JP2015132739A - 照準望遠鏡のレチクル機構 - Google Patents

照準望遠鏡のレチクル機構 Download PDF

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【課題】 本発明は、照準望遠鏡の鏡筒内に、LED照明と光学半透過薄板ガラスを設けてレチクル上に照明ドットを投影するようにした照準望遠鏡のレチクル機構を提供すること。【解決手段】 照準望遠鏡の第1焦点面と第2焦点面の各位置に視準用マークを現すようにした照準望遠鏡であって、第1焦点面と第2焦点面の視準用マークの中心が望遠鏡の光軸と重なるように、かつ第1焦点面のガラスレチクルが正立レンズ系の光軸の中心と重なるようにセットし、第2焦点面の近傍にLED照明を備え、このLED照明の照明光の光軸方向前方に絞り用小孔を形成した調整筒を設置し、第2焦点面の近傍に光学半透過薄板ガラスを望遠鏡の光軸方向に対して傾斜するように設置し、前記調整筒の絞り用小孔を通過したLED照明の照明光が、第2焦点面に投影される、第1焦点面の反転実像と重なるように構成したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、弾着調整装置を有する射撃用の照準望遠鏡に装着されるレチクル機構に関し、さらに詳しくは照準望遠鏡の鏡筒内に、LED照明と光学半透過薄板ガラスを設けてレチクル上に照明ドットを投影するようにした照準望遠鏡のレチクル機構に関する。
一般に射撃用の照準望遠鏡は、図1に示すように、対物レンズ系、正立レンズ系、接眼レンズ系の3つのレンズ要素で構成されている。
ここで目標物に照準を合わせるための目印となるレチクルは、正立レンズ系の前側の焦点位置に設置されるものと、正立レンズ系の後側の焦点位置に設置されるものとの2方式があり、いずれかの方式のみを採用するレチクル機構のほか、この2方式を併用するレチクル機構も存在している。
正立レンズ系の前側の焦点位置にレチクルを設置する方式は、第1焦点面レチクルシステムと称され、後側の焦点位置にレチクルを設置する方式は、第2焦点面レチクルシステムと称される。
この第1、第2焦点面レチクルシステムで使用される照明レチクルにおいては、レチクルを照射する光源としてLED(発光ダイオード)照明を使用し、透明ガラス板からなるレチクル板をレチクルとして使用するものが一般的に知られている。
従来のLED照明を使用した透明ガラス板のレチクルは、レチクル板の表面に視準用マーク(例えば十字線等からなる)を形成し、その視準用マーク位置を凹部に形成し、その凹部に反射用塗料を充填塗布し、その反射用塗料にLED照明の照明光を照射してレチクルパターンを光らせるものであった。
しかし、このレチクルにおいては、LED照明の照明光を消した後も、そのレチクルの視準用マークの形はレチクル板の表面に視認できる状態で残るため、その視準用マークを使用する必要がない場合には、その視準用マークが邪魔になるものであった。
特開平7−113960号公報
従来のレチクル照明機構は、LED照明で透明ガラス板レチクルの反射用塗料を光らせる際に、透明ガラス板のレチクルの外周面と透明ガラス板を保持する鏡筒枠の内周面間でハレーションを起してしまい、そのハレーションの光が対物レンズを通して目標物方向に洩れ出てしまうことがあった。
レチクルの視準用マークを見易くするためには、一般的には、視準用マークに強い照明光を照射する必要があるが、この照明光の明るさを強くすればするほど上記のハレーションの発生を一層増加させることにつながるため、その兼ね合いが難しい問題となっていた。
さらにハンティングの現場では、周囲の変化に敏感に反応する小鳥のような小動物は、照準望遠鏡から洩れ出たわずかな光を察知して射撃前に逃避してしまい、射撃のチャンスを失うという問題も起きていた。
本発明は、上記したハレーションの発生を防止するため、LED照明の照明光を絞り込む構成と、光学半透過薄板ガラスを傾斜状に設置する構成の照準望遠鏡のレチクル機構を提案するものである。
また従来のガラス板のレチクルに反射用塗料を塗布した第1焦点面レチクルの照準望遠鏡では、正立ズームの倍率が低倍率(1×)のときには、照射されて光っている視準用マークが小さく見づらいという傾向にある。一方、倍率を高倍率に変倍すると、光っている視準用マークも同時に、拡大変化して視準用マークとしては好ましくないものであった。
