JP6280757B2 - 機械要素 - Google Patents
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Description
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の機械要素の最小構成単位の概略説明図である。この図1に示すように、回動体100を構成する、隣り合った第1回動体101と第2回動体102は間隔S1を開けて配置され、第3回動体103は、前記第1回動体101と第2回動体102に均等に接して回動可能に並列に配置され、第1回動体101と第2回動体102と第3回動体103とが三角形状に配置されている。即ち、第3回動体103の回動中心113と、第1回動体101及び第2回動体102の回動中心111,112とは等距離で、第3回動体103と第1回動体101と第2回動体102との回動中心113,111,112を結ぶ線は二等辺三角形又は正三角形となるように配置され、第3回動体103は、前記第1回動体101と第2回動体102に均等に接しているが、前記第1回動体101と第2回動体102は接触していない。なお、以下において、回動とは正逆方向に回ることをいい、回転とは一方向に回ることをいうものとする。
図1の本発明の機械要素は、第1回動体101と第2回動体102と第3回動体103との3個の回動体で構成したが、この3個の回動体101,102,103は最小構成単位であって、回動体100をさらに4個、5個、6個と増やすことができる。図4の実施の形態2は回動体100を5個まで増やした場合の本発明の機械要素を示している。
まず、図5、図6を用いて本発明の機械要素をプレス機10に用いた例を説明する。なお、前記実施の形態の機械要素と同一要素については同一符号を使用している。このプレス機10の装置本体11は、ワークを支持するワーク支持部12を下部に備え、このワーク支持部12の後部に支柱部13が立設している。前記装置本体11の上下方向に、あり溝状のスライド溝14が形成され、このあり溝状のスライド溝14に、機械要素支持部15の後端が上下方向にスライド可能に嵌め込まれている。ワークの寸法に応じて、機械要素支持部15が装置本体11の適正な位置に固定できるように、ロックハンドル16が装置本体11に設けられている。
図7は、前記実施例1の変形例である。前記実施例1では、回動路200が固定側で、回転体100が移動側であったが、この実施例2は前記と逆で、回動路200が移動側で、回動体100が固定側である。即ち、第1、第2、第3回動体101,102,103が機械要素支持部15に回動可能に軸支され回動するが、往復移動はしない。逆に、回動路200は機械要素支持部15の先端部に上下方向にスライド可能に嵌め込まれている。
チャックは、ワークを強固に固定する工具であって、図8は、チャックの上部のフロントカバーを取り外した状態を示す斜視図である。このチャック20は、円柱形状のケーシング21に対して、60度の角度で放射状にガイド溝22が形成され、このガイド溝22にスライダ23がスライド可能に嵌め込まれている。前記スライダ23の上面のねじ穴23Aにはツメ(図示せず)が取り付けられ、ケーシング21の表面外周部に配置するワーク(図示せず)を固定している。
図11及び図12は、本発明の機械要素をスライド機構に応用した場合を示している。このスライド機構は図2の実施の形態1を応用したもので、歯車で構成された第1、第2、第3回動体101,102,103を移動体30の側面に、前記実施の形態1で説明したと同様な配置で取り付けている。この実施例4では、第1、第2、第3回動体101,102,103を移動体30の前後、両側面に4箇所設けている。
本発明の機械要素は、図17に示すような搬送体50にも応用することができる。この搬送体50は回動体100内に、図18に示すようなモータ51が内蔵されている。即ち、回動体100は、図3の実施の形態1の機械要素を応用したもので、外周部を合成ゴム等の摩擦抵抗の大きい素材で被覆し、第1と第2回動路201,202の上下内周面も同じような摩擦抵抗の大きい素材を被覆している。ただし、第1と第2回動路201,202は必ずしも、摩擦抵抗の大きい素材を被覆する必要はない。
図19及び図20は、本発明の機械要素をスライド機構に応用した場合を示している。このスライド機構は図4の実施の形態2を応用したもので、図19は斜視図、図20の(A)は機構を説明のための正面図、(B)は側面図である。
