JP2015133606A - ホワイトバランス調整方法、ホワイトバランス調整装置および表示装置 - Google Patents

ホワイトバランス調整方法、ホワイトバランス調整装置および表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】表示画像のX,Y,Z値の光学測定回数が少なくて済み、高精度、かつ輝度低下を最小限に抑えたホワイトバランスの調整技術を提供する。【解決手段】限定された複数の階調値における表示装置の光学データを測定し、測定した階調値を引数とする多次のスプライン関数を生成し、色空間座標値の予測値をスプライン関数を用いて計算し、色空間座標値の予測値を、予め設定された目標値でそれぞれの色空間の座標軸値ごとに除した値の中から最小値を算出する。そして、色空間座標値の予測値から目標値に最小値を乗算した値を減算した値を並べた行列により、色空間座標値の予測値の目標値からのズレを計算し、スプライン関数より、与えられた階調値における、階調値に対する色空間座標値の傾きを配列したヤコビ行列を作成し、上記行列をヤコビ行列の逆行列で一次変換した値を新たな階調値とする。【選択図】図3

Description

本発明はホワイトバランスの調整技術に関し、特に、液晶表示装置等の表示装置におけるホワイトバランスの調整技術に関する。
液晶表示装置は、一般的に二枚のガラスに挟まれた液晶を電気光学的に開閉制御することで、バックライトの光を透過または遮断して映像を表示するが、液晶の開閉制御は微小な画素単位で行われ、一般的には、当該画素ごとにR(赤),G(緑),B(青)のカラーフィルタを備えることでカラー表示を可能としている。
バックライトには、近年、CCFL(Cold-Cathode Fluorescent Lamp)に代えて白色LED(Light Emitting Diode)が多く用いられている。白色LEDはその色度のばらつきも多く、結果的に液晶表示装置の画素を白表示(R、G、B何れも全開状態)にした際の白色のばらつきの主要因となる。
人間の目は白色付近の色度の差異に敏感であり、僅かな白色ばらつきであってもその差が認識されることも多く、白色色度のばらつきを抑えることが望まれている。
一般にばらつきそのものを抑制するのは難しいが、例えば映像信号処理技術を使用して補正することは容易である。
例えば8Bit/colorの分解能を持つ表示装置の場合、各色0〜255の階調値で制御されるが、白表示(R,G,B=255,255,255)した際に、所望の色度より青っぽかった場合は、(R,G,B)=(255,255,249)のように調整することで青の成分を減少させ、所望の色度を表示させることができる。
ここで、この白表示する際の値(255,255,249)は、表示装置の個体ばらつきにより決める必要があり、この値を決定するパラメータを決定する処理をホワイトバランス調整と呼称する。
ここで、ホワイトバランス調整は、理想的な光学特性を持たない表示装置(理想的ではない表示装置)においては、調整の精度を高めるために何らかの工夫が必要となる。
例えば、特許文献1では、補正をかけたR,G,Bの階調値に対し、実際に光原色の三刺激値であるX,Y,Z値の光学測定を行い、所望とする値からの誤差をベースにして、再度R,G,B値を補正するフィードバック制御を行っている。
一方、ホワイトバランス調整は、表示装置の製造時に個別に行われることが多く、調整に時間がかかってしまうと、生産効率の低下によるコストアップ等の弊害があるため、なるべく短時間で終了させることが望ましい。
最も時間がかかるのは表示画像のX,Y,Z値の光学測定であり、なるべくこの回数を減らすことが時間短縮につながる。また、ホワイトバランス調整後は、ガンマ補正と呼称される処理が必須であるが、理想的ではない表示装置では、単純にゲインをかけた補正ではグレー階調表示(入力されるR,G,Bの階調値が同じ値ではあるが、255ではない階調表示)において色ずれが生じる。そのため特許文献1では、全ての(若しくは間引いた)階調で255階調と同じ処理を実施することが提案されているが、表示画像のX,Y,Z値の光学測定回数が飛躍的に増加するという問題がある。
特開2005−328386号公報
本発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、理想的ではない表示装置であっても、表示画像のX,Y,Z値の光学測定回数が少なくて済み、高精度、かつ輝度低下を最小限に抑えたホワイトバランスの調整技術を提供することを目的とする。
