JP2015138119A - 腕装着型の電子機器 - Google Patents

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JP2015138119A
JP2015138119A JP2014009254A JP2014009254A JP2015138119A JP 2015138119 A JP2015138119 A JP 2015138119A JP 2014009254 A JP2014009254 A JP 2014009254A JP 2014009254 A JP2014009254 A JP 2014009254A JP 2015138119 A JP2015138119 A JP 2015138119A
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松井 剛
Takeshi Matsui
剛 松井
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Abstract

【課題】腕に装着されていない状態においても使いやすい腕装着型の電子機器を提供する
こと。
【解決手段】腕時計1(腕装着型の電子機器)は、一対の基板間に電気泳動粒子を含む電
気泳動素子を挟持し、少なくとも第1色と第2色を表示可能な画素を有する表示部4を備
えた本体部と、本体部を挟んで前記本体部と連結された1つ又は一対のバンド3と、を備
え、バンド3の長手方向を第1方向1001、第1方向1001と直交する方向を第2方
向1002とした場合に、表示部4は、上端と下端とが第1方向1001に離間した第1
文字を含む第1画像を表示する第1モードと、上端と下端とが第2方向1002に離間し
た第2文字を含む第2画像を表示する第2モードと、を有する。
【選択図】図1B

Description

本発明は、腕装着型の電子機器に関する。
腕装着型の電子機器には、腕時計や歩数計、GPS装置、小型コンピューターなど様々
なものがある。これらの腕装着型の電子機器は、基本的に左右どちらの腕にも装着可能で
ある。また、例えば腕時計に代表されるように、手首の内側及び外側のどちらに向けても
装着可能であるのが通常である。
一般的な電子機器は上下の向きが定まっているため、上下の向きを逆にして装着すると
、上下逆に表示されてしまう。そこで、上下逆に装着した場合の対応策として、特許文献
1には、腕に対する装着向きを加速度センサーの検出結果に基づいて判別して、表示向き
を制御する腕装着型の電子機器が開示されている。
特開2013−61176号公報
しかしながら、特許文献1においても、腕装着型の電子機器が腕に装着されていない状
態については、何ら考慮されていなかった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様
によれば、腕に装着されていない状態においても使いやすい腕装着型の電子機器を提供す
ることができる。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態
様又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係る腕装着型の電子機器は、電気泳動素子を含む表示部を備えた本体部と、
前記本体部を挟んで前記本体部と連結されたバンドと、を備え、前記バンドの長手方向を
第1方向、前記第1方向と直交する方向を第2方向とした場合に、前記表示部は、文字の
上下方向が前記第1方向に沿った第1文字を含む第1画像を表示する第1モードと、文字
の上下方向が前記第2方向に沿った第2文字を含む第2画像を表示する第2モードと、を
有する、腕装着型の電子機器である。
本適用例によれば、例えば、第1モードでは腕に装着された状態で見やすい表示にする
ことができ、第2モードでは腕に装着されていない状態(例えば、バンドを丸めて平面上
に腕に装着された場合に対して表示部が横向きになるように置いた場合など)で見やすい
表示にすることができる。したがって、腕に装着されていない状態においても使いやすい
腕装着型の電子機器を実現できる。
[適用例2]
上述の適用例に係る腕装着型の電子機器において、前記表示部は、前記第1モードにお
いて、前記第1方向と、前記第1文字の上下方向とのなす角が、0度以上45度以下であ
る前記第1画像を表示し、前記第2モードにおいて、前記第2方向と、前記第2文字の上
下方向とのなす角が、0度以上45度以下である前記第2画像を表示してもよい。
本適用例によれば、例えば、第1モードでは腕に装着された状態で見やすい表示にする
ことができ、第2モードでは腕に装着されていない状態((例えば、バンドを丸めて平面
上に腕に装着された場合に対して表示部が横向きになるように置いた場合など)で見やす
い表示にすることができる。したがって、腕に装着されていない状態においても使いやす
い腕装着型の電子機器を実現できる。
[適用例3]
上述の適用例に係る腕装着型の電子機器において、前記本体部は、温度センサーをさら
に備え、前記第2モードにおいて、前記表示部は、前記第2文字と、前記温度センサーで
検出した温度に関する情報を含む第3画像を表示してもよい。
腕装着型の電子機器が腕に装着された状態では、体温の影響が大きいので、周囲環境の
温度を適切に表示することは難しい。本適用例によれば、腕に装着されていない時に温度
を表示するので、第1モードで温度を表示する場合と比較して、周囲環境の温度を適切に
表示できる。
[適用例4]
上述の適用例に係る腕装着型の電子機器において、前記表示部は、前記第1モードから
前記第2モードへ切り替えてから所定時間が経過した後に、前記第3画像を表示してもよ
い。
腕装着型の電子機器が腕に装着された状態では、体温の影響が大きいので、周囲環境の
温度を適切に表示することは難しい。本適用例によれば、腕に装着されていない状態とな
ってから所定時間を経過した後に温度を表示するので、周囲環境の温度をより適切に表示
できる。
[適用例5]
上述の適用例に係る腕装着型の電子機器において、前記本体部は、操作を受け付ける操
作部をさらに備え、前記表示部は、前記操作部が受け付ける前記操作に基づいて、前記第
1モードと前記第2モードとを切り替えてもよい。
本適用例によれば、慣性センサーなどの検出結果に基づいて第1モードと第2モードと
を切り替える場合に比べて、低消費電力で実現できる。また、ユーザーが希望するときに
第1モードと第2モードとを切り替えて表示させることができる。
[適用例6]
上述の適用例に係る腕装着型の電子機器において、前記本体部は、慣性センサーをさら
に備え、前記表示部は、前記慣性センサーの検出結果に基づいて、前記第1モードと前記
第2モードとを切り替えてもよい。
本適用例によれば、ユーザーの操作に基づいて第1モードと第2モードとを切り替える
場合に比べて、ユーザーの操作を減らすことができる。
[適用例7]
上述の適用例に係る腕装着型の電子機器において、前記バンドには、前記上下方向が前
記第2方向に沿った第3文字が表示されており、前記第2モードにおいて、前記表示部は
