JP2015131505A - 車両のミラーステイ - Google Patents

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Abstract

【課題】車両走行中のミラーの振動を抑制することができ、寸法管理が容易で、且つ車体側の取付部のコンパクト化が可能なミラーステイの提供。【解決手段】助手席側ミラーステイ3は、車両1の前端の車幅方向端部に支持される基端部4aを有する第1ロッド部4と、ミラーを支持するミラー支持部7bを有し、連続部6を介して第1ロッド部4の先端部4bから連続する第2ロッド部7とを備える。連続部6は、第2ロッド部7から第1ロッド部4に向かって拡径し、第1ロッド部4の外径は、第2ロッド部7の外径よりも大きく、且つ第1ロッド部4の周壁は、第2ロッド部7の周壁よりも薄く、第1ロッド部4の外径の大きさ及び周壁の厚さは、第1ロッド部4の長手方向に沿って略一様である。また、ミラーステイ3のうち上下方向に延びる全域が第2ロッド部7によって形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ミラーを支持する車両のミラーステイに関する。
特開平10−71892号公報には、車両用ミラーステイ及びその製造方法が記載されている。この車両用ミラーステイは、アウトサイドミラーやアンダミラーを支持する垂直ロッド部と、その上下端にほぼ水平方向に向かって屈曲して連結される水平ロッド部とを一体的に形成した中空パイプからなる。水平ロッド部は、垂直ロッド部との連結部位から、キャブ側に連結される水平ロッド部の端部に向かって次第に拡径するテーパ状の中空パイプからなる。
特開平10−71892号公報
上記特許文献1に記載の車両用ミラーステイでは、車両走行中のミラーの振動を抑制するために、上下の水平ロッド部を垂直ロッド部よりも拡径し、水平ロッド部の剛性を増大させている。しかし、上下の水平ロッド部は、垂直ロッド部との連結部位からキャブ側(車体側)に連結される水平ロッド部の端部に向かってテーパ状に拡径しているので、水平ロッド部の外径の大きさは、水平ロッド部の端部において最大となる。このため、ミラーステイを取付けるための車体側の取付部が大型化し、車体重量の増大を招くおそれがある。また、大型化した取付部を配置するために車体側に比較的大きなスペースが必要となり、取付部周辺の他の部品の配置を制約するおそれがある。また、水平ロッド部が端部に向かってテーパ状に拡径し、水平ロッド部の端部の外径の大きさが水平ロッド部の長さによって相違するので、水平ロッド部の端部外径の寸法管理が煩雑化する可能性がある。
そこで本発明は、車両走行中のミラーの振動を抑制することができ、寸法管理が容易で、且つ車体側の取付部のコンパクト化が可能なミラーステイの提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明の車両のミラーステイは、車両の前端の車幅方向端部に支持される基端部を有する第1ロッド部と、ミラーを支持するミラー支持部を有し、連続部を介して第1ロッド部の先端部から連続する第2ロッド部と、を備える車両のミラーステイであって、第1ロッド部と第2ロッド部と連続部とは、パイプ状部材によって一体的に形成される。また、連続部は、第2ロッド部から第1ロッド部に向かって拡径し、第1ロッド部の外径は、第2ロッド部の外径よりも大きく、且つ第1ロッド部の周壁は、第2ロッド部の周壁よりも薄い。また、第1ロッド部の外径の大きさ及び周壁の厚さは、第1ロッド部の長手方向に沿って略一様である。また、ミラーステイのうち上下方向に延びる全域が第2ロット部によって形成されている。
