JP2015137919A - 外観検査装置、外観検査方法、及び、プログラム - Google Patents

外観検査装置、外観検査方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】欠陥の分類精度及び合否判定精度を装置の使用に伴って向上し、目視検査工程を効率化することが可能な外観検査装置等を提供する。
【解決手段】外観検査装置1は、被検査シート3をカメラ5で撮影した撮影画像を画像入力部21により取り込み、前処理部22を施した画像から欠陥候補抽出部23により欠陥候補を抽出し、その特徴量を特徴量算出部24により算出する。
欠陥分類処理部25は分類用閾値43と欠陥候補の特徴量を比較して欠陥候補の種類を特定し、良否判定処理部26は判定用閾値45と欠陥候補の特徴量を比較して欠陥候補の良否を判定する。欠陥候補の種類が不明の場合、良否がNG又は不明の場合には、作業者に種類及び良否を入力させ、欠陥候補の特徴量の値を元に分類用閾値43及び判定用閾値45を更新し、外観検査装置1にフィードバックする。
【選択図】図3

Description

本発明は、外観検査装置に係り、更に詳しくは、目視検査工程における判定内容をフィードバックすることにより、検査感度を向上し、目視検査工程の効率化が可能な外観検査装置等に関するものである。
従来、被検査物体の外観を検査する外観検査装置が提案され、製造工程で使用されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1は、非検査体の表面を取り込む画像入力手段と、取り込んだ画像から複数の特徴量を抽出する特徴抽出手段と、抽出された複数の特徴量を説明変量として多変量解析により複数の群予測を行うための関数を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている関数を選択的に用いて、被検査体の欠陥の種類を群予測し、群予測の結果に対応した欠陥の大きさの群予測を行う群予測手段と、群予測手段により求めた欠陥の種類と欠陥の大きさの組み合せにより、欠陥の合否及び再検査の判別を行う判別手段を有する画像判定装置について開示している。
特開平08−68764号公報
しかしながら、特許文献1の方法は、予測の精度が、欠陥の種類を分類するための関数、及び、欠陥の種類の群予測の結果に対応して欠陥の大きさの群予測を行うための関数の決め方に大きく依存し、関数の決め方次第により分類精度が低下し、欠陥の誤検知や見逃しが多発する可能性があるという問題がある。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、欠陥の分類精度及び合否判定精度を装置の使用に伴って向上し、目視検査工程を効率化することが可能な外観検査装置等を提供することである。
前述した目的を達成するために、第1の発明は、被検査物体の外観に生じた欠陥の種類及び合否を判定する外観検査装置であって、被検査物体の撮影画像を入力する画像入力手段と、前記撮影画像から欠陥候補を抽出する欠陥候補抽出手段と、前記欠陥候補の複数の特徴量を算出する特徴量算出手段と、前記欠陥の種類ごとに、前記欠陥の種類を特定するための前記複数の特徴量に関する第1の閾値を記憶する第1の記憶手段と、前記欠陥候補の複数の特徴量を前記第1の閾値と比較し、前記欠陥候補の前記欠陥の種類を特定する分類手段と、前記分類手段により前記欠陥候補の前記欠陥の種類が特定できない場合に、前記欠陥候補の位置情報を表示し、前記欠陥候補の前記欠陥の種類を選択入力させる種類入力手段と、前記種類入力手段により選択入力された前記欠陥の種類について前記第1の記憶手段に記憶されている前記第1の閾値を、前記欠陥候補の複数の特徴量を元に更新する分類用閾値更新手段と、を具備することを特徴とする外観検査装置である。
また、前記欠陥の種類ごとに、前記欠陥候補の良否を判定するための前記複数の特徴量に関する第2の閾値を記憶する第2の記憶手段と、前記分類手段により前記欠陥の種類が特定された前記欠陥候補の良否を、前記欠陥候補の複数の特徴量と前記第2の閾値とを比較することにより判定する良否判定手段と、前記良否判定手段により前記欠陥候補の良否を判定できない場合及び不良と判定された場合に、前記欠陥候補の位置情報を表示し、前記欠陥候補の良否を入力させる良否入力手段と、前記良否入力手段により良否を入力した前記欠陥候補の前記欠陥の種類について前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2の閾値を、前記欠陥候補の複数の特徴量を元に更新する良否判定用閾値更新手段と、を更に具備することが望ましい。
前記第1の閾値は、前記欠陥の種類ごとに、前記複数の特徴量の夫々について定めた上限値及び下限値であり、前記分類手段は、前記欠陥候補の全特徴量が、前記第1の閾値の前記上限値及び下限値の範囲である場合に、前記欠陥候補が当該第1の閾値の前記欠陥の種類に属すると特定することが望ましい。
また、前記分類用閾値更新手段は、前記欠陥候補の特徴量が前記第1の閾値の前記上限値を上回る場合に、当該欠陥候補の特徴量を前記第1の閾値の前記上限値とし、前記欠陥候補の特徴量が前記第1の閾値の前記下限値を下回る場合に、当該欠陥候補の特徴量を前記第1の閾値の前記下限値として第1の閾値を更新することが望ましい。
前記第2の閾値は、前記欠陥の種類ごとに、前記複数の特徴量の夫々について定めた上限値及び下限値であり、前記良否判定手段は、前記欠陥候補の全特徴量が、前記第2の閾値の前記上限値及び下限値の範囲にある場合に、前記欠陥候補が不良であると特定し、前記欠陥候補の全特徴量が、前記第2の閾値の前記上限値及び下限値の範囲にない場合に、前記欠陥候補が不良ではないと特定することが望ましい。
前記良否判定用閾値更新手段は、前記欠陥候補の特徴量が前記第2の閾値の前記上限値を上回る場合に、当該欠陥候補の特徴量を前記第2の閾値の前記上限値とし、前記欠陥候補の特徴量が前記第2の閾値の前記下限値を下回る場合に、当該欠陥候補の特徴量を前記第2の閾値の前記下限値として第2の閾値を更新することが望ましい。
