JP2015130782A - 自転車用発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に電力を生成することができる自転車用発電機を提供する。
【解決手段】自転車用発電機10は、第1部材1と、第2部材2と、第3部材3と、コイル部材4とを備える。第1部材1及び第3部材3は、中心軸線周りに回転可能である。第1部材1の第1磁極群は、周方向において交互に異極性となるように配置された複数の磁極を含む。第2部材2の第2磁極群は、周方向において交互に異極性となるように配置された複数の磁極を含む。第2磁極群の磁極数は、第1磁極群の磁極数よりも多い。第3部材3の各磁性体31は、周方向に互いに間隔をあけて配置される。第3部材3は、径方向において第1部材1と第2部材2との間に配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は、自転車用発電機に関するものである。
前照灯などの電装品を駆動するための電力を生成する自転車用発電機が種々提案されている(特許文献1参照)。この自転車用発電機は、自転車の回転部の回転、例えば、車輪の回転を利用して電力を生成する。
特開2013−159242号公報
自転車用発電機がより高い電力を生成するため、又は、自転車用発電機のサイズをより小さくするために、より効率的に電力を生成することが望まれている。
本発明の課題は、効率的に電力を生成することができる自転車用発電機を提供することにある。
本発明のある側面に係る自転車用発電機は、自転車の回転部による回転に基づき発電する自転車用発電機である。自転車用発電機は、第1部材と、第2部材と、第3部材と、コイル部材とを備える。第1部材は、第1磁極群を有する。第1磁極群は、周方向において交互に異極性となるように配置された複数の磁極を含む。また、第1部材は、中心軸線周りに回転可能である。第2部材は、第2磁極群を有する。第2磁極群は、周方向において交互に異極性となるように配置された複数の磁極を含む。第2磁極群の磁極数は、第1磁極群の磁極数よりも多い。第3部材は、複数の磁性体を有する。各磁性体は、周方向に互いに間隔をあけて配置される。第3部材は、径方向において第1部材と第2部材との間に配置される。コイル部材は、第1部材の回転によって誘導電流が流れるように構成される。回転部の回転によって、第2部材と第3部材とは、中心軸線周りに相対的に回転するように構成される。
本発明に係る自転車用発電機は上述したように構成されているため、第1部材が、自転車の回転部の回転速度よりも速く回転することができる。この結果、自転車用発電機は、効率的に電力を生成することができる。
好ましくは、各磁性体は、径方向において第1磁極群と第2磁極群との間に配置される。
好ましくは、磁性体の数は、第1磁極群における磁極数をNとし、第2磁極群の磁極数をNとしたとき、N=N/2±N/2で表される整数Nである。この構成によれば、確実に第1回転部材は、自転車の回転部よりも速い回転速度で回転することができる。
好ましくは、第2部材及び第3部材の一方は、回転部の回転によって中心軸線周りに回転可能である。そして、第2部材及び第3部材の他方は、中心軸線周りに回転不能である。この構成によれば、第2部材と第3部材とがともに回転するのではなく、第2部材及び第3部材の一方が回転する。この結果、回転する部材の数を減らすことができ、ひいては、自転車用発電機の耐久性を向上させることができる。
好ましくは、第3部材は、複数の爪部を含むヨーク部を有する。各爪部は、中心軸線に沿った方向に延びる。各爪部は、磁性体を含む。この構成によれば、高速に回転する第1部材がヨーク部と対向しているため、より効率的に電力を生成することができる。
好ましくは、コイル部材は、間隔をあけて第1部材の軸方向外側に配置される。ヨーク部は、少なくとも1つの第1ヨーク部と、少なくとも1つの第2ヨーク部とを有する。第1及び第2ヨーク部は、周方向において交互に配置される。第1ヨーク部は、複数の第1爪部と、複数の第1ベース部と、複数の第1連結部とを含む。各第1爪部は、第1部材と第2部材との間において軸方向に延びる。各第1ベース部は、コイル部材の径方向内側に配置される。各第1連結部は、コイル部材よりも軸方向外側に配置される。各第1連結部は、各第1爪部と各第1ベース部とを連結する。第2ヨーク部は、複数の第2爪部と、複数の第2ベース部と、複数の第2連結部とを含む。各第2爪部は、第1部材と第2部材との間において軸方向に延びる。各第2ベース部は、コイル部材よりも径方向内側に配置される。各第2連結部は、軸方向においてコイル部材と第1部材との間に配置される。各第2連結部は、第2爪部と第2ベース部とを連結する。
好ましくは、ヨーク部は、少なくとも1つの第1ヨーク部と、少なくとも1つの第2ヨーク部とを有する。少なくとも1つの第1ヨーク部は、中心軸線に沿った第1方向に延びる複数の第1爪部を含む。少なくとも1つの第2ヨーク部は、中心軸線に沿った第2方向に延びる複数の第2爪部を含む。なお、第2方向は、第1方向と反対方向である。各第1ヨーク部と各第2ヨーク部とは、周方向において交互に配置される。
好ましくは、各第1ヨーク部と各第2ヨーク部とは、周方向において互いに干渉し合うことなく交互に隣り合って配置される。
好ましくは、第1爪部と第2爪部との合計数Nは、各第1ヨーク部が有する第1爪部及び各第2ヨーク部が有する第2爪部のそれぞれの数をnとし、第1磁極群における磁極数をNとしたとき、N=nNである。
好ましくは、各爪部は、周方向において互いに等間隔に配置される。
好ましくは、コイル部材は、各磁性体の内側に配置された第1部材または第2部材と軸方向において並ぶように配置される。この構成によれば、自転車用発電機の径方向の寸法を小さくすることができる。
好ましくは、コイル部材は、各磁性体の内側に配置された第1部材または第2部材の軸方向の両端部に対向して配置される。
好ましくは、各磁性体は、第1磁極群よりも径方向外側且つ第2磁極群よりも径方向内側に配置される。この構成によれば、第2磁極群が第1磁極群よりも径方向外側に配置されているため、第2磁極群の各磁極を配置するためのスペースが大きい。このため、第2磁極群は、第1磁極群よりも多くの磁極を容易に配置することができる。この結果、増速比を大きくすることができる。
好ましくは、第2部材は、回転部の回転によって中心軸線周りに回転可能であり、第3部材は、中心軸線周りに回転不能である。
好ましくは、第2部材は、中心軸線周りに回転不能である。そして、第3部材は、回転部の回転によって中心軸線周りに回転可能である。
