JP2015137857A - 検出制御装置、プログラム及び検出システム - Google Patents

検出制御装置、プログラム及び検出システム Download PDF

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Abstract

【課題】標的細胞の検出対象の試料から標的細胞を検出する速度を向上する。
【解決手段】検出制御装置10は、標的細胞を検出する対象の検体を撮像した撮像画像を取得する検出対象画像取得部16と、撮像画像の中に複数の処理対象領域を設定する処理対象領域設定部18と、画像領域から標的細胞を検出する複数の処理装置のそれぞれに対するデータの振り分け量に応じて、複数の処理対象領域を複数の処理装置に振り分ける処理対象領域振分部と、複数の処理装置のそれぞれから、複数の処理装置にそれぞれ振り分けられた処理対象領域から標的細胞を検出した処理の結果を取得する検出結果取得部24と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、検出制御装置、プログラム及び検出システムに関する。
特許文献1には、母体血から胎児由来の有核赤血球(以下、標的細胞)を画像処理により検出する方法が開示されている。
特許第4346923号公報
本発明の目的は、標的細胞の検出対象の試料から標的細胞を検出する速度を向上できる検出制御装置、プログラム及び検出システムを提供することにある。
請求項1に係る発明は、標的細胞を検出する対象の検体を撮像した撮像画像を取得する撮像画像取得手段と、前記撮像画像の中に複数の処理対象領域を設定する設定手段と、画像領域から前記標的細胞を検出する複数の処理部のそれぞれに対するデータの振り分け量に応じて、前記複数の処理対象領域を前記複数の処理部に振り分ける振分手段と、前記複数の処理部のそれぞれから、該複数の処理部にそれぞれ振り分けられた処理対象領域から前記標的細胞を検出した処理の結果を取得する処理結果取得手段と、を含む検出制御装置である。
請求項2に係る発明は、前記複数の処理部のそれぞれに対するデータの振り分け量は、該複数の処理部のそれぞれの性能値が大きいほど大きく設定される請求項1に記載の検出制御装置である。
請求項3に係る発明は、前記複数の処理部のそれぞれに対するデータの振り分け量は、該複数の処理部のそれぞれの性能値に比例して設定される請求項2に記載の検出制御装置である。
請求項4に係る発明は、前記複数の処理対象領域のそれぞれに対して、前記標的細胞を検出する処理の負荷の大きさに対応した負荷指標値を決定する第1決定手段と、前記複数の処理部のそれぞれに振り分ける負荷指標値の和を、前記複数の処理対象領域の負荷指標値の総和と、前記複数の処理部のそれぞれの性能値に基づいて決定する第2決定手段と、前記振分手段は、前記複数の処理部のそれぞれに対して前記第2決定手段により決定した負荷指標値の和に基づいて、前記複数の処理対象領域の中から選択した1以上の処理対象領域を振り分ける請求項2又は3に記載の検出制御装置である。
請求項5に係る発明は、前記第1決定手段は、前記処理対象領域に設定される前記標的細胞を検出する対象となる予め定められたサイズの画像領域の数に基づいて前記負荷指標値を決定する請求項4に記載の検出制御装置である。
請求項6に係る発明は、前記処理結果取得手段により前記複数の処理部のそれぞれから処理の結果を取得した後に、該取得した処理の結果に基づく検出結果を出力する手段をさらに含む請求項1乃至5のいずれかに記載の検出制御装置である。
請求項7に係る発明は、前記撮像画像から核の候補となる画像領域である核候補領域を抽出する抽出手段を含み、前記設定手段は、前記抽出手段により抽出された複数の核候補領域のそれぞれに対して、前記複数の処理対象領域を設定する請求項1乃至6のいずれかに記載の検出制御装置である。
請求項8に係る発明は、標的細胞を検出する対象の検体を撮像した撮像画像を取得する撮像画像取得手段と、前記撮像画像の中に複数の処理対象領域を設定する設定手段と、画像領域から前記標的細胞を検出する複数の処理部のそれぞれに対するデータの振り分け量に応じて、前記複数の処理対象領域を前記複数の処理部に振り分ける振分手段と、前記複数の処理部のそれぞれから、該複数の処理部にそれぞれ振り分けられた処理対象領域から前記標的細胞を検出した処理の結果を取得する処理結果取得手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
請求項9に係る発明は、検出制御装置と、複数の処理装置を含み、前記検出制御装置は、標的細胞を検出する対象の検体を撮像した撮像画像を取得する撮像画像取得手段と、前記撮像画像の中に複数の処理対象領域を設定する設定手段と、画像領域から前記標的細胞を検出する複数の処理部のそれぞれに対するデータの振り分け量に応じて、前記複数の処理対象領域を前記複数の処理部に振り分ける振分手段と、を含み、前記複数の処理装置はそれぞれ、前記振り分け手段により振り分けられた処理対象領域のそれぞれから前記標的細胞を検出する検出手段と、前記検出手段による結果を前記検出対象装置に提供する手段と、を含む検出システムである。
