JP2015141681A - 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ジョブを連続して長時間実行している場合においても、ジョブの生産性を極力落とさずに情報処理装置内の半導体記憶装置の最適化処理を実施することができる情報処理装置を提供する。【解決手段】画像形成装置100では、取得したジョブ状況から、ジョブ存在中に半導体記憶装置の最適化処理を実行するか否かを判断し、最適化を実行すると判断した場合に半導体記憶装置の最適化処理を実行する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、情報処理装置が備える不揮発性の半導体記憶装置のディスク最適化の制御技術に関する。
近年、HDD(ハードディスクドライブ)に代えて、SSD(ソリッドステートドライブ)と呼ばれる、フラッシュメモリを用いた不揮発性の半導体記憶装置を備える情報処理装置が増えている。SSDでは、内蔵するフラッシュメモリの寿命を延ばすために、ウェアレベリングと呼ばれる分散書き込みが行われている。ウェアレベリングでは、書き込み回数の少ないブロックをなるべく使用するように、ブロックを置き換えて書き込みが行われていく。そのため、情報処理装置にてウェアレベリング処理を実行中には、ブロック置き換え時にブロック消去やデータコピーなどが発生し、SSDのパフォーマンス(読み書き性能)が低下する場合がある。
SSD等の不揮発性半導体記憶装置では、パフォーマンスの低下を改善する方法としてトリムと呼ばれる処理を行うのが一般的である。トリムとは、記憶装置に対して、OS(オペレーティングシステム)のファイルシステムにとって不要になった記憶領域を通知するコマンドである。記憶装置にトリムコマンドで通知することにより、不必要な領域までウェアレベリング処理をする必要がなくなり、パフォーマンス低下を抑制することができる。
一方、HDD等の磁気ディスク記憶装置では、パフォーマンスの低下を抑制する方法として、断片化したファイルを再構成するデフラグと呼ばれる最適化処理を行うのが一般的である。例えば、特許文献1では、スタンバイ時に最適化処理を実行する装置が記載されている。
SSD等の不揮発性半導体記憶装置でトリムを実行する場合も上記デフラグと同様に、アイドル時やスタンバイ時に実行したり、ユーザの指示に応じて実行したり、指定された時刻に実行したりするのが一般的である。いずれにしても、不揮発性半導体記憶装置を備えた情報処理装置では、該記憶装置の最適化処理を実行しないで連続して使用し続けた場合、該記憶装置のパフォーマンスが低下する。そのため、その情報処理装置で実行されるジョブが、不揮発性半導体記憶装置の読み書き性能低下に起因して遅くなることがある。
特開2005−92484号公報
しかしながら、特許文献1では、スタンバイ状態(記録処理というジョブを実行していないとき)か否かを判断し、スタンバイ時のみデフラグと呼ばれる最適化処理を実行する。そのため、ジョブを連続して実行中で長時間スタンバイ状態にならない場合には、その間に記憶装置の最適化処理を行えずに記憶装置への読み書きが遅くなり、情報処理装置の処理能力が低下するおそれがある。SSD等の不揮発性半導体記憶装置でトリムを実行して最適化する場合も同様であり、ジョブを連続で実行し続ける場合に最適化処理が行えない。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、記憶装置を備える情報処理装置でジョブが実行中であっても情報処理装置の生産性を落とすことなく記憶装置の最適化処理を実行することができる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、記憶装置を備える情報処理装置において、前記情報処理装置のジョブ状況を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した前記情報処理装置のジョブ状況が所定のジョブ状況にあるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記情報処理装置が所定のジョブ状況にあると判断した場合に前記記憶装置の最適化処理を実行する実行手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、記憶装置を備える情報処理装置でジョブが実行中であっても情報処理装置の生産性を落とすことなく記憶装置の最適化処理を実行することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の画像形成装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 ストレージ管理部の最適化判断/指示タスクにより実行される記憶装置の最適化判断処理の流れを示すフローチャートである。 (a)ジョブ状況テーブルの一例を示す図、(b)最適化実行許可パターンテーブルの一例を示す図、(c)最適化実行状況テーブルの一例を示す図である。 ストレージ管理部の最適化実行管理タスクにより実行される記憶装置の最適化実行処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、画像形成装置100は、ROM102あるいはStorage1_110に記憶されたプログラムを実行するCPU101を備える。CPU101は、以下に説明するシステムバス115に接続される各部を総括的に制御する。
