JP2015140886A - 機械要素 - Google Patents

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Abstract

【課題】 直動案内軸受装置に比べて、シンプルで、安価な製造コストで製造可能な直線運動する機械要素を必要としている。本発明は、かかる条件を満たすと共に、多方面の機械要素として応用が可能で、狂いが少ない機械要素を提供する。
【解決手段】本件発明の機械要素は、隣り合った第1回動体101と第2回動体102とが間隔を開けて配置され、第3回動体103は、前記第1回動体101と第2回動体102に均等に接して回動可能に配置され、第1回動体101、第2回動体102、第3回動体103が相対移動する回動路200は、第1回動路201と第2回動路202から構成され、第1回動路201は、第1回動体101と第2回動体102との接線方向に配置され、第2回動路202は、前記第1回動路101と平行で、第3回動体103と接線方向に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、産業用機械、例えば、工作機械、木工機械、搬送機械等の基本的な機械の構成要素として応用可能な機械要素に関する。
運動する機械要素には、大別して直線運動するものと、回転・旋回運動するものがあるが、本発明の機械要素は、直線運動する機械要素として応用可能である。従来の直線運動する機械要素として、滑り案内が知られている。滑り案内は、固定要素と運動要素の案内面に、潤滑油膜を介在させて、固定要素に対して運動要素を摺動させる方式である。この滑り案内は古くから機械の構成要素として広く用いられており、歴史のある機械要素といえる。しかし、これらの滑り案内は原理上、面接触のため摩擦係数が大きいという欠点があり、特に定速時には不安定な送り運動挙動(スティックスリップ)を生じやすいことから、案内面の面圧設定、適切な案内面の潤滑法などの配慮が必要となる。
そこで、滑り案内の欠点を解消するものとして転がり案内が一般的に用いられている。転がり案内は、案内の摺動抵抗を低く抑え、工作機械の制御を向上させることと、送り速度の高速化に対応することができるという特徴がある。
転がり案内要素には、レールを案内の軌道とするレール案内方式と、結合面を軌道とする平面案内方式が存在する。介在要素として玉、ころ、があるが、線接触になることから、ころ、の方が剛性は高く、減衰特性も良いとされている。特許文献1は、直動案内軸受装置であって、ころ、の転がり案内の一例を示すものである。この直動案内軸受装置は、案内レールと、案内レールへ相対移動可能に跨架されるスライダとを備えている。
特開2007−333147号公報
前記特許文献1の直動案内軸受装置は、転動体が回転しながら移動する。特許文献1の直動案内軸受装置では、スライダが案内レール上を移動すると、転動体は転動体転動路に沿って循環する。即ち、案内レールと接触する転動体は、スライダが左方向にスライドすると時計回りに自転しながら負荷転動路を左方向に公転する。このように、転動体の自転しながら公転することは、以下に述べるような色々な不都合が生じる。
転動体が自転すると、隣接する転動体の隣接する側は逆回転で接触することになるので、転動体間に隙間がないと回転しながら接触して摩耗するおそれがあるばかりではなく、熱エネルギーを発生して材料の熱膨張により狂いを生じ、精密な加工機械やロボット装置では狂いの原因となる。そのために、精密性が要求される直動案内軸受装置や転がり軸受けでは、従来からセパレータが嵌め込まれて、隣接する転動体が接触しないようにしている。しかし、このセパレータによっても熱エネルギーの発生が完全に解消されるわけではなく、しかも、セパレータにより、構造的に複雑になりコストや耐久性の問題等も発生する。
さらに、転動体が公転すると、遠心力が発生するが、精密な軸受け装置の場合はこの遠心力を考慮しながら構造設計しなければならず、しかも、直動案内軸受装置では、転動体戻り路を必要とするので、精密な装置になると精度を上げるのが難しくなる。さらに、直動案内軸受装置では、転動体とスライダの内面との接触力が大きくなる。転がり軸受けでも、転動体と外輪の接触力が大きくなり、前記のように熱エネルギーの発生による熱膨張による狂いと、材料の摩耗による損傷の原因となる。
本件発明は、特許文献1の直動案内軸受装置に比べてシンプルで、安価な製造コストで製造可能な直線運動する機械要素を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の機械要素は、隣り合った第1回動体と第2回動体とが間隔を開けて配置され、第3回動体は、前記第1回動体と第2回動体に接して回動可能に配置され、第1回動体、第2回動体、第3回動体が相対移動する回動路は、第1回動路と第2回動路から構成され、第1回動路は、第1回動体と第2回動体との接線方向に配置され、第2回動路は、前記第1回動路と平行で、第3回動体と接線方向に配置されていることを特徴とする。