請求項1、8及び9に記載の発明によれば、本構成を有さない場合と比較して、標的細胞の検出対象の試料から標的細胞を検出する速度を向上できる。
請求項2に記載の発明によれば、本構成を有さない場合と比較して、複数の処理部における処理時間の偏りを小さくできる。
請求項3に記載の発明によれば、本構成を有さない場合と比較して、複数の処理部における処理時間の差を小さくできる。
請求項4に記載の発明によれば、本構成を有さない場合と比較して、複数の処理部の性能に応じた負荷の処理対象領域の組を振り分けることができる。
請求項5に記載の発明によれば、本構成を有さない場合と比較して、処理対象領域の負荷を精度良く決定できる。
請求項6に記載の発明によれば、複数の処理部による標的細胞の検出結果を統合して処理結果を得ることができる。
請求項7に記載の発明によれば、本構成を有さない場合と比較して、検出漏れが発生し難くなる。
本実施形態に係る検出システムのシステム構成図である。 本実施形態に係る検出制御装置の機能ブロック図である。 本実施形態に係る処理装置の機能ブロック図である。 処理装置情報管理テーブルの一例を示す図である。 核候補領域と処理対象領域の一例を示す図である。 振り分け情報管理テーブルの一例を示す図である。 検出結果管理テーブルの一例を示す図である。 検出処理の全体の流れを説明するシーケンス図である。 振り分けデータ量の決定処理のフロー図である。 処理対象領域の振り分け処理のフロー図である。 処理装置により実行される標的細胞の検出処理のフロー図である。
以下、本発明を実施するための実施の形態(以下、実施形態という)を、図面に基づいて説明する。
[1.システム構成の説明]
図1には、本実施形態に係る標的細胞検出システム1のシステム構成図を示した。図1に示されるように標的細胞検出システム1は、光学顕微鏡2、検出制御装置10、入力装置7、表示装置6、演算リソースRを含む。演算リソースRは、複数の処理装置50−1〜50−N(Nは2以上の整数)を含み、各処理装置50−i(iは1〜Nの整数)は検出制御装置10と通信可能に接続されている。また、検出制御装置10は、光学顕微鏡2、入力装置7及び表示装置6ともデータ通信可能に接続されている。なお、本実施形態では、検出制御装置10の外部に演算リソースRが設けられている例について説明するが、演算リソースRは検出制御装置10の内部に設けられていることとしても構わない。
光学顕微鏡2は、試料台に配置されたスライドグラス3上の試料を、対物レンズ4等の光学系を介してCCDカメラ5で撮像する。光学顕微鏡2には、スライドグラス3と対物レンズ4との距離を変化させる焦準機構を備え、プレパラートにより上から封じられたスライドグラス3上の試料を複数の異なる焦点距離で撮像するようにしてもよい。本実施形態では、試料には、母体血をスライドグラス3に塗布し、メイ・ギムザ染色を施したものを用いる。これにより、母体血中の胎児由来有核赤血球(NRBCs)が青紫色に染色される。以下、NRBCsを標的細胞と称する。
検出制御装置10は、光学顕微鏡2により撮像された撮像画像を取得するとともに、当該取得した撮像画像の中から標的細胞の核となる核候補領域を抽出し、抽出した核候補領域に基づいて標的細胞を検出する対象とする画像領域である処理対象領域を設定する。そして、検出制御装置10は、設定した処理対象領域を、処理装置50−1〜50−Nにそれぞれ振り分けて、処理装置50−1〜50−Nの各々に標的細胞の検出処理を実行させ、処理装置50−1〜50−Nから標的細胞の検出結果を取得し、取得した検出結果を統合して統合検出結果を表示装置に出力する。なお、検出制御装置10及び処理装置50−1〜50−Nにより実行される標的細胞の検出処理の詳細については後述する。
処理装置50−i(iは1〜Nの整数)は、それぞれ1以上のプロセッサコアを有し、検出制御装置10から割り当てられた処理対象領域内に1以上の識別対象領域(識別器により標的細胞の識別処理を行う単位画像領域)を設定し、設定した識別対象領域内に標的細胞が含まれている可能性を判定する処理(標的細胞の検出処理)を実行する。そして、処理装置50−i(iは1〜Nの整数)は、割り当てられた処理対象領域について実行した標的細胞の検出結果を検出制御装置10に送信する。
入力装置7は、例えばキーボードやマウス等のデバイスであり、ユーザから受け付けた操作を検出制御装置10に入力する。例えば、検出制御装置10は、表示装置6に表示された画像に対し、ユーザが入力装置7によって指定した画像領域の情報を標的細胞の正例、負例の画像特徴を学習するための学習情報として取得し、学習情報に基づいて標的細胞の識別条件(識別パラメータ)を識別器に学習させることとしてよい。また、検出制御装置10は、学習した識別条件(識別パラメータ)を各処理装置50−i(iは1〜Nの整数)に対して提供することとしてよい。
表示装置6は、例えば液晶表示装置等であり、検出制御装置10による処理の結果に基づいて画面を表示する。例えば、表示装置6には、光学顕微鏡2で撮像された撮像画像や、検出制御装置10による標的細胞の検出結果等が表示される。
[2.機能の説明]
