JP2015136125A - マルチモード通信デバイスにおけるパケット交換通信優先 - Google Patents
マルチモード通信デバイスにおけるパケット交換通信優先 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】マルチモード通信デバイスにおいて回線交換(CS)ページングメッセージが受信された際の接続制御方法を提供する。
【解決手段】マルチモード通信デバイス102において、パケット交換(PS)サービス108がアクティブであるときに、CSページングメッセージ112が受信される。マルチモード通信デバイス102において、CS通信よりもPS通信を優先させるPS優先機能がアクティブ化される。CSページングメッセージを受信したことに応答してCSネットワークとのCSベアラ接続が確立され、CSネットワークから、発呼者を識別する着信呼通知メッセージが受信される。着信呼通知メッセージが受信されたときに、CSネットワークとのCSベアラ接続が解放される。発呼者からの不在着信呼についての通知が、ユーザインターフェースを介して(たとえば、実質的にリアルタイムで)表示される。
【選択図】図1
【解決手段】マルチモード通信デバイス102において、パケット交換(PS)サービス108がアクティブであるときに、CSページングメッセージ112が受信される。マルチモード通信デバイス102において、CS通信よりもPS通信を優先させるPS優先機能がアクティブ化される。CSページングメッセージを受信したことに応答してCSネットワークとのCSベアラ接続が確立され、CSネットワークから、発呼者を識別する着信呼通知メッセージが受信される。着信呼通知メッセージが受信されたときに、CSネットワークとのCSベアラ接続が解放される。発呼者からの不在着信呼についての通知が、ユーザインターフェースを介して(たとえば、実質的にリアルタイムで)表示される。
【選択図】図1
Description
本開示は、一般に、マルチモード通信デバイスにおけるパケット交換通信の処理に関する。
技術の進歩により、コンピューティングデバイスは、より小型でより強力になった。たとえば、現在、小型で、軽量で、ユーザが容易に持ち運べる、ポータブルワイヤレス電話、携帯情報端末(PDA)、およびページングデバイスなど、ワイヤレスコンピューティングデバイスを含む、様々なポータブルパーソナルコンピューティングデバイスが存在する。より具体的には、セルラー電話やインターネットプロトコル(IP)電話などのポータブルワイヤレス電話は、音声およびデータパケットをワイヤレスネットワークを介して伝達することができる。さらに、多くのそのようなワイヤレス電話は、その中に組み込まれた他のタイプのデバイスを含む。たとえば、ワイヤレス電話は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルレコーダ、およびオーディオファイルプレーヤをも含むことができる。また、そのようなワイヤレス電話は、インターネットにアクセスするために使用され得る、ウェブブラウザアプリケーションなど、ソフトウェアアプリケーションを含む、実行可能な命令を処理することができる。したがって、これらのワイヤレス電話はかなりの計算能力を含むことができる。
デュアルモード携帯電話は、パケット交換ネットワークおよび回線交換ネットワークと通信することが可能である。デュアルモード携帯電話は、他のモードがアクティブ接続モードにある間、あるモードに関連する通信を中断し得る。この場合、パケット交換モードがアクティブであるとき、ユーザへの通知なしに、ユーザは着信呼を逃すことがある。さらに、この場合、発呼者は、被呼者が圏外であるという通知を受信し得る。
いくつかのデュアルモード携帯電話は、回線(すなわち、音声)優先オーバーパケット(CPOP:circuit precedence over packet)サービスを提供する処理機能を有し得る。一般的なCPOPサービスは、着信呼の場合にアクティブパケット交換サービスの途絶を生じ得る。一般的なCPOPシステムでは、ユーザは、(たとえば、ハンドセットのハングアップキーを押すことによって)着信呼を拒否することを決定し得る。しかしながら、パケット交換サービスに対する関連する遅延(一般に10秒またはそれ以上)は、パケット交換サービスに関連するパケット交換ネットワーク接続のネットワークティアダウンを生じ得る。したがって、着信呼が受信されたときに、ユーザが高優先度パケット交換サービスに関与しているときなどに、不十分なユーザエクスペリエンスが生じ得る。
本開示では、マルチモード通信デバイスにおいて回線交換(CS)通信(たとえば、音声通信)よりもパケット交換(PS)通信(たとえば、データ通信)を優先させるPS優先機能について説明する。たとえば、着信音声呼が受信されたとき、パケット優先オーバーボイス(PPOV:packet precedence over voice)機能がアクティブPSサービスの途絶を防ぎ得る。さらに、本開示のPPOV機能は、呼に返答するために、不在着信音声呼が実質的にリアルタイムでユーザに通知されることを可能にする。
特定の実施形態では、方法が、マルチモード通信デバイスにおいて回線交換(CS)ページングメッセージを受信することを含む。マルチモード通信デバイスにおいて、パケット交換(PS)サービスがアクティブであるときに、CSページングメッセージが受信される。マルチモード通信デバイスにあるPS優先機能が、CS通信よりもPS通信を優先させる。たとえば、PS優先機能は、音声通信よりもパケット交換通信を優先させるパケット優先オーバーボイス(PPOV)機能であり得る。本方法は、CSページングメッセージを受信したことに応答して、CSネットワークとのCSベアラ接続を確立することを含む。マルチモード通信デバイスにおいて、CSネットワークから、発呼者を識別する着信呼通知メッセージが受信される。着信呼通知メッセージが受信されたときに、CSネットワークとのCSベアラ接続が解放(released)される。本方法は、マルチモード通信デバイスのユーザインターフェースを介して発呼者からの不在着信呼についての通知(たとえば、実質的にリアルタイムでレンダリングされた表示通知)を表示することをさらに含む。
別の特定の実施形態では、装置が、第1のアンテナと、第2のアンテナと、表示デバイスと、呼処理論理とを含む。第1のアンテナは、PSネットワークと通信するために使用され、第2のアンテナは、CSネットワークと通信するために使用される。呼処理論理は、CSネットワークを用いた音声通信よりも、PSネットワークを用いたパケット化されたデータ通信を優先させるPPOV機能をアクティブ化するように動作可能である。アクティブなPSサービスが第1のアンテナを利用してPSネットワークと通信する間に、第2のアンテナを介してCSページングメッセージが受信される。PPOV機能がアクティブ化されているとき、呼処理論理は、CSページングメッセージを受信したことに応答して、第2のアンテナを介してCSネットワークとのCSベアラ接続を確立する。CSネットワークから第2のアンテナを介して、発呼者を識別する着信呼通知メッセージが受信される。着信呼通知メッセージが受信されたときに、呼処理論理は、CSネットワークとのCSベアラ接続を解放し、発呼者からの不在着信呼についての通知を表示する。たとえば、通知は、発呼者番号、発呼者の名前、発呼者に関連する画像、またはそれらの任意の組合せを含み得る。通知は、ユーザインターフェースを介して表示デバイスにおいて表示され得る。発呼者は、被呼者が圏外であるという指示ではなく被呼者がビジーであるという指示を受信し得る。
別の特定の実施形態では、装置が、CSネットワークを用いた音声通信よりも、PSネットワークを用いたパケット化されたデータ通信を優先させるPPOV機能をアクティブ化するための手段を含む。本装置は、PSサービスがアクティブであるときにCSページングメッセージを受信するための手段と、CSページングメッセージを受信したことに応答してCSネットワークとのCSベアラ接続を確立するための手段とをさらに含む。本装置は、CSネットワークから、発呼者を識別する着信呼通知メッセージを受信するための手段と、着信呼通知メッセージが受信されたときに、CSネットワークとのCSベアラ接続を解放するための手段とを含む。本装置は、ユーザインターフェースを介して発呼者からの不在着信呼についての通知を表示するための手段をさらに含む。
開示する実施形態の少なくとも1つによって与えられる1つの特定の利点は、着信呼を受信するために、遅延に敏感であり得る高優先度パケット交換サービス(たとえば、ビデオテレフォニーアプリケーション)を途絶させることを回避する能力である。さらに、発呼者を識別する情報を受信し、実質的にリアルタイムでユーザに通知することによって、ユーザは、不在呼に気づいており、呼に返答する能力を与えられる。一実施形態では、発呼者の識別情報は、パケット交換サービスを途絶させるべきかどうかを判断するために使用されるファクタであり得る。したがって、マルチモード通信デバイスにおけるパケット交換通信の優先は、特定のパケット交換サービスの優先度、発呼者の識別情報、他のファクタ、またはそれらの組合せに依存し得る。