前記構成により、本発明の機械要素は、前記第1回動体と第2回動体は、接触することなく同方向に回動し、第3回動体は前記第1回動体と第2回動体と接触して、前記第1回動体と第2回動体とは逆方向に回動し、前記第1回動体と第2回動体は第1回動路と接触して、第3回動体は第2回動路と接触しながら往復移動する。
本発明の機械要素は、前記第1の機械要素において、回動体を4体以上で構成し、第4回動体は第3回動体と同一径で、第3回動体と間隔を開けて第2回動路と接するように配置したことを特徴とする。
第4回動体は、第3回動体と接触せず、第2回動体と接しながら第2回動体とは逆に回動し、第2回動路と接しながら往復移動する。
本発明の機械要素は、前記第2の機械要素において、第5回動体が、第1及び第2回動体と同一径で、第2回動体と間隔を開けて、第1回動路に接すると共に、第4回動体に接するよう配置して、回動体を5体以上に増やしていくことを特徴とする。
本件発明の機械要素は、前記全ての機械要素の何れかであって、回動体を両持ち又は片持ち支持して配置することを徴特徴とする。さらに、回動体を直方体状のフレームの両側に軸で軸支して配置することを徴特徴とする。さらに、回動体を直方体状のフレームの両側に軸で軸支し、前記両端の回動体を軸に固定し、その他の回動体は、軸孔を軸の径より大きくして軸支することを徴特徴とする。さらに、直方体状のフレームに穿設された長穴状軸孔に、回動体を軸を介して軸支し、前記回動体の軸をスプリングにより、前記両端の回動体に挟まれた中央の回動体が回動路に当接する方向に付勢されている。
以上のように本発明によると、多方面の機械要素として応用が可能で、狂いが少ない機械要素を提供することができる。
本発明の実施の形態1の機械要素の最小構成単位の概略説明図 本発明の機械要素をさらに具体的に示した説明図 本発明の機械要素をさらに具体的に示した他の説明図 本発明の実施の形態2の機械要素の最小構成単位の概略説明図 本発明の機械要素をプレス機に応用した実施例1の側面図 図5の部分拡大図 本発明の機械要素を他のプレス機に応用した部分拡大図 本発明の機械要素をチャックに応用した実施例2の斜視図 図8の部分断面図 本発明の機械要素をチャックに応用した実施例3の斜視図 本発明の機械要素をスライド機構に応用した実施例4の斜視図 本発明の機械要素をスライド機構に応用した実施例4の全体斜視図 本発明の駆動型の回動体の部分断面図 本発明の従動型の回動体の部分断面図 本発明の機械要素を応用した工作機械の門型平削り盤の斜視図 図15の部分拡大図 本発明の機械要素を応用した搬送体の斜視図 搬送体用の回動体の断面図 本発明の機械要素をスライド機構に応用した場合を示す斜視図 図19の機構を説明するためお正面図と側面図 他のスライド機構に応用した場合を示す斜視図 図21の機構を説明するためお正面図と側面図 他のスライド機構に応用した場合の説明図 さらに他のスライド機構に応用した場合を示す斜視図 図24の機構を説明するためお正面図と側面図 さらに他のスライド機構に応用した場合の説明図
以下、本発明の機械要素の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の機械要素の最小構成単位の概略説明図である。この図1に示すように、回動体100を構成する、隣り合った第1回動体101と第2回動体102は間隔S1を開けて配置され、第3回動体103は、前記第1回動体101と第2回動体102に均等に接して回動可能に並列に配置され、第1回動体101と第2回動体102と第3回動体103とが三角形状に配置されている。即ち、第3回動体103の回動中心113と、第1回動体101及び第2回動体102の回動中心111,112とは等距離で、第3回動体103と第1回動体101と第2回動体102との回動中心113,111,112を結ぶ線は二等辺三角形又は正三角形となるように配置され、第3回動体103は、前記第1回動体101と第2回動体102に均等に接しているが、前記第1回動体101と第2回動体102は接触していない。なお、以下において、回動とは正逆方向に回ることをいい、回転とは一方向に回ることをいうものとする。
第1回動体101と、第2回動体102の直径(2r)は同一であって、第3回動体103の直径(2R)は第1回動体101及び第2回動体102の直径(2r)と同一か、異なっていてもよい。ただ、第3回動体103は後述する第2回動路202と接しなければならず、3つの回動体101,102,103の直径があまり相違するのは好ましくなく、三者の直径(2r)(2r)(2R)の比率はバランスがとれた関係が好ましい。