、上向きが前記第3文字の上向きに沿った前記第2文字を表示してもよい。
本適用例によれば、第2モードにおいて、バンドの第3文字の上向きと表示部の第2文
字の上向きが沿った方向となるので、第2モードにおける腕時計の見栄えをさらに良くす
ることができる。
[適用例8]
本適用例に係る腕装着型の電子機器は、電気泳動素子を含む表示部を備えた本体部と、
前記本体部を挟んで前記本体部と連結されたバンドと、を備え、前記バンドの長手方向を
第1方向、前記第1方向と直交する方向を第2方向とした場合に、前記表示部は、第1画
像を表示する第1モードと、第2画像を表示する第2モードと、を有し、前記第1モード
において、前記第1方向と、前記第1画像の上下方向とのなす角が、0度以上45度以下
であり、前記第2モードにおいて、前記第2方向と、前記第2画像の上下方向とのなす角
が、0度以上45度以下である、腕装着型の電子機器である。
本適用例によれば、例えば、第1モードでは腕に装着された状態で見やすい表示にする
ことができ、第2モードでは腕に装着されていない状態(例えば、バンドを丸めて平面上
に腕に装着された場合に対して表示部が横向きになるように置いた場合など)で見やすい
表示にすることができる。したがって、腕に装着されていない状態においても使いやすい
腕装着型の電子機器を実現できる。
本実施形態の電子時計の外観図。 本実施形態の電子時計の外観図。 本実施形態の電気泳動表示装置の機能ブロック図。 本実施形態の表示部及び描画ICの構成を示す図。 本実施形態の画素の回路構成図。 図5(A)は電気泳動素子の構成例を示す図。図5(B)、図5(C)は電気泳動素子の動作の説明図。 本実施形態における表示部の画像を更新する方法の説明図。 表示部4の表示モードの遷移を示す図。 図8(A)は、第1モードにおける表示例を示す図、図8(B)は、第2モードにおける表示例を示す図。 図9(A)は、第1モードにおける他の表示例を示す図、図9(B)は、第2モードにおける他の表示例を示す図。 図10(A)は、第1モードにおける他の表示例を示す図、図10(B)は、第2モードにおける他の表示例を示す図。 第3モードにおける表示例を示す図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。用いる図面は説
明の便宜上のものである。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載さ
れた本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本
発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.腕装着型の電子機器の概要
腕装着型の電子機器には、腕時計や歩数計、GPS装置、小型コンピューターなど様々
なものがある。以下では、腕装着型の電子機器の一例としての腕時計1について説明する
図1Aは本実施形態の腕時計1の外観図であり、腕時計1を表示部4に垂直かつ表示部
4を視認可能な方向(正面)からみた平面図である。図1Bは本実施形態の腕時計1の外
観図であり、バンド3を丸めて平面上に横向きに置いた状態での腕時計1を表示部4に垂
直な方向(正面)からみた平面図である。なお、図1Aには後述される第1モードである
場合が示されており、図1Bには後述される第2モードである場合が示されている。
本実施形態に係る腕時計1は、表示部4を備えた本体部と、本体部を挟んで本体部と連
結された1つ又は一対のバンド3と、を備えて構成されている。
図1に示すように、本実施形態の腕時計1は、時計ケース2(本体部の一部に相当する
)や時計ケース2に連結された一対のバンド3等を備える。
時計ケース2の正面には、電気泳動表示(EPD:Electrophoretic Display)パネル
で構成された表示部4が設けられ、時計ケース2の側面(正面の方向に対して垂直な方向
)には、操作ボタンA(5a)と操作ボタンB(5b)(操作を受け付ける操作部の一例
)とが設けられている。操作ボタンA(5a)及び操作ボタンB(5b)は、時計ケース
2の凹部の内側に設けられている。操作ボタンA(5a)及び操作ボタンB(5b)の高
さは、凹部の深さよりも低いことが好ましい。これによって、時計ケース2の側面(操作
ボタンA(5a)又は操作ボタンB(5b)が設けられた面)を下にして置いた場合の安
定性が高まる。なお、操作ボタンA(5a)及び操作ボタンB(5b)は、例えば、タッ
チパネルを用いて構成されていてもよい。
操作ボタンA(5a)又は操作ボタンB(5b)の押下操作(入力操作)に応じて、表
示部4には各種の画像、例えば、操作ボタンA(5a)又は操作ボタンB(5b)が操作
を受け付けた時刻からの経過時間、1分毎あるいは1秒毎に更新される時刻情報を含む各
種の画像、時刻修正用の画像等が表示される。
時計ケース2の内部には、表示部4と表示部4を駆動する駆動装置(不図示)と操作部
が操作を受け付けた時刻からの経過時間を計時する計時部(不図示)とを備えた電気泳動
表示装置(表示部4以外は不図示)が設けられている。
なお、図1A及び図1Bにおいて、バンド3の長手方向(図1Aにおける上下方向、図
1Bにおける左右方向)が第1方向1001、第1方向1001及び正面の方向と直交す
る方向(図1Aにおける左右方向、図1Bにおける上下方向)が第2方向1002である
。すなわち、腕時計1の本体部(本実施形態では、時計ケース2と表示部4とを含む)の
第1方向1001における両側に、バンド3が連結されている。なお、図1Aにおける上
向き及び図1Bにおける右向きを第1方向1001の正の向き、図1Aにおける右向き及
び図1Bにおける下向きを第2方向1002の正の向きとする。
バンド3には、上下方向が第2方向1002に沿った文字または画像の少なくとも1つ
が表示されていてもよい。図1Bでは、操作ボタンA(5a)の側(図1Bの第2方向1
002の負の向き)が上向きとなる第3文字303(文字「XYZ」)が、例えば、印刷
、刻印などによって表示されている。文字及び画像上下方向は、例えば、文字及び画像し
て通常認識される上下方向である。このような文字の例として、図1A及び図1Bには、
「XYZ」の文字がバンド3に表示されている。これによって、腕時計1を平面上に置く
場合に、操作ボタンA(5a)を上にして置くようにユーザーを誘導することができる。
詳細については後述するが、図1Aの表示部4には、上下方向が第1方向1001に沿
った文字(数字)で、時刻が表示されている。図1Bの表示部4には、上下方向が第2方
向1002に沿った文字(数字)で、時刻が表示されている。図1Bの時刻の表示は、数
字の上向きが、バンド3の文字の上向きに沿った表示となっている。表示部4の文字とバ
ンド3の文字(第3文字303)の上向きを揃える(上下を互いに逆にしない)ことで、
腕時計1を平面上に置く場合に違和感が少なく、バンド3も含めた見栄えが良好になる。
なお、デザインとして、表示部4とバンド3の文字の上方向を逆にすることも可能である
2.電気泳動表示装置の構成
