JP2015135624A - 車両用衝突防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両と衝突の可能性がある停止物体に対して衝突回避操作の要否を的確に判定することが可能となる車両用衝突防止装置の提供。【解決手段】車両用衝突防止装置は、逐次検知した車両1の車速Vを記憶部6に記憶する記憶制御部7と、車両1の進行方向前方の停止物体を検知する停止物体検知部8と、停止物体が車両1と衝突する可能性が高い障害物であるか否かを判定する障害物判定部9と、停止物体が障害物である判定された障害物判定時よりも所定時間T1前に記憶部6に記憶された第1車速V1と、障害物判定時に検知された第2車速V2とを比較し、第2車速V2が第1車速V1よりも遅く、且つ第1車速V1と第2車速V2との速度差ΔVが速度差ΔVc未満である場合、車両1と障害物との衝突を回避するための衝突回避操作が必要な状態であると判定する衝突回避判定部10とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、車両用衝突防止装置に関する。
特開平7−291063号公報には、停止物距離警報装置が記載されている。この装置では、車両の前方の停止物が車両と衝突の可能性がある範囲(警報すべき範囲)に入っているか否かが判定される。そして、停止物が上記警報すべき範囲に入っていると判定されたときであっても、停止物が、接近する停止物であると判断され、車速が警報許容車速以上であると判断され、車両が非制動中であると判断され、さらにそれらが一定時間以上(例えば0.3秒以上)継続した場合に限ってドライバーに対して警報が発せられる。
上記特許文献1に記載の装置では、停止物が車両との衝突の可能性がある警報すべき範囲に入っていると判定されても、車両が制動中であると判断された場合はドライバーに対して警報を発生させない。しかし、車両が充分に減速していない場合には、運転者がそのまま同じ制動を継続しても停止物との衝突が回避できないおそれが生じる。
そこで本発明は、車両と衝突の可能性がある停止物体に対して、衝突回避操作の要否を的確に判定することが可能な車両用衝突防止装置の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明の車両用衝突防止装置は、車速検知手段と、記憶手段と、記憶制御手段と、停止物体検知手段と、障害物判定手段と、衝突回避判定手段とを備える。車速検知手段は、車両の車速を逐次検知する。記憶制御手段は、車速検知手段が検知した車速を記憶手段に記憶する。停止物体検知手段は、車両の進行方向前方に停止する停止物体を検知する。障害物判定手段は、停止物体検知手段が検知した停止物体が車両と衝突する可能性が高い障害物であるか否かを判定する。衝突回避判定手段は、停止物体が障害物であると障害物判定手段が判定をした障害物判定時よりも前に記憶手段に記憶された所定の第1の車速と、障害物判定時以降に車速検知手段が検知した所定の第2の車速とを比較し、第2の車速が第1の車速よりも遅く、且つ第1の車速と第2の車速との速度差が所定の速度未満である場合、車両と障害物との衝突を回避するための衝突回避操作が必要な状態であると判定する。
上記構成では、車両の進行方向前方に停止する停止物体が障害物であると障害物判定手段によって判定された際、衝突回避判定手段は、障害物判定時よりも前の第1の車速と、障害物判定時以降の第2の車速とを比較する。そして、第2の車速が第1の車速よりも遅く、且つ第1の車速と第2の車速との速度差が所定の速度未満である場合、すなわち、車両が減速中であっても所定の速度差未満の減速である場合は、車両と障害物との衝突を回避するための衝突回避操作が必要な状態であると判定し、反対に所定の速度差以上の減速である場合は、停止物が障害物と判定されても衝突回避操作が不要な状態であると判定する。このように、停止物体が障害物であると判定された際の車両の減速に基づいて衝突回避判定手段が衝突回避操作の要否を判定するので、例えば車両の制動の有無のみに基づいて判定する場合等と比べて、障害物に対する衝突回避操作の要否を的確に判定することが可能となる。