第1回動体101、第2回動体102、第3回動体103は、回動路200内を回動しながら往復移動する。前記回動路200を構成する第1回動路201は、第1回動体101と第2回動体102との接線方向に配置され、第2回動路202は、前記第1回動路201と平行で、しかも第3回動体103と接線方向に配置されている。なお、第1回動体101、第2回動体102、第3回動体103は、基盤300に回転可能に軸支され、回動路200内を往復移動する。
図2及び図3は、図1の本発明の機械要素をさらに具体的に示したもので、図2(A)は、本発明の機械要素の正面図、図2(B)は側面図ある。図2の機械要素は、第1回動体101、第2回動体102、第3回動体103を3個の歯車で構成し、回動路200を2本のラックによって構成したものが図示されている。第1回動体101、第2回動体102、第3回動体103は、1枚の基盤300に片持ち支持されて(図2(B)参照)、軸受301,302,303を介して回動自在に軸支されている。第1回動体101、第2回動体102、第3回動体103及び第1回動路201と第2回動路202の配置は、前記図1の概略説明図に示した配置と同じである。この実施の形態1のように、歯車で構成された第1回動体101、第2回動体102、第3回動体103が回転すると、ラックで構成された回動路200内を歯合しながら移動する。この歯車とラックで構成された機械要素は狂いが少なく、回動路200が垂直に配置されていても回動体101,102,103は昇降することができる。なお、第1回動体101、第2回動体102、第3回動体103は、2枚の基盤300にサンドイッチされる構成にしてもよい(図2(C)参照)。
図3の本発明の機械要素は、第1回動体101、第2回動体102、第3回動体103を3個の合成ゴムのような摩擦抵抗の大きい素材121,122,123を外周面にコーティングした輪体で構成し、同じく、摩擦抵抗の大きい素材211,212をコーティングした回動路200内を移動するよう構成されている。(ただし、回動路200側は素材211,212をコーティングしなくてもよい)。第1回動体101、第2回動体102、第3回動体103も、1枚の基盤300に片持ち支持されて(図3(B)参照)、軸受301,302,303を介して回動自在に軸支されている。第1回動体101、第2回動体102、第3回動体103及び第1回転路201と第2回転路201の配置も、前記図1の概略説明図に示した配置と同じである。この例のように、回動体101,102,103及び回動路200を摩擦抵抗の大きい素材でコーティングすることにより、軽量で騒音の少ない機械要素とすることができる。第1回動体101、第2回動体102、第3回動体103は、2枚の基盤300にサンドイッチされる構成にしてもよい(図3(C)参照)。
(実施の形態2)
図1の本発明の機械要素は、第1回動体101と第2回動体102と第3回動体103との3個の回動体で構成したが、この3個の回動体101,102,103は最小構成単位であって、回動体100をさらに4個、5個、6個と増やすことができる。図4の実施の形態2は回動体100を5個まで増やした場合の本発明の機械要素を示している。
第1回動体101、第2回動体102、第3回動体103は、前記実施の形態1と同じ配列であるが、第4回動体104は、第3回動体103と同一径(2R)で、第3回動体103と間隔S2を開けて、しかも第2回動路202と接するように配置する。第1回動体101の直径(2r)及び第2回動体102の直径(2r)と、第3回動体103の直径(2R)が同じであるならば、第1、第2、第3回動体101,102,103の回動中心111,112,113を結ぶ二等辺三角形と、第2、第3、第4回動体102,103,104の回動中心112,113,114を結ぶ二等辺三角形とは同一であって、隣接する第1回動体101と第2回動体102の間隔S1と、第3回動体103と第4回動体104の間隔S2は同一の寸法である。
第5回動体105の配置も同様であって、第1回動体101及び第2回動体102と同一径(2r)で、第2回動体102と隙間S1を開けて、しかも第1回動路201と接するように配置されている。以上のようにして回動体を増やしていく。前記5体の回動体101,102,103,104,105も2枚の基盤300にサンドイッチされるか、1枚の基盤300に片持ち支持されて、軸受(図示せず)を介して回動自在に軸支されている。また、回動体100を複数個、離間して配置してもよいし、後述する実施例4のように、移動体の左右に配置してもよい。また、回動体100自体の構成も、図2,図3に示すような歯車や摩擦抵抗の大きい素材をコーティングされたローラ状のものであってもよい。
なお、回動体100と回動路200の移動は、相対移動の関係にあり、回動路200が固定され、回動体100が回動路200内を回動しながら往復移動する関係であってもよいし、逆に回動体100側が固定され、回動路200が往復移動する関係であってもよい。以下において、上記のような機械要素の種々の具体的な実施例について説明する。