好ましくは、第2部材は、中心軸線周りに回転不能である。第3部材は、回転部の回転によって前記中心軸線周りに回転可能である。NおよびNは、N/(N/2)の絶対値が1よりも大きくなるように設定されている。この構成によれば、第1部材は、第3部材よりも確実に速い回転速度で回転することができる。
好ましくは、第2部材は、ヨーク部と、複数の磁石とを有する。ヨーク部は、中心軸線に沿った方向に延びる複数の爪部を含む。各磁石は、周方向において複数の各爪部の間に配置される。第2磁極群は、複数の爪部及び複数の磁石によって構成される。このように、各磁石を各爪部の間に配置することによって、第2部材のサイズを小さくすることができる。また、各爪部の間に各磁石を配置することによって、各爪部を磁極として機能させることができる。
好ましくは、ヨーク部は、第1ヨーク部と第2ヨーク部とを含む。第1ヨーク部は、複数の第1爪部を含む。各第1爪部は、中心軸線に沿った第1方向に延びる。第2ヨーク部は、複数の第2爪部を含む。各第2爪部は、第1方向と反対方向であり中心軸線に沿った第2方向に延びる。各磁石は、各第1爪部と、各第2爪部との間に周方向において配置される。第2磁極群は、複数の第1爪部、複数の第2爪部、及び複数の磁石によって構成される。
好ましくは、第1磁極群の磁極数は、複数の爪部の数と同じである。この構成によれば、より効率的に電力を生成することができる。
好ましくは、コイル部材は、中心軸線周りに巻かれている。
好ましくは、第2磁極群は、コイル部材よりも径方向外側に配置される。磁性体は、第2磁極群よりも径方向外側に配置される。第1磁極群は、磁性体よりも径方向外側に配置される。
好ましくは、自転車用発電機は、各磁性体を支持する支持部材をさらに備える。支持部材は、自転車の回転部によって中心軸線周りに回転可能である。
好ましくは、支持部材は、第1支持部材及び第2支持部材によって構成される。第1支持部材及び第2支持部材は、軸方向に間隔をおいて配置され、各磁性体の両端部を支持する。
好ましくは、支持部材は、非磁性材料製である。
好ましくは、自転車用発電機は、軸受部材をさらに備える。軸受部材は、第1部材と支持部材の間に配置され、第1部材を支持部材に対して回転可能に支持する。
好ましくは、回転部は自転車の車輪である。支持部材は、車輪のスポークが接続されるように構成される。
自転車用発電機は、カバー部材をさらに備えていてもよい。カバー部材は、第1部材の径方向外側に、第1部材に対し間隔を設けて配置される。この構成によれば、カバー部材によって、第1部材をカバーすることができる。
カバー部材は、軸方向の両端部で支持部材と連結されていてもよい。
回転部は自転車のクランク軸であってもよい。この場合、支持部材はクランク軸に連結される。
本発明にかかる自転車用発電機は、効率的に電力を生成することができる。
第1実施形態に係る自転車の側面図。 第1実施形態に係る自転車用発電機の正面図。 図2のA−A線断面図。 第1実施形態に係る第2部材の斜視図。 第1実施形態に係るヨーク片の正面図。 図4の分解図。 第1実施形態に係る第1部材、第3部材、及び支持部材の断面斜視図。 第1実施形態に係る第1部材の斜視図。 図2のB−B線断面図。 第2実施形態に係る自転車用発電機の斜視図。 第2実施形態に係る自転車用発電機の概略断面図。 第2実施形態に係る自転車用発電機の概略断面図。 第2実施形態に係る自転車用発電機の概略断面図。 第2実施形態に係る自転車用発電機の概略断面図。 第2実施形態に係る自転車用発電機の概略断面図。 変形例2に係る自転車用発電機の概略図。 変形例4に係る自転車用発電機の断面図。 変形例5に係る支持部材の断面斜視図。 変形例7に係る自転車用発電機の断面図。 変形例7に係る自転車用発電機の斜視図。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る自転車用発電機の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は自転車用発電機10が装着された自転車101の側面図である。図1に示すように、自転車101は、フレーム102と、前輪103と、後輪104と、自転車用発電機10と、を備えている。また、自転車101は、チェーン105と、ペダル106が装着されたクランク107と、をさらに備えている。なお、クランク107は、クランク軸107aと、一対のクランクアーム107bとを含む。各クランクアーム107bは、クランク軸107aの両端部に設けられる。
図2は自転車用発電機10の正面図である。図2に示すように、自転車用発電機10は、自転車の一対のフロントフォーク108に装着され、自転車の車輪としての前輪103(回転部の一例)による回転に基づき発電する発電機である。
図3は図2のA−A線断面図である。図3に示すように、自転車用発電機10は、第1部材1、第2部材2、第3部材3、及びコイル部材4を備えている。これらの部材は、径方向内側から、コイル部材4、第2部材2、第3部材3、第1部材1の順で配置されている。また、自転車用発電機10は、ハブ軸5、及び支持部材6をさらに備える。ハブ軸5の中心軸線51が、本発明の中心軸線に相当する。なお、以下の説明において、径方向とは、中心軸線51を中心とした円の径方向を意味する。また、周方向とは、中心軸線51を中心とした円の円周方向を意味する。また、軸方向とは、中心軸線51が延びる方向を意味する。
図2に示すように、ハブ軸5は、一対のフロントフォーク108間に亘って延びている。ハブ軸5は中空状となっている(図3参照)。ハブ軸5は、クイックレリーズ機構(図示省略)によってフロントフォーク108に固定される。ハブ軸5の第1端部(図2の左側端部)には、コネクタ111が取り付けられている。コネクタ111は、コイル部材4からの電力を前照灯110等の電装品に供給するための部材である。
図3に示すように、第2部材2は、ハブ軸5に対して回転不能に取り付けられている。すなわち、第2部材2は、中心軸線51周りに回転不能である。第2部材2は、複数の磁極を含む第2磁極群を有する。以下、第2部材2の詳細を説明する。
図4は、ハブ軸5に取り付けられた第2部材2を示す斜視図である。図4に示すように、第2部材2は、ヨーク部22と、複数の磁石23と、を有する。ヨーク部22は、中心軸線51に沿った方向に延びる複数の爪部221を含む。各爪部221は、周方向に間隔をおいて配置されている。
各磁石23は、各爪部221の間に配置される。各磁石23は、中心軸51に沿った方向に延びている。各磁石23は、一方の磁極が径方向外側に配置され、他方の磁極が径方向内側に配置される。なお、各磁石23において、磁極の向きは同じとなっている。