次に、図2及び図3を参照しながら、本実施形態に係る検出制御装置10と処理装置に備えられる機能の一例について説明する。
[2.1.検出制御装置10に備えられる機能の説明]
まず、図2に示した検出制御装置10の機能ブロック図に基づいて、検出制御装置10に備えられる機能の一例について説明する。
図2に示されるように、検出制御装置10は、学習画像取得部11、画像特徴量算出部12、分類情報取得部13、識別器学習部14、識別パラメータ記憶部15、検出対象画像取得部16、核候補領域抽出部17、処理対象領域設定部18、処理装置情報取得部19、処理装置情報記憶部20、振分データ量決定部21、処理対象領域振分部22、振分情報管理部23、検出結果取得部24、検出結果記憶部25、検出結果集約部26、検出結果出力部27を備える。
検出制御装置10に備えられる上記の各部の機能は、CPU等の制御手段、メモリ等の記憶手段、外部デバイスとデータを送受信する入出力手段等を備えたコンピュータが、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に格納されたプログラムを読み込み実行することで実現されるものとしてよい。なお、プログラムは光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の情報記憶媒体によってコンピュータたる検出制御装置10に供給されることとしてもよいし、インターネット等のデータ通信網を介して検出制御装置10に供給されることとしてもよい。以下、検出制御装置10に備えられる各部の機能の詳細について説明する。
学習画像取得部11は、標的細胞の識別条件を識別器に学習させるための標本画像(学習画像)を取得する。例えば、学習画像取得部11は、入力装置により受け付けた画像のファイルパスと、画像についての領域指定情報に基づいて、学習画像を取得することとしてよい。なお、学習画像取得部11は、学習画像を検出制御装置10の内部の記憶部から取得してもよいし、検出制御装置10の外部のデータベースから取得しても構わない。
画像特徴量算出部12は、学習画像取得部11により取得した学習画像に対して画像特徴量を算出する。例えば、画像特徴量算出部12は、学習画像の全て又は一部の画素(又は複数の画素からなる画素群)のそれぞれについて、画素(又は画素群)を中心(又画素又は画素群に含まれるいずれかの座標を基点)とする一定領域の画像情報に基づいて画像特徴量を生成する。画像特徴量としては、例えば画素のRGB値、SIFT特徴、HOG特徴、Gabor特徴等のうち1つ又は複数を用いることとしてよい。
具体例として、画像特徴量算出部12は、画像特徴量として例えばHOG特徴を用いる場合には、対象の画像領域内の画素ごとに輝度勾配方向と輝度勾配強度を求め、対象の画像領域をX個のセルから成るY個のブロックに分割し、各ブロックを構成するセルごとに輝度勾配方向と輝度勾配強度から輝度勾配方向ヒストグラム([第1勾配方向の値,第2勾配方向の値,・・・,第9勾配方向の値])を求め、これらの2乗平均が1になるようにブロック単位で正規化を行う。そして、画像特徴算出部は、上記正規化した輝度勾配方向ヒストグラムをブロック内で結合して作成したX×9個の値をブロックの特徴量とし、さらに対象の画像領域内のブロックをすべて結合して作成したY×X×9個の値を対象の画像領域のHOG特徴量とすることとしてよい。
分類情報取得部13は、例えば検出制御装置10に接続された入力装置や外部デバイス(ユーザ端末等)から、学習画像取得部11により取得した学習画像についての分類情報を受け付ける。例えば、分類情報取得部13は、学習画像取得部11により取得した学習画像に標的細胞が写し出されていれば正例(真:T)、標的細胞が写し出されていなければ負例(偽:F)とした分類情報を受け付けることとしてよい。
識別器学習部14は、学習画像取得部11により取得された学習画像の画像特徴量と分類情報に基づいて、画像領域内に標的細胞があるか否かを識別する識別器の識別パラメータを学習する。例えば、識別器としては、Adaboost、サポートベクタマシン(SVM)、最近傍識別器、ランダムフォレスト識別器、その他の混合ガウス分布モデル等を用いることとしてよい。
識別パラメータ記憶部15は、標的細胞を識別する識別器について識別器学習部14により学習された識別パラメータを記憶する。
検出対象画像取得部16は、標的細胞を検出する対象の画像(検出対象画像)を取得する。例えば、検出対象画像取得部16は、光学顕微鏡に備えられたCCDカメラ5より試料を撮像した撮像画像を検出対象画像として光学顕微鏡から取得する。
核候補領域抽出部17は、検出対象画像取得部16で取得された検出対象画像に対して、色(RGB値)又は濃度が予め定められた範囲内にある画素に基づいて、核の候補領域を抽出する。例えば、核候補領域抽出部17は、検出対象画像内の画素を、予め定められた色(又は濃度)の閾値により二値化することとしてよく、具体的には、色(又は濃度)が閾値よりも(又は閾値以上)濃い画素を黒画素として抽出することとしてよい。核候補領域抽出部17は、検出対象画像取得部16で取得された各画像から抽出された画素が連結した複数の集合(画素群)を算出し、各集合に外接する矩形領域を核候補領域とすることとしてよい。
