JP2015141797A - 筐体及び照明装置 - Google Patents

筐体及び照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015141797A
JP2015141797A JP2014013585A JP2014013585A JP2015141797A JP 2015141797 A JP2015141797 A JP 2015141797A JP 2014013585 A JP2014013585 A JP 2014013585A JP 2014013585 A JP2014013585 A JP 2014013585A JP 2015141797 A JP2015141797 A JP 2015141797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
housing
light source
source unit
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014013585A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6240520B2 (ja
Inventor
光秀 坂本
Mitsuhide Sakamoto
光秀 坂本
淳一 安藤
Junichi Ando
淳一 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SKG Co Ltd
Original Assignee
SKG Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SKG Co Ltd filed Critical SKG Co Ltd
Priority to JP2014013585A priority Critical patent/JP6240520B2/ja
Publication of JP2015141797A publication Critical patent/JP2015141797A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6240520B2 publication Critical patent/JP6240520B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Planar Illumination Modules (AREA)

Abstract

【課題】筐体に導光板を設置する際に、導光板が直接光源ユニットに接触等することを防止でき、かつ上方開口から光源ユニットを取付可能な筐体及びこの筐体を使用した照明装置を提供する。
【解決手段】発光ダイオード12及び基板11を有する光源ユニット10が取り付けられる底面部51と、前記底面部51の両側に立設される一対の側壁部52a、52bと、を有する断面略U字状の長尺の筐体において、
一対の側壁部のそれぞれの内壁面に、内側方向に延出された一対のフランジ54を備え、
一方の前記側壁部の前記フランジは、他方の前記側壁部の前記フランジの延出長さより短い筐体50とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、LED基板が取り付けられる筐体及び筐体を使用した照明装置に関する。
従来、光源ユニットを収納する筐体を含む光源装置として、光を発する光源ユニットと、光源ユニットを収納する筐体と、光源ユニットを前記筐体に固定する固定部材とを有し、固定部材に形成された係留部が、光源ユニットに形成された第1連結部と筐体に形成された第2連結部とに、それぞれ係留されていることを特徴とする光源装置が提案されている(特許文献1)。この筐体は、断面がコの字で板状に形成されたアルミニウム合金の金属板からなり、筐体の内部の下方に形成された載置面に、光源ユニットを載置して収納するものである。
しかし、かかる筐体は、筐体の内側側面に導光板を保持するための保持部が設けられているため、上方開口から光源ユニットを取り付けることができず、端部からスライドするように挿入する必要があるという問題点があった。また、端部からスライドするように挿入するため、両面テープ等で筐体に固定しづらいという問題点もあった。
特開2012−216503号公報
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、筐体に導光板を設置する際に、導光板が直接光源ユニットに接触したり、衝突したりすることを防止でき、かつ上方開口から光源ユニットを取付可能な筐体及びこの筐体を使用した照明装置を提供することを主たる目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明にかかる筐体は、発光ダイオード及び基板を有する光源ユニットが取り付けられる底面部と、前記底面部の両側に立設される一対の側壁部と、を有する断面略U字状の長尺の筐体において、
一対の側壁部の内壁面の少なくとも一方に内側方向に延出されたフランジを備えており、前記フランジと前記フランジの反対側の内壁面との隙間の間隔は、前記基板の幅よりも狭いことを特徴とする。
本発明にかかる筐体によれば、筐体に取り付けられる光源ユニットの上面より高い位置の内壁面の少なくとも一方にフランジが設けられているため、導光板を筐体に嵌め込む際に、導光板を強く筐体側に押し付けたり、落下させたりした場合であっても、導光板が光源ユニットに接触したり、衝突したりすることが防止され、光源ユニット又は導光板の損傷が防止される。また、筐体のフランジは、少なくともいずれか一方のみであれば、筐体の幅と同様の幅の基板を上面から設置することができる。
