JP2015139537A - 光走査型内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化設計した場合であっても電気配線が容易な光走査型内視鏡を提供する。
【解決手段】光走査型内視鏡を、支持部材と、支持部材に支持された振動部材と、振動部材に取り付けられ、射出端より照射光が射出される光ファイバと、弾性を有する複数の導電手段とから構成する。この構成において、振動部材は、第1の電極群が形成された第1電極形成面を有し、支持部材は、第1の電極群が持つ複数の第1電極の各々に一対一で対応する第2電極を持つ第2の電極群が形成された第2電極形成面を有し、各導電手段は、一端が第2電極と電気的および機械的に接続され、他端が第2電極に対応する第1電極に付勢され接触されることにより、第1電極と第1電極に対応する第2電極とを電気的に接続する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光源より出射された照明光で体腔内を走査するための光走査型内視鏡に関する。
人の体腔内の生体組織を撮像する光走査型内視鏡が知られている。この種の光走査型内視鏡の具体的構成が、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の光走査型内視鏡は、圧電アクチュエータを備えている。圧電アクチュエータは、圧電体および電極を有する二軸アクチュエータである。圧電アクチュエータは、光ファイバの射出端近傍に取り付けられており、印加される駆動電圧に従って光ファイバの射出端近傍を振動させる。光ファイバの射出端近傍が振動すると、光ファイバの射出端が所定の面上で渦巻状に移動する。これにより、光ファイバの射出端より射出される光が生体組織を渦巻状に走査し、走査された生体組織からの戻り光に基づいて走査領域の2次元的な画像が生成されてモニタに表示される。
特表2010−503890号公報
図11は、従来の光走査型内視鏡500の、圧電アクチュエータ551近傍の内部構造を示す内部構造図である。
図11に示されるように、光走査型内視鏡500は、円筒状の保護チューブ550を備えている。保護チューブ550の内周面には、円筒状のマウント部材555が接着剤などにより取り付けられている。マウント部材555に形成された貫通孔556には、円筒状の圧電アクチュエータ551が挿入され通された上で接着されている。具体的には、圧電アクチュエータ551は、マウント部材555の軸線方向に長尺な圧電体553を有している。圧電体553の外周面には二対の電極554が形成されている。各電極554は、圧電体553の全長に亘る長尺な形状を持つ。圧電アクチュエータ551(圧電体553および電極554)は、先端側端面が自由端となるように、後端側部分の外周面がマウント部材555の貫通孔556の内周面とほぼ隙間無く接着されている。圧電アクチュエータ551の中空部には、光ファイバ520が挿入され通されている。光ファイバ520は、圧電アクチュエータ551の先端側端面から突出して配置され、突出部分の根元部分において圧電アクチュエータ551と接着固定されている。
各電極554は、圧電アクチュエータ551の後端部において、それぞれケーブル566を介して不図示の駆動回路と電気的に接続されている。駆動回路により各対の電極554間に駆動電圧が印加されると、圧電アクチュエータ551が駆動電圧に応じて光ファイバ520の軸線方向と直交する方向に所定の周期で振動する。圧電アクチュエータ551の振動に伴い光ファイバ520の上記突出部分が振動すると、光ファイバ520の先端側端面(自由端)が所定の渦巻状の軌跡を描きながら移動する。
ところで、光走査型内視鏡は、体腔内に挿入されることから、全体の小型化が求められる。特許文献1に記載の光走査型内視鏡では、圧電アクチュエータの電気接続にケーブルを使用している。しかし、光走査型内視鏡を小型設計すると、ケーブルの接続箇所や、ケーブルを取り回す領域が小さくなり、電気配線が難しくなるという問題があった。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、小型化設計した場合であっても電気配線が容易な光走査型内視鏡を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の実施形態の光走査型内視鏡は、支持部材と、支持部材に支持された振動部材と、振動部材に取り付けられ、射出端より照射光が射出される光ファイバと、弾性を有する複数の導電手段と、を備える。振動部材は、第1の電極群が形成された第1電極形成面を有し、支持部材は、第1の電極群が持つ複数の第1電極の各々に一対一で対応する第2電極を持つ第2の電極群が形成された第2電極形成面を有し、各導電手段は、一端が第2電極と電気的および機械的に接続され、他端が第2電極に対応する第1電極に付勢され接触されることにより、第1電極と第1電極に対応する第2電極とを電気的に接続する。
