JP2015135893A - アライメントユニット - Google Patents

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祥平 山▲ざき▼
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Abstract

【課題】フォトマスクとウェハとを直接比較して、迅速かつ容易に位置合わせすることが可能なアライメントユニットを提供する。【解決手段】フォトマスク2の一部を照明するための第1照明光として、紫外線の波長領域の光を出射する第1光源11と、ウェハ5の一部を照明するための第2照明光として、紫外線以外の波長領域の光を出射する第2光源21と、第1照明光の一部を反射し、一部を透過する第1ハーフミラー12と、第2照明光の一部を反射し、一部を透過する第2ハーフミラー23と、フォトマスク2の一部に反射された第1照明光が入射される第1撮像素子16と、ウェハ5の一部に反射された第2照明光が入射される第2撮像素子27と、を備え、ユニット全体が、露光装置1を構成する投影光学系3とウェハステージ4との間に出入り可能に設けられた構成としてある。【選択図】図1

Description

本発明は、露光光に紫外線の波長領域の光を用いた露光装置に適用され、フォトマスクとウェハとの位置合わせ(アライメント)を行うためのアライメントユニットに関し、特に、フォトマスクとウェハとを直接比較して、迅速かつ容易に位置合わせすることが可能なアライメントユニットに関する。
従来から露光装置を用いて、フォトマスクに描画された所望のパターンを、ウェハ上に転写することが行われている。露光によりパターンを転写する際には、フォトマスクとウェハとが精密に位置合わせされる(例えば、特許文献1〜4を参照)。
従来の一般的なフォトマスクとウェハとのアライメント方法を、図7(a)〜(c)に例示する。図7(a)〜(c)において、露光装置1には、図中の上から順に、フォトマスク2、投影光学系3及びウェハステージ4が配置されている。ウェハステージ4には、ウェハ5が載置されている。
露光装置1には、フォトマスク2とウェハ5とを位置決めするためのアライメント機構が備えられている。フォトマスク2の所定位置には、アライメントマーク2aが描画されている。これに対応して、ウェハ5の所定位置にも、アライメントマーク5aが描画されている。フォトマスク2上には、そのアライメントマーク2aを検出するためのアライメント顕微鏡6が配置されている。投影光学系3の近傍には、ウェハ5のアライメントマーク5aを撮影するためのワークカメラ7が配置されている。ウェハステージ4には、フォトマスク2のアライメントマーク2a及びワークカメラ7の位置を特定するためのフィデューシャルマーク8aを備えたフィデューシャル板8が載置されている。ウェハステージ4には、フィデューシャルマーク8aを照明するための光源4aが内蔵されている。
なお、フォトマスク2とウェハ5とは、平面のX−Y方向及び回転方向(θ方向)に位置合わせしなければならない。このため、実際は、アライメントマーク2a、アライメントマーク5a、フィデューシャルマーク8a、アライメント顕微鏡6及びワークカメラ7は、複数設けられているが、説明の便宜上、これらのうちの1つだけを図示する。
フォトマスク2とウェハ5とのアライメント方法について説明する。図7(a)に示すように、フォトマスク2は、予め定められた位置に位置決めされる。アライメント顕微鏡6の中心は、フォトマスク2のアライメントマーク2aの中心に位置合わせされる。この状態において、ウェハステージ4に内蔵された光源4aが点灯し、フィデューシャルマーク8aを照明する。この照明光は、投影光学系3を通って、フォトマスク2のアライメントマーク2aを照明する。これにより、アライメントマーク2a及びフィデューシャルマーク8aの像が、アライメント顕微鏡6に検出される。その後、図示しない制御部が、ウェハステージ4をX−Y方向に駆動させ、アライメント顕微鏡6に検出されたフィデューシャルマーク8aの像を、アライメントマーク2aの像に一致させる。これにより、制御部は、アライメントマーク2aの位置を特定して記憶する。
次いで、図7(b)に示すように、制御部は、ウェハステージ4をX−Y方向に駆動させ、フィデューシャルマーク8aをワークカメラ7に位置合わせする。制御部は、ワークカメラ7に撮影されたフィデューシャルマーク8aの像の中心を、ワークカメラ7の中心に一致させる。これにより、制御部は、ワークカメラ7の位置を特定して記憶する。
その後、図7(c)に示すように、制御部は、ウェハステージ4をX−Y方向に駆動させ、ウェハ5のアライメントマーク5aをワークカメラ7に位置合わせする。制御部は、ワークカメラ7に撮影されたアライメントマーク5aの像の中心を、ワークカメラ7の中心に一致させる。これにより、ウェハ5のアライメントマーク5aの中心が、フォトマスク2のアライメントマーク2aの中心と一致する。制御部は、ウェハ5のアライメントマーク5aの位置を特定して記憶する。
上述したフォトマスク2のアライメントマーク2a、ワークカメラ7、ウェハ5のアライメントマーク5aの3つの位置特定により、フォトマスク2のアライメントマーク2aと、ウェハ5のアライメントマーク5aとが位置合わせされ、これにより、フォトマスク2とウェハ5との位置合わせが完了する。
特開平4−165363号公報 特開平5−71916号公報 特開平10−335245号公報 特開2011−66185号公報
上述した従来のアライメント機構では、フォトマスク2とウェハ5との位置合わせするために、フォトマスク2のアライメントマーク2aの位置を特定する第1工程、ワークカメラ7の位置を特定する第2工程、2つのアライメントマーク2a、5aを一致させる第3工程といった、複数プロセスを経なければならないという問題があった。すなわち、フォトマスク2とウェハ5とを直接比較して、これらを迅速かつ容易に位置合わせすることができなかった。
特に、従来のアライメント機構では、第1工程におけるアライメントマーク2aの位置の特定、及び第2工程におけるワークカメラ7の位置の特定が、ウェハステージ4の精度に大きな影響を受けてしまう問題があった。すなわち、ウェハステージ4の精度が低い場合は、位置合わせの基準となるアライメントマーク2a及びワークカメラ7の位置を正確に特定することができず、結局、フォトマスク2とウェハ5とを高精度に位置決めすることが困難であった。
また、従来のアライメント機構は、アライメントマーク2a、5aに基づいて、フォトマスク2とウェハ5との位置合わせする構成となっていた。このため、従来のアライメント機構には、所定のアライメントマーク2a、5aを設けなければ、フォトマスク2とウェハ5とを位置合わせすることができないという問題があった。例えば、前工程で所定の一次パターンが転写されているウェハ5に、別の二次パターンを転写する場合がある。このような場合に、互いのパターンどうしを直接比較して、フォトマスク2とウェハ5とを位置合わせすることができれば、高精度の向上につながる。