本開示の他の態様、利点、および特徴は、図面の簡単な説明、発明を実施するための形態、および特許請求の範囲を含む、本出願全体の検討の後に明らかになろう。
スマートフォンの数の爆発的増加とともに、パケット交換通信が増加してきた。ビジネスおよびビデオテレフォニーアプリケーションなど、いくつかのパケットデータサービスは、高優先度と見なされ得、遅延に敏感であり得る。そのような場合、重大または重要と見なされるデータサービスを持続させるために、パケット優先オーバーボイス(PPOV)機能が望ましいことがある。PPOV機能は、回線交換サービス(たとえば、音声呼)による、1つまたは複数のパケットデータサービスの中断を防ぎ得る。この場合、ユーザが不在呼に返答することを可能にするために、不在音声呼についてユーザに通知することが望ましいこともある。さらに、ページング成功率はネットワークパフォーマンスのためのキーパフォーマンスインジケータであるので、音声呼に関連するページをオペレータが正常に配信することが望ましいことがある。さらに、マルチモード通信デバイスがPPOV機能をアクティブ化したときに、発呼者はオペレータから圏外指示ではなくビジー指示を受信し得る。
現在の呼処理技術は、ボイス優先オーバーPS(すなわち、「CPOP」または「VPOP:voice precedence over PS」)または並行サービスを提供することが可能であり得る。そのような呼処理技術には、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、符号分割多元接続(CDMA、CDMA 2000 1x)、Evolution−Data Optimized(EVDO)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))、Long Term Evolution(LTE)、およびLTE−Aに関係するかまたはそれらによって定義された技術があり得る。たとえば、従来のハイブリッド1x/DO動作は、不在音声呼通知を伴うPPOVを提供しない。さらに、従来のハンドセットは、不在音声呼についてのリアルタイムユーザインターフェース通知を伴うPPOVの機能を提供しない。
さらに、いくつかのデバイスは、単一アクティブ送信(Tx)機能により、またはデバイス内相互干渉により、並行音声およびデータをサポートすることができない。1つのそのようなデバイスは、単一アクティブTxチェーンをもつ1x/DOハイブリッド端末デュアルモードデュアルスタンバイである。別の例は、電気通信ネットワークとモバイルネットワークとを利用するGSM900/EVDOデュアルモード電話である。本開示のPPOV機能は、そのような電話が高優先度パケットサービスを保護するために有用な機能であり得る。本開示のPPOV機能はまた、2つの異なる技術に関連する同時送信の必要性をなくすことによって、いくつかの並行デュアルモード電話についてのデバイス内相互干渉問題に対処し得る。
図1を参照すると、パケット優先機能をアクティブ化する呼処理論理を含むシステムの特定の例示的な実施形態が開示され、全体的に100と称される。パケット優先機能(たとえば、PPOV機能)は、着信呼を受信するために、遅延に敏感であり得る高優先度パケット交換サービス(たとえば、ビデオテレフォニーアプリケーション)を途絶させることを回避する能力をマルチモード通信デバイス102のユーザに与え得る。
マルチモード通信デバイス102は、少なくとも第1のアンテナ104と第2のアンテナ106とを含む。代替的に、任意の数のアンテナが含まれ得る。マルチモード通信デバイス102とパケット交換(PS)ネットワーク110との間のパケット化されたデータ通信108は、第1のアンテナ104を利用し得る。マルチモード通信デバイス102とCSネットワーク114との間の回線交換(CS)通信(たとえば、音声通信112)は、第2のアンテナ106を利用し得る。一実施形態では、マルチモード通信デバイス102の第1のモードが、第1のアンテナ104を介してPSサービスを与えるEVDOモードを含み、マルチモード通信デバイス102の第2のモードが、第2のアンテナ106を介してCSサービスを与えるGSMモードを含む。
マルチモード通信デバイス102はまた、呼処理論理116と表示デバイス118とを含む。特定の実施形態では、呼処理論理116は、コンピュータ可読有形媒体において記憶されたプロセッサ実行可能命令を含む。呼処理論理116は、CSネットワーク114との音声通信112よりもPSネットワーク110とのパケット化されたデータ通信108を優先させるパケット優先オーバーボイス(PPOV)機能をアクティブ化するように動作可能である。表示デバイス118は、ユーザインターフェース(図1に図示せず、図3A〜図3C参照)を介して発呼者120からの不在着信呼についての通知を表示するように動作可能である。
動作中、マルチモード通信デバイス102においてPSサービスがアクティブであるとき、マルチモード通信デバイス102はCSページングメッセージ(すなわち、発呼者120からの着信音声呼に関連するページ)を受信する。PSサービスは、第1のアンテナ104を利用してPSネットワーク110と通信する。一実施形態では、マルチモード通信デバイス102はGSM/EVDOデュアルモードデバイスであり、PSネットワーク110はEVDOネットワークであり、CSネットワーク114はGSMネットワークである。GSM/EVDOデュアルモードデバイスは例示的な例であり、限定と見なすべきではないことに留意されたい。マルチモード通信デバイス102がGSM/EVDOデュアルモードデバイスであるとき、CSページングメッセージはGSMページングメッセージである。この場合、PSサービスがアクティブであるとき、デュアルモードデバイスはEVDOアクティブモードにあり、GSMページを監視している。
PPOV機能がアクティブ化されていない(たとえば、PSサービスが特定のアプリケーションに関連しない)とき、発呼者120からの着信呼が受信され得る。PPOV機能がアクティブ化されているとき、マルチモード通信デバイス102は第2のアンテナ106を利用するCSネットワーク114とのCSベアラ接続を確立する。一実施形態では、マルチモード通信デバイス102はPSサービスとCSサービスの両方を同時にサポートすることができる。この場合、CSネットワーク114とのCSベアラ接続を確立するためにPSサービスは中断されない。代替的に、マルチモード通信デバイス102がPSサービスとCSサービスの両方を同時にサポートすることができないとき、CSネットワーク114とのCSベアラ接続を確立する前にPSサービスは中断され得る。CSネットワーク114がGSMネットワークであるとき、CSベアラ接続を確立することは、マルチモード通信デバイス102とGSMネットワークとの間の無線ベアラセットアップを伴う。
CSベアラ接続を確立した後、マルチモード通信デバイス102はCSネットワーク114から着信呼通知メッセージを受信する。着信呼通知メッセージは、(たとえば、発呼者番号を介して)発呼者120を識別する。着信呼通知メッセージが受信されたときに(たとえば、発呼者120の電話番号が受信されたときに)、マルチモード通信デバイス102はCSネットワーク114とのCSベアラ接続を解放する。CSネットワーク114とのCSベアラ接続を確立することより前にPSサービスが中断された場合、CSベアラ接続が解放されたときにPSサービスが再アクティブ化される。したがって、着信呼通知メッセージを検出するためのPSサービスの中断に関連する遅延が、PSサービスの終了をもたらさないことがある。
CSネットワーク114がGSMネットワークであり、PSネットワーク110がEVDOネットワークであるとき、CSベアラ接続を解放することは、GSM接続を解放してEVDOアクティブモードに戻ることを伴う。EVDOアクティブモードは、マルチモード通信デバイス102が一時的にGSMアクティブモードで動作することを可能にするために、着信呼通知メッセージを受信するための短い遅延を用いて中断される。GSM無線ベアラセットアップの早い段において発呼者が識別され得るので、PSデータサービスの終了を回避するためにEVDOアクティブモードの中断が低減され得る。