例えば、各磁石23は、N極が径方向外側を向くように配置され、S極が径方向内側を向くように配置される。この場合、各爪部221の径方向の外側面がS極となるように各爪部221は磁化される。なお、各磁石23は、S極が径方向外側を向くように配置され、N極が径方向内側を向くように配置されてもよい。この場合、各爪部221の径方向の外側面がN極となるように各爪部221は磁化される。このように、第2部材2における第2磁極群は、複数の爪部221及び複数の磁石23によって構成される。そして、第2磁極群の各磁極は、周方向において交互に異極性となるように配置されている。第2磁極群は、コイル部材4よりも径方向外側に配置される。
詳細には、ヨーク部22は、複数のヨーク片220を有する。図5はハブ軸5に取り付けられた1つのヨーク片220の正面図である。図5に示すように、ヨーク片220は、爪部221と、ベース部222と、連結部223とを有する。例えば、ヨーク片220は、電磁鋼などによって形成することができる。
ベース部222は、中心軸線51に沿って延びており、ハブ軸5と接触している。爪部221は、中心軸線51に沿って延びており、ベース部222と径方向に間隔をあけて配置されている。各ベース部222は、周方向において隣接する各ベース部222と接触している。爪部221は、ベース部222とほぼ同じ長さであり、詳細にはベース部222よりも短い。連結部223は、径方向に延び、爪部221とベース部222とを軸方向の端部(図5の左端部)で連結する。このように構成された複数のヨーク片220が中心軸線51周りに放射状に配置されている。
図6は図4の分解図である。なお、図6において、磁石23は図示されていない。上述した第2部材2について、図6を参照しつつさらに詳細に説明する。図6に示すように、ヨーク部22は、第1ヨーク部22aと、第2ヨーク部22bとから構成されている。
第1ヨーク部22aは、上述した複数のヨーク片220に相当する第1ヨーク片220aを有する。各第1ヨーク片220aは、第1爪部221a、第1ベース部222a、及び第1連結部223aを有する。第1爪部221aは上述した爪部221に相当し、第1ベース部222aは上述したベース部222に相当し、第1連結部223aは上述した連結部223に相当する。各第1爪部221aは、中心軸線51に沿った第1方向(図6の右方向)に延びている。また、各第1ベース部222aも中心軸線51に沿った第1方向に延びている。
第2ヨーク部22bは、上述した複数のヨーク片220に相当する第2ヨーク片220bを有する。各第2ヨーク片220bは、第2爪部221b、第2ベース部222b、及び第2連結部223bを有する。第2爪部221bは上述した爪部221に相当し、第2ベース部222bは上述したベース部222に相当し、第2連結部223bは上述した連結部223に相当する。なお、第2ヨーク片220bは、上述した第1ヨーク片220aとは軸方向の向きが反対となっている。すなわち、各第2爪部221bは、中心軸線51に沿った第1方向と反対方向の第2方向(図6の左方向)に延びている。また、各第2ベース部222bも中心軸線51に沿った第2方向に延びている。そして、第2連結部223bは、径方向に延び、第2爪部221bと第2ベース部222bとを軸方向の端部(図6の右端部)で連結する。
第1ヨーク部22aと第2ヨーク部22bとは、各第1爪部221aと各第2爪部221bとが周方向において交互となるように、配置されている。各磁石23は、各第1爪部221aと、各第2爪部221bとの間に周方向において配置されている。第2磁極群は、複数の第1爪部221a、複数の第2爪部221b、及び複数の磁石23によって構成される。また、第2磁極群における磁極数Nは、後述する第1磁極群の磁極数Nよりも多い。すなわち、複数の第1爪部221a、複数の第2爪部221b、及び複数の磁石23を合計した数Nは、後述する第1磁極群の磁極数Nよりも多い。
図6に示すように、コイル部材4は、中心軸線51周りに巻かれている。詳細には、コイル部材4は、ヨーク部22の各爪部221とベース部222との間を延びるような状態で、中心軸線51周りに巻かれている。すなわち、第2部材2において、各爪部221及び各磁石23がコイル部材4の径方向外側に配置されているが、各ベース部222は、コイル部材4の径方向内側に配置されている。つまり、コイル部材4は各ベース部222の周囲に巻かれている。コイル部材4は、第1部材1の回転によって誘導電流が流れるように構成されている。コイル部材4は全体として円筒形状となっている。
図7は、第1部材1、第3部材3、及び支持部材6の詳細を示す断面斜視図である。図7に示すように、第3部材3は、複数の磁性体31を有している。各磁性体31は、互いに周方向に間隔をあけて配置されている。第3部材3は、径方向において第1部材1と第2部材2との間に配置されている。詳細には、各磁性体31は、径方向において、第1磁極群と第2磁極群との間に配置されている。また、各磁性体31は、第2磁極群よりも径方向外側に配置される。第3部材3は、前輪103の回転によって、中心軸線51周りに回転可能である。各磁性体31は、直方体状に形成された棒状の部材であり、軸方向に延びている。各磁性体31は、例えば、電磁鋼などによって形成されている。
図7に示すように、支持部材6は、各磁性体31を支持する部材である。支持部材6は、自転車の前輪103の回転によって中心軸線51周りに回転可能である。支持部材6は、非磁性材料製である。例えば、支持部材6は、ステンレスなどによって形成することができるが、自転車の前輪103に支持させた状態で十分な強度を有するものであれば樹脂製やセラミックス製であってもよい。支持部材6は、第1支持部材6aと第2支持部材6bとから構成されている。第1支持部材6aと第2支持部材6bとは、軸方向において互いに間隔をおいて配置されている。各磁性体31の両端部は、第1支持部材6aと第2支持部材6bとによって支持されている。
第1支持部材6aは、第1円筒部61aと第1フランジ部62aとを有している。第1円筒部61aは、円筒状に形成されている。第1円筒部61aの第1端部(図7の右側端部)には、複数の第1溝部611aが形成されている。各第1溝部611aは、周方向において互いに間隔をあけて形成されている。各第1溝部611aに、各磁性体31の第1端部(図7の左側端部)が係合している。詳細には、各磁性体31の第1端部は、各第1溝部611aに嵌合している。
第1フランジ部62aは、第1円筒部61aの第2端部(図7の左側端部)から径方向外側に延びている。第1フランジ部62aは、第1円筒部61aと一体的に形成されている。第1フランジ部62aは、複数の第1スポーク穴621aを有している。各第1スポーク穴621aは、周方向において間隔をあけて形成されている。各第1スポーク穴621aには、前輪103の各スポーク109が接続される。
