場合、制御部53は、直流接触器59に対して開放指示信号を出力し、この結果、直流接触器59が開状態となり架線1から車両用制御装置5への電力供給が停止される。
車両100が直流電力区間を走行している間は上記の判定処理および車両用制御装置5の保護処理が継続して実行される。
その後、車両100が直流電力区間から交流電力区間に進入すると、電圧検出センサ9で架線1から供給される交流電力による電圧の変動が検出され(ステップS1)、車両制御部8に対して交流を示す判定結果が通知される。
車両制御部8では、電圧検出センサ9から通知される判定結果に基づいて、判定結果が変化したかを判断する(ステップS2)。上記の通り、電圧検出センサ9から通知される判定結果が直流から交流に変化したので、車両制御部8では、判定結果が変化したことを検出し(ステップS2のYES)、交流区間接地電流検出回路55がグラウンドに接続されるよう接地切替回路7に対する制御を行う(ステップS6)。また、制御部53に対して接地切替回路7の状態、すなわち、交流区間接地電流検出回路55がグラウンドに接続されていることを通知する。
また、車両制御部8が、電圧検出センサ9からの通知に基づいて直流電力区間から交流電力区間に移ったことを検出すると、交流用遮断機2を閉状態に、そして直流用遮断機3を開状態に切り換える。これにより、架線1から集電装置を介して供給される交流電力は、交流用遮断機2、メイントランス4を介して車両用制御装置5に送られる。車両用制御装置5では、コンバータ51によって供給された交流電力が直流電力に変換され、中間直流回路60に供給される。その後は車両100が直流電力区間を走行している場合と同様に、インバータ52で可変電圧可変周波数の交流電力に変換され、モータ6に供給される。
制御部53では、車両制御部8から通知される接地切替回路7の状態に基づいて、接地切替回路7の切替動作が正しく行われたか否か、また、接地切替回路7の状態が異常になったかの判定を行う(ステップS4)。
制御部53は、車両制御部8から交流区間接地電流検出回路55がグラウンドに接続されていることの通知を受けたことから、図3に示すデータベースに登録されている判定基準の中性点側の設定情報を利用し、接地切替回路7が正常か異常かを判定する。
ここで、車両制御部8の制御に基づいて、接地切替回路7が、交流区間接地電流検出回路55、すなわち中間直流回路60の中性点61側となるよう正しく切り替わっている場合、図6に示すように、グラウンド側から交流区間接地電流検出回路55を介し、中性点61との間で漏れ電流の経路401が形成される。
この結果、この漏れ電流が交流区間接地電流検出回路55によって検出される。更に、接地切替回路7が正しく切り替わっている場合、直流電流検出回路54で電流は検出されないことから、正常判定条件のみが成立することになる。
よって、制御部53で接地切替回路7が正常であると判定され(ステップS4のYES)、車両用制御装置5の動作は維持される。
一方、車両制御部8からの制御に対して接地切替回路7が正しく動作せずに直流電流検出回路54側につながったままの場合、または、交流区間接地電流検出回路55に正しく切り替わった後に接地切替回路7に故障が発生するなどして直流電流検出回路54側に切り替わってしまうと、図7に示すように、グラウンド側から直流電流検出回路54を介して中間直流回路60の負側62に流れる漏れ電流の経路402が形成される。このため、交流区間接地電流検出回路55で電流の検出ができなくなる、直流電流検出回路54で電流が検出される、と判定基準の中性点側の設定情報での異常条件が成立することになり、制御部53によって接地切替回路7に異常が生じたと判定される(ステップS4のNO)。
接地切替回路7に異常が生じたと判定された場合、制御部53は、交流接触器58に対して開放指示信号を出力し、この結果、交流接触器58が開状態となり架線1から車両用制御装置5への電力供給が停止される。
以上に説明した通り、接地点を直流電力区間と交流電力区間で切り替えることにより、交流電力区間での中間直流回路60の電圧を直流電力区間の2倍することができる。この結果、交流電力区間において中間直流回路60に印加される電圧を上げられることから、中間直流回路60を流れる電流を下げられるので、車両用制御装置5を小型化することが可能となる。更に、接地切替回路7が故障した場合に車両用制御装置5へ供給される電力を停止させる機能を設けたことで、接地切替回路7を設けたことによって浮上した接地切替回路7の故障に伴う車両用制御装置5を構成する部品の破壊リスクが大幅に低減される。