前記特徴量は、前記欠陥候補の面積、フェレ径、外接矩形主軸・副軸長、主軸角、円形度、針状度、外接円・内接円直径、周長、等価楕円主軸・副軸長、等価楕円主軸副軸長比、平均輝度値、最大輝度値、及び、明暗の値を含むことが望ましい。
また、前記欠陥の種類は、汚れ、シミ、キズ、及び、繊維を含むことが望ましい。
被検査物体は、例えば、生産ライン中にあるシート状の製品等であり、画像入力手段により被検査物体の撮影画像を入力し、欠陥候補抽出手段により、撮影画像のなかから欠陥の候補を抽出する。次に、特徴量算出手段により、欠陥候補について、フェレ径、外接矩形主軸・副軸長、主軸角、円形度、針状度、外接円・内接円直径、周長、等価楕円主軸・副軸長、等価楕円主軸副軸長比、平均輝度値、最大輝度値、明暗等の特徴量を抽出し、分類手段により、第1の記憶手段により記憶されている第1の閾値と比較することにより、欠陥の種類を判定する。
第1の閾値は、欠陥の種類ごとに設けられた各特徴量の上限値と下限値であり、欠陥候補の全特徴量が、第1の閾値の範囲内にある場合に、当該第1の閾値の種類が欠陥の種類となる。
分類手段により、欠陥候補の特徴量が、どの欠陥の種類とも判定されない場合には、種類入力手段により、欠陥候補の位置を表示させ、作業者に、被検査物体の欠陥候補を目視させ、欠陥の種類を入力させる。分類用閾値更新手段により、入力された目視による欠陥の種類についての第1の閾値を、欠陥候補の特徴量を元に更新する。第1の閾値の範囲内にない欠陥候補の特徴量を新たな第1の閾値として、第1の閾値を更新する。
これにより、第1の発明の外観検査装置を使用し続けることにより、第1の閾値が更新され、欠陥の分類精度を向上させ、検査作業の効率化を図ることが可能である。
また、分類手段により欠陥候補の欠陥の種類が判定された場合に、良否判定手段により、第2の記憶手段により記憶されている第2の閾値と比較することにより、欠陥候補の良否を判定する。
第2の閾値は、欠陥の種類ごとに設けられた各特徴量の上限値と下限値であり、欠陥候補の全特徴量が第2の閾値の範囲内にある場合に不良と判定し、欠陥候補の全特徴量が前記第2の閾値の前記上限値及び下限値の範囲にない場合に不良ではないと判定する。
良否判定手段により欠陥候補が不良あるいは不良でないと判定できない場合、良否入力手段により、欠陥候補の位置を表示させ、作業者に、被検査物体の欠陥候補を目視させ、欠陥候補についての良否を入力させる。良否判定用閾値更新手段は、不良と判定された欠陥候補について、当該欠陥の種類の第2の閾値を、欠陥候補の特徴量を元に更新する。すなわち、第2の閾値の範囲内にない欠陥候補の特徴量を新たな第2の閾値として、第2の閾値を更新する。
これにより、第1の発明の外観検査装置を使用し続けることにより、第2の閾値が更新され、欠陥の良否判定精度を向上させ検査作業の効率化を図ることが可能である。
第2の発明は、欠陥の種類ごとに、前記欠陥の種類を特定するための複数の特徴量に関する第1の閾値を記憶する第1の記憶手段を備える外観検査装置が実行する、被検査物体の外観に生じた欠陥の種類及び合否を判定する外観検査方法であって、被検査物体の撮影画像を入力する画像入力ステップと、前記撮影画像から欠陥候補を抽出する欠陥候補抽出ステップと、前記欠陥候補の複数の特徴量を算出する特徴量算出ステップと、前記欠陥候補の複数の特徴量を前記第1の閾値と比較し、前記欠陥候補の前記欠陥の種類を特定する分類ステップと、前記分類ステップにより前記欠陥候補の前記欠陥の種類が特定できない場合に、前記欠陥候補の位置情報を表示し、前記欠陥候補の前記欠陥の種類を選択入力させる種類入力ステップと、前記種類入力ステップにより選択入力された前記欠陥の種類についての前記第1の閾値を、前記欠陥候補の複数の特徴量を元に更新する分類用閾値更新ステップと、を含むことを特徴とする外観検査方法である。
第2の発明は、前記外観検査装置は、前記欠陥の種類ごとに、前記欠陥候補の良否を判定するための前記複数の特徴量に関する第2の閾値を記憶する第2の記憶手段を、更に備え、前記分類ステップにより前記欠陥の種類が特定された前記欠陥候補の良否を、前記欠陥候補の複数の特徴量と前記第2の閾値とを比較することにより判定する良否判定ステップと、前記良否判定ステップにより前記欠陥候補の良否を判定できない場合及び不良と判定された場合に、前記欠陥候補の位置情報を表示し、前記欠陥候補の良否を入力させる良否入力ステップと、前記良否入力ステップにより良否を入力した前記欠陥候補の前記欠陥の種類についての前記第2の閾値を、前記欠陥候補の複数の特徴量を元に更新する良否判定用閾値更新ステップと、更に含むことが望ましい。
第3の発明は、コンピュータを、被検査物体の外観に生じた欠陥の種類及び合否を判定する外観検査装置として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、被検査物体の撮影画像を入力する画像入力手段、前記撮影画像から欠陥候補を抽出する欠陥候補抽出手段、前記欠陥候補の複数の特徴量を算出する特徴量算出手段、前記欠陥の種類ごとに、前記欠陥の種類を特定するための前記複数の特徴量に関する第1の閾値を記憶する第1の記憶手段、前記欠陥候補の複数の特徴量を前記第1の閾値と比較し、前記欠陥候補の前記欠陥の種類を特定する分類手段、前記分類手段により前記欠陥候補の前記欠陥の種類が特定できない場合に、前記欠陥候補の位置情報を表示し、前記欠陥候補の前記欠陥の種類を選択入力させる種類入力手段、前記種類入力手段により選択入力された前記欠陥の種類について前記第1の記憶手段に記憶されている前記第1の閾値を、前記欠陥候補の複数の特徴量を元に更新する分類用閾値更新手段、として機能させるためのプログラムである。