さらに、従来のアライメント機構は、露光装置1の各部に配置されたアライメント顕微鏡6、ワークカメラ7及びフィデューシャル板8等によって構成されていた。このため、露光装置1毎に同様のアライメント機構を設ければならず、露光を行う度にアライメント顕微鏡6、ワークカメラ7及びフィデューシャル板8を所定の位置に位置決めしなければならないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、フォトマスクとウェハとを直接比較して、迅速かつ容易に位置合わせすることが可能なアライメントユニットの提供を目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明のアライメントユニットは、露光光に紫外線の波長領域の光を用いた露光装置に適用され、フォトマスクとウェハとの位置合わせを行うためのアライメントユニットであって、前記フォトマスクの一部を照明するための第1照明光として、紫外線の波長領域の光を出射する第1光源と、前記ウェハの一部を照明するための第2照明光として、紫外線以外の波長領域の光を出射する第2光源と、前記第1照明光の一部を反射し、一部を透過する第1光分割部材と、前記第2照明光の一部を反射し、一部を透過する第2光分割部材と、前記フォトマスクの一部に反射された前記第1照明光、及び前記ウェハの一部に反射された第2照明光が入射される少なくとも1つの撮像素子と、を備え、ユニット全体が、前記露光装置を構成する投影光学系とウェハステージとの間に出入り可能に設けられた構成としてある。
上記構成からなる本発明のアライメントユニットでは、紫外線である第1照明光の一部が、第1光分割部材によって反射され、フォトマスクの一部(例えば、アライメントマークの全部又はパターンの一部)を照明する。その後、フォトマスクの一部に反射された第1照明光の一部は、第1光分割部材を透過する。この第1光分割部材を透過した第1照明光を撮像素子に入射させることで、フォトマスクの一部の像を撮影し、その位置を特定することができる。
一方、紫外線以外の光である第2照明光の一部は、第2光分割部材によって反射され、ウェハの一部(例えば、アライメントマークの全部又はパターンの一部)を照明する。その後、ウェハの一部に反射された第2照明光の一部は、第2光分割部材を透過する。この第2光分割部材を透過した第2照明光を撮像素子に入射させることで、ウェハの一部の像を撮影し、その位置を特定することができる。
例えば、撮像素子の中心を原点とし、フォトマスクの一部の像と、ウェハの一部の像との中心を、それぞれ撮像素子の中心に一致させることで、フォトマスクとウェハとを位置合わせすることができる。このように、本発明のアライメントユニットによれば、フォトマスクとウェハとを直接比較して、迅速かつ容易に位置合わせすることが可能となる。
また、本発明のアライメントユニットは、ユニット全体が、露光装置を構成する投影光学系とウェハステージとの間に出入り可能に設けられているので、フォトマスク及びウェハの任意の部位を撮像素子で観察することが可能である。したがって、アライメントマークを用いた位置合わせのほか、前工程でウェハに転写された一次パターンと、フォトマスクに描画された二次パターンとを直接比較して、両者を高精度に位置合わせすることが可能である。
さらに、本発明のアライメントユニットは、第1及び第2光源、第1及び第2光分割部材、撮像素子、その他の光学系がユニットとして一体化されているので、既存の露光装置にオプションとして適用することが可能である。
(2)好ましくは、上記(1)のアライメントユニットにおいて、一の光軸上に配置され、前記フォトマスクの一部に反射された前記第1照明光、及び前記ウェハの一部に反射された第2照明光を、それぞれ前記光軸に沿って反対方向に反射する反射部材と、前記光軸上の一側に配置され、前記反射部材に反射された前記第1照明光が入射される第1撮像素子と、前記光軸上の他側に配置され、前記反射部材に反射された前記第2照明光が入射される第2撮像素子と、を備えた構成にするとよい。
上記構成によれば、第1及び第2撮像素子を同一の光軸上に配置することができる。これにより、第1及び第2撮像素子の検出結果にアッベ誤差が生じなくなる。また、第1及び第2撮像素子が配置された一の光軸を水平又は垂直にすることで、アライメントユニットの傾きを容易に修正することが可能となる。
(3)好ましくは、上記(1)のアライメントユニットにおいて、一の光軸上に配置され、前記フォトマスクの一部に反射された前記第1照明光、及び前記ウェハの一部に反射された第2照明光に含まれる偏光成分のうち、一の直線偏光を、それぞれ前記光軸に沿って反対方向に反射し、他の直線偏光を、それぞれ前記光軸と交差する方向に透過する第1偏光部材と、前記光軸の一側に配置され、前記第1偏光部材に反射された前記第1照明光の一の直線偏光を他の直線偏光に変換し、前記光軸に沿った方向に反射する位相変換部材と、前記光軸の他側に配置され、前記第1偏光部材に反射された一の直線偏光、及び前記第1偏光部材を透過した他の直線偏光が入射される撮像素子と、前記光軸と交差する方向に配置され、前記第1偏光部材に反射された一の直線偏光を透過するとともに、前記第1偏光部材を透過した他の直線偏光を反射する第2偏光部材と、を備えた構成にするとよい。
上記構成からなる本発明のアライメントユニットでは、第1偏光部材が、フォトマスクの一部に反射された第1照明光に含まれる偏光成分のうち、一の直線偏光(例えば、S偏光)を反射する。この一の直線偏光は、位相変換部材によって他の直線偏光(例えば、P偏光)に変換され、第1偏光部材を透過する。この他の直線偏光を、撮像素子に入射させることで、フォトマスクの一部の像を撮影し、その位置を特定することができる。
一方、第1偏光部材は、ウェハの一部に反射された第2照明に含まれる偏光成分のうち、一の直線偏光(例えば、S偏光)を反射する。この1の直線偏光を、撮像素子に入射させることで、ウェハの一部の像を撮影し、その位置を特定することができる。
上述のように、本発明のアライメントユニットによれば、フォトマスクの一部に反射された第1照明光と、ウェハの一部に反射された第2照明光との偏光成分を異ならせ、一の光軸に沿って撮像素子に入射させることができる。これにより、1つの撮像素子で2つの像を撮影することが可能となり、1つの中心を基準にして、2つの像を一致させることができる。
したがって、本発明のアライメントユニットでは、1つの撮像素子で撮影した2つの像を直接比較して、迅速かつ容易に位置合わせすることが可能となる。また、本発明のアライメントユニットでは、フォトマスクの一部を撮影するための第1撮像素子の中心と、ウェハの一部を撮影するための第2撮像素子の中心とを、互いに一致させる作業が不要となる。