したがって、本開示のPPOV機能は、一般的な回線優先オーバーパケット(CPOP)システムから生じるPSサービスの途絶を防ぎ得る。一般的なCPOPシステムでは、ユーザは(たとえば、ハンドセットのハングアップキーを押すことによって)着信呼を拒否することを決定し得る。しかしながら、PSサービスに対する関連の遅延(一般に10秒以上)は、PS接続のネットワークティアダウンを生じ得る。対照的に、本開示のPPOV機能の場合、PSネットワーク110とのPS接続は、着信音声呼に同調するために無条件には切断されない。
さらに、本開示のPPOV機能は、既存のシグナリングメッセージと呼処理方法とを利用する。本開示では、PPOV機能は、マルチモード通信デバイス102において記憶された呼処理論理116を介して実装される。したがって、PPOV機能は、ネットワーク側における変更を必要とせず(すなわち、PSネットワーク110またはCSネットワーク114のいずれにおいても変更なく)、着信呼通知メッセージを配信するためにネットワーク間の協調を必要としない。さらに、上記のように、PPOV機能はGSM/EVDOコンテキストに限定されない。むしろ、PPOV機能は様々な技術および関連の組合せに適用され得る。たとえば、PPOV機能は、候補の中でも、CDMA2000 1x、WCDMA、GSM 1x、GPRS、CDMA2000、TD−SCDMA、およびLTEとともに利用され得る。
したがって、呼処理論理116は、CSネットワーク114を用いた音声通信よりも、PSネットワークを用いたパケット化されたデータ通信を優先させるPPOV機能をアクティブ化する機能を実行する。さらに、呼処理論理116は、PSサービスがアクティブであるときにCSページングメッセージを受信する機能と、CSページングメッセージを受信したことに応答してCSネットワーク114とのCSベアラ接続を確立する機能とを実行する。さらに、呼処理論理116は、CSネットワーク114から、発呼者を識別する着信呼通知メッセージを受信する機能を実行する。呼処理論理116は、着信呼通知メッセージが受信されたときに、CSネットワーク114とのCSベアラ接続を解放する機能を実行する。
一実施形態では、呼処理論理116は、ユーザアクティブ化要求を受信する機能と、ユーザアクティブ化要求に応答してPSサービスをアクティブ化する機能とを実行する。一実施形態では、呼処理論理116は、CSネットワーク114とのCSベアラ接続を確立することより前にPSサービスを中断する機能を実行する。この場合、呼処理論理116は、CSベアラ接続が解放されたときにPSサービスを再アクティブ化する機能を実行する。
呼処理論理116は、上記で説明した機能を実行するために、命令の1つまたは複数のセットを個別にまたは一緒に実行するシステムまたはサブシステムの任意の集合を含み得る。一実施形態では、呼処理論理116は、全体がメモリ(図7参照)中に常駐する命令の1つまたは複数のセット(たとえば、ソフトウェア)を実行するプロセッサを利用して機能を実行する。代替的に、呼処理論理116は、特定用途向け集積回路、プログラマブル論理アレイ、他のハードウェアデバイス、またはそれらの任意の組合せを使用して機能を実行し得る。
表示デバイス118は、ユーザインターフェース(図3A、図3B、および図3C参照)を介して発呼者120からの不在着信呼についての通知を表示する。不在着信呼について実質的にリアルタイムでユーザに通知することによって、ユーザは、不在着信呼に気づかないことなしにPSサービスの途絶を回避し得る。ユーザは、不在着信呼に好きなときに応答することが可能であり得る。さらに、本開示のPPOV機能は、PSサービスに関して改善されたユーザエクスペリエンスを与え得る。したがって、表示デバイス118は、ユーザインターフェースを介して発呼者からの不在着信呼についての通知を表示する機能を実行する。たとえば、表示デバイス118は、代替形態の中でも、液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)、フラットパネルディスプレイ、または固体ディスプレイを含み得る。
図2を参照すると、パケット優先機能をアクティブ化する呼処理論理を含むマルチモード通信デバイスに関連する通信のシーケンスの特定の例示的な実施形態が開示され、全体的に200と称される。図2は、マルチモード端末がPSサービスとCSサービスの両方を同時にサポートすることができないときの呼処理シーケンスを示している。図2の呼処理シーケンスは、着信呼通知メッセージを検出するためのPSサービスの中断に関連する遅延を低減することによって、PSサービスの終了を防ぎ得る。
図2は、マルチモード端末(たとえば、図1のマルチモード通信デバイス102)とCSネットワーク(たとえば、図1のCSネットワーク114)との間の通信を示している。202において、マルチモード通信デバイス102においてPSサービスがアクティブ状態にあり、マルチモード通信デバイス102はCSネットワーク114からのCSページングメッセージを周期的に監視する。204において、CSネットワーク114からマルチモード通信デバイス102にモバイル着信(mobile terminated)CSページングメッセージが到着する。206において、CSページングメッセージに応答して、マルチモード通信デバイス102はCSネットワーク114にページ応答を送る。
図2に示す実施形態では、マルチモード通信デバイス102はPSサービスと着信音声呼とを同時にサポートすることはできない。したがって、208において、CSネットワーク114とのCSベアラ接続を確立することより前にPSサービスを中断する。無線ベアラがセットアップされた後、210において、マルチモード通信デバイス102はCSネットワーク114から着信呼通知を受信する。図2に示す実施形態では、着信呼通知は発呼者番号によって発呼者を識別する。
着信呼通知が受信されたときに、212において、マルチモード通信デバイス102は解放メッセージを送る。特定の実施形態では、CSネットワーク114は、CSベアラ接続の解放をページ障害に関連付けない。さらに、CSベアラ接続が解放されたことに応答して、マルチモード通信デバイス102がビジーであることが、CSネットワーク114を介して発呼者に通知され得る。214において、マルチモード通信デバイス102はPSサービスを再開するためにPSネットワーク(たとえば、図1のPSネットワーク110)に同調する。着信呼通知は、ユーザが着信呼について通知されることを可能にし、発呼者を識別するためのPSサービスの中断に関連する遅延はPSサービスの途絶を生じない(途絶は不十分なユーザエクスペリエンスを生じる)。
図3Aを参照すると、パケット優先機能がアクティブ化されているときに発呼者からの不在着信呼についての通知を表示するためのユーザインターフェースの第1の例示的な実施形態が開示され、全体的に302と称される。図3Aのユーザインターフェース302は、不在着信呼に関連する発呼者番号を実質的にリアルタイムでアクティブPSサービスの終了なしにユーザに与える。
図3Aのユーザインターフェース302は、マルチモード通信デバイス(たとえば、図1のマルチモード通信デバイス102)において受信された着信呼通知メッセージ304に応答して生成される。着信呼通知メッセージ304は発呼者番号306によって発呼者を識別し得る。ユーザインターフェース302を介して表示される通知308は、発呼者番号306と不在呼の指示とを含み得る。図示された実施形態では、ユーザは、1つまたは複数の選択可能なインジケータ(たとえば、ボタンまたはソフトキー)を介して通知308を確認するかまたは呼に応答し得る。たとえば、OKボタン310は、ユーザが不在呼を確認することを可能にし得、呼返答ボタン312は、ユーザが発呼者番号306を自動的にダイヤルすることを可能にし得る。
図3Bを参照すると、パケット優先機能がアクティブ化されているときに発呼者からの不在着信呼についての通知を表示するためのユーザインターフェースの第2の例示的な実施形態が開示され、全体的に314と称される。図3Bのユーザインターフェース314は、不在着信呼に関連する発呼者の名前を実質的にリアルタイムでアクティブPSサービスの終了なしにユーザに与える。
図3Bのユーザインターフェース314は、マルチモード通信デバイス(たとえば、図1のマルチモード通信デバイス102)において受信された着信呼通知メッセージ316に応答して生成される。ユーザインターフェース314を介して表示される通知318は、発呼者の名前と不在呼の指示とを含み得る。図示された態様では、ユーザは、1つまたは複数の選択可能なインジケータを介して通知318を確認するかまたは呼に応答し得る。たとえば、OKボタン310は、不在呼をユーザが確認することを可能にし得、呼返答ボタン312は、ユーザが不在呼に自動的に返答することを可能にし得る。図3Bに示す実施形態では、マルチモード通信デバイスは、着信呼通知メッセージ316に基づいて発呼者の名前を判断するための手段を含む。一実施形態では、発呼者の名前は着信呼通知メッセージ316中に含まれ得る。代替的に、発呼者の名前は、マルチモード通信デバイスにおいて記憶されたデータに基づいて(たとえば、連絡先リストに基づいて)判断され得る。