本発明に係るホワイトバランス調整方法は、表示装置のホワイトバランスを補正するためのパラメータを決定するホワイトバランス調整方法であって、(a)前記表示装置を単色表示させて、限定された複数の階調値における光学データを測定し、測定した階調値を引数とする多次のスプライン関数を生成するステップと、(b)階調値の初期値を設定するステップと、(c)前期初期値を含む与えられた階調値に対して色空間座標値の予測値を前記スプライン関数を用いて計算するステップと、(d)前記色空間座標値の予測値を、予め設定された目標値でそれぞれの色空間の座標軸値ごとに除した値の中から最小値を算出するステップと、(e)前記色空間の座標軸ごとに、前記色空間座標値の予測値から前記目標値に前記最小値を乗算した値を減算した値を並べた行列により、前記色空間座標値の予測値の前記目標値からのズレを計算するステップと、(f)前記スプライン関数より、前記与えられた階調値における、階調値に対する色空間座標値の傾きを配列したヤコビ行列を作成するステップと、(g)前記行列を前記ヤコビ行列の逆行列で一次変換した値を、現在の階調値から減算した計算結果を新たな階調値として算出するステップと、を備え、前記新たな階調値を計算後、前記色空間座標値の予測値と前記目標値との差異が、予め設定された差異以下となるまで、前記ステップ(c)〜(g)を繰り返し、前記色空間座標値の予測値と前記目標値との差異が、予め設定された差異以下となった時点での階調値を、前記パラメータとする。
本発明に係るホワイトバランス調整方法によれば、光学データの測定回数を最低限に抑えつつ、高精度なホワイトバランス調整が可能となるので、短時間でのホワイトバランス調整ができ、ホワイトバランス補正に要する時間を低減することができる。また、色空間座標値の予測値を、予め設定された目標値でそれぞれの色空間の座標軸値ごとに除した値の中から最小値を算出し、当該最小値を用いて色空間座標値の予測値の目標値からのズレを計算するので、輝度低下を極力抑制したホワイトバランス補正が可能となる。
ホワイトバランス補正を行う補正部の構成の一例を示すブロック図である。 ホワイトバランス補正を行う補正部の構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係るホワイトバランス調整方法を説明するフローチャートである。 階調刺激値特性を示す図である。 ガンマ補正のパラメータを決定する方法を説明するフローチャートである。 ガンマ補正のパラメータを決定する方法を説明するフローチャートである。 ニュートン法でβを求める方法を説明するフローチャートである。 本発明に係るホワイトバランス調整方法を導入した調整装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係るホワイトバランス調整方法を導入した表示装置の構成を示すブロック図である。
<はじめに>
本発明に係る実施の形態の説明に先立って、ホワイトバランス調整について説明する。
8Bit/colorの分解能を持つ表示装置において、R(赤),G(緑),B(青)それぞれの階調は0〜255の階調値で制御される。ここで、それぞれの階調値がGSR,GSG,GSBで与えられた場合、理想的な表示装置では、R,G,Bのそれぞれの強度値I,I,Iは、一般化された以下の数式(1)で表される。
Figure 2015133606
上記数式(1)において、文字AにはR,G,Bのいずれかが与えられ(A=R,G,B)、Iは、I,I,Iの何れかを表し、GSAは、GSR,GSG,GSBの何れかを表しており、Iの値は0〜1の範囲となる。
R,G,Bのそれぞれの単色を表示した際の三刺激値をX,Y,Z(A=R,G,B)とすると、表示される色空間座標(XYZ空間)は、以下の数式(2)で計算できる。
Figure 2015133606
従って、この3行3列の行列を満たすように、予め三刺激値を光学測定により取得しておけば、所望とする色座標(X,Y,Z)が与えられた場合に、数式(2)の逆演算より強度値I,I,Iを計算することができる。具体的には、以下に説明する手順で計算する。
目標とする白色色度をx,y(CIE1932のLxy表色系)とすると、この指標には輝度の情報が含まれないので、XYZ空間でのベクトルが一意には定まらない。つまり方向のみ定まり、大きさは任意である。所望とするXYZ空間での座標値(X,Y,Z)は、大きさを適当に与えることで以下の数式(3)のように書くことができる。
Figure 2015133606
数式(2)と数式(3)より、R,G,Bそれぞれの強度値I,I,Iは、次のように計算される。
Figure 2015133606