本発明は、倍率の変倍の前後で、第2焦点面位置に常時大きさが変化しない照明ドット(光るマーキング)を形成することができ、射撃の照準合わせ時に照明が不要の場合にはその照明ドットが視界に現われないようにすることができるレチクル機構であって、この照明ドットを利用するとともに光学半透過薄板ガラスを光軸に対して傾斜状に設置することで、第1焦点面の視準用マーク位置に現われる反転実像と第2焦点面の視準用マーク位置に現れる照明ドットを同時に視認できるように構成し、第1焦点面レチクルの見易さを向上させる照準望遠鏡のレチクル機構を提供することも目的としている。
また従来の照準望遠鏡においては、ガラス板のレチクルの視準用マークの中心に照明ドットがある場合、目標物の周辺環境が暗いときは、その照明ドットは目標物の判別に有効であるものの、目標物の周辺環境が明るいときで、かつ倍率が高倍率のときは、その照明ドットが視準用マークの中心をさえぎり、目標物の視野が妨げられ、微細な照準合わせを困難にするという問題があった。
本発明は、目標物の周辺環境が暗いときの照準時には、照明ドットを視準用マークの中心に形成し、逆に明るくて照明ドットが不要であるときは、照明ドットを消すことで、視準用マークの視認性を向上させることを目的としている。
本発明に係る照準望遠鏡のレチクル機構の請求項1のものは、照準望遠鏡内における望遠鏡の光軸方向から見て正立レンズ系の前側の焦点位置に第1焦点面を形成し、照準望遠鏡内における望遠鏡の光軸方向から見て正立レンズ系の後ろ側の焦点位置に第2焦点面を形成し、この第1焦点面と第2焦点面の各位置に視準用マークを現すようにした照準望遠鏡であって、
第1焦点面と第2焦点面の視準用マークの中心が望遠鏡の光軸と重なるように、かつ第1焦点面のガラスレチクルが正立レンズ系の光軸の中心と重なるようにセットし、
第2焦点面の近傍にLED照明を備え、このLED照明の照明光の光軸方向前方に絞り用小孔を形成した調整筒を設置し、
第2焦点面の近傍に光学半透過薄板ガラスを望遠鏡の光軸方向に対して傾斜するように設置し、
前記調整筒の絞り用小孔を通過したLED照明の照明光が、第2焦点面に投影される、第1焦点面の反転実像と重なるように構成したことを特徴とする照準望遠鏡のレチクル機構である。
本発明に係る照準望遠鏡のレチクル機構の請求項2のものは、前記の望遠鏡の光軸方向に対して傾斜するように設置された光学半透過薄板ガラスは、照準望遠鏡の対物レンズ系側からの入射光を接眼レンズ系側に透過させる性質を有し、かつLED照明から発せられる照明光を乱反射させることなく接眼レンズ系側に反射させる性質を有していることを特徴とする請求項1記載の照準望遠鏡のレチクル機構である。
本発明に係る照準望遠鏡のレチクル機構の請求項3のものは、前記LED照明にはON,OFFの切り換えスイッチが備えられていることを特徴とする請求項1又は2記載の照準望遠鏡のレチクル機構である。
請求項1及び2記載の照準望遠鏡のレチクル機構は、第2焦点面の近傍に設置した光学半透過薄板ガラスには、視準用マークに凹部が形成されておらず又反射用塗料も塗布されていないこと、及び第2焦点面の近傍に設置した光学半透過薄板ガラスは望遠鏡の光軸に対して傾斜するように設置されていることより、LED照明の照明光が照準望遠鏡内で乱反射することを防止することができるという効果が発揮される。
このため、必要な場合には、LED照明の照明光を強く光らせることができ、その場合でも目標物に対して、不用意な光漏れを発生させないという効果が期待できる。
また第2焦点面の近傍に設置した光学半透過薄板ガラスには照明ドットを形成することができるため、
第1焦点面と第2焦点面の視準用マーク及び第2焦点面に反射される、第1焦点面の反転実像の視認性はもとより、第1焦点面の視準用マークの視認性を向上させることもできるという効果が発揮できる。
さらに請求項3記載の照準望遠鏡のレチクル機構は、目標物の周辺環境が明るくて、照明ドットを必要としない場合には、照明ドットを視界から消すこともできるなどの効果が発揮される。
本発明に係る照準望遠鏡のレチクル機構の、縦断正面図である。 同照準望遠鏡のレチクル機構の要部の、縦断正面図である。 LED照明の電源部付近の、縦断正面図である。 第1焦点面のガラスレチクルの視準用マークの正面図で、Aは低倍率時の視準用マークの状態図、Bは高倍率時の視準用マークの状態図である。 第2焦点面の視準用マークに投影される、第1焦点面の反転実像の正面図で、Aは低倍率時の視準用マークの状態図、Bは高倍率時の視準用マークの状態図である。
以下、図面を参照して本発明の照準望遠鏡のレチクル機構の実施の形態を説明するが、本発明はこれらの実施の形態に制限されるものではない。