本発明にかかる筐体は、一方の前記側壁部の前記フランジの延出長さは、他方の前記側壁部の前記フランジの延出長さより短く形成され、かつ一対の前記フランジ間の隙間の間隔は、前記基板の幅よりも狭いことを特徴とする。本発明にかかる筐体によれば、少なくともいずれか一方のフランジが短く形成されていれば、フランジが干渉する部位を極力少なくすることができるので、より幅の広い基板を有する光源ユニットをフランジ間の隙間から挿入し、筐体に固定することができる。
さらに、本発明にかかる筐体において、延出長さの短い前記フランジの延出側下方端辺と、延出長さの長いフランジ側の前記側壁部と前記底面部の付け根部と、の距離が、前記基板の幅よりも広いことを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、延出長さの短い前記フランジの延出側下方端辺と、延出長さの長いフランジ側の前記側壁部と前記底面部の付け根部と、の距離以下の幅を有する基板であれば、フランジ間の隙間より幅の広い基板であっても、光源ユニットを傾けることで、確実に上方開口から光源ユニットを挿入することが可能になる。
さらに、本発明にかかる筐体において、延出長さの長い方の前記フランジは、フランジ内側面とフランジ底面との間に傾斜面を有することを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、光源ユニットを挿入する際に、フランジと干渉する部位を減らすことができるため、より幅の広い基板や厚みのある基板を上方開口から挿入することができる。
さらに、本発明にかかる筐体において、前記傾斜面と、前記傾斜面を有する前記フランジ側の前記側壁部に対して反対側の前記側壁部と前記底面部との付け根部と、の距離が、前記基板の幅よりも広いことを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、前記傾斜面と、前記傾斜面を有する前記フランジ側の前記側壁部に対して反対側の前記側壁部と前記底面部との付け根部と、の距離以下の幅を有する基板であれば、フランジ間の隙間より大きい基板であっても、傾けることで確実に上方開口から光源ユニットを挿入することが可能になる。
さらに、本発明にかかる筐体において、一対の前記側壁部の高さが異なることを特徴とするものであってもよい。側壁の一方を高くすることによって、筐体の体積を大きくすることができるので、より放熱性の高い筐体とすることができる。
さらに、本発明にかかる筐体において、前記基板又は前記基板に接続される電線を固定する固定部材を有し、前記固定部材は、前記フランジに固定可能であることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、フランジを利用して光源ユニットを固定することができる。
また、本発明にかかる照明装置は、前述した筐体と、光源ユニットと、導光板と、を備えてなることを特徴とする。本発明にかかる照明装置は、前述した筐体の効果を有する照明装置とすることができる。
さらに、本発明にかかる導光板加工装置によれば、筐体に導光板を設置する際に、導光板が直接光源ユニットに接触したり、衝突したりすることを防止でき、かつ上方開口から光源ユニットを取付可能な筐体及びこの筐体を使用した照明装置を提供することができる。
図1は、第1実施形態にかかる照明装置100の斜視図である。 図2は、第1実施形態にかかる照明装置100の一部拡大斜視図である。 図3は、第1実施形態にかかる筐体50及び光源ユニット10の断面図である。 図4は、第1実施形態にかかる筐体50に光源ユニット10を挿入する工程を示す模式図である。 図5は、第2実施形態にかかる筐体50及び光源ユニット10の断面図である。 図6は、第2実施形態にかかる筐体50に光源ユニット10を挿入する工程を示す模式図である。 図7は、第3実施形態にかかる筐体50及び光源ユニット10の断面図である。 図8は、実施形態にかかる筐体50の変形例を示す斜視図である。
以下、図面を用いて、筐体50及び照明装置100の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。
(第1実施形態)
第1実施形態にかかる筐体50及びこの筐体50を使用した照明装置100の斜視図が図1に示されている。第1実施形態にかかる照明装置100は、図1に示すように、主として、光源ユニット10と、導光板20と、筐体50と、を備えている。なお、照明装置100の実施形態を説明することによって、その構成部品の筐体50の実施形態を同時に説明するので、筐体50の説明に代える。
光源ユニット10は、図2に示すように、複数の発光ダイオード12(以下「LED」という。)と、このLED12が直列に配置された板状の基板11とを有する。基板11は、長尺の四角形の板状に形成されている。LED12は、平面発光型、側面発光型、砲弾型等いずれのタイプであってもよい。好ましくは、平面発光型を使用するとよい。LED12の光の色は、限定するものではなく、例えば、白色、赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色又は紫色のいずれかの色若しくはそれらの色の組み合わせ等であってもよい。なお、直列に配置されるLED12は、必ずしも1列である必要はなく、2列以上の複数の列を有していても良い。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、基板11の「幅」というときは、図2のAの長さをいう。
光源ユニット10は、LED12に電力を供給する電源ユニット(図示しない。)と、接続される。電源ユニットとしては、外部から入力された電力をLED12の定格に適合させるため、降圧、直流の定電流への整流、整流後のパルス変調及びノイズの除去等を行い、LED12に駆動電力を供給する。例えば、変圧機、整流器、コンデンサ等から構成される。