Storage1_110は、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性半導体記憶装置であり、プログラムを記憶するほか、画像データの一時記憶場所としても使われる。
ディスクコントローラ(DISKC)109は、Storage1_110からの画像データやプログラムの読み出しや書き込みを制御する。なお、DISKC109は、オプションとして複数の記憶装置の接続および制御が可能であり、図示例ではStorage1_110とStorage2_111が接続されている。この場合、Storage1_110およびStorage2_111は、ディスクコントローラ(DISKC)109によって読み書きの制御が行われる。
RAM103は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。外部入力コントローラ(PANELC)105は、画像形成装置100に備えられた各種ボタンあるいはタッチパネル(PANEL)106等からの指示入力を制御する。ディスプレイコントローラ(DISPC)107は、例えば、液晶ディスプレイなどで構成される表示モジュール(DISPLAY)108の表示制御を行う。
ネットワークインタフェースカード(NIC)104は、外部のネットワーク機器あるいはファイルサーバ等との間で双方向にデータをやりとりするネットワークインタフェースである。
印字部(PRINTER)112は、電子写真方式やインクジェット方式などにより記録紙に印刷するプリントエンジンである。PRINTER112には、オプションとして給紙カセット(不図示)が複数段装着されており、複数種類(サイズ)の印刷用紙をそれぞれのカセット段に入れておき、印字時にカセットから印刷用紙を給紙することができる。
画像読み取り部(SCANNER)113は、紙に印字された画像を読み込む機能および構造を有する。多くの場合、SCANNER113にはオプションとしてオートドキュメントフィーダ(不図示)が装着されており、複数枚の原稿を自動的に読み込むことができる。
図2は、図1の画像形成装置100のソフトウェア構成を示すブロック図である。
画像形成装置100上で動作するソフトウェア200において、オペレーティングシステム(OS)201は、ソフトウェアやハードウェア全体を制御および管理し、多くのアプリケーションから共通して利用される基本ソフトウェアである。このOS201上では、例えば、図1に示すDISKC109などのハードウェアを制御するデバイスドライバ202が動作している。また、OS201には、Storage1_110に対してデータを読み書きするためのファイルシステム203が存在する。
ファイルシステム203は、アプリケーション204からファイルの読み出し要求を受け取ると、デバイスドライバ202に指示してDISKC109を動作させる。そして、DISKC109からコマンドが発行され、Storage1_110からデータが読み出される。同様に、ファイルシステム203は、アプリケーション204からファイルの書き込み要求を受け取ると、デバイスドライバ202に指示してDISKC109を動作させる。そして、DISKC109がデータを転送し、Storage1_110へデータを書き込む。
OS201上で動作するアプリケーションとしてはJOB制御部205がある。JOB制御部205は、画像形成装置100におけるコピーやプリントなどのジョブの実行を制御するソフトウェアである。また、JOB制御部205には、PRINTER112を制御するPrint制御206や、SCANNER113を制御するScan制御207などの制御アプリケーションが含まれる。
ストレージ管理部208は、OS201上で動作し、Storage1_110等の最適化管理や最適化制御指示を行うアプリケーションである。また、ストレージ管理部208は、最適化判断/指示タスク209と、最適化実行管理タスク210の2つの処理タスクに分かれている。最適化判断/指示タスク209は、Storage1_110等の最適化を行うか否かを判断して最適化の指示を行う処理を行う。最適化実行管理タスク210は、実際にStorage1_110等の最適化の実行管理を行う。なお、最適化実行管理タスク210は、ストレージ管理部208の中に組み込まれているが、最適化実行管理の処理をファイルシステムの一機能としてファイルシステム203の中に組み込まれていても構わない。
図示のソフトウェアは、前述したとおり、ROM102あるいはStorage1_110(若しくはStorage2_111)に記憶されており、RAM103上に読み出された後、CPU101で実行される。
