JP2015135712A - ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1台のディスク装置を複数人で使用する場合に、ディスク内コンテンツの再生に関わるユーザごとの独立性を確保する。
【解決手段】ADA(Application Data Area)、BUDA(Binding Unit Data Area)が形成される不揮発性メモリ16を複数のパーティションに分割し、ユーザごとにパーティションを割り当てる。情報制御部15は、ディスク装置1を操作中のユーザに割り当てられたパーティションのみを対象に、ADAデータ、BUDAデータの読み書きを行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、BD(Blu−ray Disc;Blu−rayは登録商標)等のディスクに記憶されたコンテンツを再生するディスク装置に関するものである。
BD規格が求めるPersistent Storage及びLocal Storageには、不揮発性メモリが使用される。
Persistent Storageは、BD規格で定義されているADA(Application Data Area)を格納するエリアであり、例えばBD−J(Blu−ray Disc Java;Javaは登録商標)コンテンツによるレジュームデータ等が格納される。
Local Storageは、BD規格で定義されているBUDA(Binding Unit Data Area)を格納するエリアであり、例えばダウンロードした追加音声、字幕、メニュー、ボーナスタイトル等のデータが格納される(例えば特許文献1参照)。
特表2008―527596号公報
しかしながら、BD規格が求める不揮発性メモリアクセスについては、複数ユーザによる使用が想定されていない。このため、BDの再生にあたり1台のディスク装置を複数人で使用する場合、例えばユーザAがBDコンテンツを再生した後、ユーザBが同一のBDコンテンツを再生すると、ユーザAが当該BDコンテンツを再生した時のレジュームデータがADAに残存していたり、ダウンロードデータがBUDAに残存していることがある。
すると、ユーザBによる再生時であっても、ユーザAが当該BDコンテンツの再生を停止した位置から当該BDコンテンツの再生が開始されてしまうことがあった。また、ユーザAの好みに沿ったダウンロードデータが反映された再生が開始されてしまうこともあった。
つまり、従来は、ディスク内コンテンツ再生に関するユーザごとの独立性を確保することができず、ユーザそれぞれにとって快適なディスク内コンテンツの再生環境を提供することができなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ディスク内コンテンツの再生に関わるユーザごとの独立性を確保できるディスク装置を得ることを目的とする。
この発明に係るディスク装置は、ディスクに記憶されたコンテンツを再生するものであって、コンテンツの再生環境を構築するデータが保存されるメモリ領域を分割した複数のパーティションを有し、ユーザを識別する識別情報ごとにパーティションが割り当てられたメモリ部と、コンテンツを再生するユーザの識別情報に割り当てられたパーティションを使用対象のパーティションに設定し、使用対象のパーティションに対して、コンテンツの再生環境を構築するデータの読み書きを行う情報制御部とを備えることを特徴とするものである。
この発明によれば、メモリ部内の、コンテンツの再生環境を構築するデータが保存される複数のパーティションの中から、データの読み書きの対象にするパーティションをユーザに応じて設定するので、コンテンツの再生に関わるユーザごとの独立性を確保して、ユーザそれぞれにとって快適なコンテンツの再生環境を提供することができる。
この発明の実施の形態1に係るディスク装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るディスク装置でのADA内のデータ使用例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るディスク装置でのBUDA内のデータ使用例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るディスク装置の情報制御部による不揮発性メモリへのアクセスを示す図である。 この発明の実施の形態1に係るディスク装置でのユーザ権限に応じたBUDA内のデータ使用例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るディスク装置の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るディスク装置の情報制御部の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るディスク装置の情報制御部による不揮発性メモリへのアクセスを示す図である。 この発明の実施の形態2に係るディスク装置でのユーザ権限に応じたBUDA内のデータ使用例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るディスク装置の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るディスク装置の情報制御部の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るディスク装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るディスク装置の情報制御部による不揮発性メモリへのアクセスを示す図である。 この発明の実施の形態3に係るディスク装置の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係るディスク装置の情報制御部の構成を示す図である。
実施の形態1.
