JP2015136117A - マルチユーザmimo伝送のための衝突の検出およびバックオフウィンドウ適応 - Google Patents

マルチユーザmimo伝送のための衝突の検出およびバックオフウィンドウ適応 Download PDF

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Abstract

【課題】マルチユーザMIMO伝送における衝突検出,肯定応答方法を提供する。【解決手段】複数台の局(STA)に送信するデータをアクセスポイント(AP)が有している無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)に一般に適用される。下りリンク空間分割多元接続技術(DL−SDMA:Downlink Spatial Division Multiple Access)を用いることによりAPは複数のSTA(無線接続能力のある手持ち式装置、局)に同時にデータを送信する。マルチユーザの複数入力複数出力(MU−MIMO)伝送が衝突に曝されていることを検出して、次のMU−MIMO伝送に適用されるバックオフカウンタのために競合ウィンドウ(CW)のサイズを調節する。【選択図】図4

Description

優先権の主張
[関連出願の相互参照]
本願は、2010年5月5日に出願された米国仮特許出願通し番号第61/331,631号および2010年7月6日に出願された米国仮特許出願通し番号第61/361,863号のそれぞれの利益を主張する。両仮出願ともこの参照により全体的にここに組み込まれる。
この開示の幾つかの態様は無線通信に一般に関連しているが、マルチユーザの多入力多出力(MU−MIMO:multiuser multiple-input multiple-output)伝送が衝突(collision)に見舞われていることを検出してバックオフ ウィンドウ(backoff window)のサイズを次のMU−MIMO伝送に適合させることに特に関連している。
無線通信システムに必要とされている帯域幅の要求の増大に関する問題に対処するためにチャネル リソースを共用して複数台のユーザ端末に単一のアクセス ポイントとの通信を許す一方で高いデータ スループットを達成する異なる手法が開発されている。マルチ入力マルチ出力(MIMO)技術は、最近になって出現したそのような手法の一つであり、次世代通信システムの技術として普及している。MIMO技術は、米国電気電子学会(IEEE:Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格のような幾つかの新興無線通信規格に採用されている。IEEE802.11は、(例えば、数十メートルから数百メートルの)短距離通信のためにIEEE802.11委員会が策定した無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)エア・インターフェース規格一式を指す。
MIMOシステムは、複数(N)本の送信アンテナと複数(N)本の受信アンテナとをデータ送信に採用している。N本の送信アンテナとN本の受信アンテナとにより形成されるMIMOチャネルは空間チャネルとも呼ばれているN本の独立チャネルに分解されるが、ここでN≦min{N,N}である。N本の独立チャネルの各々は次元に対応している。MIMOシステムは、複数本の送受信アンテナにより生成される付加的な次元数を活用すれば改善された性能(高い処理能力と大きな信頼性)を提供することができる。
アクセス ポイント(AP:Access Point)が1つでユーザ局(STAs:multiple user stations)が複数の無線ネットワークでは、上りリンクと下りリンクの両者とも異なるステーションに向かう複数のチャネルで同時伝送が生じる。そのようなシステムで多くの試みがなされている。
この開示の幾つかの態様は、1つのアクセス ポイント(AP)が複数の局にデータを送信する無線ローカルエリアネットワーク(WLAN:wireless local area network)に一般に適用される。下りリンク空間分割多元接続技術(DL−SDMA:Downlink Spatial Division Multiple Access)を用いることによりAPは複数のSTAに同時にデータを送信することができる。この開示の幾つかの態様は、マルチ ユーザ マルチ入力マルチ出力(MU−MIMO:multiuser multiple-input multiple-output)伝送が衝突に見舞われていることを検出して次のMU−MIMO伝送に適用されるバックオフ カウンタ(a backoff counter)に競合ウィンドウ サイズ(a contention window size)を適合させることに特に関連している。
この開示の幾つかの態様は無線通信方法を提供する。一般にこの方法には、最初の送信で複数個の最初のパケットを複数台の装置に同時に送信すること、複数個の最初のパケットに対応している複数個の肯定応答(acknowledgments)の少なくとも1つを複数台の装置の少なくとも1台から受信していないことを判定すること、この判定に基づいてバックオフ カウンタのために競合ウィンドウ(CW:contention window)を増大させることが含まれている。
この開示の幾つかの態様は無線通信装置を提供する。一般にこの装置は、最初の送信で複数個の最初のパケットを複数台の装置に同時に送信するように構成されている送信機と、複数個の最初のパケットに対応している複数個の肯定応答の少なくとも1つを複数台の装置の少なくとも1台から受信していないことを判定し、この判定に基づいてバックオフ カウンタのためにCWを増大させるように構成されている処理システムとを具備している。
この開示の幾つかの態様は無線通信装置を提供する。一般にこの装置は、第1の送信で複数個の第1のパケットを複数台の装置に同時に送信する手段と、複数個の第1のパケットに対応している複数個の肯定応答の少なくとも1つを複数台の装置の少なくとも1台から受信していないことを判定する手段と、この判定に基づいてバックオフ カウンタのためにCWを増大させる手段とを具備している。
この開示の幾つかの態様は無線通信用コンピュータ プログラム製品を提供する。一般にこのコンピュータ プログラム製品には、第1の送信で複数個の第1のパケットを複数台の装置に同時に送信したり、複数個の第1のパケットに対応している複数個の肯定応答の少なくとも1つを複数台の装置の少なくとも1台から受信していないことを判定したり、この判定に基づいてバックオフ カウンタのためにCWを大きくしたりする実行可能な諸命令を備えたコンピュータ可読媒体が含まれている。
この開示の幾つかの態様はアクセス ポイントを提供する。一般にこのアクセス ポイントは、少なくとも1本のアンテナと、この少なくとも1本のアンテナにより第1の送信で複数個の第1のパケットを複数台の装置に同時に送信するように構成されている送信機と、複数個の第1のパケットに対応している複数個の肯定応答の少なくとも1つを複数台の装置の少なくとも1台から受信していないことを判定し、この判定に基づいてバックオフ カウンタのためにCWを増大させるように構成されている処理システムとを具備している。
この開示の幾つかの態様は無線通信方法を提供する。一般にこの方法には、第1の送信で複数個の第1のパケットを複数台の装置に同時に送信し、これら複数個の第1のパケットが複数のアクセス カテゴリから選択された1つのアクセス カテゴリに関連付けられている1個のパケット備えていて、その1個のパケットに対応している肯定応答を複数台の装置の指定されている装置から受信していないことを判定し、この指定されている装置が選択されているアクセス カテゴリに関連付けられていて、選択されているアクセス カテゴリに関連付けられているバックオフ カウンタのために競合ウィンドウ(CW)を前記の判定に基づいて増大させることが含まれている。
この開示の幾つかの態様は無線通信装置を提供する。一般にこの装置は、第1の送信で複数個の第1のパケットを複数台の装置に同時に送信するように構成されている送信機を具備していて、これら複数個の第1のパケットが複数のアクセス カテゴリから選択された1つのアクセス カテゴリに関連付けられている1個のパケットを備えていて、その1個のパケットに対応している肯定応答を複数台の装置の中で指定されている装置から受信していないことを判定するように構成されている第1の回路をさらに具備していて、この指定されている装置が選択されているアクセス カテゴリに関連付けられていて、選択されているアクセス カテゴリに関連付けられているバックオフ カウンタのために競合ウィンドウ(CW)を前記の判定に基づいて増大させるように構成されている第2の回路をさらに具備している。
この開示の幾つかの態様は無線通信装置を提供する。一般にこの装置は、第1の送信で複数個の第1のパケットを複数台の装置に同時に送信する手段を具備していて、これら複数個の第1のパケットが複数のアクセス カテゴリから選択された1つのアクセス カテゴリに関連付けられている1個のパケットを備えていて、その1個のパケットに対応している肯定応答を複数台の装置の中で指定されている装置から受信していないことを判定する手段をさらに具備していて、この指定されている装置が選択されているアクセス カテゴリに関連付けられていて、選択されているアクセス カテゴリに関連付けられているバックオフ カウンタのために競合ウィンドウ(CW)を前記の判定に基づいて増大させる手段をさらに具備している。
この開示の幾つかの態様は無線通信用コンピュータ プログラム製品を提供する。一般にこのコンピュータ プログラム製品には、第1の送信で複数個の第1のパケットを複数台の装置に同時に送信し、これら複数個の第1のパケットが複数のアクセス カテゴリから選択された1つのアクセス カテゴリに関連付けられている1個のパケットを備えていて、その1個のパケットに対応している肯定応答を複数台の装置の指定されている装置から受信していないことを判定し、この指定されている装置が選択されているアクセス カテゴリに関連付けられていて、選択されているアクセス カテゴリに関連付けられているバックオフ カウンタのために競合ウィンドウ(CW)を前記の判定に基づいて増大させることを実行可能な諸命令を備えているコンピュータ可読媒体が含まれている。
この開示の幾つかの態様はアクセス ポイントを提供する。一般にこのアクセス ポイントは、最初の送信で複数個の最初のパケットを複数台の装置に同時に送信するように構成されている送信機を具備していて、これら複数個の最初のパケットが複数のアクセス カテゴリから選択された1つのアクセス カテゴリに関連付けられている1個のパケットを備えていて、その1個のパケットに対応している肯定応答を複数台の装置の中で指定されている装置から受信していないことを判定するように構成されている第1の回路をさらに具備していて、この指定されている装置が選択されているアクセス カテゴリに関連付けられていて、選択されているアクセス カテゴリに関連付けられているバックオフ カウンタのために競合ウィンドウ(CW)を前記の判定に基づいて増大させるように構成されている第2の回路をさらに具備している。
この開示の上に述べた諸特徴を詳細に理解することができるように上の簡単な要約に関する発明の詳細な説明を添付図面に幾つか例示されている諸態様を参照して提示する。但し、添付図面はこの開示の幾つかの典型的な態様を例示しているに過ぎないのであり、しかも、発明の詳細な説明には他の同様に有効な諸態様も含まれるので、範囲を限定するものとして添付図面を解釈してはならないことを断っておく。
図1は、この開示の幾つかの態様にしたがっている無線通信ネットワークを例示している図である。 図2は、この開示の幾つかの態様にしたがっている典型的なアクセス ポイントとユーザ端末のブロック図である。 図3は、この開示の幾つかの態様にしたがっている典型的な無線装置のブロック図である。 図4は、この開示の幾つかの態様にしたがっている典型的な下りリンク マルチ ユーザ マルチ入力マルチ出力(DL−MU−MIMO)プロトコルの例である。 図5は、この開示の幾つかの態様にしたがって衝突の検出や競合ウィンドウの更新のためにアクセス ポイントで実行される典型的な作動例である。 図5Aは、図5に示されている作動を実行することのできる典型的な手段の例である。 図6は、衝突を検出するための様々なオプションや様々なオプションにしたがって競合ウィンドウを計算するための規則を列挙している表である。 図7は、この開示の幾つかの態様にしたがって衝突の検出や競合ウィンドウの更新のためにアクセス ポイントで実行される典型的な作動例である。 図7Aは、図7に示されている作動を実行することのできる典型的な手段の例である。