(実施例1)
まず、図5、図6を用いて本発明の機械要素をプレス機10に用いた例を説明する。なお、前記実施の形態の機械要素と同一要素については同一符号を使用している。このプレス機10の装置本体11は、ワークを支持するワーク支持部12を下部に備え、このワーク支持部12の後部に支柱部13が立設している。前記装置本体11の上下方向に、あり溝状のスライド溝14が形成され、このあり溝状のスライド溝14に、機械要素支持部15の後端が上下方向にスライド可能に嵌め込まれている。ワークの寸法に応じて、機械要素支持部15が装置本体11の適正な位置に固定できるように、ロックハンドル16が装置本体11に設けられている。
前記機械要素支持部15の前部に、本発明の機械要素が設けられている。図6は図5の部分拡大図であって、機械要素の回動路200が機械要素支持部15の前部に固定され、この回動路200を構成する第1回動路201と第2回動路202間に、前記実施の形態1で説明した、第1、第2、第3回動体101,102,103が回動自在に歯合している。この機械要素は回動路200が固定側で、回動体100が移動側である。
前記第1回動路201と第2回動路202の間に、主軸部17が非接触に挿入され、この主軸部17に前記3個の回動体101,102,103が回動可能に軸支されている。主軸部17の上部には、スプリング18が外嵌しており、このスプリング18により、主軸部17が常時、上方に付勢されている。さらに、第3回動体103の回動軸103Aには、略L字形のハンドル部19の後端が連結し、このハンドル部19を操作することにより、第3回動体103が回転し、同時に第1回動体101、第2回動体102が回転する。
前記のように回動体101,102,103の回転により、回動路200間を移動し、同時に回動体101,102,103が軸支する主軸部17も移動する。この主軸部17の下端部に押圧体17Aが取り付けられており、この押圧体17Aが下降してワーク支持部12に支持されたワーク(図示せず)を押圧する。なお、前記のようにロックハンドル16を緩めて、ワークの寸法に応じて、機械要素支持部15を上下方向にスライドすれば、適正なプレス操作が可能となる。
(実施例2)
図7は、前記実施例1の変形例である。前記実施例1では、回動路200が固定側で、回転体100が移動側であったが、この実施例2は前記と逆で、回動路200が移動側で、回動体100が固定側である。即ち、第1、第2、第3回動体101,102,103が機械要素支持部15に回動可能に軸支され回動するが、往復移動はしない。逆に、回動路200は機械要素支持部15の先端部に上下方向にスライド可能に嵌め込まれている。
回動路200の上部は上部連結部203で連結されており、この連結部203に孔が形成され、主軸部17が挿通している。主軸部17は機械要素支持部15上部に固定されており、上部連結部203を介して回動路200を上下方向に案内する。主軸部17には、スプリング18が外嵌しており、上部連結部203を介して回動路200を上方に付勢している。回動路200の底部は、下部連結部204が連結されており、この下部連結部204に押圧体204Aが取り付けられている。
さらに、第3回動体103の回転軸103Aには、略L字形のハンドル部19の後端が連結しており、このハンドル部19を操作することにより、第3回動体103が回転し、同時に、第1回動体101、第2回動体102が回転する。回動体100の回転に伴って、歯合する回動路200が下方向にスライドして移動する。この回動路200の移動により、下部の押圧体204Aが下降し、ワーク支持部12に固定されたワークをプレスする。ハンドル部19の引く力をゆるめると、スプリング18により回動路200が上方に付勢されて押圧体204が上昇する。
なお、上記の実施例1と実施例2は、本発明の機械要素をプレス機に用いて例を示したが、プレス機以外にボール盤やフライス盤に応用することができる。さらに、以下において、本発明の機械要素をチャックに用いる場合について説明する。
(実施例3)
チャックは、ワークを強固に固定する工具であって、図8は、チャックの上部のフロントカバーを取り外した状態を示す斜視図である。このチャック20は、円柱形状のケーシング21に対して、60度の角度で放射状にガイド溝22が形成され、このガイド溝22にスライダ23がスライド可能に嵌め込まれている。前記スライダ23の上面のねじ穴23Aにはツメ(図示せず)が取り付けられ、ケーシング21の表面外周部に配置するワーク(図示せず)を固定している。
このチャック20は、前記スライダ23を往復移動するために本件発明の機械要素が用いられている。図9は、図8の一部断面図であって、ガイド溝22の底部に、5個の回動体200が回転可能に軸支されている。図9に示すように、回動体200は前記実施の形態2に示した5個の回動体101,102,103,104,105が互い違いに配置されて歯合している。