図2は、本実施形態の腕時計1が備える電気泳動表示装置7の機能ブロック図である。
図2に示すように、本実施形態の腕時計1が備える電気泳動表示装置7は、表示部4(図
1参照)と駆動装置6とを有し、駆動装置6は、演算IC(Integrated Circuit)10、
リアルタイムクロック(RTC:Real Time Clock)IC20、描画IC30、温度計測
IC40、リセットIC50及び慣性センサー70を備えている。後述するように、本実
施形態では、これらのIC及び表示部4の低消費電力化を実現することで、電気泳動表示
装置7は、ボタン電池等の小容量の一次電池60でも数年間動作を継続するように構成さ
れている。ただし、電気泳動表示装置7は、充電可能な電池(二次電池)で動作するよう
に構成されていてもよい。
本実施形態では、演算IC10は、書き換え可能なフラッシュROM12が内蔵された
汎用性の高いマイクロコンピューターユニット(MCU)を用いて実現されており、フラ
ッシュROM12に記憶されているプログラムやデータに従って動作する。従って、フラ
ッシュROM12に記憶されるプログラムやデータを書き換えることで、演算IC10の
機能を容易に変更可能である。また、演算IC10が内蔵されたムーブメント(時計の駆
動装置)の状態でプログラムやデータを書き換えることもできるので、プログラム変更に
も容易に対応することができる。
演算IC10は、操作ボタンA(5a)及び操作ボタンB(5b)の押下操作(入力操
作)に応じて、表示部4に表示する画像の種類、モード及び複数のモードの組み合わせを
判断する処理を行う。演算IC10が判断するモードは、例えば、表示モードとして、後
述される第1モード、第2モード及び第3モード、時刻を修正するための時刻修正モード
等がある。また、演算IC10が判断するモードは、例えば、動作モードとして、1分毎
に更新される時刻を含む画像が表示部4に表示される分更新モード、1秒毎に更新される
時刻を含む画像が表示部4に表示される秒更新モード等がある。
演算IC10は、例えば、分更新モード、秒更新モードでは、リアルタイムクロックI
C20から日付や時刻等の時刻情報を取得し、表示部4に表示する内容を決定する処理を
行い、時刻修正モードでは、操作ボタンA(5a)及び操作ボタンB(5b)の押下操作
(入力操作)に応じた時刻修正値をリアルタイムクロックIC20に送信する処理を行う
フラッシュROM12には、表示部4に表示されている画像を消去するためのマクロ命
令(画像消去のマクロ命令)や表示部4に新規画像を描画するためのマクロ命令(新規画
像描画のマクロ命令)が記憶されている。演算IC10は、所定のタイミングで、フラッ
シュROM12から所望のマクロ命令を読み出し、描画IC30に送信する処理を行う。
また、演算IC10は、描画IC30から表示部4に画像データを転送させる処理や描
画IC30に表示部4を駆動させる処理を行う。また、演算IC10は、表示部4を駆動
するための基準信号(例えば4kHz)を描画IC30に供給する。
また、演算IC10は、リセットIC50からリセット信号が供給された時に、例えば
強制的に時刻修正モードにするなどの初期化処理を行う。
また、演算IC10は、温度計測IC40や描画IC30に電力を供給する処理、温度
計測IC40から温度計測値を読み出す処理、読み出した温度計測値に基づいて表示部4
の駆動パルスの印加時間や印加タイミングを決定する処理を行う。
また、演算IC10は通常動作モードとスリープモードとを有しており、通常動作モー
ドでは演算IC10に内蔵の発振回路(例えば、コンデンサーC(Capacitor)と抵抗R
(Resistor)で構成されたCR発振回路)が出力するクロック信号に同期して動作し、ス
リープモードでは発振回路が停止して通常動作モードよりも低消費電力となる。低消費電
力化を実現するために、演算IC10は、表示部4の表示を更新するための処理(上記の
各処理)を行う時は通常動作モードで動作し、何も処理を行わない時は、現在のモード情
報や使用中のデータを演算IC10に内蔵のRAM(Random Access Memory)(不図示)
に退避し、スリープモードで待機する。例えば、分更新モードや絵巻モードが選択されて
いる場合、演算IC10は、通常動作モードの時に、表示部4に表示させる画像の描画情
報(マクロ命令)を描画IC30に送信し、リアルタイムクロックIC20が有するタイ
マー22に計測を開始させた後、スリープモードに移行する。また、演算IC10は、ス
リープモードの時に、リアルタイムクロックIC20からタイマー22の所定時間を計測
したこと(計測終了)を示す割り込み信号INT(計測終了信号)を受信して通常動作モ
ードに移行する。
この他、演算IC10は、温度計測IC40から温度計測値を読み出して正常動作可能
な高温限界または低温限界に達したか否かを判断する処理や、一次電池60の電圧値を監
視して低電圧限界に達したか否かを判断する処理等を行ってもよい。
本実施形態では、演算IC10は、あらかじめフラッシュROM12に記憶されている
プログラムを実行することで各処理を行うが、ネットワークに接続されたサーバーからネ
ットワークを介してプログラムを受信し、当該プログラムを内部メモリーに記憶させて実
行するようにしてもよい。また、腕時計1を、メモリーカード等の情報記憶媒体を接続可
能に構成し、演算IC10が当該情報記憶媒体に記憶されているプログラムを実行するこ
とで各処理を行うようにしてもよい。
リアルタイムクロックIC20(計時部の一例)は、水晶振動子24を発振させて例え
ば32,768kHzの発振信号を生成し、この発振信号を分周したクロック信号で秒、
分、時等の時刻や日、月、年等の日付を計時し、秒、分、時、日、月、年等を含む時刻情
報を生成する。この時刻情報は、リアルタイムクロックIC20が内蔵するレジスター(
不図示)に格納され、リアルタイムクロックIC20は、演算IC10からの要求に応じ
て、レジスターに格納されている一部又は全部の時刻情報を演算IC10に送信する。
また、リアルタイムクロックIC20は、演算IC10からの要求に応じて、タイマー
22の計測を開始し、タイマー22の計測が終了すると演算IC10に割り込み信号IN
T(計測終了信号)を送信する。タイマー22が計測する時間は、一定時間であってもよ
いし、演算IC10により指定された時間であってもよい。
描画IC30は、演算IC10からの画像消去のマクロ命令に応じて、現在の画像を消
去するための画像データを描画IC30に内蔵するVRAM(Video RAM)34に展開す
る処理や、演算IC10からの新規画像描画のマクロ命令に応じて、新規画像を表示する
ための画像データをVRAM上に展開する処理を行う。また、描画IC30は、表示部4
に電力を供給し、VRAM34に展開した画像データを表示部4に転送する処理、描画I
C30に内蔵する昇圧回路36で外部電源電圧(例えば5V)を昇圧した高電圧(例えば
15V)の駆動パルスを生成し、表示部4を駆動する処理を行う。
描画IC30が内蔵するフラッシュROM32には、表示部4に表示される画像のパー