図1及び図2の照準望遠鏡は、本発明に係るレチクル機構を説明するためのもので、目標物33を射手が正確に視認するために構成されており、望遠鏡の光軸23に沿って、目標物33の像が最終的に、第2焦点面に結像するようになっている。
目標物33の像は、鏡筒3に備えられた対物レンズ1、第2対物レンズ2、を経て第1焦点ガラスレチクル4の第1焦点面28に反転実像として現われる。
この第1焦点ガラスレチクルには視準用マーク31が設けられており、その視準用マーク31の中心は図4のA,Bに示される状態で視認されることとなる。
第1焦点面28の反転実像は、集光レンズ5、正立レンズ6、固定正立レンズ7を経て第2焦点面29に正立実像として現われる。射手は、この第2焦点面29に現われた正立実像を確認して、目標物33への狙いを定める。
図中の符号8は、照準望遠鏡の倍率を変化させる際に回動させるカム筒であり、9は正立レンズを保持する正立筒であり、16は第2接眼レンズ、17は接眼レンズである。この第2接眼レンズ16と接眼レンズ17は、照準望遠鏡の接眼枠18を介して、接眼筒27に保持されている。
さらに符号L1は対物レンズ系、符号L2は正立レンズ系、符号L3は接眼レンズ系を示している。
照準望遠鏡の倍率を変化させる際には、倍率変換用の筒(本発明では、分角筒10が相当する)などを操作して、正立レンズ系L2の移動レンズを光軸方向に移動させて、倍率変換を行う。この倍率変換を行っても、第2焦点面29に現われる正立実像のピントは変わらないように第1焦点レチクル4は正しい光軸方向位置に配設されている。
また倍率変換時には、第1焦点面28の視準用マーク31の中心が第2焦点面29内で照準望遠鏡の径方向に移動することがないよう、レチクルは正しい位置に配置されている。
本発明では、第1焦点面28と第2焦点面29の視準用マークの中心が望遠鏡の光軸23と重なるように、かつ第1焦点面28のガラスレチクル4が正立レンズ系の光軸の中心と重なるように、ガラスレチクル4と正立レンズ系L2を正しい位置にセットする。正立レンズ系L2は、照準望遠鏡の倍率変換時に光軸方向に接離するように移動するので、その倍率変換操作時に第1焦点面28の視準用マーク31の中心と、第2焦点面29の視準用マーク32の中心とが不一致とならないようにセットされる必要がある。
なお、第1焦点面28の視準用マーク31はガラスレチクル4に直接表示されており、その中心は直接表示された通りにそのまま特定される。
第2焦点面29の視準用マーク32とは、第1焦点面28の視準用マーク31が正立レンズ系L2を経由して第2焦点面29位置で結像した像を照明ドットの絞り用小孔25の反射像の重なり合いとして理解される。
つぎに本発明の光学半透過薄板ガラス24は、対物レンズ系L1側からの入射光の透過率を高めるコーティング剤を塗布し、正立筒9の第2焦点面29側に、下取付具19と上取付具20を介して望遠鏡の光軸23方向に対して傾斜するように設置されている。
この傾斜を具体的に確保する一例としては、円筒を斜めに切断して下取付具19と上取付具20を構成するようにしてもよく、下取付具19と上取付具20により適切な傾斜角度を確保し、その傾斜面に光学半透過薄板ガラス24を固着するようにして構成することができる。
上記の傾斜角度は、特定の角度である必要はないが、要は後述するLED照明13の照射光によって形成される照明ドットが、接眼レンズ系L3方向に効率的に反射するようにすることで、対物レンズ系L1方向には光漏れがないようにする目的から傾斜角度は決められる。
本発明は第2焦点面29の近傍にLED照明13を備え、このLED照明13の照明光の光軸方向前方に、照明ドットの絞り用小孔25を形成した調整筒12が設置されている。
LED照明13の照明光の先には照明ドットが投影される。すなわち、照明ドットの光軸22の先で、前記光学半透過薄板ガラス24に当接する位置が照明ドットの反射点21であり、その反射点21は第2焦点面29の視準用マーク32の中心及び絞り用小孔25と第2焦点面の照明ドット反射像の光学的等間隔距離の基準中心点である。
この第2焦点面における視準用マーク32の大きさを決定する照明ドットの直径は、照明ドットの絞り用小孔25の直径で決定され、照明ドットの絞り用小孔25の向きは調整筒12の取り付け角で決まり、調整筒12の位置合わせは、前記の上取付具20に設置されているホルダー30で支持されているので、このホルダー30を上下左右に振ることで、第1焦点面の視準用マーク31の中心に調整筒12の位置を合わせることができる。