第3の発明は、前記欠陥の種類ごとに、前記欠陥候補の良否を判定するための前記複数の特徴量に関する第2の閾値を記憶する第2の記憶手段、前記分類手段により前記欠陥の種類が特定された前記欠陥候補の良否を、前記欠陥候補の複数の特徴量と前記第2の閾値とを比較することにより判定する良否判定手段、前記良否判定手段により前記欠陥候補の良否を判定できない場合及び不良と判定された場合に、前記欠陥候補の位置情報を表示し、前記欠陥候補の良否を入力させる良否入力手段、前記良否入力手段により良否を入力した前記欠陥候補の前記欠陥の種類について前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2の閾値を、前記欠陥候補の複数の特徴量を元に更新する良否判定用閾値更新手段、を更に具備することが望ましい。
本発明により、欠陥の分類精度及び合否判定精度を装置の使用に伴って向上し、目視検査工程を効率化することが可能な外観検査装置等を提供する。
本発明の実施形態に係る外観検査装置1の概要を示す図 外観検査装置1のハードウエア構成例を示すブロック図 外観検査装置1の機能構成例を示すブロック図 欠陥の特徴量の例の説明図 欠陥候補特徴量41を説明する図 分類用閾値43及び判定用閾値45を説明する図 欠陥分類処理部25の処理の流れを示すフローチャート 良否判定処理部26の処理の流れを示すフローチャート 目視判定入力部27の処理の流れを示すフローチャート 目視判定入力画面50の例を示す図 分類用閾値更新処理部28の処理の流れを示すフローチャート 判定用閾値更新処理部29の処理の流れを示すフローチャート
以下、添付図面に基づいて、本発明に係る外観検査装置1等の好適な実施形態について詳細に説明する。尚、以下の説明及び添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
図1は、外観検査装置1の概要を示す図である。
外観検査装置1にはカメラ5が接続され、被検査シート3の外観がカメラ5により撮影され、撮影画像が外観検査装置1に取り込まれ、本実施の形態の外観検査装置1による処理により、被検査シート3上の欠陥31の位置、種類、欠陥の良否等が出力される。
被検査シート3は、例えば、ロール状のフィルムシート等であり、外観検査装置1は、被検査シート3上に生産ライン内で生じた欠陥(例えば、汚れやシミ、キズ、繊維の混入)等を検出し、欠陥の種類、欠陥の良否等を判定する。
図2は、外観検査装置1のハードウエア構成例を示すブロック図である。
外観検査装置1は、例えば、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ装置で構成することが可能である。
外観検査装置1は、例えば、制御部11、記憶部12、メディア入出力部13、通信制御部14、入力部15、表示部16、周辺機器I/F(インタフェース)部17等がバス18で接続された構成である。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
CPUは、ROM、記憶部12等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各装置を駆動制御し、コンピュータが行う処理を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部12、ROM、記憶媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部12は、制御部11が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等が格納される。プログラムは、本発明の実施形態に係る外観検査装置1の処理プログラム等であり、画像処理プログラム、欠陥候補の特徴量の算出プログラム、欠陥候補の種類を判定する欠陥分類処理プログラム、欠陥候補の良否を判定する良否判定処理プログラム、欠陥分類処理及び良否判定処理に用いる分類用閾値及び判定用閾値の更新処理プログラム等である。
これらのプログラムについては後述する。
プログラムのコードは、制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUにより各種の手段として実行される。
メディア入出力部13(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)等のメディア入出力装置を有する。
通信制御部14は、通信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワークを介して、他の装置との通信制御を行う。ネットワークは、有線、無線を問わない。
入力部15は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。外観検査装置1の作業者は、入力部15から、目視による欠陥の種類や良否の情報等の入力を行う。
表示部16は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置であり、表示部16には、欠陥候補の撮影画像、目視入力の選択入力の選択肢等が表示される。
周辺機器I/F(インタフェース)部17は、周辺機器を接続させるためのポートであり、USB、IEEE1394、RS−232C等で構成され、接続形態は有線、無線を問わない。カメラ5により撮影された撮影画像は、周辺機器I/F部17を介して外観検査装置1に入力され、記憶部12に格納される。
バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図3は、本実施の形態に係る外観検査装置1の機能構成例を示すブロック図である。
外観検査装置1は、画像入力部21、前処理部22、欠陥候補抽出部23、特徴量抽出部24、欠陥分類処理部25、良否判定処理部26、目視判定入力部27、分類用閾値更新処理部28、判定用閾値更新処理部29等のプログラム、及び、欠陥候補特徴量データベース(DB)41、分類用閾値データベース43、判定用閾値データベース45を格納するデータベース等により構成される。
画像入力部21は、カメラ5により撮影された被検査シート3の撮影画像を外観検査装置1に取り込む。取り込まれた撮影画像は、記憶部12に格納され、以下に説明する各処理が実行される。