ここで、強度値I,I,Iは、何れも1にはならない。なぜなら、数式(3)において大きさの絶対値を適当に与えたからである。よって、強度値I,I,Iの中で最大値を探し、その値で、強度値I,I,Iを規格化することで、輝度低下を最小限に抑えた強度値I,I,Iを得ることができる。
なお、映像信号処理によるホワイトバランス調整では、必ず輝度低下が生じるのでその低下分は少ないほうが望ましい。そのためにも、強度値I,I,Iの何れかは最大になるようにする必要がある。
そして、階調値GSAは、数式(1)を変形して以下の数式(5)で表される。
Figure 2015133606
従って、数式(4)により強度値Iが求まれば、数式(5)により階調値GSAが求まり、補正後の白色表示階調を算出することができる。
白色階調を求めた後は、階調値が255ではない色、例えば(R,G,B)=(255,255,249)では、Bについて、何らかのガンマ補正処理が必要となる。そうしないと、入力階調が255の場合と254の場合とでガンマ特性に差が生じてしまう。最も簡単には、Bの入力階調に、249/255(ゲイン)を乗じた演算を施すことで、入力階調が255の場合と254の場合とでガンマ特性に差が生じず、滑らかにつなぐことが可能となる。
しかし、上記は理想的な光学特性をもつ表示装置であれば成り立つが、通常は、各種要因、例えば数式(1)のカーブや、数式(2)の関係式などに誤差を持っており、ホワイトバランス調整結果の誤差要因となる。
<実施の形態>
<ホワイトバランス調整について>
以上説明したホワイトバランス調整方法を踏まえて、以下に、本発明に係るホワイトバランス調整方法について説明する。
図1は、ホワイトバランス補正を行う補正部の構成の一例を示すブロック図である。ここで、ホワイトバランス補正とは、値が255である入力値を補正して出力する処理であり、ホワイトバランス調整とは、値が255である入力値を補正するための係数やルックアップテーブル値(LUT値)などの変換のためのパラメータを決定する処理である。
補正部は、リアルタイム処理に対応するためハードウェアとして表示装置に組み込まれており、図1に示すように、R,G,Bのそれぞれの入力に対応したルックアップテーブルLUT_R11、LUT_G12およびLUT_B13を備えた変換処理部10を有している。このため、例えば、ある入力値としてRの入力データ(「入力R」)がルックアップテーブルLUT_R11に入力されると、予めホワイトバランス調整で決定され、ルックアップテーブルLUT_R11に格納されたルックアップテーブル値が、「出力R」として出力される。
同様に、「入力G」がルックアップテーブルLUT_G12に入力されると、予め実行されたホワイトバランス調整で決定され、ルックアップテーブルLUT_G12に格納されたルックアップテーブル値が、「出力G」として出力され、「入力B」がルックアップテーブルLUT_B13に入力されると、予めホワイトバランス調整で決定され、ルックアップテーブルLUT_B13に格納されたルックアップテーブル値が、「出力B」として出力される。なお、入出力の関係は基本的に任意に設定できる。
ここで、入力データは8Bit(0〜255)の値を採るが、出力データは、もしこれが8Bitで入力データと同じであれば、どこかで同一値が出力されることになるので階調潰れ(階調数減少)を招く。そのため出力データ幅は10Bitとするなど、入力データ幅よりも大きいほうが望ましい。ただし、表示装置本来の階調数(Bit数)よりも、LUTの出力Bit数が大きければ、そのままでは出力することはできず、その場合は、ディザ処理等の手法を用いることで、擬似的に階調を表現する構成とすれば良い。
なお、先に説明したように、ホワイトバランス補正とは、値が255である入力値を補正して出力する処理であるが、値が255ではない入力値に対する補正をガンマ補正と呼称し、当該ガンマ補正のためのパラメータを決定する処理はガンマ調整と呼称する。そして、図1に示す補正部は、ガンマ補正にも適用することができる。
図2は、補正部の構成の他の例を示すブロック図である。図2に示す補正部は、R,G,Bのそれぞれの入力に対応した乗算部21、22および23を有しており、乗算部21〜23のそれぞれには、ゲインとなる係数kR、kGおよびkBを与える係数保持部211、221および231が付属しており、乗算部21〜23に入力されたR,G,Bの入力データのそれぞれと乗算され、「出力R」、「出力G」および「出力B」として出力される。
なお、係数保持部211、221および231にそれぞれ保持された、係数kR、kGおよびkBは、予め実行されたホワイトバランス調整で決定される。