第2支持部材6bは、第2円筒部61bと第2フランジ部62bとを有している。第2円筒部61bは、円筒状に形成されており、第1端部(図7の左側端部)に複数の第2溝部611bが形成されている。各第2溝部611bは、周方向において互いに間隔をあけて形成されている。この各第2溝部611bに、各磁性体31の第2端部(図7の右側端部)が係合している。詳細には、各磁性体31の第2端部は、各第2溝部611bに嵌合している。各磁性体31は、周方向に互いに間隔を空けた状態で第1支持部材6a及び第2支持部材6bに支持されている。これにより各磁性体31の間に第3部材3を径方向に貫通する矩形の開口が形成される。
第2フランジ部62bは、円板状に形成されており、中央部に開口部622が形成されている。この第2フランジ部62bの開口部622に、第2円筒部61bが嵌合している。これにより第2フランジ部62bと第2円筒部61bは一体的に形成される。第2フランジ部62bは、複数の第2スポーク穴621bを有している。各第2スポーク穴621bは、周方向において間隔をあけて形成されている。各第2スポーク穴621bには、前輪103の各スポーク109が接続される。
図3に示すように、第1支持部材6aは、第1軸受部材7aを介してハブ軸5に取り付けられている。詳細には、第1支持部材6aと第1軸部材7aとの間には、蓋部材8が配置されている。また、ハブ軸5と第1軸受部材7aとの間には、位置決め部材9が配置されている。第2支持部材6bは、第2軸受部材7bを介してハブ軸5に取り付けられている。第1軸受部材7aおよび第2軸受部材7bによって、支持部材6に嵌合された第3部材3は、ハブ軸5および第2部材2に対して相対回転が可能となる。
蓋部材8は、第1支持部材6a内に嵌合しており、第1支持部材6aと一体的に回転する。位置決め部材9は、第2部材2が軸方向に移動することを防止するための部材である。詳細には、位置決め部材9は、ハブ軸5に固定されており、端面が第2部材2の第1端面(図3の左側端面)に接触している。なお、第2部材2の第2端面(図3の右側端面)は、ハブ軸5の肩部52と接触している。この肩部52は、第2部材2の軸方向の移動を規制する。
図7に示すように、第1部材1は、第3部材3よりも径方向外側に配置される。第1部材1は、第3軸受部材7cを介して第1支持部材6aに支持されている。また、第1部材1は、第4軸受部材7dを介して第2支持部材6bに支持されている。この第3及び第4軸受部材7c、7dによって、第1部材1は、支持部材6に対して回転可能に支持される。すなわち、第1部材1は、第3部材3に対し中心軸線51周りに回転可能である。第1部材1が、前輪103の動力が伝わる第3部材3の外周部で支持部材6に支持されることで、第1部材1が第3部材3の剛性を補強することができる。
図8は第1部材1の斜視図である。図8に示すように、第1部材1は、ケース部11と、第1磁極群とを有している。ケース部11は、円筒状に形成されている。第1磁極群は、ケース部11の内周面に取り付けられている。第1磁極群は、全体として円筒形状となっている。第1磁極群は、各磁性体31よりも径方向外側に配置される。第1磁極群は、複数の磁極12から構成されている。各磁極12は、周方向において交互に異極性となるように配置されている。詳細には、第1磁極群は、1つ又は複数の磁石から構成されている。各磁石の各磁極12は周方向に交互に異極性となるように配置されている。各磁極12は、軸方向に延びている。なお、第1磁極群の磁極数は、ヨーク部22が有する複数の爪部221の数と同じである。すなわち、磁極12の数は、第1爪部221aの数と第2爪部221bの数とを合計した数と同じである。
図9は図2のB−B線断面図である。図9に示すように、第3部材3が有する磁性体31の数は、N=N/2±N/2で表される整数Nである。なお、Nは、第1磁極群における磁極数、すなわち磁極12の数を表す。また、Nは、第2磁極群における磁極数、すなわち、第1爪部221aの数と第2爪部221bの数と磁石23の数とを合計した数を表す。すなわち、図9に示す例の場合、第1磁極群は、磁極数Nが28であり、14の磁極対からなる。また、第2磁極群の磁極数Nは56である。したがって、Nは42に設定される。なお、N/(N/2)が1よりも大きくなるように、NおよびNは設定されている。
以上のように構成された自転車用発電機10は、前輪103が回転することによって、前輪103の各スポーク109に接続された第1及び第2支持部材6a、6bが回転する。そして、第1及び第2支持部材6a、6bに支持される第3部材3が回転する。すなわち、前輪103が回転することによって、第3部材3が回転する。第3部材3の回転速度は、前輪103の回転速度と同じである。
ここで、上記N/(N/2)で表される値は、第3部材3の回転速度に対する第1部材1の回転速度の増速比を表している。N/(N/2)の値が1よりも大きくなるようにNおよびNの値を設定することで、第1部材1の回転速度を第3部材3の回転速度よりも大きくすることができる。すなわち、回転部である前輪103の回転速度よりも第1部材1の回転を増速させることができる。たとえば、Nを28、Nを56、Nを42としたとき、増速比N/(N/2)の値は3となる。すなわち、第3部材3の回転速度に対し、第1部材1の回転速度を3倍にすることができる。
第3部材3が回転することによって、第1部材1が回転する。上述のように、第1部材1の回転速度は、第3部材3の回転速度よりも大きくなる。そして、第1部材1が回転することによって、コイル部材4に誘導電流が流れて電力が生成される。このように、第1実施形態に係る自転車用発電機10は、前輪103よりも第1部材1の方が回転速度が大きいため、効率的に電力を生成することができる。したがって、第1実施形態によれば、従来の自転車用発電機に比較してより小型な自転車用発電機が実現可能となる。
さらに、第1実施形態に係る自転車用発電機10は、各爪部221の間に磁石23を配置することで、爪部221を磁化し、磁石23および爪部221で第2磁極群を構成することができる。つまり、従来の自転車用発電機が備えるヨークとしての爪部221の間の空間を磁石23を配置するための空間として利用し、かつ爪部221を磁化して第2磁極群の磁極の一部として利用するので、第2部材2の重量と体積の増大を軽減することができる。したがって、より小型かつ軽量な自転車用発電機の実現が可能となる。
[第2実施形態]
図10は第2実施形態に係る自転車用発電機の斜視図、図11は第2実施形態に係る第2部材を取り外した状態の自転車用発電機の斜視図である。第2実施形態に係る自転車用発電機10は、第1実施形態と同様に自転車101に装着される。