ケーシング21の中心部には、センター歯車24が回転可能に軸支されており、このセンター歯車24に、中心側の第1回動体101が歯合し、センター歯車24の回転により6列の回動体200が同時に回転する。このセンター歯車24は、図10に示すように、センター歯車24の回転軸24Aの下端部に設けられたウオーム歯車機構25(ウオーム25A,ウオームホーイル25B)により回転する。ウオーム歯車機構25の回転軸25Cの後端には四角レンチ(図示せず)を挿入して、回転軸25Cを回転するための四角穴部25Dを有している。この四角穴部25Dは図8に示すように、四角穴部25Dの端面がケーシング21の面から出ている。
回動路200に相当するスライダ23は前記回動体100を挟むように門型に形成され、スライダ23の両脚部内壁にラックが形成され、左右のラックに互い違いの回動体101,102,103,104,105が一つおきに歯合している。なお、回動体101,102,103,104,105やセンター歯車24は、図面では露出しているが削り屑等が噛み込むおそれがあるので、カバー等を設ける。
四角レンチを、ケーシング21の側面の四角穴部25Dに挿入して回転軸25Cを回転し、ウオーム歯車機構25によりセンター歯車24を回転すると、センター歯車24に歯合している回動体200が回転し、この回動体200の回転によりスライド23がガイド溝22に沿って移動する。スライダ23が中心方向に移動すると、スライダ23に取り付けられた爪(図示せず)が中心方向に移動し、チャック10の中心部に載置されたワークが爪によって強固に固定される。
前記実施例3では、スライダ23が6本取り付けられチャック10を説明したが、このチャック10はかかる構成に限定されず、図10に示すように、スライダ23が2本で、図示しない2個の爪でワークを挟むように構成してもよい。スライダ23は少なくとも2個の回動体102,103が歯合するようにしてスライダ23がぶれないようにする。即ち、1個の回動体103が一方のスライダ23のラックに歯合する状態だけだと、スライダ23の他方のラックは回転体102と歯合しない状態になるので、スライダ23ががたつくおそれがある。
(実施例4)
図11及び図12は、本発明の機械要素をスライド機構に応用した場合を示している。このスライド機構は図2の実施の形態1を応用したもので、歯車で構成された第1、第2、第3回動体101,102,103を移動体30の側面に、前記実施の形態1で説明したと同様な配置で取り付けている。この実施例4では、第1、第2、第3回動体101,102,103を移動体30の前後、両側面に4箇所設けている。
回動路200はコ字形に形成され、回動路の底面と上面の内壁にラックが形成されている。前記回動体100は回動路200のラックと歯合しており、回動路200内を回動しながら往復移動することができる。
図13は、回動体100の断面が示されている。回動体100は軸受301,302が設けられた基盤300を介してボックス状の移動体30側面に取り付けられている。この回動体100の回転軸100Aの後端には駆動歯車100Bが取り付けられており、この駆動歯車100Bと駆動モータ31の回転軸の歯車31Aとが歯合している。駆動モータ31Aの回転により、歯車31A,100Bを介して回動体100が回転する。
回動体100は、図13に示すように、駆動モータ31が取り付けられている駆動型のものと、図14に示すように、駆動モータ31が取り付けられていない従動型のものがあり、この2種の形式の回動体100を組み合わせて移動体30を構成している。
上記の移動体30を用いて、工作機械の門型平削り盤に応用した例を示す。図15及び図16に示すように、門型平削り盤は、コラム40に水平方向に架設されたクロスレール41に対して、サドル42が左右方向にスライド自在に備えている。クロスレール41に、2本の平行な第1回動路201と第2回動路202を装備し、この2本の第1と第2回動路201,202間に図12に示す移動体30を配備する。移動体30に、かぎ型のブラケットを介してサドル42が取り付けられている。駆動モータ31による回動体100が回動路201,202間を回動しながら水平方向に往復移動する。このように移動体30が移動することにより、クロスレール41に沿ってサドル42が左右方向に往復移動する。
この門型平削り盤では、その他に、垂直に立設したコラム40と、クロスレール41間にも配置することができる。垂直に立設したコラム40内にも図16に示すような回動路201,202が垂設され、この回動路201,202に対して、4対の回動体100からなる移動体30が嵌め込まれている。