図3Cを参照すると、パケット優先機能がアクティブ化されているときに発呼者からの不在着信呼についての通知を表示するためのユーザインターフェースの第3の例示的な実施形態が開示され、全体的に320と称される。図3Cのユーザインターフェース320は、不在着信呼に関連する発呼者の画像を実質的にリアルタイムでアクティブPSサービスの終了なしにユーザに与える。
図3Cのユーザインターフェース320は、マルチモード通信デバイス(たとえば、図1のマルチモード通信デバイス102)において受信された着信呼通知メッセージ319に応答して生成される。ユーザインターフェース320を介して表示される通知322は、発呼者に関連する画像と不在呼の指示とを含み得る。図示された態様では、ユーザは、1つまたは複数の選択可能なインジケータを介して通知322を確認するかまたは呼に応答し得る。たとえば、OKボタン310は、不在呼をユーザが確認することを可能にし得、呼返答ボタン312は、ユーザが不在呼に自動的に返答することを可能にし得る。図3Cに示す実施形態では、マルチモード通信デバイスは、着信呼通知メッセージ319に基づいて発呼者に関連する画像を特定するための手段を含む。一実施形態では、発呼者に関連する画像は、マルチモード通信デバイスにおいて記憶されたデータに基づいて(たとえば、画像を発呼者に関連付ける連絡先リストに基づいて)判断され得る。
図4を参照すると、パケット優先機能をアクティブ化する呼処理論理を含むマルチモード通信デバイスにおいて着信呼を処理する方法の第1の例示的な実施形態が開示され、全体的に400と称される。特定の実施形態では、呼処理論理は、プロセッサによって実行されたとき、図4に示す方法を実行することをプロセッサに行わせる(コンピュータ可読有形媒体において記憶された)命令を含む。パケット優先機能(たとえば、PPOV機能)は、着信呼を受信するために、遅延に敏感であり得る高優先度パケット交換サービスを途絶させることを回避する能力をマルチモード通信デバイスのユーザに与え得る。
本方法は、402において、マルチモード通信デバイスにおいてPSサービスがアクティブであるときに、マルチモード通信デバイスにおいてCSページングメッセージを受信することを含む。CSページングメッセージが受信されたとき、マルチモード通信デバイスにおいて、CS通信よりもPS通信を優先させるPS優先機能がアクティブ化される。たとえば、図1のマルチモード通信デバイス102は、CSネットワーク114から第2のアンテナ106を介してCSページングメッセージを受信し得る。CSページングメッセージが受信されたとき、PSネットワーク110と通信するための第1のアンテナ104を利用するPSサービスがアクティブである。
本方法は、404において、CSページングメッセージを受信したことに応答して、CSネットワークとのCSベアラ接続を確立することを含む。たとえば、図1のマルチモード通信デバイス102は、第2のアンテナ106を利用してCSネットワーク114とのCSベアラ接続を確立し得る。406において、マルチモード通信デバイスにおいてCSネットワークから着信呼通知メッセージを受信する。着信呼通知メッセージは発呼者を識別する。本方法は、408において、着信呼通知メッセージが受信されたときに、CSネットワークとのCSベアラ接続を解放することを含む。たとえば、図1のマルチモード通信デバイス102は、CSネットワーク120から、発呼者120を識別する着信呼通知メッセージを受信し得、着信呼通知メッセージが受信されたときに、CSベアラ接続を解放し得る。
本方法は、410において、マルチモード通信デバイスのユーザインターフェースを介して発呼者からの不在着信呼についての通知を表示することを含む。たとえば、通知は、図3Aのユーザインターフェース302を介して、図3Bのユーザインターフェース314を介して、または図3Cのユーザインターフェース320を介して表示され得る。図3Aに示すように、表示された通知は、着信呼通知メッセージ304中に含まれる発呼者番号306によって発呼者を識別し得る。別の例として、図3Bに示すように、表示された通知は発呼者を名前によって識別し得る。さらなる例として、図3Cに示すように、表示された通知は発呼者に関連する画像を使用して発呼者を識別し得る。
図5を参照すると、パケット優先機能をアクティブ化する呼処理論理を含むマルチモード通信デバイスにおいて着信呼を処理する方法の第2の例示的な実施形態が開示され、全体的に500と称される。特定の実施形態では、呼処理論理は、プロセッサによって実行されたとき、図5に示す方法を実行することをプロセッサに行わせる(コンピュータ可読有形媒体において記憶された)命令を含む。図5は、ユーザアクティブ化要求に応答して、マルチモード通信デバイス(たとえば、図1のマルチモード通信デバイス102)においてPPOV機能がアクティブ化され得ることを示している。たとえば、ユーザは、遅延に敏感であり得る高優先度パケット交換サービスのためのPPOV機能をアクティブ化し得る。
本方法は、502において、ユーザアクティブ化要求を受信することを含む。たとえば、図1のマルチモード通信デバイス102(たとえば、携帯電話)は、ユーザアクティブ化要求を受信するためのキーパッド、タッチスクリーンまたは他の入力デバイスを含み得る。図5に示す実施形態では、504において、CSネットワークとの音声通信よりもPSネットワークとのパケット化されたデータ通信を優先させるPPOV機能がアクティブ化される。他の実施形態では、ユーザアクティブ化要求は、音声通信以外の回線交換サービスよりもパケット化されたデータ通信を優先させるパケット優先機能に関連し得る。
本方法は、506において、PSサービスがアクティブであるときにCSページングメッセージを受信することを含む。図5に示す実施形態では、510において、CSネットワークとのCSベアラ接続を確立することより前に、508において、アクティブPSサービスを中断する。代替実施形態では、アクティブPSサービスは、CSネットワークとのCSベアラ接続を確立することより前に中断されないことがある。たとえば、マルチモード通信デバイスは、並行するパケット交換サービスと回線交換サービスとをサポートし得る。この場合、マルチモード通信デバイスがCSネットワークと通信することを可能にするために、アクティブPSサービスの中断がない。
512において、CSネットワークから、発呼者を識別する着信呼通知メッセージを受信する。図5に示す実施形態では、着信呼通知メッセージは発呼者番号によって発呼者を識別する。たとえば、着信呼通知メッセージは、発呼者番号306を含む、図3Aの着信呼通知メッセージ304であり得る。この場合、本方法は、514において、着信呼通知メッセージが受信されたときに、CSネットワークとのCSベアラ接続を解放することを含む。516において、CSベアラ接続が解放されたときにPSサービスを再アクティブ化する。
本方法は、518において、マルチモード通信デバイスのユーザインターフェースを介して発呼者からの不在着信呼についての通知を表示することを含む。図5に示す実施形態では、表示された通知は発呼者番号を含む。たとえば、図3Aのユーザインターフェース302は発呼者番号からの不在呼の通知308を表示し得る。
したがって、図5に示す実施形態では、CSベアラ接続を確立することと、着信呼通知メッセージを受信することと、ベアラ接続を解放することとを可能にするために、PSサービスは一時的に中断される。したがって、PPOV機能は、遅延に敏感であり得る高優先度パケット交換サービスの途絶を回避し得る。
図6を参照すると、パケット優先機能をアクティブ化する呼処理論理を含むマルチモード通信デバイスにおいて着信呼を処理する方法の第3の例示的な実施形態が開示され、全体的に600と称される。特定の実施形態では、呼処理論理は、プロセッサによって実行されたとき、図6に示す方法を実行することをプロセッサに行わせる(コンピュータ可読有形媒体において記憶された)命令を含む。図6は、PSサービスが特定のアプリケーションに関連するとき、PPOV機能が自動的にアクティブ化され得ることを示している。
本方法は、602において、PSサービスが特定のアプリケーション(たとえば、ビデオテレフォニーアプリケーション)に関連するかどうかを判断することを含む。図6に示す実施形態では、判断は、CSページングメッセージを受信することより前に行われる。代替的に、PSサービスが特定のアプリケーションに関連するかどうかの判断は、実質的にCSページングメッセージが受信されたときに実行され得る。PSサービスが特定のアプリケーションに関連するとき、本方法は、604において、PPOV機能を自動的にアクティブ化することを含む。PSサービスが特定のアプリケーションに関連しないとき、606において、PPOV機能を自動的にアクティブ化しない。図5に関して上記で説明したように、PPOV機能は、(502に示される)ユーザアクティブ化要求に応答して、いつでもアクティブ化され得る。