筐体50は、光源ユニット10が取り付けられた状態で導光板20に取り付けることによって、光源ユニット10を導光板20の所定位置に配置するための部材である。筐体50は、図2及び図3に示すように、光源ユニット10が配置される底面部51とこの底面部51の両側に立設される一対の側壁部52とを備えており、全体的に断面が略U字状に形成された長尺の部材からなる。筐体50の素材としては、光源ユニット10の熱を放熱しやすいように、金属で作製するとよい。なお、放熱性の高い素材であれば、樹脂を使用することもできる。左側側壁部52aの左側内壁面53a及び右側側壁部52bの右側内壁面53bには、光源ユニット10が底面部51に配置された際に、LED12の上面より高い位置から内側方向に延出された左側フランジ54a及び右側フランジ54bが設けられている。左側フランジ54aと右側フランジ54bは、それぞれ延出長さが異なっており、左側フランジ54aが右側フランジ54bより短く形成される。短く延出される側のフランジ54の延出長さは、1.5mm以下が好ましく、より好ましくは1.0mm以下、さらに好ましくは0.6mm以下がよい。第1実施形態においては、左側フランジ54aが短く延出された側のフランジとして説明している。左側フランジ54aと右側フランジ54bとの隙間の間隔αは、配置される基板11の幅βよりも狭く形成される。また、短く延出された側の左側フランジ54aの延出側下方端辺55aと、反対側の右側側壁部52bと底面部51の付け根部56bとの距離γが、取付けが予定される光源ユニット10の基板11の幅βよりも広く作製される。これにより、左側フランジ54aと右側フランジ54bとの隙間の間隔αが光源ユニット10の基板11の幅βよりも狭くても光源ユニット10の底面部51に配置することができる。配置方法の詳細は後述する。
導光板20は、図2に示すように、矩形の平板状に形成されてなり、光源ユニット10からの光が少なくともいずれかの端面から入射されて、片側又は両側の主面21から光を出射する。本実施形態においては、下端面20aから光が入射されて両側の主面21から出射する。導光板20は、光が内部を通過可能な透明な樹脂で作製されており、例えば、メチルメタクリレートやエチルメタクリレート等のメタクリル樹脂の他、メチルアクリレート、エチルアクリレート等のアクリル製樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレン、ガラス等の種々の素材を用いることができる。高透過性を有する素材であれば特に限定するものではない。また、端面から入射された光を効率よく主面21から出射するため、導光板20の主面21に拡散ドット29を設けたり、若しくは拡散ドット29に代えて又は拡散ドット29に加えて、導光板20の主面21を粗面に形成したりしてもよい。かかる拡散ドット又は粗面に形成した主面と反対側の主面に効率よく光を拡散することができる。
拡散ドット29は、図2に示すように、主として凹部に形成される。凹部の形状は特に限定するものではなく、図2示すように四角錐形状であってもよいし、その他、円錐形状、三角錐形状、四角錐作業台形状、半円球形状等種々の凹部の形態を選択することができる。また拡散ドット29の作製方法としては、特に限定するものではなく、超音波加工、加熱加工、レーザー加工、切削加工等種々の加工方法を採用することができる。四角錐型の拡散ドット29を超音波加工によって作製する場合には、先端面に拡散ドット29を反転させた形状を有する加工ドットが縦横に複数マトリクス状に配置されている超音波加工ホーンを、導光板20に対して垂直に押圧することによって、加工ドットの形状が反映された形状の四角錐型の拡散ドット29を形成することができる。なお、個々の拡散ドット29の大きさは、同じであっても異なっていても良い。例えば、LED12から遠ざかるにつれて、四角錐型の拡散ドット29の各辺を徐々に長くしたり、四角錐型の拡散ドット29の深さを徐々に深くしたりしても良い。こうすればLED12から近く光が強い位置では拡散される光量が小さくなり、光源ユニット10から遠ざかるにつれて拡散される光量が大きくなるため、正面の主面21で出射する光の光量を均等に近づけることができる。また、より強く光を出射したい部分のみに大きい拡散ドット29を形成したりしてもよいし、一部のみが異なる外観を呈するように、一部のみ異なる形状の拡散ドット29を形成してもよい。本実施形態では拡散ドット29の各辺の長さが約0.6mm、深さが約0.4mmであり、隣り合う四角錐型の拡散ドット29間のピッチが2.0mmに形成されている。勿論、これに限定するものではなく、適宜好適なサイズを選択することができる。好ましくは、四角錐型の拡散ドット29の各辺の長さは、0.2mm〜1.5mmで選択するとよい。また、四角錐型の拡散ドット29の深さは、0.4mm〜0.8mmで選択するとよい。また、隣り合う四角錐型の拡散ドット29間のピッチについても特に限定するものではなく、例えば、1.5mm〜8.0mmのピッチの間から適宜選択することができる。好ましくは、1.5mm〜3.0mmのピッチに作製するとよい。
なお、拡散ドット29の形状としては、凹状に凹んだ凹部に限らず、凸状の膨らんだ拡散凸部であってもよい。拡散凸部としては、スクリーン印刷やシルク印刷等によって、盛り上がる(凸状)ように内周面に形成してもよい。
また、導光板20の主面21を粗面に形成するには、例えば、サンドペーパーやヤスリで削ったり、サンドブラストによって表面に傷をつけたりしてもよいし、レーザーで表面を加工してもよい。
なお、拡散ドット29や粗面を作製する際に、上述した後加工の方法だけでなく、予め拡散ドット29や粗面を成形することができるように作製しておいたインジェクション等の型を使用して導光板20の成形時に同時に拡散ドット29や粗面(図示しない。)を成形してもよい。