ツデータ(例えば、図1の表示を行うための「1」、「2」、「3」、「4」、「:」等
のパーツデータ)、背景データ等が記憶されている。演算IC10から送信される画像消
去のマクロ命令や新規画像描画のマクロ命令には、描画すべきパーツデータとその座標(
各パーツデータの原点を配置すべき座標)の情報あるいは描画すべき背景データの情報等
が含まれている。描画IC30は、画像消去のマクロ命令や新規画像描画のマクロ命令に
従い、フラッシュROM32に記憶されているパーツデータを読み出し、選択した各パー
ツを表示部4の表示領域の表示すべき座標に対応するVRAM34のアドレスに書き込み
、あるいは、フラッシュROM32に記憶されている背景データを読み出してVRAM3
4の所定のアドレスに書き込む。
また、描画IC30は、演算IC10から供給される基準信号(例えば4kHz)を用
いて、駆動パルスの印加(送信)タイミングやパルス幅を調整する。また、描画IC30
は、CR発振回路等の発振回路(不図示)を内蔵し、この発振回路により比較的高い周波
数(例えば400kHz)のクロック信号を生成し、駆動パルスの生成処理を除く上記の
各処理を行う。このように、描画IC30が、内蔵の発振回路により生成されるクロック
信号よりも周波数が十分低い基準信号(例えば4kHz)を用いて駆動パルスの印加(送
信)タイミングやパルス幅を調整することで、低消費電力化を図ることができる。
なお、分更新モードが選択されている場合、リアルタイムクロックIC20は、毎分0
0秒ちょうどになると、00秒の合図信号を演算IC10に送信し、演算IC10は、こ
の合図信号を受信し、描画IC30に対して表示部4への駆動パルスの印加(送信)を指
示する。描画IC30は、この指示を受けて表示部4に駆動パルスを印加(送信)し、表
示部4は、駆動パルスを受けて新規画像(1分が経過した時刻を含む画像)を表示する。
このように、分更新モードにおいて、表示部4の画像更新をリアルタイムクロックIC2
0が送信する正確な合図信号に同期させることで、描画IC30が生成する非同期のクロ
ック信号に同期させる場合と比較して、より正確なタイミングで時刻表示が変わり始める
ようにすることができる。
温度計測IC40は、温度センサー41を含んで構成されている。温度計測IC40は
、演算IC10から電力を供給されて動作し、演算IC10からの要求に応じて温度セン
サー41によって温度を計測し、温度計測IC40に内蔵するA/D変換器(不図示)で
温度計測値をデジタル値に変換して演算IC10に送信する処理を行う。
リセットIC50は、操作ボタンA(5a)及び操作ボタンB(5b)に対する所定の
押下操作(例えば、同時に所定時間以上長押し)が行われた場合に、リセットIC50に
内蔵のCR回路(不図示)により所定時間だけリセット信号を発生させて演算IC10に
供給する。
慣性センサー70は、慣性を利用して物理量又は物理現象など(加速度、傾斜角、衝撃
、振動、回転など)を検出するセンサーである。慣性センサー70としては、例えば、加
速度センサーや角速度センサーなどを採用することができる。慣性センサー70は、検出
結果を演算IC10に出力する。
3.表示部及び描画ICの構成
図3は、本実施形態の表示部4及び描画IC30の構成を示す図である。図3に示すよ
うに、本実施形態の表示部4は、アクティブマトリックス方式の電気泳動表示パネル(E
PDパネル)であり、文字、数字、写真、模様、イラスト等の様々な画像を表示可能であ
る。
表示部4には、データ線駆動回路101及び走査線駆動回路102が設けられている。
また、表示部4には、データ線駆動回路101から延びる複数のデータ線111と、走査
線駆動回路102から延びる複数の走査線112とが形成されており、これらの交差位置
に対応して複数の画素103が設けられている。
データ線駆動回路101は、n本のデータ線111(X、X、・・・、X)によ
り各画素103に接続されている。データ線駆動回路101は、描画IC30が内蔵する
コントローラー31の制御に従って、画素103のそれぞれに対応する1ビットの画像デ
ータを規定する画像信号を画素103に供給する。なお、本実施形態では、データ線駆動
回路101は、画素データ「0」を規定する場合には、ローレベルの画像信号を画素10
3に供給し、画素データ「1」を規定する場合には、ハイレベルの画像信号を画素103
に供給するものとする。
走査線駆動回路102は、m本の走査線112(Y、Y、・・・、Y)により各
画素103に接続されている。走査線駆動回路102は、コントローラー31の制御に従
って1行目からm行目までの走査線112を順次選択することで、画素103に設けられ
た駆動用TFT104(図4参照)のオンタイミングを規定する選択信号を供給する。
表示部4には、描画IC30のVDDX端子を介してコントローラー31から延びる高
電位電源線205が設けられており、この高電位電源線205はデータ線駆動回路101
と接続されている。また、表示部4には、描画IC30のVDDY端子を介してコントロ
ーラー31から延びる高電位電源線206が設けられており、この高電位電源線206は
走査線駆動回路102と接続されている。コントローラー31は、高電位電源線205,
206に高電位(5V)を供給するか否かの制御を行う。
また、表示部4には、描画IC30のVSSX端子を介してコントローラー31から延
びる低電位電源線207が設けられており、この低電位電源線207はデータ線駆動回路
101と接続されている。また、表示部4には、描画IC30のVSSY端子を介してコ
ントローラー31から延びる低電位電源線208が設けられており、この低電位電源線2
08は走査線駆動回路102と接続されている。コントローラー31は、低電位電源線2
07,208に低電位(0V)を供給する。
また、表示部4には、描画IC30のVCOM端子、S1端子、S2端子、VEP端子
、VSS端子を介して、それぞれ、共通電源変調回路37から延びる共通電極配線200
、第1パルス信号線201、第2パルス信号線202、高電位電源線203、低電位電源
線204が設けられており、それぞれの配線は画素103と接続されている。共通電源変
調回路37は、コントローラー31の制御に従って上記配線のそれぞれに供給する各種信
号を生成する一方、これら各配線の電気的な接続及び切断(ハイインピーダンス化、Hi
−Z)を行う。
描画IC30は、コントローラー31、フラッシュROM32、発振回路33、VRA
M34、RAM35、昇圧回路36及び共通電源変調回路37を含んで構成されている。
コントローラー31は、イネーブル端子XPDWに演算IC10からイネーブル信号(ハ
イレベルの信号)が入力されるまではパワーオフ状態であり、イネーブル信号が入力され
るとパワーオンする。コントローラー31は、パワーオン状態の時、RAM35を作業領
域として、フラッシュROM32、発振回路33、VRAM34、昇圧回路36及び共通
電源変調回路37を制御し、表示部4に画像を表示させるための各処理を行う。
