JP2015130158A - クラウドベースのフォントサービスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】クラウドサーバにインストールされるクラウドベースのフォントサービスシステムを提供する。
【解決手段】クラウドベースのフォントサービスシステム100は、ユーザがコンピュータフォントを形成するために複数のグリフパターンを構成できるようにするグリフ構成モジュール10と、ユーザがコンピュータフォントのグリフパターンを追加、修正または削除できるようにし、コンピュータフォントの管理者が取引条件を決定できるようにするフォント棚置きツールを含むフォント管理モジュール20と、コンピュータフォントの特定のグリフを取引のために表示するためのフォント適用モジュール30とを備える。ユーザは、既存のコンピュータフォントからグリフを選択し、取引のための新たなコンピュータフォントを形成するために修正することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、クラウドベースのフォントサービスシステムに関し、とくに、コンピュータフォントの作成および商業化のための有用なツールをユーザに提供するフォントサービスシステムに関する。
インターネットが万人の生活にとって重要な部分となるにつれ、あらゆる種類の情報がデジタル化された形態で表現されたので、それらの情報はネットワークシステムを介して配布され得る。情報の明確かつ見栄えの良い表現は、情報の配布において重要な役割を演じる。
電子的プラットフォーム(コンピュータディスプレイ装置等)に表示される、すべての種類の書かれた情報(written information)は、様々な書体(typeface)を組み合わせたコンピュータフォントによって表現される。書体の様々な組み合わせは、情報にそのように表現された様々なスタイルおよびキャラクタ(character)を与え、これは読者のフィーリングと、情報の内容およびその情報を含むウェブページ、ウェブサイトおよび刊行物の理解とに影響を与える。コンピュータフォントは、ウェブページおよび刊行物のデザインにおける重要な要素である。大多数の人は書体の多様性をどう利用すればよいかを知っているが、コンピュータフォントをどのように構成するかを知る人はほとんどいない。市場において多くのコンピュータフォントが入手可能であるが、コンピュータフォントの供給者は、コンピュータフォントを作成するための十分な技術および資源を持つ者に限られる。ユーザは、市場で所望のコンピュータフォントを選択し、インストールし、自ら作成した文書内でそれらのコンピュータフォントを使用することしかできない。
多くのコンピュータユーザが、各自のライティングスタイルを表すコンピュータフォントを作成したいと願っている事実にも関わらず、ユーザフレンドリーなユーザインタフェースを提供する有用なツールやコンピュータソフトウェアは存在しない。一部のクラウドベースのコンピュータフォントサービスシステム(ジャストフォント(JustFont)システム等)は、ユーザが各自のコンピュータフォントを構成できるようにするが、ユーザは、各自が構成するコンピュータフォントの要素としては、サービスプロバイダにより提供されたグリフ(glyph)を使用することしかできない。ユーザがデザインするグリフを用いて、ユーザがコンピュータフォントを構成できるようにするクラウドベースのコンピュータフォントサービスシステムは存在しない。
さらに、大部分の情報交換プラットフォームにおいて、そのプラットフォームが提供する情報のグラフィック表現は、そのプラットフォームが提供するまたはそのプラットフォームからダウンロードされる特別なコンピュータフォントを用いて、ユーザコンピュータに表示される。ユーザが必要なコンピュータフォントをユーザのコンピュータにダウンロードしなかった場合には、情報はデフォルトのコンピュータフォントを用いて表示されるか、または表示されない。結果として、情報が正確に表示されなかったり、単に表示できなかったりする。そのような結果を回避するために、多くの情報交換プラットフォームは、必要なコンピュータフォントを、提供される情報に埋め込むかまたは組み込み、コンピュータフォントが対応する内容に沿ってユーザに提供されるようにする。しかしながら、このような手法は、コンピュータフォントが東南アジア諸言語のものである時には実行できない。東南アジア言語(たとえば中国語)を表すグリフセットは、複雑な構造を持つ大量のグリフを含む。表示すべき情報を含むファイルに、そのようなコンピュータフォントを組み込むことは、比較的大容量の伝送およびメモリを必要とし、したがって情報のネットワーク伝送やクラウドベースの情報活用においては有用ではない。