以上のように作製された各構成部品は、以下のようにして組み立てられる。まず、光源ユニット10の底面に両面テープ60(図3参照)を貼着する。次に、図4Aに示すように、基板11の短い左側フランジ54a側に対応する側面10aが上方となるように斜めにした状態で、光源ユニット10を筐体50の上方開口からフランジ54間の隙間に挿入していく。さらに、基板11の長い右側フランジ54bに対応する側面10bが右側側壁部52bと底面部51の付け根部56b近傍に接触した状態で、図4Bに示すように、光源ユニット10を水平にしていく。この状態で、短く延出された左側フランジ54aの延出側下方端辺55aと、反対側の右側側壁部52bと底面部51の付け根部56bとの距離γ(図3参照)が、取付けが予定される光源ユニット10の基板11の幅β(図3参照)よりも広く作製されているので、図4Cに示すように、左側フランジ54aに干渉することなく底面部51に光源ユニット10を移動することができる。この際に左側フランジ54aは、延出長さが短いため、より幅の広い基板11を筐体50の底面部51に挿入することが可能になる。そして、光源ユニット10の両面テープ60を底面部51に貼り付けて固定される。さらに、固定部材70で電線13又は基板11が固定され、さらに確実に筐体に光源ユニット10が固定される。固定部材70は、図2に示すように、電線13又は基板11を保持するため断面U字状に形成された中央保持部71と、この中央保持部71の両側に断面U字の端部から折り返すように形成され、底面部51とフランジ54の底面との間で弾性力によって固定される両側固定部72とを有する。そのため、中央保持部71に電線13又は基板11が配置された状態で両側固定部の先端をフランジ54に当接することで電線13又は基板11を固定することができる。こうして、光源ユニット10は、筐体50に固定される。この際に、光源ユニット10は、ウレタンやシリコン等で被覆して防水加工を施してもよい。
こうして光源ユニット10が一体化された筐体50は導光板20の下端面20aに取り付けられて照明装置100とされる。筐体50に導光板20を取り付ける時に、フランジ54によって導光板20がフランジ54より下方に挿入されることが防止されるので、導光板20が光源ユニット10に直接接触又は衝突して破損することが防止される。
こうして作製された照明装置100によれば、導光板20が光源ユニット10に接触してLED12や導光板20を損傷することを防止するフランジ54を有する筐体50であっても、フランジ54間の隙間の間隔αより長い幅を有する基板11を有する光源ユニット10を上方開口から挿入することができる。そのため、端部からスライドして挿入する必要がなくなる。また、上方から挿入するので両面テープを用いて容易に筐体に固定することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態にかかる照明装置100の断面図が図5に示されている。第2実施形態にかかる照明装置100は、第1実施形態に対し、筐体50の右側フランジ54bの形態が異なる。その他の点は、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
第2実施形態の筐体50は、フランジ54のうち長い右側フランジ54bは、フランジ内側面54cとフランジ底面54dとの間に傾斜面54eを有する。かかる構成を採用することによって、図6aに示すように、光源ユニット10の厚さによって干渉する場合であっても、傾斜面54eとすることでで光源ユニット10との干渉を防止して取り付けることができる。そのため、傾斜面54eを有さないフランジ54と比較して、より厚みのある光源ユニット10を設置することができる。一方、傾斜面54eを設けることで、傾斜面54eを有しないフランジ54と比較して、より低い位置にフランジ54を設けることができる。また、図6Bに示すように、光源ユニット10を挿入する際に、反対の傾きにした場合であっても、この傾斜面54eと、傾斜面54eを有する右側フランジ54b側の右側側壁部52bに対して反対側の左側側壁部52aと底面部51との付け根部56aと、の距離が、基板11の幅よりも広く形成されていれば、延出側下方端辺が干渉することを防止して挿入できるので、いずれの傾きであっても光源ユニット10を筐体50内に挿入することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態にかかる照明装置100の断面図が図7に示されている。第2実施形態にかかる照明装置100は、第1実施形態に対し、筐体50の内壁面53のいずれか(図7においては、右側内壁面53b)にのみフランジ54bが存在し、反対側の内壁面53(図7においては左側内壁面53a)にフランジが存在しない点が異なる。その他の点は、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
第3実施形態の筐体50は、第1実施形態のフランジ54bのように断面四角形に形成してもよいし、図7に示すように、右側フランジ54bは、フランジ内側面54cとフランジ底面54dとの間に傾斜面54eを有するように形成してもよい。このように、いずれか一方にのみフランジ54bを設けることによって、ほぼ底面部51の幅と同等の幅を有する光源ユニット10を挿入することができる。なお、フランジ54がいずれか一方にのみ存在する場合には、導光板20の厚さを筐体50の対面する左側内壁面53aと右側内側壁53b間の幅δとほぼ同じ距離に設定するとよい。導光板20が筐体50の左側内壁面53aと右側内側壁53b間の幅δより狭い場合は、導光板20が内壁面53に対して斜めに傾いた状態(図7の矢印の方向)で挿入される可能性があり、斜めに傾いた状態で挿入されると光源ユニット10と導光板20が接触する可能性があるが、導光板20の厚さと左側内壁面53aと右側内側壁53b間の幅δをほぼ同様の幅に設定すれば、導光板20が内側壁53に対して平行に入り込むため、導光板20がフランジ54bより下方へ配置されることがなく、光源ユニット20に接触して損傷することを防止することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