処理対象領域設定部18は、核候補領域抽出部17により抽出された核候補領域に基づいて、検出対象画像取得部16で取得された検出対象画像の内部に標的細胞が含まれている可能性がある画像領域として判定された処理対象領域(標的細胞候補領域)を設定する。例えば、処理対象領域設定部18は、標的細胞の核と細胞のサイズの範囲との関係式に基づいて、スライドグラス面上で標的細胞がとり得る範囲の画像領域(例えば矩形領域)を、処理対象領域に設定することとしてもよいし、核候補領域を、核候補領域に含まれる1点(例えば重心)を中心として予め定められた縦横比で拡大した画像領域を処理対象領域(標的細胞候補領域)に設定することとしてもよい。
処理装置情報取得部19は、検出制御装置10が利用可能な演算リソースRに含まれる処理装置の情報を取得する。例えば、処理装置情報取得部19は、入力装置により入力されたデータ、又は演算リソースRに含まれる各処理装置50−i(iは1〜Nの整数)から取得したデータに基づいて、各処理装置50−iの情報を取得する。なお、処理装置の情報には、プロセッサコアの演算能力値及びプロセッサコアの数を含むこととしてよい。例えば、処理装置50−iのプロセッサコアの演算能力値Si、プロセッサコアの数をCiとした場合に、処理装置50−iの性能値Piを、Pi=Si・Ciとして定めることとしてよい。
処理装置情報記憶部20は、処理装置情報取得部19により取得した処理装置の情報を記憶する。ここで、図4には、処理装置情報記憶部20に記憶される処理装置情報管理テーブルの一例を示した。図4に示されるように、処理装置情報管理テーブルには、処理装置を識別する処理装置ID、処理装置に含まれるプロセッサコアの演算能力値、プロセッサコアの数、性能値の情報が関連付けて記憶されることとしてよい。
振分データ量決定部21は、処理装置情報記憶部20に記憶される処理装置の情報と、処理対象領域設定部18により検出対象画像について設定された複数の処理対象領域とに基づいて、各処理装置50−i(iは1〜Nの整数)に振り分ける負荷の大きさを示すデータ量を決定する。例えば、振分データ量決定部21は、検出対象画像について設定された複数の処理対象領域のそれぞれの負荷指標値Lと、各処理装置50−iの性能値Piとに基づいて、各処理装置50−iに振り分ける負荷指標値Liを決定する。
例えば、処理対象領域の負荷指標値Lは、処理対象領域のサイズと、処理対象領域中に設定される標的細胞の存在可能性を判定する単位画像領域である識別対象領域のサイズと、処理対象領域に識別対象領域を設定する際の移動量とに基づく、処理対象領域に設定される識別対象領域の数としてよい。具体例で説明すると、処理対象領域を30×30ピクセルの画像領域、識別対象領域を20×20ピクセルの画像領域、識別対象領域の移動量を縦又は横に2ピクセルとした場合に、縦方向の移動数×横方向の移動数=((30−20)/2)×((30−20)/2)=25が処理対象領域の負荷指標値(すなわち、設定される識別対象領域の数)として算出されることとしてよい。
また、処理対象領域の負荷指標値Lは、上記に限られず、以下のように決定してもよい。図5には、核候補領域60と、処理対象領域61の一例を示した。ここで、図5に示されるように、核候補領域60の幅W1、高さH1とし、処理対象領域61の幅W2、高さH2とすると、処理対象領域61についての負荷指標値Lは、例えば以下の(1)〜(8)の基準で算出される。
(1)処理対象領域61の面積=W2・H2
(2)処理対象領域61の隣り合う二辺の和=W2+H2
(3)処理対象領域61のデータサイズ(RGBとして)=W2・H2・3
(4)核候補領域60の面積=W1・H1
(5)核候補領域60の隣り合う二辺の和=W1+H1
(6)核候補領域60のデータサイズ(RGBとして)=W1・H1・3
(7)核候補領域60内の黒画素数
(8)核候補領域60内の黒画素の外周の長さ
そして、振分データ量決定部21は、検出対象画像について設定される全ての処理対象領域の負荷指標値の総和をSL、処理装置50−1〜50−Nのそれぞれの性能値P1〜PNの総和をSPとした場合に、処理装置50−i(i=1〜Nの整数)に振り分ける負荷指標値(振分データ量)をDi=SL・Pi/SPとして算出することとしてよい。
処理対象領域振分部22は、処理対象領域設定部18により検出対象画像について設定された複数の処理対象領域を、振分データ量決定部21により各処理装置50−i(i=1〜Nの整数)について決定した振分データ量に基づいて、各処理装置50−iに振り分ける。例えば、処理対象領域振分部22は、それぞれの処理装置50−iについて決定した負荷指標値(振分データ量)Diに基づいて、未振分の処理対象領域の中から、不可指標値の合計がDiから予め定められた範囲内となる処理対象領域の組を選択して、選択した処理対象領域の組を処理装置50−iに振り分けることとしてよい。また、処理対象領域振分部22は、検出対象画像について設定した全ての処理対象領域が、いずれかかの処理装置50−iに振り分けられるように、処理対象領域の振分処理を実行することとしてよい。