前処理部22は、欠陥部分の抽出を容易にするために、撮影画像にシェーディング補正処理、及び、微分、コントラスト強調、平滑化等のフィルタリング処理、二値化処理を行う。
欠陥候補抽出部23は、前処理部22による二値化処理後の画像から、欠陥候補部分を抽出する処理を実行する。画像の階調についての閾値を設け、閾値よりも高い部分を抽出することにより欠陥候補の領域が抽出される。欠陥候補抽出処理は、従来の外観検査装置1においても行われているので(例えば、特許文献1参照)、ここでは詳細な説明を省く。
特徴量算出部24は、欠陥候補抽出部23によって抽出された欠陥候補について特徴量を算出し、欠陥候補特徴量データベース41に格納する。
特徴量は、例えば、面積、フェレ径(X方向及びY方向)、外接矩形主軸長、外接矩形副軸長、主軸角、円形度、針状度、外接円直径、内接円直径、周長、等価楕円主軸長、等価楕円副軸長、等価楕円主軸副軸比、平均輝度値、最大輝度値、明暗等である。これらの特徴量は一般的な画像処理プログラムにより算出することが可能である。
欠陥分類処理部25は、特徴量算出部24により抽出され欠陥候補特徴量データベース41に格納された特徴量を、分類用閾値データベース43に格納されている分類用閾値と比較することにより、欠陥候補の種類を特定する処理を実行する。詳細については後述する。
欠陥分類処理部25により欠陥候補の種類が特定した場合には、次に、良否判定処理部26により、欠陥候補の部分が軽微であり問題ないか(OK)、不良(NG)か、又は、判定ができないか(不明)を判定する処理を実行する。良否判定処理部26は、欠陥候補の特徴量と判定用閾値データベース45に格納されている欠陥候補の種類についての判定用閾値を比較することにより良否の判定を行う。詳細については後述する。
欠陥分類処理部25で欠陥候補の種類が特定できなかった場合(不明)、及び、良品判定処理部26で欠陥候補がNGと判定された場合、及び、良否が判定できなかった場合(不明)には、目視判定入力部27により、作業者に欠陥候補を目視させ、目視結果から、欠陥候補の種類及び良否を入力させる処理を実行する。詳細については後述する。
分類用閾値更新処理部28は、目視判定入力部27で入力された目視による欠陥候補の種類の分類用閾値の値を、目視を行った欠陥候補の特徴量の値により更新する処理を実行する。詳細は後述する。
判定用閾値更新処理部29は、目視判定入力部27で入力された目視による欠陥候補の良否の判定結果を元に、欠陥候補の種類についての判定用閾値を、目視を行った欠陥候補の特徴量の値により更新する処理を実行する。詳細は後述する。
以上にように、分類用閾値更新処理部28及び判定用閾値更新処理部29により分類用閾値及び判定用閾値を継続的に更新していくことにより、欠陥分類処理部25の分類精度、及び、良否判定処理部26の良否判定精度を向上させていくことが可能である。
運用初期の段階では、分類用閾値及び判定用閾値が無い、あるいは、少数の欠陥候補の目視結果による種類及び良否判定結果から作成されるため、欠陥分類処理部25又は良否判定処理部26において、種類が不明、あるいは、良否判定ができない(不明の)欠陥候補が多数生じるが、これらの欠陥候補について目視の種類及び良否判定結果を元にして分類用閾値更新処理部28及び判定用閾値更新処理部29により分類用閾値及び判定用閾値を更新することにより、分類精度及び良否判定精度を向上させることが可能である。
図4は、特徴量算出部24により算出される欠陥候補特徴量の種類、及び、欠陥の種類による特徴量の傾向の例を示している。
特徴量は、前述したように、面積、フェレ径(X方向及びY方向)、外接矩形主軸長、外接矩形副軸長、主軸角、円形度、針状度、外接円直径、内接円直径、周長、等価楕円主軸長、等価楕円副軸長、等価楕円主軸副軸比、平均輝度値、最大輝度値、明暗等である。
欠陥の種類には、「汚れ」、「シミ」、「キズ」、「繊維」等がある。
「汚れ」は、例えば、生産ラインにおいて液体等が落ちて付着した場合等に生じ、ポタリとした円形状の場合が多いので、特徴量の「円形度」が1に近く(真円は1)なり、また、針状度(主軸長と副軸長の比)も1に近い値(正方形、真円は1)をとる傾向がある。
また、「シミ」は、色が薄いことが多く、特徴量の「平均輝度値」及び「最高輝度値」が低い値をとる傾向がある。
また、「キズ」は、縦長で線状の場合が多く、特徴量の「円形度」の値は低く、「針状度」の値が大きくなる傾向がある。また、被検査シートの搬送方向に沿って生じるような生産条件では、「主軸角」が90度になる傾向がある。
また、「繊維」は、繊維や毛髪等が被検査シートに付着した場合に生じる欠陥であり、「円形度」の値が低く、「針状度」及び「周長」の値が大きくなる傾向がある。
欠陥の種類はこれに限ることはなく、また、「汚れ」等の1つの種類のなかでも「汚れ1」、「汚れ2」、・・・のようにいくつかの種類を設けるようにしてもよい。
図5は、欠陥候補特徴量データベース41に格納される欠陥候補の特徴量データの例を示す図である。
図5(a)に示すように、欠陥候補特徴量データベース41には、それぞれの欠陥候補を識別するための欠陥No.411、及び、被検査シート上での当該欠陥候補の位置情報412と、図4に示した各特徴量413の値が格納される。
図5(b)に示すように、i番目の欠陥候補のN個の特徴量413P(i)を、(pi1、pi2、・・・piN)とする。
図6は、分類用閾値データベース43及び判定用閾値データベース45に格納される各特徴量の例を示す図である。図6(a)は分類用閾値、図6(b)は判定用閾値を示す。
分類用閾値は、欠陥候補の種類を特定するための閾値であり、各特徴量413についての下限値、上限値で構成される。
また、判定用閾値は、欠陥候補の種類が特定された場合に、当該欠陥候補が修正の必要な欠陥であるか否かを判定するための閾値であり、分類用閾値と同様に、各特徴量413についての下限値、上限値で構成される。
