JP2015137394A - 無電解Ni−Pめっき液及び無電解Ni−Pめっき方法 - Google Patents

無電解Ni−Pめっき液及び無電解Ni−Pめっき方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液管理が容易であり、めっき膜の組成が安定しており、速い析出速度で作業性良好に、良好な耐食性を有するNi−P合金めっき皮膜を形成することが可能である無電解Ni−Pめっき液、及び無電解Ni−Pめっき方法を提供する。
【解決手段】本発明の無電解Ni−Pめっき液は、水溶性ニッケル塩と、次亜リン酸又はその塩と、ジカルボン酸、オキシカルボン酸、及びアミノカルボン酸からなる群から選択される少なくとも1種の錯化剤と、第4級アンモニウム塩と、Mo、Sb、Mn、Tiからなる群から選択される少なくとも1種の金属のイオン、又は前記金属の酸化物イオンとを含有する。
【選択図】なし

Description

本発明は、無電解Ni−P(ニッケル−リン)めっき液、及び無電解Ni−Pめっき方法に関する。
無電解ニッケル(Ni)めっきは、めっき液組成及びめっき条件を選択することにより所望の皮膜特性が得られ、所望の、耐食性、耐薬品性等の化学的特性;硬度、耐磨耗性等の機械的特性;電気抵抗値、磁性等の電気的・磁気的特性等の特性を有する皮膜が得られることから、自動車・機械産業、電機・電子機器産業、半導体産業等において幅広く用いられている。
無電解Niめっきの中で、無電解Ni−Pめっきは、主に還元剤として次亜リン酸ナトリウムを用いるめっきであるが、皮膜中のリン含有量により、低リンタイプ(P含有率1〜4質量%程度)、中リンタイプ(P含有率5〜10質量%程度)及び高リンタイプ(P含有率11〜13質量%程度)に分類される。
Ni−P合金皮膜は電析ニッケルと比較して優れた耐食性を示し、特にP含有率が高い皮膜ほど耐食性に優れているため、耐食性、耐磨耗性又は耐薬品性が必要とされる場合には、高リンタイプのめっきが用いられている。しかし、高リンタイプの場合、めっき析出速度が約5μm/時であり、中リンタイプの約10μm/時と比較して遅く、作業効率が悪いという問題がある。また、皮膜中のPの分布が均一でない場合には良好な耐食性が得られないことがあるという問題もある。
また、無電解Ni−Pめっき液の耐食性を向上させる1つの手法として、Niに金属元素(Cu,Sn,W等)を添加して合金化する方法(例えば特許文献1及び2)がある。しかし、多元合金めっきは液管理が難しい、めっき膜の組成が不安定であるという問題がある。
特開昭63−266076号公報 特開平6−256963号公報
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、液管理が容易であり、めっき膜の組成が安定しており、速い析出速度で作業性良好に、良好な耐食性を有するNi−P合金めっき皮膜を形成することが可能である無電解Ni−Pめっき液、及び無電解Ni−Pめっき方法を提供することを目的とする。
本発明者は、上述の目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、無電解Ni−Pめっき液に第4級アンモニウム塩と、Mo、Sb、Mn、Tiからなる群から選択される少なくとも1種の金属のイオン、又は前記金属の酸化物イオンとを含有させることにより、速い析出速度で、耐食性が高いNi−Pめっき皮膜を安定して形成することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明に係る無電解Ni−Pめっき液は、水溶性ニッケル塩と、次亜リン酸又はその塩と、ジカルボン酸、オキシカルボン酸、及びアミノカルボン酸からなる群から選択される少なくとも1種の錯化剤と、第4級アンモニウム塩と、Mo、Sb、Mn、Tiからなる群から選択される少なくとも1種の金属のイオン、又は前記金属の酸化物イオンとを含有することを特徴とする。
本発明に係る無電解Ni−Pめっき液は、前記第4級アンモニウム塩は、下記式(1)又は式(2)により表されることを特徴とする。
Figure 2015137394
Figure 2015137394
(式中、R1 は、それぞれ独立に炭素数1〜20のアルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、又は炭素数7〜10のアラルキル基を表す。式中、R2 は、炭素数8〜20のアルキル基を表す。)
本発明に係る無電解Ni−Pめっき液は、前記第4級アンモニウム塩の濃度は、5mg/L以上1000mg/L以下であることを特徴とする。
本発明に係る無電解Ni−Pめっき液は、前記金属の濃度は、0.1mg/L以上1000mg/L以下であることを特徴とする。
本発明に係る無電解Ni−Pめっき液は、前記ニッケルの濃度は、0.05mol/L以上0.18mol/L以下であることを特徴とする。