このような構成によれば、弾性を有する導電手段を第1電極に付勢させ接触させるだけで導電手段と第1電極とが電気的に接続されるため、電気配線が容易である。また、ケーブルを使用した電気配線が不要であるため、光走査型内視鏡の小型化設計に有利である。
また、第1電極形成面と第2電極形成面とが成す角度が略90°であり、導電手段は、変形されることによって、他端が第1電極に付勢され接触されていてもよい。
また、光走査型内視鏡は、平板部及び平板部から延出する複数の庇状部を有するフィルムシートと、各々が平板部から各庇状部に亘りフィルムシート上に延びて形成された複数の電極パターンとを有するフレキシブルプリント基板を更に備え、複数の導電手段の各々は、電極パターン及び電極パターンが形成されたフィルムシート部分からなり、平板部が第2電極形成面に取り付けられることによって、各電極パターンの平板部に形成された領域が第2電極と電気的および機械的に接続され、各庇状部が第1電極形成面に接触することによって、各庇状部が変形すると共に、各電極パターンの庇状部に形成された領域が第1電極に付勢され接触される。
また、導電手段は、板ばね状の金属部材であってもよい。
また、支持部材および振動部材は円筒形状を有し、振動部材は、支持部材に形成された貫通孔に挿入され通され、貫通孔内に位置する振動部材の外周面は、貫通孔の内周面に接着され、第1の電極群は、振動部材の外周面であって支持部材に接着されていない非接着領域に形成されており、光ファイバは、振動部材の中空部に挿入され通された上で、振動部材に取り付けられていてもよい。
また、支持部材および振動部材は円筒形状を有し、互いの端面同士が接着剤により接着され、所定の方向に同軸上に並べて配置され、光ファイバは、支持部材および振動部材の中空部に挿入され通された上で、振動部材に取り付けられていてもよい。
本発明の実施形態によれば、小型化設計した場合であっても電気配線が容易な走査型内視鏡を提供することができる。
本発明の第1の実施形態における内視鏡システムのブロック図である。 本発明の第1の実施形態における光走査ユニットの内部構造図および断面図である。 本発明の第1の実施形態における光走査ユニットの斜視図である。 本発明の第1の実施形態における光走査ユニットの断面図である。 本発明の第1の実施形態におけるフレキシブルプリント基板の正面図および斜視図である。 本発明の第1の実施形態における光走査ユニットの断面図である。 本発明の第2の実施形態における光走査ユニットの斜視図である。 本発明の第2の実施形態における光走査ユニットを組み立てる工程を説明する図である。 本発明の第1の実施形態の変形例1における光走査ユニットの斜視図である。 本発明の第1の実施形態の変形例2における光走査ユニットの内部構造図である。 従来の光走査型内視鏡の内部構造図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態にかかる光走査型内視鏡について説明する。
図1は、第1の実施形態における光走査型内視鏡200を備える内視鏡システム100のブロック図である。内視鏡システム100は、共焦点顕微鏡の原理を応用して設計されたシステムであり、高倍率かつ高解像度で体腔内の生体組織を観察するのに好適に構成されている。図1に示されるように、内視鏡システム100は、光走査型内視鏡200とプロセッサ部300、モニタ400を備えている。
光走査型内視鏡200は、光ファイバ20、光走査ユニット21a、走査ドライバ22、光コネクタ23、電気コネクタ24、サブCPU25およびサブメモリ26を備えている。
プロセッサ部300は、光源30、光ファイバ31、光分波合波部32、光ファイバ33、光ファイバ34、受光器35、信号処理回路36、CPU37およびCPUメモリ38を備えている。
光源30は、R(Red)、G(Green)、B(Blue)の各色のレーザ光を混合することにより生成された白色光を射出する。なお、光源30は、上記の白色光を射出する光源に限られない。別の形態の光源として、例えば蛍光観察用の励起光を射出するレーザ光源が考えられる。
光源30から射出された白色光(以下、「照射光」と記す。)は、光ファイバ31を介して光分波合波部32に入射される。光分波合波部32は、例えば光ファイバカップラであり、光ファイバ31より入射された照射光を光ファイバ33に入射させる。光ファイバ33に入射された照射光は、光コネクタ23を介して光走査型内視鏡200に入射される。光走査型内視鏡200に入射された照射光は、光ファイバ20を介して光走査ユニット21aに入射される。