振分情報管理部23は、処理対象領域振分部22による処理対象領域の振分結果の情報を管理する。図6には、振分情報管理部23により管理される振分情報管理テーブルの一例を示した。図6に示されるように、振分情報管理テーブルには、処理対象領域を識別する処理対象領域ID、処理対象領域のプレパラート上の座標位置(プレパラート座標系における座標位置)、振分先の処理装置を識別する処理装置ID、処理装置による検出処理が完了したか否かを示す処理済みフラグ(処理済みは真(T)、未処理は偽(F)とする)、処理対象領域のイメージデータ(又はイメージのパス)が関連付けて記憶される。
検出結果取得部24は、処理装置50−i(i=1〜Nの整数)のそれぞれから、処理対象領域振分部22により処理装置50−iのそれぞれに振り分けた処理対象領域についての標的細胞の検出結果を取得する。例えば、検出結果取得部24は、処理対象領域について設定された識別対象領域のそれぞれについて、識別対象領域のプレパラート上の座標位置と、標的細胞が含まれる可能性を示すスコア(例えば信頼度、確率等)の情報を取得することとしてよい。なお、振分情報管理部23は、検出結果取得部24により結果を取得した処理対象領域について、振分情報管理テーブルの処理済みフラグの値を処理済み(T)に更新する。
検出結果記憶部25は、検出結果取得部24により取得した検出結果の情報を記憶する。例えば、検出結果記憶部25は、処理対象領域について設定された識別対象領域のそれぞれの、プレパラート上の座標位置と、標的細胞が含まれる可能性を示すスコアの情報とを記憶する。
検出結果集約部26は、振分情報管理部23により管理される振分情報管理テーブルにおいて、全ての処理対象領域の処理済みフラグが処理済み(T)となった場合に、検出結果記憶部25に記憶される各識別対象領域の検出結果に基づいて、検出対象画像についての統合検出結果を生成する。例えば、検出結果集約部26は、検出結果記憶部25に記憶される識別対象領域(又はスコアが閾値以上の識別対象領域)を、標的細胞である可能性を示すスコアが高い順にソートしたリストを生成することとしてよい。
検出結果出力部27は、検出結果集約部26により生成された統合検出結果を出力する。例えば、検出結果出力部27は、検出結果集約部26により生成されたリストを表示装置に表示させることとしてよい。
[2.2.処理装置に備えられる機能の説明]
次に、図3に示した処理装置50−i(iは1〜Nの整数)の機能ブロック図に基づいて、処理装置50−iに備えられる機能の一例について説明する。
図3に示されるように、処理装置50−iは、処理対象領域取得部51、識別対象領域設定部52、画像特徴量算出部53、識別パラメータ取得部54、識別部55、検出結果記憶部56、検出結果提供部57を備える。
処理装置50−iに備えられる上記の各部の機能は、CPU等の制御手段、メモリ等の記憶手段、外部デバイスとデータを送受信する入出力手段等を備えたコンピュータが、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に格納されたプログラムを読み込み実行することで実現されるものとしてよい。なお、プログラムは光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の情報記憶媒体によってコンピュータたる処理装置50−iに供給されることとしてもよいし、インターネット等のデータ通信網を介して処理装置50−iに供給されることとしてもよい。以下、処理装置50−iに備えられる各部の機能の詳細について説明する。
処理対象領域取得部51は、検出制御装置10の処理対象領域振分部22により処理装置に振り分けられた1以上の処理対象領域を取得する。なお、それぞれの処理対象領域の情報には、プレパラート座標系における処理対象領域の基準点(例えば処理対象領域の左上の点)の座標位置、処理対象領域の幅(W)及び高さ(H)、イメージデータが含まれる。
識別対象領域設定部52は、処理対象領域取得部51により取得されたそれぞれの処理対象領域について、標的細胞の存在可能性を判定する処理単位となる1以上の識別対象領域を設定する。例えば、識別対象領域設定部52は、処理対象領域の中から選択した切り出し基準点を左上の頂点とした上で、予め定められたサイズ(例えば幅A、高さB)の矩形領域を処理対象領域から切り出して、切り出した矩形領域を1つの識別対象領域として設定することとしてよい。そして、識別対象領域設定部52は、切り出し基準点を、予め定められた移動量(例えば縦又は横にCピクセル)だけ順次移動させながら、移動させた切り出し基準点に基づいて識別対象領域を順次設定することとしてよい。
画像特徴量算出部53は、識別対象領域設定部52により設定したそれぞれの識別対象領域に対して画像特徴量を算出する。例えば、画像特徴量算出部53は、識別対象領域の全て又は一部の画素(又は複数の画素からなる画素群)のそれぞれについて、画素(又は画素群)を中心(又画素又は画素群に含まれるいずれかの座標を基点)とする一定領域の画像情報に基づいて画像特徴量を生成する。画像特徴量としては、例えば画素のRGB値、SIFT特徴、HOG特徴、Gabor特徴等のうち1つ又は複数を用いることとしてよい。