このように、ユーザが各自のコンピュータフォントを容易に作成できるようにし、また、そのように作成されたコンピュータフォントを商業化できるようにする、コンピュータフォントのためのクラウドベースのサービスシステムを提供することが必要である。
また、特定のコンピュータフォントで表された情報が、そのコンピュータフォントファイルをダウンロードする必要なく正確に表示可能となる、便利なクラウドベースのコンピュータフォントサービスシステムを提供することも必要である。
[本発明の目的]
本発明の目的の一つは、ユーザが、コンピュータフォント関連技術における知識を持つ必要なく、コンピュータフォントを作成することを可能にする、クラウドベースのフォントサービスシステムを提供することである。
本発明の別の目的は、ユーザが作成したコンピュータフォントを、インターネットを介してユーザが商業化できるようにするクラウドベースのフォントサービスシステムを提供することである。
本発明の別の目的は、特定のコンピュータフォントを伴う情報を、そのコンピュータフォントのグリフセットをダウンロードする必要なく表示可能にする、クラウドベースのフォントサービスシステムを提供することである。
[本発明のサマリー]
本発明のクラウドベースのフォントサービスシステムによれば、便利なグリフデザインツールが提供され、ユーザは各自のコンピュータフォントを容易かつ迅速に作成できる。そのようにして作成されたコンピュータフォントは、クラウドベースのシステムにおいて取引され得る。コンピュータフォントの作成において、本発明は、ユーザが複数のチャネル(手書き、印刷された図、またはデジタル画像、等)を介してグリフのグラフィック材料を入力できるように、複数の入力ツールを提供する。そのように入力されたグラフィック材料は、後に認識されベクトル化され、コンピュータフォントの作成におけるグリフの材料としての役割を果たす。コンピュータフォントの管理において、本発明は、グリフと、発明されたシステム内に記憶されたそれらの材料との、追加、修正および削除のために有用なツールを提供する。本発明はまた、グリフのグループを「グリフセット」または「フォントファイル」として定義するためのツールをユーザに提供する。本発明はさらに、各自が作成したコンピュータフォントを共有し取引するための有用なツールをユーザに提供する。グリフセットの生成において、本発明は、ユーザが入力した画像からグリフを抽出し、それらを特定のフォントファイルのグリフコードにリンクし、これによって、フォントファイルに必要なメモリ容量が劇的に低減される。そのように生成されたフォントファイルは、クラウドサーバに記憶され、これによってユーザは、そのフォントファイルのグリフをダウンロードし、ネットワークプラットフォームに表示すべき文書に使用することができる。
本発明のクラウドベースのフォントサービスシステムは、クラウドサーバにインストールされてもよく、グリフ構成モジュールと、フォント管理モジュールと、フォント適用モジュールとを含む。グリフ構成モジュールは、複数の記号(symbol)、単語または文字(character)に対応するグリフパターンを構成するためのグラフィック材料をユーザが入力できるようにするためのグリフ構成ツールとグリフ入力インタフェースとを提供する。グリフパターンは、集合的にグリフセットやフォントファイルを形成するために、特定のフォーマットのデジタル化されたグリフに変換される。グリフ構成モジュールは、また、ユーザが構成したフォントファイルを管理情報と同様にクラウドサーバに記憶するためのフォント記憶装置を提供する。特定の好適な実施形態では、グリフ入力インタフェースは、グリフ入力(手書き、印刷されたもしくはデジタルの画像、書かれた文書(written documents)、またはデジタルグリフの形態のもの)を受け付ける。
本発明のフォント管理モジュールは、グリフエディションツール(glyph edition tool)とフォント棚置きインタフェース(font shelving interface)とを提供する。グリフエディションツールは、クラウドサーバに記憶されたグリフパターンを、ユーザが追加、修正または削除できるようにする。フォント棚置きインタフェースは、コンピュータフォントの共有、交換または取引が可能となるように、コンピュータフォントの管理者がコンピュータフォントのアクセス権を決定できるようにする。さらに、フォント適用モジュールは、コンピュータフォント取引インタフェースを提供する。コンピュータフォント取引インタフェースは、顧客がコンピュータフォントを選択でき、ダウンロードでき、または顧客のコンピュータもしくはインターネットウェブページで使用できるように、特定の形式でクラウドサーバに記憶されたコンピュータフォントの特定のグリフを表示する。