ただし、図2の補正部では、単純な係数の乗算処理を行うため、最大値(すなわち255)以外の他の入力値に対しては、当該係数によって出力値が決まってしまう。このため、もしガンマ特性などに理想状態に対する歪みがあると、例えば、白表示以外のグレー表示(入力R,G,Bが同じ値であるが、全てが255ではない)においてバランスが崩れてしまい、色ずれを生じてしまう。
よって、このような補正に起因したアーチファクトを防止するには、理想的ではない表示装置に対しては、図1に示した補正部によるホワイトバランス補正処理やガンマ補正処理を行う方が望ましい。換言すれば、図2に示した補正部は、ホワイトバランス補正に適した構成であると言える。
次に、図3に示すフローチャートを用いて、ホワイトバランス調整方法について説明する。なお、以下の説明では、図1に示した補正部によるホワイトバランス補正処理で使用されるパラメータの決定方法について説明するが、当該方法は、図2に示した補正部によるホワイトバランス補正処理に使用されるパラメータの決定に対しても適用可能である。
図3に示すホワイトバランス調整のフローでは、まずステップS1において、R,G,Bのそれぞれに対して限定された複数の階調での光学データを測定し、測定した光学データより三次スプライン関数を算出する。
すなわち、特に液晶表示装置では、階調値GSA(A=R,G,B)と、輝度との関係が数式(1)からずれてしまう場合が多い。さらには、階調値と三刺激値であるX,Y,Z値(相対値)との関係を表す特性(以下、「階調刺激値特性」と呼称)は、図4に示すように、三刺激値で完全には一致していない。従って、例えばGのY刺激値を所望の強度値Iに比例するように完全に調整したとしても、GのZ刺激値は強度値Iと完全には比例しないこともある。これはG単色の階調を表示した場合に、階調ごとに色度がわずかに異なることに相当する。また、各色で階調刺激値特性は異なり、この特性の取得が重要となる。
上記階調刺激値特性は、単色表示を階調ごとに行い、その際のX,Y,Z値を記録することで得られる。従って、3色のそれぞれについて、256階調の全てについて光学測定すれば、精度の高い情報が得られるが、そのためには768回の光学測定が必要となり、非常に多くの測定時間が必要となる。これでは、表示装置の製造過程での調整などには適さない。
そのため、本発明においては、各色のそれぞれで、限定された複数の階調での光学測定を行い、補間により階調刺激値特性を得るので、測定時間を抑制することができる。
補間には多項式補間が望ましく、ここでは三次スプライン補間を使用する。三次スプラインは、補間関数が三次多項式であり、測定点(関数の接続点)において微分係数が連続となるよう算出される。よって、一度関数を計算すれば、値の導出のみならず、微分係数の導出も容易に可能である。
測定点は、最小限の測定点でスプライン関数を生成した時に、図4に示した階調刺激値特性がほぼ再現できる階調を選択する。
例えば最大値、最小値、中間値および図4におけるZ刺激値の特性に見られる高階調での特異領域あたりの階調値での光学測定が最低限必要となる。
そして、得られた測定値から、黒(R,G,B=0,0,0)表示の際のX,Y,Z値を引いた値でスプライン関数を算出する。ここで、黒表示のX,Y,Z値を、それぞれX,Y,Zとし、算出したスプライン関数を、XA(GSA),YA(GSA),ZA(GSA)と表す。なお、文字AにはR,G,Bのいずれかが与えられる(A=R,G,B)。
ここで、図3のフローチャートに戻り、ステップS2において、収束演算の開始点として、R,G,Bそれぞれの階調値GSR,GSB,GSBの初期階調値を、輝度低下の最も少ない255(最大値)に設定する。
次に、ステップS3において、階調値GSR,GSB,GSB(初期値は255,255,255)が与えられた場合の予測X,Y,Z値(色空間座標値の予測値)を計算する。以下、予測X,Y,Z値をX,Y,Zとする。
計算式は以下の数式(6)で与えられる。数式(6)は、コントラストが有限(黒輝度がゼロではない値を採る)で、加法混色が成り立つ場合に成立するものである。なお、他の要因により無視できない誤差を生じる場合は補正項が必要となるが、ここでは数式(6)が成り立つものとする。
Figure 2015133606
次に、ステップS4において、色度の目標値(絶対値を任意に設定したX,Y,Z値)を、X,Y,Zとして、ステップS3で計算した予測値を目標値で割った値の最小値kTgtを算出する。計算式は以下の数式(7)で与えられる。
Figure 2015133606
上記数式(7)において、min( )は、( )内の計算式で得られた値の組み合わせのうち最も小さい値の組み合わせを表すことを定義している。