第1実施形態では第2部材2がヨーク部22を有していたが、図10及び図11に示すように、第2実施形態では第3部材3がヨーク部31a、31bの少なくとも一部を有している。なお、ヨーク部31a、31bは、中心軸線に沿った方向に延びる複数の爪部311a、311bを有している。
各爪部311a、311bは、周方向において、互いに等間隔に配置されている。各爪部311a、311bは、磁性体を含む、詳細には、第3部材3の磁性体は、ヨーク部31a、31bの各爪部311a、311bによって構成される。
ヨーク部31a、31bは、少なくとも1つの第1ヨーク部31aと、少なくとも1つの第2ヨーク部31bとを有している。例えば、ヨーク部31a、31bは、3つの第1ヨーク部31aと、3つの第2ヨーク部31bとを有している。
各第1ヨーク部31aは、中心軸線に沿った第1方向(図12の右方向)に延びる複数の第1爪部311aを含む。詳細には、各第1ヨーク部31aは、複数の第1ヨーク片310aを有する。例えば、各第1ヨーク部31aは、n個の第1ヨーク片310aを有する。n個の第1ヨーク片310aは、周方向に並んで配置される。
なお、図11に示す自転車用発電機10は、3つの第1ヨーク部31aを有しており、各第1ヨーク部31aは4つの第1ヨーク片310aを有している。したがって、図11に示す自転車用発電機10は、合計12個の第1ヨーク片310aを有している。
図12に示すように、各第1ヨーク片310aは、第1爪部311aと、第1ベース部312aと、第1連結部313aとを有する。第1爪部311aは、第1方向に延びる。第1ベース部312aは、第1爪部311aと同じ方向に延びる。すなわち、第1ベース部312aは、第1方向に延びる。第1ベース部312aは、ハブ軸5と接触している。第1爪部311aと第1ベース部312aとは、径方向において互いに間隔をあけて配置される。
第1連結部313aは、径方向に延びる。第1連結部313aは、第1爪部311aと第1ベース部312aとを軸方向の端部で連結する。詳細には、第1連結部313aは、第1爪部311aの基端部と、第1ベース部312aの基端部とを連結する。
図11に示すように、各第2ヨーク部31bは、第1方向と反対方向であり中心軸線に沿った第2方向(図12の左方向)に延びる複数の第2爪部311bを含む。詳細には、各第2ヨーク部31bは、複数の第2ヨーク片310bを有する。たとえば、各第2ヨーク部31bは、n個の第2ヨーク片310bを有する。各第2ヨーク部31bが有する第2ヨーク片310bの数nは、各第1ヨーク部31aが有する第1ヨーク片310aの数nと同じである。
各第2ヨーク部31bは、各第2ヨーク片310bの向きが異なる以外は、上述した各第1ヨーク部31aと同じ構成であるため、詳細な説明を省略する。なお、各第2ヨーク片310bの第2爪部311b及び第2ベース部312bは、第2方向に延びる。第2ヨーク部31bの数は、第1ヨーク部31aの数と同じである。各ベース部313a、313bは、隣接するベース部312a、312bと周方向において接触する。
第1爪部311aと第2爪部311bとの合計数Nは、各ヨーク部31a、31bが有する爪部311a、311bのそれぞれの数をnとし、第1磁極群における磁極数をNとしたとき、N=nNである。
各第1ヨーク部31aと各第2ヨーク部31bとは、周方向において交互に配置される。詳細には、各第1ヨーク部31aと各第2ヨーク部31bとは、周方向において互いに干渉し合うことなく交互に隣り合って配置される。すなわち、周方向において、n個の第1ヨーク片310aが連続して並び、その隣において、n個の第2ヨーク片310bが連続して並ぶ。
第3部材3は、中心軸線51周りに回転不能である。詳細には、第3部材3は、ハブ軸5に回転不能に支持されている。例えば、第3部材3は、ハブ軸5に固定されている。
図12に示すように、変形例7に係る自転車用発電機10は、径方向の内側から、第1部材1、第3部材3、第2部材2の順で配置されている。詳細には、各磁性体、すなわち、各第1及び第2爪部311a、311bは、第1磁極群よりも径方向外側且つ第2磁極群よりも径方向内側に配置される。
第1部材1は、各第1及び第2ベース部312a、312bに、中心軸線51周りに回転可能に支持されている。詳細には、第1部材1は、軸受部材(図示省略)を介して各第1及び第2ベース部材312a、312bに支持されている。
第1部材1は、各第1及び第2ベース部312a、312bよりも径方向外側に配置され、各第1及び第2爪部311a、311bよりも径方向内側に配置される。すなわち、第1部材1は、径方向において、第1及び第2ベース部312a、312bと、第1及び第2爪部311a、311bとの間に配置される。
第1部材1は、第3支持部材14と、複数の磁極12を含む第1磁極群とを有する。第3支持部材14は、円筒状であって、各第1及び第2ベース部312a、312bに回転可能に支持されている。第1磁極群は、第3支持部材14の外周面に取り付けられている。
第1磁極群の磁極数は、ヨーク部31a、31bの数と同じである。例えば、図11に示す自転車用発電機10は、6つのヨーク部31a、31b(3つの第1ヨーク部31aと3つの第2ヨーク部31b)を有しているため、第1磁極群の磁極数は6となる。なお、第1部材1のその他の構成は、第1実施形態の第1部材1と実質的に同じであるため、詳細な説明を省略する。
第2部材2は、前輪又は後輪の回転によって、中心軸線周りに回転可能である。例えば、第2部材2は、前輪又は後輪のスポークと接続されており、前輪又は後輪と一体的に回転可能である。図12に示すように、第2部材2は、第4支持部材24と、第2磁極群とを有している。
第4支持部材24は、円筒状である。第2磁極群は、第4支持部材24の内周面に取り付けられている。第2磁極群は、複数の磁極23を有している。第2磁極群は、1つ又は複数の磁石から構成されている。なお、第2部材2のその他の構成は、第1実施形態の第2部材2と実質的に同じであるため、詳細な説明を省略する。
コイル部材4は、第1及び第2ベース部312a、312bよりも径方向外側に配置され、第1及び第2爪部311a、311bよりも径方向内側に配置される。すなわち、コイル部材4は、径方向において、第1及び第2ベース部312a、312bと、第1及び第2爪部311a、311bとの間に配置される。
コイル部材4は、第1部材1と軸方向において並ぶように配置されている。詳細には、コイル部材4は、第1部材1の軸方向の両端部に対向して配置される。このように軸方向に2つに分かれて配置されたコイル部材4は、電気的に接続されていてもよいし、別々に発電してもよい。なお、2つのコイル部材4が別々に発電する場合は、発電した後に電力を合算してもよい。なお、コイル部材4は、図13に示すように、第1部材1の軸方向の一方の端部にのみ対向して配置されていてもよい。