図4は、図3に示した画素103の回路構成図である。なお、図3と同じ配線には同じ
番号を付しており、説明は省略する。また、全画素に共通の共通電極配線200について
は記載を省略している。
図4に示すように、画素103には、駆動用TFT(Thin Film Transistor)104と
、ラッチ回路105と、スイッチ回路106が設けられている。画素103は、ラッチ回
路105により画像信号を電位として保持するSRAM(Static Random Access Memory
)方式の構成となっている。
駆動用TFT104は、Nチャネル型MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジ
スターからなる画素スイッチング素子である。駆動用TFT104のゲート端子は走査線
112に接続され、ソース端子はデータ線111に接続され、ドレイン端子はラッチ回路
105のデータ入力端子に接続されている。ラッチ回路105は転送インバーター105
tと帰還インバーター105fとを備えている。転送インバーター105t、帰還インバ
ーター105fには、高電位電源線203と低電位電源線204との電位差に相当する電
源電圧が供給される。
スイッチ回路106は、トランスミッションゲートTG1、TG2からなり、ラッチ回
路105に記憶された画素データのレベルに応じて、画素電極135(図5(B)、図5
(C)参照)に信号を出力する。
ラッチ回路105に画素データ「1」(ハイレベルの画像信号)が記憶されて、トラン
スミッションゲートTG1がオン状態となると、スイッチ回路106は第1パルス信号線
201に伝搬する信号を出力する。一方、ラッチ回路105に画素データ「0」(ローレ
ベルの画像信号)が記憶されて、トランスミッションゲートTG2がオン状態となると、
スイッチ回路106は第2パルス信号線202に伝搬する信号を出力する。このような回
路構成により、それぞれの画素103の画素電極135に対して供給する電位が制御可能
となる。
表示部4は、一対の基板間に電気泳動粒子を含む電気泳動素子132を挟持し、少なく
とも第1色と第2色を表示可能な画素63を有して構成されていてもよい。本実施形態で
は、表示部4は、二粒子系マイクロカプセル型の複数の電気泳動素子132を有し、各電
気泳動素子132に電界をかけることで各画素103の色が制御される。図5(A)は、
本実施形態の電気泳動素子132の構成を示す図である。電気泳動素子132は素子基板
130と対向基板131(図5(B)、図5(C)参照)との間に配置されている。電気
泳動素子132は、複数のマイクロカプセル120を配列して構成される。マイクロカプ
セル120には、例えば無色透明な分散液と、複数の白色の電気泳動粒子(白色粒子12
7)と、複数の黒色の電気泳動粒子(黒色粒子126)とが封入されている。本実施形態
では、白色粒子127は負に帯電しており、黒色粒子126は正に帯電している。なお、
電気泳動粒子の色は黒色及び白色に代えて、赤色及び白色など、他の組み合わせであって
もよい。また、本明細書においてある物が「無色」とは、その物を介して対象物を見た場
合に、その物を介さずに見た場合と比較して、対象物の色が実質的に同じと認識できる状
態を言う。また、ある物が「透明」であるとは、その物を介して対象物を視認可能な状態
を言う。
図5(B)は、表示部4の部分断面図である。素子基板130と対向基板131は、マ
イクロカプセル120を配列してなる電気泳動素子132を狭持している。表示部4は、
素子基板130の電気泳動素子132側に、複数の画素電極135が形成された駆動電極
層350が設けられている。図5(B)では、画素電極135として画素電極135Aと
画素電極135Bが示されている。画素電極135により、画素ごとに電位(例えば、V
a、Vb)を供給することが可能である。ここで、画素電極135Aを有する画素を画素
103Aとし、画素電極135Bを有する画素を画素103Bとする。画素103A、画
素103Bは画素103(図3、図4参照)に対応する2つの画素である。
一方、対向基板131は透明基板であり、表示部4において対向基板131側に画像表
示がなされる。表示部4は、対向基板131の電気泳動素子132側に、平面形状の共通
電極137が形成された共通電極層370が設けられている。なお、共通電極137は透
明電極である。共通電極137は、画素電極135と異なり全画素に共通の電極であり、
電位VCOMが供給される。
共通電極層370と駆動電極層350との間に設けられた電気泳動表示層360に電気
泳動素子132が配置されており、電気泳動表示層360が表示領域となる。画素電極1
35(例えば、135A、135B)と共通電極137との間の電位差に応じて、画素毎
に所望の色を表示させることができる。
図5(B)は、共通電極側の電位VCOMが画素103Aの画素電極135Aの電位V
a及び画素103Bの画素電極135Bの電位Vbよりも高電位の状態を示している。こ
のとき、画素電極135A,135Bと共通電極137との間には、電位VCOMを基準
として負の電圧が印加されるため、負に帯電した白色粒子127が共通電極137側に引
き寄せられ、正に帯電した黒色粒子126が画素電極135A,135B側に引き寄せら
れ、画素103A,103Bは白色(第1色の一例)を表示していると視認される。
図5(C)は、図5(B)の状態から、共通電極137側の電位VCOMが画素103
Aの画素電極135Aの電位Vaよりも低電位となり、画素103Bの画素電極135B
の電位Vbと同電位となった状態を示している。このとき、画素電極135Aと共通電極
137との間には、電位VCOMを基準として正の電圧が印加されるため、正に帯電した
黒色粒子126が共通電極137側に引き寄せられ、負に帯電した白色粒子127が画素
電極135A側に引き寄せられ、画素103Aは白色から黒色(第2色の一例)に変化し
たと視認される。一方、画素電極135Bと共通電極137との間では、電位差が生じて
いないため、黒色粒子126と白色粒子127は図5(B)の位置でほとんど移動せず、
画素103Aは白色のまま変化していないと視認される。
なお、画素電極135と共通電極137との電位差の大きさあるいは電位差を生じさせる
時間を制御することで、黒色粒子126と白色粒子127を両電極間の任意の中間位置で
静止させれば、黒色と白色の間の任意の中間色(灰色)を表示させることもできる。
このように、EPDパネルは、一定時間、電力が供給されなくても画像を保持できるた
め低消費電力動作が可能であり、また、液晶パネルに比べて高コントラストであり、18
0度視認可能であるため、腕時計等の携帯型の腕時計1の表示部4としての使用にも適し
ている。
4.画像更新方法
図6は、表示部4の画像を更新する方法について説明するための図である。図6では、
1分毎に時刻表示を更新する例が示されている。
図6の例では、まず、時刻が10時5分の時に、表示部4には、「10:05」の表示
位置にある画素が黒色であり、その他の画素が白色である画像Aが表示されている。
