JP2015136318A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 片側に複数の凹部が配置された基板と、
   前記複数の凹部に充填されたゲル状培地と
   を備える細胞培養用デバイスであって、
   前記複数の凹部の内表面を除いた前記基板の前記片側の表面の少なくとも一部の、ＪＩＳ ３２５７（１９９９）に従って測定した接触角が５０°以上であり、前記基板の前記凹部が配置された領域において、前記凹部の単位面積当たりの数が、１０個／ｃｍ ^２ 以上であり、前記基板の前記片側に、さらにカバー部材を備え、前記カバー部材は前記基板に接していない、細胞培養用デバイス。
2. 前記凹部の容積が１ｐｌ〜１ｍｌである、請求項１に記載の細胞培養用デバイス。
3. 前記凹部の開口部の径が１０μｍ〜５００μｍであり、前記凹部の高さが１０μｍ〜５００μｍである、請求項１又は２に記載の細胞培養用デバイス。
4. 前記凹部の単位面積あたりの数が、１，０００個／ｃｍ ^２ 〜１０，０００個／ｃｍ ^２ である、請求項１〜３のいずれか一項に記載の細胞培養用デバイス。
5. 前記複数の凹部同士の間に、互いに少なくも１μｍの間隔がある、請求項１〜４のいずれか一項に記載の細胞培養用デバイス。
6. 前記複数の凹部が、前記基板の前記凹部が配置された領域において、同じ大きさを有し、かつ、等間隔に配置されている、請求項１〜５のいずれか一項に記載の細胞培養用デバイス。
7. 前記ゲル状培地が、ゲル化材料及び培地成分を含む、請求項１〜６のいずれか一項に記載の細胞培養用デバイス。
8. 前記ゲル化材料が、寒天、アガロース、アルギン酸、コラーゲン、ゼラチン、セルロース及びＭａｔｒｉｇｅｌ（登録商標）からなる群より選択される、請求項７に記載の細胞培養用デバイス。
9. 前記基板の一部は、ガラス、樹脂、金属、セラミックス及び耐水紙からなる群より選択される材料から構成されている、請求項１〜８のいずれか一項に記載の細胞培養用デバイス。
10. 前記接触角が５０°以上である表面が、シランカップリング剤又はフッ素樹脂によって表面処理された表面である、請求項１〜９のいずれか一項に記載の細胞培養用デバイス。
11. 前記カバー部材と前記基板との間に１０μｍ〜１００ｍｍの距離がある、請求項１〜１０のいずれか一項に記載の細胞培養用デバイス。
12. 前記カバー部材と前記基板とが周縁部において密封されている、請求項１〜１１のいずれか一項に記載の細胞培養用デバイス。
13. 前記カバー部材は、ガラス、樹脂、金属、セラミックス及び耐水紙からなる群より選択される材料から構成されている、請求項１〜１２のいずれか一項に記載の細胞培養用デバイス。
14. 前記複数の凹部同士の間に、表面以外の任意の位置に凹部同士を連通する連通孔をさらに備える、請求項１〜１３のいずれか一項に記載の細胞培養用デバイス。