図2(a)は、光走査ユニット21aの内部構造を示す内部構造図である。図2(b)は、図2(a)に示される光走査ユニット21aの線分A−A´で示される位置における断面図である。以下では、説明の便宜上、光走査ユニット21aの長手方向(軸線方向)をZ方向と定義し、Z方向に直交しかつ互いに直交する2方向をそれぞれ、X方向およびY方向と定義する。
図2(a)に示されるように、光走査ユニット21aは、円筒状の保護チューブ50を備えている。保護チューブ50の内周面には、円筒状のマウント部材55が接着剤などにより取り付けられている。マウント部材55にはZ方向に沿って貫通する中空部(以下、「貫通孔」と記す。)56が形成されている。マウント部材55に形成された貫通孔56には、円筒状の圧電アクチュエータ51が挿入され通された上で接着されている。圧電アクチュエータ51は、一端が自由端となるように、外周面のうち他端側の領域が貫通孔56の内周面とほぼ隙間無く接着されている。これにより、圧電アクチュエータ51は、マウント部材55によって片持ち梁状に支持される。なお、以下では、Z方向のうち、圧電アクチュエータ51の自由端側を先端側、その反対側を後端側と定義する。また、図2(a)中、Z方向を示す矢印の矢じり側、矢じり側と反対側はそれぞれ、先端側、後端側を示す。
圧電アクチュエータ51の中空部には、光ファイバ20が圧電アクチュエータ51の先端側端面から所定長が突出する位置まで挿入され通される。光ファイバ20は、圧電アクチュエータ51の先端側端面から突出される所定長の突出部分の根元近傍が圧電アクチュエータ51の先端側端部と接着剤57により固定されている。
光ファイバ20の先端側端面の前方(先端側)には、走査光学系52が配置されている。走査光学系52は、複数のレンズを持つレンズユニット52aおよびカバーガラス52bを備えている。
光コネクタ23から光ファイバ20に入射された照射光は、光ファイバ20の先端側端面から射出される。光ファイバ20の先端側端面より射出された照射光は、レンズユニット52aおよびカバーガラス52bを介して人の体腔内の生体組織に集光される。生体組織に集光される照射光の位置は、圧電アクチュエータ51が振動することによって変化する。
図3は、光走査ユニット21aのうち、圧電アクチュエータ51近傍の外観斜視図である。図3では、説明の便宜上、保護チューブ50および走査光学系52を省略している。図3に示されるように、圧電アクチュエータ51は、Z方向に長尺な圧電体53と、圧電体53の外周面に形成された二対の電極54(電極54X、54X´、54Y、54Y´)を有している(図3では、電極54X´は不図示)。各電極54は、圧電体53の外周面の先端側端部からマウント部材55に接着されている箇所の手前まで、Z方向に沿って形成されている。
図4は、圧電アクチュエータ51のXY面内における断面図である。各電極対(電極54Xと電極54X´とを有する電極対と、電極54Yと電極54Y´とを有する電極対)には、走査ドライバ22から供給された駆動電圧が印加される。圧電アクチュエータ51は、電極54Xと電極54X´との間に駆動電圧が印加されるとX方向に振動し、電極54Yと電極54Y´との間に駆動電圧が印加されるとY方向に振動する。各電極対に印加される駆動電圧の大きさおよび位相を周期的に変化させることにより、圧電アクチュエータ51はXYの2方向に振動する。圧電アクチュエータ51の振動に伴い光ファイバ20の突出部分が振動すると、光ファイバ20の先端側端面(自由端)がXY平面に近似する面内で所定の渦巻状の軌跡を描きながら移動する。これにより、光ファイバ20の先端側端面から射出される照射光の生体組織で集光される位置が変化し、照射光によって生体組織が走査される。
ここで、走査ドライバ22から圧電アクチュエータ51に供給される駆動電圧の大きさや位相、駆動周波数などの情報は、光走査型内視鏡200のサブメモリ26に格納されている。サブCPU25は、プロセッサ部300の起動時にサブメモリ26から情報を読み出し、電気コネクタ24を介してCPU37に送信する。CPU37は、送信された情報をCPUメモリ38に格納する。CPU37は、格納した情報を必要時に読み出して光走査型内視鏡200の制御に必要な信号を生成して、サブCPU25に送信する。サブCPU25は、CPU37から送信された制御信号に従って走査ドライバ22の動作を制御する。