図14に示すように、コイル部材4は、第3支持部材14のみと軸方向において並ぶように配置されていてもよい。この場合、第1磁極群を構成する各磁極12の一部は、コイル部材4よりも径方向外側に配置される。例えば、コイル部材4は、第3支持部材14の軸方向の両端部に対向して配置される。
図15に示すように、第1部材1は、軸方向において、2つに分かれていてもよい。この場合、コイル部材4は、軸方向において、各第1部材1の間に配置されている。コイル部材4は、2つの小径部41と大径部42とを有する。各小径部41の間に大径部42が配置される。各小径部41と大径部42とは一体的に形成される。各磁極12は、各小径部41の外周面と間隔をあけて対向している。
以上のように構成された第2実施形態に係る自転車用発電機10は、第1部材1が各ヨーク部31a、31bと対向している。このため、より効率的に発電を行うことができる。
[変形例]
以上、本発明の第1及び第2実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
変形例1
上記第1及び第2実施形態では、自転車用発電機10は前輪103のハブとして前輪103に装着されているが特にこれに限定されない。例えば、自転車用発電機10は後輪104のハブとして後輪104に装着されてもよい。
変形例2
図16は変形例2に係る自転車用発電機10を示す概略図である。図10に示すように、自転車用発電機10は、クランク軸107a(回転部の一例)の周りに装着されてもよい。詳細には、クランク軸107aは、自転車101のフレーム102の一部であるボトムブラケットハンガー102aに第5軸受部材7eを介して支持されている。
第2部材2は、クランク軸107aよりも径方向外側に配置されている。第2部材2は、中心軸線107c周りに回転可能である。なお、変形例2において、中心軸線107cとは、自転車101のクランク軸107aの中心軸線である。第2部材2は、クランク軸107aに取り付けられており、クランク軸107aと一体的に回転する。
第3部材3は、第2部材2よりも径方向外側に配置されている。第3部材3は、中心軸線107c周りに回転不能である。詳細には、第3部材3は、ボトムブラケットハンガー102aに固定されている。なお、第3部材3は中心軸線107c周りに回転不能に固定されていればよく、第3部材3の固定箇所および固定方法は特に限定されない。
第1部材1は、第3部材3よりも径方向外側に配置されている。第1部材1は、中心軸線107c周りに回転可能である。詳細には、第1部材1は、第3及び第4軸受部材7c、7dを介して、第3部材3に支持されている。以上のように、変形例2に係る自転車用発電機10は、第2部材2が中心軸線107c周りに回転可能であり、第3部材3が中心軸線107c周りに回転不能である。なお、その他の構成については、上記第1実施形態と基本的に同じであるため、説明を省略する。
変形例3
上記第1実施形態では、第3部材3が中心軸線51周りに回転可能であり、第2部材2が中心軸線51周りに回転不能であるが、特にこれに限定されない。第2部材2と第3部材3とは、中心軸線51周りに相対的に回転するように構成されていればよい。例えば、第2部材2が中心軸線51周りに回転可能に構成され、第3部材3が中心軸線51周りに回転不能に構成されていてもよい。
変形例4
図17に示すように、自転車用発電機10は、カバー部材13をさらに備えていてもよい。カバー部材13は、第1部材1の径方向外側に配置されている。カバー部材13は、第1部材1に対し間隔を設けて配置されている。カバー部材13は、軸方向の両端部で支持部材6と連結されている。詳細には、カバー部材13は円筒状に形成されている。カバー部材13の第1端部は第1支持部材6aと連結されており、カバー部材13の第2端部は第2支持部材6bと連結されている。カバー13は、前輪103より高速で回転する第1部材1の外周面を安全のために覆うものである。
変形例5
上記第1実施形態では、支持部材6は、第1支持部材6aと第2支持部材6bとから構成されているが、特にこれに限定されない。例えば、図18に示すように、支持部材6は、1つの円筒部61と、一対のフランジ部62a、62bとを有するような構成とすることができる。円筒部61の内周面には複数の溝部611が形成されている。各溝部611は、互いに周方向に間隔をあけて配置されており、軸方向に延びている。この各溝部611内に、各磁性体31が収容されている。
変形例6
上記第1実施形態では、ヨーク部22は、第1ヨーク部22aと第2ヨーク部22bとから構成されているが、特にこれに限定されない。例えば、ヨーク部22は、第1ヨーク部22a又は第2ヨーク部22bのみから構成されていてもよい。この場合、各磁石23は、各第1爪部221aの間、又は各第2爪部221bの間に配置される。
変形例7
上記第2実施形態では、第1部材1は、各ベース部312a、312bに回転可能に支持されているが、特にこれに限定されない。例えば、第1部材1は、ハブ軸5に回転可能に支持されていてもよい。以下、変形例7に係る自転車用発電機について説明する。
図19に示すように、第1部材1は、ハブ軸5よりも径方向外側に配置されている。第1部材1は、ハブ軸5に対して間隔をあけて配置されている。第1部材1は、ハブ軸5に、中心軸線51周りに回転可能に支持されている。例えば、第1部材1は、軸受部材を介してハブ軸5に支持されている。
第2部材2は、第1部材1の径方向外側に配置されている。第2部材2は、第1部材1に対して間隔をあけて配置されている。この第1部材1と第2部材2との間に、後述する各爪部311a、311bが配置される。
コイル部材4は、第1部材1の軸方向外側に配置される。コイル部材4は、軸方向において第1部材1と間隔をあけて配置される。このコイル部材4と第1部材1との間に、後述する各連結部313a、313bが配置される。
図20に示すように、第3部材3は、ヨーク部31a、31bの少なくとも一部を有している。ヨーク部31a、31bは、少なくとも1つの第1ヨーク部31aと、少なくとも1つの第2ヨーク部31bとを有する。例えば、ヨーク部31a、31bは、3つの第1ヨーク部31aと、3つの第2ヨーク部31bとを有する。第1ヨーク部31aと第2ヨーク部31bとは、周方向において交互に配置されている。
各第1ヨーク部31aは、複数の第1ヨーク片310aを有する。例えば、各第1ヨーク部31aは、4つの第1ヨーク片310aを有する。図19に示すように、各第1ヨーク片310aは、第1爪部311a、第1ベース部312a、及び第1連結部313aを有する。