上述した各実施形態においては、左側側壁部52aと右側側壁部52bの高さは同じ高さを有するものとしたが、図8に示すように、一対の前記側壁部52のいずれか一方が高く形成されていてもよい。かかる構成を採用することで、放熱性が高くすることができる。
上述した実施の形態で示すように、照明装置として利用することができる。
10…光源ユニット、10a、10b…側面、11…基板、12…LED、
13…電線、20…導光板、20a…下端面、21…主面、29…拡散ドット、
50…筐体、51…底面部、52…側壁部、52a…左側側壁部、
52b…右側側壁部、53a…左側内壁面、53b…右側内壁面、
54…フランジ、54a…左側フランジ、54b…右側フランジ、
54c…フランジ内側面、54d…フランジ底面、54e…傾斜面、
55a…延出側下方端辺、56a,56b…付け根部、60…両面テープ、
70…固定部材、71…中央保持部、72…両側固定部、100…照明装置


Claims (8)

  1. 発光ダイオード及び基板を有する光源ユニットが取り付けられる底面部と、前記底面部の両側に立設される一対の側壁部と、を有する断面略U字状の長尺の筐体において、
    一対の側壁部の内壁面の少なくとも一方に内側方向に延出されたフランジを備えており、前記フランジと前記フランジの反対側の内壁面との隙間の間隔は、前記基板の幅よりも狭いことを特徴とする筐体。
  2. 一方の前記側壁部の前記フランジの延出長さは、他方の前記側壁部の前記フランジの延出長さより短く形成され、かつ一対の前記フランジ間の隙間の間隔は、前記基板の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1記載の筐体。
  3. 延出長さの短い方の前記フランジの延出側下方端辺と、延出長さの長いフランジ側の前記側壁部と前記底面部の付け根部と、の距離が、前記基板の幅よりも広いことを特徴とする請求項1又は2に記載の筐体。
  4. 延出長さの長い方の前記フランジは、フランジ内側面とフランジ底面との間に傾斜面を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の筐体。
  5. 前記傾斜面と、前記傾斜面を有する前記フランジ側の前記側壁部に対して反対側の前記側壁部と前記底面部との付け根部と、の距離が、前記基板の幅よりも広いことを特徴とする請求項4に記載の筐体。
  6. 一対の前記側壁部の高さが異なることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の筐体。
  7. さらに、前記基板又は前記基板に接続される電線を固定する固定部材を有し、
    前記固定部材は、前記フランジに固定可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の筐体。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の筐体と、
    光源ユニットと、
    導光板と、
    を備えてなることを特徴とする照明装置。

JP2014013585A 2014-01-28 2014-01-28 筐体及び照明装置 Active JP6240520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014013585A JP6240520B2 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 筐体及び照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014013585A JP6240520B2 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 筐体及び照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015141797A true JP2015141797A (ja) 2015-08-03
JP6240520B2 JP6240520B2 (ja) 2017-11-29

Family

ID=53772038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014013585A Active JP6240520B2 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 筐体及び照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6240520B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016162509A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 株式会社エス・ケー・ジー 光源保持部材及び光源保持部材を有する照明装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3135971U (ja) * 2007-05-23 2007-10-04 億光電子工業股▲ふん▼有限公司 発光ダイオードのバックライトモジュール
JP2008060070A (ja) * 2006-07-06 2008-03-13 Chi Mei Optoelectronics Corp 液晶ディスプレイ及びそのバックライトモジュール
JP2010009845A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Toshiba Mobile Display Co Ltd 照明ユニット及び照明ユニットを備えた液晶表示装置
JP2011192522A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Green Lighting:Kk 導光板および照明装置