識別パラメータ取得部54は、検出制御装置10の識別パラメータ記憶部15に記憶された、標的細胞の識別器について学習された識別パラメータを取得する。
識別部55は、識別パラメータ取得部54により取得した識別パラメータと、識別対象領域の画像特徴量に基づいて、識別対象領域に標的細胞が含まれる可能性(信頼度)を判定する。例えば、識別部55は、識別パラメータを設定した識別器に、識別対象領域の画像特徴量を入力して、識別結果を得ることとしてよい。なお、識別器には、AdaBoostやSVM(サポートベクタマシン)等を利用することとしてよく、識別器は、識別対象領域の画像特徴量に基づいて、識別対象領域に標的細胞が含まれる可能性を示すスコアを出力する。例えば、識別器は、識別対象領域に含まれる細胞が標的細胞であれば正の値のスコアを、標的細胞でなければ負の値のスコアを出力することとしてよい。また、識別部55は、識別対象領域について識別器により出力されたスコアが閾値以上であれば、識別対象領域に関連付けられる標的細胞の有無を示す標的細胞フラグの値を、標的細胞が含まれていることを示す値(真:T)に更新することとしてよい。
検出結果記憶部56は、識別部55による検出結果を記憶する。図7には、検出結果記憶部56に記憶される検出結果管理テーブルの一例を示した。図7に示されるように、検出結果管理テーブルには、識別対象領域を識別する識別対象領域ID、プレパラート座標系における識別対象領域の座標位置、識別器によるスコア、標的細胞フラグ、識別対象領域が属する処理対象領域の識別情報(処理対象領域ID)の情報が関連付けて記憶される。
検出結果提供部57は、検出結果記憶部56に記憶された検出結果管理テーブルの情報を、検出制御装置10に提供する。例えば、検出結果提供部57は、識別対象領域設定部52により設定した全ての識別対象領域について識別部55による処理が終了した場合に、検出結果管理テーブルの情報を検出制御装置10に送信することとしてよい。
[3.処理の詳細の説明]
次に、図8〜図11に基づき、本実施形態に係る標的細胞検出システム1において実行される処理の一例について詳細に説明する。
[3.1.検出処理の全体の流れの説明]
図8には、標的細胞検出システム1において実行される標的細胞の検出処理の全体の流れを示すシーケンス図を示した。図8に示されるように、検出制御装置10は、光学顕微鏡から検体(母体血)を撮像した撮像画像(検出対象画像)を取得する(S101)。そして、検出制御装置10は、S101で取得した撮像画像から核候補領域抽出部17により核候補領域を抽出するとともに(S102)、S102で抽出したそれぞれの核候補領域について処理対象領域設定部18により処理対象領域を設定する(S103)。本シーケンスの例では、処理対象領域はM(Mは2以上の整数)個設定されたとして、それぞれの処理対象領域をA〜Aと表記することとする。
次に、検出制御装置10は、処理装置情報取得部19により、標的細胞の検出処理を実行する複数の処理装置50−1〜50−Nの情報(例えば処理能力情報を含む)を取得する(S104)。そして、検出制御装置10は、S103で設定した処理対象領域と、複数の処理装置50−1〜50−Nの処理能力情報とに基づいて、複数の処理装置50−1〜50−Nにそれぞれ振り分ける振分データ量を決定する(S105)。ここで、振分データ量の決定処理の詳細については、図9に示したフロー図を参照しながら説明する。
[3.2.振り分けデータ量の決定処理の説明]
図9に示されるように、検出制御装置10は、S103で設定した処理対象領域A〜Aのそれぞれの負荷指標値L〜Lを取得し(S201)、取得した負荷指標値L〜Lの総和SLを算出する(S202)。負荷指標値は、処理対象領域に設定する識別対象領域の数、処理対象領域の面積、処理対象領域内の核候補領域の面積等としてよい。
次に、検出制御装置10は、処理装置50−1〜50−Nのそれぞれのパフォーマンススコア(性能値)P〜Pを取得し(S203)、取得した性能値P〜Pの総和SPを算出する(S204)。
検出制御装置10は、変数iを1に初期化して(S205)、処理装置50−iに振り分ける負荷指標値(振分データ量)Dを、D=SL・P/SPとして算出し(S206)、変数iがNに達していない場合には(S207:N)、iをインクリメント(1加算)してS206に戻り、変数iがNに達した場合には(S207:Y)、リターンして、図8のS106に進む。以下、再び図8のシーケンス図に戻り説明を続ける。
図8に示されるように、検出制御装置10は、複数の処理装置50−1〜50−Nにそれぞれ振り分ける振分データ量を決定すると、決定した振分データ量に基づいて、S103で設定した処理対象領域A〜Aをそれぞれ、処理装置50−1〜50−Nのいずれかに振り分ける振分処理を実行する(S106)。ここで、振分データ量の決定処理の詳細については、図10に示したフロー図を参照しながら説明する。
[3.3.処理対象領域の振り分け処理の説明]