以下、欠陥分類処理25、良否判定処理26、目視判定入力処理27、分類用閾値更新処理28、判定用閾値更新処理29の各処理について詳細に説明する。
図7は、欠陥分類処理25の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、外観検査装置1の制御部11は、欠陥候補特徴量データベース41に格納された欠陥候補の特徴量Pを読み込む(ステップ101)。
特徴量Pは、N個の数値p、p2、・・・pである。
次に、制御部11は、欠陥分類番号mに1を(ステップ102)、特徴量番号nに1を代入する(ステップ103)。欠陥分類番号mは、欠陥の種類の番号を示し、M個の種類があるとする。また、特徴量番号nは、特徴量の番号を示し、N個の特徴量があるものとする。
次に、制御部11は、特徴量pが欠陥分類番号mのn番目の特徴量の分類用閾値43の下限・上限値の範囲にあるか否かを判定する(ステップ104)。
下限・上限値の範囲にある場合(ステップ104のYes)、制御部11は、特徴量番号nを1インクリメントし(ステップ105)、特徴量番号nがN以下である場合(ステップ106のYes)、ステップ104に戻り、次の特徴量番号nについて同様に分類用閾値43の範囲にあるか否か判定する処理を行う。
ステップ106で特徴量番号nがNを超えた場合(ステップ106のNo)、欠陥候補の特徴量Pの全ての特徴量が、欠陥分類番号mの分類用閾値43の下限・上限値の範囲内にあることを示し、制御部11は、欠陥候補Pを欠陥分類mと特定し(ステップ107)、処理を終了する。
一方、ステップ104において、特徴量pが欠陥分類番号mのn番目の特徴量の分類用閾値43の下限・上限値の範囲にない場合(ステップ104のNo)、欠陥候補が欠陥分類番号mの種類の欠陥ではないことを示し、制御部11は、欠陥分類番号mを1インクリメントし(ステップ111)、欠陥分類番号mがM以下である場合(ステップ111のYes)、ステップ103に戻り、特徴量番号nを1に戻し、次の欠陥の種類について、特徴量Pが分類用閾値43の下限・上限値の範囲にあるか否かを判定する処理を行う(ステップ104〜107、ステップ111、112)。
ステップ112において、欠陥分類番号mがMを超えた場合(ステップ112のNo)、欠陥候補の特徴量Pが、どの欠陥の種類の分類用閾値43の範囲にもないことを示し、制御部11は、欠陥候補Pを分類不明として(ステップ113)処理を終了する。
以上のように、欠陥分類処理25により、欠陥候補の全ての特徴量Pが、ある欠陥の種類についての分類用閾値43の下限・上限値の範囲にある場合に、当該欠陥候補は当該欠陥の種類であると特定される。
外観検査装置1の運用の初期段階では、分類用閾値43が無い、または、少数の特徴量データから形成されるために、欠陥候補の種類が特定されず、ステップ113で分類不明となる場合が多く発生する可能性がある。ステップ113で分類不明となった欠陥候補については、図3に示したように、目視判定入力処理27及び分類用閾値更新処理28、判定用閾値更新処理29が実行される。
一方、ステップ107において欠陥候補の種類が特定された場合は、次に、制御部11は、良否判定処理26を実行する。
図8は、良否判定処理26の処理の流れを示すフローチャートである。
ここでの欠陥候補は、欠陥分類処理25により欠陥の種類が欠陥分類番号mと特定されたものとする。
まず、制御部11は、欠陥分類番号mと特定された欠陥候補の特徴量Pを欠陥候補特徴量データベース41から読み込む(ステップ201)。
また、特徴量番号nを初期化して1とし、判定用変数Kを初期化して0とする(ステップ202)。
次に、制御部11は、特徴量pが欠陥分類番号mのn番目の特徴量の判定用閾値45の下限・上限値の範囲にあるか否かを判定する(ステップ203)。
下限・上限値の範囲にある場合(ステップ203のYes)、制御部11は、判定用変数Kを1インクリメントとする(ステップ204)。一方、下限・上限値の範囲にない場合(ステップ203のNo)、制御部11は、ステップ204を実行しない。
次に、制御部11は、特徴量番号nを1インクリメントする(ステップ205)。
次に、制御部11は、特徴量番号nがN以下である場合(ステップ206のYes)、ステップ203に戻り、Nより大きい場合(ステップ206でNo)、次に進む。
次に、制御部11は、判定用変数KがNと等しいか判定する(ステップ207)。等しい場合(ステップ207でYes)には、欠陥候補の特徴量Pの全ての特徴量が、欠陥分類番号mの判定用閾値45の下限・上限値の範囲内にあることを示し、制御部11は、欠陥候補Pを不良(NG)と判断し(ステップ208)、処理を終了する。
一方、判定用変数KとNが等しくない場合(ステップ207でNo)には、制御部11は、判定用変数Kが0と等しいか判定する(ステップ209)。等しい場合(ステップ209でYes)には、欠陥候補の特徴量Pの全ての特徴量が、欠陥分類番号mの判定用閾値45の下限・上限値の範囲内にないことを示し、制御部11は、欠陥候補Pを不良ではない(OK)と判断し(ステップ210)、処理を終了する。
一方、判定用変数Kが0と等しくない場合(ステップ209でNo)、すなわち、0<K<Nの場合には、欠陥候補の特徴量Pの要素p(1≦i≦N)が、欠陥分類番号mの判定用閾値45の下限・上限値の範囲内にあるものもないものもあることを示し、制御部11は、欠陥候補Pの良否判定が不明であると判断し(ステップ211)、処理を終了する。
以上の良否判定処理26により、欠陥分類番号mの欠陥候補の特徴量Pが全て、欠陥分類番号mの判定用閾値45の下限・上限値の範囲内にある場合は、当該欠陥候補は不良(NG)、欠陥分類番号mの欠陥候補の特徴量Pが全て、欠陥分類番号mの判定用閾値45の下限・上限値の範囲内にない場合は、当該欠陥候補は不良でない(OK)、それ以外の場合には、当該欠陥候補の良否判定が不明であると判定される。