生体組織を走査した照射光は、生体組織で反射され、物体光としてカバーガラス52bに入射される。カバーガラス52bに入射された物体光は、レンズユニット52aを介して光ファイバ20の先端側端面近傍に集光される。レンズユニット52aは、共焦点光学系であるため、生体組織で照射光が集光する位置と、光ファイバ20の先端側端面近傍で集光する位置とは光学的に共役である。光ファイバ20のコア径は非常に小さいため、生体組織からの物体光のうち、共役位置に対応する物体光のみが光ファイバ20に入射される。光ファイバ20に入射された物体光は、光コネクタ23を介して、プロセッサ部300に入射される。
プロセッサ部300に入射された物体光は、図1に示されるように、光ファイバ33を介して光分波合波部32に入射される。光分波合波部32に入射された物体光は、光ファイバ34を介して受光器35で受光される。受光器35は、受光した物体光を電気信号に変換し、信号処理回路36に送信する。信号処理回路36は、受光器35より受信した電気信号に対して、圧電アクチュエータ51の振動に同期させながら所定の処理を施して撮像信号を生成する。モニタ400は、信号処理回路36で生成された撮像信号に基づいて生体組織の2次元的な撮像画像を表示する。
次に、光走査ユニット21aの電気配線について説明する。図3に示されるように、マウント部材55の外周面の一部には平坦面65が形成されている。マウント部材55には、平坦面65から先端側端面にかけて複数の電極パターン64が形成されている。各電極パターン64は、圧電アクチュエータ51に形成された電極54に一対一で対応している。また、電極パターン64が形成されているマウント部材55の先端側端面と、電極54が形成されている圧電アクチュエータ51の外周面とが成す角は約90°である。マウント部材55の先端側端面には、フレキシブルプリント基板66が設けられている。電極パターン64と電極54とは、フレキシブルプリント基板66によって電気的に接続される。
図5(a)は、フレキシブルプリント基板66の正面図を示している。フレキシブルプリント基板66は、弾性を有する絶縁体のフィルムシート66aに後述する電極パターンが形成されたものである。図5(a)に示されるように、フレキシブルプリント基板66(フィルムシート66a)の中央部には、十字に交差する一対の切り込み67aが入れられている。フレキシブルプリント基板66の中央部の領域(図5(a)中、点線L1の内側)は、一対の切り込み67aが入れられた結果、実質的に4つの領域66bに分断されている。これにより、各領域66bは、フレキシブルプリント基板66の周辺部の領域66d(図5(a)中、点線L1の外側)から延出する庇状となる。また、一対の切り込み67aが交差する十字の中央部分は、円形に近似した円形近似開口67b(図5(a)中、一点鎖線L2)となっている。円形近似開口67bの直径D2は、図2に示される圧電アクチュエータ51の外径D1よりも小さい。しかし、以下に説明するように、領域66bが変形することにより、後端側(フレキシブルプリント基板66の背面側)から円形近似開口67bに圧電アクチュエータ51を通すことができる。以下、説明の便宜上、領域66bを「庇状部66b」、領域66dを「平板部66d」と記す。
図5(b)、図5(c)は、後端側(フレキシブルプリント基板66の背面側)から円形近似開口67bに圧電アクチュエータ51が通されたときのフレキシブルプリント基板66の正面図、斜視図を示している。なお、図5(b)、図5(c)中、圧電アクチュエータ51は破線で示されている。図5(b)、図5(c)に示されるように、後端側(フレキシブルプリント基板66の背面側)から円形近似開口67bに圧電アクチュエータ51が通されると、各庇状部66bは、円形近似開口67bを規定する端部66b1が圧電アクチュエータ51の外周面に接触し押されることによって変形する。具体的には、庇状部66bは、平板部66d(図5(b)中、点線L1の外側の領域)との境界(点線L1)近傍を固定端とし、円形近似開口67bを規定する端部66b1を自由端として、圧電アクチュエータ51の外周面に沿うように変形する。この庇状部66bの変形により、端部66b1によって規定される円形近似開口67bの直径D2は、圧電アクチュエータ51の外径D1と略同一となり、圧電アクチュエータ51を円形近似開口67bに通すことができる。圧電アクチュエータ51が円形近似開口67bに通されると、庇状部66bの背面の特に端部66b1近傍は、自身が有する弾性によって、圧電アクチュエータ51の外周面に付勢されて接触する。