以下、添付図面を参照して開示の様々な態様を詳細に説明する。但し、この開示は様々に異なる諸形式で実施することができるので、この開示全体に亘って提示されているいずれかの特定の諸構造や諸機能に限定されるものと解釈してはならない。むしろ、これらの諸態様を提示するのは、この開示を完全かつ完璧にしたり、この技術分野で通常の知識を有する者に開示の範囲を完全に伝えたりするためである。この開示の別の態様とは別個に実施されるか、あるいは、この開示の別の態様と組み合わせて実施されるかを問わず、この開示の範囲はここに開示されている開示の諸態様をカバーすることが意図されていることをこの技術分野で通常の知識を有する者であればここに開示する諸技術に基づいて認識することができる。例えば、ここに記載した任意の数の諸態様を用いて装置を実現したり方法を実施したりすることができる。さらに、開示の範囲は別の構造または機能あるいは構造および機能をここに記載した開示の様々な態様に加えてまたはその外に用いて実施される装置や方法をカバーすることが意図されている。ここに提示した開示の任意の態様を特許請求の範囲の1つ以上の要素により具体化することができることを理解されたい。
ここで使用している用語「典型的な(exemplary)」は「例、実例、例証の役を果たすこと」を意味している。「典型的」としてここに記載した態様はそれ以外の態様よりも好ましいとか有利であるとかと解釈する必要はまったくない。
特定の諸態様をここに記載するが、これら諸態様の多くの変種や置き換えもその全てがこの開示の範囲に含まれる。好ましい諸態様の便宜や恩恵を幾つか提示するが、特定の便宜や用途や目的に開示の範囲を限定するつもりではないことを断っておく。むしろ、様々な無線技術、システム構成、ネットワーク、伝送プロトコルに開示の諸態様を広く適用することが意図されている。これらの幾つかは例として図示されていると共に好ましい態様として以下に説明されている。詳細な説明および図面は限定ではなく、むしろ開示の例に過ぎないのであって、開示の範囲は添付の特許請求の範囲とその均等物により定められる。
[典型的な無線通信システム]
ここに記載する技術は、直交多重化技術に基づく通信技術を含む様々な広帯域無線通信システムに使用することができる。そのような多元接続システムの例には、空間分割多元接続(SDMA:Spatial Division Multiple Access)、時分割多元接続(TDMA:time division multiple access)、直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA:Single-Carrier Frequency Division Multiple Access)の各システムが含まれる。SDMAシステムでは、十分に異なる方向を利用して複数台のユーザ端末に属するデータを同時に伝送する。TDMAシステムでは、伝送信号を異なる時間スロットに分割して、個々の時間スロットを異なるユーザ端末に割り当てることにより、複数台のユーザ端末が同じ周波数チャネルを共用することができる。OFDMAシステムでは、システム帯域幅全体を複数個の直交サブキャリアに分割する変調技術である直交周波数分割多重化(OFDM)が採用されている。このようなサブキャリアはトーンやビンなどとも呼ばれる。OFDMでは、個々のサブキャリアはデータで別々に変調される。SC−FDMAシステムでは、インターリーブ周波数分割多元接続(IFDMA:interleaved FDMA)を利用してシステム帯域幅全体に亘って分散しているサブキャリアで伝送し、局在化FDMA(LFDMA:localized FDMA)を利用して隣接サブキャリアのブロックで伝送し、高度化FDMA(EFDMA:enhanced FDMA)を利用して隣接キャリアの複数個のブロックで伝送している。一般に変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で伝送され、SC−FDMAでは時間領域で伝送される。
本願の諸教示は有線無線を問わず様々な装置(例えば、ノード)に組み込むことができる(例えば、装置内で実施されたり、装置により実行されたりすることができる)。幾つかの態様では、本願の諸教示にしたがって実現された無線ノードはアクセス ポイントまたはアクセス端末を備えている。
アクセス ポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワーク コントローラ(「RNC」)、eNodeB、基地局制御装置(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービス セット(「BSS」)、拡張サービス セット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、その他の用語を含んでいるか、あるいは、それらのいずれかとして実現されたり知られていたりしている。
アクセス端末(「AT」)は、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザ エージェント、ユーザ装置、ユーザ機器、ユーザ局、その他の用語を含んでいるか、あるいは、それらのいずれかとして実現されたり知られていたりしている。幾つかの実施では、小型携帯移動電話機(cellular telephone)、コードレス電話(cordless telephone)、セッション開始プロトコル(SIP)電話(Session Initiation Protocol (SIP) phone)、無線局所ループ(WLL)局(wireless local loop (WLL) station)、パーソナル デジタル アシスタント(PDA)(personal digital assistant (PDA))、無線接続能力のある手持ち式装置、局(「STA」)、無線モデムに接続されているその他の適切な処理装置がアクセス端末に含まれる。したがって、ここに教示されている1件以上の態様は電話機(例えば、小型携帯移動電話機やスマート フォン)、コンピュータ(例えば、ラップ トップ)、携帯用通信装置、携帯用計算装置(例えば、パーソナル データ アシスタント)、娯楽用装置(例えば、音楽やビデオの装置、あるいは、衛星ラジオ)、全世界測位システム装置、または、無線や有線のモデムを介して通信をするように構成されている任意のその他の適切な装置に組み込むことができる。幾つかの態様ではノードは無線ノードである。そのような無線ノードは、無線や有線の通信リンクを介してネットワーク(例えば、インターネットのような広域ネットワークや小ゾーン方式のネットワーク)のために接続性を提供したりそのようなネットワークへの接続性を提供したりする。
図1は、アクセス ポイントおよびユーザ端末が複数台ずつあるマルチ アクセス マルチ入力マルチ出力(MIMO)システム100を例示している。簡単にするために図1にはアクセス ポイント110が1つだけしか示されていない。アクセス ポイントは、一般に複数台の端末と通信をする固定局であり、基地局と呼ばれることもあれば、その他の用語で呼ばれることもある。ユーザ端末は、据え付けの場合もあれば可動の場合もあり、移動局とか無線装置とかと呼ばれることもあれば、その他の用語で呼ばれることもある。アクセス ポイント110は、任意の与えられた瞬間に上りリンクや下りリンクにより1台以上のユーザ端末120と通信をする。下りリンク(例えば、順方向リンク)はアクセス ポイントからユーザ端末に向かう通信リンクであり、上りリンク(例えば、逆方向リンク)はユーザ端末からアクセス ポイントに向かう通信リンクである。ユーザ端末は、ピア ツー ピアで別のユーザ端末と通信をすることもできる。システム コントローラ130は、アクセス ポイントに連結されていてアクセス ポイントに協調と制御とを提供している。
以下の開示の幾つかの部分では空間分割多元接続(SDMA)による通信の可能なユーザ端末120が説明されているが、幾つかの態様ではSDMAをサポートしていないユーザ端末もユーザ端末120に含まれている。したがって、そのような態様のために、AP110はSDMAのユーザ端末と非SDMAのユーザ端末の両者と通信ができるように構成されている。この手法であれば古い形式のユーザ端末(「旧式の」局)が事業内で展開しているまま新しいSDMA式ユーザ端末を適切な時期に導入することができるので好都合にも古い形式のユーザ端末の寿命を延ばすことができる。
システム100は、下りリンクおよび上りリンクでのデータ伝送用に送信アンテナおよび受信アンテナをそれぞれ複数本ずつ備えている。アクセス ポイント110はNap本のアンテナを備えていて、下りリンクによる伝送のためのマルチ入力(MI)と上りリンクによる伝送のためのマルチ出力を表している。K台の選択されたユーザ端末120の組は下りリンクでの伝送のためのマルチ出力と上りリンクでの伝送のためのマルチ入力を一括して表している。純粋のSDMAでは、K台のユーザ端末データ シンボル ストリームが符号または周波数または時間について何らかの手段により多重化されていない場合にはNap≧K≧1であることが望ましく、TDMA技術、CDMAによる異なる符号チャネル、OFDMによるサブバンドの互いに素な集合、その他を用いてデータ シンボル ストリームが多重化されている場合にはKはNapよりも大きいことが望ましい。個々の選択されたユーザ端末は、ユーザに固有のデータをアクセス ポイントに伝送したり、ユーザに固有のデータをアクセス ポイントから受信したりする。一般に、個々の選択されたユーザ端末はアンテナを1本以上備えている(例えば、Nut≧1)。K台の選択されたユーザ端末は同じ本数か異なる本数のアンテナを備えている。
MIMOシステム100は、時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムである。TDDシステムでは、下りリンクおよび上りリンクは同じ周波数帯を共用している。FDDシステムでは、下りリンクおよび上りリンクは異なる周波数帯を使用している。MIMOシステム100は伝送に単一の搬送波または複数の搬送波を用いている。個々のユーザ端末は(例えば、費用を抑えるために)1本のアンテナしか備えていないものもあれば、(例えば、追加の費用を賄える場合には)複数本のアンテナを備えているものもある。伝送信号を異なる時間スロットに分割して、個々の時間スロットを異なるユーザ端末120に割り当てることにより、複数台のユーザ端末120が同じ周波数チャネルを共用することができる場合にはシステム100はTDMAシステムである。
図2は、MIMOシステム100におけるアクセス ポイント110ならびに二台のユーザ端末120mおよび120xのブロック図を例示している。アクセス ポイント110は、N本のアンテナ224a〜224tを備えている。ユーザ端末120mはNut,m本のアンテナ252ma〜252muを備えていて、ユーザ端末120xはNut,x本のアンテナ252xa〜252xuを備えている。アクセス ポイント110は、下りリンクの送信エンティティであり、上りリンクの受信エンティティである。個々のユーザ端末120は、上りリンクの送信エンティティであり、下りリンクの受信エンティティである。ここで使用しているように「送信エンティティ」は独立して作動する装置または無線チャネルによるデータの伝送が可能な装置であり、「受信エンティティ」は独立して作動する装置または無線チャネルによるデータの受信が可能な装置である。以下の説明では、下付き文字の「dn」は下りリンクを表し、上付き文字の「up」は上りリンクを表している。Nup台のユーザ端末が上りリンクでの同時伝送に選択され、Ndn台のユーザ端末が下りリンクでの同時伝送に選択される。NupはNdnに等しいこともあれば等しくないこともある。NupおよびNdnは静的な値であることもあればスケジューリング期間毎に変わることもある。ビーム ステアリング(beam-steering)または何らかの他の空間処理技術がアクセス ポイント ユーザ端末で用いられる。