これらおよび他の目的および利益は、以下の図面を参照することにより、詳細な記載から明確に理解されるであろう。
本発明のクラウドベースのフォントサービスシステムは、ユーザに、各自のフォントファイルを構成する際の機能を提供する。コンピュータまたはインターネットの特別な知識やグリフデザイン能力を持たないユーザが、フォントファイルエディションインタフェース22において、各自のグリフを、グリフごとにまたは一群として、構成することができる。ある数のグリフが構成された時には、商業的価値を有するフォントファイルが取得され、クラウドサーバに保存され、消費者の購入、ダウンロード、表示または利用のために提供されてもよい。加えて、そのように構成されたフォントファイルは、インターネットドメインまたはウェブページに埋め込まれてもよい。そのインターネットドメインやウェブページの訪問者は、そのインターネットドメインやウェブページの内容を正確に表示するために特別なフォントファイルをインストールする必要がない。文書の受信者が文書を正確に表示または印刷するために完全なフォントファイルをインストールする必要がないように、フォントファイルは文書に埋め込まれてもよい。本発明の決済モジュールは、フォントファイルの利用に対する費用を自動的に計算し収集する。
本発明のクラウドベースのフォントサービスシステムの一実施形態のシステマティックな図である。 本発明のクラウドベースのフォントサービスシステムのグリフ構成モジュールのシステマティックな図である。 本発明のグリフ入力インタフェースの例である。 本発明のフォント管理モジュールのシステマティックな図である。 本発明の一例による、グリフの修正の処理のための方法のフローチャートである。 本発明のクラウドベースのフォントサービスシステム100のフォント適用モジュール30の一実施形態のシステマティックな図である。
[発明の詳細な説明]
クラウドベースのフォントサービスシステムの実施形態のいくつかを以下に記載する。各実施形態は、本発明を特定の例やそれらの組み合わせに限定することなく、本発明の構造および応用を例示する目的で与えられるということに留意せよ。本分野の通常の知識を有する者であれば、同一または類似の効果を持つシステムおよび方法を実現するために各実施形態を変更または派生させることは容易である。それらの変更および派生は、添付の特許請求の範囲に定義される本発明の範囲に属する。
図1は、本発明のクラウドベースのフォントサービスシステムの一実施形態のシステマティックな図である。図示のように、本発明のクラウドベースのフォントサービスシステム100は、グリフ構成モジュール10と、フォント管理モジュール20と、フォント適用モジュール30とを含む。本発明のシステム100は、一般にクラウドサーバとして参照されるサーバコンピュータにインストールされてもよく、これによって、実質的な量のユーザがシステム100と情報を交換するためにインターネットまたは他のネットワークシステムを介してアクセスできるようになる。サーバコンピュータと、その適用可能なソフトウェアおよびハードウェアと、ネットワークシステムとは、本分野において通常の知識を有する者に既知である。したがってこれらの詳細な記載は省略する。
「グリフ」は、本発明のクラウドベースのフォントサービスシステムにおけるコンピュータフォントの基本単位である。コンピュータフォントまたはフォントシステムは、グリフのセット(各グリフが、それぞれの記号、文字(表音文字(letter)、表意文字(character)および/または単語を表し、文書を構成するのに十分な数であり、コンピュータ装置により処理するための形式のもの)として定義されてもよい。グリフは、コンピュータフォントの単位として2つの部分を含む。すなわち、グリフパターンと、コンピュータフォントにおいてこれに対応するグリフコードとである。グリフパターンは、グリフの画像または形状であり、すなわち、記号、文字(表音文字(letter)、表意文字(character))または単語のデザインを記述する、抽象によって得られた概念であり、図(figure)、書かれた記述(written description)またはプログラムの記述(programmatic description)等である。グリフコードは、特定のコンピュータフォントシステム内のグリフの表現コードを表し、これによって、コンピュータシステムは、コンピュータフォント内のすべてのグリフのうちからそのグリフを割り当てられるようになる。これらに加え、グリフに関連する情報は、さらに、グリフの各要素が表示される時の開始位置を含んでもよい。