次に、時刻が10時6分になる少し前に、表示部4には、全面黒色の画像Bが表示され
る。画像Aから画像Bに更新する際は、まず、黒色の画素には電圧を印加せずに(0Vを
印加して)白色の画素に負の電圧を印加する部分駆動方式により全面黒色の画像を表示さ
せ、さらに、すべての画素に負の電圧を印加する全面駆動方式により全面黒色の画像を再
表示させる。全面駆動方式とは、当該方式を用いた駆動(描画)の期間において、すべて
の画素に(共通電極137と画素電極135との間の)電位差が生じる駆動方式である。
次に、表示部4には、全面白色の画像Cが表示される。画像Bから画像Cに更新する際
は、まず、すべての画素に正の電圧を印加する全面駆動方式により全面白色の画像を表示
させ、次に、画像Aにおいて白色だった画素には電圧を印加せずに(0Vを印加して)画
像Aにおいて黒色だった画素に正の電圧を印加する部分駆動方式により全面白色の画像を
再表示させる。部分駆動方式とは、当該方式を用いた駆動(描画)の期間において、(共
通電極137と画素電極135との間の)電位差が生じないと画素が存在する駆動方式で
ある。
次に、時刻が10時6分になると、表示部4には、「10:06」の表示位置にある画
素が黒色であり、その他の画素が白色である画像Dが表示される。画像Cから画像Dに更
新する際は、「10:06」の表示位置にない画素には電圧を印加せずに(0Vを印加し
て)「10:06」の表示位置にある画素に負の電圧を印加する部分駆動方式により画像
Dを表示させる。
このように、本実施形態では、部分駆動方式と全面駆動方式により全面黒色の画像を表
示させ、さらに全面駆動方式と部分駆動方式により全面白色の画像を表示させることで元
の画像を消去し、その後、部分駆動方式により次の画像(新規画像)を表示させる。すな
わち、本実施形態の画像更新方法によれば、全画素が白色の状態から次の画像が表示され
るため、画像毎に色合いが変わるという問題が生じにくい。また、本実施形態の画像更新
方法によれば、各画素電極135と共通電極137との間に印加される電界の時間平均が
ほぼゼロになり、DCバランスがとられるため、電気泳動表示装置7の長期信頼性を確保
することができる。
ところで、表示部4(EPDパネル)に対して、画像を消去し、あるいは新規画像を描
画するために必要な駆動時間(駆動パルスの印加時間)は、温度に応じて変化し、一般に
、温度が低いほど長い駆動時間が必要になる。そこで、本実施形態では、画像を更新する
際に温度に応じて駆動時間を変更するために、演算IC10が内蔵するフラッシュROM
12には、温度と駆動パルスの印加時間との対応関係を示すテーブル情報が記憶されてい
る。
演算IC10は、画像を更新する前に温度計測IC40の温度計測値を取得し、フラッ
シュROM12に記憶されているテーブル情報を参照し、例えば、描画IC30に表示部
4への画像データの転送を指示する際に、温度に応じた適切な駆動パルスの印加時間を指
示する。
5.表示モードの遷移
図7は、表示部4の表示モードの遷移を示す図である。図7に示される例では、表示部
4は、表示モードとして、第1モード、第2モード及び第3モードを有している。なお、
表示部4は、第1モード及び第2モードのみを有していてもよい。
本実施形態では、第1モードの状態でユーザーが操作ボタンAを押して離すと、演算I
C10は第2モードへ切り替えて表示部4を制御する。また、第2モード又は第3モード
の状態でユーザーが操作ボタンAを押して離すと、演算IC10は第1モードへ切り替え
て表示部4を制御する。また、第2モードに切り替えた後に所定時間を経過した場合には
、演算IC10は第3モードへ切り替えて表示部4を制御する。
6.表示モードの詳細
図8(A)は、第1モードにおける表示例を示す図、図8(B)は、第2モードにおけ
る表示例を示す図である。
本実施形態における表示部4は、文字の上下方向(図8(A)における2点鎖線方向)
が第1方向1001に沿った第1文字401を含む第1画像を表示する第1モードと、文
字の上下方向(図8(B)における2点鎖線方向)が第2方向1002に沿った第2文字
402を含む第2画像を表示する第2モードと、を有する。
第1文字401は、第1モードで表示される第1画像に含まれる1又は複数の文字のう
ち任意に選択された1文字であってもよい。以下では、図8(A)における第1文字40
1は「1」の文字であるものとして説明する。
第2文字402は、第2モードで表示される第2画像に含まれる1又は複数の文字のう
ち任意に選択された1文字であってもよい。以下では、図8(B)における第2文字40
2は「1」の文字であるものとして説明する。
図8(A)に示されるように、第1文字401の上端401aと下端401bとは、第
1方向1001に離間している。換言すれば、第2方向1002をx軸、第1方向100
1をy軸とした場合におけるx−y平面上の座標で表現した場合に、第1文字401の上
端401aと下端401bとは、y座標の値が異なる。なお、x座標の値は、同一の値で
あっても異なる値であってもよい。
図8(B)に示されるように、第2文字402の上端402aと下端402bとは、第
2方向1002に離間している。換言すれば、第2方向1002をx軸、第1方向100
1をy軸とした場合におけるx−y平面上の座標で表現した場合に、第2文字402の上
端402aと下端402bとは、x座標の値が異なる。なお、y座標の値は、同一の値で
あっても異なる値であってもよい。
第1文字401の上下方向は、例えば、第1文字401が文字として通常認識される上
下方向としてもよいし、簡易的に上端401aと下端401bとを結ぶ直線方向としても
よい。
第2文字402の上下方向は、例えば、第2文字402が文字として通常認識される上
下方向としてもよいし、簡易的に上端402aと下端402bとを結ぶ直線方向としても
よい。
表示部4は、第1モードにおいて、第1方向1001と、第1文字401の上下方向と
のなす角が、0度以上45度以下である第1画像を表示し、第2モードにおいて、第2方
向1002と、第2文字402の上下方向とのなす角が、0度以上45度以下である第2
画像を表示してもよい。
図8(A)に示される例では、第1方向1001と、第1文字401の上下方向とのな
す角は0度である。また、図8(B)に示される例では、第2方向1002と、第2文字
402の上下方向とのなす角は0度である。
図9(A)は、第1モードにおける他の表示例を示す図、図9(B)は、第2モードに
おける他の表示例を示す図である。以下では、図9(A)における第1文字401は「1
」の文字であるものとして説明する。また、図9(B)における第2文字402は「1」
の文字であるものとして説明する。
図9(A)に示されるように、第1文字401の上端401aと下端401bとは、第
1方向1001に離間している。換言すれば、第2方向1002をx軸、第1方向100
1をy軸とした場合におけるx−y平面上の座標で表現した場合に、第1文字401の上
端401aと下端401bとは、y座標の値が異なる。なお、x座標の値は、同一の値で
あっても異なる値であってもよい。