照明ドットの光軸22の長さ寸法は、ネジ回転による調整筒12の取り付け位置で、第2焦点面29の視準用マーク32と視差のないように調整される。
調整筒12の位置合わせが完了したら、分角筒10に取り付けたビス26を回動させて第1焦点面28の視準用マーク31の中心と、第2焦点面29の視準用マーク32の中心の視差(パララックス)のズレを確認する。
第2焦点面の位置に、目標物33の像と、第1焦点面のガラスレチクル4の視準用マーク31の像と、照明ドットの像とが一致することで、第2焦点面における照明ドットを利用した照準望遠鏡のレチクル機構は完結する。
前記LED照明13の点灯スイッチをONにすると、目標物33の像と、第1焦点面のガラスレチクル4の視準用マーク31の像の上に、照明ドットの像が、LED照明13の照明の色で表示(マーキング)され、射手はその表示を接眼レンズ16,17を介して見ることができる。
点灯スイッチをOFFにすると、照明ドットの像を視界から消すことができる。
また図3に示す電源調光器34を操作すると、コード14を介して電池15と接続されているLED照明13に流れる電流を変化させることができ、明るさの設定を最小から最大まで自由に変化させることができる。
照準望遠鏡の分角筒10を回動させると、照準望遠鏡の倍率が変化し、正立レンズ系L2の低倍率時には、図4Aに示すように、照準マーク31の表示が縮小し、その中心が判別困難となるが、そのような状態のときに電源調光器34を操作してLED照明13を点灯させると、図5に示すように、第2焦点面29に照明ドットの反射像が第2焦点面の視準用マーク32の中心に現われるので、低倍率時でも変わらない大きさの第2焦点面の視準用マーク32の中心を利用して簡単に照準合わせが行えるという特徴がある(図5B参照)。
視準用マークの大きさを気にすることなく(特に1×のような低倍率時)、ドットサイトスコープと同様の効果が、変倍照準望遠鏡においても発揮できるという特徴がある。
本発明によれば、照準望遠鏡を製造したり、あるいは使用する業界において大変便利に利用することができる。
1 対物レンズ
2 第2対物レンズ
3 鏡筒
4 第1焦点のガラスレチクル
5 集光レンズ
6 正立レンズ
7 固定正立レンズ
8 カム筒
9 正立筒
10 分角筒
11 視界枠
12 調整筒
13 LED照明
14 コード
15 電池
16 第2接眼レンズ
17 接眼レンズ
18 接眼枠
19 下取付具
20 上取付具
21 照明ドットの反射点
22 照明ドットの光軸
23 望遠鏡の光軸
24 光学半透過薄板ガラス
25 照明ドットの絞り用小孔
26 ビス
27 接眼鏡筒
28 第1焦点面
29 第2焦点面
30 ホルダー
31 第1焦点面の視準用マーク
32 第2焦点面の視準用マーク
33 目標物
34 電源調光器
L1 対物レンズ系
L2 正立レンズ系
L3 接眼レンズ系

Claims (3)

  1. 照準望遠鏡内における望遠鏡の光軸方向から見て正立レンズ系の前側の焦点位置に第1焦点面を形成し、照準望遠鏡内における望遠鏡の光軸方向から見て正立レンズ系の後ろ側の焦点位置に第2焦点面を形成し、この第1焦点面と第2焦点面の各位置に視準用マークを現すようにした照準望遠鏡であって、
    第1焦点面と第2焦点面の視準用マークの中心が望遠鏡の光軸と重なるように、かつ第1焦点面のガラスレチクルが正立レンズ系の光軸の中心と重なるようにセットし、
    第2焦点面の近傍にLED照明を備え、このLED照明の照明光の光軸方向前方に絞り用小孔を形成した調整筒を設置し、
    第2焦点面の近傍に光学半透過薄板ガラスを望遠鏡の光軸方向に対して傾斜するように設置し、
    前記調整筒の絞り用小孔を通過したLED照明の照明光が、第2焦点面に投影される、第1焦点面の反転実像と重なるように構成したことを特徴とする照準望遠鏡のレチクル機構。
  2. 前記の望遠鏡の光軸方向に対して傾斜するように設置された光学半透過薄板ガラスは、照準望遠鏡の対物レンズ系側からの入射光を接眼レンズ系側に透過させる性質を有し、かつLED照明から発せられる照明光を乱反射させることなく接眼レンズ系側に反射させる性質を有していることを特徴とする請求項1記載の照準望遠鏡のレチクル機構。
  3. 前記LED照明にはON,OFFの切り換えスイッチが備えられていることを特徴とする請求項1又は2記載の照準望遠鏡のレチクル機構。
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