JP2015140229A - 鋼管の搬送ローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】Vロールや架台に加えられる衝撃を効果的に吸収、緩和することが可能で、その寿命をより一層延長させることができる鋼管の搬送ローラを提案する。【解決手段】幅方向中央部の径が幅方向両端部の径よりも小さい中細り断面形状のロール胴1aを有し、そのロール胴1aの上面で鋼管Sを支持するVロール1と、該Vロール1を軸受け1bを介して回転可能に保持する架台5とを備え、該Vロール1を転動させて鋼管Sをその長手方向に沿って移送する鋼管の搬送ローラであって、前記架台5の下部に、リリーフ弁7を通して圧力媒体を排出することによって該Vロール1および該架台5を下降させてそれらに付加される衝撃力を吸収、緩和する衝撃力吸収用のシリンダー6を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、鋼管の搬送設備を構成するのに好適な鋼管の搬送ローラに関するものである。
鋼管の搬送に用いられる搬送設備は、図2に示すように、幅方向中央部の径が幅方向両端部の径に比較して小さい中細り断面形状のロール胴を有するVロール1の複数基を適宜配列して搬送ラインとなし、該搬送ラインの相互間にスキッドレール2を配置することによって構成されている。
上記搬送設備における搬送ラインは、鋼管Sをその長手方向に沿って移動させるものであり、スキッドレール2は、その傾斜を利用して該鋼管Sそのものを転動させつつ移動させるものであって、搬送ラインからスキッドレール2への鋼管の移し替えは搬出アーム3により行われる一方、スキッドレール2から次の搬送ラインへの鋼管Sの移し替えは、搬入アーム4によって行われている。
従来、この種の搬送設備では、Vロールやそれを保持する架台の損傷等が問題視されることはなかった。しかし、近年、ラインパイプ等の鋼管のなかには、深海用途として耐コラプス性能(耐圧潰性)の改善が求められるもの、あるいは、管内の流体をより高圧で搬送するためにより耐圧性が要求されるもの等、従来よりも厚肉、大径の鋼管の需要が増加する傾向にあり、こうした鋼管の厚肉化、大径化の趨勢は、鋼管一本当たりの重量増加につながっている(最大重量約45%増加)。そして、このような鋼管の重量増加は、スキッドレールを通して移動してきた鋼管を搬入アームを使用して次のラインに移し替える際、すなわち、鋼管をVロールに載せるときに、Vロールや架台に過大な衝撃を付加することとなっていて、それらの寿命に悪影響を与える不具合を有していた。
上記のような不具合を解消し得る先行技術としては、例えば、特許文献1に開示された搬送装置が知られている。
実開平1−129129号公報
かかる文献に開示されている搬送装置は、V字状の鋼管受面を有する搬出アームに、その一部が該受面より上方に突き出した遊動ローラを設けたものであり、この装置によれば、搬出アーム上を転動してくる鋼管の慣性力を吸収して速やかに鋼管を静止させることが可能であり、これにより生産性の改善を図ることができるとされていた。しかしながら、この搬送装置では、スキッドレールからラインに鋼管を移し替える際にVロールあるいは架台に付加される衝撃力を軽減するまでには至っていない。
なお、衝撃吸収対策としては、ゴム等の弾性部材を用いることが試みられてはいるものの、溶接直後の鋼管は、高温にあることから、ゴム等の弾性部材が熱によって溶けてしまう不具合があるうえ摩耗も激しく、耐熱性、耐久性の面で有効であるとはいえない。
本発明の目的は、VロールやVロールを保持する架台に付加される衝撃を緩和してその寿命をより一層延長させることができる鋼管の搬送ローラを提案するところにある。
本発明は、幅方向中央部の径が幅方向両端部の径よりも小さい中細り断面形状のロール胴を有しそのロール胴の上面で鋼管を支持するVロールと、該Vロールを軸受けを介して回転可能に保持する架台とを備え、該Vロールを転動させて鋼管をその長手方向に沿って移送する鋼管の搬送ローラであって、前記架台の下部に、リリーフ弁を通して圧力媒体を排出することによって該Vロールを架台とともに降下させるシリンダーを配置したことを特徴とする鋼管の搬送ローラである。
上記の構成からなる鋼管の搬送ローラにおいては、シリンダーを、Vロールのロール軸端側に位置する少なくとも2組からなるものにて構成し、各シリンダーの相互間に、各シリンダーのロッドストロークを同調させる同調機構を設けるのが望ましい。
また、同調機構としては、シリンダーのロッドストロークを検出するストロークセンサーと、該ストロークセンサーにて検出されたストロークを入力信号として入力する同調回路と、該同調回路にて出力された出力信号に基づいてシリンダーに圧力媒体を送給してロッドストロークを調整するポンプからなるものを適用するのが好ましい。シリンダーとしては、油圧シリンダー等を使用することができる。
上記の構成からなる本発明の鋼管の搬送ローラによれば、架台の下部にシリンダーを設け、Vロール、架台に衝撃力が付加されたとき、リリーフ弁を通してシリンダーの圧力媒体を排出してVロール、架台の設置レベルを下降させるようしたため、Vロール、架台に付加される衝撃力は吸収、緩和される。
また、本発明の鋼管の搬送ローラによれば、シリンダーを、Vロールのロール軸端側に位置する少なくとも2組で構成し、その各シリンダーの相互間に、各シリンダーのロッドストロークを同調させる同調機構を設けるようにしたため、昇降移動に際してVロール、架台は常に水平に保持される。Vロール、架台の水平保持により鋼管の、Vロールからの落下を回避することができる。