良品判定処理26に用いる判定用閾値45を分類用閾値43とは別に用意することにより、欠陥分類処理25でキズと分類された欠陥候補であっても、長さの短いキズや、濃淡の淡いキズの場合に良否判定処理26においてOKと判定するようにすることが可能である。例えば、不良(NG)となるキズに特有の特徴量であるフェレ径の下限閾値や、キズの濃さに関わる平均濃度値の下限閾値が適切な値になるようにすればよい。
良否判定処理26において、欠陥候補がNGまたは判定不明であった場合には、図3に示したように、目視判定入力処理27及び分類用閾値更新処理28、判定用閾値更新処理29が実行される。
欠陥候補が不良でない(OK)と判定された場合は、作業者による目視検査の対象外となる。但し、欠陥候補としてその特徴量は欠陥候補特徴量41としてデータベースに記録される。
欠陥分類処理25において欠陥候補が分類不明であると判定された場合、及び、良否判定処理26において、欠陥候補がNGまたは判定不明であった場合には、当該欠陥候補を目視検査の対象とし、制御部11は、次に、目視判定入力処理27を実行する。
図9は、目視判定入力処理27の処理の流れを示すフローチャートである。
制御部11は、欠陥分類処理25において欠陥候補が分類不明であると判定された場合、及び、良否判定処理26において、欠陥候補がNGまたは判定不明であった場合に、表示部16に、欠陥マップ51、欠陥画像53、欠陥位置55等からなる目視判定入力画面50を表示する(ステップ301)。
また、制御部11は、欠陥分類名選択肢57及び目視判定選択肢59を表示部16に表示する(ステップ302)。
図10は、目視判定入力画面50の例を示す図である。
目視判定入力画面50は、例えば、欠陥マップ51、欠陥画像53、欠陥位置55、欠陥分類名選択肢57、目視判定選択肢59等で構成される。
欠陥マップ51は、被検査シート3上の欠陥候補の位置を示す。
欠陥マップ51には、欠陥候補の位置に何らかの印(例えば×印)と、欠陥に付された番号等が表示される。
欠陥画像53は、欠陥マップ51上に示されている1つ以上の欠陥候補のうちの1つの撮影画像が、欠陥の番号Nとともに表示される。
また、欠陥位置55は、当該欠陥候補の被検査シート3上での位置座標である。
作業者は、目視判定入力画面50の欠陥マップ51及び欠陥位置55の情報から、被検査シート3上の欠陥候補を見つけ、目視することが可能である。また、この際、欠陥画像53の撮影画像と比較することにより、当該欠陥候補であることを確認することも可能である。
作業者は、被検査シート3上の欠陥候補を目視することにより、欠陥候補の欠陥の種類、及び、不良か不良でないかを決定することができる。
欠陥分類名選択肢57は、作業者に欠陥の種類を入力させるための選択肢である。作業者が、欠陥分類名選択肢57に選択されている欠陥分類名(種類)のいずれかにマウス等によりカーソルを合わせてクリックすることにより、当該欠陥分類名が分類結果として入力できる。
また、目視判定選択肢59は、作業者に、当該欠陥候補を不良(NG)とするか、不良でない(OK)とするかを入力させるための選択肢である。作業者が目視判定選択肢59のOK又はNGにマウス等によりカーソルを合わせてクリックすることにより、当該欠陥候補の良(OK)/不良(NG)が目視判定結果として入力できる。
図9に戻って、制御部11は、作業者に、欠陥分類名、及び、目視判定結果を入力させる(ステップ303)。
目視判定入力画面50で欠陥分類名選択肢57から欠陥の種類が選択されると、分類用閾値更新処理28が実行される。
図11は、分類用閾値更新処理28の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、制御部11は、目視判定入力画面50上で作業者により目視入力された対象の欠陥候補の特徴量Pを欠陥候補特徴量データベース41から読み込む(ステップ401)。
次に、特徴量番号nを初期値1に設定する(ステップ402)。
次に、制御部11は、欠陥分類名選択肢57で選択された種類(分類名)についてのn番目の特徴量の分類用閾値43を読み込む(ステップ403)。
読み込んだ分類用閾値43の下限値、上限値をそれぞれ、Cn,min、Cn,maxとする。
次に、欠陥候補の特徴量Pと分類用閾値43を比較し、欠陥候補の特徴量Pが分類用閾値43の範囲にない場合に、閾値の値を更新する処理を行う(ステップ404〜412)。
すなわち、特徴量pが下限値Cn,minを下回る場合(ステップ404のYes)、特徴量pの値を分類用閾値43の下限値Cn,minとし(ステップ405)、特徴量pが上限値Cn,maxを上回る場合(ステップ411のYes)、特徴量pの値を分類用閾値43の上限値Cn,maxとする(ステップ412)。
ステップ411がNoの場合は、特徴量pが分類用閾値43の下限値Cn,minと上限値Cn,maxの範囲内にあるので、分類用閾値43の更新は行わない。
ステップ405及びステップ412の処理後、及び、ステップ411のNoの場合、特徴量番号nを1インクリメントし、nの値が特徴量の数N以下であれば、ステップ403、404、405、406、411、412の処理を繰り返し、特徴量番号nの値がNを超えた場合、処理を終了する。
以上の処理により、分類用閾値43の値が目視した欠陥候補の特徴量の値により更新される。
目視判定入力画面50において目視判定選択肢59が不良(NG)と選択されると、判定用閾値更新処理29が実行される。
図12は、判定用閾値更新処理29の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、制御部11は、目視判定入力画面50上で作業者により目視入力された対象の欠陥候補の特徴量Pを欠陥候補特徴量データベース41から読み込む(ステップ501)。
次に、特徴量番号nを初期値1に設定する(ステップ502)。
次に、制御部11は、欠陥分類名選択肢57で選択された種類(分類名)についてのn番目の特徴量の判定用閾値45を読み込む(ステップ503)。
読み込んだ判定用閾値45の下限値、上限値をそれぞれ、Dn,min、Dn,maxとする。
次に、欠陥候補の特徴量Pと判定用閾値45を比較し、欠陥候補の特徴量Pが判定用閾値45の範囲にない場合に、閾値の値を更新する処理を行う(ステップ504〜512)。