本発明に係る無電解Ni−Pめっき液は、前記次亜リン酸の濃度は、0.1mol/L以上0.5mol/L以下であることを特徴とする。
本発明に係る無電解Ni−Pめっき液は、前記錯化剤の濃度は、0.001mol/L以上2mol/L以下であることを特徴とする。
本発明に係る無電解Ni−Pめっき方法は、前述の無電解Ni−Pめっき液を用いて、被めっき物に無電解Ni−Pめっき皮膜を形成することを特徴とする。
本発明の無電解Ni−Pめっき液によれば、多元合金化することなく、耐食性が高いNi−P皮膜を、10μm/時以上の析出速度で被めっき物に形成することができる。
そして、継続的に、安定して耐食性及び析出速度を維持することができる。
Ni濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果を示すグラフである。 耐薬品性試験を行った結果を示すグラフである。 次亜リン酸の濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果を示すグラフである。 耐薬品性試験を行った結果を示すグラフである。 錯化剤の濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果を示すグラフである。 耐薬品性試験を行った結果を示すグラフである。 第4級アンモニウム塩の濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果を示すグラフである。 耐薬品性試験を行った結果を示すグラフである。 金属濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果を示すグラフである。 耐薬品性試験を行った結果を示すグラフである。 pHと、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果を示すグラフである。 耐薬品性試験を行った結果を示すグラフである。 温度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果を示すグラフである。 耐薬品性試験を行った結果を示すグラフである。
本発明の無電解Ni−Pめっき液は、水溶性ニッケル塩と、次亜リン酸又はその塩と、ジカルボン酸、オキシカルボン酸、及びアミノカルボン酸からなる群から選択される少なくとも1種の錯化剤と、第4級アンモニウム塩と、Mo、Sb、Mn、Tiからなる群から選択される少なくとも1種の金属のイオン、又は前記金属の酸化物イオンとを含有する。
本発明の無電解Ni−Pめっき液では、水溶性ニッケル塩として、従来の無電解Ni−Pめっき液に配合されているものと同様の化合物を用いることができる。このような水溶性ニッケル塩の具体例として、例えば、硫酸ニッケル、塩化ニッケル等の無機ニッケル塩;酢酸ニッケル、スルファミン酸ニッケル等の有機ニッケル塩等が挙げられる。水溶性ニッケル塩は、一種単独で、又は二種以上を混合して用いることができる。
めっき液中の水溶性ニッケル塩の濃度は、金属ニッケルとして、0.05mol/L以上0.18mol/L以下であるのが好ましく、0.06mol/L以上0.12mol/L以下であるのがより好ましい。このような濃度とすることで、良好なめっき析出速度を得ることができ、析出した皮膜が適正なNi含有量を有することができる。
本発明の無電解Ni−Pめっき液では、還元剤として、次亜リン酸又はその塩を用いる。次亜リン酸又はその塩の具体例として、次亜リン酸、次亜リン酸ナトリウム、次亜リン酸カリウム等が挙げられる。
めっき液中の還元剤の濃度は、0.1mol/L以上0.5mol/L以下とするのが好ましく、0.15mol/L以上0.4mol/L以下とするのがより好ましい。このような濃度とすることで、良好なめっき析出速度を得ることができるとともに、めっき液の分解を防止することができる。
本発明の無電解Ni−Pめっき液の錯化剤は、ジカルボン酸、オキシカルボン酸、及びアミノカルボン酸からなる群から選択される。この錯化剤の具体例としては、シュウ酸、アジピン酸、コハク酸、マロン酸、マレイン酸等のジカルボン酸、又はその可溶性塩;クエン酸、リンゴ酸、乳酸、酒石酸等のオキシカルボン酸、又はその可溶性塩;グリシン、アラニン等のアミノカルボン酸、又はその可溶性塩等を挙げることができる。これらの錯化剤は、一種単独又は二種以上混合して用いることができる。
めっき液中の錯化剤の濃度は、0.001mol/L以上2mol/L以下とするのが好ましく、0.002mol/L以上1mol/L以下とするのがより好ましい。