次に、ストレージ管理部208の最適化判断/指示タスク209にて、ジョブ状況を取得して最適化処理を実行するか否かを判断し、最適化の実行/中断指示を行う処理について説明する。
図3は、ストレージ管理部208の最適化判断/指示タスク209により実行される記憶装置の最適化判断処理の流れを示すフローチャートである。なお、本処理は、上述したようにCPU101がROM102またはStorage1_110から読み出したプログラムを実行することにより実現されるものであるが、便宜上、最適化判断/指示タスク209を主体にして説明する。
まず、最適化判断/指示タスク209は、ジョブ状況の通知待ちを行う(ステップS302)。ジョブ状況の通知は、前述したJOB制御部205の中で動作しているPrint制御206やScan制御207から逐次通知される。例えば、PRINTER112にてキャリブレーション(画像調整処理)が開始された場合、PRINTER112からシステムバス115を通じてRAM103にキャリブレーション開始のコマンドデータが記録される。そして、Print制御206がそのコマンドデータを受信し、キャリブレーションの実行が開始されたことを認識する。JOB制御部205から通知されるジョブ状況の詳細内容は、RAM103にジョブ状況テーブル400として書き込まれる。ジョブ状況テーブル400の一例を示す図4(a)に示す。
図4(a)において、ジョブ状況テーブル400は、ジョブ番号(JobNo)401、ジョブタイプ(JobType)402、ジョブステータス(JobStatus)403、詳細ステータス1(DetailStatus−1)404、詳細ステータス2(DetailStatus−2)405から構成される。
ジョブ番号401はジョブの識別番号であり、ジョブが発生するたびにユニークな値が割り当てられ、ジョブの識別に用いられる。ジョブタイプ402は、ジョブの種類を表す情報であり、例えばプリントジョブであれば、“PrintJob”、FAXなどの送信するセンドジョブであれば“SendJob”が格納される。
ジョブステータス403は、ジョブの実行状況を表す情報であり、例えばプリント中であれば“Printing”、送信中であれば“Forwarding”が格納される。
詳細ステータス1_404は、詳細なジョブ状況を表す情報が格納される。例えば、プリントジョブで厚紙などに印刷するために通常の半分の速度でプリントを実行中の場合には“HalfSpeedPrinting”が格納される。また、センドジョブでFAXを送信中の場合には、“Fax”が格納される。詳細なジョブ状況が複数ある場合には、詳細ステータス2_405に追加で情報が格納される。
JOB制御部205は、Print制御206やScan制御207が実行するジョブの状況が変化するたびに、RAM103のジョブ状況テーブル400への書き込みや更新を行う。これにより、ジョブの状況が逐次ジョブ状況テーブル400に反映されるようになっている。
図3に戻り、最適化判断/指示タスク209は、ジョブ状況の通知を受けたか判定し(ステップS303)、ジョブ状況の通知を受けてない場合には、ステップS302に戻り、ジョブ状況の通知待ちを行う。一方、ジョブ状況の通知を受けた場合、最適化判断/指示タスク209は、ジョブ状況テーブル400を参照する(ステップS304)。
次に、最適化判断/指示タスク209は、ROM102に書き込まれている最適化実行許可パターンテーブル500を参照する(ステップS305)。最適化実行許可パターンテーブルの一例を図4(b)に示す。
図4(b)において、最適化実行許可パターンテーブル500は、ジョブタイプ条件(JobType condition)501、ジョブステータス条件(JobStatus condition)502、詳細ステータス条件(DetailStatus condition)503から構成される。
ジョブタイプ条件501には、最適化を実行許可するジョブ種類の条件を示す情報が格納される。ジョブステータス条件502には、最適化を実行許可するジョブ状況の条件を示す情報が格納される。詳細ステータス条件503には、最適化を実行許可するジョブ状況の詳細条件を示す情報が格納される。
パターン504は、ジョブタイプ条件501が“PrintJob”、ジョブステータス条件502が“Printing”、詳細ステータス条件503が“HalfSpeedPrinting”の場合に、記憶装置の最適化を実行許可するものである。なお、詳細ステータス条件503が“−”の場合には、ジョブ状況の詳細条件は無し(詳細状況は見ない)という意味である。