本方法は、608において、PSサービスがアクティブであるときにCSページングメッセージを受信することを含む。それに応答して、本方法は、610において、PPOV機能がアクティブ化されているかどうかを判断することを含む。(自動的に、または、ユーザアクティブ化要求に応答して)PPOV機能がアクティブ化されていないとき、本方法は、612において、着信呼を受信することを含む。PPOV機能がアクティブ化されているとき、614において、CSネットワークとのCSベアラ接続を確立する。616において、CSネットワークから、発呼者を識別する着信呼通知メッセージを受信する。着信呼通知メッセージが受信されたときに、618において、CSベアラ接続を解放する。
代替実施形態では、本方法は、着信呼通知メッセージが受信されたときに、発呼者が特定の発呼者(たとえば、高優先度発呼者)であるかどうかを判断することを含む。発呼者が高優先度発呼者であるとき、本方法は、着信呼を受信するためにPPOV機能を非アクティブ化することを含み得る。この場合、着信呼通知メッセージが受信されたときに、CSベアラ接続を解放しない。したがって、ユーザは、発呼者、他のファクタ、またはそれらの任意の組合せの識別情報に基づいてPPOV機能が自動的に非アクティブ化されるように構成し得る。たとえば、特定のPSサービスの優先度レベルは発呼者の識別情報に基づいて変動し得る。さらに、異なるPSサービスが、異なる発呼者に対して異なる優先度レベルを有し得る。例示のために、高優先度発呼者の1つのティア(たとえば、家族)の場合はビデオテレフォニーアプリケーションが途絶され得、高優先度発呼者の別のティア(たとえば、仕事の同僚)の場合はPPOV機能がアクティブ化されたままであり得る。同様に、高優先度発呼者の複数のティア(たとえば、家族と仕事の同僚の両方)の場合はより優先度の低いPSサービスが途絶され得、高優先度発呼者として指定されていない発呼者についてはPPOV機能がアクティブ化されたままであり得る。さらに、PPOV機能がアクティブ化されたままであるかどうかを判断するために、発呼者番号が市外局番であるか市内局番であるかなど、他のファクタが使用され得る。
本方法は、620において、ユーザインターフェースを介して発呼者からの不在着信呼についての通知を表示することを含む。たとえば、表示された通知は、(図3Aに示すように)発呼者番号、(図3Bに示すように)発呼者の名前、(図3Cに示すように)発呼者に関連する画像、またはそれらの任意の組合せを含み得る。着信呼通知メッセージは発呼者の名前または他の識別子を含み得る。代替的に、発呼者の名前は、発呼者番号に基づいて、または別の発呼者識別子に基づいて、マルチモード通信デバイスから取り出され得る。同様に、発呼者の画像は、発呼者番号に基づいて、または発呼者に関連する他の情報に基づいて、マルチモード通信デバイスから取り出され得る。
このようにして、図6は、いくつかのアプリケーション(たとえば、遅延に敏感であり得る高優先度パケット交換サービス)に関連するPSサービスの場合は、PSサービスの途絶を防ぐために、PPOV機能が自動的にアクティブ化され得ることを示している。たとえば、マルチモード通信デバイスにおいてビデオテレフォニーサービスが開始されたときに、着信音声呼の結果としてのビデオテレフォニーサービスの途絶を防ぐために、PPOV機能が自動的にアクティブ化され得る。一実施形態では、PSサービスがもはやアクティブではないとき、PPOV機能は(手動または自動のいずれかで)非アクティブ化され得る。
図7を参照すると、パケット優先機能をアクティブ化する呼処理論理を含むマルチモード通信デバイスの特定の例示的な実施形態のブロック図が示され、全体的に700と称される。一実施形態では、図7のマルチモード通信デバイス700は、図1または図2のマルチモード通信デバイス102を含む。さらに、図4〜図6で説明する方法は、図7のマルチモード通信デバイス700において実行され得る。マルチモード通信デバイス700は、メモリ732に結合されたデジタル信号プロセッサ(DSP)710などのプロセッサを含む。メモリ732は、パケット優先機能(たとえば、PPOV機能)をアクティブ化する呼処理論理746を含み得る。図7はまた、デジタル信号プロセッサ710とディスプレイ726とに結合されたディスプレイコントローラ728を示す。ディスプレイ728は、図1〜図6で説明したように、ユーザインターフェースを介して発呼者からの不在着信呼についての通知を表示するために使用され得る。コーダ/デコーダ(コーデック)734はまたデジタル信号プロセッサ710に結合され得る。スピーカー736およびマイクロフォン738はコーデック734に結合され得る。
図7はまた、ワイヤレスコントローラ740がデジタル信号プロセッサ710と複数のワイヤレスアンテナとに結合され得ることを示す。たとえば、図7に示す実施形態では、マルチモード通信デバイス700は第1のアンテナ742と第2のアンテナ743とを含む。代替的に、マルチモード通信デバイス700は3つ以上のアンテナを含み得る。第1のアンテナ742は図1の第1の(すなわち、PSネットワーク110と通信するための)アンテナ104に対応し得、第2のアンテナ743は図1の第2の(すなわち、CSネットワーク114と通信するための)アンテナ106に対応し得る。
特定の一実施形態では、DSP710、ディスプレイコントローラ726、メモリ732、コーデック734、およびワイヤレスコントローラ740は、システムインパッケージまたはシステムオンチップデバイス722中に含まれる。特定の実施形態では、入力デバイス730および電源744はシステムオンチップデバイス722に結合される。さらに、特定の実施形態では、図7に示すように、ディスプレイ728、入力デバイス730、スピーカー736、マイクロフォン738、ワイヤレスアンテナ742および743、ならびに電源744は、システムオンチップデバイス722の外部にある。ただし、ディスプレイ728、入力デバイス730、スピーカー736、マイクロフォン738、ワイヤレスアンテナ742および743、ならびに電源744の各々は、インターフェースまたはコントローラなど、システムオンチップデバイス722の構成要素に結合され得る。
さらに、本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、構成、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、構成、モジュール、回路、およびステップを、上記では概して、それらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示する実施形態に関して説明する方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ(CD−ROM)、または当技術分野で知られている他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体は特定用途向け集積回路(ASIC)中に常駐し得る。ASICは、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
開示した実施形態の上記の説明は、開示した実施形態を当業者が作成または使用できるように行ったものである。これらの実施形態への様々な変更は当業者にはすぐに明らかになり、本明細書で定義された原理は本開示の範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書に示した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって定義される原理および新規の特徴と合致することが可能な最も広い範囲が与えられるべきものである。
開示した実施形態の上記の説明は、開示した実施形態を当業者が作成または使用できるように行ったものである。これらの実施形態への様々な変更は当業者にはすぐに明らかになり、本明細書で定義された原理は本開示の範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書に示した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって定義される原理および新規の特徴と合致することが可能な最も広い範囲が与えられるべきものである。
以下に本願出願当初の特許請求の範囲を付記する。
