JP2015135778A - 圧着端子、圧着端子付き電線およびワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】接続部と圧着部の間の連結部の強度を向上して、導電性や止水性を確保できる高耐久をもたせる。【解決手段】被覆電線の電線先端部と圧着接続する圧着部21と、接続相手と電気的に接続する接続部22とを連結する連結部23を備えた雌型圧着端子20において、連結部23に、該連結部23の一部を端子板厚方向に膨出させた膨出部分23bを備えることで、曲げや捩じれなどの外力に対する耐性を付与して、連結部23の強度を高める。【選択図】図3

Description

この発明は、たとえば自動車用ワイヤハーネスに用いられるような圧着端子に関し、より詳しくは、強度を高めて導電性や止水性を確保できるような圧着端子に関する。
圧着端子は、接続相手に接続される端子接続部と、被覆電線に圧着する圧着部と、これらを連結する連結部を一体に備えている。雌型端子などの圧着端子では、端子接続部も圧着部も、金属板を曲げて立体的に形成されるので、それら自体は剛性を有する。しかし連結部は、端子接続部と圧着部の間の移行部分であるので、特別に何らかの構成が付与されるわけではなかった。つまり従来の連結部は、端子接続部と圧着部の形状に従っておのずと一定の形状になっているだけであった。
このような連結部は、基本的に他の部分よりも高さが低いので、応力が集中しやすく、他の部分と比べて高い剛性は得られない。
被覆電線の導体と圧着部との間に水分が侵入することを防止すべく、圧着部を筒状にして連結部の圧着部側の部分に止水可能な封止部を設ける場合には、下記特許文献1に開示されているように、厚み方向に押し潰して上下に重なり合う部分を互いに密着させることが行われている。封止部は上下に潰した偏平な形状であるので、前述のように他の部分と比べて高さが低いという点で同じであって、おのずと他の部分よりも剛性が低い状態であった。
しかも、被覆電線を接続した圧着端子は、端子接続部をコネクタハウジングのキャビティに固定して用いられるが、圧着部に接続される被覆電線は長く重量もあり、変形もする。
このため、コネクタの抜き差し時にかかる負荷や自動車走行等による振動によって、連結部にかかる応力は大きく、損傷してしまうおそれがある。この部分の損傷は、導電性や止水性の劣化をもたらすことになる。
特開2004−71437号公報
そこで、この発明は、連結部の強度を向上して、高耐久の圧着端子付き電線やワイヤハーネスを提供できるようにすることを主な目的とする。
この発明は、電線と圧着接続する圧着部と、接続相手と電気的接続する接続部とを連結する連結部を備えた圧着端子であって、前記連結部に、該連結部の一部を端子板厚方向に膨出させた膨出部分を備えた圧着端子である。
膨出部分は、連結部の一部を膨出していれば、1つだけを形成するに限らず、複数形成してもよい。
この発明の膨出部分は、曲げや捩じれなどに対する耐性を連結部に付与して強度を高める。
この発明の態様として、前記膨出部分の周囲に、断面形状において屈曲する隅角輪郭線を有することができる。
この発明により、隅角輪郭線が、曲げや捩じれなどに対する耐性を向上させる。
またこの発明の態様として、前記圧着部が筒状であるとともに、前記連結部の前記圧着部側の端部に前記圧着部を封止する封止部を形成することができる。
この発明により、封止部が、圧着部に止水性を付与して、圧着部が腐食することを抑制する。
またこの発明の態様として、前記封止部に、該封止部の内面を一体化する溶接部を形成することができる。
この発明により、溶接部が、圧着部の止水性を向上させる。
またこの発明の態様として、前記溶接部が、端子幅方向と交差する方向に延びる線を有することができる。
この発明により、たとえば、端子幅方向における圧着端子の両側端部を結ぶV字状、円弧状、U字状、または曲線状である溶接部が、連結部に加わる負荷を多方向に分散させて、連結部が端子幅方向に沿って折れることを防止する。