図4(a)に示すジョブ状況テーブル400でジョブ番号401が“1”の実行ジョブは、ジョブタイプ402が“PrintJob”であり、ジョブタイプ条件501が“PrintJob”という条件にまず一致する。更に、ジョブステータス403が“Printing”であり,ジョブステータス条件502が“Printing”という条件に一致する。更に、詳細ステータス1_404が“HalfSpeedPrinting”(減速プリント中)であり、詳細ステータス条件503が“HalfSpeedPrinting”という条件に一致する。よって、ジョブ番号401が“1”の実行ジョブは、最適化実行を許可するパターンの1つに条件がすべて一致するため、最適化を実行すると判断する(図3のステップS306でYES)。
一方、パターン505は、ジョブタイプ条件501が“PrintJob”でジョブステータス403が“Calibrating”(キャリブレーション中)である。これは、PRINTER112がキャリブレーション中の場合に最適化の実行を許可する、というパターンである。キャリブレーションとは、画像の位置ずれや色の濃度を定期的に調整する機能のことであり、この調整処理を実行中の状態をキャリブレーション中という。
また、パターン506は、ジョブタイプ条件501が“PrintJob”でジョブステータス403が“Waiting for_Paper”(印刷用紙補給待ち)である。これは、PRINTER112が印刷用紙を補給されるのを待っている状態の場合に最適化の実行を許可する、というパターンである。印刷用紙補給待ちとは、例えば、A4用紙を給紙して印刷中にA4用紙が切れた状態で、A4用紙を入れるカセットにA4用紙が補給されるまでの状態をいう。
また、パターン507は、ジョブタイプ条件501が“PrintJob”でジョブステータス403が“Waiting for Toner”(トナー補給待ち)である。これは、PRINTER112がトナーを補給されるのを待っている状態の場合に最適化の実行を許可する、というパターンである。
また、パターン508は、ジョブタイプ条件501が“PrintJob”でジョブステータス403が“Waiting for Jam cancel”(ジャム解除待ち)である。これは、PRINTER112がジャムを解消されるのを待っている状態の場合に最適化の実行を許可する、というパターンである。ジャムとは、印刷用紙がPRINTER112の中で詰まってしまった状態であり、詰まった用紙を取り除き、印字可能な状態になるのを待っている状態をジャム解除待ちという。
また、パターン509は、ジョブタイプ条件501が“PrintJob”でジョブステータス403が“Waiting for Cassette change”(給紙カセット段切り替え中)である。これは、PRINTER112が給紙カセット段の切り替え中の場合に最適化の実行を許可する、というパターンである。給紙カセット段切り替え中とは、例えば、A4サイズの用紙がセットされているカセットからA3サイズの用紙がセットされている給紙カセットに給紙段を切り替えるまでの切り替え処理中のことである。
また、パターン510は、ジョブタイプ条件501が“PrintJob”で、ジョブステータス403が“Finishing”(ジョブ終了中)で、詳細ステータス条件503が“No Next Job”である。これは、PRINTER112がジョブ終了中で、次のジョブが存在しない場合に最適化の実行を許可する、というパターンである。
最後に、パターン511は、ジョブタイプ条件501が“SendJob”でジョブステータス403が“Forwarding”(データ送信中)である。これは、SCANNER113が画像を読み取った後に、読み取った画像データを送信中、というパターンである。画像データの送信中の例としては、FAXでの画像送信やE−mailによる画像送信などが該当する。
このようにして、ジョブ状況テーブル400に示すジョブ状況が、最適化実行許可パターンテーブル500に記載された条件のいずれかに一致するかで最適化を実行するか否かを判断することができる。
図3に戻り、最適化判断/指示タスク209は、ジョブ状況テーブル400に記述されたジョブ状況が最適化実行許可パターンテーブル500のパターンのいずれかに一致するか否かで最適化を実行するか否かを判定する(ステップS306)。この判定の結果、最適化実行許可パターンテーブル500のパターンのいずれかに一致した場合、最適化判断/指示タスク209は、最適化を実行すると判断してステップS307へ進む。
ステップS307では、既に最適化処理が実行中の場合もあるため、最適化判断/指示タスク209は、RAM103に保存されている最適化実行状況テーブル600を参照し、最適化処理の実行状況を確認する。最適化実行状況テーブルの一例を図4(c)に示す。
図4(c)において、最適化実行状況テーブル600は、メインステータス(MainStatus)601、エントリ番号(EntryNo.)602、サブステータス(SubStatus)603、アドレス(Address(LBA))604、サイズ(Sise(sectors))605で構成される。
メインステータス601は、最適化のメイン状況を示す情報が格納される。メインステータス601が“Ececuting”であれば最適化を実行中であり、“Suspend”であれば中断中であり、“Idle”であれば未実行(アイドル)状態である。