図1に、この発明の実施の形態1に係るディスク装置1の構成を示す。なお、ディスク装置1がデータの読み書きの対象とするBD2、ディスク装置1と信号をやり取りするHMI(Human Machine Interface)3、インターネット4、モニタ5等も示している。
BD2内のBDコンテンツ再生時は、ディスク装置1に挿入されたBD2に書き込まれているデータを、光ピックアップ11で読み出し、信号処理部12へ伝送する。信号処理部12は、光ピックアップ11からの入力を基にAV(Audio Video)ストリームをAVデコーダ13へ出力する。AVデコーダ13でデコードされたAVストリームは、AV出力部14へ出力された後、モニタ5によりユーザへ映像、音声として提供される。
上記の映像及び音声処理と並行して、BDコンテンツの再生時には、信号処理部12から情報制御部15へ、光ピックアップ11で読み出されたデータを基に、レジュームデータ、ADAに書き込むように規定されたデータ(以下、ADAデータと称する)、BUDAに書き込むように規定されたデータ(以下、BUDAデータと称する)等が出力される。
情報制御部15は、これらのデータを不揮発性メモリ(メモリ部)16に書き込む。また、BDコンテンツの再生に伴い、ネットワークインタフェース17を介してインターネット4よりダウンロードされるBUDAデータについても、情報制御部15は、不揮発性メモリ16に書き込む。
信号処理部12、AVデコーダ13及び情報制御部15は、それぞれの機能に対応したプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)から構成されている。あるいは、AVデコーダ13等を専用の回路で構成してもよい。
なお、外部インタフェース18は、HMI3により入力される各種ユーザ操作を情報制御部15へ出力するものである。HMI3は、ディスク装置1に設けられた操作ボタン、リモートコントローラ、キーボード、マウス、モニタ5と一体化したタッチパネル等で構成される。
また、上記では、BD2に書き込まれているデータを光ピックアップ11で読み出す流れを示したが、周知のように光ピックアップ11はBD2へのデータの書き込みも可能である。
不揮発性メモリ16に書き込まれるデータと、そのデータの使用例について詳細に説明する。
不揮発性メモリ16に書き込まれるデータとして、ユーザ設定データがある。ユーザ設定データは、字幕音声のデフォルト言語、パレンタルレベル等のユーザに関するデータである。ユーザが、ユーザ設定データの設定を目的にHMI3を操作してその操作内容が外部インタフェース18から情報制御部15へ出力されると、情報制御部15は、不揮発性メモリ16にその操作内容をユーザ設定データとして書き込む。
例えば、ユーザ設定データは、BDコンテンツの再生に際してユーザにとって適切な言語の字幕音声を判定するために、情報制御部15により不揮発性メモリ16から読み出される。
また、不揮発性メモリ16に書き込まれるデータとして、BDMV(Blu−ray Disc Movie)及びBDMV以外のフォーマットで規定されるレジュームデータがある。このレジュームデータは、BDコンテンツの再生中又は再生停止時に、信号処理部12から情報制御部15へ出力されて、情報制御部15により不揮発性メモリ16に書き込まれる。
例えば、ディスク装置1で過去に再生したことがあるBDコンテンツを再度再生するときに、情報制御部15が不揮発性メモリ16から当該BDコンテンツに対応したレジュームデータを読み出すことで、前回の再生位置を特定し、レジューム再生を実現する。
また、不揮発性メモリ16に書き込まれるデータとして、ADAデータがある。ADAデータは、BDコンテンツの再生時に、情報制御部15で実行されているBDコンテンツ内のJavaプログラムに従い信号処理部12から情報制御部15へ出力されて、情報制御部15により不揮発性メモリ16に書き込まれる。
図2に、レジューム再生を例としてADAデータの使用例を示す。BDコンテンツの再生時、情報制御部15は、実行しているBDコンテンツ内のJavaプログラムに従い、ADAデータをJavaプログラムが規定するタイミングで不揮発性メモリ16に書き込む。そして例えば“Title2 Chapter3 00:12:34”の位置でユーザ操作によりディスク装置1の電源が切られるなどした後、再び同じBDコンテンツの再生を開始するとき、情報制御部15は、実行している当該BDコンテンツ内のJavaプログラムに従い不揮発性メモリ16からADAデータを読み出して前回再生位置を特定し、“Title2 Chapter3 00:12:34”から再生を開始するよう制御する。このようにしてレジューム再生が行われる再生環境となる。
なお、上記したように、BDMV及びBDMV以外のフォーマットで規定されるレジュームデータによっても、レジューム再生は実現可能である。このレジュームデータとADAデータの両方ともが不揮発性メモリ16に書き込まれている場合は、ADAデータによるレジューム再生が優先されることで、レジューム再生の競合が回避される。
また、不揮発性メモリ16に書き込まれるデータとして、BUDAデータがある。BUDAデータは、BDコンテンツの再生時に、BD2から読み出されて、または、ネットワークインタフェース17を介してインターネット4よりダウンロードされて、情報制御部15により不揮発性メモリ16に書き込まれる。