またこの発明の態様として、上記の圧着端子と前記電線とを圧着接続することができる。
この発明により、連結部の曲げや捩じれに対する耐性と止水性とに優れた圧着端子で圧着端子付き電線を構成することができる。圧着端子付き電線を構成する圧着端子は、優れた止水性を有することにより、電線と圧着部との間に水が浸入して腐食することがないため、電気的接続性に優れている。
またこの発明の態様として、上記の圧着端子付き電線における前記圧着端子をコネクタハウジング内に挿嵌することができる。
この発明により、連結部の曲げや捩じれに対する耐性と止水性に優れた圧着端子でワイヤハーネスを構成することができる。ワイヤハーネスを構成する圧着端子は、優れた耐性を有する連結部によって、たとえば、コネクタ同士の着脱に伴う相手側端子との着脱する際の振動や負荷、またはエンジンの振動や自動車の走行時の振動などで電線が揺動する際の付加などに耐え得る。
この発明によれば、連結部の強度が向上するので、高耐久の圧着端子付き電線やワイヤハーネスを得ることができる。
圧着端子付き電線の斜視図。 雌型圧着端子および被覆電線の斜視図。 雌型圧着端子の断面図。 ワイヤハーネスの斜視図。 封止部分の加工工程を示す断面図。 他の実施例における連結部周辺の平面図と封止部分の断面図。 他の実施例における連結部周辺の平面図と封止部分の断面図。 他の実施例における連結部周辺の平面図と封止部分の断面図。 他の実施例における連結部周辺の平面図と封止部分の断面図。 他の実施例における連結部周辺の平面図と封止部分の断面図。 他の実施例における連結部周辺の平面図と封止部分の断面図。 他の実施例における連結部周辺の平面図と封止部分の断面図。 他の実施例における連結部周辺の平面図と封止部分の断面図。
この発明の一実施例を以下図面用いて説明する。
図1は、斜視方向からの圧着端子付き電線1を示し、図2は、斜視方向からの被覆電線10と雌型圧着端子20とを示し、図3は、端子長手方向に沿った雌型圧着端子20の中央の縦断面図を示し、図4は、斜視方向からのワイヤハーネス1Aを示し、図5は、封止部分23aを形成する様子をあらわす縦断面図を示している。図6から図13は、他の実施形態における連結部23部周辺の平面図と、封止部分23aにおける端子長手方向の中央で端子幅方向に沿って切断した断面図を示している。
圧着端子付き電線1は、図1に示すように、被覆電線10と雌型圧着端子20とを導通可能に圧着接続して構成している。
被覆電線10は、図2に示すように、アルミニウムやアルミニウム合金製であるアルミニウム系の素線11bを複数引き揃えて構成した導体11を絶縁被覆12で被覆している。
この被覆電線10の先端側である電線先端部10aは、雌型圧着端子20と圧着接続される部分であり、被覆電線10の先端側における絶縁被覆12を所定長さ剥いで導体11を露出させた導体先端部11aと、絶縁被覆12の該導体先端部11a側である被覆先端部12aとで構成している。
雌型圧着端子20は、図1および図2に示すように、電線先端部10aと圧着接続する筒状の圧着部21と、図示しない雄型圧着端子の接続タブを挿通して、雄型圧着端子と電気的に接続する箱状の接続部22と、これら圧着部21と接続部22とを連結する連結部23とを備えている。
この雌型圧着端子20は、雌型圧着端子20を平面展開した形状に打ち抜いた銅や銅合金製である端子基材を曲げて、上記各部を形成している。
圧着部21は、導体先端部11aと圧着する導体圧着部分21aと、被覆先端部12aと圧着する被覆圧着部分12bとを備えている。
導体圧着部分21aの内径を、導体先端部11aの外径よりもわずかに大きく形成するとともに、被覆圧着部分21bの内径を、被覆先端部12aの外径よりもわずかに大きく形成している。つまり、圧着部21は、導体圧着部分21aと被覆圧着部分21bが段差状になるように形成されている。
接続部22は、雄型圧着端子の接続タブの挿通を許容するとともに、図4に示すコネクタ25のキャビティ25aへ挿嵌可能に形成されている。