錯化剤の濃度が0.001mol/L未満である場合、水酸化ニッケルの沈殿が生じ易くなり、さらに、酸化還元反応が速すぎるためにめっき液の分解が生じ易くなるので好ましくない。また、錯化剤の濃度が2mol/Lを超える場合、めっき皮膜の析出速度が非常に遅くなり、さらに、めっき液の粘度が高くなり、均一析出性が低下するので好ましくない。
本発明の無電解Ni−Pめっき液の第4級アンモニウム塩は、下記式(1)又は式(2)により表される。
Figure 2015137394
Figure 2015137394
(式中、R1 は、それぞれ独立に炭素数1〜20のアルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、又は炭素数7〜10のアラルキル基を表す。式中、R2 は、炭素数8〜20のアルキル基を表す。)
第4級アンモニウム塩の具体例としては、テトラメチルアンモニウムクロリド(下記化5)、テトラエチルアンモニウムクロリド(下記化6)、テトラブチルアンモニウムクロリド、テトラヘキシルアンモニウムクロリド、メチルトリエチルアンモニウムクロリド、ジメチルジエチルアンモニウムクロリド、エチルトリメチルアンモニウムクロリド、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、テトラデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド、オクタデシルトリメチルアンモニウムクロリド(ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド:下記化7)、ドデシルピリジニウムクロリド(下記化8)、テトラデシルピリジニウムクロリド、ヘキサデシルピリジニウムクロリド(下記化9)、オクタデシルピリジニウムクロリド、及び下記化10で表されるアルキルベンジルジメチルアンモニウムクロリド(R3 :C8 17〜C1837、例えばドデシルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、テトラデシルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ヘキサデシルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、オクタデシルジメチルベンジルアンモニウムクロリド等が挙げられる。
これらの第4級アンモニウム塩は、一種単独又は二種以上混合して用いることができる。
Figure 2015137394
Figure 2015137394
Figure 2015137394
Figure 2015137394
Figure 2015137394
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本発明の無電解Ni−Pめっき液中の第4級アンモニウム塩の濃度は、5mg/L以上1000mg/L以下とするのが好ましく、10mg/L以上200mg/L以下とするのがより好ましい。第4級アンモニウム塩の濃度が5mg/L未満である場合、Ni−Pめっき皮膜の耐食性が低下する。一方、第4級アンモニウム塩の濃度が1000mg/Lを超えた場合、発泡等の作業上の問題が生じる。
本発明の無電解Ni−Pめっき液の金属イオンの由来は問わず、塩化物等が挙げられる。金属塩化物として、例えば塩化モリブデン、塩化アンチモン、塩化マンガン、塩化チタン等が挙げられる。
金属酸化物イオンの由来は問わず、モリブデン酸イオン、アンチモン酸イオン、マンガン酸イオン、チタン酸イオンを生成するような金属酸素酸、又はその塩により供給される。例えばモリブデン酸塩、アンチモン酸塩、マンガン酸塩、チタン酸塩等が挙げられる。陽イオンの限定はないが、例えばナトリウムイオン、カリウムイオン、アンモニウムイオン等が挙げられる。具体的には、ヘキサヒドロキソアンチモン酸カリウム等が挙げられる。
めっき中の金属濃度は、0.1mg/L以上1000mg/L以下とするのが好ましく、0.5mg/L以上700mg/L以下とするのがより好ましい。
本発明の無電解Ni−Pめっき液は、上述の第4級アンモニウム塩と、金属イオン又は金属酸化物イオンとを含有するので、P含有量が高い場合においても、めっき析出速度が向上している。
詳細な理由は明らかでないが、第4級アンモニウム塩の界面活性作用により、水溶性ニッケル、及び次亜リン酸又はその塩の被めっき物表面での反応が進行し易くなるためであると考えられる。そして、皮膜中のPの分布も良好になることにより、皮膜の耐食性も向上する。
本発明の無電解Ni−Pめっき液には、さらに必要に応じて、従来の無電解Ni−Pめっき液に配合されている公知の各種添加剤を添加することができる。添加剤として、液安定剤(例えばPb、Bi等の金属系安定剤)、pH調整剤、光沢剤、平滑剤、励起剤、ピンホール防止剤、その他の界面活性剤等を挙げることができる。これらの添加剤の種類及び量は、従来の無電解Ni−Pめっき液と同様とすればよい。