図3に、字幕言語の追加を例としてBUDAデータの使用例を示す。BDコンテンツの再生時、当該BDコンテンツが格納されたBD2のディスクID(Identification)に対応する字幕データであってBD2内には書き込まれていない言語の字幕データが、インターネット4よりネットワークインタフェース17を介してダウンロードされて、情報制御部15により不揮発性メモリ16に書き込まれる。
図3では、BD2内に日本語及び英語の字幕データが書き込まれており、BD2内に書き込まれたデータに基づき作成されるオリジナルパッケージには、これら2つの言語の字幕データが含まれる。HMI3と外部インタフェース18を介してフランス語の字幕での再生を望む旨のユーザ操作が情報制御部15へ入力されると、情報制御部15は、BD2のディスクIDに対応したフランス語の字幕データをインターネット4よりネットワークインタフェース17を介してダウンロードし、不揮発性メモリ16に書き込む。情報制御部15は、オリジナルパッケージと不揮発性メモリ16に書き込まれているフランス語の字幕データとを用いて仮想パッケージを作成する。
BDコンテンツ再生は、この仮想パッケージに基づき行われ、従って、日本語及び英語に加えてフランス語での字幕再生も実現可能な再生環境となる。なお、ユーザ操作に関わらず、BD2内に無い言語の字幕データ等を情報制御部15が自動的にインターネット4から取得してもよい。
以上のように、BDコンテンツの再生時には、ADAデータ、BUDAデータ等がその再生環境を構築して、再生環境に影響を及ぼす。そこで、この発明に係るディスク装置1は、再生環境におけるユーザごとの独立性を確保するために、ADAデータ、BUDAデータ等へのアクセスをユーザに応じて制御する構成を備えるものとする。
図4に、ディスク装置1を複数人で使用する際の情報制御部15による不揮発性メモリ16へのアクセスの様子を示す。
ADA、BUDAが形成される不揮発性メモリ16は、複数のパーティションに分割されており、情報制御部15は、不揮発性メモリ16へのADAデータ、BUDAデータの書き込み及び不揮発性メモリ16からのADAデータ、BUDAデータの読み出し時に、ディスク装置1を操作しているユーザに応じて、アクセスするパーティションを動的に切り替える。
図4では、不揮発性メモリ16が例えば3つのパーティションに分けられており、パーティションAがユーザA用、パーティションBがユーザB用として割り当てられる。ユーザAがディスク装置1を操作しているときはパーティションAのみ、ユーザBがディスク装置1を操作しているときはパーティションBのみに、情報制御部15はアクセス可能である。ディスク装置1を操作しているユーザの識別は、例えば情報制御部15がBDコンテンツの再生に先立ちユーザにログイン操作を要求し、ログイン中のユーザ権限に応じて行う。
ユーザ権限の登録及び削除は、ユーザ操作によって適宜行われ、情報制御部15は、不揮発性メモリ16内に、ユーザ権限の登録状況を示すユーザ登録データを書き込む。ユーザ登録データは、例えばユーザIDとパスワードから成り、更には、ユーザ操作によってユーザ設定データが追加的に含まれるものである。
なお、ユーザ権限が未登録等の場合、ユーザはテンポラリパーティションTが割り当てられたテンポラリユーザ権限にログインすることで、ディスク装置1の使用が可能となる。
つまり、ユーザは、いずれかのユーザ権限にログインしている状態で、ディスク装置1を使用することになる。または、テンポラリユーザ権限を設けずに、暗黙的にユーザA権限にログインしているものとして扱ってもよい。
図5に、情報制御部15がユーザ権限に応じてアクセスする不揮発性メモリ16内のパーティションを切り替える様子を、BUDAデータの取り扱いを例に示す。
ユーザ権限としてユーザA権限及びユーザB権限が登録済みの状態で、かつ、ユーザAがユーザA権限でログイン中に、ディスクIDが“#123456”であるBD2に対応するBUDAデータをダウンロードして既にパーティションAのみにそのBUDAデータが書き込み済みであるとする。上記のとおり、ユーザA権限でログイン中、情報制御部15はパーティションAのみにアクセス可能であり、その際に取得したBUDAデータは、パーティションB及びテンポラリパーティションTに書き込まれることはない。
また、そもそもパーティションB及びテンポラリパーティションTには、ディスクID“#123456”に対応するBUDAデータは書き込まれていない状態であるとする。
この場合、ユーザAがユーザA権限にログインした状態でディスクIDが“#123456”であるBD2内のコンテンツを再生しようとすると、情報制御部15は、パーティションA内のディスクID“#123456”に対応するBUDAデータを読み出して仮想パッケージを作成する。
一方、ユーザBがユーザB権限にログインした状態でディスクIDが“#123456”であるBD2内のコンテンツを再生しようとすると、情報制御部15は、パーティションB内のディスクID“#123456”に対応するBUDAデータを読み出して仮想パッケージを作成しようとするが、そのようなBUDAデータはパーティションB内には書き込まれていないので、このとき作成される仮想パッケージは、BUDAデータが付加されていないもの、つまりオリジナルパッケージと同等となる。パーティションA内には、ディスクID“#123456”に対応するBUDAデータが書き込まれているが、ユーザB権限にログイン中は、情報制御部15はパーティションBのみにアクセス可能であり、それ以外のパーティションにはアクセスできない。
テンポラリユーザ権限にログインした状態でディスクIDが“#123456”であるBD2内のコンテンツを再生しようとするときも同様に、ディスクID“#123456”に対応するBUDAデータはテンポラリパーティションT内には書き込まれていないので、オリジナルパッケージと同等の仮想パッケージが作成される。