連結部23は、圧着部21側の端部に、筒状に曲げられた端子基材を偏平状に押し潰して、圧着部21を封止するように、端子基材が重合する封止部分23aを備えている。
封止部分23aには、図1から図3に示すように、封止部分23aの中央に端子基材の一部をプレスして端子板厚方向上側に膨らませた円形の膨出部分23bと、該膨出部分23bを避けるように、端子幅方向と交差する方向に延びる線を有する溶接個所23cとを形成している。
本実施例における溶接個所23cは、端子幅方向における中央の接続部22側を頂点し、端子幅方向における封止部分23aの両端を結ぶV字状である。
膨出部分23bは、図3に示すように、偏平状に重合した端子基材が、ともに端子板厚方向上側に膨らまされ、図1および図2に示すように、膨出部分23bの周囲に、断面形状において屈曲する隅角輪郭線23dを、封止部分23dの上面および下面に有している。
溶接個所23cは、図示しないファイバーレーザ溶接装置によって端子板厚方向上側から、重合された端子基材の隙間を塞ぐように、内面を一体にファイバーレーザ溶接する箇所である。
ワイヤハーネス1Aは、図4に示すように、上記の圧着端子付き電線1を構成する雌型圧着端子20をコネクタ25のキャビティ25aに保持した構成である。
続いて、雌型圧着端子20、該雌型圧着端子20を備えた圧着端子付き電線1およびワイヤハーネス1Aの製造方法について説明する。
まず、雌型圧着端子20を平面展開した形状に打ち抜いた端子基材を曲げて、雌型圧着端子20を形成する。
詳しくは、端子基材の圧着部21に相当する箇所を、端子長手方向まわりに端子基材を筒状に曲げて、対向端部同士を突き合せて形成するとともに、端子基材の接続部22に相当する箇所を、図示しない雄型圧着端子における接続タブの挿通を許容する箱状に曲げて形成する。
端子基材を曲げて各部を形成した雌型圧着端子20の圧着部21は、対向端部同士をファイバーレーザ溶接装置によってファイバーレーザ溶接する。
次に、連結部23は、図5に示すように、圧着部21側の端部における端子基材を筒状から偏平状にプレスして、端子基材が重合する封止部分23aを形成する。
この際に用いる金型30は、上型31と下型32を、封止部分23bの上下方向に対向配置して構成している。
上型31のプレス面には、円形の凹部31aを形成しており、該凹部31aの周囲に、断面形状において屈曲する角部輪郭線31bが形成されている。
下型32のプレス面には、円形の凸部32aを形成しており、該凸部32aの周囲に、断面形状において屈曲する隅部輪郭線32bが形成されている。
凹部31aと凸部32aは、上型31と下型32とのプレス面を合わせると、凹部31aと凸部32aとが組み合うように形成されている。
このため、金型30によって封止部分23aをプレスする際において、封止部分23aの中央に、重合する端子基材の一部が端子板厚方向上側に向けて円形に膨らむ膨出部分23bと、該23bの周囲に、断面形状において屈曲する隅角輪郭線23dとが形成される。
封止部分23aを形成した連結部23は、封止部分23aをファイバーレーザ溶接装置によってファイバーレーザ溶接して、上述するようなV字状の溶接個所23cが封止部分23aに形成される。
圧着端子付き電線1は、雌型圧着端子20の圧着部21の内部に被覆電線10の電線先端部10aを挿入し、導体先端部11aを導体圧着部分21aで圧着するとともに、被覆先端部12aを被覆圧着部分21bで圧着して形成する。
圧着接続した導体圧着部分21aは、図1に示すように、内部で圧着された導体先端部11aとともに断面U字状に圧着されているが、他の形状でもよい。
ワイヤハーネス1Aは、圧着端子付き電線1の雌型圧着端子20をコネクタ25のキャビティ25aに挿嵌して構成する。
続いて、雌型圧着端子20、該雌型圧着端子20を備えた圧着端子付き電線1およびワイヤハーネス1Aの作用効果について説明する。