[C1] マルチモード通信デバイスにおいてパケット交換(PS)サービスがアクティブであるとき、前記マルチモード通信デバイスにおいて回線交換(CS)ページングメッセージを受信することと、ここで、前記マルチモード通信デバイスにおいてCS通信よりもPS通信を優先させるPS優先機能がアクティブ化される、
前記CSページングメッセージを受信したことに応答して、CSネットワークとのCSベアラ接続を確立することと、
前記マルチモード通信デバイスにおいて前記CSネットワークから着信呼通知メッセージを受信することと、ここで、前記着信呼通知メッセージが発呼者を識別する、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放することと、
前記マルチモード通信デバイスのユーザインターフェースを介して前記発呼者からの不在着信呼についての通知を表示することとを備える、方法。
[C2] 前記CSページングメッセージが音声呼に関連し、前記PS優先機能がパケット優先オーバーボイス(PPOV)機能を含む、C1に記載の方法。
[C3] 前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスが中断され、前記CSベアラ接続が解放されたときに前記PSサービスが再アクティブ化される、C1に記載の方法。
[C4] 前記着信呼通知メッセージを検出するための前記PSサービスの中断に関連する遅延が、前記PSサービスの終了をもたらさない、C3に記載の方法。
[C5] 前記マルチモード通信デバイスが並行CSサービスをサポートするとき、前記マルチモード通信デバイスにおいてアクティブである前記PSサービスが中断されない、C1に記載の方法。
[C6] 前記マルチモード通信デバイスの第1のモードが、PSサービスを提供するEvolution−Data Optimized(EVDO)モードを含み、前記マルチモード通信デバイスの第2のモードが、CSサービスを提供するGlobal System for Mobile Communications(GSM)モードを含む、C1に記載の方法。
[C7] 前記着信呼通知メッセージが発呼者番号によって前記発呼者を識別し、前記表示された通知が前記発呼者番号を含む、C1に記載の方法。
[C8] 前記CSベアラ接続が解放されたことに応答して、前記マルチモード通信デバイスがビジーであることが、前記CSネットワークを介して発呼者に通知される、C1に記載の方法。
[C9] 前記CSネットワークが前記CSベアラ接続の前記解放をページ障害に関連付けない、C8に記載の方法。
[C10] パケット交換(PS)ネットワークと通信するための第1のアンテナと、
回線交換(CS)ネットワークと通信するための第2のアンテナと、
ディスプレイデバイスと、
前記CSネットワークとの音声通信よりも前記PSネットワークとのパケット化されたデータ通信を優先させるパケット優先オーバーボイス(PPOV)機能をアクティブ化することと、
前記第1のアンテナを利用して前記PSネットワークと通信するPSサービスがアクティブであるときに、前記第2のアンテナを介してCSページングメッセージを受信することと、
前記CSページングメッセージを受信したことに応答して、前記第2のアンテナを介して前記CSネットワークとのCSベアラ接続を確立することと、
前記第2のアンテナを介して前記CSネットワークから着信呼通知メッセージを受信することと、ここで、前記着信呼通知メッセージが発呼者を識別する、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放することと、
前記ディスプレイデバイスにおいて表示されるユーザインターフェースを介して前記発呼者からの不在着信呼についての通知を表示することと
を行う呼処理論理とを備える、装置。
[C11] 前記呼処理論理が、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスを中断し、前記CSベアラ接続が解放されたときに前記PSサービスを再アクティブ化する、C10に記載の装置。
[C12] 前記呼処理論理が、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスを中断しない、C10に記載の装置。
[C13] 回線交換(CS)ネットワークとの音声通信よりもパケット交換(PS)ネットワークとのパケット化されたデータ通信を優先させるパケット優先オーバーボイス(PPOV)機能をアクティブ化するための手段と、
PSサービスがアクティブであるときにCSページングメッセージを受信するための手段と、
前記CSページングメッセージを受信したことに応答して、前記CSネットワークとのCSベアラ接続を確立するための手段と、
前記CSネットワークから着信呼通知メッセージを受信するための手段と、ここで、前記着信呼通知メッセージが発呼者を識別する、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放するための手段と、
ユーザインターフェースを介して前記発呼者からの不在着信呼についての通知を表示するための手段とを備える、装置。
[C14] 前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスを中断するための手段と、
前記CSベアラ接続が解放されたときに前記PSサービスを再アクティブ化するための手段とをさらに備える、C13に記載の装置。
[C15] ユーザアクティブ化要求を受信するための手段をさらに備え、前記ユーザアクティブ化要求に応答して前記PPOV機能がアクティブ化される、C13に記載の装置。
[C16] 前記着信呼通知メッセージに基づいて前記発呼者の名前を判断するための手段をさらに備え、前記表示された通知が前記発呼者の前記名前を含む、C13に記載の装置。
[C17] 前記着信呼通知メッセージに基づいて前記発呼者に関連する画像を特定するための手段をさらに備え、前記表示された通知が前記発呼者に関連する前記画像を含む、C13に記載の装置。
[C18] プロセッサによって実行されたとき、
パケット交換(PS)サービスがアクティブであるときに回線交換(CS)ページングメッセージを受信することと、
パケット優先オーバーボイス(PPOV)機能がアクティブ化されているかどうかを判断することと、ここで、前記PPOV機能が、CSネットワークとの音声通信よりもPSネットワークとのパケット化されたデータ通信を優先させる、
前記PPOV機能がアクティブ化されていると判断されたときに、CSネットワークとのCSベアラ接続を確立することと、
前記CSネットワークから着信呼通知メッセージを受信することと、ここで、前記着信呼通知メッセージが発呼者を識別する、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放することと、
ユーザインターフェースを介して前記発呼者からの不在着信呼についての通知を表示することとを前記プロセッサに行わせる命令を備える、コンピュータ可読有形媒体。
[C19] プロセッサによって実行されたとき、
前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスを中断することと、
前記CSベアラ接続が解放されたときに前記PSサービスを再アクティブ化することとを前記プロセッサに行わせる命令をさらに備える、C18に記載のコンピュータ可読有形媒体。
[C20] プロセッサによって実行されたとき、前記PSサービスが特定のアプリケーションに関連するかどうかを判断することを前記プロセッサに行わせる命令をさらに備える、C18に記載のコンピュータ可読有形媒体。
[C21] プロセッサによって実行されたとき、前記PSサービスが特定のアプリケーションに関連するときに前記PPOV機能を自動的にアクティブ化することを前記プロセッサに行わせる命令をさらに備える、C20に記載のコンピュータ可読有形媒体。
[C22] 前記特定のアプリケーションがビデオテレフォニーアプリケーションを含む、C21に記載のコンピュータ可読有形媒体。
[C23] プロセッサによって実行されたとき、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記発呼者が特定の発呼者であるかどうかを判断することと、
前記発呼者が前記特定の発呼者であるとき、前記PPOV機能を自動的に非アクティブ化することと、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放することなしに、前記特定の発呼者からの着信呼を受信することとを前記プロセッサに行わせる命令をさらに備える、C20に記載のコンピュータ可読有形媒体。
以下に本願出願当初の特許請求の範囲を付記する。