つまり、ディスク装置1によると、BUDAデータはユーザごとに独立して管理される。
なお、図5では、不揮発性メモリ16をパーティション分割してユーザ権限に応じた動的な切り替えを行うものについて、BUDAデータの取り扱いを例に示したが、ADAデータも、ユーザ権限に応じて動的に切り替えられるこのパーティションを対象に読み書きがされることで、ユーザごとに独立して管理することが可能である。
図4及び図5で概要を示した、ユーザ権限に応じてアクセスするパーティションを切替える処理について、図6ではフローチャートを用いてその一例を説明する。また、図7には、図6に示す処理において情報制御部15が不揮発性メモリ16へアクセスする様子を示す。図7に示すように、情報制御部15は、ログイン中のユーザ権限が登録済みのユーザ権限であるか否かを判定する登録判定部151と、ログイン中のユーザ権限に割り当てられた不揮発性メモリ16内のパーティションを検索して、使用対象のパーティションに設定する検索部152と、不揮発性メモリ16内のパーティションに対してデータの読み書きを行う読み書き処理部153とを備えている。
不揮発性メモリ16へのアクセスが発生すると(ステップST1)、登録判定部151は、ログイン中のユーザ権限が、登録済みのユーザ権限であるか否かを判定する(ステップST2)。
不揮発性メモリ16へのアクセスは、BDコンテンツの再生に伴い得られたADAデータ、BUDAデータを不揮発性メモリ16に書き込む必要があるとき、または、既に不揮発性メモリ16に書き込まれているADAデータ、BUDAデータを読み出してBDコンテンツの再生を行うとき(レジューム再生、仮想パッケージ作成等)等に発生する。
登録済みのユーザ権限であるか否かは、登録判定部151が、ログイン中のユーザ権限と不揮発性メモリ16内に書き込まれているユーザ登録データとを照合することで行う。
つまり、ステップST2では、テンポラリユーザ権限にログインしていないか否かを判定する。
ログイン中のユーザ権限が登録済みのユーザ権限である場合(ステップST2;YES)、検索部152は、ログイン中のユーザ権限に割り当てられた不揮発性メモリ16内のパーティションを検索する(ステップST3)。これは、ユーザ権限とパーティションを対応付けて記録したテーブルを不揮発性メモリ16内に格納しておき、このテーブル内を検索部152が検索してログイン中のユーザ権限に割り当てられたパーティションの情報を取得することで例えば実行される。このために、各ユーザ権限の初回登録時、情報制御部15は、ユーザ権限と当該ユーザ権限に割り当てるパーティションとを対応付けてこのテーブルに書き込む処理を行う。
検索部152による検索の結果、ログイン中のユーザに割り当てられたパーティションが存在した場合(ステップST4;YES)、検索部152は、ログイン中のユーザに割り当てられたこのパーティションを、使用対象のパーティションに設定する(ステップST5)。なお、ユーザ権限の初回登録時に既に全てのパーティションが他のユーザ権限へ割り当てられていると、ユーザ権限は設定されるがパーティションの割り当てがされないという状態が発生する。この状態で登録されたユーザ権限に関しては、割り当てられたパーティションは存在しない(ステップST4;NO)。
ステップST4でログイン中のユーザに割り当てられたパーティションが存在した場合は、ステップST5に続いて読み書き処理部153が、使用対象のパーティションに設定されたパーティションに対して、ステップST1で発生した不揮発性メモリ16へのアクセスに対応した読み書き処理を行う(ステップST6)。
一方、ステップST2で、ログイン中のユーザ権限が登録済みのユーザ権限でないと判定された場合(ステップST2;NO)、または、ステップST4で、ログイン中のユーザに割り当てられたパーティションが存在しなかった場合(ステップST4;NO)、検索部152は、テンポラリパーティションTを使用対象のパーティションに設定する(ステップST7)。この後、上述したステップST6の処理に移行する。
このように、ユーザ権限に応じて読み書きの対象とするパーティションを動的に切り替えることで、ユーザ権限ごとに独立してADAデータ、BUDAデータの管理が可能となる。従って、ディスク装置1は、BDコンテンツの再生時に、ユーザ権限ごとの再生環境を提供することができる。
なお、ADA、BUDAが存在する不揮発性メモリ16は、情報制御部15からのアクセスが可能であれば、ディスク装置1内部に固定されていてもよいし、ディスク装置1から容易に取り外し可能な構成であってもよい。
また、上記ではBDを対象にして説明を行ったが、BD以外にも、ディスク内コンテンツの再生に伴いディスク装置1外部(インターネット4等)から取得したデータが不揮発性メモリ16に書き込まれる規格を持つディスク、ディスク内コンテンツの再生に伴い当該ディスクから取得したデータが不揮発性メモリ16に書き込まれる規格を持つディスクに対しても、ディスク装置1はユーザごとの独立したデータ管理を可能とする。
以上のように、この発明の実施の形態1に係るディスク装置1によれば、ADA、BUDAが形成される不揮発性メモリ16を複数のパーティションに分けて、ディスク装置1を操作中のユーザに応じてアクセス可能なパーティションを動的に切り替えることで、ユーザごとの独立したデータ管理を可能とした。従って、ディスク内コンテンツの再生に関わるユーザごとの独立性を確保して、ユーザそれぞれにとって快適なディスク内コンテンツの再生環境を提供することができる。
実施の形態2.