上りリンクでは、上りリンク伝送のために選択された個々のユーザ端末120でTXデータ プロセッサ288がデータ ソース286からトラフィック データを受信して制御装置280から制御データを受信する。TXデータ プロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートに関連付けられている符号化変調方式に基づいてユーザ端末のためにトラフィック データを処理して(例えば、符号化したり、インターリーブしたり、変調したりして)データ シンボル ストリームを供給する。TX空間プロセッサ290は、データ シンボル ストリームに空間処理を施してNut,m本の伝送シンボル ストリームをNut,m本のアンテナに供給する。個々の送信機ユニット(TMTR)254は、それぞれの伝送シンボル ストリームを受信して、これに処理を施して(例えば、アナログ信号に変換したり、増幅したり、フィルタリングしたり、周波数逓増したりして)上りリンク信号を生成する。Nut,m台の送信機ユニット254は、Nut,m本のアンテナ252からアクセス ポイントに伝送するためにNut,m個の上りリンク信号を供給する。
up台のユーザ端末が上りリンクでの同時伝送のためにスケジューリングされる。どのユーザ端末も、それぞれのデータ シンボル ストリームに空間処理を施して、それぞれの伝送シンボル ストリーム一式を上りリンクでアクセス ポイントに伝送する。
アクセス ポイント110では、上りリンクで伝送をしているNup台の全ユーザ端末からNap本のアンテナ224a〜224apが上りリンク信号を受信する。どのアンテナ224も受信した信号をそれぞれの受信機ユニット(RCVR)222に供供する。どの受信機ユニット222も送信機ユニット254が施した処理に相補的な処理を施して受信シンボル ストリームを供給する。RX空間処理プロセッサ240は、Nap台の受信機ユニット222からのNap本の受信シンボル ストリームに受信機空間処理を施してNup本の受信上りリンク シンボル ストリームを供給する。受信機空間処理は、チャネル相関マトリックス反転(CCMI:channel correlation matrix inversion)または最小平均二乗誤差(MMSE:minimum mean square error)またはソフト干渉消去(SIC:soft interference cancellation)または何らかの他の技術にしたがって行われる。個々の回復した上りリンク データ シンボル ストリームはそれぞれのユーザ端末が伝送したデータ シンボル ストリームの推定である。RXデータ プロセッサ242は、個々の回復した上りリンク データ シンボル ストリームを処理して(例えば、復調したり、デインターリーブしたり、復号化したりして)復号化されたデータを取得する。個々のユーザ端末のために復号化されたデータはデータ シンク244に供給されて蓄積されたり制御装置230に供給されてさらに処理されたりする。
下りリンクでは、アクセス ポイント110でTXデータ プロセッサ210が下りリンク伝送用にスケジューリングされているNdn台のユーザ端末のためにトラフィック データをデータ ソース208から受信し、制御データを制御装置230から受信するが、さらにその他のデータをスケジューラ234から受信する可能性がある。様々な種類のデータが異なるトランスポート チャネルで送信される。
TXデータ プロセッサ210は、ユーザ端末のために選択されたレートに基づいてユーザ端末毎にトラフィック データを処理する(例えば、符号化したり、インターリーブしたり、変調したりする)。TXデータ プロセッサ210は、Ndn本の下りリンク データ シンボル ストリームをNdn台のユーザ端末に供給する。TX空間プロセッサ220は、(この開示に説明されているプリコーディングやビーム フォーミングのような)空間処理をNdn本の下りリンク データ シンボル ストリームに施してNap本の伝送シンボル ストリームをNap本のアンテナに供給する。個々の送信機ユニット222は、それぞれの伝送シンボル ストリームを受信して処理し、下りリンク データ シンボル ストリームを生成する。Nap台の送信機ユニット222は、Nap本のアンテナ224からユーザ端末に伝送するためにNap個の下りリンク信号を供給する。
個々のユーザ端末120では、Nut,m本のアンテナ252がアクセス ポイント110からNap個の下りリンク信号を受信する。どの受信機ユニット254も関連付けられているアンテナ252からの受信信号を処理して受信シンボル ストリームを供給する。RX空間処理プロセッサ260は、Nut,m台の受信機ユニット254からのNu,m本の受信シンボル ストリームに受信機空間処理を施して回復した下りリンク データ シンボル ストリームをユーザ端末に供給する。受信機空間処理はCCMIまたはMMSEまたは何らかの他の技術にしたがって施される。RXデータ プロセッサ270は受信した下りリンク データ シンボル ストリームを処理して(例えば、複合化したり、デインターリーブしたり、複合化したりして)復号化されたデータをユーザ端末のために取得する。
個々のユーザ端末120では、チャネル推定器278が下りリンクのチャネル応答を推定して、下りリンクチャネル推定を供給する。下りリンクチャネル推定には、チャネル利得推定、SNR推定、雑音分散、その他が含まれる。同様に、チャネル推定器228は上りリンクのチャネル応答を推定して上りリンクチャネル推定を供給する。制御装置280は、ユーザ端末用の下りリンク チャネル応答マトリックスHdn,mに基づいて当該ユーザ端末用の空間フィルタ マトリックスをユーザ端末毎に一般に導き出す。制御装置230は、有効な上りリンク チャネル応答に基づいて空間フィルタ マトリックスHup,effをアクセス ポイントのために導き出す。御装置280はユーザ端末毎にフィードバック情報(例えば、下りリンクや上りリンクの固有ベクトル、固有値、SNR推定、その他)をアクセス ポイントに送信する。制御装置230および280は、それぞれがアクセス ポイント110およびユーザ端末120で様々な処理ユニットの作動制御もする。
図3は、MIMOシステム100のように無線通信システムに採用されている無線装置302が使用している様々なコンポーネントを例示している。無線装置302は、ここに述べる様々な方法を実行するように構成されている装置の例である。無線装置302は、アクセス ポイント110か無線端末120のいずれかである。
無線装置302は、無線装置302の作動を制御するプロセッサ304を備えている。プロセッサ304は中央処理ユニット(CPU:central processing unit)とも呼ばれている。メモリ306は、読み出し専用記憶素子(ROM)と等速呼出し記憶装置(RAM)を含むが、命令やデータをプロセッサ304に供給する。メモリ306の一部分には不揮発性ランダム アクセス記憶装置(NVRAM:non-volatile random access memory)も含まれる。プロセッサ304は、メモリ306に記憶されているプログラムの命令に基づいて論理演算や算術演算を一般に行う。メモリ306の諸命令はここに述べる様々な方法を実現するために実行可能である。
無線装置302は、無線装置302と遠隔地との間でデータの送受信ができるように送信機310や受信機312を内蔵している筐体308も備えている。送信機310と受信機312とを合同してトランシーバ314にしても構わない。1本または複数本の送信アンテナ316が筐体308に取り付けられていてトランシーバ314に電気的に連結されている。無線装置302は、(図示していないが)複数台の送信機、複数台の受信機、複数台のトランシーバも備えている。
無線装置302は、トランシーバ314が受信した信号のレベルを検出して定量化するために用いられる信号検出器318も備えている。信号検出器318は、総エネルギ、エネルギ毎サブキャリア毎シンボル、パワー スペクトル密度などの信号を検出する。無線装置302は、信号を処理するためにデジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processor)320も備えている。
無線装置302の様々なコンポーネントはバス システム322により互いに連結されている。バス システムには、電力バス、制御信号バス、状態信号バスがデータバスの他に含まれている。
[衝突の検出および衝突ウィンドウの更新の例]
次世代WLANでは、図1に示したMIMOシステム100のような下りリンク(DL)マルチ ユーザ(MU)MIMO伝送はネットワーク全体の処理能力を増大させる上で有望な技術である。DL MU−MIMO伝送の殆どの態様では、アクセス ポイント(AP)から複数台のユーザ局(STA)に伝送されたプリアンブルのビーム フォーミングされていない部分は空間ストリームの割り当てを示す空間ストリーム割り当てフィールドをSTAsに搬送する。
1台のSTA側からこの割り当て情報を解析するに当たって個々のSTAはMU伝送を受信するようにスケジューリングされている複数台のSTAから自分の順番すなわち1組のSTAにおけるSTA番号を特定する。この特定はグループの形成を伴う。ここで、プリアンブル内のグループ識別(グループID)フィールドが所定のMU伝送で伝送されている1組のSTA(とその順番)をSTAに搬送する。プリアンブル ビットが伝送オーバヘッドに加わると、所定の瞬時におけるMU−MIMO伝送でどのSTAを一緒にするようにスケジューリングするかに関する柔軟性を損なわないようにしながらもできる限り少ないビットをグループIDに費やすことが望ましい。
単一ユーザ(SU:single user)伝送では、パケットが所定のSTAに送信され、次に当該STAから肯定応答(ACK)が一般に返信される。受信したACK(または見つからないACK)に基づいて送信側(例えば、AP)は伝送が成功したかどうか(または衝突しているのかどうか)を判定する。IEEE802.11では、パケットが衝突を経験している場合、その後の伝送のためのバックオフ値に幾つかの規則が適用される。
各伝送の前にAPは0とバックオフ カウンタ(backoff counter)と呼ばれるCW(CW=競合ウィンドウ(contention window))との間の任意の数を生成する。APは次に(無線)媒体が利用されていない間にバックオフ値のカウントダウン(counting down)を開始する。バックオフ カウンタが一度0になると、APは媒体によりパケットを送信することが許される。
パケットは予定されている受信者に受信されなかったり不正確に受信されたりする恐れがあるが、そのような場合にはブロック肯定応答(BA:block acknowledgment)が受信者側から応答として送信されない。この事象の応答としてAPは同じパケットを再伝送する。
Figure 2015136117
CWを増大させることを選択した背景にある理論的根拠は伝送したパケットは別の伝送と衝突したので正しく受信されなかったと言う仮定に基づいている。したがって、BAがないことを衝突の検出方法として採用することができる。衝突の応答としてCWは大きくなるのでAPは衝突が引き続いて生じることを避けるためにも媒体へのアクセスをより長い時間待つことになる。
図4は、この開示の幾つかの態様に基づく下りリンク マルチ ユーザ マルチ入力マルチ出力(DL−MU−MIMO)プロトコルの例である。最初に、DL−MU−MIMO伝送を受信するためにSTAの中から選択された1台(例えば、STA1)にメッセージ送信要求(RTS:Request to Send)402をAPが伝送する。MU−MIMO集合体の全データが優先順位の同じクラスであるかも知れない。RTSメッセージ402は、MU−MIMO集合体におけるデータ クラスの競合パラメータを用いて送信される。
RTSメッセージ402を受信すると選択されたSTA(例えば、STA1)は送信可(CTS)メッセージ404をAPに伝送する。RTSメッセージ402およびCTSメッセージ404は、データ フレームまたは他のメッセージとその肯定応答(ACK)との間の僅かな間隔である短いフレーム間スペース(SIFS:short interframe space)により分離されている。CTSメッセージ404を受信するとAPは、スケジューラ(一般に、図2にスケジューラ234として示すAPの処理システムの一部)により選択されたSTAsにDL−MU−MIMOデータ406を送信する。DL−MU−MIMOデータ406を受信しているSTAは図4に示されているようにSTA1用のBAで開始してSTA3用のBAで終了するBAs408を上りリンク(UL)で連続して伝送する。STA BA伝送はSIFSにより分離されている。STA BA伝送の順番およびタイミングはDL−MU−MIMOデータ406で送信される。