本発明の無電解Ni−Pめっき液はpH3.5以上6以下とするのが好ましく、pH4以上5.5以下とするのがより好ましい。めっき液のpHが6を超えた場合、めっき液の安定性が低下し、pHが3.5未満である場合、めっき析出速度が遅くなる。
本発明の無電解Ni−Pめっき液を用いて無電解Ni−P皮膜を形成する方法については特に限定されない。所望の厚みのNi−Pめっき皮膜が形成されるまで、被めっき物を無電解Ni−Pめっき液に接触させる。通常は、無電解Ni−Pめっき液中に被めっき物を浸漬する方法によって処理する。
無電解Ni−Pめっきを行う際の液温については、具体的なめっき液の組成などによって異なるが、70℃以上とするのが好ましく、80〜100℃とするのがより好ましい。めっき液の液温が70℃未満である場合、めっき析出反応が緩慢になってNi−Pめっき皮膜の未析出及び外観不良が生じ易くなる。一方、めっき液の液温が100℃を超える場合、めっき液の蒸発が激しくなってめっき液組成を所定の範囲に維持することが困難となり、さらにめっき液の分解が生じ易くなるので好ましくない。また、必要に応じて、無電解Ni−Pめっき液を撹拌することにしてもよい。
被めっき物の種類については、特に限定はなく、従来の無電解Ni−Pめっきの対象物と同様のものを被めっき物とすることができる。前処理方法も従来の無電解Ni−Pめっきの場合と同様とすればよく、また、被めっき物に対する触媒付与も、必要に応じて従来法と同様にして行うことができる。
本発明のめっき液により形成されるめっき皮膜は、Ni−P合金皮膜である。具体的なめっき皮膜組成は、配合される各成分の割合等によって変わり得るが、通常、Niが87〜89質量%程度、Pが11〜13質量%程度の範囲となる。
以下、本発明を実施例を挙げて具体的に説明する。
[実施例1〜4及び比較例1〜3]
下記表1に示す組成の無電解めっき液を調製した。実施例1は錯化剤、金属イオン又は金属酸化物イオン、及び第4級アンモニウム塩を1種類ずつ用いた場合を示す。実施例2は錯化剤、実施例3は金属イオン又は金属酸化物イオン、実施例4は第4級アンモニウム塩をそれぞれ2種類用いた場合を示す。
実施例1のMoは塩化モリブデン(V)、実施例2のTiは塩化チタン(IV)、実施例3のMoは塩化モリブデン(V)、Sbはヘキサヒドロキソアンンチモン酸カリウム、実施例4のMnは塩化マンガン(II)四水和物中から供給される。
また、比較例1は、実施例1から第4級アンモニウム塩とMoとを除いためっき液である。そして、Pbを1ppm含有する。比較例2、及び比較例3はそれぞれ、従来の高リンタイプの市販めっき液、及び中リンタイプの市販めっきである。
Figure 2015137394
試験基板として、Fe板(株式会社山本鍍金試験器、ハルセル鉄板、縦横:25mm×100mm、厚み:0.3mm)を用いた。このFe板を、メルテックス株式会社製の「エンボンドCA−S」を浸漬脱脂剤として用いて、室温、5分で浸漬脱脂し、前記「エンボンドCA−S」を電解脱脂剤として用いて、室温で5分間、1.2A/cm2 で、電解脱脂を行った。次に、硫酸100g/Lを用い、室温で2分間、酸活性を行い、表1に示すpH及び浴温の無電解めっき液で30分間、めっき処理を行った。
[特性評価]
上記の方法で形成された各無電解めっき被膜について、下記の方法で特性を評価した。
1.含P率及び含Ni率
めっき皮膜断面について、EDS(Energy Dispersive X-ray Spectroscopy)元素分析を行った。
2.めっき析出速度
めっき皮膜断面の膜厚を測定し、膜厚及び浸漬時間からめっき析出速度を算出した。
3.CASS試験
JIS H8502に従って、96時間実施した。試験結果は、レイティングナンバ法を用いて評価した。
4.耐薬品性試験
Ni−Pめっき皮膜の膜厚が約5μmとなるように作製したサンプルを30%硝酸に浸漬し(浸漬面積:25mm×40mm)、10分後にめっき皮膜の表面観察を目視で行った。評価基準は以下の通りである。
◎:光沢が維持され、全く侵されていない。
○:光沢が鈍くなる。
△:多少の変色が見られる。
×:腐食する。
以上の試験の結果を下記の表2に示す。
Figure 2015137394
表2より、比較例1〜3のめっき液を用いて形成されためっき皮膜は耐食性が低いことが分かる。そして、第4級アンモニウム塩と、金属イオン又は金属酸化物イオンとを含有する実施例1〜4は、耐食性が高いことが分かる。また、めっき析出速度は10μm/時以上であり、高リンの市販浴である比較例2のめっき液を用いる場合と比較して、大きく向上していることが確認された。
[めっき液の組成及び条件]
以下に、Ni−Pめっき液の組成、及び条件を変えた場合の析出速度、及び含P率を求めた結果、並びに耐薬品性試験(前記の硝酸浸漬試験)を行った結果について説明する。
A.Ni濃度