第1爪部311aは、軸方向に延びる。第1爪部311aは、径方向において、第1部材1と第2部材2との間に配置される。また、第1爪部311aは、コイル部材4の径方向外側に配置される。第1爪部311aの基端部3111aは、コイル部材4よりも軸方向外側に位置する。
第1ベース部312aは、コイル部材4よりも径方向内側に配置される。すなわち、コイル部材4は、径方向において、第1爪部311aと第1ベース部312aとの間に配置される。第1ベース部材312aの基端部3121aは、コイル部材4よりも径方向外側に位置する。
第1ベース部312aの先端部3122aは、軸方向において、コイル部材4と第1部材1との間に位置する。すなわち、第1ベース部312aは、軸方向において、第1部材1とは重複しない。第1ベース部312aは、第1部材1の径方向内側には配置されない。
第1連結部313aは、コイル部材4よりも軸方向外側に配置される。第1連結部313aは、第1爪部311aと第1ベース部312aとを連結する。詳細には、第1連結部313aは、径方向に延びる。第1連結部313aは、第1爪部311aの基端部3111aと、第1ベース部312aの基端部3121aとを連結する。言い換えると、第1爪部311aはおよび第1ベース部312aは第1連結部313aから中心軸線に沿った第1方向に延び、第1爪部311aの軸方向の長さは第1ベース部312aの軸方向の長さよりも長い。
図20に示すように、各第2ヨーク部31bは、複数の第2ヨーク片310bを有する。なお、各第2ヨーク部31bが有する第2ヨーク片310bの数は、各第1ヨーク部31aが有する第1ヨーク片310aの数と同じである。例えば、各第2ヨーク部31bは、4つの第2ヨーク片310bを有する。
図19に示すように、各第2ヨーク片310bは、第2爪部311b、第2ベース部312b、及び第2連結部313bを有する。
第2爪部311bは、軸方向に延びる。第2爪部311bは、径方向において、第1部材1と第2部材2との間に配置される。なお、第2爪部311bは、コイル部材4の径方向外側には配置されない。すなわち、第2爪部311bは、軸方向において、コイル部材4とは重複していない。
詳細には、第2爪部311bの基端部3111bは、軸方向において、コイル部材4と第1部材1との間に位置している。すなわち、第2爪部311bの基端部3111bは、コイル部材4よりも軸方向内側に位置している。
第2ベース部312bは、コイル部材4よりも径方向内側に配置されている。すなわち、第2ベース部312bは、径方向において、ハブ軸5とコイル部材4との間に配置されている。
第2ベース部312bの基端部3121bは、コイル部材4よりも軸方向内側に位置する。すなわち、第2ベース部312bの基端部3121bは、軸方向において、コイル部材4と第1部材1との間に位置する。第2ベース部312bの先端部3122bは、コイル部材4よりも軸方向外側に位置している。このように、第2ベース部312bは、軸方向において、第1部材1とは重複しない。第2ベース部312bは、第1部材1の径方向内側には配置されない。
第2連結部313bは、軸方向においてコイル部材4と第1部材1との間に配置される。第2連結部313bは、第2爪部311bと第2ベース部312bとを連結する。詳細には、第2連結部313bは、径方向に延びる。第2連結部313bは、第2爪部311bの基端部3111bと、第2ベース部312bの基端部3121bとを連結する。言い換えると、第2爪部311bは第2連結部313bから中心軸線に沿った第1方向に延び、第2ベース部312bは第2連結部313bから中心軸線に沿った第1方向とは反対の第2方向に延びる。
第1部材1は、ハブ軸5と第1部材1との間に設けられた空間に配置される軸受部材(不図示)により中心軸線51周りに回転可能にハブ軸5に支持されている。
以上のように構成された変形例7に係る自転車用発電機10は、第1部材1の径方向内側に、第1ベース部312a、及び第2ベース部312bが配置されていない部分を形成することができる。このため、第1部材1の径方向内側に軸受部材(不図示)を配置するための十分なスペースを確保することができる。また、第1部材1をハブ軸5によって支持することができる。これによって、自転車用発電機10をより小型化することができる。
変形例8
上記第2実施形態及び変形例7において、第1部材1と第2部材2との配置関係を逆にしてもよい。すなわち、第1部材1を各爪部311a、311bの径方向外側に配置し、第2部材2を各爪部311a、311bの径方向内側に配置してもよい。
1 第1部材
12 磁極
2 第2部材
3 第3部材
31 磁性体
4 コイル部材
5 ハブ軸
51 中心軸線
6 支持部材
6a 第1支持部材
6b 第2支持部材

Claims (29)

  1. 自転車の回転部による回転に基づき発電する自転車用発電機であって、
    周方向において交互に異極性となるように配置された複数の磁極を含む第1磁極群を有し、中心軸線周りに回転可能である第1部材と、
    前記周方向において交互に異極性となるように配置された複数の磁極を含む第2磁極群を有する第2部材であって、前記第2磁極群の磁極数は前記第1磁極群の磁極数よりも多い、前記第2部材と、
    前記周方向に間隔をあけて配置される複数の磁性体を有し、径方向において前記第1部材と前記第2部材との間に配置される第3部材と、
    前記第1部材の回転によって誘導電流が流れるように構成されたコイル部材と、
    を備え、
    前記回転部の回転によって、前記第2部材と前記第3部材とは、前記中心軸線周りに相対的に回転するように構成される、
    自転車用発電機。
  2. 前記各磁性体は、径方向において前記第1磁極群と前記第2磁極群との間に配置される、請求項1に記載の自転車用発電機。
  3. 前記磁性体の数は、前記第1磁極群における磁極数をNとし、前記第2磁極群の磁極数をNとしたとき、
    =N/2±N/2
    で表される整数Nである、
    請求項1または2に記載の自転車用発電機。
  4. 前記第2部材及び前記第3部材の一方は、前記回転部の回転によって前記中心軸線周りに回転可能であり、
    前記第2部材及び前記第3部材の他方は、前記中心軸線周りに回転不能である、
    請求項1から3のいずれかに記載の自転車用発電機。
  5. 前記第3部材は、前記中心軸線に沿った方向に延びる複数の爪部を含むヨーク部を有し、
    前記各爪部は、前記磁性体を含む、
    請求項1から4のいずれかに記載の自転車用発電機。