また、第1の車速は、障害物判定時よりも第1の所定時間前に記憶手段に最後に記憶された車速、又は障害物であると判定された停止物体を停止物体検知手段が検知した障害物検知時よりも第2の所定時間前に記憶手段に最後に記憶された車速のいずれかであってもよい。
上記構成では、障害物判定時よりも第1の所定時間前又は障害物検知時よりも第2の所定時間前の車速を第1の車速として、第1の車速と第2の車速との時間間隔が規定される。この結果、例えば障害物が検知された際、衝突回避操作が必要であった場合及び衝突回避操作が不要であった場合に、車両が減速に要した時間及び速度差のデータをそれぞれ実験等によって求め、これらのデータに基づいて第1の所定時間又は第2の所定時間及び所定の速度を予め設定することによって、障害物に対する衝突回避操作の要否をより的確に判定することが可能となる。
本発明の車両用衝突防止装置によれば、車両と衝突の可能性がある停止物体に対して衝突回避操作の要否を的確に判定することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係わる車両1は、車速センサ2と、物体検知センサ3と、ECU(Electronic Control Unit)4と、警報表示器5とを備える。
車速センサ(車速検知手段)2は、車速V(m/s)を所定時間毎に逐次検知し、検知した車速VをECU4へ出力する。
物体検知センサ(停止物体検知手段)3は、図2に示すように車両1の前端部から進行方向前方の所定角度Ωの範囲内に向けてレーザやミリ波等の電磁波を所定時間毎に発信し、その反射波を受信することによって、上記範囲内の物体を検知する。更に、検知した物体と車両1との相対距離L(m)及び相対速度Vr(m/s)を検出し、ECU4に出力する。
ECU4は、CPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とを備える。CPUは、ROMに格納された衝突防止処理プログラムを読み出して衝突防止処理を実行することによって記憶制御部7、停止物体検知部8、障害物判定部9、衝突回避判定部10、衝突判定部11、及び衝突回避操作指示部12として機能する。RAMは、車速センサ2が検出した車速Vの記憶部(記憶手段)6として機能する。またRAMは、物体検知センサ3が検出した相対距離L及び相対速度Vrの記憶領域、CPU演算結果の一時記憶領域及び各種判定基準値の設定領域として機能する。
記憶制御部7は、車速センサ2が検知した車速Vを車速が検出された時刻に関連付けて記憶部6に格納する。すなわち、記憶制御部7は記憶制御手段として機能する。
停止物体検知部8は、物体検知センサ3が検知した物体が停止物体であることを検知する。具体的には、例えば物体検知センサ3が検知した検知物体と車両1との相対速度Vrと車速センサ2が検知した車速Vとを比較し、Vr=−Vの関係にある検知物体を停止物体であるとして検知する。すなわち、停止物体検知部8は停止物体検知手段として機能する。
障害物判定部9は、停止物体検知部8によって検知された、車両1の進行方向前方に停止する停止物体が、車両1と衝突する可能性が高い障害物であるか否かを判定する。具体的には、例えば物体検知センサ3によって検知された停止物体と車両との相対距離Lを、停止物体との相対速度Vrで除することによって求められる衝突余裕時間TTC(Time to Collision)が所定時間Tc秒(例えば4秒)以下になった場合に上記停止物体が車両1と衝突する可能性が高い障害物であると判定する。すなわち、障害物判定部9は障害物判定手段を構成する。
衝突回避判定部10は、停止物体が障害物であると障害物判定部9が判定をした障害物判定時よりも所定時間(第1の所定時間)T1前に記憶部6に最後に記憶された車速である第1車速(所定の第1の車速)V1と、障害物判定時に車速センサ2が検知した車速である第2車速(所定の第2の車速)V2とを比較し、第2車速V2が第1車速V1よりも遅く、且つ第1車速V1と第2車速V2との速度差ΔVが所定の速度ΔVc未満である場合、車両1と障害物との衝突を回避するための衝突回避操作が必要な状態であると判定する。反対に、速度差ΔVが所定の速度ΔVc以上である場合、車両1と障害物との衝突を回避するための衝突回避操作が不要な状態であると判定する。また、衝突回避判定部10は、判定結果を衝突回避操作指示部12へ出力する。すなわち、衝突回避判定部10は衝突回避判定手段を構成する。