上記構成では、第1ロッド部の基端部が車両の前端の車幅方向端部に支持され、第1ロッド部の先端部から連続部を介して第2ロッド部が連続し、第2ロッド部はミラー支持部を有している。すなわち、車両のミラーを支持するミラー支持部は、第1ロッド部を介して車両の前端の車幅方向端部に支持されている。この第1ロッド部の外径は、連続部によって拡径し、第2ロッド部の外径よりも大きいので、第1ロッド部は第2ロッド部よりも高い剛性を有する。このため、例えば第1ロッド部の外径を第2ロッド部の外径と同一に形成した場合と比べて、ミラー支持部がより高い剛性によって車両の前端の車幅方向端部に支持される。また、第1ロッド部の外径は第2ロッド部の外径よりも大きいが、第1ロッド部の周壁が第2ロッド部の周壁よりも薄いので、ミラーステイ全体の重量の増大は抑制される。このため、重量増大に起因するミラーステイの振動周波数の低下が抑制され、ミラーステイの振動周波数と車両が走行中の振動周波数とが近接することによって生じるミラーの振動への影響が軽減される。この結果、車両の走行中に発生するミラーの振動が良好に抑制され、ミラーを利用した視界の視認性が向上する。
また、第1ロッド部の外径の大きさ及び周壁の厚さは、第1ロッド部の長手方向に沿って略一様に形成されているので、例えば基端部に向かってテーパ状に拡径する場合と比べて、基端部の外径を小さく形成することができ、ミラーステイを取付ける車体側の取付部のコンパクト化を図ることができる。このため、車体重量の増大が抑制され、取付部周辺の車体側の部品配置への制約が緩和される。
また、第1ロッド部の外径の大きさは第1ロッド部の長手方向に沿って略一様に形成され、基端部の外径寸法は第1ロッド部の長さに応じて相違しないので、ミラーステイや車体側の取付部の寸法管理が容易である。
また、第2ロッド部の外径は第1ロッド部の外径よりも小さく、且つミラーステイのうち上下方向に延びる全域が第2ロッド部によって形成されているので、運転者がミラーステイ方向の車両前方を監視する際、上下方向に延びる第2ロッド部がミラー方向の前方視界の死角となり難く、運転者はミラー方向の車両前方を良好に監視することができる。
また、ミラー支持部には分岐ロッド部が固定されてもよい。分岐ロッド部は、ミラー支持部に固定される一端部と、ミラーが連結される他端部と、一端部と他端部との間に介在する拡径部とを有し、一端部と他端部と拡径部とがパイプ状部材によって一体的に形成される。また、ミラー支持部は、分岐ロッド部を介してミラーを支持する。また、分岐ロッド部の拡径部は、分岐ロッド部の他端部側から分岐ロッド部の一端部側に向かって拡径する。また、分岐ロッド部の一端部側の外径は、分岐ロッド部の他端部側の外径よりも大きく、分岐ロッド部の一端部側の周壁は、分岐ロッド部の他端部側の周壁よりも薄く、且つ分岐ロッド部の一端部の外径は、第2ロッド部の外径以下である。
上記構成では、分岐ロッドの一端部がミラー支持部に固定され、他端部にはミラーが連結される。すなわち、ミラーは分岐ロッド部を介してミラー支持部に支持される。また、分岐ロッド部は、拡径部によって他端部側から一端部側に向かって拡径し、一端部側の外径が他端部側の外径よりも大きいので、一端部側は他端部側よりも高い剛性を有する。このため、例えば一端部側の外径を他端部側の外径と同一に形成した場合と比べて、ミラー支持部によるミラーの支持剛性が増大する。また、一端部側の外径は他端部側の外径よりも大きいが、一端部側の周壁が他端部側の周壁よりも薄いので、分岐ロッド部全体の重量の増大は抑制される。このため、重量増大に起因するミラーステイの振動振動数の低下が抑制され、ミラーステイの振動周波数と車両の振動周波数とが近接することによって生じるミラーの振動への影響が軽減される。この結果、車両の走行中に発生するミラーの振動がより良好に抑制される。