エントリ番号602は、トリムを実行する対象領域のエントリ番号であり、ファイルシステム203によって未使用領域(トリム対象領域)と記録された領域情報が最適化実行管理タスク210の処理により、本テーブルに連番で登録される。
サブステータス603は、そのエントリ番号で登録された領域に対するトリム実行状況を示す情報が格納される。“Finished”であれば既にトリム実行完了済みを示し、“Executing”であれば現在トリムを実行中であることを示す。“Waiting”であれば実行待ち状態であることを示す。
アドレス604およびサイズ605は、そのエントリ番号で登録されたトリム対象領域の開始アドレスとサイズが格納される。例えば、エントリ番号602が“1”の場合、開始アドレス(記憶装置のロジカルブロックアドレス)は“3125810”であり、サイズ(セクター数)は“128”である。つまり、LBA:3125810のアドレスから128セクター分の領域がトリム対象の領域であることを示している。
図3に戻り、最適化判断/指示タスク209は、最適化実行状況テーブル600のメインステータス601を参照して最適化処理が実行中かを判定する(ステップS308)。その結果、実行中でなければ、最適化処理の実行を指示して(ステップS309)、ステップS302に戻る。一方、ステップS308で最適化を実行中であると判定した場合は、そのままステップS302に戻る。
ステップS306の判定結果から、最適化実行許可パターンテーブル500のパターンのいずれにも一致しなかった場合、最適化判断/指示タスク209は、最適化を実行しないと判断してステップS311へ進む。
ステップS311では、既に最適化処理が実行中の場合もあるため、最適化判断/指示タスク209は、RAM103に保存されている最適化実行状況テーブル600を参照し、最適化処理の実行状況を確認する。
次に、最適化判断/指示タスク209は、最適化実行状況テーブル600のメインステータス601を参照して最適化処理が実行中かを判定し(ステップS312)、実行中であれば、最適化処理の中断を指示する(ステップS313)。一方、実行中でなければ、そのままステップS302に戻る。
このようにして、ジョブの実行状況を取得し、不揮発性半導体記憶装置の最適化を実行するか否かを逐次判断し、ジョブ処理中であっても実行可能なタイミングで最適化実行指示を行い、該記憶装置のパフォーマンス低下を抑制する。
次に、図3の最適化判断フローにて最適化の実行指示・中断指示を行った後、最適化実行管理タスク210上で動作する最適化の実行・中断を行う処理について図5を用いて説明する。
図5は、ストレージ管理部208の最適化実行管理タスク210により実行される記憶装置の最適化実行処理の流れを示すフローチャートである。なお、本処理は、上述したようにCPU101がROM102またはStorage1_110から読み出したプログラムを実行することにより実現されるものであるが、便宜上、最適化実行管理タスク210を主体にして説明する。
まず、最適化実行管理タスク210は、ファイルシステム203に記録されている不図示のトリム対象領域の情報(アドレス、サイズ)を取得する(ステップS701)。
次に、最適化実行管理タスク210は、最適化実行状況テーブル600を参照し、ファイルシステム203から取得したトリム対象領域の情報(アドレス、サイズ)と比較して差分がある場合にはエントリ追加や削除の更新を行う(ステップS702)。エントリ追加の場合には、エントリ番号602、アドレス604、サイズ605にファイルシステム203から取得した追加の領域情報が追加される。エントリ新規追加の場合、サブステータス603に“Waiting”(実行待ち)が登録される。エントリ削除の場合には、該当するエントリ番号602の情報が全て削除される。
ステップS702で最適化実行状況テーブル600のテーブル更新が完了すると、最適化実行管理タスク210は、最適化未実行のエントリがあるか判定する(ステップS703)。最適化未実行のエントリの判定方法は、各エントリのサブステータス603を確認し、“Waiting”(実行待ち)のエントリがあるか否かで行われる。その結果、未実行のエントリがあった場合、最適化実行管理タスク210は、そのエントリが示すトリム対象領域に対してトリムコマンドを実行する(ステップS704)。具体的には、最適化実行管理タスク210は、トリム対象領域の情報(アドレス604、サイズ605の情報)を付加してトリムの実行をデバイスドライバ202に命令する。デバイスドライバ202は、DISKC109にトリムコマンドの発行設定を行い、DISKC109からトリムコマンドが発行され、Storage1_110でトリム処理が実行される。
トリムコマンドの実行開始後、最適化実行管理タスク210は、最適化実行状況テーブル600の更新を行う(ステップS705)。具体的には、最適化実行管理タスク210は、メインステータス601を“Ececuting”に書き換え、最適化を実行開始したエントリのサブステータス603を“Executing”に書き換える。