Ni−Pめっき液のNiSO4 由来のNiの濃度を変えた場合の、Ni濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果、及び前記耐薬品性試験を行った結果を示す。
Ni−Pめっき液の他の組成は、
NaH2 PO2 :0.28mol/L
リンゴ酸:0.15mol/L
1−ドデシルピリジニウムクロリド:10.5mg/L
Mo:20mg/L
である。
図1はNi濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果を示すグラフであり、横軸はNi濃度[mol/L]、縦軸は析出速度[μm/hr]、含P率[wt%]である。
図2は、耐薬品性試験を行った結果を示すグラフであり、横軸は時間[min]、縦軸は減量[mg/cm2 ]である。
図1及び図2より、Ni濃度は0.05mol/L以上0.18mol/L以下であるのが好ましく、0.06mol/L以上0.12mol/L以下であるのがより好ましいことが確認された。
B.次亜リン酸(NaH2 PO2 )濃度
次亜リン酸の濃度を変えた場合の、次亜リン酸の濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果、及び前記耐薬品性試験を行った結果を示す。NiSO4 の濃度は0.09mol/Lであり、NiSO4 、NaH2 PO2 以外の組成は前記「A.」の場合と同一である。
図3は次亜リン酸の濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果を示すグラフであり、横軸は次亜リン酸(NaH2PO2)の濃度[mol/L]、縦軸は析出速度[μm/hr]、含P率[wt%]である。図4は、耐薬品性試験を行った結果を示すグラフであり、横軸は時間[min]、縦軸は減量[mg/cm2 ]である。
図3及び図4より、0.1mol/L以上0.5mol/L以下とするのが好ましく、0.15mol/L以上0.4mol/L以下とするのがより好ましいことが確認された。
C.錯化剤濃度
錯化剤(リンゴ酸)の濃度を変えた場合の、錯化剤の濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果、及び前記耐薬品性試験を行った結果を示す。NiSO4 の濃度は0.09mol/Lであり、NiSO4 、リンゴ酸以外の組成は前記「A.」の場合と同一である。
図5は錯化剤の濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果を示すグラフであり、横軸は錯化剤の濃度[mol/L]、縦軸は析出速度[μm/hr]、含P率[wt%]である。
図6は、耐薬品性試験を行った結果を示すグラフであり、横軸は時間[min]、縦軸は減量[mg/cm2 ]である。
図5及び図6より、錯化剤の濃度は、0.001mol/L以上2mol/L以下とするのが好ましく、0.002mol/L以上1mol/L以下とするのがより好ましいことが確認された。
D.第4級アンモニウム塩濃度
第4級アンモニウム塩(1−ドデシルピリジニウムクロリド)の濃度を変えた場合の、第4級アンモニウム塩の濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果、及び前記耐薬品性試験を行った結果を示す。金属濃度は50mg/Lである。NiSO4 :0.09mol/L、NaH2 PO2 :0.28mol/L、リンゴ酸:0.15mol/L、Mo:50mg/Lである。
図7は第4級アンモニウム塩の濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果を示すグラフであり、横軸は第4級アンモニウム塩の濃度[mg/L]、縦軸は析出速度[μm/hr]、含P率[wt%]である。
図8は、耐薬品性試験を行った結果を示すグラフであり、横軸は時間[min]、縦軸は減量[mg/cm2 ]である。
図7及び図8より、5mg/L以上1000mg/L以下とするのが好ましく、10mg/L以上200mg/L以下とするのがより好ましいことが確認された。
E.金属濃度
金属(Mo)濃度を変えた場合の、金属濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果、及び前記耐薬品性試験を行った結果を示す。Mo以外の組成は、NiSO4 :0.09mol/L、NaH2 PO2 :0.28mol/L、リンゴ酸:0.15mol/L、1−ドデシルピリジニウムクロリド:10.6mg/Lである。
図9は金属濃度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果を示すグラフであり、横軸は金属濃度[mg/L]、縦軸は析出速度[μm/hr]、含P率[wt%]である。