従来のコンピュータフォントシステムでは、1つのフォントファイルが、1つの言語システムにおいて使用可能な記号、文字(表音文字(letter)、表意文字(character))および/または単語をすべて含む。しかしながら、本発明によれば、1つのコンピュータフォントまたは1つのフォントファイルは、特定のコンピュータフォントの作成者、デザイン者または管理者によって採用されたグリフの、グリフパターンおよびグリフコードを含む。本発明の範囲を限定する意図ではないが、ユーザの大部分は、各自が準備する文書において、標準コンピュータフォントに定義された記号、文字(表音文字(letter)、表意文字(character))または単語のうち、わずかな部分しか使用しないということを、本発明者らは見出した。たとえば漢字(Chinese character)システムを例に取ると、「頻繁に使用される」漢字を含む標準コンピュータフォントは、10,000個以上の漢字を表すグリフを含み得る。より完全なコンピュータフォントは、10,000個以上の漢字を含むであろう。台湾における漢字グリフセットのデファクト標準であるBig-5 Codeシステムは、約13,051個の漢字を含む。しかしながら、大部分の人々にとって、文書を準備するのに用いるには約1,000〜3,000個の漢字だけで十分であろう。とくに、あるユーザにより本発明を用いて作成された、数ダースから数百個の漢字を表すグリフを含むコンピュータフォントは、そのユーザのさらなる使用のためにそのユーザが採用したグリフを含むようにそのユーザにより構成されているので、そのユーザのニーズを充足させるであろう。本発明のそのような設計のもとで、コンピュータフォントに必要なメモリ容量は、大きく低減される。そのようにして構成されたコンピュータフォントは、記憶、管理および送信が容易である。1つのコンピュータフォントに含まれるグリフでは不十分である場合には、ユーザはいつでもグリフ構成モジュールを使用して必要なグリフを追加することができる。
図2は、本発明のクラウドベースのフォントサービスシステム100のグリフ構成モジュール10のシステマティックな図である。グリフ構成モジュール10は、ユーザがシステムにログインした後にコンピュータフォントをオンラインで構成できるようにするものであり、図示のように、グリフ入力インタフェース11およびグリフ構成ツール12を含む。グリフ入力インタフェース11は、ユーザがリモートからコンピュータフォントを構成できるようにするために、リモートからアクセス可能なヒューマン・マシン・インタフェースを提供する。さらに、グリフ入力インタフェース11は、グリフ作成において用いるべきグラフィック材料をユーザが入力できるようにし、また、特定のコンピュータフォントに関するグリフパターンおよび他の情報を、そのコンピュータフォントの作成者が閲覧できるようにする。グリフ構成ツール12は、グリフ入力インタフェース11から入力されたグラフィック材料を、デジタル化されたグリフ要素に変換する際に、クラウドベースのフォントサービスシステム10の動作キャパシティを使用する役割を果たす。
図3は、本発明のグリフ入力インタフェース11の例を示す。図示のように、グリフ入力インタフェース11において、ユーザが入力したグリフパターンもしくはそれらの断片か、または、構成中もしくは修正中のグリフパターンもしくはそれらの断片を表示するために、ウィンドウ111が提供される。グリフ入力インタフェース11は、ユーザがグリフのためのグラフィック材料(グリフ材料)を入力するための複数の入力チャネルを提供する。グリフ材料は、たとえば、「描画」(Draw)キー112によって作動する手書き入力、「ロード」(Load)キー113によって作動するダウンロード、等を含む。グリフ入力インタフェース11は、さらに、傾き調整のための「調整」(Adjust)キー114と、ストローク太さ(stroke thickness)を調整するためのキー(図示せず)等と、グリフ材料前処理キー(カラー画像をグレイレベル画像に変換するための閾値を調整するための「ビット閾値」(BitThreshold)キー115等)とによって表される、グリフ材料修正ツールを提供する。加えて、グリフ入力インタフェース11はまた、ユーザがグリフ材料の画像をベクトル化されたパターンに変換できるようにするために、グリフのストロークのベクトル化を作動させるための「抽出」(Extract)キー116を提供する。