次に、ステップS5において、予測値の目標値からのズレを、以下の数式(8)に示す行列Δにより計算する。
Figure 2015133606
次に、ステップS6において、誤差が所定値以下であるかどうかを計算して終了判定を行う。これは、行列Δの各要素のそれぞれの大きさが全て所定の範囲内であるか否かで判定しても良いし、行列Δのベクトルの大きさで判別しても良い。
また、行列ではなく、予測値X,Y,Zから計算される色度と、目標値X,Y,Zとから計算される色度との色差で判別しても良い。なお、ステップS6は、ステップS3の後で行っても良い。
ステップS6で誤差が所定値以下と判断された場合は、その時の階調値GSR,GSG,GSBの値をホワイトバランス調整値として使用し、一連の処理を終了するが、誤差が所定値を超える場合は、ステップS7に進む。
ステップS7では、ヤコビ行列Jを作成する。すなわち、ステップS1で算出したスプライン関数より、現在の階調値GSR,GSB,GSBにおける一次の微分係数(階調値に対する色空間座標値の傾き)を取得し、以下の数式(9)のように3行3列に配列する。
Figure 2015133606
そして、ステップS8において新たな階調値を計算する。まずは、以下の数式(10)に示すように、行列Δを、行列Jの逆行列で一次変換した計算結果(J−1・Δ)を、修正すべきΔGSとして現在の階調値GSR,GSB,GSBから減算し、新たな階調値GSR,GSB,GSBを算出する。
Figure 2015133606
行列Jの逆行列は、dGS/dXYZの次元であるので、これにΔ(次元はXYZ)を乗じて修正すべきΔGSを算出する。
そして、新たな値が最大値の255以上であれば255とし、0未満であれば0とすることで、最大値、最小値の制限を行う。
なお、上記数式(10)において、αは収束演算の発振防止のための係数であり、1以下の値に設定される。理想的な光学特性からのズレの大きな表示装置の場合、αを小さくしたほうが良い場合もある。その場合、収束演算回数は増加するので、特性にあわせた値を決定することが望ましいが、本収束演算は、表示装置の調整工程でCPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置によって行われることを前提としているので、演算回数が増えても、人間が認識できない程の時間で終了する。
ステップS8において算出された新たな階調値GSR,GSB,GSBに対して、ステップS6で誤差が所定値以下と判断さされるまで、ステップS3以下の処理を繰り返す。この処理の繰り返しにより、理想的ではない光学特性を持つ表示装置においても、次第に予測値が目標値に近づき、ホワイトバランス補正のためのパラメータを高精度に決定することができる。
なお、上述したホワイトバランス調整における誤差の発生要因としては、数式(6)における加法混色と、スプライン関数の誤差(測定誤差と補間誤差)が挙げられるが、発明者による試行では、ある液晶表示装置を用いた調整に適用して十分な精度(u’v’座標系で0.001未満)が得られたことが確認されている。
ここで、数式(7)でkTgtを算出す理由は、数式(7)で三刺激値X,Y,Zのそれぞれの予測値と目標値の比の最小値を求めることで、数式(8)の何れかの行を0とすることにある。
すなわち、ホワイトバランス調整では、輝度低下を極力抑えるために、表示可能な色空間の中で所望の色度を持つ最大輝度の点を探す必用があるが、理想的ではない表示装置の場合、表示可能な色空間が6面体ではなく曲面体となるのでその計算が単純でない。
本発明では収束演算過程で、ターゲットとするXYZ座標も少しずつ変化させることになるが、kTgt値を使うことで、目標値が極力、上記曲面体の縁となるように計算することができ、輝度低下を極力抑制することができる。
<ガンマ調整について>
ホワイトバランス調整が終了することで、図1に示した補正部のルックアップテーブルLUT_R11、LUT_G12およびLUT_B13における、入力値255に対するLUT値が決定する。この後は、他の入力値に対するLUT値を決定するガンマ調整を行う。
ガンマ調整には、大きく分けて2通りの方法がある。一つは、ホワイトバランス調整と同様のアルゴリズムを適用して色度も含めてガンマ補正のパラメータを決定する方法と、もう一つは、単純に輝度に基づいて決定する方法である。
<ホワイトバランス調整と同様のアルゴリズムを適用した方法>
まず、図5に示すフローチャートを用いて、ホワイトバランス調整と同様のアルゴリズムを適用してガンマ補正のパラメータを決定する方法について説明する。