図8に、この発明の実施の形態2に係るディスク装置1を複数人で使用する際の情報制御部15による不揮発性メモリ16へのアクセスの様子を示す。なお、実施の形態2に係るディスク装置1の構成は、図1に示した実施の形態1に係るディスク装置1の構成と同様であるので、図1を援用して説明する。
ADA、BUDAが形成される不揮発性メモリ16が、複数のパーティションに分割されており、情報制御部15が、不揮発性メモリ16へのADAデータ、BUDAデータの書き込み及び不揮発性メモリ16からのADAデータ、BUDAデータの読み出し時に、ディスク装置1を操作しているユーザに応じて、アクセスするパーティションを動的に切り替える点では、実施の形態1と同じである。
しかし、図8に示すように実施の形態2では、1つのユーザ権限に割り当てられるパーティションが、メインパーティションと世代管理用パーティションの2つに更に分けられており、ユーザ権限ごとにADAデータ、BUDAデータの更新状況も管理可能である点で実施の形態1と異なる。
不揮発性メモリ16は例えば6つのパーティションに分けられており、ユーザA権限用に割り当てられるメインパーティションAm及び世代管理用パーティションAg、ユーザB権限用に割り当てられるメインパーティションBm及び世代管理用パーティションBg、テンポラリユーザ権限用に割り当てられるテンポラリメインパーティションTm及びテンポラリ世代管理用パーティションTgとから成る。
図9(a)に、情報制御部15がデータの更新を考慮しつつユーザ権限に応じてアクセスする不揮発性メモリ16内のパーティションを切替える様子を、BUDAデータの取り扱いを例に示す。
ユーザA権限にログインしたユーザAが、ディスクIDが“#123456”であるBD2内のコンテンツ再生に際し、BUDAデータとして初回再生時にフランス語の字幕データを追加、その後スペイン語の字幕データを追加、その後中国語の字幕データを追加、その後フランス語の字幕データを削除、その後イタリア語の字幕データを追加する操作を行って、BUDAデータを更新したものとする。
BUDAデータの更新に関する情報である更新履歴は、図9(b)に示す世代管理履歴データとして、ユーザA権限用に割り当てられた世代管理用パーティションAgに第1世代(Revision0001)から第5世代(Revision0005)の順で、情報制御部15により順次書き込まれる。
また、ユーザA権限用に割り当てられたメインパーティションAmには、これまで(図9の例では第5世代まで)にユーザA権限のもとでダウンロードした、ディスクID“#123456”のBD2に対応する全てのBUDAデータが書き込まれている。
情報制御部15は、仮想パッケージの作成に際し、図9(a)に示すように世代管理用パーティションAgからBUDAデータの世代管理履歴データを読み出し、読み出した世代管理履歴データに基づきメインパーティションAmから必要なBUDAデータのみを読み出して、BD2から得られるオリジナルパッケージ(図9(c))と統合することで仮想パッケージを作成する。
図9に示す例では、BUDAデータの最新の世代は第5世代であり、情報制御部15は、図9(b)の世代管理履歴データを基に、最新の仮想パッケージ作成時に付加するBUDAデータは、スペイン語、中国語及びイタリア語の字幕データであると判定し、メインパーティションAmからこれら言語の字幕のBUDAデータを読み出して、オリジナルパッケージ(図9(c))と統合することで第5世代のBUDAデータに対応した仮想パッケージ(図9(d)の仮想パッケージ Revision0005)を作成する。これにより、ユーザAは、自身が更新した第5世代のBUDAデータが反映されたBDコンテンツの再生環境を得ることができる。
また、情報制御部15は、最新の世代ではない過去の世代のBUDAデータに基づく仮想パッケージも作成可能である。これは、メインパーティションAmには、これまでにユーザA権限のもとでダウンロードした、ディスクID“#123456”のBD2に対応する全てのBUDAデータが保存されているからである。
例えば、第4世代では、他の世代と異なり、フランス語の字幕データを削除する旨の更新が行われている。しかし、情報制御部15は、フランス語の字幕データを削除する旨を示す記録を世代管理用パーティションAgに書き込む一方、第1世代でメインパーティションAmに書き込まれたフランス語の字幕データ自体については、削除せずにそのままにする。
このようにすることで、例えば最新の世代が第5世代であっても、ユーザAの要望により第3世代のBUDAデータに対応した仮想パッケージが求められた場合は、第3世代までにどのようなBUDAデータの更新が行われたかを情報制御部15が世代管理用パーティションAgから読み出して過去の世代の仮想パッケージを作成できる。
図9に示す例では、第3世代はフランス語、スペイン語及び中国語の字幕データが追加されたものである。情報制御部15はこれら言語の字幕データをメインパーティションAmから読み出して、最新の世代が第5世代であっても、第3世代のBUDAデータに対応した仮想パッケージを作成する。
なお、図9では、不揮発性メモリ16をパーティション分割してBUDAデータの更新を考慮しつつユーザ権限に応じた動的な切り替えを行うものについて示したが、ADAデータも、分割されたこのパーティションを対象に読み書きがされることで、ADAデータの更新を考慮しつつユーザ権限に応じた動的な切り替えを行うことが可能である。