次に、最適化実行管理タスク210は、図3のステップ313で説明したように、最適化判断/指示タスク209から中断指示があるか判定する(ステップS706)。中断指示がなかった場合は、ステップS703に戻り、未実行エントリに対するトリム実行を継続する。一方、中断指示があった場合、最適化実行管理タスク210は、最適化実行状況テーブル600の更新を行う(ステップS707)。具体的には、最適化実行管理タスク210は、メインステータス601を“Suspend”に書き換え、後続のエントリに対してトリム処理は実施せずに、本処理を終了する。
このように、最適化実行管理タスク210は、最適化判断/指示タスク209の指示を受けて不揮発性半導体記憶装置に対する最適化の実行や中断を行い、不揮発性半導体記憶装置の読み書き性能の低下を改善する。
以上説明したように、取得したジョブ状況から情報処理装置が所定のジョブ状況にあるか否かを判断し、所定のジョブ状況にある場合には記憶装置の最適化を実行する。これにより、記憶装置を備える情報処理装置でジョブが実行中であっても情報処理装置の生産性を落とすことなく記憶装置の最適化処理を実行することができる。
なお、上述した実施形態では、本発明を画像形成装置に適用した場合について説明したが、画像形成装置以外の装置、例えば情報処理装置等であってもかまわない。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 画像形成装置
110 Storage1
203 ファイルシステム
208 ストレージ管理部
209 最適化判断/指示タスク
210 最適化実行管理タスク

Claims (8)

  1. 記憶装置を備える情報処理装置において、
    前記情報処理装置のジョブ状況を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した前記情報処理装置のジョブ状況が所定のジョブ状況にあるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記情報処理装置が所定のジョブ状況にあると判断した場合に前記記憶装置の最適化処理を実行する実行手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判断手段は、前記情報処理装置のジョブ状況が、減速プリント中、キャリブレーション中、印刷用紙補給待ち、トナー補給待ち、ジャム解除待ち、給紙カセット段切り替え中、及びデータ送信中のいずれかであると判断し、且つ前記実行手段による最適化処理が実行中でないと判断したときは、前記実行手段に前記記憶装置の最適化処理の実行指示を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判断手段は、前記情報処理装置のジョブ状況がジョブ終了中であり、かつ次のジョブが存在しないと判断し、且つ前記実行手段による最適化処理が実行中でないと判断したときは、前記実行手段に前記記憶装置の最適化処理の実行指示を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記判断手段は、前記情報処理装置のジョブ状況が、減速プリント中、キャリブレーション中、印刷用紙補給待ち、トナー補給待ち、ジャム解除待ち、給紙カセット段切り替え中、データ送信中、ジョブ終了中かつ次のジョブが存在しないといういずれのジョブ状況にないと判断し、且つ前記実行手段による最適化処理が実行中であると判断したときは、前記実行手段に前記記憶装置の最適化処理の中断指示を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記実行手段は、前記記憶装置の最適化処理の実行中に、前記判断手段から前記最適化処理の中断指示を受けた場合には、当該実行中の最適化処理を中断することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記記憶装置は、SSD(Solid State Drive)を含む不揮発性半導体記憶装置であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 記憶装置を備える情報処理装置の制御方法において、
    前記情報処理装置のジョブ状況を取得する取得工程と、
    前記取得工程にて取得した前記情報処理装置のジョブ状況が所定のジョブ状況にあるか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程にて前記情報処理装置が所定のジョブ状況にあると判断した場合に前記記憶装置の最適化処理を実行する実行工程とを備えることを特徴とする制御方法。
  8. 請求項7に記載の制御方法を情報処理装置に実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
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