当該方法は、基本的には、図3を用いて説明したフローを、254階調以下について実行することになるが、図3のステップS1における光学測定や、三次スプライン関数の算出については、ホワイトバランス調整で実行しているので不要となる。従って、光学測定は行わず、単に演算処理が増加するだけであり、昨今のCPUの能力であれば、数百回当該演算を繰り返しても人間が認識できない程の短時間で終了するので、生産効率の低下は招来しない。
図5に示すガンマ調整のフローでは、ステップS10で、図3のホワイトバランス調整フローの最後のループで通過したステップS3において算出された予測値を、X255,Y255,Z255とする。これは補正後の白色のX,Y,Z値である。これをベースに各階調での目標とするX,Y,Z値を決定する。なお、決定した階調Nでの色度の目標値をX,Y,Zと表す。
より具体的には、数式(1)で表される強度値IをX255,Y255,Z255にそれぞれ掛けることで目標値を決定する。例えば、階調値100のXについては、X100=X255×(100/255)γとなる。
ただし、コントラストが有限(黒輝度がゼロではない値を採る)の表示装置の場合、0輝度表示は不可能なので、光学測定から求めたX,Y,Zを用いてオフセット等の処理をしておく。
次に、ステップS11において、初期値として階調値Nを254に設定する。
次に、ステップS12において、収束演算の開始点として、R,G,Bそれぞれの階調値GSR,GSB,GSBの初期階調値を、(GSR255,GSB255,GSB255 )×N/255に設定する。
例えば、ホワイトバランス調整後の白色階調が(R,G,B)=(255,255,249)の場合、N=100では、初期値として(R,G,B)=(100×255/255,100×255/255,100×249/255)=(100,100,97.6)とすれば良い。
次に、ステップS13において、初期階調値(GSR255,GSB255,GSB255 )×N/255が与えられた場合の予測X,Y,Z値を計算する。以下、予測X,Y,Z値をX,Y,Zとする。
そして、図3においてはステップS4で最小値kTgtを算出したが、ステップS14においてはkTgtを1とする。
次に、ステップS15において、予測値の目標値からのズレを、先に説明した数式(8)において、X,Y,ZをX,Y,Z に変更した行列Δにより計算する。なお、kTgt=1であるので、数式(8)の各要素の第2項はそれぞれX,Y,Zとなり、それをX,Y,Zに変更した行列となる。
次に、ステップS16において、誤差が所定値以下であるかどうかを計算して終了判定を行う。これは、行列Δの各要素のそれぞれの大きさが全て所定の範囲内であるか否かで判定しても良いし、行列Δのベクトルの大きさで判別しても良い。
また、行列ではなく、予測値X,Y,Zから計算される色度と、目標値X,Y,Zとから計算される色度との色差で判別しても良い。なお、ステップS16は、ステップS13の後で行っても良い。
ステップS16で誤差が所定値以下と判断された場合は、ステップS19に進み、階調値Nを1つ下げる。そして、ステップS20において、変更後の階調値Nが0より小さいか否かを判断し、0より小さい場合には、その時の階調値GSR,GSG,GSBの値をガンマ調整値として使用し、一連の処理を終了するが、変更後の階調値Nが0以上の場合は、変更後の階調値Nに基づいてステップS12以下の処理を繰り返す。
一方、ステップS16で誤差が所定値を超えると判断された場合は、ステップS17に進み、ヤコビ行列Jを作成する。すなわち、ホワイトバランス調整で算出したスプライン関数より、現在の階調値GSR,GSB,GSBにおける一次の微分係数を取得し、先に説明した数式(9)のように配列する。
そして、ステップS18において、先に説明した数式(10)に示すように、行列Δを、行列Jの逆行列で一次変換した計算結果(J−1・Δ)を、修正すべきΔGSとして現在の階調値GSR,GSB,GSBから減算し、新たな階調値GSR,GSB,GSBを算出する。
行列Jの逆行列は、dGS/dXYZの次元であるので、これにΔ(次元はXYZ)を乗じて修正すべきΔGSを算出する。
そして、新たな値が最大値の255以上であれば255とし、0未満であれば0とすることで、最大値、最小値の制限を行う。
ステップS18において算出された新たな階調値GSR,GSB,GSBに対して、ステップS16で誤差が所定値以下と判断さされるまで、ステップS13以下の処理を繰り返す。
<輝度に基づいて決定する方法>
次に、図6および図7に示すフローチャートを用いて、輝度に基づいてガンマ補正のパラメータを決定する方法について説明する。