(4)好ましくは、上記(3)のアライメントユニットにおいて、前記位相変換部材が、λ/4板の背面にミラーを設けた構成であり、前記λ/4板に入射した一の直線偏光を前記ミラーで反射させることにより、他の直線偏光に変換する構成にするとよい。
上記構成によれば、本発明の要求を充足する位相変換部材を、極めて簡単かつ小型化した構成で実現することができる。すなわち、一の直線偏光(例えば、S偏光)を他の直線偏光(例えば、P偏光)に変換するためには、λ/2板を用いればよい。しかし、λ/2板は、厚さが大きく、λ/2板を透過した他の直線偏光を、一の光軸に戻すための迂回ルートとスペースとが必要になる。上記構成からなる位相変換部材によれば、λ/4板は、λ/2板の半分の厚さであり、背面に設けたミラーによって、一の直線偏光をλ/4板に出入りさせる(すなわち、λ/4板を2回通過させる)ことで、λ/2板と同様の位相変換を行うことができる。このような構成により、変換後の他の直線偏光を、一の光軸に戻すための迂回ルートやスペースは一切不要である。
(5)好ましくは、上記(1)のアライメントユニットにおいて、一の光軸上に配置され、前記フォトマスクの一部に反射された前記第1照明光、及び前記ウェハの一部に反射された第2照明光のうち、いずれか一方を前記光軸に沿った方向に反射し、他方を前記光軸に沿った方向に透過する第3光分割部材と、前記光軸上に配置され、前記第3光分割部材に反射又は透過された前記第1照明光及び前記第2照明光が入射される撮像素子と、を備えた構成にするとよい。
上記構成からなる本発明のアライメントユニットでは、第3光分割部材が、例えば、フォトマスクの一部に反射された第1照明光を透過し、ウェハの一部に反射された第2照明光を反射する。これら第1照明光及び第2照明光は、いずれも前記光軸に沿って撮像素子に入射される。これにより、上記(3)、(4)のアライメントユニットと同様に、フォトマスクの一部の位置、ウェハの一部の位置を特定することができる。また、1つの撮像素子で2つの像を撮影することが可能となり、1つの中心を基準にして、2つの像を一致させることができる。
したがって、本発明のアライメントユニットでは、1つの撮像素子で撮影した2つの像を直接比較して、迅速かつ容易に位置合わせすることが可能となる。また、本発明のアライメントユニットでは、フォトマスクの一部を撮影するための第1撮像素子の中心と、ウェハの一部を撮影するための第2撮像素子の中心とを、互いに一致させる作業が不要となる。
(6)好ましくは、上記(3)〜(5)のいずれかのアライメントユニットにおいて、前記フォトマスクの一部に反射された前記第1照明光が、前記投影光学系を通過した後に少なくとも3回の反射を経て前記撮像素子に入射されるとともに、前記ウェハの一部に反射された前記第2照明光が、少なくとも1回の反射を経て前記撮像素子に入射される構成にするとよい。
上記構成によれば、フォトマスクの一部に反射された第1照明光、及びウェハの一部に反射された第2照明光を1つの撮像素子に入射させるために、これら第1照明光及び第2照明光を反射させる光学系の数を最も少なくすることができる。
すなわち、フォトマスクの一部の像、及びウェハの一部の像は、フォトマスクの一部に反射された第1照明光、及びウェハの一部に反射された第2照明光が反射される度に、上下又は左右に反転される。したがって、1つの撮像素子に撮影されるフォトマスクの一部の像、及びウェハの一部の像の向きを一致させるには、フォトマスクの一部に反射された第1照明光、及びウェハの一部に反射された第2照明光を、共に奇数回又は偶数回だけ反射させる必要がある。
本発明者らが鋭意検討した結果、フォトマスクの一部に反射された第1照明光を3回反射させるとともに、ウェハの一部に反射された第2照明光を1回反射させて、これら第1及び第2照明光を1つの撮像素子に入射させることで、本アライメントユニットの構成が最もシンプルになることを見出した。さらに、本発明が必須とする光分割部材、偏光部材又は位相変換部材が、第1照明光を3回反射させる光学系、又は第2照明光を1回反射させる光学系として機能する場合は、本アライメントユニットを構成する光学系の数を更に削減することができる。
(7)好ましくは、上記(3)〜(6)のいずれかのアライメントユニットにおいて、前記フォトマスクの一部に反射された前記第1照明光の結像位置を、前記光軸に沿って変位させる調整部材を備えた構成にするとよい。
上記構成によれば、紫外線の波長領域である第1照明光の像のフォーカスが合わない場合に、調整部材によって、フォトマスクの一部に反射された第1照明光の結像位置を光軸に沿って変位させる。これにより、1つの撮像素子に撮影されたフォトマスクの一部の像のフォーカスを容易に合わせることが可能である。
(8)好ましくは、上記(1)〜(4)のいずれかのアライメントユニットにおいて、前記第2光源が、可視光線の波長領域の光、又は赤外線の波長領域の光を出射する構成にするとよい。
上記構成によれば、ウェハに塗布されたレジスト膜を感光させることなく、ウェハの一部の像を撮影することができる。第2光源から出射される第2照明光を、赤外線の波長領域の光とした場合は、ウェハの裏面の像を観察することができる。この結果、ウェハの裏面にアライメントマークを設けることができ、ウェハの表面の露光領域を拡大することが可能となる。
(9)本発明の画像処理システムは、上記(3)〜(8)のいずれかのアライメントユニットに適用される画像処理システムであって、前記第1光源及び前記第2光源を交互に点灯させる動作を行わせる点灯制御手段と、1つの前記撮像素子に入射された前記第1照明光及び前記第2照明光を判別する照明光判別手段と、を備えた構成としてある。
上記構成によれば、1つの撮像素子に入射された第1照明光の像及び第2照明光の像を観察する際に、どちらの像であるかを簡単に判別することができ、1つの画面上でフォトマスクとウェハとを容易かつ迅速に位置合わせすることが可能となる。
本発明のアライメントユニットによれば、フォトマスクとウェハとを直接比較して、迅速かつ容易に位置合わせすることが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るアライメントユニットを適用した露光装置を示す概略図である。 上記アライメントユニットの2つの撮像素子により撮影されたアライメントマークを示すものであり、同図(a)はフォトマスクのアライメントマークの平面図、同図(b)はウェハのアライメントマークの平面図である。 本発明の第2実施形態に係るアライメントユニットを適用した露光装置を示す概略図である。 上記アライメントユニットの光学的作用を示す説明図である。 上記アライメントユニットの1つの撮像素子により撮影されたアライメントマークを示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係るアライメントユニットを適用した露光装置を示す概略図である。 同図(a)〜(c)は、従来のアライメント機構及びアライメント方法を示す概略図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係るアライメントユニットについて、図1及び図2を参照しつつ説明する。なお、本実施形態において、図7(a)〜(c)に示す露光装置1と同様の構成については、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