グリフを構成する時に、ユーザは、グラフィック入力装置13,13をグリフ構成ツール12に接続し、グリフのためのグラフィック材料をグリフ入力インタフェース11に入力する。グラフィック入力装置13,13は、ユーザがグラフィック材料を入力できるようにする任意の装置とすることができる。グラフィック入力装置13,13の例は、フラットコンピュータもしくはモバイルハンドセットのタッチスクリーン、コンピュータマウス、または手書きパネルを含む。入力されたグリフのグラフィック材料がグリフ構成ツール12によって検出された時には、そのグラフィック材料によって表される画像が、グリフ入力インタフェース11のディスプレイ111に表示される。グラフィック材料は、上記の入力ツールおよび他の入力ツールまたはそれらの組み合わせのいずれを用いてユーザにより入力されてもよい。ユーザが手書きで入力することを選択する場合には、ユーザは、グラフィック入力装置13のタッチスクリーン上の指またはタッチペンの操作によってグラフィック材料を入力し、そのグラフィック材料をグリフ構成ツール12に送信してもよい。また、ユーザは、グラフィック材料を入力するためにコンピュータマウス(図示せず)を使用してもよい。加えて、グラフィック入力装置13,13はまた、グラフィック媒体に表示されたグリフのグラフィック材料をグラフィック入力装置13,13に入力するために、画像スキャナまたはデジタルカメラ(いずれも図示せず)を接続してもよく、これに、そのグラフィック材料のグリフ構成ツール12への送信が続く。これらの方法はすべて本技術分野において既知であり、市販の装置またはソフトウェアがこれらの機能を提供する役割を果たしてもよい。したがってこれらの詳細は省略する。
本発明によれば、コンピュータ装置から、メモリ装置から、またはウェブサイトからダウンロードされたグラフィック材料を修正することにより、グリフを構成することも可能である。また、複数のグリフを構成するために、一群のグラフ材料をダウンロードすることも可能である。ダウンロードすべきグラフィック材料は、グリフパターンの、グラフィックデザインの、またはベクトル化されたグリフの、グループであってもよい。グリフ構成ツール12は、以下を含むグリフ調整機能を提供する。グリフのグラフィック材料がグリフ構成モジュール10に入力される時に、ユーザは、グリフ入力インタフェース11のグラフィック材料を必然的に前処理し調整することができる。たとえば、ユーザは、傾き調整、太さ(thickness)調整、位置の平行移動、サイズのスケーリング、等を実行するために、「調整」(Adjust)キー114をクリックしてもよい。また、ユーザは、後のステップでのベクトル抽出処理に備え、カラー画像またはグレイレベル画像を白と黒の画像に変換するための閾値を調整するために、または、ストロークのシンニング(thinning)処理のための閾値を調整するために、「ビット閾値」(BitThreshold)キー115をクリックしてもよい。
ベクトル抽出のために前処理の後のグラフィック材料の準備ができているとユーザが決定する時には、ユーザは、グラフィック材料をベクトル化されたグリフに変換するためにグリフ構成ツール12を作動させるために、「抽出」(Extract)キー116をクリックしてもよい。グリフ構成ツール12にはグリフパターンベクトル化ツールが設けられる。グリフパターンベクトル化ツールは、グリフのストロークの特徴ベクトルを抽出し、ベクトル化されたパターンを形成するためにこれらを編成する。ベクトル抽出技術は、画像処理の技術分野において成熟した技術である。パターンの特徴ベクトルを抽出することは、一般に、エッジ検出、エッジのシンニング(thinning)、エッジのスムージングおよび特徴抽出の各ステップを含み、その後に、ベクトル抽出と、そのように抽出されたベクトルの編成とが続く。多くの種類の市販の画像処理ソフトウェアが、本発明のベクトル抽出処理に有用である。それらは、Adobeの「Adobe Live Trace」、James DiebelおよびJacob Nordaの「Vector Magic」、Elgorithmsの「Magic Tracer」、等を含む。これらのツールまたは他の市販のツールの1つをグリフ構成ツール12に埋め込むことにより、グラフィック材料のベクトル化が容易に実現されるであろう。当然ながら、グラフィック材料をベクトル化するための特別なツールを設計することも可能である。本発明の一実施形態では、ユーザによって入力されたグラフィック材料は、オープンソースプログラムの「Potrace」を用いることにより、「SVG」ファイルにベクトル化される。加えて、多くの種類の市販のソフトウェアが、上述の前処理および調整に有用である。したがってこれらの詳細は省略する。