さらに、本発明の機械要素は、摺動レール43にも応用することができる。ベース44上の長手方向両側に摺動レール43が設けられて、この摺動レール43に沿って往復テーブル45が摺動自在に設けられている。この摺動レール43内に、図12に示すような回動路200を設け、この回動路200内に移動体30を配備し、移動体30に往復テーブル45を取り付けることにより摺動レール43の役割を果たすことができる。図13に示す駆動モータ31を駆動することにより、回動体100が回動して移動体100が往復移動すると共に、往復テーブル45が往復移動する。
以上のような構成により、クロスレール41に設けられた移動体30により、サドル42はクロスレール41に沿って水平方向に摺動し、コラム40に設けられた移動体30により、クロスレール41はコラム40に沿って昇降動する。このようなクロスレール41及びサドル42並びに往復テーブル45の動きにより、刃物台46に取り付けられた工具47が往復テーブル45上の工作物を切削加工することができる。
(実施例5)
本発明の機械要素は、図17に示すような搬送体50にも応用することができる。この搬送体50は回動体100内に、図18に示すようなモータ51が内蔵されている。即ち、回動体100は、図3の実施の形態1の機械要素を応用したもので、外周部を合成ゴム等の摩擦抵抗の大きい素材で被覆し、第1と第2回動路201,202の上下内周面も同じような摩擦抵抗の大きい素材を被覆している。ただし、第1と第2回動路201,202は必ずしも、摩擦抵抗の大きい素材を被覆する必要はない。
図18に示すように、回動体100の筒部は、ベアリング52,53を介して一方の軸体54が回転自在に軸支され、他端がベアリング55を介して他端の軸体56に回転自在に支持されている。軸体54の中央に、固定子57が設けられると共に、この固定子57の外周に対向して配置される円筒状のロータ58の両端がベアリング61を介して回転自在に支持されている。減速ギヤ部60は、ロータ58の回転力を減速するもので、内歯ギヤに対して、遊星ギヤ機構を介してロータ58の回転力が減速するように構成されている。
この回動体100を両側の前後左右に取り付けられた移動体30に荷物を収納して搬送する収納ボックス65を取り付けている。収納ボックス65内に搬送物を収納し、回動体100のモータ51に電流が流れると回動体100が回転して移動体30が移動すると共に収納ボックス65も移動する。このように本発明は搬送体50として応用可能である。
なお、この実施例5では、回動体100内にモータ51を収納したものを用いたが、図13のような外付けの駆動モータ31であっても構わない。また、図11に示すような歯車式のものであっても構わない。歯車式にすれば垂直搬送も可能となり、モータの駆動力によってはかなりの荷物を垂直や斜めの状態であっても搬送できる。
(実施例6)
図19及び図20は、本発明の機械要素をスライド機構に応用した場合を示している。このスライド機構は図4の実施の形態2を応用したもので、図19は斜視図、図20の(A)は機構を説明のための正面図、(B)は側面図である。
このスライド機構は、チャネル状の回動路200を移動体30が移動する。回動路200は、上部が開口した凹形をしており、回動路200の下部が第1回動路201を構成し、上部が第2回動路202を構成している。なお、この回動路200は図17のようなコの字形の回動路200を用いてもよい。
移動体30は、直方体形状のフレーム70を備え、図4の回動中心111,112,
113,114,115の位置に、軸131,132,133,134,135が取り付けられており、この軸131,132,133,134,135に回動体101,102,103,104,105を軸支している。ただし、この移動体30は、フレーム70に軸孔を形成し、軸131,132,133,134,135が軸孔内で回転するようにしてもよい。
回動体101,102,103は第1回動路と接触して回動しながら移動し、回動体103,104は、回動路200の第2回動路202と接触して回動しながら移動する。
この実施例6の機械要素は前記のように、図15の工作機械や図17の搬送体、その他の機械要素に応用することができる。この機械要素はチャネル状の回動路200を移動体30が移動するため、非常に安定したスライド機構とすることができる。
(実施例7)
図21、図22、図23は、本発明の機械要素を他のスライド機構に応用した場合を示している。このスライド機構も図4の実施の形態2を応用したものであるが、第1〜第5回動体101〜105の配置は上下を逆転させている。さらに、第1と第5回動体101,105の軸131、135が、フレーム70に形成された軸孔に回動可能に軸支されているが、後述する軸132、133、134とは異なり、軸孔内での移動は不可能で固定された状態で回動する。フレーム70に形成された軸孔102A,103A,104Aの直径は、第2、第3、第4の回動体102,103,104の軸132、133、134の直径より大きく、軸132、133、134は軸孔102A,103A,104A内を移動できるように構成されている。