<<全体構成>>
図1において、本実施形態に係るアライメントユニット100は、主として、フォトマスク2の一部を照明するための第1光源11と、ウェハ5の一部を照明するための第2光源21と、フォトマスク2の一部の像を撮影するための第1撮像素子16と、ウェハ5の一部の像を撮影するための第2撮像素子27とを備えた構成となっている。アライメントユニット100は、ユニット全体が、露光装置1を構成する投影光学系3とウェハステージ4との間に出入り可能に設けられている。露光装置1は、紫外線の波長領域の光でウェハ5を露光する構成となっており、i線、KrFエキシマレーザー、ArFエキシマレーザーなどの図示しない紫外線光源を備えている。
以下、本実施形態に係るアライメントユニット100の構成及び光学的動作について、フォトマスク2の一部の位置を特定するための光学系と、ウェハ5の一部の位置を特定するための光学系とに分けて説明する。なお、図1に示す直角プリズム(反射部材)14は、これら光学系の両方に関与する。
<<フォトマスク関連の光学系>>
アライメントユニット100は、フォトマスク2の一部の位置を特定するための光学系として、第1光源11と、第1ハーフミラー(第1光分割部材)12と、直角プリズム14と、対物レンズ15と、第1撮像素子16とを備える。
第1光源11は、フォトマスク2の一部(例えば、アライメントマーク2a)を照明するための紫外線LED11aを有する。紫外線LED11aは、紫外線の波長領域の第1照明光を出射する。図中に、紫外線の波長領域の第1照明光を灰色の矢印で示す。
第1ハーフミラー12は、第1光源11から出射された第1照明光の半分を反射し、残りの半分を透過させる。このとき、第1ハーフミラー12を透過した第1照明光は、光吸収部材13によって吸収される。
第1ハーフミラー12に反射された第1照明光は、投影光学系3を介して、フォトマスク2のアライメントマーク2aを照明する。アライメントマーク2aに反射された第1照明光は、再び投影光学系3を介して、第1ハーフミラー12に入射する。第1ハーフミラー12は、アライメントマーク2aに反射された第1照明光の半分を反射し、残り半分を透過させる。
図中に一点鎖線で示した一の光軸上には、直角プリズム14と、対物レンズ15と、第1撮像素子16とが配置されている。直角プリズム14は、第1ハーフミラー12を透過した第1照明光を、一の光軸に沿った一方向に反射する。対物レンズ15は、直角プリズム14に反射された第1照明光を入射し、フォトマスク2のアライメントマーク2aの像を、第1撮像素子16の受光面に結像させる。第1撮像素子16は、アライメントマーク2aの像を撮影する。第1撮像素子16には、図示しない制御部が電気的に接続されている。制御部は、第1撮像素子16に撮影されたアライメントマーク2aの像に基づいて、その位置を特定する。
<<ウェハ関連の光学系>>
アライメントユニット100は、ウェハ5の一部の位置を特定するための光学系として、第2光源21と、コンデンサレンズ22と、第2ハーフミラー(第2光分割部材)23と、光吸収部材24と、対物レンズ25と、直角プリズム14と、結像レンズ26と、第2撮像素子27とを備える。
これら光学系のうち、第2ハーフミラー(第2光分割部材)23と、対物レンズ25と、直角プリズム14と、結像レンズ26と、第2撮像素子27とは、図中に一点鎖線で示した一の光軸上に配置されている。
第2光源21は、ウェハ5の一部(例えば、アライメントマーク5a)を照明するためのLED21aを有する。LED21aは、紫外線以外の波長領域の光、例えば、可視光線又は赤外線の波長領域の第2照明光を出射する。図中に、可視光線又は赤外線の波長領域の第2照明光を白色の矢印で示す。
コンデンサレンズ22は、第2光源21から出射された第2照明光を集光し、第2ハーフミラー23に入射させる。第2ハーフミラー23は、入射された第2照明光の半分を一の光軸に沿った一方向に反射し、残りの半分を透過させる。このとき、第2ハーフミラー23を透過した第2照明光は、光吸収部材24によって吸収される。
第2ハーフミラー23に反射された第2照明光は、対物レンズ25に集光され、直角プリズム14に反射される。直角プリズム14に反射された第2照明光は、ウェハ5のアライメントマーク5aを照明する。アライメントマーク5aに反射された第2照明光は、直角プリズム14によって、一の光軸に沿った他方向に反射される。
直角プリズム14に反射された第2照明光は、対物レンズ25を通過して、第2ハーフミラー23に入射される。第2ハーフミラー23は、入射された第2照明光の半分を、一の光軸に沿った他方向に透過させる。第2ハーフミラー23を透過した第2照明光は、結像レンズ26に入射される。結像レンズ26は、入射された第2照明光を集光し、ウェハ5のアライメントマーク5aの像を、第2撮像素子27の受光面に結像させる。第2撮像素子27は、アライメントマーク5aの像を撮影する。第2撮像素子27には、図示しない制御部が電気的に接続されており、制御部は、第2撮像素子27に撮影されたアライメントマーク5aの像に基づいて、その位置を特定する。
<<アライメント方法>>
次に、本実施形態のアライメントユニット100を用いたフォトマスク2とウェハ5とのアライメント方法について、図1及び図2(a)、(b)を参照しつつ説明する。
図1に示すように、アライメントユニット100を駆動させて、露光装置1を構成する投影光学系3とウェハステージ4との間に配置する。次いで、図中に一点鎖線で示した一の光軸が水平となるように調整し、アライメントユニット100の傾きを修正する。第1及び第2撮像素子16、27の中心は、予め一の光軸に一致させてある。この状態で、第1及び第2光源11、21を点灯させ、フォトマスク2とウェハ5とのアライメントマーク2a、5aを、第1及び第2撮像素子16、27により撮影する。
第1撮像素子16に撮影されたフォトマスク2のアライメントマーク2aを、図2(a)に示す。アライメントマーク2aは、透光性を有するガラス基板の裏面に形成されたクロム遮光膜からなる。このため、図2(a)に示すように、クロム遮光膜であるアライメントマーク2aは、第1照明光を反射して明るく撮影され、ガラス基板である背景は、第1照明光を透過して暗く撮影される。