図10は、耐薬品性試験を行った結果を示すグラフであり、横軸は時間[min]、縦軸は減量[mg/cm2 ]である。
図9及び図10より、0.1mg/L以上100mg/L以下とするのが好ましく、0.5mg/L以上700mg/L以下とするのがより好ましいことが確認された。
F.pH
pHを変えた場合の、pHと、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果、及び前記耐薬品性試験を行った結果を示す。組成は、NiSO4 の濃度が0.09mol/Lであり、NiSO4 以外の組成は前記「A.」の場合と同一である。
図11はpHと、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果を示すグラフであり、横軸はpH[−]、縦軸は析出速度[μm/hr]、含P率[wt%]である。
図12は、耐薬品性試験を行った結果を示すグラフであり、横軸は時間[min]、縦軸は減量[mg/cm2 ]である。
図11及び図12より、pH3.5以上6以下とするのが好ましく、pH4以上5.5以下とするのがより好ましいことが確認された。
G.温度
温度を変えた場合の、温度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果、及び前記耐薬品性試験を行った結果を示す。組成は、NiSO4 の濃度が0.09mol/Lであり、NiSO4 以外の組成は前記「A.」の場合と同一である。
図13は温度と、めっき析出速度、含P率との関係を調べた結果を示すグラフであり、横軸は温度[℃]、縦軸は析出速度[μm/hr]、含P率[wt%]である。
図14は、耐薬品性試験を行った結果を示すグラフであり、横軸は時間[min]、縦軸は減量[mg/cm2 ]である。
図13及び図14より、70℃以上とするのが好ましく、80〜100℃とするのがより好ましいことが確認された。
以上のように、本発明の無電解Ni−Pめっき液により形成された無電解Ni−Pめっき皮膜は良好な特性を有し、種々の用途に用いられ得る。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。

Claims (8)

  1. 水溶性ニッケル塩と、
    次亜リン酸又はその塩と、
    ジカルボン酸、オキシカルボン酸、及びアミノカルボン酸からなる群から選択される少なくとも1種の錯化剤と、
    第4級アンモニウム塩と、
    Mo、Sb、Mn、Tiからなる群から選択される少なくとも1種の金属のイオン、又は前記金属の酸化物イオンと
    を含有することを特徴とする無電解Ni−Pめっき液。
  2. 前記第4級アンモニウム塩は、下記式(1)又は式(2)により表されることを特徴とする請求項1に記載の無電解Ni−Pめっき液。
    Figure 2015137394
    Figure 2015137394
    (式中、R1 は、それぞれ独立に炭素数1〜20のアルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、又は炭素数7〜10のアラルキル基を表す。式中、R2 は、炭素数8〜20のアルキル基を表す。)
  3. 前記第4級アンモニウム塩の濃度は、5mg/L以上1000mg/L以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の無電解Ni−Pめっき液。
  4. 前記金属の濃度は、0.1mg/L以上1000mg/L以下であることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の無電解Ni−Pめっき液。
  5. 前記ニッケルの濃度は、0.05mol/L以上0.18mol/L以下であることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の無電解Ni−Pめっき液。
  6. 前記次亜リン酸の濃度は、0.1mol/L以上0.5mol/L以下であることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の無電解Ni−Pめっき液。
  7. 前記錯化剤の濃度は、0.001mol/L以上2mol/L以下であることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の無電解Ni−Pめっき液。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項に記載の無電解Ni−Pめっき液を用いて、被めっき物に無電解Ni−Pめっき皮膜を形成することを特徴とする無電解Ni−Pめっき方法。
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