また、第2ロッド部のミラー支持部に固定される分岐ロッド部の一端部側の外径は、第2ロッド部の外径以下に形成され、ミラーが支持される他端部の外径は一端部の外径よりも小さい。このため、運転者がミラーステイ方向の車両前方を監視する際、分岐ロッド部がミラー方向の前方視界の死角となり難く、運転者はミラー方向の車両前方をより良好に監視することができる。
また、ミラーは、車両の前端の助手席側に配置され、第1ロッド部の基端部は、車両の前端の助手席側の車幅方向端部に支持されてもよい。
本発明の車両のミラーステイによれば、車両走行中のミラーの振動を抑制することができ、ミラーステイの寸法管理が容易となり、且つ車体側の取付部のコンパクト化が可能となる。
車両の助手側ミラーステイの外観図である。 図1のII−II矢視断面図である。 図1のIII−III矢視断面図である。 ミラーステイを備える車両の外観斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、図中FRは車両前方を、図中UPは車両上方を、図中INは車幅方向内側をそれぞれ示している。また、以下の説明における前後方向は、車両の前後方向を意味し、左右方向は、車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。図4に示すように、本実施形態に係わる車両1は、キャブ2が概ねエンジン(図示省略)よりも前方に位置するキャブオーバー型の車両であり、助手席側ミラーステイ3(ミラーステイ)を備えている。
助手席側ミラーステイ3は、図1に示すように第1ロッド部4と、連続部6と、第2ロッド部7と、分岐ロッド部9〜11とを有しており、第1ロッド部4と連続部6と第2ロッド部7とはパイプ状部材を用いて一体的に形成される。また、キャブ2のフロントウインドウパネル18下方のフロントパネル17の助手席側の車幅方向前端部には、助手席側ミラーステイ3の第1ロッド部4を支持する下部ブラケット13が固定されている。下部ブラケット13には、上下方向を軸とする支持ボルト(図示省略)が設けられている。また、キャブ2の助手席側のルーフ前端部2aには助手席側ミラーステイ3の第2ロッド部7を支持する上部ブラケット12が固定されている。上部ブラケット12のキャブ2から離間する先端部12aには、上下方向へ貫通するボルト孔(図示省略)が設けられている。
第1ロッド部4は、基端部4aを有している。基端部4aには第1ロッド部4を下部ブラケット13に支持する支持部材5が固定される。支持部材5は、図1に示すように、第1ロッド部4の基端部4aの端部に固定される固定部5aと、固定部5aの下部から屈曲し第1ロッド部4に沿って基端部4aから離間する方向へ延びる支持部5bとを有する略L字板状であり、支持部5bには上下方向へ貫通するボルト孔5cが設けられている。このボルト孔5cに下部ブラケット13の支持ボルトを挿通することによって、第1ロッド部4は、下部ブラケット13の支持ボルトを中心として略水平方向に回転移動可能に下部ブラケット13によって支持される。第1ロッド部4は、基端部4aから曲折して斜め上方に向かって延び先端部4bが連続部6と連続する。
第2ロッド部7は、連続部6を介して第1ロッド部4から連続して斜め上方へ延びた後、曲折して上方へ上下方向に延びてミラー支持部7bを構成し、曲折して第1ロッド部4を含む平面に沿って略水平方向へ延びる。第2ロッド部7の先端部7aには、図1に示すように支持部材8が固定される。支持部材8は上下方向を軸とし下方に延びる支持ボルト8aを有している。この支持ボルト8aが上部ブラケット12の上方から上部ブラケット12の先端部12aのボルト孔に挿入されることによって、第2ロッド部7は、支持ボルト8aを中心として略水平方向に回転移動可能に上部ブラケット12によって支持される。このように、助手席側ミラーステイ3は、下部ブラケット13と上部ブラケット12とによってキャブ2の助手席側の車幅方向前端部に略水平方向に回転移動可動に支持される。