グリフ構成ツール12の動作によってグリフのパターンを生成するために、ベクトル抽出の結果を用いてもよい。そのようにして生成されたパターンは、ユーザのさらなる修正および確認のためにグリフ入力インタフェース11に表示される。ここで、ユーザは、パターンを変更することにより修正し、修正の結果が満足できるものとなった時に構成処理の完了を確認してもよい。ユーザがグリフの構成処理を完了した時には、ユーザの指示に従って(たとえば「保存」(Save)キー117をクリックすることによって)グリフ構成ツール12によってグリフデータが保存される。グリフファイルを保存する時には、そのグリフに対応するコードもまた指定され保存される。グリフの管理を簡素化するために、グリフに対して指定されるコードは、一般に受け入れられている(generally accepted)フォントシステムにおいてそのグリフに対応する記号に対して指定されたコードと同一のものであることが好ましい。たとえば、グリフが中国語の文字(記号)を表す場合には、このコードは、一般に受け入れられている中国語フォントシステム(たとえばユニコードシステム)における記号のグリフコードまたはそのグリフコードに対する対応する記述であってもよい。加えて、構成されたグリフがフォントファイル中で最初のグリフである場合には、そのフォントファイルが他のフォントファイルから区別可能となるように、グリフ構成ツール12は構成の際にファイル名を指定することをユーザに要求する。本発明の好適な実施形態では、ファイル名は、個人情報(作成者の名前等)、入力装置の表現コード、等を含んでもよい。これらのコード指定および名称指定処理は、グリフ入力インタフェース11においてユーザによって入力される指示に伴い、グリフ構成ツール12によって実行されてもよい。
ユーザがグリフを1つずつ確認する必要がない場合には、グリフ構成ツール12のバッチ入力機能が利用されてもよい。簡単に言えば、グリフ構成ツール12は、ユーザが入力またはダウンロードした一群のグラフィック材料のベクトル抽出を、一度に提供する。ベクトル化の後に、これらのグリフには、それぞれのグリフコードおよびファイル名に従って対応するグリフコードが与えられる。また、管理の利便性のために、それぞれのグリフコードを1つずつ入力するようユーザに要求することも可能である。そのように構成されたフォントファイルは、さらなる使用のためにメモリ装置14に保存される。そのようにして保存されたフォントファイルは、グリフの、複数のグリフパターンおよびグリフコードに対する記述を含む。
いくつかの実施形態では、各グリフは、それらの特徴ベクトルではなく、それらのグラフィックデータ(ビットマップ等)により記述される。このような手法は、(グリフを記憶するためのメモリ容量は増加するが)ベクトルの抽出における複雑な計算を省略する。このような手法の他の不利益は、グリフの、修正、スケーリング、傾き処理、および他の利用における困難さを含む。
グリフのコーディングにおいて、本発明の一例では、ユーザはコンピュータフォント構成技術に精通しており、一般に受け入れられているフォントシステムに関する十分な知識を持つ。そのようなユーザは、本発明の手書き入力ツールを使用して、グリフコードを入力しグリフコードを直接的に指定してもよい。別の実施形態では、ユーザはコンピュータフォントコーディングシステムを知らず、したがって光学的文字認識(OCR)ツールのような認識ツールを用いるか、または、手書き認識(HWR)ツールを用いてグリフのグラフィック材料を入力し、自動的に認識させ、ユーザの確認のためにグリフ入力インタフェース11に表示させる。必要な修正に続く確認の後に、既知の「キャラクタ・ツー・コード・コンバータ(character to code converter)」をもちいて、各グリフはそれぞれ、一般に受け入れられているフォントシステム(ユニコードシステム等)における対応するグリフコードを与えられる。グリフのコーディングはこのようにして完了する。
ユーザがある数のグリフを入力し構成した後、グリフのグラフィックパターン記述およびグリフコードと、他の管理情報とが、そのユーザ自身のクラウドベースのコンピュータフォントとして、クラウドベースのフォントサービスシステム100に記憶される。