例えば、図示しない制御部は、図2(a)のアライメントマーク2aの像に基づいて、その位置を特定する。その後、制御部は、図示しないマスクステージをX−Y方向に駆動させて、アライメントマーク2aの中心を、第1撮像素子11の中心16aに一致させる。これにより、フォトマスク2の位置合わせが完了する。
一方、第2撮像素子27に撮影されたウェハ5のアライメントマーク5aを、図2(b)に示す。アライメントマーク5aは、例えば、ウェハ5の表面に形成された凸状又は凹状の構造物である。
例えば、図示しない制御部は、図2(b)のアライメントマーク5aの像に基づいて、その位置を特定する。その後、制御部は、ウェハステージ4をX−Y方向に駆動させて、アライメントマーク5aの中心を、第2撮像素子27の中心27aに一致させる。これにより、ウェハ5の位置合わせが完了し、ウェハ5の位置が、フォトマスク2の位置と一致する。
<<作用効果>>
上記構成からなる本実施形態のアライメントユニット100によれば、フォトマスク2とウェハ5とを直接比較して、迅速かつ容易に位置合わせすることが可能となる。
本実施形態のアライメントユニット100は、ユニット全体が、露光装置1を構成する投影光学系3とウェハステージ4との間に出入り可能に設けられているので、フォトマスク2及びウェハ5の任意の部位を、第1及び第2撮像素子16、27で観察することが可能である。したがって、アライメントマーク2a、5aを用いた位置合わせのほか、前工程でウェハ5に転写された一次パターンと、フォトマスク2に描画された二次パターンとを直接比較して、両者を高精度に位置合わせすることが可能である。
本実施形態のアライメントユニット100は、第1及び第2光源11、21、第1及び第2ハーフミラー12、23、第1及び第2撮像素子16、27、その他の光学系がユニットとして一体化されているので、既存の露光装置1にオプションとして適用することが可能である。
本実施形態のアライメントユニット100は、第1及び第2撮像素子16、27を同一の光軸上に配置した構成となっている。これにより、第1及び第2撮像素子16、27の検出結果にアッベ誤差が生じなくなる。また、第1及び第2撮像素子16、27が配置された一の光軸を水平にすることで、アライメントユニット100の傾きを容易に修正することが可能となる。
本実施形態のアライメントユニット100は、第2光源21が、可視光線又は赤外線の波長領域の光を出射する構成となっている。これにより、ウェハ5に塗布されたレジスト膜を感光させることなく、ウェハ5の一部の像を撮影することができる。第2光源21から出射される第2照明光を、赤外線の波長領域の光とした場合は、ウェハ5の裏面の像を観察することができる。この結果、ウェハ5の裏面にアライメントマーク5aを設けることができ、ウェハ5の表面の露光領域を拡大することが可能となる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るアライメントユニットについて、図3〜図5を参照しつつ説明する。なお、本実施形態において、図7(a)〜(c)に示す露光装置1と同様の構成、上述した第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
<<全体構成>>
図3において、本実施形態のアライメントユニット200は、第1照明光をP偏光に変換するとともに、第2照明光をS偏光に変換し、単一の撮像素子27によって、フォトマスク2とウェハ5とを位置合わせする構成となっている。
上述した第1実施形態と異なり、本実施形態のアライメントユニット200は、図中の一点鎖線で示した一の光軸上に、第1ワイヤーグリッド31(第1偏光部材)と、位相変換部材33とを備えた構成になっている。第1ワイヤーグリッド31の直下には、第2ワイヤーグリッド32(第2偏光部材)が配置してある。
なお、本実施形態では、第1及び第2照明光の光分割部材として、ハーフプリズム34を採用しているが、その光学的機能は、第1実施形態の第1及び第2ハーフミラー12、23と同じである。本発明に適用される光分割部材は、第1及び第2照明光を反射光と透過光とに分割可能なものであれば、特に限定されるものではない。
<<特有の構成の説明>>
図4において、第1ワイヤーグリッド31は、図中の一点鎖線で示した一の光軸上で、かつ第1ハーフミラー12の直下に配置されている。第1ワイヤーグリッド31は、平行に並べられた多数の金属ワイヤを、ガラス基板の間に挟んだ構成となっている。第1ワイヤーグリッド31は、第1及び第2照明光に含まれる偏光成分のうち、S偏光を反射して、P偏光を透過する機能を有する。
第2ワイヤーグリッド32は、第1ワイヤーグリッド31の直下に配置されている。第2ワイヤーグリッド32も、第1ワイヤーグリッド31と同様に、平行に並べられた多数の金属ワイヤを、ガラス基板の間に挟んだ構成となっている。第2ワイヤーグリッド32は、第1ワイヤーグリッド31とは逆に、第1及び第2照明光に含まれる偏光成分のうち、P偏光を反射して、S偏光を透過する機能を有する。
位相変換部材33は、図中の一点鎖線で示した一の光軸上に配置されている。位相変換部材33は、λ/4板33aの背面にミラー33bを設けた構成となっている。位相変換部材33は、λ/4板33aに入射したS偏光をミラー33bで反射し、再びλ/4板33aを通すことで、S偏光をP偏光に変換する。
<<フォトマスクの位置検出>>
図3に示すように、第1光源11から出射された第1照明光が、フォトマスク2のアライメントマーク2aに反射されて、再び第1ハーフミラー12に入射されるまでの光学的動作は、第1実施形態と同様である。図4において、フォトマスク2のアライメントマーク2aに反射された第1照明光の半分は、第1ハーフミラー12を透過して、第1ワイヤーグリッド31に入射される(図中の無地の灰色矢印を参照)。第1ワイヤーグリッド31は、第1照明光に含まれる偏光成分のうち、S偏光を反射して、P偏光を透過する。
第1ワイヤーグリッド31に反射されたS偏光の第1照明光(図中の「S」を付した灰色矢印を参照)は、位相変換部材33に入射される。位相変換部材33は、S偏光の第1照明光をP偏光に変換し、図中の一点鎖線で示した一の光軸に沿った方向に反射する(図中の「P」を付した灰色矢印を参照)。このP偏光の第1照明光は、第1ワイヤーグリッド31を透過し、対物レンズ25を介して、ハーフプリズム34に入射される。
ハーフプリズム34は、入射されたP偏光の第1照明光の半分を反射し、残り半分を透過する。ハーフプリズム34を透過したP偏光の第1照明光は、結像レンズ26に入射される。結像レンズ26は、入射されたP偏光の第1照明光を集光し、フォトマスク2のアライメントマーク2aの像を、撮像素子27の受光面に結像させる。撮像素子27は、アライメントマーク2aの像を撮影する。撮像素子27には、図示しない制御部が電気的に接続されており、制御部は、撮像素子27に撮影されたアライメントマーク2aの像に基づいて、その位置を特定する。