この実施例7は、以上のような構成により、図23に示すように回動路200の第1回動路201と第2回動路202との上下方向の間隔が多少相違しても、フレキシブルに対応することができる。即ち、図23の左側に位置する移動体30は、回動路200の第1回動路201と第2回動路202の上下方向の間隔に対して、回動体101〜105が均等に接触するように軸131〜135と軸孔102A,103A,104Aが配置、構成されている。これに対して、移動体30が図23の右側に移動し、第1回動路201と第2回動路202の間隔が広がった場合は、第2回動体102が上昇して,第2回動路202と接触するため、移動体30は安定した走行ができる。以下において、移動体30が回動路200の右側に移動した場合の回動体101〜105の動きについて説明する。
この実施例7では、前記のように、フレーム70に形成された軸孔102Aは軸132の径より大きいため、軸132は軸孔102Aの上方に移動できる(図23の軸132と軸孔102Aの位置を参照)。軸132の上方への移動は第2回動体102の上方への移動が可能であることを意味する。そこで、フレーム70に荷重がかかっていると、第1と第5回動体101,105が第3と第4回動体103,104を斜め上方から押圧するので、第3と第4回動体103,104が中央方向に移動する。第3と第4回動体103,104が中央方向に移動すると、第2回動体102が上方に押し上げられる。このため、第2回動体102が第2回動路202に当接する。
以上のように、この実施例7の移動体30は、回動路200の第1回動路201と第2回動路202の上下方向の間隔が変化してもフレキシブルに対応できるため、回動路200の寸法が多少相違する場合であっても安定して走行が可能となる。
(実施例8)
図24、図25、図26は、本発明の機械要素を他のスライド機構に応用した場合を示している。このスライド機構も図4の実施の形態2を応用したものであるが、前記実施例7と異なり、軸131〜135は、フレーム70の上下、左右方向に穿設された長孔状軸孔101A,102A,103A,104A,105Aにスライド可能に軸支されている。前記軸131〜135の両端に第1〜第5回動体101〜105が取り付けられ、図25(A)では、前記第1〜第5回動体101〜105の全てが回動路200の第1回動路201と第2回動路202に接している。図25(A)に示す第1〜第5回動体101〜105の位置関係を通常の状態(以下、通常状態という)とすると、この通常状態で、第1〜第5回動体101〜105は、前記実施の形態2の回動中心111〜115に軸131〜135が位置している。
通常状態において、第1と第5回動体101,105の軸131、135が、フレーム70に上下方向に穿設された長穴状軸孔101A,105Aに軸支され、軸131、135は軸孔101A,105Aの上部に位置する。なお、長穴状軸孔101A,105Aは、通常状態の軸131,132、135の中心線Xよりも下側に長く穿設されている。
第2回動体102の軸132は、中心線Xよりも上側に長く穿設され長穴状軸孔102Aに軸支され、通常状態では軸132は長穴状軸孔102Aの下部に位置している。第3と第4回動体103,104の軸133、134は、長穴状軸孔101Aと長穴状軸孔102A間、長穴状軸孔102Bと長穴状軸孔105Aの間の下部に左右方向に穿設された長穴状軸孔103A,104Aに軸支されている。通常状態では、軸133と軸134は長穴状軸孔103A,104A内の両者が離間する方向の端部に位置している。
この実施例8は、軸131〜135がスプリング101B〜105Bにより、長穴状軸孔101A,102A,103A,104A内の通常状態の軸131〜135の位置とは反対方向に付勢されている。即ち、上部両側の軸131,135は下方に、上部中央の軸132は上方に、下部両方の軸133、134は中央側に接近する方向に付勢されている。なお、スプリング101B〜105Bは、移動体30に上、下左右方向に、前記長穴状軸孔101A〜105Aと連通して穿設されたスプリング用の長穴内に挿入固定されている。
この実施例8も、以上のような構成により、図26に示すように、回動路200の第1回動路201と第2回動路202との間隔が相違しても、フレキシブルに対応することができる。即ち、図26の左側の通常状態の移動体30は、回動路200の第1回動路201と第2回動路202に対して、回動体101〜105が均等に接触するように長穴状軸孔101A〜105A、軸131〜135が配置、構成されている。しかし、図26の右側のように、第1回動路201と第2回動路202の間隔が通常状態より広がった場合、回動体101,103は第2回動路202と接触せず、回動体102が第2回動路202と接触し、移動体30は安定して走行することができる。