連結部23に、該連結部23の一部を端子板厚方向に膨出させた膨出部分23bを備えたことにより、雌型圧着端子20は、連結部23における封止部分23aの曲げや捩じれなどに対する耐性を封止部分23aに付与して、連結部23の強度を高めることができる。
これにより、連結部23aは、曲げや捩じれなどで曲がったり、折れたりすることがないため、亀裂が入ることもなく、これらに伴って雌型圧着端子20の導電性や止水性が低下することはない。
膨出部分23bの周囲に、断面形状において屈曲する隅角輪郭線23dを有することにより、該隅角輪郭線23dが、曲げや捩じれなどに対する連結部23の強度を向上させることができる。
連結部23の圧着部21側の端部に圧着部21を封止する封止部分23aを形成したことにより、圧着部21に止水性を付与して、互いが異種金属である導体先端部11aと圧着部21との接触部分が腐食することを抑制し、雌型圧着端子20の導電性を維持することができる。
封止部分23aに、該封止部分23aの内面を一体化する溶接個所23cを形成したことにより、溶接個所23cが、圧着部21の止水性を向上させ、腐食によって雌型圧着端子20の導電性が低下することがない。
溶接個所23cを、膨出部分23bを避けるように、端子幅方向と交差する方向に延びる線を有するV字状に形成したことにより、連結部23に加わる負荷を多方向に分散させて、連結部23が端子幅方向まわりに曲がって折れることを防止することができる。
被覆電線10と雌型圧着端子20とを圧着接続したことにより、高い強度を有する連結部23を備えた雌型圧着端子20を備えた圧着端子付き電線1を得ることができる。これにより、圧着端子付き電線1には、優れた導電性と止水性が付与される。
圧着端子付き電線1における雌型圧着端子20を図示しないコネクタ25のキャビティ25aに挿嵌したことにより、高い強度を有する連結部23を備えた雌型圧着端子20を備えたワイヤハーネス1Aを得ることができる。これにより、ワイヤハーネス1Aには、圧着端子付き電線1と同様に、優れた導電性と止水性が付与される。
圧着部21を、導体圧着部分21aと被覆圧着部分21bが段差状になるように形成したことにより、導体先端部11aと圧着する導体圧着部分21aは、圧着する際に、導体圧着部分21aにおける端子基材の余肉を発生させることがない。これにより、余肉によって導体圧着部分21aの内面にしわなどが形成されずに、密着した状態で電線先端部10aと導体圧着部分21aとを圧着接続することができる。
溶接個所23cを、ファイバーレーザ溶接装置を用いてファイバーレーザ溶接を行ったことにより、溶接装置は、小型化を図ることができるとともに、安定性と信頼性を得ることができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の電線は、実施形態の被覆電線10に対応し、
以下同様に、
圧着端子は、雌型圧着端子20に対応し、
封止部は、封止部分23aに対応し、
溶接部は、溶接個所23cに対応し、
コネクタハウジングは、コネクタ25に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
たとえば、本実施例における膨出部分23bは、封止部分23aの中央で端子板厚方向上側に膨らむ円形に形状したが、本発明の膨出部分23bはこれに限らず、図6から図13に示すように、様々な形状、数、または位置に適宜設定することができる。
詳述すると、膨出部分23bは、図6に示すように、端子板厚方向下側に膨出するような形状、図7に示すような楕円形、図8に示すような矩形、図9および図10に示すようなブーメラン(三日月)型の形状でもよく、また、図11に示すように、重合する端子基材をそれぞれ対向する端子板厚方向に膨らませて、端子基材同士の間に空間が形成されるように形成してもよい。さらに、膨出部分23bは、図7に示すように、封止部分23aの中央から外れた位置でも、図示しないが、連結部23であれば、封止部分23a以外の位置、封止部分23aを跨ぐ位置でもよい。これらの場合においても、本実施例で挙げた効果と同様の効果を奏することができる。