DL−MU−MIMO伝送では複数のパケットが異なるSTAに向けて同時に送信される。全ての肯定応答(ACK)が受信されると、伝送は成功したとみなされる。ACKが全く受信されない場合には全てのパケットが多分失敗しているので、この事象を衝突と解釈するのは当然である。幾つかのACKが欠けているだけで他は受信している場合には、この事象の意味(すなわち、衝突またはSTAの幾つかだけのみの衝突)および競合ウィンドウ(CW)を増大させる観点での適切な反応が定義されている。例えば、図1および図4においてMU−MIMOデータ406がSTA1(ユーザ端末120a)、STA2(ユーザ端末120b)、STA3(ユーザ端末120c)に送信され、その後BAがSTA1およびSTA3から受信されてもSTA2からは受信されない。
図5は、アクセス ポイントが実行する典型的な作動500、例えば、この開示のある態様にしたがって衝突を検出して競合ウィンドウを更新することを例示している。作動500は502で第1の複数個のパケットを第1の伝送で複数台の装置(例えば、STA)に同時に伝送することにより始まる。幾つかの態様では、第1の複数個のパケットはDL−MU−MIMOパケットを備えている。504でアクセス ポイントは、第1の複数個のパケットに対応している複数個の肯定応答の少なくとも1つが複数台の装置の少なくとも1台から受信していないことを特定する。幾つかの態様では複数の肯定応答がブロック肯定応答を備えている。506でアクセス ポイントは、504での特定に基づいてバックオフ カウンタのために競合ウィンドウ(CW)を増大させる。
幾つかの態様では作動500は504での特定に基づいてカウンタをインクリメントすることを備えるので506でCWを増大させることがカウンタに基づいてCWを計算することを備える。幾つかの態様では以下に詳述するようにCWを計算することは最小のCW値(CWmin)をカウンタと1との合計に乗ずることを備える。
幾つかの態様ではAPは508でバックオフ カウンタを任意に初期化する。バックオフ カウンタは、CWに関連付けられている値と0との間の乱数として生成される。510でAPは、バックオフ カウンタを任意に(例えば、初期化の乱数から)カウントダウンする(count down)。バックオフ カウンタがカウントダウンの最後(例えば、ゼロの値)に到達するとAPは512で第2の複数のパケットを第2の伝送で同時に伝送する。幾つかの態様では、第2の複数のパケットがDL−MU−MIMOパケットを備えている。
幾つかの態様では、APは複数のカウンタを任意に供給する。すなわち、複数台の装置(例えば、STA)1台毎に1つのカウンタを供給する。複数台のカウンタのそれぞれについてAPは、(1)特定の1台の装置に対応している1つの肯定応答の受信がない場合にはその特定の1台の装置のカウンタを増大させ、(2)特定の1台の装置に対応している1つの肯定応答を受信するとその特定の1台の装置のカウンタをリセットする。
DL−MU−MIMOデータ伝送後にアクセス ポイントは個々の期待されている有効なBAが受信されているか欠けているかを判定して、前回の伝送におけるBAの受信または欠如に基づいて次の伝送のためのCWを更新する。有効なブロックは、以下のいずれかを含む種々の適切な方法のどれか1つで定義される。
・任意のブロックACK
・以前のデータ伝送で媒体にアクセスするために用いたクラスである特定のクラスの任意のブロックACK
・とりわけIEEE802.11eネットワークについては、直前のMU−MIMO伝送でSTAに送信した媒体アクセス制御(MAC:media access control)プロトコル データ ユニット(MPDU:MAC protocol data units)の少なくとも1つの肯定応答がSTAからのBAに含まれている場合にはそのBAは有効であるとみなされる。
・とりわけIEEE802.11eネットワークについては、直前のMU−MIMO伝送でSTAに送信した全てのMPDUの肯定応答がSTAからのBAに含まれている場合にはそのBAは有効であるとみなされる。
欠けている肯定応答をどのように解釈するのか、および、欠けている肯定応答が競合ウィンドウ(CW:contention window)を増大させることを通じてどのようにバックオフ規則に影響するのかについてこの開示には異なる解答が記載されている。CWを増大させることは以下に示す選択肢1〜4のいずれかにしたがって実施されるが、競合が生じていることを明示するための選択肢に基づいて競合ウィンドウを判定する様々な規則が例示されている図6のチャート600に要約されている。
選択肢1
開示の幾つかの態様では、DL−MU−MIMO伝送のための複数台のSTAsの最初のSTAが有効なBAを返さない場合には、伝送は競合に曝されているものとみなされる。例えば、図4のSTA1からのBAが受信されない場合には、この結果は衝突が生じていることを意味しているとAPは解釈する。対照的に、図4のSTA1からのBAが受信されているけれどもSTA2やSTA3からのBAが受信されていない場合にAPは、これを伝送が成功したとみなして、選択肢1の下で衝突が生じていると言う意味にこの結果を解釈しない。
Figure 2015136117
この開示の幾つかの態様では、STAのどれか1台が有効なBAを送り返さない場合には、伝送が衝突に遭遇するとみなされる。例えば、図4のSTA1、STA2、STA3のいずれかのBAが受信されない場合には、APはこの結果を衝突が生じている意味であると解釈する。
Figure 2015136117
この開示の幾つかの態様では、全てのSTAが有効なBAを送り返さない場合には伝送は衝突に曝されているとみなされる。例えば、図4のSTA1、STA2、STA3からのBAが1つも受信されない場合には衝突が生じているとAPが判定することに無理はない。しかしこの選択肢の下では、TA1、STA2、STA3のいずれかからのBAを少なくとも1つ受信した場合には、衝突が生じているとAPがみなすことはない。
Figure 2015136117
この開示の幾つかの態様では、STA毎に衝突が数え上げられる。ここで、特定のSTAが有効なBAを返さない場合には、そのSTAが衝突に見舞われているとAPは仮定する。例えば、図4のSTA2からのBAが受信されていないがSTA1やSTA3からのBAが受信されている場合には、STA2が衝突に曝されていてSTA1やSTA3は衝突に曝されていないとAPは判定する。
Figure 2015136117
以上に述べた種々の選択肢のいずれによってもIEEE802.11ネットワーク用に指定されている衝突の検出やバックオフ規則を下りリンクのマルチ ユーザMIMO(DL−MU−MIMO)伝送の場合に拡張することができる。これにより、MU−MIMOの可能な装置と従来の装置とが混在している混合ネットワークにおいて従来のIEEE802.11装置に関して公平性を維持することができるようになる。
[典型的な衝突検出バックオフ ウィンドウの多元接続MU−MIMO伝送への適応]
衝突後の急激なバックオフは、IEEE802.11ネットワークにおける拡張分散チャネル アクセス(EDCA:enhanced distributed channel access)の強固な運用に必須不可欠である。アクセス ポイント(AP)からの1個の下りリンク マルチユーザ パケット(DLMP)(すなわち、伝送)がブロック肯定応答(BA)を複数の宛先から引き出す場合には衝突の検出は直接的である。幾つかの態様では、衝突の検出が多元接続(マルチAC)MU−MIMO伝送に拡張されている。ここで、BAsは異なるクラス(すなわち、アクセス カテゴリ)を指していて、個々のDLMPで受信される。
幾つかの態様では、MU−MIMO伝送によりSTAsの部分集合で衝突が生じる。さらに、部分集合における衝突がSTAsの異なる部分集合に影響する。DLMPにおける宛先STA毎に異なる競合STAにより衝突が生じ(て悪影響を与え)る(すなわち、STAはお互いに相手が見えない)。幾つかの態様では、併存している競合IEEE802.11nAPsとの関連で(IEEE802.11nAPと同程度に積極的な)IEEE802.11acAPsを不利にすることのない衝突の検出と競合ウィンドウ(CW)増大機構が含まれている。さらに、競合しているSTA間で公平である(すなわち、少なくともIEEE802.11nAPと同じように公平である)衝突の検出とCWの増大に関する機構が望まれている。さらに、衝突の検出はマルチAC MU−MIMO伝送に拡張される。
選択肢2では、上で述べたように、APが個々のSTAにおける衝突に(IEEE820.11nのように)敏感である場合もある。言い換えれば、APは積極さがIEEE802.11nAPと同程度以下である場合がある。しかし、丁度1台のSTAが高いパケット誤り率に見舞われているのでAPではCWが大きな値に偏っている。言い換えると、IEEE802.11nBSSと衝突するとIEEE802.11acBBSは処理能力が落ちる。さらに、選択肢2では異なるSTA間の区別をしておらず、APが(消極的過ぎて)CWを増大させ続ける場合には、別のSTAから連続する損失が生じる可能性がある。
選択肢3では、上で述べたように、AP用のCWが最も悪いSTAにより偏っている可能性がある。しかし、APは個々のSTAの衝突には敏感でない。言い換えれば、他のSTAが衝突を経験しているにも拘らず衝突の影響を受けていない「幸運な」STA(すなわち、IEEEE802.11nAPよりももっと積極的なSTA)が1台でもあれば急激なバックオフは決して生じない。
幾つかの態様では、IEEE802.11nAPと同じように機能する機構が設計されている。主要なSTA(すなわち、APがIEEE802.11nである場合に自分のクラスが競合に勝てばサービスを受けるSTA)はクラス毎に定義されている。バックオフ規則は、競合に勝ったクラスの主要なSTAに基づいている。言い換えれば、他のMU−MIMOデータは無視される。
IEEE802.11nAPは1台のSTAに伝送をするが、発生した干渉は他のロケーションで衝突の原因になるかも知れない。IEEE802.11nAPはこのような衝突は検出しない。MU−MIMOは複数台のSTAsに伝送することに関与していて複数の宛先で衝突を検出する能力を有している。しかし、複数の宛先で衝突を検出することはIEEE802.11nよりも消極的なアクセスである。上で述べた選択肢2は1台のSTAの衝突は考慮しているがその1台のSTAはどのSTAでも構わないのであって伝送毎に異なるSTAで構わない(すなわち、メモリがない)。さらに、選択肢2では複数のクラスをどのように処理するのかを指定していない。言い換えれば、選択肢2はIEEE802.11nの機構の正しい拡張ではない。
IEEE802.11nでは、どのクラスも内部では(すなわち、AP内では)別のクラスに結合している。勝者のクラスは見出し(HOL:head of line)パケットを送信する。幾つかの態様では、HOLパケットは再送されているパケットでもある。パケットが失敗すると、そのアクセス カテゴリ(CW[AC])の競合ウィンドウが増大する。パケットが最大再送限度を突き抜けたり最大再送限度に到達したりするとCWが再設定される。新しい競合ウィンドウが次のアクセスのために再開される。新しい競合ウィンドウは任意のクラスからのものである。適切なCW[AC]が用いられる。
幾つかの態様ではAPが主要なSTAをクラス毎に指定する。どのクラスでも主要なSTAは、当該クラスに属するHOLデータ(すなわち、主要なデータ)の宛先である。内部の競合の後には「勝者のクラス」が残り、勝者のクラスのデータをAPが送信する。勝者のクラスはIEEE801.11nの拡張分散チャネル アクセス(EDCA:enhanced distributed channel access)にしたがって選択される。幾つかの態様では、同じクラスか別のクラスのいずれかからの幾つかの別のデータもAPは搬送する。ここで、別のデータの選択はAPスケジューラ次第である。勝者のクラスの主要なSTAのみから来る肯定応答(ACK)に基づいて勝者のクラスのCW[AC]だけが伝送毎に更新される。ACKを受信すると、勝者のクラスのCWが再設定される。さらに、当該STAから「主要な」と言うタイトルが取り除かれて新しいSTAが主要なSTAとして選択される。勝者のクラスの待ち行列が未処理のままである場合にはIEEE802.11nにあるようにCWに基づいて新しいバックオフが生成される。