図5(d)は、フレキシブルプリント基板66の背面図を示している。図5(d)に示されるように、フレキシブルプリント基板66(フィルムシート66a)の背面には、圧電アクチュエータ51とマウント部材55とを電気的に接続するための複数の電極パターン66eが形成されている。詳しくは、各電極パターン66eは、平板部66dから、庇状部66bの固定端(点線L1近傍)を経て自由端(端部66b1)に亘って延びて形成されている。後端側(フレキシブルプリント基板66の背面側)から円形近似開口67bに圧電アクチュエータ51が通されると、電極パターン66eは平板部66dに形成された領域を固定端として、庇状部66bと共に変形する。このとき、電極パターン66eのうち、端部66b1に形成された領域は、庇状部66bが有する弾性によって、圧電アクチュエータ51の外周面に形成された電極54に付勢されて接触する。この接触により、各電極パターン66eは、電極54と電気的に接続される。このように、フレキシブルプリント基板66と電極パターン66eは、弾性を有する導電体(電気伝導体)として機能する。
図6は、光走査ユニット21aのフレキシブルプリント基板66近傍のYZ面内における断面図である。図6に示されるように、電極パターン66eのうち平板部66dに形成されている領域が、マウント部材55の先端側端面と接触している。これにより、各電極パターン66eは、電極パターン64(図6では不図示)と電気的に接続される。また、電極パターン66eのうち各庇状部66bの端部66b1に形成されている領域は、圧電アクチュエータ51の外周面に付勢され接触される。これにより、各電極パターン66eは、電極54と電気的に接続される。このように、フレキシブルプリント基板66の円形近似開口67bに圧電アクチュエータ51を通すという機械的な組み立てのみにより、4箇所の電極パターン66eと電極54との間の導通を同時に取ることができる。なお、この電気的な接続をより確実にするために、電極パターン66eと電極54とは、その接触箇所において、ハンダや導電性接着剤を介して接着されてもよい。
図5(a)〜図5(d)に示されるように、各電極パターン66eの庇状部66bの固定端(点線L1)近傍にはスルーホール66eHが形成されている。スルーホール66eHには、図6に示されるように、先端側(フレキシブルプリント基板66の正面側)からハンダ(または導電性接着剤)68が注入されている。電極パターン66eのスルーホール66eH近傍の領域は、電極パターン66eに対応する電極64(図6では不図示)と、ハンダ68を介して接着され電気的に接続される。
ここで、フレキシブルプリント基板66は、マウント部材55の平坦な先端側端面上に配置されるため、電極パターン66eと電極パターン64とが位置ずれし難い。そのため、ハンダ68による電極パターン66eと電極54との電気的な接続を容易に行うことができる。
また、図2(b)に示されるように、マウント部材55の平坦面65には、フレキシブルケーブル70が取り付けられている。フレキシブルケーブル70の先端側の端部とマウント部材に形成された電極パターン64とは、ハンダ(不図示)を介して接着され電気的に接続されている。ここで、フレキシブルケーブル70は平坦面65上に配置されるため、フレキシブルケーブル70と電極パターン64とが位置ずれし難い。そのため、両者のハンダによる電気的な接続を容易に行うことができる。
また、フレキシブルケーブル70は、走査ドライバ22と電気的に接続されている。これにより、圧電アクチュエータ51と走査ドライバ22とは、フレキシブルプリント基板66が有する電極パターン66e、マウント部材55の表面に形成された電極パターン64およびフレキシブルケーブル70を介して電気的に接続される。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態にかかる光走査型内視鏡について説明する。第2の実施形態の光走査型内視鏡は、光走査ユニットの構成が異なること以外は、第1の実施形態の光走査型内視鏡200と同じである。なお、第2の実施形態では、第1の実施形態と同一の又は同様の構成には同一の又は同様の符号を付してその説明を省略又は簡略する。
図7は、第2の実施形態における光走査ユニット21bの圧電アクチュエータ51近傍の外観斜視図である。図7では、説明の便宜上、保護チューブ50および走査光学系52を省略している。
第2の実施形態の光走査ユニット21bは、光走査ユニット21aの電極パターン66eを有するフレキシブルプリント基板66を、複数の導電性を有する板ばね79に置き換えていること以外は、光走査ユニット21aと同じである。