図9(B)に示されるように、第2文字402の上端402aと下端402bとは、第
2方向1002に離間している。換言すれば、第2方向1002をx軸、第1方向100
1をy軸とした場合におけるx−y平面上の座標で表現した場合に、第2文字402の上
端402aと下端402bとは、x座標の値が異なる。なお、y座標の値は、同一の値で
あっても異なる値であってもよい。
図9(A)に示される例では、第1方向1001と、第1文字401の上下方向(図9
(A)における2点鎖線方向)とのなす角は10度である。また、図9(B)に示される
例では、第2方向1002と、第2文字402の上下方向とのなす角は10度である。
図8(A)及び図9(A)に示されるように、第1モードの場合には、第1文字401
の上下方向が概ねバンド3の長手方向となるので、腕に装着された状態で見やすい表示と
なる。
図8(B)及び図9(B)に示されるように、第2モードの場合には、第2文字402
の上下方向が概ねバンド3の長手方向と交差する方向となるので、腕に装着されていない
状態(例えば、図1Bに示されるように、バンド3を丸めて平面上に腕に装着された場合
に対して表示部4が横向きになるように置いた場合など)で見やすい表示となる。
図10(A)は、第1モードにおける他の表示例を示す図、図10(B)は、第2モー
ドにおける他の表示例を示す図である。図10(A)及び図10(B)に示される例は、
第1モードで表示される第1画像及び第2モードで表示される第2画像に文字が含まれて
いない例である。
表示部4は、第1モードにおいて、第1方向1001と、第1画像の上下方向(図10
(A)における2点鎖線方向)とのなす角が、0度以上45度以下である第1画像を表示
し、第2モードにおいて、第2方向1002と、第2画像の上下方向(図10(B)にお
ける2点鎖線方向)とのなす角が、0度以上45度以下である第2画像を表示してもよい
第1画像及び第2画像の上下方向は、例えば、画像として通常認識される上下方向とし
てもよい。図10(A)及び図10(B)に示される例では、第1画像及び第2画像に含
まれる雪だるまの絵の向きで、通常は上下方向が認識される。これによって、図10(A
)及び図10(B)に示されるように、第1画像及び第2画像に等方的なデザインのアナ
ログ時計の絵が含まれている場合でも、ユーザーは適切な向きで時刻を認識することがで
きる。
図10(A)に示される例では、第1方向1001と、第1画像の上下方向とのなす角
は0度である。また、図10(B)に示される例では、第2方向1002と、第2画像の
上下方向とのなす角は0度である。
このように、本実施形態によれば、例えば、第1モードでは腕に装着された状態で見や
すい表示にすることができ、第2モードでは腕に装着されていない状態(例えば、図1B
に示されるように、バンド3を丸めて平面上に腕に装着された場合に対して表示部4が横
向きになるように置いた場合など)で見やすい表示にすることができる。したがって、腕
に装着されていない状態においても使いやすい腕時計1(腕装着型の電子機器)を実現で
きる。
ここで、仮に、腕時計の表示部として液晶パネルを用いる場合を考える。液晶パネルの
場合には、腕に装着された状態で表示内容を最も識別しやすいように液晶パネルの指向性
が設定されているのが通常である。この場合には、腕に装着されていない状態(例えば、
図1Bに示されるように、バンドを丸めて平面上に腕に装着された場合に対して表示部が
横向きになるように置いた場合など)では、腕に装着された状態に比べて表示内容を識別
しにくくなる。このため、特に、図1Bに示されるように、バンドを丸めて平面上に腕に
装着された場合に対して表示部が横向きになるように置いた場合で腕時計を使用すること
を想定した設計は困難であった。
本実施形態においては、表示部4が広視野角(例えば、視野角180度)の電気泳動表
示パネルで構成されているので、図1Bに示されるように、バンドを丸めて平面上に横向
きに置いた場合であっても、表示内容を識別しやすい腕時計1を実現できる。
なお、腕時計1を横向きに置く場所は、表示部4を横向きにした状態で安定させること
ができる限り、平面上に限定されない。例えば、腕時計1を置く面に多少の凹凸があって
も構わない。
表示部4は、第2モードにおいて、または、第1モードから第2モードへ切り替えてか
ら所定時間が経過した後に、第2文字402と、温度センサー41で検出した温度に関す
る情報403とを表示してもよい。所定時間が経過した後に温度に関する情報403を表
示するモードは、第2モードの一部であっても、第2モードとは別の第3モードであって
もよい。
図11は、第3モードにおける表示例(第3画像の一例)を示す図である。図11に示
される例では、図8(B)に示される例と同様の第2文字402と、温度に関する情報4
03として「25℃」の文字が表示されている。温度に関する情報403は、文字に限ら
ず、例えば、目盛り表示やアイコン表示(一例として、図10の雪だるま)など、温度の
目安となる表示形態を用いて表示されてもよい。
腕時計1(腕装着型の電子機器)が腕に装着された状態では、体温の影響が大きいので
、周囲環境の温度を適切に表示することは難しい。本実施形態によれば、腕に装着されて
いない時に温度を表示するので、第1モードで温度を表示する場合と比較して、周囲環境
の温度を適切に表示できる。
また、本実施形態によれば、腕に装着されていない状態となってから所定時間を経過し
た後に温度を表示するので、周囲環境の温度を適切に表示できる。
表示部4は、操作部(操作ボタンA(5a)又は操作ボタンB(5b))が受け付ける
操作に基づいて、第1モードと第2モードとを切り替えてもよい。より具体的には、操作
部が受け付ける操作に基づいて、演算IC10がモードを切り替えるか否かを判定し、演
算IC10によって表示部4が制御される。例えば、表示部4は、操作ボタンA(5a)
が操作された場合には、操作ボタンA(5a)が上向きとなるように第2画像を表示し、
操作ボタンB(5b)が操作された場合には、操作ボタンB(5b)が上向きとなるよう
に第2画像を表示してもよい。また例えば、操作ボタンA(5a)が一度操作された場合
には操作ボタンA(5a)が上向きとなるように第2画像を表示し、操作ボタンA(5a
)が二度操作された場合には操作ボタンB(5b)が上向きとなるように第2画像を表示
してもよい。また例えば、操作ボタンA(5a)又は操作ボタンB(5b)が操作された
場合に、バンド3の文字の上向きと沿うように予め設定された向きを上向きとして、第2
画像を表示してもよい。
本実施形態によれば、慣性センサーなどの出力結果に基づいて第1モードと第2モード
とを切り替える場合に比べて、低消費電力で実現できる。また、ユーザーが希望するとき
に第1モードと第2モードとを切り替えて表示させることができる。
表示部4は、慣性センサー70の検出結果に基づいて、第1モードと第2モードとを切
り替えてもよい。より具体的には、慣性センサー70の検出結果に基づいて、演算IC1
0がモードを切り替えるか否かを判定し、演算IC10によって表示部4が制御される。