しかし、ACKが受信されない場合には、勝者のクラスのCWが増大する。さらに、主要なSTAは勝者のクラスのために同じまま維持される。さらに、802.11nのようにサービス品質(QoS)ショート リトライ カウンタ(QSRC)に基づいてバックオフ カウンタが再生成される。QSRCは衝突後にフレームが廃棄されるまでどれくらいフレームを再伝送するのかを決める。バックオフ カウンタが逆算の終わりに到達すると2番目の伝送の2番目の複数個のパケットが伝送される。ここで、2番目の複数個のパケットは勝者のクラスに関連付けられているパケットを備えている。勝者のクラス以外のクラスのCWおよびバックオフ値は修正されない。したがって、勝者のクラスの主要なSTAの1つを除く他の全ての衝突または成功した伝送は(例えば、QSRCの更新の際に)無視される。しかし、集合体MACプロトコル データ ユニット(A−MPDU)再試行カウンタは幾つかのMPDUsが何時までも再送信され続けることを防止するために常に全てのSTAsを更新する。次の伝送でAPはクラスの中の内部競合を再び実施する。したがって、勝者のクラスは伝送毎に異なる可能性がある。
(例えば、MU−MIMOではない)伝送をする度に1台のSTAだけがサービスを受けているならば、そのSTAは競合に勝ったクラスの主要なSTAである(すなわち、IEEE802.11nと同じ挙動である)。しかし、複数台のSTAが伝送毎にサービスを受けているのであれば、主要なSTA以外のSTAのこのような挙動はバックオフには影響しない(すなわち、MU−MIMOは完全に見えない)。言い換えれば、この機構はIEEE802.11nAPと同じバックオフの挙動をしている。
図7は、アクセス ポイントで実行される典型的な作動700、例えば、この開示の幾つかの態様に基づいている衝突の検出や競合ウィンドウの更新をする作動を例示している。作動700は、702において第1の伝送で第1の複数個のパケットを複数台の装置(例えば、STA)に同時に伝送することにより開始される。ここで第1の複数個のパケットは、複数のアクセス カテゴリから選択されたアクセス カテゴリに関連付けられているパケットを備えている。第1の複数個のパケットはDL−MUMIMOパケットを備えている。さらに、複数のパケット内の個々のパケットはアクセス カテゴリの1つに関連付けられている。幾つかの態様では、複数のアクセス カテゴリ間のリソースの競合を解決しようとして複数のアクセス カテゴリからアクセス カテゴリが選択される。704では、複数台の装置の中で指定されている装置からパケットに対応している肯定応答が受信されていないとアクセス ポイントが判定するが、この指定されている装置は選択されたアクセス カテゴリに関連付けられている。706では、選択されたアクセス カテゴリに関連付けられているバックオフ カウンタのためにアクセス ポイントが前記の判定に基づいて競合ウィンドウ(CW)を増大させる。
上に述べた方法の様々な作動は対応する機能を実施することのできる適切な手段により実施される。そのような手段には、回路または特定用途向け集積回路(ASIC)またはプロセッサを含むがこれらに限定されない様々なハードウェアやソフトウェアのコンポーネントやモジュールが含まれる。一般に、図面に例示されている作動が生じている場合には、それらの作動にはそれぞれに対応している対応物で類似した参照符号が付いている手段プラス機能のコンポーネント(means-plus-function components)がある。例えば、図5に例示されている作動500は図5Aに例示されている手段500Aに対応している。
例えば伝送する手段は、図2に例示されているアクセス ポイント110の送信機ユニット222のような送信機を備えている。処理する手段か、判定する手段か、増大させる手段か、インクリメントする手段か、累乗する手段か、初期化する手段か、再設定する手段か、計算する手段か、数える手段は処理システムを備えていて、図2に例示されているアクセス ポイント110のスケジューラ234、RXデータ プロセッサ242、TXデータ プロセッサ210、制御装置230のように1台以上のプロセッサがこの処理システムに含まれる。受信する手段は、図2に例示されているアクセス ポイント110の受信機ユニット222のような受信機を備えている。
ここで使用している用語「判定する」には広範囲にわたる様々な機能が含まれている。例えば「判定する」ことには、計算すること、算定すること、処理すること、導き出すこと、調査すること、検索すること(例えば、表やデータベースや別のデータ構造を検索すること)、確認することなどが含まれる。また、「判定する」ことには受信すること(例えば、情報を受信すること)やアクセスすること(例えば、メモリ内のデータにアクセスすること)なども含まれる。また、「判定する」ことには解決することや選抜することや選択することや確立することなども含まれる。
項目を列挙して、その中の「少なくとも1つ」と言うここで使用している表現は列挙した項目の任意の組み合わせを表していて、この組み合わせには項目が1個だけの場合も含まれる。例えば、「aまたはbまたはcの少なくとも1つ」と言う表現にはa、b、c、a−b、a−c、b−c、a−b−cが含まれる。
この開示との関連で記載した様々な例示的論理ブロック、モジュール、回路は、ここに記載した機能を実行するように構成されている汎用プロセッサ、デジタル シグナル プロセッサ(DSP:digital signal processor)、特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)、フィールドプログラマブルゲート アレイ(FPGA:field programmable gate array)または他のプログラマブル論理装置(PLD:programmable logic device)、個別ゲートまたはトランジスタ論理回路、離散的ハードウェア コンポーネント、これらの任意な組合せで実現したり実施したりすることができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサで構わないが、その代わりとして汎用プロセッサは商業的に入手可能な任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、状態機械のいずれでも良い。プロセッサは計算装置の組合せとして実現しても良い。例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数台のマイクロプロセッサ、コアにした1台のDSPと組み合わせた1台以上のマイクロプロセッサ、その他の類似した構成で実現することができる。
この開示との関連で説明した方法やアルゴリズムの工程はプロセッサが実行するソフトウェア モジュールやハードウェアや両者の組み合わせで直接的に具現化することができる。ソフトウェア モジュールは、この技術分野で公知の任意の形式の記憶媒体に存在させておくことができる。使用することのできる記憶媒体の幾つかを例示すれば、ランダム アクセス メモリ(RAM)、リード オンリー メモリ(ROM)、フラッシュ メモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード ディスク、取外し可能ディスク、CD−ROM、その他がある。ソフトウェア モジュールは単一の命令または多くの命令を備えていて、複数の記憶媒体にまたがって異なるプログラム間の幾つかの異なるコード セグメントに分散されている。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ったり記憶媒体に情報を書き込んだりすることができるように典型的な記憶媒体がプロセッサに連結されていても構わない。あるいは、記憶媒体はプロセッサと一体でも構わない。
ここで説明した方法は、ここで説明した方法を達成するために1つ以上の工程または作動を備えている。方法の諸工程や諸作動は、特許請求の範囲から逸脱することなくお互いに交換可能である。言い換えれば、諸工程や諸作動の特定の順序が指定されていない限り特許請求の範囲を逸脱することなく特定の諸工程や諸作動の順序や使用を修正することができる。
記載した諸機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、これらの任意の組み合わせのいずれかとして実現することができる。ハードウェアとして実現した場合には、典型的なハードウェア構成は無線ノードの処理システムを備えている。処理システムはバス構造(bus architecture)で実現することができる。バスには、処理システムの特定の用途や全体的な設計上の制約に応じて任意の数の相互接続バスやブリッジが含まれる。バスは、プロセッサ、機械可読媒体、バス インターフェースを含めて様々な回路を接続する。バス インターフェースは、バスを介してネットワーク アダプタを処理システムに接続するために取り分け用いられる。ネットワーク アダプタは、PHYレイヤの信号処理機能を実現するために用いられる。ユーザ端末120(図1参照)の場合には、ユーザ インターフェース(例えば、キーボード、ディスプレイ、マウス、ジョイスティック、その他)もバスに接続される。バスは、タイミング源、周辺装置、電圧調整器、電力管理回路、その他のようにこの技術分野では公知の様々な他の回路も接続するので、これ以上詳しいことは述べない。
プロセッサが機械可読媒体に格納されているソフトウェアの実行を含む一般的な処理やバスの管理を担当している。1台以上の汎用や専用のプロセッサでプロセッサを実現することができる。マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、ソフトウェアを実行することのできる他の回路が例に含まれる。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語のいずれかとして言及されていようとなかろうと命令、データ、両者の任意の組み合わせを意味するものとしてソフトウェアを広く解釈しなければならない。機械可読媒体には、例として、RAM(ランダム アクセス メモリ)、フラッシュ メモリ、ROM(リード オンリー メモリ)、PROM(プログラム可能読取り専用記憶装置)、EPROM(消去可能なプログラム可能読取り専用記憶装置)、EEPROM(電気的に消去可能なプログラム可能読取り専用記憶装置)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハード ドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、これらの任意の組み合わせが含まれる。機械可読媒体はコンピュータ プログラム製品として具体化することができる。コンピュータ プログラム製品には実装材料も含まれる。
ハードウェアとして具体化された場合には機械可読媒体はプロセッサとは別個の処理システムの一部である。しかし、この技術分野で通常の知識を有する者であれば容易に理解することができることであるが機械可読媒体はその任意の部分を含めて処理システムの外部にある。例として、機械可読媒体には伝送線、データで変調されている搬送波、無線ノードとは別個のコンピュータ製品、バス インターフェースを介してプロセッサがアクセスすることのできるもの全てが含まれる。その他にまたはその上に機械可読媒体またはその任意の一部をキャッシュや汎用レジスタのファイルと一緒にプロセッサに組み込むことができる。
プロセッサの機能を果たすマイクロプロセッサを1台以上と機械可読媒体の少なくとも一部を提供する外部メモリとを備えていて、全てが外部バス構造により他の補助回路と一緒に接続されている汎用処理システムとして処理システムを構成しても良い。あるいは、プロセッサ、バス インターフェース、アクセス端末の場合にはユーザ インターフェース)、補助回路、シングルチップに集積されている機械可読媒体の少なくとも一部を有しているASIC(特定用途向け集積回路)で、または1台以上のFPGAs(書替え可能ゲートアレイ)、PLDs(プログラム可能論理回路)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、離散的ハードウェア コンポーネント、任意の他の適切な回路のいずれかで、またはこの開示全体に亘って説明されている様々な機能を果たす回路の任意の組み合わせで処理システムを実現しても良い。この技術分野で通常の知識を有する者であればここに記載されている機能をシステム全体に課されている全体的な設計上の制約や特定の用途に応じてどのように具体化すれば処理システムにとって最適であるのかは理解できる。