[C1] マルチモード通信デバイスにおいてパケット交換(PS)サービスがアクティブであるとき、前記マルチモード通信デバイスにおいて回線交換(CS)ページングメッセージを受信することと、ここで、前記マルチモード通信デバイスにおいてCS通信よりもPS通信を優先させるPS優先機能がアクティブ化される、
前記CSページングメッセージを受信したことに応答して、CSネットワークとのCSベアラ接続を確立することと、
前記マルチモード通信デバイスにおいて前記CSネットワークから着信呼通知メッセージを受信することと、ここで、前記着信呼通知メッセージが発呼者を識別する、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放することと、
前記マルチモード通信デバイスのユーザインターフェースを介して前記発呼者からの不在着信呼についての通知を表示することとを備える、方法。
[C2] 前記CSページングメッセージが音声呼に関連し、前記PS優先機能がパケット優先オーバーボイス(PPOV)機能を含む、C1に記載の方法。
[C3] 前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスが中断され、前記CSベアラ接続が解放されたときに前記PSサービスが再アクティブ化される、C1に記載の方法。
[C4] 前記着信呼通知メッセージを検出するための前記PSサービスの中断に関連する遅延が、前記PSサービスの終了をもたらさない、C3に記載の方法。
[C5] 前記マルチモード通信デバイスが並行CSサービスをサポートするとき、前記マルチモード通信デバイスにおいてアクティブである前記PSサービスが中断されない、C1に記載の方法。
[C6] 前記マルチモード通信デバイスの第1のモードが、PSサービスを提供するEvolution−Data Optimized(EVDO)モードを含み、前記マルチモード通信デバイスの第2のモードが、CSサービスを提供するGlobal System for Mobile Communications(GSM)モードを含む、C1に記載の方法。
[C7] 前記着信呼通知メッセージが発呼者番号によって前記発呼者を識別し、前記表示された通知が前記発呼者番号を含む、C1に記載の方法。
[C8] 前記CSベアラ接続が解放されたことに応答して、前記マルチモード通信デバイスがビジーであることが、前記CSネットワークを介して発呼者に通知される、C1に記載の方法。
[C9] 前記CSネットワークが前記CSベアラ接続の前記解放をページ障害に関連付けない、C8に記載の方法。
[C10] パケット交換(PS)ネットワークと通信するための第1のアンテナと、
回線交換(CS)ネットワークと通信するための第2のアンテナと、
ディスプレイデバイスと、
前記CSネットワークとの音声通信よりも前記PSネットワークとのパケット化されたデータ通信を優先させるパケット優先オーバーボイス(PPOV)機能をアクティブ化することと、
前記第1のアンテナを利用して前記PSネットワークと通信するPSサービスがアクティブであるときに、前記第2のアンテナを介してCSページングメッセージを受信することと、
前記CSページングメッセージを受信したことに応答して、前記第2のアンテナを介して前記CSネットワークとのCSベアラ接続を確立することと、
前記第2のアンテナを介して前記CSネットワークから着信呼通知メッセージを受信することと、ここで、前記着信呼通知メッセージが発呼者を識別する、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放することと、
前記ディスプレイデバイスにおいて表示されるユーザインターフェースを介して前記発呼者からの不在着信呼についての通知を表示することと
を行う呼処理論理とを備える、装置。
[C11] 前記呼処理論理が、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスを中断し、前記CSベアラ接続が解放されたときに前記PSサービスを再アクティブ化する、C10に記載の装置。
[C12] 前記呼処理論理が、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスを中断しない、C10に記載の装置。
[C13] 回線交換(CS)ネットワークとの音声通信よりもパケット交換(PS)ネットワークとのパケット化されたデータ通信を優先させるパケット優先オーバーボイス(PPOV)機能をアクティブ化するための手段と、
PSサービスがアクティブであるときにCSページングメッセージを受信するための手段と、
前記CSページングメッセージを受信したことに応答して、前記CSネットワークとのCSベアラ接続を確立するための手段と、
前記CSネットワークから着信呼通知メッセージを受信するための手段と、ここで、前記着信呼通知メッセージが発呼者を識別する、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放するための手段と、
ユーザインターフェースを介して前記発呼者からの不在着信呼についての通知を表示するための手段とを備える、装置。
[C14] 前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスを中断するための手段と、
前記CSベアラ接続が解放されたときに前記PSサービスを再アクティブ化するための手段とをさらに備える、C13に記載の装置。
[C15] ユーザアクティブ化要求を受信するための手段をさらに備え、前記ユーザアクティブ化要求に応答して前記PPOV機能がアクティブ化される、C13に記載の装置。
[C16] 前記着信呼通知メッセージに基づいて前記発呼者の名前を判断するための手段をさらに備え、前記表示された通知が前記発呼者の前記名前を含む、C13に記載の装置。
[C17] 前記着信呼通知メッセージに基づいて前記発呼者に関連する画像を特定するための手段をさらに備え、前記表示された通知が前記発呼者に関連する前記画像を含む、C13に記載の装置。
[C18] プロセッサによって実行されたとき、
パケット交換(PS)サービスがアクティブであるときに回線交換(CS)ページングメッセージを受信することと、
パケット優先オーバーボイス(PPOV)機能がアクティブ化されているかどうかを判断することと、ここで、前記PPOV機能が、CSネットワークとの音声通信よりもPSネットワークとのパケット化されたデータ通信を優先させる、
前記PPOV機能がアクティブ化されていると判断されたときに、CSネットワークとのCSベアラ接続を確立することと、
前記CSネットワークから着信呼通知メッセージを受信することと、ここで、前記着信呼通知メッセージが発呼者を識別する、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放することと、
ユーザインターフェースを介して前記発呼者からの不在着信呼についての通知を表示することとを前記プロセッサに行わせる命令を備える、コンピュータ可読有形媒体。
[C19] プロセッサによって実行されたとき、
前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスを中断することと、
前記CSベアラ接続が解放されたときに前記PSサービスを再アクティブ化することとを前記プロセッサに行わせる命令をさらに備える、C18に記載のコンピュータ可読有形媒体。
[C20] プロセッサによって実行されたとき、前記PSサービスが特定のアプリケーションに関連するかどうかを判断することを前記プロセッサに行わせる命令をさらに備える、C18に記載のコンピュータ可読有形媒体。
[C21] プロセッサによって実行されたとき、前記PSサービスが特定のアプリケーションに関連するときに前記PPOV機能を自動的にアクティブ化することを前記プロセッサに行わせる命令をさらに備える、C20に記載のコンピュータ可読有形媒体。
[C22] 前記特定のアプリケーションがビデオテレフォニーアプリケーションを含む、C21に記載のコンピュータ可読有形媒体。
[C23] プロセッサによって実行されたとき、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記発呼者が特定の発呼者であるかどうかを判断することと、
前記発呼者が前記特定の発呼者であるとき、前記PPOV機能を自動的に非アクティブ化することと、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放することなしに、前記特定の発呼者からの着信呼を受信することとを前記プロセッサに行わせる命令をさらに備える、C20に記載のコンピュータ可読有形媒体。
Claims (23)