図10に示されるように、検出制御装置10は、まず処理対象領域A〜Aのそれぞれの振分済みフラグ(真偽値であり、振分済み(真:T)、未振分(偽:F)とする)を、未振分(偽:F)に設定する(S301)。
次に、検出制御装置10は、変数iを1に初期化して(S302)、処理装置50−iの振分許容量Vに処理装置50−iについて決定した振分データ量Dを初期値として設定する(S303)。
検出制御装置10は、未振分の処理対象領域のうち、kを1〜Mのいずれかの整数、Lkを処理対象領域Aの負荷指標値、α(例えば0)を閾値として、V−L≧αを満たす処理対象領域Aがあるかを判定する(S304)。
検出制御装置10は、S304で、V−L≧αを満たす処理対象領域Aがあると判定する場合には(S304:Y)、処理対象領域Aを処理装置50−iに振り分けて、処理対象領域Aの振分済みフラグを振分済み(真:T)に更新するとともに(S305)、振分許容量Vから負荷指標値Lを減じて、振分許容量Vを更新する(S306)。
次に、検出制御装置10は、振分許容量Vの絶対値が閾値β(>0)以下でない場合には(S307:N)、S304に戻り、振分許容量Vの絶対値が閾値β(>0)以下である場合には(S307:N)、S308に進む。また、検出制御装置10は、S304において、V−L≧αを満たす処理対象領域Aがないと判定する場合にも(S304:N)、S308に進む。
検出制御装置10は、S308において、変数iがNに達していない場合には(S308:N)、iをインクリメント(1加算)して(S309)、S303に戻る。
また、検出制御装置10は、S308において、変数iがNに達している場合には(S308:Y)、rを1〜Mのいずれかの整数として、処理対象領域A〜Aのうち未振分の処理対象領域Aがあるか否かを判定する(S310)。
検出制御装置10は、S310において、未振分の処理対象領域Aがある場合には(S310:Y)、jを1〜Nのいずれかの整数として、振分許容量Vが最大の(又は最もLに近い)処理装置50−jに処理対象領域Aを振り分けて、処理対象領域Aの振分済みフラグを振分済み(真:T)に更新するとともに(S311)、振分許容量Vから負荷指標値Lを減じて、振分許容量Vを更新して(S312)、S310に戻る。
検出制御装置10は、S310において、未振分の処理対象領域Aがない場合には(S310:N)、リターンして、図8のS107に進む。以下、再び図8のシーケンス図に戻り説明を続ける。
図8に示されるように、検出制御装置10は、処理装置50−1〜50−Nについて振り分けた処理対象領域の情報を含む振分情報を記録し(S107)、各処理装置50−i(iは1〜Nの整数)に対して、振り分けた処理対象領域を送信する(S108)。
処理装置50−iは、検出制御装置10から受信した処理対象領域について標的細胞の検出処理を実行する(S109)。ここで、標的細胞の検出処理の詳細については、図11に示したフロー図を参照しながら説明する。なお、図11に示す処理は、処理装置50−i(iは1〜Nのいずれかの整数)のそれぞれが独立に実行することとしてよい。
[3.4.標的細胞の検出処理の説明]
図11に示されるように、処理装置50−i(iは1〜Nのいずれかの整数)は、識別パラメータ取得部54により検出制御装置10から標的細胞の画像特徴を学習した識別器の識別パラメータを取得する(S401)。
処理装置50−iは、整数Kを処理装置50−iに振り分けられた処理対象領域の数として、検出制御装置10から振り分けられた処理対象領域(Ai1〜AiK)を取得する(S402)。
処理装置50−iは、変数jを1に初期化して(S403)、処理対象領域Aijに新たな識別対象領域を設定する(S404)。そして、処理装置50−iは、S404で設定した識別対象領域に標的細胞が含まれるかについての識別処理を、S401で取得した識別パラメータを設定した識別器に、識別対象領域の画像特徴量を入力することで実行し(S405)、その際の識別器による出力(スコア)を処理対象領域Aijに関連付けて記録する(S406)。
処理装置50−iは、処理対象領域Aijに新たな識別対象領域が設定可能である場合には(S407:Y)、S404に戻り、処理対象領域Aijに新たな識別対象領域が設定可能でない場合には(S407:N)、S408に進む。
処理装置50−iは、S408において、変数jがKに達していない場合には(S408:N)、jをインクリメント(1加算)して(S409)、S404に戻り、S408において、変数jがKに達している場合には(S408:Y)、リターンして、図8のS110に進む。以下、再び図8のシーケンス図に戻り説明を続ける。
図8に示されるように、処理装置50−iは、識別対象領域について記録したスコアを検出処理の結果として検出制御装置10に対して送信する(S110)。
検出制御装置10は、処理装置50−1〜50−Nの全てから検出結果を取得していない場合には(S111:N)、待機し、処理装置50−1〜50−Nの全てから検出結果を取得した場合には(S111:Y)、取得した全ての識別対象領域の検出結果を集約して統合検出結果を生成し(S112)、生成した統合検出結果を出力して(S113)、処理を終了する。なお、検出制御装置10は、例えば処理装置50−1〜50−Nから取得した識別対象領域を、識別器により出力されたスコアが大きい順にソートして統合検出結果を生成することとしてよい。