一方、第1ワイヤーグリッド31を透過したP偏光の第1照明光(図中の「P」を付した灰色矢印を参照)は、第2ワイヤーグリッド32に反射され、再び第1ワイヤーグリッド31を透過する。これにより、ウェハ5の表面に塗布されたレジスト膜が、紫外線の波長領域の第1照明光によって感光されることを防止している。
<<ウェハの位置検出>>
第2光源21から出射された第2照明光(図中の無地の白色矢印を参照)は、コンデンサレンズ22を介して、ハーフプリズム34に入射される。ハーフプリズム34は、入射された第2照明光の半分を反射し、残り半分を透過する。ハーフプリズム34に反射された第2照明光は、対物レンズ25を介して、第1ワイヤーグリッド31に入射される。第1ワイヤーグリッド31は、第2照明光に含まれる偏光成分のうち、S偏光を反射して、P偏光を透過する。
第1ワイヤーグリッド31に反射されたS偏光の第2照明光(図中の「S」を付した白色矢印を参照)は、第2ワイヤーグリッド32を透過して、ウェハ5のアライメントマーク5aを照明する。アライメントマーク5aに反射されたS偏光の第2照明光は、再び第2ワイヤーグリッド32を透過し、第1ワイヤーグリッド31によって、一の光軸に沿った方向に反射される。
第1ワイヤーグリッド31に反射されたS偏光の第2照明光は、対物レンズ25を介して、ハーフプリズム34に入射される。ハーフプリズム34は、入射されたS偏光の第2照明光の半分を反射し、残り半分を透過する。ハーフプリズム34を透過したS偏光の第2照明光は、結像レンズ26に入射される。結像レンズ26は、入射されたS偏光の第2照明光を集光し、ウェハ5のアライメントマーク5aの像を、撮像素子27の受光面に結像させる。撮像素子27は、アライメントマーク5aの像を撮影する。撮像素子27に接続された図示しない制御部が、撮像素子27に撮影されたアライメントマーク5aの像に基づいて、その位置を特定する。
<<アライメント方法>>
次に、本実施形態のアライメントユニット200を用いたフォトマスク2とウェハ5とのアライメント方法について、図5(a)、(b)を参照しつつ説明する。
第1実施形態と同様に、本実施形態のアライメントユニット200も図示しない制御部によって、フォトマスク2とウェハ5との位置合わせの制御処理が実行される。第1実施形態と異なり、本実施形態のアライメントユニット200では、1つの撮像素子27に入射された第1照明光の像及び第2照明光の像に基づいて、フォトマスク2とウェハ5とが位置合わせされる。このため、本実施形態では、制御部が、撮像素子27に入射された第1照明光の像と第2照明光の像とを判別するための画像処理システムが備えられている。この画像処理システムは、撮像素子27に入射された第1照明光の像と第2照明光の像とを観察する際に、第1光源11及び第2光源21を交互に点灯させる動作を行わせる点灯制御手段と、撮像素子27に入射された第1照明光及び第2照明光を判別する照明光判別手段と、を備える。
このような画像処理システムによれば、1つの撮像素子27に入射された第1照明光の像及び第2照明光の像を観察する際に、どちらの像であるかを簡単に判別することができ、以下に例示するような手順に従って、1つの画面上でフォトマスク2とウェハ5とを容易かつ迅速に位置合わせすることが可能となる。
例えば、図5(a)に示すように、図示しない制御部は、フォトマスク2のアライメントマーク2aの像に基づいて、その位置を特定する。その後、制御部は、図示しないマスクステージをX−Y方向に駆動させて、アライメントマーク2aの中心を、撮像素子27の中心27aに一致させる。これにより、フォトマスク2の位置合わせが完了する。
次いで、図5(b)に示すように、制御部は、ウェハ5のアライメントマーク5aの像に基づいて、その位置を特定する。その後、制御部は、ウェハステージ4をX−Y方向に駆動させて、アライメントマーク5aの中心を、撮像素子27の中心27aに一致させる。これにより、ウェハ5の位置合わせが完了し、ウェハ5の位置が、フォトマスク2の位置と一致する。
<<作用効果>>
本実施形態のアライメントユニット200によれば、フォトマスク2のアライメントマーク2aに反射された第1照明光と、ウェハ5のアライメントマーク5aに反射された第2照明光との偏光成分を異ならせ、一の光軸に沿って撮像素子27に入射させることができる。これにより、1つの撮像素子27で2つの像を撮影することが可能となり、1つの中心27aを基準にして、2つの像を一致させることができる。
したがって、本実施形態のアライメントユニット200では、1つの撮像素子27で撮影した2つの像を直接比較して、迅速かつ容易に位置合わせすることが可能となる。また、本実施形態のアライメントユニット200では、図1及び図2に示す第1実施形態のように、フォトマスク2の一部を撮影するための第1撮像素子16の中心16aと、ウェハ5の一部を撮影するための第2撮像素子27の中心27aとを、互いに一致させる作業が不要となる。
本実施形態のアライメントユニット200では、第1及び第2偏光部材として、第1及び第2ワイヤーグリッド31、32を採用した構成となっている。これら第1及び第2ワイヤーグリッド31、32は、投影光学系3の収差に影響を与えない。また、本実施形態のアライメントユニット200において、第2光源21の第2照明光を、可視光線の波長領域の光とする場合は、落射照明に代えて斜入射照明を採用することも可能である。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係るアライメントユニットについて、図6を参照しつつ説明する。なお、本実施形態において、図7(a)〜(c)に示す露光装置1と同様の構成、上述した第1及び第2実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
<<全体構成>>
図6において、本実施形態のアライメントユニット300は、フォトマスク2のアライメントマーク2aに反射された第1照明光と、ウェハ5のアライメントマーク5aに反射された第2照明光とを、共に、図中の一点鎖線で示す一の光軸Aに沿って単一の画像素子27に入射させる構成となっている。
上述した第1及び第2実施形態とは異なり、本実施形態のアライメントユニット300は、図中の一の光軸A上に、第1ハーフミラー(第1光分割手段)12と、対物レンズ44、ダイクロックプリズム(第3光分割手段)45とを備えた構成になっている。一の光軸A上に、ハーフプリズム(第2光分割手段)34と、結像レンズ26とを配置した構成は、上述した第2実施形態と同じである。