すなわち、特徴量pが下限値Dn,minを下回る場合(ステップ504のYes)、特徴量pの値を判定用閾値45の下限値Dn,minとし(ステップ505)、特徴量pが上限値Dn,maxを上回る場合(ステップ511のYes)、特徴量pの値を判定用閾値45の上限値Dn,maxとする(ステップ512)。
ステップ511がNoの場合は、特徴量pが判定用閾値45の下限値Dn,minと上限値Dn,maxの範囲内にあるので、判定用閾値45の更新は行わない。
ステップ505及びステップ512の処理後、及び、ステップ511のNoの場合、特徴量番号nを1インクリメントし、nの値が特徴量の数N以下であれば、ステップ503、504、505、506、511、512の処理を繰り返し、特徴量番号nの値がNを超えた場合、処理を終了する。
以上の処理により、判定用閾値45の値が目視した欠陥候補の特徴量の値により更新される。
以上のように、目視判定入力処理27及び分類用閾値更新処理28及び判定用閾値更新処理29を実行し、分類用閾値43及び判定用閾値45を更新して外観検査装置1にフィードバックすることにより、次回からは、同様の欠陥候補についての種類の判定、及び、良否判定を自動化することが可能になる。
また、分類用閾値43及び判定用閾値45の更新を繰り返すことにより、分類精度及び良否判定精度を日々向上させることが可能になり、外観検査作業の効率化を図ることが可能になる。
以上に説明した分類用閾値更新処理28(図11)及び判定用閾値更新処理29では、閾値を更新する際、特徴量pの値を更新値とするように説明したが、極端な更新を避けるために、補正係数k(0<k<1)を設けるようにしてもよい。
例えば、特徴量をp、閾値の下限値をq1とし、下限値q1を更新してq2を得ようとする場合、更新後の下限値q2=q1−(q1−p)・kとして更新することにより、極端な更新を抑制することが可能である。
また、本実施の形態に係る外観検査装置1の運用においては、初期の段階では分類精度、良否判定精度が安定しない可能性があるので、外見検査装置1を自動化する際には、欠陥の各種類の属する欠陥候補数が適切な数以上になるようにするとよい。
また、分類精度や良否判定精度を安定的に維持するためには、欠陥分類処理25及び良否判定処理26において、欠陥候補の特徴量Pと分類用閾値43又は判定用閾値45を比較する際、下限値及び上限値付近を除き、例えば、下限値、上限値間の80%の範囲に特徴量Pがある場合に種類の特定、又は、不良の判定を行うようにしてもよい。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………外観検査装置
3………被検査シート
5………カメラ
21………画像入力部
22………前処理部
23………欠陥候補抽出部
24………特徴量算出部
25………欠陥分類処理部
26………良否判定処理部
27………目視判定入力部
28………分類用閾値更新処理部
29………判定用閾値更新処理部
41………欠陥候補特徴量データベース
43………分類用閾値データベース
45………判定用閾値データベース
50………目視判定入力画面
51………欠陥マップ
53………欠陥画像
55………欠陥位置
57………欠陥分類名選択肢
59………目視判定選択肢

Claims (12)

  1. 被検査物体の外観に生じた欠陥の種類及び合否を判定する外観検査装置であって、
    被検査物体の撮影画像を入力する画像入力手段と、
    前記撮影画像から欠陥候補を抽出する欠陥候補抽出手段と、
    前記欠陥候補の複数の特徴量を算出する特徴量算出手段と、
    前記欠陥の種類ごとに、前記欠陥の種類を特定するための前記複数の特徴量に関する第1の閾値を記憶する第1の記憶手段と、
    前記欠陥候補の複数の特徴量を前記第1の閾値と比較し、前記欠陥候補の前記欠陥の種類を特定する分類手段と、
    前記分類手段により前記欠陥候補の前記欠陥の種類が特定できない場合に、前記欠陥候補の位置情報を表示し、前記欠陥候補の前記欠陥の種類を選択入力させる種類入力手段と、
    前記種類入力手段により選択入力された前記欠陥の種類について前記第1の記憶手段に記憶されている前記第1の閾値を、前記欠陥候補の複数の特徴量を元に更新する分類用閾値更新手段と、
    を具備することを特徴とする外観検査装置。
  2. 前記欠陥の種類ごとに、前記欠陥候補の良否を判定するための前記複数の特徴量に関する第2の閾値を記憶する第2の記憶手段と、
    前記分類手段により前記欠陥の種類が特定された前記欠陥候補の良否を、前記欠陥候補の複数の特徴量と前記第2の閾値とを比較することにより判定する良否判定手段と、
    前記良否判定手段により前記欠陥候補の良否を判定できない場合及び不良と判定された場合に、前記欠陥候補の位置情報を表示し、前記欠陥候補の良否を入力させる良否入力手段と、
    前記良否入力手段により良否を入力した前記欠陥候補の前記欠陥の種類について前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2の閾値を、前記欠陥候補の複数の特徴量を元に更新する良否判定用閾値更新手段と、
    を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の外観検査装置。
  3. 前記第1の閾値は、前記欠陥の種類ごとに、前記複数の特徴量の夫々について定めた上限値及び下限値であり、
    前記分類手段は、前記欠陥候補の全特徴量が、前記第1の閾値の前記上限値及び下限値の範囲である場合に、前記欠陥候補が当該第1の閾値の前記欠陥の種類に属すると特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の外観検査装置。
  4. 前記分類用閾値更新手段は、前記欠陥候補の特徴量が前記第1の閾値の前記上限値を上回る場合に、当該欠陥候補の特徴量を前記第1の閾値の前記上限値とし、前記欠陥候補の特徴量が前記第1の閾値の前記下限値を下回る場合に、当該欠陥候補の特徴量を前記第1の閾値の前記下限値として第1の閾値を更新する