図4は、本発明のフォント管理モジュール20のシステマティックな図である。図示のように、フォント管理モジュール20は、ユーザが、コンピュータ装置をクラウドベースのフォントサービスシステム100と接続した後に、フォントファイルをオンラインで編集し、フォントファイルを棚置きできるようにする。本発明によれば、フォント管理モジュール20は、フォントファイルエディション(edition)モジュール21と、グリフエディションインタフェース22と、フォント棚置きモジュール23と、フォント棚置きインタフェース24とを含む。各ユーザは、グリフエディションインタフェース22のようなインタフェースを介して、各自のフォントファイルを、ウェブページにおいてオンラインで、またはコンピュータプログラムを用いてオフラインで、編集することができる(新たなグリフの追加、既存のグリフの修正、既存のグリフの削除、等を含む)。加えて、ユーザは、別のユーザとフォントを取引、共有または交換するために、(たとえばフォント棚置きインタフェース24を介して)フォントファイルをフォント適用モジュール30に送信することができる。
フォントファイルエディションモジュール21は、システムの強い動作(strong operation)および記憶容量を利用するために、クラウドベースのフォントサービスシステム100に設けられ、多数のユーザが各自のフォントファイルをオンライン編集することを容易にする(たとえばフォントファイルのグリフの追加、修正および削除)。それらのうちで、新たなグリフの追加は、グリフの構成処理に似た態様で実現されてもよい。ユーザは、図2に示されるようなステップに従い、単純に新たなグリフを構成し、グリフコードを指定し、既存のフォントファイルに新たなグリフを含める。グリフの削除は、単にフォントファイルから特定のグリフを削除することにより実現される(これは本分野において既知の技術である)。本発明の特徴の1つは、フォントファイルエディションモジュール21のフォントファイルエディション機能により、ユーザは、同一のユーザまたは他のユーザによって構成されたフォントファイルから所望のグリフを選択することができ(それらはクラウドベースのフォントサービスシステム100において提供されるので)、新たなフォントファイルを構成することができ、新たに構成されたフォントファイルを棚に置くことができる。また、本発明によれば、フォントファイルエディションモジュール21により、ユーザは、グリフを追加、置換、修正または削除することによりフォントファイルを修正することもできる。
以下では、この図を参照して、本発明の一例によるグリフの修正の処理のための方法が記述される。図5は、本発明の一例によるグリフの修正のための方法のフローチャートである。図5に示すように、501において、ユーザはグリフエディションインタフェース22の「修正」機能を選択する。502において、ユーザは、修正すべきグリフをフォントファイルから選択する。503において、ユーザは、グリフエディションインタフェース22においてパターンまたはコードを変更することにより、グリフを修正し、新たなグリフを得る。504において、ユーザは「確認」キーをクリックして修正を完了する。これに続いて、フォントファイルエディションモジュール21は、古いグリフを新たなグリフで置き換え、修正されたファイルを記憶装置14に保存する。
本発明のフォントファイルエディションモジュール21において、複数のグリフ修正ツールが提供される。提供されるツールは、グリフパターン置換ツールと、グリフパターン修正ツールと、グリフコード修正ツールとを含んでもよい。これらのうち、グリフパターン置換ツールは、ユーザが、グリフ入力インタフェース11にアクセスでき、グリフのためのグラフィック材料を入力することができ、グリフを形成するためにグラフィック材料を修正することができ、既存のグリフを新たに構成されたグリフで置き換えることができるようにする。グリフパターン修正ツールは、ユーザが、修正すべきグリフを特定のフォントファイルから選択することができ、選択されたグリフパターンをグリフ入力インタフェース11に表示することができ、グリフ入力インタフェース11において提供されるツールを用いてグリフパターンを修正することができ、修正されたグリフパターンを選択されたグリフファイルに保存できるようにする。また、グリフパターン修正ツールは、ユーザが、修正されたグリフパターンを新たなグリフコードとともに同じフォントファイルに保存できるようにしてもよく、修正されたグリフパターンを別のフォントファイルに保存できるようにしてもよい。この機能により、ユーザは、既存のグリフを用いて、新たなグリフや、新たなフォントファイルでさえ構成することができる。グリフコード修正ツールは、ユーザが、特定のフォントファイルからグリフを選択し、そのグリフコードを変更してグリフを同じフォントファイルまたは別のフォントファイルに保存できるようにする。これらのツールは、すべて、既存の技術または市販のもしくはオープンソースのソフトウェアを用いて実現されてもよい。したがってこれらの詳細は省略する。