  6. 前記コイル部材は、前記第1部材から軸方向外側に間隔をあけて配置され、
    前記ヨーク部は、少なくとも1つの第1ヨーク部と、少なくとも1つの第2ヨーク部とを有し、
    前記第1及び第2ヨーク部は、周方向において交互に配置され、
    前記第1ヨーク部は、前記第1部材と前記第2部材との間において前記軸方向に延びる複数の第1爪部と、前記コイル部材の径方向内側に配置された複数の第1ベース部と、前記コイル部材よりも軸方向外側に配置され前記各第1爪部と前記各第1ベース部とを連結する複数の第1連結部と、を含み、
    前記第2ヨーク部は、前記第1部材と前記第2部材との間において前記軸方向に延びる複数の第2爪部と、前記コイル部材よりも径方向内側に配置された複数の第2ベース部と、軸方向において前記コイル部材と前記第1部材との間に配置され前記第2爪部と前記第2ベース部とを連結する複数の第2連結部と、を含む、
    請求項5に記載の自転車用発電機。
  7. 前記ヨーク部は、
    前記中心軸線に沿った第1方向に延びる複数の第1爪部を含む少なくとも1つの第1ヨーク部と、
    前記第1方向と反対方向であり前記中心軸線に沿った第2方向に延びる複数の第2爪部を含む少なくとも1つの第2ヨーク部と、
    を有し、
    前記各第1ヨーク部と前記各第2ヨーク部とは、前記周方向において交互に配置される、
    請求項5に記載の自転車用発電機。
  8. 前記各第1ヨーク部と前記各第2ヨーク部とは、前記周方向において互いに干渉し合うことなく交互に隣り合って配置される、
    請求項6又は7に記載の自転車用発電機。
  9. 前記第1爪部と第2爪部との合計数Nは、前記各第1ヨーク部が有する前記第1爪部及び前記各第2ヨーク部が有する前記第2爪部のそれぞれの数をnとし、前記第1磁極群における磁極数をNとしたとき、
    =nN
    である、
    請求項6から8のいずれかに記載の自転車用発電機。
  10. 前記各爪部は、前記周方向において互いに等間隔に配置される、
    請求項5から9のいずれかに記載の自転車用発電機。
  11. 前記コイル部材は、前記各磁性体の内側に配置された前記第1部材または前記第2部材と軸方向において並ぶように配置される、
    請求項5から10のいずれかに記載の自転車用発電機。
  12. 前記コイル部材は、前記各磁性体の内側に配置された前記第1部材または前記第2部材の軸方向の両端部に対向して配置される、
    請求項11に記載の自転車用発電機。
  13. 前記各磁性体は、前記第1磁極群よりも前記径方向外側且つ前記第2磁極群よりも前記径方向内側に配置される、
    請求項1から12のいずれかに記載の自転車用発電機。
  14. 前記第2部材は、前記回転部の回転によって前記中心軸線周りに回転可能であり、
    前記第3部材は、前記中心軸線周りに回転不能である、
    請求項1から13のいずれかに記載の自転車用発電機。
  15. 前記第2部材は、前記中心軸線周りに回転不能であり、
    前記第3部材は、前記回転部の回転によって前記中心軸線周りに回転可能である、
    請求項1から4のいずれかに記載の自転車用発電機。
  16. 前記第2部材は、前記中心軸線周りに回転不能であり、
    前記第3部材は、前記回転部の回転によって前記中心軸線周りに回転可能であり、
    前記Nおよび前記Nは、N/(N/2)の絶対値が1よりも大きくなるように設定されている、
    請求項3に記載の自転車用発電機。
  17. 前記第2部材は、
    前記中心軸線に沿った方向に延びる複数の爪部を含むヨーク部と、
    複数の磁石と、
    を有し、
    前記各磁石は、前記周方向において前記複数の各爪部の間に配置され、
    前記第2磁極群は、前記複数の爪部及び前記複数の磁石によって構成される
    請求項15に記載の自転車用発電機。
  18. 前記ヨーク部は、
    前記中心軸線に沿った第1方向に延びる複数の第1爪部を含む第1ヨーク部と、
    前記第1方向と反対方向であり前記中心軸線に沿った第2方向に延びる複数の第2爪部を含む第2ヨーク部と、
    を含み、
    前記各磁石は、前記各第1爪部と、前記各第2爪部との間に前記周方向において配置され、
    前記第2磁極群は、前記複数の第1爪部、前記複数の第2爪部及び前記複数の磁石によって構成される
    請求項17に記載の自転車用発電機。
  19. 前記第1磁極群の磁極数は、前記複数の爪部の数と同じである、
    請求項15または18に記載の自転車用発電機。
  20. 前記コイル部材は、前記中心軸線周りに巻かれている、
    請求項1から19のいずれかに記載の自転車用発電機。
  21. 前記第2磁極群は、前記コイル部材よりも前記径方向外側に配置され、
    前記磁性体は、前記第2磁極群よりも前記径方向外側に配置され、
    前記第1磁極群は、前記磁性体よりも前記径方向外側に配置される、
    請求項1から4のいずれかに記載の自転車用発電機。
  22. 前記自転車の回転部によって前記中心軸線周りに回転可能であり、前記各磁性体を支持する支持部材をさらに備える、
    請求項1から4のいずれかに記載の自転車用発電機。
  23. 前記支持部材は、前記軸方向に間隔をおいて配置され且つ前記各磁性体の両端部を支持する第1支持部材及び第2支持部材によって構成される、
    請求項22に記載の自転車用発電機。
  24. 前記支持部材は、非磁性材料製である、
    請求項22又は23に記載の自転車用発電機。
  25. 前記第1部材と前記支持部材の間に配置され、前記第1部材を前記支持部材に対して回転可能に支持する軸受部材をさらに備える、
    請求項22から24のいずれかに記載の自転車用発電機。
  26. 前記回転部は自転車の車輪であり、
    前記支持部材は、前記車輪のスポークが接続されるように構成される、
    請求項22から25のいずれかに記載の自転車用発電機。
  27. 前記第1部材の前記径方向外側に、前記第1部材に対し間隔を設けて配置されたカバー部材をさらに備える、
    請求項22から26のいずれかに記載の自転車用発電機。
  28. 前記カバー部材は、前記軸方向の両端部で前記支持部材と連結されている、
    請求項27に記載の自転車用発電機。
  29. 前記回転部は自転車のクランク軸であり、
    前記支持部材は、前記クランク軸に連結される、
    請求項22または23に記載の自転車用発電機。
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