さらに、本発明の鋼管の搬送ローラによれば、同調機構を、シリンダーのロッドストロークを検出するストロークセンサーと、該ストロークセンサーにて検出されたストロークを入力信号として入力する同調回路と、該同調回路にて出力された出力信号に基づいてシリンダーに圧力媒体を送給してロッドストロークを調整するポンプとによって構成したため、簡素化された構造のもとでVロールを架台とともに水平状態に保持することができる。
本発明に従う搬送ローラの実施の形態を模式的に示した図である。 鋼管の搬送設備を模式的に示した図である。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に従う鋼管の搬送ローラの実施の形態を模式的に示した図である。
本発明に従う鋼管の搬送ローラは、幅方向中央部の径が幅方向両端部の径よりも小さい中細り断面形状(鼓型断面形状)のロール胴1aを有し、そのロール胴1aの上面で鋼管を支持するVロール1と、このVロール1を軸受け1bを介して回転可能に保持する架台5とを備えたものを基本構成としている。
架台5の下部の両側端部には、シリンダー6として例えば油圧シリンダーが2組配置されており、このシリンダー6によって架台5が支えられている。鋼管Sの移し替え等によりVロール1、架台5に過大な衝撃力が付加され、油圧シリンダー6内の圧力媒体が予め設定された圧力以上になった場合に、圧力媒体はリリーフ弁7を通してシリンダーの外へと排出され、これにより、Vロール1は架台5とともに下降し、該Vロール1、架台5に付加される衝撃力が吸収、緩和される。
Vロール1のロール軸端側に2組の油圧シリンダー6を設けて、衝撃力の吸収、緩和を図る場合、シリンダー6の相互間には、各シリンダー6のロッド6aのストローク(以下、このストロークをロッドストロークと記す)を同調させる同調機構8が配置される。
同調機構8としては、例えば、シリンダー6のロッドストロークを検出するストロークセンサー8aと、該ストロークセンサー8aで検出されたストロークを入力信号として入力する同調回路(同調制御回路)8bと、該同調回路8bにて出力された出力信号に基づいてシリンダー6に圧力媒体を送給してロッドストロークを調整するポンプ8cにて構成することができる。この同調機構8によりVロール1が架台5とともに下降するとき、あるいはVロール1、架台5を元の位置に戻すべく上昇させるとき、シリンダー6のロッドのストロークを調整して該Vロール1、架台5を水平状態に保持することが可能となりVロール1に載置された鋼管Sの落下が防止される。
なお、シリンダー6は、架台5の幅方向の中央部に1基だけ配置することも可能であり、この場合、上記の如き同調機構8は不要であり、構造の簡素化を図ることが可能になる。
本発明の搬送ローラは、架台5の下部にシリンダー6を設けて支持するものであるから、同調機構8、リリーフ弁7等の油圧系等の設置スペースを考慮すると、鋼管Sの搬送レベル(高さ)が高くなるので、既存の搬送ラインに適用するに当たっては、架台5の設置個所に凹所を設け、この凹所にシリンダー6等の油圧系を設置して搬送レベルが変動するのを防止するのが望ましい(地中内への設置)。新設工場では、搬送レベルが高くなってもそれに合せてラインを設ければよいのでとくに問題はないが、この場合には、架台5を支持する補強部材が別途必要になることもある。かかる補強部材を不要とするには、凹所を設けて架台5をこの凹所に設置するのがよい。
本発明によれば、鋼管の移し替え時等においてVロールや架台に付加される衝撃力を好適に吸収、緩和することが可能であり、長期間にわたって鋼管を安定的に搬送し得る搬送ローラが提供できる。
1 Vロール
1a ロール胴
1b 軸受け
2 スキッドレール
3 搬出アーム
4 搬入アーム
5 架台
6 シリンダー(油圧シリンダー等)
6a ロッド
7 リリーフ弁
8 同調機構
8a ストロークセンサー
8b 同調回路
8c ポンプ

Claims (3)

  1. 幅方向中央部の径が幅方向両端部の径よりも小さい中細り断面形状のロール胴を有しそのロール胴の上面で鋼管を支持するVロールと、該Vロールを軸受けを介して回転可能に保持する架台とを備え、該Vロールを転動させて該鋼管をその長手方向に沿って移送する鋼管の搬送ローラであって、
    前記架台の下部に、リリーフ弁を通して圧力媒体を排出することによって該Vロールを架台とともに降下させるシリンダーを配置したことを特徴とする鋼管の搬送ローラ。
  2. 前記シリンダーは、前記Vロールのロール軸端側に位置する少なくとも2組からなり、その各シリンダーの相互間に、各シリンダーのロッドストロークを同調させる同調機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載した鋼管の搬送ローラ。
  3. 前記同調機構が、シリンダーのロッドストロークを検出するストロークセンサーと、該ストロークセンサーにて検出されたストロークを入力信号として入力する同調回路と、該同調回路にて出力された出力信号に基づいてシリンダーに圧力媒体を送給してロッドストロークを調整するポンプからなることを特徴とする請求項2に記載した鋼管の搬送ローラ。
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