JP2015135728A - 搬送用補助治具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬送用補助治具2は、帯状の被搬送シートSを搬送する搬送ローラ11と、搬送ローラ11の一側部に接続され、搬送ローラ11を回転させるギア12とを有する搬送装置1に、被搬送シートSを導入する際に用いられる。搬送用補助治具2は、被搬送シートSの幅Wよりも細く、ギア12上を通ってギア12の回転によって搬送される細長プレート21と、細長プレート21から被搬送シートSの幅方向に突設され、被搬送シートSの先端部が取り付けられるシート固定用プレート22とを備える。
【選択図】図2
Description
非水電解質二次電池は、一対の電極である正極及び負極と、これらの間を絶縁するセパレータと、非水電解質とを備える。
負極活物質層は例えば、黒鉛等の負極活物質と変性スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(SBR)等の結着剤とカルボキシメチルセルロースNa塩(CMC)等の増粘剤と水等の分散媒とを含む電極合剤塗料を銅箔等の金属箔上に塗布し、乾燥し、プレス加工して、形成される。
送出しロールから帯状の電極基材が連続的に繰り出され、搬送される。
帯状の電極基材が搬送される過程で、塗工ダイにて電極基材の片面又は両面に電極活物質を含む電極合剤塗料が塗工され、乾燥炉にて乾燥され、プレス機にてプレス加工される。
得られた電極シートはロール状に巻き取られる。
乾燥炉を一時停止させ、炉内温度が充分に降温した後に炉の扉を開けて手作業にて帯状の電極基材の基材切れ部分を繋ぎ直す。その後、炉の扉を閉め、炉内温度を加熱温度に再度昇温させる。
炉内温度の降温と昇温には時間を要するため、上記復旧作業には時間を要する。その間、電極シートの生産は中断される。
特許文献1に開示の技術では、乾燥炉を停止させることなく、乾燥炉内に電極基材を通してセッティングすることができるので、電極基材を乾燥炉にセッティングするに際し、降温及び昇温のための時間を要せず、生産性を向上することができる(段落0016)。
一般に、クリーン搬送では、搬送ローラを回転させる手段としてマグネットギアが好ましく用いられるが、既存の加熱炉において、マグネットギアは電極基材の搬送経路の一側部にのみ設けられる。
特許文献1に開示の技術では、電極基材の搬送経路の両側部において搬送経路に並走する2本の線材が必要であり、電極基材の搬送経路の一側部にのみマグネットギアを有する既存の乾燥炉に適用することが難しい。
帯状の被搬送シートを搬送する搬送ローラと、当該搬送ローラの一側部に接続され、当該搬送ローラを回転させるギアとを有する搬送装置に、前記被搬送シートを導入する際に用いられる搬送用補助治具であって、
前記被搬送シートの幅よりも細く、前記ギア上を通って前記ギアの回転によって搬送される細長プレートと、
前記細長プレートから前記被搬送シートの幅方向に突設され、前記被搬送シートの先端部が取り付けられるシート固定用プレートとを備えたものである。
図面を参照して、本発明に係る一実施形態の搬送装置と搬送用補助治具の構造について、説明する。
図1及び図2は本実施形態の搬送装置と搬送用補助治具の模式斜視図である。図1は被搬送シートを搬送していない状態を示し、図2は被搬送シートを搬送している状態を示している。
被搬送シートSとしては特に制限されない。
被搬送シートSは例えば、送出しロールから連続的に繰り出されて搬送された帯状の電極基材の片面又は両面に電極活物質を含む電極合剤塗料が塗工された未乾燥の電極シートである。
搬送ローラ11に接続されたギア12の直下には、被搬送シートSの搬送方向を回転軸とするギア13が設けられている。
搬送装置1には、搬送ローラ11及びギア12、13が、被搬送シートSの搬送方向に所定間隔を空けて複数対設けられている。
複数のギア13は、1つの駆動用モータ14に接続されている。
本実施形態において、ギア12、13はクリーン搬送が可能なマグネットギアである。マグネットギアでは、磁石の極性を利用し、ギア同士が非接触でトルク伝達を可能とする。
搬送装置1には必要に応じて、ギア12に接続されていないフリーローラ15が設けられる。
本実施形態において、細長プレート21は、互いに隣接する複数のギア12の上を渡る長さに設計されている。そのため、細長プレート21は、複数のギア12の上に載って容易に搬送される。
本実施形態の搬送用補助治具2において、細長プレート21の略中央部に、被搬送シートSの幅方向に張り出して矩形状のシート固定用プレート22が取り付けられている。本実施形態の搬送用補助治具2は、平面視略T字状である。
図2に示すように、被搬送シートSの先端部はテープ等の固定部材Tを用いて、シート固定用プレート22に取り付けられる。
電極シートの製造過程において、乾燥炉内にて帯状の電極基材が破断する基材切れが生じる場合がある。かかる基材切れが生じた場合の復旧作業は以下の通りである。
乾燥炉内に残った電極シートを取り出す。この際、乾燥炉の扉を開けなくても、外から電極シートを引き出すことで、乾燥炉内に残った電極シートを容易に取り出すことができる。
搬送用補助治具2を用意し、そのシート固定用プレート22に新たに導入する未乾燥の電極シートの先端部を取り付ける。
乾燥炉のシート挿入口より、未乾燥の電極シートの先端部を取り付けた搬送用補助治具2を挿入する。この際、細長プレート21は、ギア12上に載るように搬送用補助治具2を挿入する。
駆動用モータ14を作動してギア12、13を回転駆動する。これにより、搬送用補助治具2の細長プレート21の搬送が開始される。これにより、搬送用補助治具2全体及びこれに取り付けられた未乾燥の電極シートの搬送が開始される。
上記の復旧作業では、乾燥炉の扉の開閉、及び炉内の降温と昇温等の作業が不要であるので、素早い復旧が可能となる。
細長プレート21は、好ましくはマグネットギアであるギア12上に載って、ギア12の回転により前進する。
細長プレート21の材質としては特に制限なく、マグネットギアにより搬送可能な磁性体が好ましい。この場合、マグネットギアに対して非接触で細長プレート21を搬送できるので、ギア12と細長プレート21との接触による異物の生成が抑制される。
本実施形態の搬送用補助治具2では、被搬送シートSは通常搬送と同じ幅方向位置で搬送されるため、搬送用補助治具2を用いても、被搬送シートSがフリーローラ端部あるいは他の固定部材等と接触して、異物を生成する恐れがない。
以上の作用効果により、搬送用補助治具2を用いても、搬送装置1はクリーン状態が維持される。
本実施形態の搬送装置1及び搬送用補助治具2では、被搬送シートSのクリーン搬送が可能である。
11 搬送ローラ
12、13 ギア
14 駆動用モータ
15 フリーローラ
2 搬送用補助治具
21 細長プレート
22 シート固定用プレート
S 被搬送シート
T 固定部材
W 被搬送シートの幅
Claims (1)
- 帯状の被搬送シートを搬送する搬送ローラと、当該搬送ローラの一側部に接続され、当該搬送ローラを回転させるギアとを有する搬送装置に、前記被搬送シートを導入する際に用いられる搬送用補助治具であって、
前記被搬送シートの幅よりも細く、前記ギア上を通って前記ギアの回転によって搬送される細長プレートと、
前記細長プレートから前記被搬送シートの幅方向に突設され、前記被搬送シートの先端部が取り付けられるシート固定用プレートとを備えた搬送用補助治具。
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JP2014005821A JP6107676B2 (ja) | 2014-01-16 | 2014-01-16 | 搬送用補助治具 |
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Family Applications (1)
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