図8及び図9で概要を示した、データの更新を考慮しつつユーザ権限に応じてアクセスするパーティションを切替える処理について、図10ではフローチャートを用いてその一例を説明する。なお、図6で説明したステップと同一又は相当の処理を行うステップについては、同一の符号を付して、その説明を省略する。また、図11には、図10に示す処理において情報制御部15が不揮発性メモリ16へアクセスする様子を示す。図11に示すように、情報制御部15は、実施の形態1と同様の処理を行う登録判定部151及び検索部152と、検索部152が使用対象に設定したメインパーティションと世代管理用パーティションに対してデータの読み書きを行う読み書き処理部153と、読み書き処理部153がデータを書き込む際に差分更新が可能であるかを判定する差分更新判定部154とを備えている。
ステップST1〜5,7で、検索部152によりログイン中のユーザ権限に割り当てられたパーティションが使用対象に設定、つまり、使用対象のメインパーティション及び世代管理用パーティションが設定された後、ステップST1で発生した不揮発性メモリ16へのアクセスが、不揮発性メモリ16からADAデータ、BUDAデータを読み出すものである場合(ステップST8;YES)、読み書き処理部153は、既に受け付けているユーザによるデータの世代指定の情報を確認する処理を実行する(ステップST9)。ユーザによるデータの世代指定は、ユーザがHMI3を介してBDコンテンツの再生指示をディスク装置1に対して行った直後等のタイミングで行われ、読み書き処理部153がそのユーザ操作を受け付け、不揮発性メモリ16にデータの世代指定の情報を書き込む。
そして、読み書き処理部153は、使用対象の世代管理用パーティション内の世代管理履歴データに基づき、使用対象のメインパーティションからステップST9で指定された世代に対応するデータを読み出す(ステップST10)。
これにより、ユーザは、ステップST10で読み出されたデータが反映されたBDコンテンツの再生環境を得ることができる。
一方、ステップST1で発生した不揮発性メモリ16へのアクセスが、不揮発性メモリ16へADAデータ、BUDAデータを書き込むものである場合においては(ステップST8;NO)、差分更新判定部154が差分更新の可否を判定する(ステップST11)。
差分更新が不可能であると(ステップST11;NO)、使用対象のメインパーティション及び世代管理用パーティションに読み書き処理部153が書き込み処理を行う(ステップST12)。差分更新不可能とは、メインパーティションにデータが書き込まれていない状態でのデータ更新を指し、つまり、第1世代のADAデータ、BUDAデータの作成が行われる場合を指す。差分更新判定部154は、使用対象のメインパーティション内のデータの有無、または、使用対象の世代管理用パーティション内の世代管理履歴データの有無に基づき、差分更新の可否を判定する。
ステップST12で読み書き処理部153は、使用対象のメインパーティションにADAデータ、BUDAデータを書き込むとともに、使用対象の世代管理用パーティション内の世代管理履歴データにその更新履歴を書き込む。
差分更新が可能である場合(ステップST11;YES)は、第2世代以降の更新を指しており、使用対象の世代管理用パーティション及び必要に応じて使用対象のメインパーティションに読み書き処理部153が書き込み処理を行う(ステップST13)。メインパーティションに書き込み処理を行う必要が生じるのは、新たなADAデータ、BUDAデータを追加する世代更新を行う場合であり、既にメインパーティションに書き込まれているADAデータ、BUDAデータとの差分となる新たな追加データのみを書き込む。ADAデータ、BUDAデータを削除する世代更新を行う場合は、世代管理用パーティション内の世代管理履歴データのみに、削除したことを示す更新履歴を書き込めばよく、メインパーティションのデータに変更を加える必要はない。
このように、ユーザ権限に応じて動的に切り替える読み書き対象のパーティションを、更にメインパーティションと世代管理用パーティションとに分けることで、ユーザ権限ごとにADAデータ、BUDAデータの管理が可能となることに加え、ADAデータ、BUDAデータの世代管理も可能となる。従って、ディスク装置1は、BDコンテンツの再生時に、ADAデータ、BUDAデータの世代を反映したユーザ権限ごとの再生環境を提供することができる。
以上のように、この発明の実施の形態2に係るディスク装置1によれば、不揮発性メモリ16内の1つのユーザ権限に割り当てられるパーティションが、メインパーティションと世代管理用パーティションの2つに更に分割されており、情報制御部15は、メインパーティションに対してADAデータ、BUDAデータを、世代管理用パーティションに対してそれらのデータの更新履歴を書き込むとともに、世代管理用パーティションに書き込まれている更新履歴に基づき、メインパーティションからADAデータ、BUDAデータを読み出すものとした。従って、BDコンテンツの再生時に、ADAデータ、BUDAデータの世代を反映したユーザ権限ごとの再生環境を提供することができ、実施の形態1と比較して、ユーザそれぞれにとって更に快適なディスク内コンテンツの再生環境を提供することができる。
実施の形態3.