また、本実施形態のアライメントユニット300は、フォトマスク2のアライメントマーク2aに反射された第1照明光と、ウェハ5のアライメントマーク5aに反射された第2照明光とが、図中の一点鎖線で示す同一の、他の光軸Bを共有している。この他の光軸Bは、一の光軸Aと直交しており、前記のダイクロックプリズム45は、一の光軸Aと他の光軸Bとの交点に配置してある。他の光軸B上には、ダイクロックプリズム45のほかに、反射ミラー(反射部材)43と、ダイクロックミラー(第4光分割手段)52と、対物レンズ25とが配置してある。
なお、本実施形態では、第1及び第2照明光の第3光分割部材としてダイクロックプリズム45を採用し、第4光分割手段としてダイクロックミラー52を採用している。しかし、紫外線の波長領域の光と、これ以外の波長領域の光とを反射又は透過によって分割可能なものであれば、特に限定されるものではない。
<<特有の構成の説明>>
図6において、上述したダイクロックプリズム45は、紫外線の波長領域の光を透過し、これ以外の波長領域の光を反射する光学的特性を有する。すなわち、ダイクロックプリズム45は、紫外線である第1照明光を透過し、可視光線又は赤外線である第2照明光を反射する。ダイクロックプリズム45に透過又は反射された第1照明光及び第2照明光は、いずれも一の光軸Aに沿って1つの撮像素子27に入射される。
ダイクロックミラー52は、ダイクロックプリズム45とは逆に、紫外線である第1照明光を反射し、可視光線又は赤外線である第2照明光を透過する。このダイクロックミラー52は、フォトマスク2のアライメントマーク2aに反射された第1照明光が、意図しない迷光として漏れ、他の光軸Bに沿ってウェハ5のアライメントマーク5aに入射されることを防止する役割を果たす。
さらに、本実施形態のアライメントユニット300は、第1光源11と、第1ハーフミラー12と、反射ミラー(反射部材)42とを一体化した第1光源デバイス40を備えている。この第1光源デバイス40には、ねじの回転角によって精密に変位する調整部材41が設けてある。調整部材41を回転させることで、第1光源デバイス40全体を、一の光軸Aに沿って精密に変位させることができる。
<<フォトマスクの位置検出>>
図6に示すように、第1光源11から出射された第1照明光(図中の灰色矢印を参照)の半分は、第1ハーフミラー12を透過して、反射ミラー42、43に反射される。反射ミラー43に反射された第1照明光は、投影光学系3を介して、フォトマスク2のアライメントマーク2aを照明する。アライメントマーク2aに反射された第1照明光は、再び投影光学系3を介して、第1ハーフミラー12に入射される。
第1ハーフミラー12は、アライメントマーク2aに反射された第1照明光の半分を、一の光軸Aに沿った方向に反射する。第1ハーフミラー12に反射された第1照明光は、一の光軸A上で結像し(光軸A上の×印を参照)、対物レンズ44に入射される。対物レンズ44に入射された第1照明光は、ダイクロックプリズム45を透過し、ハーフプリズム34に入射される。
ハーフプリズム34は、入射された第1照明光の半分を反射し、残り半分を透過する。ハーフプリズム34を透過した第1照明光は、結像レンズ26に入射される。結像レンズ26は、入射された第1照明光を集光し、フォトマスク2のアライメントマーク2aの像を、撮像素子27の受光面に結像させる。撮像素子27は、アライメントマーク2aの像を撮影する。撮像素子27には、図示しない制御部が電気的に接続されており、制御部は、撮像素子27に撮影されたアライメントマーク2aの像に基づいて、その位置を特定する。
<<ウェハの位置検出>>
第2光源21から出射された第2照明光(図中の白色矢印を参照)は、反射ミラー(反射部材)51に反射され、コンデンサレンズ22を介して、ハーフプリズム34に入射される。ハーフプリズム34は、入射された第2照明光の半分を反射し、残り半分を透過する。ハーフプリズム34に反射された第2照明光は、ダイクロックプリズム45によって他の光軸Bに沿った方向に反射される。
ダイクロックプリズム45に反射された第2照明光は、ダイクロックミラー52を透過して、対物レンズ25に入射される。対物レンズ25に入射された第2照明光は、ウェハ5のアライメントマーク5aを照明する。このとき、第2照明光は、他の光軸B上のアライメントマーク5aの位置に結像する(光軸B上の×印を参照)。この第2照明光の結像位置は、上述した第1照明光の結像位置と同じである。
アライメントマーク5aに反射された第2照明光は、他の光軸Bに沿って再び対物レンズ25に入射され、ダイクロックプリズム45によって一の光軸Aに沿った方向に反射される。ダイクロックプリズム45に反射された第2照明光は、ハーフプリズム34に入射される。
ハーフプリズム34は、入射された第2照明光の半分を反射し、残り半分を透過する。ハーフプリズム34を透過した第2照明光は、結像レンズ26に入射される。結像レンズ26は、入射された第2照明光を集光し、ウェハ5のアライメントマーク5aの像を、撮像素子27の受光面に結像させる。撮像素子27は、アライメントマーク5aの像を撮影する。撮像素子27には、図示しない制御部が電気的に接続されており、制御部は、撮像素子27に撮影されたアライメントマーク5aの像に基づいて、その位置を特定する。
<<アライメント方法>>
本実施形態のアライメントユニット300は、上述した第2実施形態と同様のアライメント方法により、フォトマスク2とウェハ5とを位置合わせする。すなわち、アライメントユニット300も、上述した画像処理システムによって、1つの撮像素子27に入射された第1照明光及び第2照明光を判別するとともに、撮像素子27に撮影されたアライメントマーク2a、5aの像を、図5(a)、(b)に示す中心27aに一致させることで、フォトマスク2とウェハ5とを位置合わせする。
ここで、本実施形態のアライメントユニット300では、調整部材41を回転させることで、第1光源デバイス40を一の光軸Aに沿って精密に変位させることが可能な構成となっている。この構成により、紫外線の波長領域である第1照明光の像のフォーカスが合わない場合は、第1光源デバイス40を精密に変位させて、第1照明光の像のフォーカスを合わせることができる。
ここで、図3及び図4に示す第2実施形態のアライメントユニット200においては、フォトマスク2のアライメントマーク2aに反射された第1照明光が、位相変換部材33のミラー33の位置に結像する。この位相変換部材33は、一の光軸に配置されているので、位相変換部材33を一の光軸に沿って変位させれば、第1照明光の像のフォーカスを合わせることができる。
<<作用効果>>
本実施形態のアライメントユニット300によれば、ダイクロックプリズム45が、フォトマスク2のアライメントマーク2aに反射された第1照明光を透過し、ウェハ5のアライメントマーク5aに反射された第2照明光を反射する。これら第1照明光及び第2照明光は、いずれも一の光軸Aに沿って撮像素子27に入射される。これにより、上述した第2実施形態のアライメントユニット200と同様に、フォトマスク2のアライメントマーク2aの位置、ウェハ5のアライメントマーク5aの位置を特定することができる。また、1つの撮像素子27で2つの像を撮影することが可能となり、1つの中心を基準にして、2つの像を一致させることができる。