例えば、加速度センサーで検出される重力加速度の向きや、加速度センサー及び角速度セ
ンサーで検出される腕時計1の運動状態に基づいて、第1モードと第2モードとを切り替
えてもよい。運動状態は、例えば、検出される加速度や角速度の変化量に基づいて判定さ
れる、腕時計1が静止しているか否か、あるいは、腕時計1の向きが回転されたか否か、
などの状態である。
本実施形態によれば、ユーザーの操作に基づいて第1モードと第2モードとを切り替え
る場合に比べて、ユーザーの操作を減らすことができる。
上述した実施形態においては、表示部4として電気泳動表示パネルを用いた例について
説明したが、これに限らず、他の広視野角の表示パネル(例えば、有機エレクトロルミネ
ッセンスやエレクトロクロミックディスプレイなど)を用いてもよい。
上述した実施形態および変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例
えば、各実施形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び
結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施
の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実
施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することが
できる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構
成を含む。
1…腕時計、2…時計ケース、3…バンド、4…表示部、5a…操作ボタンA、5b…操
作ボタンB、6…駆動装置、7…電気泳動表示装置、10…演算IC、12…フラッシュ
ROM、20…リアルタイムクロックIC、22…タイマー、24…水晶振動子、30…
描画IC、31…コントローラー、32…フラッシュROM、33…発振回路、34…V
RAM、35…RAM、36…昇圧回路、37…共通電源変調回路、40…温度計測IC
、41…温度センサー、50…リセットIC、60…一次電池、70…慣性センサー、1
01…データ線駆動回路、102…走査線駆動回路、103,103A,103B…画素
、104…駆動用TFT、105…ラッチ回路、106…スイッチ回路、111…データ
線、112…走査線、120…マイクロカプセル、126…黒色粒子、127…白色粒子
、130…素子基板、131…対向基板、132…電気泳動素子、135,135A,1
35B…画素電極、137…共通電極、200…共通電極配線、201…第1パルス信号
線、202…第2パルス信号線、203…高電位電源線、204…低電位電源線、303
…第3文字、350…駆動電極層、360…電気泳動表示層、370…共通電極層、40
1…第1文字、401a…上端、401b…下端、402…第2文字、402a…上端、
402b…下端、403…温度に関する情報、1001…第1方向、1002…第2方向

Claims (8)

  1. 電気泳動素子を含む表示部を備えた本体部と、
    前記本体部を挟んで前記本体部と連結されたバンドと、
    を備え、
    前記バンドの長手方向を第1方向、前記第1方向と直交する方向を第2方向とした場合
    に、
    前記表示部は、
    文字の上下方向が前記第1方向に沿った第1文字を含む第1画像を表示する第1モード
    と、
    文字の上下方向が前記第2方向に沿った第2文字を含む第2画像を表示する第2モード
    と、
    を有する、腕装着型の電子機器。
  2. 請求項1に記載の腕装着型の電子機器において、
    前記表示部は、
    前記第1モードにおいて、前記第1方向と、前記第1文字の上下方向とのなす角が、0
    度以上45度以下である前記第1画像を表示し、
    前記第2モードにおいて、前記第2方向と、前記第2文字の上下方向とのなす角が、0
    度以上45度以下である前記第2画像を表示する、腕装着型の電子機器。
  3. 請求項1又は2に記載の腕装着型の電子機器において、
    前記本体部は、温度センサーをさらに備え、
    前記第2モードにおいて、前記表示部は、前記第2文字と、前記温度センサーで検出し
    た温度に関する情報を含む第3画像を表示する、腕装着型の電子機器。
  4. 請求項1又は2に記載の腕装着型の電子機器において、
    前記表示部は、前記第1モードから前記第2モードへ切り替えてから所定時間が経過し
    た後に、前記第3画像を表示する、腕装着型の電子機器。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の腕装着型の電子機器において、
    前記本体部は、操作を受け付ける操作部をさらに備え、
    前記表示部は、前記操作部が受け付ける前記操作に基づいて、前記第1モードと前記第
    2モードとを切り替える、腕装着型の電子機器。
  6. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の腕装着型の電子機器において、
    前記本体部は、慣性センサーをさらに備え、
    前記表示部は、前記慣性センサーの検出結果に基づいて、前記第1モードと前記第2モ
    ードとを切り替える、腕装着型の電子機器。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の腕装着型の電子機器において、
    前記バンドには、前記上下方向が前記第2方向に沿った第3文字が表示されており、
    前記第2モードにおいて、前記表示部は、上向きが前記第3文字の上向きに沿った前記
    第2文字を表示する、腕装着型の電子機器。
  8. 電気泳動素子を含む表示部を備えた本体部と、
    前記本体部を挟んで前記本体部と連結されたバンドと、
    を備え、
    前記バンドの長手方向を第1方向、前記第1方向と直交する方向を第2方向とした場合
    に、
    前記表示部は、
    第1画像を表示する第1モードと、
    第2画像を表示する第2モードと、
    を有し、
    前記第1モードにおいて、前記第1方向と、前記第1画像の上下方向とのなす角が、0
    度以上45度以下であり、
    前記第2モードにおいて、前記第2方向と、前記第2画像の上下方向とのなす角が、0
    度以上45度以下である、腕装着型の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017051763A1 (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 日本電気株式会社 腕装着型表示装置、表示方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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