図12、図13に、この発明の実施の形態3に係るディスク装置1を複数人で使用する際の情報制御部15による不揮発性メモリ(メモリ部)16,22へのアクセスの様子を示す。
図12に示すように、実施の形態3に係るディスク装置1は、外部システムインタフェース19を介して外部システム20と通信可能となっている。それ以外は、図1に示した実施の形態1に係るディスク装置1の構成と同様である。
外部システム20は、ディスク装置1の外部システムインタフェース19と接続する外部システムインタフェース21と、不揮発性メモリ22と、外部システム20全体の制御を司る情報制御部23等を備える。
図13に示すように、外部システム20の不揮発性メモリ22は、ディスク装置1の不揮発性メモリ16と同様に、複数のパーティション(パーティションA1、パーティションB1、テンポラリパーティションT1)に分けられている。
ディスク装置1の情報制御部15は、外部システムインタフェース19,21を介して外部システム20の情報制御部23に接続することで、間接的に外部システム20の不揮発性メモリ22にもアクセス可能となっている。そして、ディスク装置1の情報制御部15は、ユーザ権限に応じてアクセスする不揮発性メモリ16,22及び不揮発性メモリ16,22内のパーティションを動的に切り替える。
図12、図13で概要を示した、ユーザ権限に応じてアクセスする不揮発性メモリ16,22及び不揮発性メモリ16,22内のパーティションを切替える処理について、図14ではフローチャートを用いてその一例を説明する。また、図15には、図14に示す処理において情報制御部15が不揮発性メモリ16,22へアクセスする様子を示す。図15に示すように、情報制御部15は、登録判定部151と、検索部152と、読み書き処理部153とに加えて、不揮発性メモリ16,22の使用可否を判定して使用対象の不揮発性メモリを設定する使用判定部155を備えている。登録判定部151と検索部152と読み書き処理部153とは、使用判定部155が使用対象に設定した不揮発性メモリに対して、実施の形態1と同様の処理を行う。
なお、図6で説明したステップと同一又は相当の処理を行うステップについては、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図14にフローチャートで示す処理は、不揮発性メモリ22を不揮発性メモリ16のバックアップ用のメモリとして使用する場合のものである。パーティションA1がパーティションAのバックアップ、パーティションB1がパーティションBのバックアップ、テンポラリパーティションT1がテンポラリパーティションTのバックアップ用となっている。
不揮発性メモリ16へのアクセスが発生すると(ステップST1)、使用判定部155は不揮発性メモリ16の使用可否を判定する(ステップST14)。なお、図14のステップST1では、書き込みのアクセスの発生のみを想定する。
使用判定部155により不揮発性メモリ16の使用が可能であると判定されると(ステップST15;YES)、不揮発性メモリ16を対象としたステップST2〜5,7の処理の後、ステップST6の処理に移行する。なお、図14のステップST1で書き込みのアクセスのみを想定したことから、図14のステップST6では、読み書き処理部153は書き込み処理のみを行う。
一方、使用判定部155により不揮発性メモリ16の使用が不可能であると判定されると(ステップST15;NO)、使用判定部155は、不揮発性メモリ16に代えてバックアップ用のメモリである不揮発性メモリ22を使用対象に設定する(ステップST16)。その後、ステップST2の処理に移行する。そしてステップST2〜5,7の後、ステップST6の処理に移行する。
ステップST6で読み書き処理部153が書き込み処理を行った後、ステップST16で不揮発性メモリ22が使用対象に設定されている場合は(ステップST17;YES)、処理を終了する。
一方、不揮発性メモリ16を使用対象としている場合は(ステップST17;NO)、バックアップ用のメモリである不揮発性メモリ22に、読み書き処理部153がステップST6での書き込み処理と同様の書き込み処理を行い、不揮発性メモリ16内のデータ記録状態と不揮発性メモリ22内のデータ記録状態を同一に保つ。
このように、不揮発性メモリ16同様にユーザ権限に応じて動的に切り替え可能な複数のパーティションを持つ不揮発性メモリ22をバックアップ用に使用することで、ユーザ権限ごとに独立したADAデータ、BUDAデータの管理を安定して行うことができる。
なお、不揮発性メモリ22をバックアップ用としたときにADAデータ、BUDAデータの読み出し要求が発生した場合も、ステップST14〜16により使用対象にする不揮発性メモリを設定し、設定した不揮発性メモリ内で更に使用対象のパーティションを設定して(ステップST2〜5)、当該パーティションからデータの読み出し処理を行う(ステップST6)。