機械可読媒体は幾つかのソフトウェア モジュールを備えている。ソフトウェア モジュールにはプロセッサにより実行されると処理システムに様々な機能を実行させる命令が含まれている。ソフトウェア モジュールには伝送モジュールと受信モジュールとが含まれている。各ソフトウェア モジュールは1台の記憶装置に存在していても良いし、複数台の記憶装置に分散されて存在していても良い。例として、ソフトウェア モジュールはきっかけとなる事象が生じるとハード ドライブからRAMに読み込まれる。ソフトウェア モジュールの実行中にアクセス速度を高めるためにプロセッサは幾つかの命令をキャッシュに読み込む。プロセッサによる実行のために1本以上のキャッシュ ラインが汎用レジスタ ファイルに読み込まれる。ソフトウェア モジュールの機能に関する以下の言及では当該ソフトウェア モジュールの諸命令を実行する時に当該機能がプロセッサにより実現されていることを理解されたい。
ソフトウェアで実現されると諸機能は命令やコードとしてコンピュータ可読媒体に格納されたりコンピュータ可読媒体により伝送されたりする。コンピュータ可読媒体には、一方の場所から他方へのコンピュータ プログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の両者が含まれる。記憶媒体はコンピュータがアクセスすることのできる任意の入手可能な媒体である。限定ではなくて飽くまでも例としてそのような可読媒体にはRAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶装置が含まれる他に、所望のプログラム コード手段を命令やデータ構造の形式で保持したり記憶したりすることができてコンピュータがアクセスすることのできる任意の他の媒体が含まれる。さらに、どのような接続もコンピュータ可読媒体と正に呼ぶことができる。例えば、同軸ケーブルまたは光学繊維ケーブルまたは撚線対またはデジタル加入者回線(DSL)または赤外線(IR)もしくは無線もしくはマイクロ波のような無線技術のいずれかを用いてウェブサイト、サーバ、他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合には、同軸ケーブルまたは光学繊維ケーブルまたは撚線対またはDSLまたは赤外線もしくは無線もしくは極超短波のような無線技術が媒体の定義に含まれる。ここで使用しているディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクト ディスク(CD:compact disc)、レーザーディスク(登録商標)、光学ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD:digital versatile disc)、フロッピー(登録商標)ディスク、ブルーレイディスクが含まれるが、ディスク(disk)は通常はデータを磁気的に再生し、ディスク(disc)は通常はデータをレーザで光学的に再生する。したがって幾つかの態様ではコンピュータ可読媒体は一時的でないコンピュータ可読媒体(例えば、有形の媒体)が含まれる。さらに別の態様ではコンピュータ可読媒体には一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、信号)も含まれる。以上に述べたものの組み合わせもコンピュータ可読媒体の範囲に含まれる。
このように幾つかの態様にはここに示した諸作用を実行するコンピュータ プログラム製品が含まれている。例えば、そのようなコンピュータ プログラム製品には1台以上のプロセッサによる実行が可能でここに記載した諸作用を果たす諸命令が格納されている(および/または符号化されている)コンピュータ可読媒体が含まれる。幾つかの態様では、コンピュータ プログラム製品には実装材料も含まれる。
さらに、ここで説明した方法や技術を実行するためのモジュールなどの適切な手段はユーザ端末や基地局でダウンロードなどにより取得することができることを認識されたい。例えば、そのような装置をサーバに接続してここで説明した方法を実行する手段の転送を容易にすることができる。あるいは、ここに記載した様々な方法は記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピー ディスクのように物理的な記憶媒体)により提供することもできる。さらに、ここに記載した方法や技術を装置に提供する任意の他の適切な技術を使用することもできる。
特許請求の範囲が以上に例示した構成やコンポーネントに正確に限定される訳ではないことを理解されたい。特許請求の範囲から逸脱することなく様々な修正や変更や改変を以上に説明した方法や装置の詳細、構成、働きに施すことができる。
特許請求の範囲が以上に例示した構成やコンポーネントに正確に限定される訳ではないことを理解されたい。特許請求の範囲から逸脱することなく様々な修正や変更や改変を以上に説明した方法や装置の詳細、構成、働きに施すことができる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 第1の複数のパケットを複数の装置に第1の伝送で同時に伝送すること、
前記第1の複数のパケットに対応している複数の肯定応答の少なくとも1つが前記複数の装置の少なくとも1つから受信されていないことを判定すること、
バックオフカウンタのために競合ウィンドウ(CW)を前記判定に基づいて増大すること
を備えている無線通信ための方法。
[C2] 0と前記CWの値との間の任意の数を備える前記バックオフカウンタを初期化すること、
バックオフカウンタをカウントダウンすること、
バックオフカウンタがカウントダウンの最後に到達することに応じて第2の複数のパケットを第2の伝送で同時に伝送すること
をさらに備えているC1記載の方法。
[C3] 前記判定に基づいてカウンタをインクリメントすることをさらに備えていて、前記CWを増大させることが前記カウンタに基づいて前記CWを計算することを備える、C1記載の方法。
[C4] 前記複数の肯定応答の前記少なくとも1つが受信されていないと判定することには時間内に最初に受信することが予想されている前記複数の肯定応答の第1の肯定応答が受信されていないと判定することが含まれているC1記載の方法。
[C5] 複数のカウンタを前記複数台の装置の1台1台に1つずつ供給することを備え、
前記複数のカウンタの各々について
前記装置の特定の1台に対応している前記複数の肯定応答の1つを受信していないことに応じて前記装置の前記特定の1台について前記カウンタをインクリメントすること、
前記装置の特定の1台に対応している前記複数の肯定応答の1つを受信することに応じて前記装置の前記特定の1台について前記カウンタを再設定すること
をさらに備えているC1記載の方法。
[C6] 前記CWが前記第1の伝送に用いられたクラスの関数であるC1記載の方法。
[C7] 前記複数の肯定応答が複数の有効ブロック肯定応答(BA)から成っているC1記載の方法。
[C8] 前記有効なBAの各々が前記第1の伝送に用いられたクラスに関連付けられているブロック肯定応答(BA)から成っているC7記載の方法。
[C9] 前記有効なBAsの各々が、前記第1の複数のパケットの対応する1つにおける媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(MPDU)の少なくとも1つの肯定応答を備えるC7記載の方法。
[C10] 前記第1の複数のパケットが、複数のアクセスカテゴリから選択された1つのアクセス カテゴリに関連付けられているパケットを備えていて、前記判定することが前記パケットに対応している肯定応答が前記複数台の装置の指定された装置から受信されていないと判定することから成っていて、前記指定された装置が前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられていて、前記増大させることが前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられているバックオフカウンタのために前記判定に基づいて前記CWを増大させることを備えるC1記載の方法。
[C11] 前記最初の複数のパケットの中の前記パケットの各々が前記アクセス カテゴリに関連付けられているC10記載の方法。
[C12] 前記パケットが、前記選択されたアクセス カテゴリに関連付けられているパケット待ち行列の見出し(HOL)パケットを備えるC10記載の方法。
[C13] 0と前記CWの値との間の任意の数を備える前記バックオフカウンタを初期化すること、
バックオフカウンタをカウントダウンする(counting down)こと、
バックオフカウンタがカウントダウンの最後に到達すると第2の複数のパケットを第2の伝送で同時に伝送することをさらに備えていて、
前記第2の複数のパケットが前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられている前記パケットを備えるC10記載の方法。
[C14] 前記第2の複数のパケットで伝送された前記パケットに対応している別の肯定応答が前記指定された装置から受信されていると判定すること、
前記選択されたアクセス カテゴリに関連付けられている前記バックオフカウンタのために前記判定に基づいて前記CWを再設定すること
をさらに備えているC13記載の方法。
[C15] 前記パケットに対応している前記肯定応答が前記指定された装置から最大再伝送限度(maximum retransmission limit)内に受信されるまで前記選択されたアクセス カテゴリに関連付けられている前記パケットが再伝送されるC10記載の方法。
[C16] 前記アクセス カテゴリが、米国電気電子学会(IEEE)802.11n拡張分散チャネル アクセス(EDCA:enhanced distributed channel access)規則にしたがって選択されるC10記載の方法。
[C17] 第1の複数のパケットを複数台の装置に第1の伝送で同時に送信するように構成されている送信機と、
前記第1の複数のパケットに対応している複数の肯定応答の少なくとも1つが前記複数台の装置の少なくとも1台から受信されていないと判定するように、および
バックオフカウンタのために競合ウィンドウ(CW)を前記判定に基づいて増大させるように
構成されている処理システムと
を備えている無線通信装置。
[C18] 前記バックオフカウンタが0と前記CWの値との間の任意の数を備える前記バックオフカウンタを初期化するように、および前記バックオフカウンタをカウントダウンするように前記処理システムが構成されていて、前記バックオフカウンタがカウントダウンの最後に到達すると第2の複数のパケットを第2の伝送で同時に伝送するように前記送信機が構成されているC17記載の装置。
[C19] 前記判定に基づいてカウンタをインクリメントするように、および前記カウンタに基づいて前記CWを計算することにより前記CWを増大させるように前記処理システムが構成されているC17記載の装置。
[C20] 時間内に最初に受信することが予想されている前記複数の肯定応答の最初の肯定応答が受信されていないと判定することによって前記複数の肯定応答の前記少なくとも1つが受信されていないと判定するように前記処理システムが構成されているC17記載の装置。
[C21] 複数のカウンタを前記複数台の装置の1台1台に1つずつ供給し、
前記複数のカウンタの各々について
前記装置の特定の1台に対応している前記複数の肯定応答の1つを受信していないことに応じて前記装置の前記特定の1台について前記カウンタをインクリメントするように、および
前記装置の特定の1台に対応している前記複数の肯定応答の1つを受信することに応じて前記装置の前記特定の1台について前記カウンタを再設定するように
前記処理システムが構成されているC17記載の装置。
[C22] 前記CWが前記第1の伝送に用いられたクラスの関数であるC17記載の装置。
[C23] 前記複数の肯定応答が複数の有効ブロック肯定応答(BA)を備えているC17記載の装置。
[C24] 前記有効なBAの各々が前記第1の伝送に用いられたクラスに関連付けられているブロック肯定応答(BA)を備えるC23記載の装置。
[C25] 前記有効なBAの各々が、前記第1の複数のパケットの対応する1つにおける媒体アクセス制御(MAC)プロトコル データ ユニット(MPDU)の少なくとも1つの肯定応答を備えるC23記載の装置。
[C26] 前記第1の複数のパケットが、複数のアクセス カテゴリから選択された1つのアクセス カテゴリに関連付けられているパケットを備えていて、
前記処理システムが、前記パケットに対応している肯定応答が前記複数台の装置の指定された装置から受信されていないと判定することによって前記複数の肯定応答の前記少なくとも1つが受信されていないと判定するように構成されていて、