JP2012181993A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Kowa Co 照明装置
JP2012216503A (ja) * 2011-03-29 2012-11-08 Skg:Kk 光源装置、バックライト装置、表示装置、及びこれらに用いられる固定部材
US20120314431A1 (en) * 2011-03-01 2012-12-13 Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co. Ltd. Light Source Fixing Device, Light Source Assembly and Assembling Method Thereof
JP2013195510A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Sharp Corp 表示装置、及びテレビ受信装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008060070A (ja) * 2006-07-06 2008-03-13 Chi Mei Optoelectronics Corp 液晶ディスプレイ及びそのバックライトモジュール
JP3135971U (ja) * 2007-05-23 2007-10-04 億光電子工業股▲ふん▼有限公司 発光ダイオードのバックライトモジュール
JP2010009845A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Toshiba Mobile Display Co Ltd 照明ユニット及び照明ユニットを備えた液晶表示装置
JP2011192522A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Green Lighting:Kk 導光板および照明装置
JP2012181993A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Kowa Co 照明装置
US20120314431A1 (en) * 2011-03-01 2012-12-13 Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co. Ltd. Light Source Fixing Device, Light Source Assembly and Assembling Method Thereof
JP2012216503A (ja) * 2011-03-29 2012-11-08 Skg:Kk 光源装置、バックライト装置、表示装置、及びこれらに用いられる固定部材
JP2013195510A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Sharp Corp 表示装置、及びテレビ受信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016162509A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 株式会社エス・ケー・ジー 光源保持部材及び光源保持部材を有する照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6240520B2 (ja) 2017-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6710191B2 (ja) 照明装置
DK2738447T3 (en) Cabinet lighting device
KR101533918B1 (ko) Led 평판조명기구
JP2009290181A (ja) 拡散レンズ及びそれを用いた発光素子組立体
KR20180104680A (ko) 복수의 면에서 광을 방출하는 led들을 사용하는 균일하고 효율적이고 색상 튜닝 가능한 카메라용 링 플래시
US20100254138A1 (en) Light emitting device
US20100284182A1 (en) Led illumination device and led illumination module for generating uniform stripped light source
JP6765055B2 (ja) 照明器具
JP2008096745A (ja) 複数の導光レンズを連結したレンズ群
KR101475047B1 (ko) 백라이트 유닛
JP6240520B2 (ja) 筐体及び照明装置
KR101581662B1 (ko) 조명장치
JP6564604B2 (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP6551822B2 (ja) 照明器具
US20160231613A1 (en) Display device
JP2012194518A5 (ja) チャンネル文字装置
TW201728981A (zh) 光源模組
JP6167448B2 (ja) 厨房装置
JP2017098059A (ja) 照明器具、及びそれを備えた洗面化粧台
JP6179868B2 (ja) 照明装置とそれを用いた天井板
JP2013218965A (ja) 照明器具
JP2020140815A (ja) 照明装置
JP2016171033A (ja) レンズおよび照明装置
JP6602083B2 (ja) 照明装置
JP2014207168A (ja) 照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6240520

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250