衝突判定部11は、物体検知センサ3によって検知された検知物体が停止物体ではない移動物体であると停止物体検知部8によって検知された場合は、検知された移動物体が車両1と衝突の可能性が高い移動物体か否かを判定し、判定結果を衝突回避操作指示部12へ出力する。具体的には、障害物判定部9と同様に、移動物体と車両1との相対距離Lを、移動物体との相対速度Vrで除することによって求められる衝突余裕時間TTC(Time to Collision)が所定時間Tc秒以下になった場合に上記移動物体が車両1と衝突する可能性が高い障害物であると判定する。
衝突回避操作指示部12は、障害物に対して衝突回避操作が必要な状態であると衝突回避判定部10が判定した場合、及び検知された移動物が車両1と衝突の可能性が高い移動物体であると衝突判定部11が判定した場合に警報表示器5に対して警報表示信号を出力する。
警報表示器5は、車室内の例えば図示しないインストルメントパネルに設けられ、衝突回避操作指示部12からの警報指示信号を受信したとき、警報表示やブザー音の奏鳴などによって運転者に対して減速などの衝突回避操作の実行を促す。
次に、ECU4が実行する衝突防止処理について、図4のフローチャートに基づいて説明する。本処理は、所定時間毎に実行される。ECU4は先ず、車速センサ2が検知した車速Vを取得し、車速Vが検知された時刻に関連付けて記憶部6に記憶する(ステップS1)。次に物体検知センサ3が検知した検知物体と車両1との相対距離L及び相対速度Vrを取得する(ステップS2)。次に、ECU4は、検知物体が停止物体であるか否かを判定する(ステップS3)。具体的には、検知物体と車両1との相対速度Vrと車速Vとを比較し、Vr=−Vの関係にある検知物体について停止物体であると判定する。検知物体が停止物体である場合はステップS4へ進む。
ステップS4では、検知された停止物体が車両1と衝突の可能性が高い障害物であるか否かを判定する。具体的には、検知物体と車両1との相対距離Lを相対速度Vrで除することによってTTCを算出し、所定時間Tcと比較する。TTCがTc以下の場合は、車両1が衝突する可能性が高い障害物であると判定しステップS5へ進む。TTCがTcよりも大きい場合は車両1が衝突する可能性が高い障害物ではないと判定し処理を終了する。
ステップS5では、停止物体が車両1と衝突する可能性が高い障害物と判定された障害物判定時から所定時間T1前の時刻に関連付けられている車速V1を記憶部6から抽出し、車速V1からステップS1で取得した車速V2を減算して速度差ΔVを算出する。なお、車両1が所定時間T1前から減速をしている場合は車速V1よりも車速V2の方が遅くなり速度差ΔVはプラスの車速となり、加速している場合は車速V1よりも車速V2の方が速くなり速度差ΔVはマイナスの車速となる。次に、ECU4は、障害物と判定された停止物体に対して、衝突回避操作が必要か否かを判定する(ステップS6)。具体的には、ステップS5で求めた速度差ΔVが所定の速度差ΔVc未満である場合は、衝突回避操作が必要と判定し、反対に速度差ΔVが所定の速度差ΔVc以上である場合は、衝突回避操作が必要ではないと判定する。衝突回避操作が必要と判定した場合はステップS8へ進み、衝突回避操作が必要ではないと判定した場合は、処理を終了する。
ステップS3において検知物体が停止物体ではない移動物体であると判定された場合はステップS7へ進み、検知物体が車両と衝突の可能性が高い移動物体であるか否かを判定する。具体的には、検知物体との相対距離Lを相対速度Vrで除することによってTTCを算出し所定時間Tcと比較する。TTCが所定時間Tc以下の場合は、車両1が衝突する可能性が高い移動物体であると判定しステップS8へ進む。TTCがTcよりも大きい場合は車両1が衝突する可能性が高い移動物体ではないと判定し処理を終了する。
上記のように、検知物体が衝突の可能性が高い停止物体であり、且つ車両の減速が所定の速度差未満である(ステップS6の判定がYES)場合、又は検知物体が衝突の可能性が高い移動物体である(ステップS7の判定がYES)場合はステップS8へ進み、ステップS8では、警報表示器5によって警報表示やブザー音の奏鳴を行い運転者に対して車両1の減速などの衝突回避操作の実行を促す。