分岐ロッド部9〜11は、ミラー支持部7bに固定される一端部9a〜11aと後述のミラーが連結される他端部9b〜11bと、一端部9a〜11aと他端部9b〜11bとの間に介在する拡径部9c〜11cとをそれぞれ有し、パイプ状部材を用いてそれぞれ一体的に形成される。分岐ロッド部9にはアウトサイドミラー(ミラー)14が、分岐ロッド部10にはアンダーミラー(ミラー)15が、分岐ロッド部11にはサイドアンダーミラー(ミラー)16がそれぞれ連結される。アウトサイドミラー14は、運転者が車両1の助手席側後方視界を得るものであり、アンダーミラー15は、車両1の前部下方の視界を得るためのものである。またサイドアンダーミラー16は、車両1の助手席側下方の視界を得るためのものである。
また、助手席側ミラーステイ3の連続部6は、図2に示すように第2ロッド部7から第1ロッド部4の先端部4bに向かって拡径しており、第1ロッド部4の外径の大きさd1は、第2ロッド部7の外径の大きさd2よりも大きく、第1ロッド部4の周壁の厚さt1は、第2ロッド部7の周壁の厚さt2よりも薄く形成されている。
また、第1ロッド部4の外径の大きさd1及び周壁の厚さt1は、第1ロッド部4の長手方向に沿って略一様に形成されており、第2ロッド部7の外径の大きさd2及び周壁の厚さt2も、第2ロッド部7の長手方向に沿って略一様に形成されている(図1参照)。
また、分岐ロッド部9の拡径部9cは、図3に示すように分岐ロッド部9の他端部9b側から分岐ロッド部9の一端部9a側に向かって拡径しており、一端部9a側の外径の大きさd3は、他端部9b側の外径の大きさd6よりも大きく、分岐ロッド部9の一端部9a側の周壁の厚さt3は、分岐ロッド部9の他端部9b側の周壁の厚さt6よりも薄く形成されている。また、分岐ロッド部10の拡径部10c及び分岐ロッド部11の拡径部11cについても分岐ロッド部9の拡径部9cと同様に、他端部10b及び11b側から一端部10a及び11a側に向かって拡径しており、一端部10b及び11b側の外径の大きさd4及びd5は、他端部10b及び11b側の外径の大きさd7及びd8よりもそれぞれ大きく、一端部10a及び11a側の周壁の厚さt4及びt5は、他端部10b及び11b側の周壁の厚さt7及びt8よりもそれぞれ薄く形成されている(図3参照)。
本実施形態では、助手席側ミラーステイ3は、第1ロッド部4及び第2ロッド部7が、下部ブラケット13及び上部ブラケット12によってそれぞれ支持され、アウトサイドミラー14、アンダーミラー15、及びサイドアンダーミラー16が分岐ロッド部9〜11を介して第2ロッド部7のミラー支持部7bにそれぞれ支持されている。
第1ロッド部4の外径の大きさd1は、連続部6によって拡径し、第2ロッド部7の外径の大きさd2よりも大きいので、第1ロッド部4は第2ロッド部7よりも高い剛性を有する。このため、例えば第1ロッド部4の外径の大きさd1を第2ロッド部7の外径の大きさd2と同一に形成した場合と比べて、ミラー支持部7bがより高い剛性によって下部ブラケット13に支持される。また、第1ロッド部4の外径の大きさd1は第2ロッド部7の外径の大きさd2よりも大きいが、第1ロッド部4の周壁の厚さt1が第2ロッド部7の周壁の厚さt2よりも薄いので、助手席側ミラーステイ3全体の重量の増大は抑制される。このため、重量増大に起因する助手席側ミラーステイ3の振動周波数の低下が抑制され、助手席側ミラーステイ3の振動周波数と走行中の車両1の振動周波数とが近接することによって生じるアウトサイドミラー14等の振動への影響が軽減される。また、分岐ロッド部9〜11は、拡径部9c〜11cによって他端部9b〜11b側から一端部9a〜11a側に向かってそれぞれ拡径し、一端部9a〜11a側の外径の大きさd3〜d5が他端部9b〜11b側の外径の大きさd6〜d8よりもそれぞれ大きいので、一端部9a〜11a側は他端部9b〜11b側よりもそれぞれ高い剛性を有する。