この実施例8では、移動体30が回動路200の右側に移動した場合、第1回動路201と第2回動路202の上下方向の間隔が広がるため、第2回動体102はスプリング102Bにより隙間分だけ上方に押し上げられる。第2回動体102が上方に押し上げられた分だけ、スプリング103B,104Bが第3回動体103と第4回動体104を中央に接近させ、第2回動体102間の隙間を埋める。第3回動体103と第4回動体104が中央に移動するため、第1と第5回動体101,105は、スプリング101B,105Bにより下方に押し下げられると共に、第3回動体103と第4回動体104を中央に移動させる。このため、移動体30が、第1回動路201と第2回動路202の間隔が広がる部分を移動したとしても、第2回動体102が第2回動路202と接触しているため安定した走行が可能となる。
移動体30が右から左に移動した場合は、回動体102は第2回動路202により押し下げられ、上記とは逆のことが起こる。この実施例8の移動体30も、回動路200の第1回動路201と第2回動路202の間隔が変化してもフレキシブルに対応でき、安定して走行が可能となる。この実施例8は前記実施例7とは相違して、軸孔103A、104Aが左右方向に穿設されているため、軸133、134の上下方向の移動は規制される。このため、第1回動路201と第2回動路202の間隔が相違しても、フレーム70は上下動することがなく、常に第1回動路201に対して水平に移動することができる。
本件発明は、産業用機械、例えば、工作機械、木工機械、輸送機械等の基本的な構成要素として応用可能である。
100 回動体
101 第1回動体
101A 軸孔
101B スプリング
102 第2回動体
102A 軸孔
102B スプリング
103 第3回動体
103A 軸孔
103B スプリング
104 第4回動体
104A 軸孔
104B スプリング
105 第5回動体
105A 軸孔
105B スプリング
131 軸
132 軸
133 軸
134 軸
135 軸
200 回動路
201 第1回動路
202 第2回動路
S1 間隔
30 移動体
50 搬送体

本件発明の機械要素は、前記全ての機械要素の何れかであって、回動体を両持ち又は片持ち支持して配置することを特徴とする。さらに、回動体を直方体状のフレームの両側に軸で軸支して配置することを特徴とする。さらに、回動体を直方体状のフレームの両側に軸で軸支し、前記両端の回動体を軸に固定し、その他の回動体は、軸孔を軸の径より大きくして軸支することを特徴とする。さらに、直方体状のフレームに穿設された長穴状軸孔に、回動体を軸を介して軸支し、前記回動体の軸をスプリングにより、前記両端の回動体に挟まれた中央の回動体が回動路に当接する方向に付勢されている。

Claims (7)

  1. 隣り合った第1回動体と第2回動体とが間隔を開けて配置され、第3回動体は、前記第1回動体と第2回動体に接して回動可能に配置され、
    第1回動体、第2回動体、第3回動体が相対移動する回動路は、第1回動路と第2回動路から構成され、第1回動路は、第1回動体と第2回動体との接線方向に配置され、第2回動路は、前記第1回動路と平行で、第3回動体と接線方向に配置されている
    ことを特徴とする機械要素。
  2. 請求項1記載の機械要素において、回動体を4体以上で構成し、第4回動体は第3回動体と同一径で、第3回動体と間隔を開けて第2回動路と接するように配置したことを特徴とする請求項1に記載する機械要素。
  3. 第5回動体が、第1及び第2回動体と同一径で、第2回動体と間隔を開けて第1回動路に接すると共に、第4回動体に接するように配置し、回動体を5体以上に増やしていくことを特徴とする請求項2に記載する機械要素。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかの項に記載された機械要素であって、回動体を両持ち又は片持ち支持して配置することを徴特徴とする機械要素。
  5. 請求項1〜請求項3の何れかの項に記載された機械要素であって、回動体を直方体状のフレームの両側に軸で軸支して配置することを徴特徴とする機械要素。
  6. 請求項5に記載された機械要素であって、回動体を直方体状のフレームの両側に軸で軸支し、複数の回動体のうち両端の回動体を軸に回動可能に固定し、その他の回動体は、軸孔を軸の径より大きくして移動可能に軸支することを徴特徴とする機械要素。
  7. 請求項5に記載された機械要素であって、直方体状のフレームに穿設された長穴状軸孔に、回動体を軸を介して軸支し、前記回動体の軸をスプリングにより、前記両端の回動体に挟まれた中央の回動体が回動路に当接する方向に付勢されていることを徴特徴とする機械要素。

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