この方法においては、まず、図6のステップS21に示すように、ホワイトバランス調整で得られた白の階調値GSR,GSG,GSBを使用して、スプライン関数YR(GSR),YG(GSG),YB(GSB)を計算する。
ホワイトバランス調整後の白色階調が(R,G,B)=(255,255,249)の場合、スプライン関数YR(255),YG(255),YB(249)となる。
これを最大値として、ステップS22において、数式(1)で表される強度値IをR,G,Bのスプライン関数にそれぞれ掛けることで目標値YR,YG,YBを254以下の階調値について算出しておく。すなわち、目標値YAは、YA=YA(GSA255)×(N/255)γ で表される。
次に、ステップS23において、R,G,Bのそれぞれで、目標値YA(β)がYAと等しくなるようなβを求め、階調値NでのLUT値とする。
βを求める方法は、ホワイトバランス調整で求めたスプライン関数は、1変数の関数なので単純にニュートン法で求めても良い。
図7は、ニュートン法でβを求める方法を説明するフローチャートである。図7に示すように、まず、ステップS231でβの仮の値を設定する。
その後、ステップS232において、仮のβに基づいてYA(β)の値を計算する。
次に、ステップS233において、予測値の目標値からのズレ量Δ1をΔ1=YA(β)−YAより計算する。
そして、ステップS234において、ズレ量Δ1の絶対値が予め定めた所定値以下であるか否かを判断し、所定値以下であれば、現在のβがYA(β)=YAを満たすβであるとして一連の処理を終了する。
一方、所定値を超える場合は、ステップS235において、β=β−(dYA/dGS)×Δ1により新たなβを決定し、ステップS232以下の処理を繰り返す。
また、βを求める方法の他の例としては、一旦、細かい階調刻み(例えば0.25階調刻み)のGSAについてスプライン関数YA(GSA)を算出する。
すなわち、YA(0),YA(0.25),YA(0.5),YA(0.75)・・・,YA(254.75),YA(255)を計算しておき、逐次検索でYAに最も近いものを探し、その値の( )内の値を階調Nにおける1つの色についてのβとする。
なお、上述した、ホワイトバランス調整と同様のアルゴリズムを適用してガンマ補正のパラメータを決定する方法であっても、輝度に基づいてガンマ補正のパラメータを決定する方法であっても、追加の光学測定は不要であり、単に演算処理だけが増加するので、例えば表示装置の製造工程で実施したとしても生産効率の低下は招来しない。
以上説明したホワイトバランス調整方法によれば、光学測定の回数を最低限に抑えつつ、高精度なホワイトバランス調整が可能となる。加えて、ホワイトバランス調整で発生する輝度の低下を極力抑えることができる。また、ガンマ調整にも適用することで、高精度なガンマ調整が可能となる。
<調整装置への適用>
以上説明したホワイトバランス調整方法およびガンマ調整方法は、表示装置の製造工程に使用する調整装置に導入することができる。
図8は、当該調整装置100の構成を示すブロック図である。調整装置100は、パーソナルコンピュータ(PC)4等のコンピュータシステムで実現され、PC4は、調整対象である表示装置1に入力されるテスト信号を生成する信号源3を制御し、スプライン関数を生成するのに必要なテスト信号を表示装置1に入力する。
そして、テスト信号に基づいて表示装置1に表示される画像を色彩輝度計2で測定し、表示画像のX,Y,Z値を取得し、PC4に与える。これは、図3を用いて説明したステップS1の処理に対応する。ここで、テスト信号は、表示画像としてR,G,Bの各色を単色表示させ、階調を任意に変更することができる信号である。
スプライン関数の生成に必要な全ての測定が終了すれば、PC4は、CPU等の演算処理部で、図3を用いて説明したステップS2以降の処理を行い、ホワイトバランス調整によりホワイトバランス補正のパラメータを決定する。それが終了すれば、ガンマ調整によりガンマ補正のパラメータを決定する。
表示装置1は、図1に示した補正部を内蔵しており、得られたパラメータは補正部内のルックアップテーブルに書き込まれる。なお、調整中は、図1に示した補正部は無効化しておくことは言うまでもない。
<表示装置への適用>
ハイエンド用途で使用される表示装置では、ホワイトバランスの経時変化を抑えるために、定期的にキャリブレーションを行うためのキャリブレーション機能を持たせることがある。その中に以上説明したホワイトバランス調整方法およびガンマ調整方法を導入することで、短時間かつ高精度に調整を行うことが可能となる。
図9は、当該キャリブレーション機能を有した表示装置200の構成を示すブロック図である。