図7に示されるように、光走査ユニット21bは、圧電アクチュエータ51とマウント部材55とを電気的に接続するための複数の板ばね79を有している。板ばね79は、例えば、ステンレスやアルミニウムなどの金属材料が用いられる。各板ばね79はそれぞれ、一端が電極パターン64にハンダ(または導電性接着剤)68によって接着され、他端が電極54に付勢され接触されている。これにより、電極54と電極パターン64とが、板ばね79を介して電気的に接続される。
図8(a)〜図8(d)は、光走査ユニット21bの組み立て工程の一部を示している。まず、図8(a)に示されるように、各板ばね79は、一端が、マウント部材55の先端側端面に形成された電極パターン64(図8では不図示)と、ハンダ68を介して接着され電気的に接続される。このとき、各板ばね79は、他端が貫通孔56にかかっている。
ここで、板ばね79は、マウント部材55の平坦な先端側端面上に配置されるため、板ばね79と電極パターン64とが位置ずれし難い。そのため、ハンダ68による板ばね79と電極パターン64との電気的な接続を容易に行うことができる。
マウント部材55の先端側端面に板ばね79が接着されると、マウント部材55の貫通孔56に、圧電アクチュエータ51が後端側から通される(図8(b))。圧電アクチュエータ51の先端側端面がマウント部材55の先端側端面から突出されると、各板ばね79は、他端が圧電アクチュエータ51の外周面に押されることによって変形する。具体的には、各板ばね79は、電極パターン64に接着された一端を固定端とし、他端を自由端として、圧電アクチュエータ51の外周面に沿うように変形する。このとき、各板ばね79の特に他端近傍は、自身が有する弾性によって、圧電アクチュエータ51の外周面に形成された電極54に付勢されて接触する。この接触により、各板ばね79は、電極54と電気的に接続される。このように、マウント部材55の貫通孔56に圧電アクチュエータ51を通すという機械的な組み立てのみにより、4箇所の板ばね79と電極54との間の導通を同時に取ることができる。
圧電アクチュエータ51が貫通孔56に通され、マウント部材55に接着されると、圧電アクチュエータ51の中空部に、光ファイバ20が後端側から挿入され通される(図8(c))。光ファイバ20は、圧電アクチュエータ51の先端側端面から所定長が突出する位置まで通され、接着剤57により圧電アクチュエータ51の先端側端部に固定される(図8(d))。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。
(変形例)
第1の実施形態では、図3に示されるように、マウント部材55には、先端側端面から平坦面65にかけて電極パターン64が形成されており、フレキシブルプリント基板66はマウント部材55の先端側端面に取り付けられている。しかし、本発明はこの構成に限定されない。図9は、第1の実施形態の変形例1における光走査ユニット21aの外観斜視図である。なお、図9では、説明の便宜上、保護チューブ50および走査光学系52を省略している。図9に示される変形例1では、マウント部材55には、後端側端面から平坦面65にかけて電極パターン64が形成されている。圧電アクチュエータ51の外周面には、先端側端部から後端側端部にかけて、二対の電極54が形成されている。フレキシブルプリント基板66は、電極パターン66e(図5参照)が形成されている面(背面)がマウント部材55の後端側端面と接触している。これにより、電極54と電極パターン64とが、電極パターン66eを介して電気的に接続される。
また、第1の実施形態では、圧電アクチュエータ51は、マウント部材55に形成された貫通孔56に挿入され通された上で接着されているが、本発明はこの構成に限定されない。図10は、第1の実施形態の変形例2における光走査ユニット21aの内部構造を示す内部構造図である。図10に示されるように、圧電アクチュエータ51とマウント部材55とは同軸上に配置されている。圧電アクチュエータ51の外径D1は、貫通孔56の内径D3よりも大きい。そのため、光走査ユニット21aの組み立て時に、圧電アクチュエータ51の後端側端面とマウント部材55の先端側端面とが当て付き、圧電アクチュエータ51は、後端側端面に予め塗布された接着剤により当て付いた箇所で接着固定される。また、電極54と電極パターン64とは、フレキシブルプリント基板66が有する電極パターン66eを介して電気的に接続される。
また、図10に示される第1の実施形態の変形例2では、電極54と電極パターン64とは、フレキシブルプリント基板66が有する電極パターン66eを介して電気的に接続されているが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、第1の実施形態の変形例2において、電極パターン66eを有するフレキシブルプリント基板66の代わりに、図7に示されるような、導電性を有する板ばね79が用いられてもよい。