このため、例えば一端部9a〜11a側の外径の大きさを他端部9b〜11b側の外径の大きさとそれぞれ同一に形成した場合と比べて、ミラー支持部7bによるアウトサイドミラー14等の支持剛性が増大する。また、一端部9a〜11a側の外径の大きさd3〜d5は他端部9b〜11b側の外径の大きさd6〜d8よりもそれぞれ大きいが、一端部9a〜11a側の周壁の厚さt3〜t5が他端部9b〜11b側の周壁の厚さt6〜t8よりもそれぞれ薄いので、分岐ロッド部9〜11全体の重量の増大はそれぞれ抑制される。このため、重量増大に起因する助手席側ミラーステイ3の振動周波数の低下が抑制され、助手席側ミラーステイ3の振動周波数と走行中の車両1の振動周波数とが近接することによって生じるアウトサイドミラー14等の振動への影響が軽減される。この結果、車両1の走行中に発生するアウトサイドミラー14等の振動が良好に抑制され、ミラーを利用した視界の視認性が向上する。
また、第1ロッド部4の外径の大きさd1及び周壁の厚さt1は、第1ロッド部4の長手方向に沿って略一様に形成されているので、例えば第1ロッド部4の基端部4aに向かってテーパ状に拡径する場合と比べて、基端部4aの外径の大きさを小さく形成することができ、助手席側ミラーステイ3を支持する下部ブラケット13のコンパクト化を図ることができる。このため、車体重量の増大が抑制され、下部ブラケット13周辺のキャブ2側の部品配置への制約が緩和される。
また、第1ロッド部4の外径の大きさd1は第1ロッド部4の長手方向に沿って略一様に形成され、基端部4aの外径寸法は第1ロッド部4の長さに応じて相違しないので、助手席側ミラーステイ3や下部ブラケット13の寸法管理が容易である。
また、車両の助手席側のミラー方向の前方視界は、運転席側の正面視界から車幅方向への振れ角が比較的大きく運転者による視認性が低下する。しかし、第2ロッド部7の外径が第1ロッド部4の外径よりも小さく、且つ助手席側ミラーステイ3のうち上下方向に延びるミラー支持部7b全域が第2ロッド部7によって形成されており、ミラー支持部7bに固定される分岐ロッド部9〜11の一端部側9a〜11aの外径が第2ロッド部7の外径以下に形成されているので、ミラー支持部7b及び分岐ロッド部9〜11がミラー方向の前方視界の死角となり難く、運転者は助手席側のミラー方向の車両前方であっても良好に監視することができる。
なお、本実施形態では、助手席側ミラーステイ3は、第1ロッド部4の基端部4a及び第2ロッド部7の先端部7aの2箇所が、下部ブラケット13及び上部ブラケット12によってそれぞれ支持されているが、第1ロッド部4の基端部4aの1箇所のみで支持されてもよい。この場合は、第2ロッド部7の先端部7aを支持するためのキャブ2側のブラケットが不要となり、助手席側ミラーステイ3の支持構造がより簡単になる。また、この場合第2ロッド部に支持されるミラーのうち、例えばアウトサイドミラー14は分岐ロッド部を介さず、第2ロッド部の先端部で支持されてもよい。
また、本実施形態では、第2ロッド部7の外径は第2ロッド部7の長手方向に沿って略一様に形成されていたが、第2ロッド部7のミラー支持部7bよりも上方の第2ロッド部の外径をミラー支持部7bよりも拡径させてもよい。この場合は、第2ロッド部の剛性が増大し、ミラー支持部7bに対する支持剛性がより増大する。
また、分岐ロッド部9〜11は、拡径部9c〜11cを有さず、分岐ロッド部の外径の大きさ、及び周壁の厚さが分岐ロッド部の長手方向に沿って略一様であってもよい。この場合は、分岐ロッド部の構造がより簡単になる。
また、第2ロッド部7のミラー支持部7bに固定される分岐ロッド部の数、及び分岐ロッド部に支持されるミラーの数は、それぞれ本実施形態の3個に限定されない。