前記指定されている装置が前記選択されているアクセス カテゴリに関連付けられていて、
前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられているバックオフカウンタのために前記判定に基づいて前記CWを増大させることにより前記処理システムが前記CWを増大させるように構成されているC17記載の装置。
[C27] 前記最初の複数のパケットの中の前記パケットの各々が前記アクセスカテゴリに関連付けられているC26記載の装置。
[C28] 前記パケットが、前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられているパケット待ち行列の見出し(HOL)パケットを備えるC26記載の装置。
[C29] 前記処理システムが、前記バックオフカウンタが0と前記CWの値との間の任意の数を備える前記バックオフカウンタを初期化するように、および前記バックオフカウンタをカウントダウンするように構成されていて、
前記バックオフカウンタがカウントダウンの最後に到達すると第2の複数のパケットを第2の伝送で同時に伝送するように前記送信機が構成されていて、前記第2の複数のパケットが前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられている前記パケットを備えるC26記載の装置。
[C30] 前記第2の複数のパケットで伝送された前記パケットに対応している別の肯定応答が前記指定された装置から受信されていると判定するように、および
前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられている前記バックオフカウンタのために前記判定に基づいて前記CWを再設定するように
前記処理システムが構成されているC29記載の装置。
[C31] 前記パケットに対応している前記肯定応答が前記指定された装置から受信されるまで前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられている前記パケットを最大再伝送限度まで再伝送するように前記送信機が構成されているC26記載の装置。
[C32] 前記アクセスカテゴリが、米国電気電子学会(IEEE)802.11n拡張分散チャネルアクセス(EDCA)規則にしたがって選択されるC26記載の装置。
[C33] 第1の複数のパケットを複数台の装置に第1の伝送で同時に送信する手段と、
前記第1の複数のパケットに対応している複数の肯定応答の少なくとも1つが前記複数台の装置の少なくとも1台から受信されていないと判定する手段と、
バックオフカウンタのために競合ウィンドウ(CW)を前記判定に基づいて増大させる手段と
を備えている無線通信装置。
[C34] 0と前記CWの値との間の任意の数から成る前記バックオフカウンタを初期化する手段と、
前記バックオフカウンタをカウントダウンする手段と、
前記バックオフカウンタがカウントダウンの最後に到達することに応じて第2の複数のパケットを第2の伝送で同時に伝送する手段と
をさらに備えているC33記載の装置。
[C35] 前記判定に基づいてカウンタをインクリメントする手段をさらに備えていて、前記CWを増大させる前記手段が前記カウンタに基づいて前記CWを計算する手段を備えているC33記載の装置。
[C36] 前記複数の肯定応答の前記少なくとも1つが受信されていないと判定する前記手段が時間内に受信することが予想されている前記複数の肯定応答の最初の肯定応答が受信されていないと判定する手段を備えているC33記載の装置。
[C37] 複数のカウンタを前記複数台の装置の1台1台に1つずつ供給する手段と、
前記複数のカウンタの各々について
前記装置の特定の1台に対応している前記複数の肯定応答の1つを受信していないことに応じて前記装置の前記特定の1台について前記カウンタをインクリメントする手段と、
前記装置の特定の1台に対応している前記複数の肯定応答の1つを受信することに応じて前記装置の前記特定の1台について前記カウンタを再設定する手段と
をさらに備えているC33記載の装置。
[C38] 前記CWが前記第1の伝送に用いられたクラスの関数であるC33記載の装置。
[C39] 前記複数の肯定応答が複数の有効ブロック肯定応答(BA)を備えているC33記載の装置。
[C40] 前記有効なBAの各々が前記第1の伝送に用いられたクラスに関連付けられているブロック肯定応答(BA)から成っているC39記載の装置。
[C41] 前記有効なBAの各々が、前記第1の複数のパケットの対応する1つにおける媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(MPDU)の少なくとも1つの肯定応答から成っているC39記載の装置。
[C42] 前記第1の複数のパケットが、複数のアクセスカテゴリから選択された1つのアクセス カテゴリに関連付けられているパケットを備えていて、
前記判定する手段が、前記パケットに対応している肯定応答が前記複数台の装置の指定された装置から受信されていないと判定することによって前記複数の肯定応答の前記少なくとも1が受信されていないと判定するように構成されていて、
前記指定されている装置が前記選択されているアクセスカテゴリに関連付けられていて、
前記増大させる手段が、前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられているバックオフカウンタのために前記判定に基づいて前記CWを増大させるように構成されているC33記載の装置。
[C43] 前記第1の複数のパケットの中の前記パケットの各々が前記アクセス カテゴリに関連付けられているC42記載の装置。
[C44] 前記パケットが、前記選択されたアクセス カテゴリに関連付けられているパケット待ち行列の見出し(HOL)パケットを備えるC42記載の装置。
[C45] 0と前記CWの値との間の任意の数を備える前記バックオフカウンタを初期化する手段と、
前記バックオフカウンタをカウントダウンする手段と、
前記バックオフカウンタがカウントダウンの最後に到達すると第2の複数のパケットを第2の伝送で同時に伝送する手段とをさらに備えていて、
前記第2の複数のパケットが前記選択されたアクセス カテゴリに関連付けられている前記パケットを備えるC42記載の装置。
[C46] 前記第2の複数のパケットで伝送された前記パケットに対応している別の肯定応答が前記指定された装置から受信されていると判定する手段と、
前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられている前記バックオフカウンタのために前記判定に基づいて前記CWを再設定する手段と
をさらに備えているC45記載の装置。
[C47] 前記パケットに対応している前記肯定応答が前記指定された装置から受信されるまで前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられている前記パケットを最大再伝送限度まで再伝送するように前記伝送する手段が構成されているC42記載の装置。
[C48] 前記アクセスカテゴリが、米国電気電子学会(IEEE)802.11n拡張分散チャネル アクセス(EDCA)規則にしたがって選択されるC42記載の装置。
[C49] 第1の複数のパケットを複数台の装置に第1の伝送で同時に送信し、
前記第1の複数のパケットに対応している複数の肯定応答の少なくとも1つが前記複数台の装置の少なくとも1台から受信されていないと判定し、
前記判定に基づいてバックオフカウンタのために競合ウィンドウ(CW)を増大させる
実行可能な諸命令を備えているコンピュータ可読媒体を備える無線通信のためのコンピュータプログラム製品。
[C50] 少なくとも1本のアンテナと、
前記少なくとも1本のアンテナにより第1の複数のパケットを複数台の装置に第1の伝送で同時に送信する送信機と、
前記第1の複数のパケットに対応している複数の肯定応答の少なくとも1つが前記複数台の装置の少なくとも1台から受信されていないと判定するように、および
前記判定に基づいてバックオフカウンタのために競合ウィンドウ(CW)を増大させるように
構成されている処理システムと、
を備えているアクセスポイント。

Claims (50)

  1. 第1の複数のパケットを複数の装置に第1の伝送で同時に伝送すること、
    前記第1の複数のパケットに対応している複数の肯定応答の少なくとも1つが前記複数の装置の少なくとも1つから受信されていないことを判定すること、
    バックオフ カウンタのために競合ウィンドウ(CW)を前記判定に基づいて増大すること
    を備えている無線通信ための方法。
  2. 0と前記CWの値との間の任意の数を備える前記バックオフ カウンタを初期化すること、
    バックオフ カウンタをカウントダウンすること、
    バックオフ カウンタがカウントダウンの最後に到達することに応じて第2の複数のパケットを第2の伝送で同時に伝送すること
    をさらに備えている請求項1記載の方法。
  3. 前記判定に基づいてカウンタをインクリメントすることをさらに備えていて、前記CWを増大させることが前記カウンタに基づいて前記CWを計算することを備える、請求項1記載の方法。
  4. 前記複数の肯定応答の前記少なくとも1つが受信されていないと判定することには時間内に最初に受信することが予想されている前記複数の肯定応答の第1の肯定応答が受信されていないと判定することが含まれている請求項1記載の方法。
  5. 複数のカウンタを前記複数台の装置の1台1台に1つずつ供給することを備え、
    前記複数のカウンタの各々について
    前記装置の特定の1台に対応している前記複数の肯定応答の1つを受信していないことに応じて前記装置の前記特定の1台について前記カウンタをインクリメントすること、
    前記装置の特定の1台に対応している前記複数の肯定応答の1つを受信することに応じて前記装置の前記特定の1台について前記カウンタを再設定すること
    をさらに備えている請求項1記載の方法。
  6. 前記CWが前記第1の伝送に用いられたクラスの関数である請求項1記載の方法。
  7. 前記複数の肯定応答が複数の有効ブロック肯定応答(BA)から成っている請求項1記載の方法。
  8. 前記有効なBAの各々が前記第1の伝送に用いられたクラスに関連付けられているブロック肯定応答(BA)から成っている請求項7記載の方法。
  9. 前記有効なBAsの各々が、前記第1の複数のパケットの対応する1つにおける媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(MPDU)の少なくとも1つの肯定応答を備える請求項7記載の方法。
  10. 前記第1の複数のパケットが、複数のアクセスカテゴリから選択された1つのアクセス カテゴリに関連付けられているパケットを備えていて、前記判定することが前記パケットに対応している肯定応答が前記複数台の装置の指定された装置から受信されていないと判定することから成っていて、前記指定された装置が前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられていて、前記増大させることが前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられているバックオフ カウンタのために前記判定に基づいて前記CWを増大させることを備える請求項1記載の方法。
  11. 前記最初の複数のパケットの中の前記パケットの各々が前記アクセス カテゴリに関連付けられている請求項10記載の方法。
  12. 前記パケットが、前記選択されたアクセス カテゴリに関連付けられているパケット待ち行列の見出し(HOL)パケットを備える請求項10記載の方法。
  13. 0と前記CWの値との間の任意の数を備える前記バックオフ カウンタを初期化すること、
    バックオフ カウンタをカウントダウンする(counting down)こと、
    バックオフ カウンタがカウントダウンの最後に到達すると第2の複数のパケットを第2の伝送で同時に伝送することをさらに備えていて、
    前記第2の複数のパケットが前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられている前記パケットを備える請求項10記載の方法。
  14. 前記第2の複数のパケットで伝送された前記パケットに対応している別の肯定応答が前記指定された装置から受信されていると判定すること、