20 光ファイバ
21a、21b 光走査ユニット
22 走査ドライバ
23 光コネクタ
24 電気コネクタ
25 サブCPU
26 サブメモリ
30 光源
31 光ファイバ
32 光分波合波部
33 光ファイバ
34 光ファイバ
35 受光器
36 信号処理回路
37 CPU
38 CPUメモリ
50 保護チューブ
51 圧電アクチュエータ
52 走査光学系
52a レンズユニット
52b カバーガラス
53 圧電体
54、54X、54X´、54Y、54Y´ 電極
55 マウント部材
56 貫通孔(中空部)
57 接着剤
64 電極パターン
65 平坦面
66 フレキシブルプリント基板
66a フィルムシート
66b 領域(庇状部)
66b1 端部(自由端)
66d 領域(平板部)
66e 電極パターン
66eH スルーホール
67a 切り込み
67b 円形近似開口
68 ハンダ
70 フレキシブルケーブル
79 板ばね
100 内視鏡システム
200 光走査型内視鏡
300 プロセッサ部
400 モニタ
500 光走査型内視鏡
520 光ファイバ
550 保護チューブ
551 圧電アクチュエータ
553 圧電素子
554 電極
555 マウント部材
556 貫通孔
566 ケーブル

Claims (6)

  1. 支持部材と、
    前記支持部材に支持された振動部材と、
    前記振動部材に取り付けられ、射出端より照射光が射出される光ファイバと、
    弾性を有する複数の導電手段と、
    を備え、
    前記振動部材は、第1の電極群が形成された第1電極形成面を有し、
    前記支持部材は、前記第1の電極群が持つ複数の第1電極の各々に一対一で対応する第2電極を持つ第2の電極群が形成された第2電極形成面を有し、
    各前記導電手段は、一端が前記第2電極と電気的および機械的に接続され、他端が該第2電極に対応する前記第1電極に付勢され接触されることにより、該第1電極と該第1電極に対応する該第2電極とを電気的に接続する、
    光走査型内視鏡。
  2. 前記第1電極形成面と前記第2電極形成面とが成す角度が略90°であり、
    前記導電手段は、変形されることによって、前記他端が前記第1電極に付勢され接触されている、
    請求項1に記載の光走査型内視鏡。
  3. 平板部及び該平板部から延出する複数の庇状部を有するフィルムシートと、各々が該平板部から各該庇状部に亘り該フィルムシート上に延びて形成された複数の電極パターンとを有するフレキシブルプリント基板を更に備え、
    前記複数の導電手段の各々は、前記電極パターン及び該電極パターンが形成されたフィルムシート部分からなり、
    前記平板部が前記第2電極形成面に取り付けられることによって、各前記電極パターンの該平板部に形成された領域が前記第2電極と電気的および機械的に接続され、
    各前記庇状部が前記第1電極形成面に接触することによって、各前記庇状部が変形すると共に、各前記電極パターンの該庇状部に形成された領域が前記第1電極に付勢され接触される、
    請求項1または請求項2に記載の光走査型内視鏡。
  4. 前記導電手段は、板ばね状の金属部材である、
    請求項1または請求項2に記載の光走査型内視鏡。
  5. 前記支持部材および前記振動部材は円筒形状を有し、
    前記振動部材は、前記支持部材に形成された貫通孔に挿入され通されており、
    前記貫通孔内に位置する前記振動部材の外周面は、該貫通孔の内周面に接着されており、
    前記第1の電極群は、前記振動部材の外周面であって前記支持部材に接着されていない非接着領域に形成されており、
    前記光ファイバは、前記振動部材の中空部に挿入され通された上で、該振動部材に取り付けられている、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光走査型内視鏡。
  6. 前記支持部材および前記振動部材は円筒形状を有し、互いの端面同士が接着剤により接着され、所定の方向に同軸上に並べて配置されており、
    前記光ファイバは、前記支持部材および前記振動部材の中空部に挿入され通された上で、該振動部材に取り付けられている、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光走査型内視鏡。
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