113,114,115の位置に、軸131,132,133,134,135が取り付けられており、この軸131,132,133,134,135に回動体101,102,103,104,105を軸支している。ただし、この移動体30は、フレーム70に軸孔を形成し、軸131,132,133,134,135が軸孔内で回転するようにしてもよい。
図21、図22、図23は、本発明の機械要素を他のスライド機構に応用した場合を示している。このスライド機構も図4の実施の形態2を応用したものであるが、第1〜第5回動体101〜105の配置は上下を逆転させている。さらに、第1と第5回動体101,105の軸131、135が、フレーム70に形成された軸孔に回動可能に軸支されているが、後述する軸132、133、134とは異なり、軸孔内での移動は不可能で固定された状態で回動する。フレーム70に形成された軸孔102A,103A,104Aの直径は、第2、第3、第4の回動体102,103,104の軸132、133、134の直径より大きく、軸132、133、134は軸孔102A,103A,104A内を移動できるように構成されている。
図24、図25、図26は、本発明の機械要素を他のスライド機構に応用した場合を示している。このスライド機構も図4の実施の形態2を応用したものであるが、前記実施例7と異なり、軸131〜135は、フレーム70の上下、左右方向に穿設された長孔状軸孔101A,102A,103A,104A,105Aにスライド可能に軸支されている。前記軸131〜135の両端に第1〜第5回動体101〜105が取り付けられ、図25(A)では、前記第1〜第5回動体101〜105の全てが回動路200の第1回動路201と第2回動路202に接している。図25(A)に示す第1〜第5回動体101〜105の位置関係を通常の状態(以下、通常状態という)とすると、この通常状態で、第1〜第5回動体101〜105は、前記実施の形態2の回動中心111〜115に軸131〜135が位置している。
101 第1回動体
101A 軸孔
101B スプリング
102 第2回動体
102A 軸孔
102B スプリング
103 第3回動体
103A 軸孔
103B スプリング
104 第4回動体
104A 軸孔
104B スプリング
105 第5回動体
105A 軸孔
105B スプリング
131 軸
132 軸
133 軸
134 軸
135 軸
200 回動路
201 第1回動路
202 第2回動路
S1 間隔
30 移動体
50 搬送体
Claims (4)
- 隣り合った第1回動体と第2回動体とが間隔を開けて配置され、第3回動体は、前記第1回動体と第2回動体に接して回動可能に配置され、
第1回動体、第2回動体、第3回動体が相対移動する回動路は、第1回動路と第2回動路から構成され、第1回動路は、第1回動体と第2回動体との接線方向に配置され、第2回動路は、前記第1回動路と平行で、第3回動体と接線方向に配置され、
前記回動体を直方体状のフレームの両側に軸で軸支し、複数の回動体のうち両端の回動体を軸に回動可能に固定し、その他の回動体は、軸孔を軸の径より大きくして移動可能に軸支する、
ことを特徴とする機械要素。 - 隣り合った第1回動体と第2回動体とが間隔を開けて配置され、第3回動体は、前記第1回動体と第2回動体に接して回動可能に配置され、
第1回動体、第2回動体、第3回動体が相対移動する回動路は、第1回動路と第2回動路から構成され、第1回動路は、第1回動体と第2回動体との接線方向に配置され、第2回動路は、前記第1回動路と平行で、第3回動体と接線方向に配置され、
前記回動体を直方体状のフレームの両側に軸で軸支し、前記直方体状のフレームに穿設された長穴状軸孔に、回動体を軸を介して軸支し、前記回動体の軸をスプリングにより、前記両端の回動体に挟まれた中央の回動体が回動路に当接する方向に付勢された、
ことを特徴とする機械要素。 - 前記回動体を4体で構成し、第4回動体は第3回動体と同一径で、第3回動体と間隔を開けて第2回動路と接するように配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載する機械要素。
- 第5回動体が、第1及び第2回動体と同一径で、第2回動体と間隔を開けて第1回動路に接すると共に、第4回動体に接するように配置し、回動体を5体以上に増やしていくことを特徴とする請求項3に記載する機械要素。
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