    ことを特徴とする請求項1または請求項3に記載の外観検査装置。
  5. 前記第2の閾値は、前記欠陥の種類ごとに、前記複数の特徴量の夫々について定めた上限値及び下限値であり、
    前記良否判定手段は、前記欠陥候補の全特徴量が、前記第2の閾値の前記上限値及び下限値の範囲にある場合に、前記欠陥候補が不良であると特定し、前記欠陥候補の全特徴量が、前記第2の閾値の前記上限値及び下限値の範囲にない場合に、前記欠陥候補が不良ではないと特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の外観検査装置。
  6. 前記良否判定用閾値更新手段は、前記欠陥候補の特徴量が前記第2の閾値の前記上限値を上回る場合に、当該欠陥候補の特徴量を前記第2の閾値の前記上限値とし、前記欠陥候補の特徴量が前記第2の閾値の前記下限値を下回る場合に、当該欠陥候補の特徴量を前記第2の閾値の前記下限値として第2の閾値を更新する
    ことを特徴とする請求項2または請求項5に記載の外観検査装置。
  7. 前記特徴量は、前記欠陥候補の面積、フェレ径、外接矩形主軸・副軸長、主軸角、円形度、針状度、外接円・内接円直径、周長、等価楕円主軸・副軸長、等価楕円主軸副軸長比、平均輝度値、最大輝度値、及び、明暗の値を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の外観検査装置。
  8. 前記欠陥の種類は、汚れ、シミ、キズ、及び、繊維を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の外観検査装置。
  9. 欠陥の種類ごとに、前記欠陥の種類を特定するための複数の特徴量に関する第1の閾値を記憶する第1の記憶手段を備える外観検査装置が実行する、被検査物体の外観に生じた欠陥の種類及び合否を判定する外観検査方法であって、
    被検査物体の撮影画像を入力する画像入力ステップと、
    前記撮影画像から欠陥候補を抽出する欠陥候補抽出ステップと、
    前記欠陥候補の複数の特徴量を算出する特徴量算出ステップと、
    前記欠陥候補の複数の特徴量を前記第1の閾値と比較し、前記欠陥候補の前記欠陥の種類を特定する分類ステップと、
    前記分類ステップにより前記欠陥候補の前記欠陥の種類が特定できない場合に、前記欠陥候補の位置情報を表示し、前記欠陥候補の前記欠陥の種類を選択入力させる種類入力ステップと、
    前記種類入力ステップにより選択入力された前記欠陥の種類についての前記第1の閾値を、前記欠陥候補の複数の特徴量を元に更新する分類用閾値更新ステップと、
    を含むことを特徴とする外観検査方法。
  10. 前記外観検査装置は、前記欠陥の種類ごとに、前記欠陥候補の良否を判定するための前記複数の特徴量に関する第2の閾値を記憶する第2の記憶手段を、更に備え、
    前記分類ステップにより前記欠陥の種類が特定された前記欠陥候補の良否を、前記欠陥候補の複数の特徴量と前記第2の閾値とを比較することにより判定する良否判定ステップと、
    前記良否判定ステップにより前記欠陥候補の良否を判定できない場合及び不良と判定された場合に、前記欠陥候補の位置情報を表示し、前記欠陥候補の良否を入力させる良否入力ステップと、
    前記良否入力ステップにより良否を入力した前記欠陥候補の前記欠陥の種類についての前記第2の閾値を、前記欠陥候補の複数の特徴量を元に更新する良否判定用閾値更新ステップと、
    を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の外観検査方法。
  11. コンピュータを、被検査物体の外観に生じた欠陥の種類及び合否を判定する外観検査装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    被検査物体の撮影画像を入力する画像入力手段、
    前記撮影画像から欠陥候補を抽出する欠陥候補抽出手段、
    前記欠陥候補の複数の特徴量を算出する特徴量算出手段、
    前記欠陥の種類ごとに、前記欠陥の種類を特定するための前記複数の特徴量に関する第1の閾値を記憶する第1の記憶手段、
    前記欠陥候補の複数の特徴量を前記第1の閾値と比較し、前記欠陥候補の前記欠陥の種類を特定する分類手段、
    前記分類手段により前記欠陥候補の前記欠陥の種類が特定できない場合に、前記欠陥候補の位置情報を表示し、前記欠陥候補の前記欠陥の種類を選択入力させる種類入力手段、
    前記種類入力手段により選択入力された前記欠陥の種類について前記第1の記憶手段に記憶されている前記第1の閾値を、前記欠陥候補の複数の特徴量を元に更新する分類用閾値更新手段、
    として機能させるためのプログラム。
  12. 前記欠陥の種類ごとに、前記欠陥候補の良否を判定するための前記複数の特徴量に関する第2の閾値を記憶する第2の記憶手段、
    前記分類手段により前記欠陥の種類が特定された前記欠陥候補の良否を、前記欠陥候補の複数の特徴量と前記第2の閾値とを比較することにより判定する良否判定手段、
    前記良否判定手段により前記欠陥候補の良否を判定できない場合及び不良と判定された場合に、前記欠陥候補の位置情報を表示し、前記欠陥候補の良否を入力させる良否入力手段、
    前記良否入力手段により良否を入力した前記欠陥候補の前記欠陥の種類について前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2の閾値を、前記欠陥候補の複数の特徴量を元に更新する良否判定用閾値更新手段、
    を更に具備することを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
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