検出制御装置10は、統合検出結果に含まれる識別対象領域の中から識別対象領域が選択された場合に、選択された識別対象領域のプレパラートの座標位置に基づいて、光学顕微鏡を制御して、選択された識別対象領域のプレパラートの座標位置の拡大画像を撮像させるようにしてもよい。そして、検出制御装置10は、撮像した拡大画像を表示装置に表示させるようにしてもよい。
また、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。上記の実施形態では、検出制御装置10が標的細胞の識別器の機械学習を実行する例を用いたが、検出制御装置10以外の装置が標的細胞の識別器の機械学習を実行することとしてもよい。また、検出制御装置10にも処理対象領域を割当てて、検出制御装置10に標的細胞の検出を実行させることとしてもよい。また、処理装置50−1〜50−Nは、検出制御装置10の内部に設けられる場合には、1以上のプロセッサコアを含むプロセッサ又はプロセッサコアとしてもよい。

Claims (9)

  1. 標的細胞を検出する対象の検体を撮像した撮像画像を取得する撮像画像取得手段と、
    前記撮像画像の中に複数の処理対象領域を設定する設定手段と、
    画像領域から前記標的細胞を検出する複数の処理部のそれぞれに対するデータの振り分け量に応じて、前記複数の処理対象領域を前記複数の処理部に振り分ける振分手段と、
    前記複数の処理部のそれぞれから、該複数の処理部にそれぞれ振り分けられた処理対象領域から前記標的細胞を検出した処理の結果を取得する処理結果取得手段と、
    を含む検出制御装置。
  2. 前記複数の処理部のそれぞれに対するデータの振り分け量は、該複数の処理部のそれぞれの性能値が大きいほど大きく設定される
    請求項1に記載の検出制御装置。
  3. 前記複数の処理部のそれぞれに対するデータの振り分け量は、該複数の処理部のそれぞれの性能値に比例して設定される
    請求項2に記載の検出制御装置。
  4. 前記複数の処理対象領域のそれぞれに対して、前記標的細胞を検出する処理の負荷の大きさに対応した負荷指標値を決定する第1決定手段と、
    前記複数の処理部のそれぞれに振り分ける負荷指標値の和を、前記複数の処理対象領域の負荷指標値の総和と、前記複数の処理部のそれぞれの性能値に基づいて決定する第2決定手段と、
    前記振分手段は、前記複数の処理部のそれぞれに対して前記第2決定手段により決定した負荷指標値の和に基づいて、前記複数の処理対象領域の中から選択した1以上の処理対象領域を振り分ける
    請求項2又は3に記載の検出制御装置。
  5. 前記第1決定手段は、前記処理対象領域に設定される前記標的細胞を検出する対象となる予め定められたサイズの画像領域の数に基づいて前記負荷指標値を決定する
    請求項4に記載の検出制御装置。
  6. 前記処理結果取得手段により前記複数の処理部のそれぞれから処理の結果を取得した後に、該取得した処理の結果に基づく検出結果を出力する手段をさらに含む
    請求項1乃至5のいずれかに記載の検出制御装置。
  7. 前記撮像画像から核の候補となる画像領域である核候補領域を抽出する抽出手段を含み、
    前記設定手段は、前記抽出手段により抽出された複数の核候補領域のそれぞれに対して、前記複数の処理対象領域を設定する
    請求項1乃至6のいずれかに記載の検出制御装置。
  8. 標的細胞を検出する対象の検体を撮像した撮像画像を取得する撮像画像取得手段と、
    前記撮像画像の中に複数の処理対象領域を設定する設定手段と、
    画像領域から前記標的細胞を検出する複数の処理部のそれぞれに対するデータの振り分け量に応じて、前記複数の処理対象領域を前記複数の処理部に振り分ける振分手段と、
    前記複数の処理部のそれぞれから、該複数の処理部にそれぞれ振り分けられた処理対象領域から前記標的細胞を検出した処理の結果を取得する処理結果取得手段
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  9. 検出制御装置と、複数の処理装置を含み、
    前記検出制御装置は、
    標的細胞を検出する対象の検体を撮像した撮像画像を取得する撮像画像取得手段と、
    前記撮像画像の中に複数の処理対象領域を設定する設定手段と、
    画像領域から前記標的細胞を検出する複数の処理部のそれぞれに対するデータの振り分け量に応じて、前記複数の処理対象領域を前記複数の処理部に振り分ける振分手段と、を含み、
    前記複数の処理装置はそれぞれ、
    前記振り分け手段により振り分けられた処理対象領域のそれぞれから前記標的細胞を検出する検出手段と、
    前記検出手段による結果を前記検出対象装置に提供する手段と、を含む
    検出システム。
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