また、不揮発性メモリ22は、バックアップ用ではなく、不揮発性メモリ16内のパーティションが割り当てられていないユーザ権限用のメモリとしてもよい。例えば不揮発性メモリ16がユーザA権限、ユーザB権限、テンポラリユーザ権限用のパーティションを持ち、不揮発性メモリ22がユーザC権限、ユーザD権限、ユーザE権限用のパーティションを持つものであってよい。または、不揮発性メモリ22の領域全てをユーザ権限C用に割り当ててもよい。
また、ユーザ権限ごとに不揮発性メモリ22を複数用意して、ユーザ権限と不揮発性メモリ22を1対1に対応させてもよい。
また、ディスク装置1が備える不揮発性メモリ16とは別体の、ADA、BUDAが存在する不揮発性メモリ22は、ディスク装置1の情報制御部15からのアクセスが可能であれば、ディスク装置1に追加的に備えられていてもよいし、ディスク装置1とは別の装置、システムに備えられていてもよい。
以上のように、この発明の実施の形態3に係るディスク装置1によれば、情報制御部15は、複数の不揮発性メモリ16,22にアクセス可能であり、複数の不揮発性メモリ16,22の中から使用対象の不揮発性メモリを設定する使用判定部155を有し、使用判定部155が設定した使用対象の不揮発性メモリに対してADAデータ、BUDAデータの読み書きを行うものとした。従って、複数の不揮発性メモリ16,22のうち1つ以上の不揮発性メモリをバックアップに使用してユーザ権限ごとに管理しているデータのバックアップを取ること、不揮発性メモリ16にのみアクセス可能な場合と比較してパーティションの割り当てが可能なユーザ権限数を増やすこと等が可能になる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
また、BDコンテンツの再生環境に影響を及ぼすユーザ設定データ、BDMV及びBDMV以外のフォーマットで規定されるレジュームデータについても、ADAデータ及びBUDAデータの読み書きが行われる、ユーザ権限ごとに割り当てられたパーティションを対象に、読み書きがされることで、ユーザごとに独立して管理することが可能である。
1 ディスク装置、2 BD、3 HMI、4 インターネット、5 モニタ、11 光ピックアップ、12 信号処理部、13 AVデコーダ、14 AV出力部、15 情報制御部、16 不揮発性メモリ(メモリ部)、17 ネットワークインタフェース、18 外部インタフェース、19 外部システムインタフェース、20 外部システム、21 外部システムインタフェース、22 不揮発性メモリ(メモリ部)、23 情報制御部、151 登録判定部、152 検索部、153 読み書き処理部、154 差分更新判定部、155 使用判定部。

Claims (5)

  1. ディスクに記憶されたコンテンツを再生するディスク装置であって、
    前記コンテンツの再生環境を構築するデータが保存されるメモリ領域を分割した複数のパーティションを有し、ユーザを識別する識別情報ごとに前記パーティションが割り当てられたメモリ部と、
    前記コンテンツを再生するユーザの前記識別情報に割り当てられた前記パーティションを使用対象のパーティションに設定し、前記使用対象のパーティションに対して、前記コンテンツの再生環境を構築する前記データの読み書きを行う情報制御部とを備えるディスク装置。
  2. 前記メモリ部は、Blu−ray Disc規格が規定するApplication Data Area又はBinding Unit Data Areaが形成される不揮発性メモリであることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  3. 前記メモリ部の前記パーティションそれぞれは、第1パーティションと第2パーティションに分割されており、
    前記情報制御部は、前記使用対象のパーティションのうち、前記第1パーティションに対して前記コンテンツの再生環境を構築する前記データを、前記第2パーティションに対して前記データの更新履歴を書き込むとともに、前記第2パーティションに書き込まれている前記更新履歴に基づき、前記第1パーティションから前記データを読み出すことを特徴とする請求項1または請求項2記載のディスク装置。
  4. 前記メモリ部は、複数個から構成され、
    前記情報制御部は、前記複数個のメモリ部の中から使用対象のメモリ部を設定する使用判定部を有し、前記使用判定部が設定した前記使用対象のメモリ部に対して前記コンテンツの再生環境を構築する前記データの読み書きを行うことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のディスク装置。
  5. 前記複数個のメモリ部のうちの少なくとも1個以上は、前記コンテンツの再生環境を構築する前記データのバックアップに使用されることを特徴とする請求項4記載のディスク装置。
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