    前記選択されたアクセス カテゴリに関連付けられている前記バックオフ カウンタのために前記判定に基づいて前記CWを再設定すること
    をさらに備えている請求項13記載の方法。
  15. 前記パケットに対応している前記肯定応答が前記指定された装置から最大再伝送限度(maximum retransmission limit)内に受信されるまで前記選択されたアクセス カテゴリに関連付けられている前記パケットが再伝送される請求項10記載の方法。
  16. 前記アクセス カテゴリが、米国電気電子学会(IEEE)802.11n拡張分散チャネル アクセス(EDCA:enhanced distributed channel access)規則にしたがって選択される請求項10記載の方法。
  17. 第1の複数のパケットを複数台の装置に第1の伝送で同時に送信するように構成されている送信機と、
    前記第1の複数のパケットに対応している複数の肯定応答の少なくとも1つが前記複数台の装置の少なくとも1台から受信されていないと判定するように、および
    バックオフ カウンタのために競合ウィンドウ(CW)を前記判定に基づいて増大させるように
    構成されている処理システムと
    を備えている無線通信装置。
  18. 前記バックオフ カウンタが0と前記CWの値との間の任意の数を備える前記バックオフ カウンタを初期化するように、および前記バックオフ カウンタをカウントダウンするように前記処理システムが構成されていて、前記バックオフ カウンタがカウントダウンの最後に到達すると第2の複数のパケットを第2の伝送で同時に伝送するように前記送信機が構成されている請求項17記載の装置。
  19. 前記判定に基づいてカウンタをインクリメントするように、および前記カウンタに基づいて前記CWを計算することにより前記CWを増大させるように前記処理システムが構成されている請求項17記載の装置。
  20. 時間内に最初に受信することが予想されている前記複数の肯定応答の最初の肯定応答が受信されていないと判定することによって前記複数の肯定応答の前記少なくとも1つが受信されていないと判定するように前記処理システムが構成されている請求項17記載の装置。
  21. 複数のカウンタを前記複数台の装置の1台1台に1つずつ供給し、
    前記複数のカウンタの各々について
    前記装置の特定の1台に対応している前記複数の肯定応答の1つを受信していないことに応じて前記装置の前記特定の1台について前記カウンタをインクリメントするように、および
    前記装置の特定の1台に対応している前記複数の肯定応答の1つを受信することに応じて前記装置の前記特定の1台について前記カウンタを再設定するように
    前記処理システムが構成されている請求項17記載の装置。
  22. 前記CWが前記第1の伝送に用いられたクラスの関数である請求項17記載の装置。
  23. 前記複数の肯定応答が複数の有効ブロック肯定応答(BA)を備えている請求項17記載の装置。
  24. 前記有効なBAの各々が前記第1の伝送に用いられたクラスに関連付けられているブロック肯定応答(BA)を備える請求項23記載の装置。
  25. 前記有効なBAの各々が、前記第1の複数のパケットの対応する1つにおける媒体アクセス制御(MAC)プロトコル データ ユニット(MPDU)の少なくとも1つの肯定応答を備える請求項23記載の装置。
  26. 前記第1の複数のパケットが、複数のアクセス カテゴリから選択された1つのアクセス カテゴリに関連付けられているパケットを備えていて、
    前記処理システムが、前記パケットに対応している肯定応答が前記複数台の装置の指定された装置から受信されていないと判定することによって前記複数の肯定応答の前記少なくとも1つが受信されていないと判定するように構成されていて、
    前記指定されている装置が前記選択されているアクセス カテゴリに関連付けられていて、
    前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられているバックオフカウンタのために前記判定に基づいて前記CWを増大させることにより前記処理システムが前記CWを増大させるように構成されている請求項17記載の装置。
  27. 前記最初の複数のパケットの中の前記パケットの各々が前記アクセスカテゴリに関連付けられている請求項26記載の装置。
  28. 前記パケットが、前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられているパケット待ち行列の見出し(HOL)パケットを備える請求項26記載の装置。
  29. 前記処理システムが、前記バックオフカウンタが0と前記CWの値との間の任意の数を備える前記バックオフカウンタを初期化するように、および前記バックオフカウンタをカウントダウンするように構成されていて、
    前記バックオフカウンタがカウントダウンの最後に到達すると第2の複数のパケットを第2の伝送で同時に伝送するように前記送信機が構成されていて、前記第2の複数のパケットが前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられている前記パケットを備える請求項26記載の装置。
  30. 前記第2の複数のパケットで伝送された前記パケットに対応している別の肯定応答が前記指定された装置から受信されていると判定するように、および
    前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられている前記バックオフカウンタのために前記判定に基づいて前記CWを再設定するように
    前記処理システムが構成されている請求項29記載の装置。
  31. 前記パケットに対応している前記肯定応答が前記指定された装置から受信されるまで前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられている前記パケットを最大再伝送限度まで再伝送するように前記送信機が構成されている請求項26記載の装置。
  32. 前記アクセスカテゴリが、米国電気電子学会(IEEE)802.11n拡張分散チャネルアクセス(EDCA)規則にしたがって選択される請求項26記載の装置。
  33. 第1の複数のパケットを複数台の装置に第1の伝送で同時に送信する手段と、
    前記第1の複数のパケットに対応している複数の肯定応答の少なくとも1つが前記複数台の装置の少なくとも1台から受信されていないと判定する手段と、
    バックオフカウンタのために競合ウィンドウ(CW)を前記判定に基づいて増大させる手段と
    を備えている無線通信装置。
  34. 0と前記CWの値との間の任意の数から成る前記バックオフ カウンタを初期化する手段と、
    前記バックオフ カウンタをカウントダウンする手段と、
    前記バックオフ カウンタがカウントダウンの最後に到達することに応じて第2の複数のパケットを第2の伝送で同時に伝送する手段と
    をさらに備えている請求項33記載の装置。
  35. 前記判定に基づいてカウンタをインクリメントする手段をさらに備えていて、前記CWを増大させる前記手段が前記カウンタに基づいて前記CWを計算する手段を備えている請求項33記載の装置。
  36. 前記複数の肯定応答の前記少なくとも1つが受信されていないと判定する前記手段が時間内に受信することが予想されている前記複数の肯定応答の最初の肯定応答が受信されていないと判定する手段を備えている請求項33記載の装置。
  37. 複数のカウンタを前記複数台の装置の1台1台に1つずつ供給する手段と、
    前記複数のカウンタの各々について
    前記装置の特定の1台に対応している前記複数の肯定応答の1つを受信していないことに応じて前記装置の前記特定の1台について前記カウンタをインクリメントする手段と、
    前記装置の特定の1台に対応している前記複数の肯定応答の1つを受信することに応じて前記装置の前記特定の1台について前記カウンタを再設定する手段と
    をさらに備えている請求項33記載の装置。
  38. 前記CWが前記第1の伝送に用いられたクラスの関数である請求項33記載の装置。
  39. 前記複数の肯定応答が複数の有効ブロック肯定応答(BA)を備えている請求項33記載の装置。
  40. 前記有効なBAの各々が前記第1の伝送に用いられたクラスに関連付けられているブロック肯定応答(BA)から成っている請求項39記載の装置。
  41. 前記有効なBAの各々が、前記第1の複数のパケットの対応する1つにおける媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(MPDU)の少なくとも1つの肯定応答から成っている請求項39記載の装置。
  42. 前記第1の複数のパケットが、複数のアクセスカテゴリから選択された1つのアクセス カテゴリに関連付けられているパケットを備えていて、
    前記判定する手段が、前記パケットに対応している肯定応答が前記複数台の装置の指定された装置から受信されていないと判定することによって前記複数の肯定応答の前記少なくとも1が受信されていないと判定するように構成されていて、
    前記指定されている装置が前記選択されているアクセスカテゴリに関連付けられていて、
    前記増大させる手段が、前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられているバックオフカウンタのために前記判定に基づいて前記CWを増大させるように構成されている請求項33記載の装置。
  43. 前記第1の複数のパケットの中の前記パケットの各々が前記アクセス カテゴリに関連付けられている請求項42記載の装置。
  44. 前記パケットが、前記選択されたアクセス カテゴリに関連付けられているパケット待ち行列の見出し(HOL)パケットを備える請求項42記載の装置。
  45. 0と前記CWの値との間の任意の数を備える前記バックオフカウンタを初期化する手段と、
    前記バックオフ カウンタをカウントダウンする手段と、
    前記バックオフ カウンタがカウントダウンの最後に到達すると第2の複数のパケットを第2の伝送で同時に伝送する手段とをさらに備えていて、
    前記第2の複数のパケットが前記選択されたアクセス カテゴリに関連付けられている前記パケットを備える請求項42記載の装置。
  46. 前記第2の複数のパケットで伝送された前記パケットに対応している別の肯定応答が前記指定された装置から受信されていると判定する手段と、
    前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられている前記バックオフカウンタのために前記判定に基づいて前記CWを再設定する手段と
    をさらに備えている請求項45記載の装置。
  47. 前記パケットに対応している前記肯定応答が前記指定された装置から受信されるまで前記選択されたアクセスカテゴリに関連付けられている前記パケットを最大再伝送限度まで再伝送するように前記伝送する手段が構成されている請求項42記載の装置。
  48. 前記アクセスカテゴリが、米国電気電子学会(IEEE)802.11n拡張分散チャネル アクセス(EDCA)規則にしたがって選択される請求項42記載の装置。
  49. 第1の複数のパケットを複数台の装置に第1の伝送で同時に送信し、
    前記第1の複数のパケットに対応している複数の肯定応答の少なくとも1つが前記複数台の装置の少なくとも1台から受信されていないと判定し、
    前記判定に基づいてバックオフカウンタのために競合ウィンドウ(CW)を増大させる
    実行可能な諸命令を備えているコンピュータ可読媒体を備える無線通信のためのコンピュータプログラム製品。
  50. 少なくとも1本のアンテナと、
    前記少なくとも1本のアンテナにより第1の複数のパケットを複数台の装置に第1の伝送で同時に送信する送信機と、
    前記第1の複数のパケットに対応している複数の肯定応答の少なくとも1つが前記複数台の装置の少なくとも1台から受信されていないと判定するように、および
    前記判定に基づいてバックオフ カウンタのために競合ウィンドウ(CW)を増大させるように
    構成されている処理システムと、
    を備えているアクセスポイント。
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