- マルチモード通信デバイスにおいてパケット交換(PS)サービスがアクティブであるとき、前記マルチモード通信デバイスにおいて回線交換(CS)ページングメッセージを受信することと、ここで、前記マルチモード通信デバイスにおいてCS通信よりもPS通信を優先させるPS優先機能がアクティブ化される、
前記CSページングメッセージを受信したことに応答して、CSネットワークとのCSベアラ接続を確立することと、
前記マルチモード通信デバイスにおいて前記CSネットワークから着信呼通知メッセージを受信することと、ここで、前記着信呼通知メッセージが発呼者を識別する、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放することと、
前記マルチモード通信デバイスのユーザインターフェースを介して前記発呼者からの不在着信呼についての通知を表示することと
を備える、方法。 - 前記CSページングメッセージが音声呼に関連し、前記PS優先機能がパケット優先オーバーボイス(PPOV)機能を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスが中断され、前記CSベアラ接続が解放されたときに前記PSサービスが再アクティブ化される、請求項1に記載の方法。
- 前記着信呼通知メッセージを検出するための前記PSサービスの中断に関連する遅延が、前記PSサービスの終了をもたらさない、請求項3に記載の方法。
- 前記マルチモード通信デバイスが並行CSサービスをサポートするとき、前記マルチモード通信デバイスにおいてアクティブである前記PSサービスが中断されない、請求項1に記載の方法。
- 前記マルチモード通信デバイスの第1のモードが、PSサービスを提供するEvolution−Data Optimized(EVDO)モードを含み、前記マルチモード通信デバイスの第2のモードが、CSサービスを提供するGlobal System for Mobile Communications(GSM)モードを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記着信呼通知メッセージが発呼者番号によって前記発呼者を識別し、前記表示された通知が前記発呼者番号を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記CSベアラ接続が解放されたことに応答して、前記マルチモード通信デバイスがビジーであることが、前記CSネットワークを介して発呼者に通知される、請求項1に記載の方法。
- 前記CSネットワークが前記CSベアラ接続の前記解放をページ障害に関連付けない、請求項8に記載の方法。
- パケット交換(PS)ネットワークと通信するための第1のアンテナと、
回線交換(CS)ネットワークと通信するための第2のアンテナと、
ディスプレイデバイスと、
前記CSネットワークとの音声通信よりも前記PSネットワークとのパケット化されたデータ通信を優先させるパケット優先オーバーボイス(PPOV)機能をアクティブ化することと、
前記第1のアンテナを利用して前記PSネットワークと通信するPSサービスがアクティブであるときに、前記第2のアンテナを介してCSページングメッセージを受信することと、
前記CSページングメッセージを受信したことに応答して、前記第2のアンテナを介して前記CSネットワークとのCSベアラ接続を確立することと、
前記第2のアンテナを介して前記CSネットワークから着信呼通知メッセージを受信することと、ここで、前記着信呼通知メッセージが発呼者を識別する、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放することと、
前記ディスプレイデバイスにおいて表示されるユーザインターフェースを介して前記発呼者からの不在着信呼についての通知を表示することと
を行う呼処理論理と
を備える、装置。 - 前記呼処理論理が、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスを中断し、前記CSベアラ接続が解放されたときに前記PSサービスを再アクティブ化する、請求項10に記載の装置。
- 前記呼処理論理が、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスを中断しない、請求項10に記載の装置。
- 回線交換(CS)ネットワークとの音声通信よりもパケット交換(PS)ネットワークとのパケット化されたデータ通信を優先させるパケット優先オーバーボイス(PPOV)機能をアクティブ化するための手段と、
PSサービスがアクティブであるときにCSページングメッセージを受信するための手段と、
前記CSページングメッセージを受信したことに応答して、前記CSネットワークとのCSベアラ接続を確立するための手段と、
前記CSネットワークから着信呼通知メッセージを受信するための手段と、ここで、前記着信呼通知メッセージが発呼者を識別する、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放するための手段と、
ユーザインターフェースを介して前記発呼者からの不在着信呼についての通知を表示するための手段と
を備える、装置。 - 前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスを中断するための手段と、
前記CSベアラ接続が解放されたときに前記PSサービスを再アクティブ化するための手段と
をさらに備える、請求項13に記載の装置。 - ユーザアクティブ化要求を受信するための手段をさらに備え、前記ユーザアクティブ化要求に応答して前記PPOV機能がアクティブ化される、請求項13に記載の装置。
- 前記着信呼通知メッセージに基づいて前記発呼者の名前を判断するための手段をさらに備え、前記表示された通知が前記発呼者の前記名前を含む、請求項13に記載の装置。
- 前記着信呼通知メッセージに基づいて前記発呼者に関連する画像を特定するための手段をさらに備え、前記表示された通知が前記発呼者に関連する前記画像を含む、請求項13に記載の装置。
- プロセッサによって実行されたとき、
パケット交換(PS)サービスがアクティブであるときに回線交換(CS)ページングメッセージを受信することと、
パケット優先オーバーボイス(PPOV)機能がアクティブ化されているかどうかを判断することと、ここで、前記PPOV機能が、CSネットワークとの音声通信よりもPSネットワークとのパケット化されたデータ通信を優先させる、
前記PPOV機能がアクティブ化されていると判断されたときに、CSネットワークとのCSベアラ接続を確立することと、
前記CSネットワークから着信呼通知メッセージを受信することと、ここで、前記着信呼通知メッセージが発呼者を識別する、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放することと、
ユーザインターフェースを介して前記発呼者からの不在着信呼についての通知を表示することと
を前記プロセッサに行わせる命令を備える、コンピュータ可読有形媒体。 - プロセッサによって実行されたとき、
前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を確立することより前に前記PSサービスを中断することと、
前記CSベアラ接続が解放されたときに前記PSサービスを再アクティブ化することと
を前記プロセッサに行わせる命令をさらに備える、請求項18に記載のコンピュータ可読有形媒体。 - プロセッサによって実行されたとき、前記PSサービスが特定のアプリケーションに関連するかどうかを判断することを前記プロセッサに行わせる命令をさらに備える、請求項18に記載のコンピュータ可読有形媒体。
- プロセッサによって実行されたとき、前記PSサービスが特定のアプリケーションに関連するときに前記PPOV機能を自動的にアクティブ化することを前記プロセッサに行わせる命令をさらに備える、請求項20に記載のコンピュータ可読有形媒体。
- 前記特定のアプリケーションがビデオテレフォニーアプリケーションを含む、請求項21に記載のコンピュータ可読有形媒体。
- プロセッサによって実行されたとき、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記発呼者が特定の発呼者であるかどうかを判断することと、
前記発呼者が前記特定の発呼者であるとき、前記PPOV機能を自動的に非アクティブ化することと、
前記着信呼通知メッセージが受信されたときに、前記CSネットワークとの前記CSベアラ接続を解放することなしに、前記特定の発呼者からの着信呼を受信することと
を前記プロセッサに行わせる命令をさらに備える、請求項20に記載のコンピュータ可読有形媒体。
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