また、膨出部分23bは、図12に示すように、封止部分23aに2つ形成しても、図13に示すように、3つ形成してもよい。この場合においては、膨出部分23bおよび隅角輪郭線23dの数が増加することにより、本実施例で挙げた効果以上の効果を期待することができる。
本実施例における溶接個所23cは、上述のように端子幅方向における封止部分23aの両端を結ぶV字状に形成したが、本発明の溶接個所23cはこれに限らず、様々な形状に適宜設定することができる。
詳述すると、溶接個所23cは、図6に示すように、V字状の頂点が圧着部21側に位置するように形成しても、図9に示すように、封止部分23aを通過するように形成しても、図10に示すように、膨出部分23bに沿うように形成してもよく、また、図8および9に示すような円弧状、図13に示すような膨出部分23bを避ける曲線状でもよい。さらに、溶接個所23cは、図示しないが、複数の溶接個所23cを形成しても、直線状に形成してもよい。これらの場合においても、本実施例で挙げた効果と同様の効果を奏することができる。
素線11bは、アルミニウム系の素線11bだけに限らず、銅や銅合金製である銅系の素線でも、導電性を有する他の材料で形成した素線でもよい。
導体11は、複数の素線11bを撚って構成した撚り線でもよく、また、複数の素線11bで構成するだけに限らず単線でもよいし、アルミニウム系と銅系の素線を引き揃えた異種混合導体でもよい。
雌型圧着端子20は、接続タブを有する雄型圧着端子でもよいし、たとえば、丸型の接続部を有するアース端子などでもよい。
端子基材は、銅や銅合金製の端子基材に限らず、導電性を有する他の材料で形成した端子基材でもよい。
圧着部21は、導体圧着部分21aの内径を被覆圧着部分21bの内径に合わせて形成した直管状でもよい。
封止部分23bは、偏平状に重合する端子基材をそれぞれ端子板厚方向に対向する方向に膨らませて、封止部分23bの内部のみに空間を有するものでもよい。
溶接する方法は、ファイバーレーザ溶接装置を用いたファイバーレーザ溶接に限らず、電気抵抗溶接装置を用いた電気抵抗溶接などを行ってもよい。
1…圧着端子付き電線
1A…ワイヤハーネス
10…被覆電線
10a…電線先端部
11…導体
11a…導体先端部
12…絶縁被覆
12a…被覆先端部
20…雌型圧着端子
21…圧着部
21a…導体圧着部分
21b…被覆圧着部分
22…接続部
23…連結部
23a…封止部分
23b…膨出部分
23c…溶接個所
23d…隅角輪郭線
25…コネクタ
25a…キャビティ
30…金型
31…上型
31a…凹部
31b…角部輪郭線
32…下型
32a…凸部
32b…隅部輪郭線

Claims (7)

  1. 電線と圧着接続する圧着部と、接続相手と電気的接続する接続部とを連結する連結部を備えた圧着端子であって、
    前記連結部に、該連結部の一部を端子板厚方向に膨出させた膨出部分を備えた
    圧着端子。
  2. 前記膨出部分の周囲に、断面形状において屈曲する隅角輪郭線を有した
    請求項1に記載の圧着端子。
  3. 前記圧着部が筒状であるとともに、前記連結部の前記圧着部側の端部に前記圧着部を封止する封止部を形成した
    請求項1または2に記載の圧着端子。
  4. 前記封止部に、該封止部の内面を一体化する溶接部を形成した
    請求項3に記載の圧着端子。
  5. 前記溶接部が、端子幅方向と交差する方向に延びる線を有する
    請求項4に記載の圧着端子。
  6. 請求項1から5のうちいずれか一項に記載の圧着端子と前記電線とを圧着接続した
    圧着端子付き電線。
  7. 請求項6に記載の圧着端子付き電線における前記圧着端子をコネクタハウジング内に挿嵌した
    ワイヤハーネス。
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