また、本実施形態では、助手席側ミラーステイ3は、キャブ2の助手席側のルーフ前端部2aに固定された上部ブラケット12とキャブ2のフロントウインドウパネル18下方のフロントパネル17の助手席側の車幅方向前端部に固定された下部ブラケット13とによって支持されているが、例えば上部ブラケットをキャブ2の助手席側のドアウインドウパネル上方のドアパネルに固定し、下部ブラケットを助手席側のドアウインドウパネル下方のドアパネルの前端部に固定して助手席側ミラーステイ3を支持してもよい。
また、本実施形態では、ミラーステイをキャブ2の助手席側の前端の車幅方向端部に助手席側ミラーステイ3として設けたが、図4に示すように、キャブ2の前端の運転席側の車幅方向端部に運転席側ミラーステイ20(ミラーステイ)として設けてもよい。
また、車両1は、助手席側ミラーステイ3と運転席側ミラーステイ20とを同時に備えてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
本発明は、車両のミラーステイとして広く適用可能である。
1 車両
3 助手席側ミラーステイ(ミラーステイ)
4 第1ロッド部
4a 第1ロッド部の基端部
4b 第1ロッド部の先端部
6 連続部
7 第2ロッド部
7b 第2ロッド部のミラー支持部
9〜11 分岐ロッド部
9a〜11a 分岐ロッド部の一端部
9b〜11b 分岐ロッド部の他端部
9c〜11c 分岐ロッド部の拡径部
14 アウトサイドミラー(ミラー)
15 アンダーミラー(ミラー)
16 サイドアンダーミラー(ミラー)
20 運転席側ミラーステイ(ミラーステイ)

Claims (3)

  1. 車両の前端の車幅方向端部に支持される基端部を有する第1ロッド部と、ミラーを支持するミラー支持部を有し、連続部を介して前記第1ロッド部の先端部から連続する第2ロッド部と、を備える車両のミラーステイであって、
    前記第1ロッド部と前記第2ロッド部と前記連続部とは、パイプ状部材によって一体的に形成され、
    前記連続部は、前記第2ロッド部から前記第1ロッド部に向かって拡径し、
    前記第1ロッド部の外径は、前記第2ロッド部の外径よりも大きく、且つ前記第1ロッド部の周壁は、前記第2ロッド部の周壁よりも薄く、
    前記第1ロッド部の外径の大きさ及び周壁の厚さは、前記第1ロッド部の長手方向に沿って略一様であり、
    前記ミラーステイのうち上下方向に延びる全域が前記第2ロット部によって形成されている
    ことを特徴とする車両のミラーステイ。
  2. 請求項1に記載の車両のミラーステイであって、
    前記ミラー支持部に固定される一端部と、前記ミラーが連結される他端部と、該一端部と該他端部との間に介在する拡径部とを有し、該一端部と該他端部と該拡径部とがパイプ状部材によって一体的に形成される分岐ロッド部を備え、
    前記ミラー支持部は、前記分岐ロッド部を介して前記ミラーを支持し、
    前記分岐ロッド部の拡径部は、前記分岐ロッド部の他端部側から前記分岐ロッド部の一端部側に向かって拡径し、
    前記分岐ロッド部の一端部側の外径は、前記分岐ロッド部の他端部側の外径よりも大きく、前記分岐ロッド部の一端部側の周壁は、前記分岐ロッド部の他端部側の周壁よりも薄く、且つ前記分岐ロッド部の一端部の外径は、前記第2ロッド部の外径以下である
    ことを特徴とする車両のミラーステイ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両のミラーステイであって、
    前記ミラーは、前記車両の前端の助手席側に配置され、前記第1ロッド部の基端部は、前記車両の前端の助手席側の車幅方向端部に支持される
    ことを特徴とする車両のミラーステイ。
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