本実施形態では、図2に示すように車両1の進行方向前方に物体が検知され、検知物体Pが停止物体であって車両1と衝突の可能性が高い障害物であると障害物判定部9によって判定された際、衝突回避判定部10は、障害物判定時の第2車速V2が、障害物判定時よりも所定時間T1前の第1車速V1よりも遅く、且つ第1車速V1と第2車速V2との速度差ΔVが所定の速度差ΔVc未満である場合、すなわち、車両1が減速中であっても所定の速度差ΔVc未満の減速である場合は、車両1と障害物との衝突を回避するための衝突回避操作が必要な状態であると判定し、反対に所定の速度差ΔVc以上の減速である場合は、停止物体Pが障害物と判定されても衝突回避操作が必要な状態ではないと判定する。このように、停止物体Pが障害物であると判定された際の車両の減速に基づいて衝突回避判定部10が衝突回避操作の要否を判定するので、例えば車両の制動の有無のみに基づいて判定する場合等と比べて、障害物に対する衝突回避操作の要否を的確に判定することが可能となる。このため、障害物に対する不要な警報の発生が抑制され、運転者が感じる違和感が低減する。また、警報の発生に対応した不要なブレーキ操作が減少し、不要なブレーキ操作に起因する追突事故等の発生の可能性が低下する。
また、図3に示すように車両1が前方のカーブ路に進入する際は、車両1前方のカーブ路の路側に設置されているガードレールや表示板など車両1の走行には障害とならない路側体のような停止物体Qが物体検知センサ3によって検知され、車両1が停止物体Qに接近すると、停止物体Qが車両1と衝突の可能性がある障害物であると判定される可能性が高くなる。この点に関して、本実施形態では、停止物体Qが障害物と判定された場合であっても、障害物判定時から所定時間T1前の第1車速V1よりも障害物判定時の第2車速V2の方が所定の速度差ΔVc以上の減速をしている場合は、衝突回避操作が必要ではない状態であると判定される。車両1がカーブ路を走行する場合、カーブ路に進入するまでに運転者が安全走行に必要な減速操作を実行し、減速が所定の速度差ΔVc以上である場合には停止物体Qが障害物として検知されても衝突回避操作が必要な状態ではないと判定される。このため、カーブ路の路側体のような車両1の走行には障害とならない停止物体Qに対する不要な警報の発生が抑制され、運転者が感じる違和感が低減し、不要なブレーキ操作に起因する追突事故等の発生の可能性が低下する。
また、障害物に対する衝突回避操作の要否は、障害物判定時よりも所定時間T1前の第1車速V1と障害物判定時の第2車速V2との速度差ΔVに基づいて判定される。この結果、例えば障害物が検知された際、衝突回避操作が必要であった場合及び衝突回避操作が不要であった場合に、車両が減速に要した時間及び速度差のデータをそれぞれ実験等によって求め、これらのデータに基づいて所定時間T1及び所定の速度差ΔVcを予め設定することによって、障害物に対する衝突回避操作の要否をより的確に判定することが可能となる。
なお、本実施形態では、車両1の衝突回避操作が必要な場合に、警報表示器5による警報表示等によって運転者に衝突回避操作の実行を促したが、例えば車両1のブレーキ装置を強制的に作動させて衝突を回避してもよい。
また、検知された停止物体が車両1と衝突する可能性が高い障害物か否かの判定は衝突余裕時間TTCに基づくものに限定されず、例えば車両1と停止物体との相対距離が所定の閾値を下回った場合、車両1が停止物体に接近する相対速度が所定の閾値を上回った場合、あるいは車両1と停止物体との相対距離が所定の閾値を下回り、且つ車両1が停止物体に接近する相対速度が所定の閾値を上回った場合等であってもよい。
また、本実施形態では、障害物判定時よりも所定時間(第1の所定時間)T1前に記憶部6に最後に記憶された車速Vを第1車速V1としたが、障害物と判定された停止物体が検知された障害物検知時よりも所定時間(第2の所定時間)T2前に記憶部6に最後に記憶された車速Vを第1車速V1としてもよい。
また、本実施形態では、障害物判定時の車速を第2車速V2としたが、第2車速V2は障害物判定時以降の車速Vであれば、例えば衝突回避操作の要否判定時の車速等であってもよい。