したがって、本実施形態のアライメントユニット300では、1つの撮像素子27で撮影した2つの像を直接比較して、迅速かつ容易に位置合わせすることが可能となる。また、本実施形態のアライメントユニット300では、フォトマスク2のアライメントマーク2aを撮影するための第1撮像素子16の中心と、ウェハ5のアライメントマーク5aを撮影するための第2撮像素子27の中心とを、互いに一致させる作業が不要となる。
<その他の変更>
本発明のアライメントユニットは、上述した第1〜第3実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、本発明のアライメントユニットは、ユニット全体が、露光装置を構成する投影光学系とウェハステージとの間に出入り可能に設けられているので、フォトマスク及びウェハの任意の部位を、撮像素子で観察することが可能である。したがって、アライメントマークを用いた位置合わせのほか、前工程でウェハに転写された一次パターンと、フォトマスクに描画された二次パターンとを直接比較して、両者を高精度に位置合わせすることが可能である。
また、図1、図3、図4及び図6に示すアライメントユニット100、200、300の光学系は、本発明の実施形態を説明するための例示であり、構成要素の追加、省略、変更、置換が可能である。
1 露光装置
2 フォトマスク
2a アライメントマーク
3 投影光学系
4 ウェハステージ
5 ウェハ
5a アライメントマーク
100、200、300 アライメントユニット
11 第1光源
11a 紫外線LED
12 第1ハーフミラー(第1光分割部材)
13 光吸収部材
14 直角プリズム(反射部材)
15 対物レンズ
16 第1撮像素子
16a 中心
21 第2光源
21a LED(可視光線又は赤外線LED)
22 コンデンサレンズ
23 第2ハーフミラー(第2光分割部材)
24 光吸収部材
25 対物レンズ
26 結像レンズ
27 第2撮像素子
27a 中心
31 第1ワイヤーグリッド(第1偏光部材)
32 第2ワイヤーグリッド(第2偏光部材)
33 位相変換部材
33a λ/4板
33b ミラー
34 ハーフプリズム(光分割部材)
40 第1光源デバイス
41 調整部材
42、43、51 反射ミラー(反射部材)
44 対物レンズ
45 ダイクロックプリズム(第3光分割手段)
52 ダイクロックミラー(第4光分割手段)

Claims (9)

  1. 露光光に紫外線の波長領域の光を用いた露光装置に適用され、フォトマスクとウェハとの位置合わせを行うためのアライメントユニットであって、
    前記フォトマスクの一部を照明するための第1照明光として、紫外線の波長領域の光を出射する第1光源と、
    前記ウェハの一部を照明するための第2照明光として、紫外線以外の波長領域の光を出射する第2光源と、
    前記第1照明光の一部を反射し、一部を透過する第1光分割部材と、
    前記第2照明光の一部を反射し、一部を透過する第2光分割部材と、
    前記フォトマスクの一部に反射された前記第1照明光、及び前記ウェハの一部に反射された第2照明光が入射される少なくとも1つの撮像素子と、
    を備え、
    ユニット全体が、前記露光装置を構成する投影光学系とウェハステージとの間に出入り可能に設けられたことを特徴とするアライメントユニット。
  2. 一の光軸上に配置され、前記フォトマスクの一部に反射された前記第1照明光、及び前記ウェハの一部に反射された第2照明光を、それぞれ前記光軸に沿って反対方向に反射する反射部材と、
    前記光軸上の一側に配置され、前記反射部材に反射された前記第1照明光が入射される第1撮像素子と、
    前記光軸上の他側に配置され、前記反射部材に反射された前記第2照明光が入射される第2撮像素子と、を備えた請求項1に記載のアライメントユニット。
  3. 一の光軸上に配置され、前記フォトマスクの一部に反射された前記第1照明光、及び前記ウェハの一部に反射された第2照明光に含まれる偏光成分のうち、一の直線偏光を、それぞれ前記光軸に沿って反対方向に反射し、他の直線偏光を、それぞれ前記光軸と交差する方向に透過する第1偏光部材と、
    前記光軸の一側に配置され、前記第1偏光部材に反射された前記第1照明光の一の直線偏光を他の直線偏光に変換し、前記光軸に沿った方向に反射する位相変換部材と、
    前記光軸の他側に配置され、前記第1偏光部材に反射された一の直線偏光、及び前記第1偏光部材を透過した他の直線偏光が入射される撮像素子と、
    前記光軸と交差する方向に配置され、前記第1偏光部材に反射された一の直線偏光を透過するとともに、前記第1偏光部材を透過した他の直線偏光を反射する第2偏光部材と、を備えた請求項1に記載のアライメントユニット。
  4. 前記位相変換部材が、λ/4板の背面にミラーを設けた構成であり、前記λ/4板に入射した一の直線偏光を前記ミラーで反射させることにより、他の直線偏光に変換する請求項3に記載のアライメントユニット。
  5. 一の光軸上に配置され、前記フォトマスクの一部に反射された前記第1照明光、及び前記ウェハの一部に反射された第2照明光のうち、いずれか一方を前記光軸に沿った方向に反射し、他方を前記光軸に沿った方向に透過する第3光分割部材と、
    前記光軸上に配置され、前記第3光分割部材に反射又は透過された前記第1照明光及び前記第2照明光が入射される撮像素子と、
    を備えた請求項1に記載のアライメントユニット。
  6. 前記フォトマスクの一部に反射された前記第1照明光が、前記投影光学系を通過した後に少なくとも3回の反射を経て前記撮像素子に入射されるとともに、前記ウェハの一部に反射された前記第2照明光が、少なくとも1回の反射を経て前記撮像素子に入射される請求項3〜5のいずれか1項に記載のアライメントユニット。
  7. 前記フォトマスクの一部に反射された前記第1照明光の結像位置を、前記光軸に沿って変位させる調整部材を備えた請求項3〜6のいずれか1項に記載のアライメントユニット。
  8. 前記第2光源が、可視光線の波長領域の光、又は赤外線の波長領域の光を出射する請求項1〜7のいずれか1項に記載のアライメントユニット。
  9. 請求項3〜8のいずれか1項に記載したアライメントユニットに適用される画像処理システムであって、
    前記第1光源及び前記第2光源を交互に点灯させる動作を行わせる点灯制御手段と、
    1つの前記撮像素子に入射された前記第1照明光及び前記第2照明光を判別する照明光判別手段と、を備えたことを特徴とする画像処理システム。
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