なお、上記説明では、直流電力区間と交流電力区間の検出を電圧検出センサ9によって行うこととしているが、これに限らず、地上設備から無線等を用いて直流と交流の切替信号を受信するようにし、この切替信号に従って車両制御部8が接地切替回路7を制御するとともに、接地切替回路7の制御状態を制御部53に通知するようにしても良い。
また、制御部53は、車両制御部8から直流電流検出回路54と交流区間接地電流検出回路55のいずれがグラウンドに接続されているかを示す通知を受けるとしているが、これに代え、電圧検出センサ9による直流か交流かの判定結果を入力、又は別に設けられ、架線から供給される電力が直流であることを検出する直流架線電圧検出器および交流であることを検出する交流架線電圧検出器(いずれの電圧検出器も図示せず)のそれぞれから検出信号を入力し、この入力に基づいて接地切替回路7の状態を判断するようにしても良い。
(変形例)
図1に示す直流中間回路60は、コンバータ51とインバータ52が共に3レベルの電力変換装置である場合の回路構成となっているが、双方もしくは一方が2レベルの電力変換装置とすることも可能である。図8は、2レベルのコンバータ51aと2レベルのインバータ52aとした場合の中間直流回路60aの回路構成を示している。すなわち、中性
点61aを形成するために、正側と負側との間に2つの同じ容量を有するコンデンサC1、C2を直列接続するとともに、この直列接続されたコンデンサC1とC2に対して電圧検出器56と57を接続する。更にコンデンサC1とC2の中間点と電圧検出器56と57の中間点とを結ぶ配線を介して交流区間接地電流検出回路55を接続する。
このような中間直流回路61を用いることで、ともに2レベルのコンバータ51aとインバータ52aを用いた場合でも、同様の効果を得ることができる。
なお、一方が2レベル、他方が3レベルである場合は、例えば、図8の中性点61aの3レベル側となる配線が電力変換装置(コンバータ51またはインバータ52)へ引き通され、中間直流回路を形成することになる。また、もちろんこのような回路構成とした場合でも、同様の効果を得ることができる。
1…架線、2…交流用遮断機、3…直流用遮断機、4…メイントランス、5…車両用制御装置、6…モータ、7…接地切替回路、8…車両制御部、9…電圧検出センサ、41…一次巻線、42…二次巻線、51…コンバータ、52…インバータ、53…制御部、54…直流電流検出回路、55…交流区間接地電流検出回路、56、57…電圧検出器、58…交流接触器、59…直流接触器、60…中間直流回路、100…車両

Claims (3)

  1. 架線から供給される電力に基づいて車両に搭載されたモータを駆動する車両用制御システムにおいて、
    中間直流回路の負側と接地間に配置された第1の電流検出器と、
    中間直流回路の中性点と接地間に配置された第2の電流検出器と、
    前記第1の電流検出器と前記第2の電流検出器の一方を接地に接続する切替部と、
    架線から供給される電力が直流であるか交流であるかを検出する架線電力検出器と、
    前記センサの検出結果に基づき、直流用遮断機および交流用遮断機の一方を接続状態に制御するとともに前記切替部を制御する第1の制御部と、
    前記第1の電流検出器が接地に接続されるように切替部が制御されているときに前記第2の電流検出器が電流を検出した場合または前記第2の電流検出器が設置に接続されるように切替部が制御されているときに前記第1の電流検出器が電流を検出した場合に前記切替部が故障したと判定し、接触器を遮断するように制御する第2の制御部と
    を備えたことを特徴とする車両用制御システム。
  2. 前記中間直流回路の正側と中性点との間に設けられた第1の電圧検出器および中性点と負側との間に設けられた第2の電圧検出器とを更に備え、前記第2の制御部は、前記第1の電圧検出器および第2の電圧検出器が検出する電圧値に基づいて前記切替部に故障が発生したことを検出する請求項1に記載の車両用制御システム。
  3. 前記架線電力検出器は前記架線に接触する集電装置と前記直流用遮断機および前記交流用遮断機との間に印加する電力に基づき、前記架線から供給される電力が直流か交流かを判定することを特徴とする請求項1に記載の車両用制御システム。
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