表示装置200内のCPU7は、キャリブレーション時には内蔵信号源3Aからのテスト信号が表示部5に与えられるように切替器6を制御し、通常動作時には、通常の映像信号が表示部5に与えられるように切替器6を制御する。
そして、テスト信号に基づいて表示部5に表示される画像を色彩輝度計2で測定し、表示画像のX,Y,Z値を取得し、CPU7に与える。これは、図3を用いて説明したステップS1の処理に対応する。ここで、テスト信号は、表示画像としてR,G,Bの各色を単色表示させ、階調を任意に変更することができる信号である。
スプライン関数の生成に必要な全ての測定が終了すれば、CPU7は、図3を用いて説明したステップS2以降の処理を行い、ホワイトバランス調整によりホワイトバランス補正のパラメータを決定する。それが終了すれば、ガンマ調整によりガンマ補正のパラメータを決定する。
表示部5は、図1に示した補正部を内蔵しており、得られたパラメータは補正部のルックアップテーブルに書き込まれる。なお、キャリブレーション中は、図1に示した補正部は無効化しておくことは言うまでもない。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 表示装置、2 色彩輝度計、3 信号源、3A 内蔵信号源、4 パーソナルコンピュータ、5 表示部、7 CPU。

Claims (4)

  1. 表示装置のホワイトバランスを補正するためのパラメータを決定するホワイトバランス調整方法であって、
    (a)前記表示装置を単色表示させて、限定された複数の階調値における光学データを測定し、測定した階調値を引数とする多次のスプライン関数を生成するステップと、
    (b)階調値の初期値を設定するステップと、
    (c)前期初期値を含む与えられた階調値に対して色空間座標値の予測値を前記スプライン関数を用いて計算するステップと、
    (d)前記色空間座標値の予測値を、予め設定された目標値でそれぞれの色空間の座標軸値ごとに除した値の中から最小値を算出するステップと、
    (e)前記色空間の座標軸ごとに、前記色空間座標値の予測値から前記目標値に前記最小値を乗算した値を減算した値を並べた行列により、前記色空間座標値の予測値の前記目標値からのズレを計算するステップと、
    (f)前記スプライン関数より、前記与えられた階調値における、階調値に対する色空間座標値の傾きを配列したヤコビ行列を作成するステップと、
    (g)前記行列を前記ヤコビ行列の逆行列で一次変換した値を、現在の階調値から減算した計算結果を新たな階調値として算出するステップと、を備え、
    前記新たな階調値を計算後、前記色空間座標値の予測値と前記目標値との差異が、予め設定された差異以下となるまで、前記ステップ(c)〜(g)を繰り返し、前記色空間座標値の予測値と前記目標値との差異が、予め設定された差異以下となった時点での階調値を、前記パラメータとすることを特徴とするホワイトバランス調整方法。
  2. 前記限定された複数の階調値は、
    前記表示装置で表示可能な全階調値のうち、最大値、最小値および両者の中間値を少なくとも含む、請求項1記載のホワイトバランス調整方法。
  3. 請求項1記載のホワイトバランス調整方法により表示装置のホワイトバランスを補正するための前記パラメータを決定するホワイトバランス調整装置であって、
    前記表示装置に入力されるテスト信号を生成する信号源と、
    前記表示装置に表示される画像を光学測定する色彩輝度計と、
    前記ホワイトバランス調整方法を実行するコンピュータシステムと、を備え、
    前記コンピュータシステムは、
    前記信号源を制御して前記テスト信号を前記表示装置に入力し、前記テスト信号に基づいて前記表示装置に表示される画像を前記色彩輝度計で測定し、得られた複数の階調における光学データに基づいて前記スプライン関数を生成する、ホワイトバランス調整装置。
  4. 請求項1記載のホワイトバランス調整方法により決定された前記パラメータにより表示部のホワイトバランス補正を行うキャリブレーション機能を有した表示装置であって、
    前記表示部に入力されるテスト信号を生成する信号源と、
    前記ホワイトバランス調整方法を実行する演算処理装置と、を備え、
    前記演算処理装置は、
    前記信号源を制御して前記テスト信号を前記表示部に入力し、前記テスト信号に基づいて前記表示部に表示される画像を外部の色彩輝度計で測定し、得られた複数の階調における前記光学データに基づいて前記スプライン関数を生成する、表示装置。
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