また、本実施形態では、衝突回避操作判定の処理と衝突回避操作の処理とを1つのECU4が実行しているが、衝突回避判定の処理と衝突回避操作の処理とを異なる別のユニットとして構成してもよい。この場合、例えばAEBS(衝突防止システム)やCMS(衝突被害軽減システム)等の衝突回避操作を実行する装置を備えた既存の車両に対しては、衝突回避判定の処理を実行するユニットを追加して設置すればよく、このような既存の車両に対して本発明を容易に適用し、検知された停止物体に対する不要な衝突回避操作を抑制することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1 車両
2 車速センサ(車速検知手段)
3 物体検知センサ(停止物体検知手段)
4 ECU
6 記憶部(記憶手段)
7 記憶制御部(記憶制御手段)
8 停止物体検知部(停止物体検知手段)
9 障害物判定部(障害物判定手段)
10 衝突回避判定部(衝突回避判定手段)
2 車速センサ(車速検知手段)
3 物体検知センサ(停止物体検知手段)
4 ECU
6 記憶部(記憶手段)
7 記憶制御部(記憶制御手段)
8 停止物体検知部(停止物体検知手段)
9 障害物判定部(障害物判定手段)
10 衝突回避判定部(衝突回避判定手段)
Claims (2)
- 車両の車速を逐次検知する車速検知手段と、
記憶手段と、
前記車速検知手段が検知した前記車速を前記記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
前記車両の進行方向前方に停止する停止物体を検知する停止物体検知手段と、
前記停止物体検知手段が検知した前記停止物体が前記車両と衝突する可能性が高い障害物であるか否かを判定する障害物判定手段と、
前記停止物体が前記障害物であると前記障害物判定手段が判定をした障害物判定時よりも前に前記記憶手段に記憶された所定の第1の車速と、前記障害物判定時以降に前記車速検知手段が検知した所定の第2の車速とを比較し、前記第2の車速が前記第1の車速よりも遅く、且つ前記第1の車速と前記第2の車速との速度差が所定の速度未満である場合、前記車両と前記障害物との衝突を回避するための衝突回避操作が必要な状態であると判定する衝突回避判定手段と、を備えた
ことを特徴とする車両用衝突防止装置。 - 請求項1に記載の車両用衝突防止装置であって、
前記第1の車速は、前記障害物判定時よりも第1の所定時間前に前記記憶手段に最後に記憶された車速、又は前記障害物であると判定された前記停止物体を前記停止物体検知手段が検知した障害物検知時よりも第2の所定時間前に前記記憶手段に最後に記憶された車速のいずれかである
ことを特徴とする車両用衝突防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014007129A JP2015135624A (ja) | 2014-01-17 | 2014-01-17 | 車両用衝突防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014007129A JP2015135624A (ja) | 2014-01-17 | 2014-01-17 | 車両用衝突防止装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2015135624A true JP2015135624A (ja) | 2015-07-27 |
Family
ID=53767400
Family Applications (1)
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JP2014007129A Pending JP2015135624A (ja) | 2014-01-17 | 2014-01-17 | 車両用衝突防止装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2015135624A (ja) |
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-
2014
- 2014-01-17 JP JP2014007129A patent/JP2015135624A/ja active Pending
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