この特定の例では、グリフ構成ツール12とフォントファイルエディションモジュール21とは分離して提供される。しかしながら、グリフ構成ツール12は特定のグリフに対するエディション機能に焦点を当て、フォントファイルエディションモジュール21はフォントファイルに対するエディション機能に焦点を当てるということが理解される。これらはいずれもグリフに対する修正機能およびエディション機能を提供するので、これらの機能の一部は交換可能または補足的である。
フォント棚置きモジュール23は、ユーザが各自のフォントファイルを他のユーザと取引、共有または交換できるようにするために、ユーザが、各自構成したフォントファイルを、フォント棚置きインタフェース24を介してフォント適用モジュール30に送信できるようにする。一人のユーザにより構成されたフォントファイルが多数のグリフを含んでいる時や、フォントファイルが芸術的価値または商業的価値の高いグリフを含んでいる時には、そのフォントファイルの所有者は、コンピュータ装置をフォント棚置きモジュール23に接続し、フォント棚置きインタフェース24を選択し、フォントファイルエディションインタフェース22において特定のフォントファイルまたはフォントファイルの特定のグリフを検証および選択し、使用料金等の取引条件を入力し、フォントファイルの表示のための形式を決定し、選択されたフォントファイルまたはグリフをフォント適用モジュール30に送信するようフォント棚置きモジュール23に指示してもよい。そのようにして送信されたフォントファイルまたはグリフは、そのユーザの指示に従って表示され、他のユーザの要求に基づいて当該他のユーザが利用するために提供される。
図6は、本発明のクラウドベースのフォントサービスシステム100のフォント適用モジュール30の一実施形態のシステマティックな図である。図示のように、本発明のフォント適用モジュール30は、フォント取引および処理モジュール31と、フォント取引インタフェース32と、決済(settlement)モジュール33とを含む。フォント取引および処理モジュール31は、フォントファイルの所有者が提供するフォントファイルを受け取り、フォントファイルをフォント適用モジュール30の記憶装置34に記憶し、フォントファイルにフォントコードを指定する。本発明の各実施形態では、クラウドベースのフォントサービスシステム100は大量のフォントファイルを処理する役割を果たす。結果として、本発明の適用のためには、フォントファイルの分類および管理が重要である。フォント取引および処理モジュール31には、すべてのフォントファイルをそれぞれ対応するクラスに割り当てるために、1つまたは複数の所定の分類システムが設けられる。加えて、分類および管理の効率を向上させるために、フォントの属性を記述するタグをフォントファイルに付与することも可能である。フォント取引インタフェース32は、取引のために利用可能なフォントの紹介またはそのようなフォントの記述を選択的に表示するグラフィックインタフェースを提供し、消費者が各自の要求を入力するための入力欄を提供し、消費者の要求に応じてグリフまたはフォントの特定の内容を表示する。各フォントファイルは記憶装置34に記憶される。消費者のさらなる行動を促進するために、フォント取引インタフェース32において生成される消費者の要求に基づき、特定のフォントファイルの記述的情報または紹介的情報がフォント取引インタフェース32に表示されてもよい。
消費者が所定のキーをクリックすることにより特定のフォントファイルを購入する時には、選択されたフォントファイルの取引条件および利用の制限が、フォント取引および処理モジュール31によってフォント取引インタフェース32に表示される。この条件についての消費者の承諾が受信された後に、決済モジュール33が処理を引き継ぎ、インターネットコマース分野で既知の決済ツールを用いて商談を成立させる。購入されたフォントファイルまたはグリフは、その後、消費者のコンピュータ装置に提供される。
本発明の特定の実施形態では、フォントファイルエディションモジュール21はさらに、フォントファイルを形成するために、ユーザの指示に従い、1つ以上のフォントファイルからある数のグリフを含めるよう動作してもよい。このような設計は、芸術的価値または商業的価値が比較的高いフォントの利用に特に適している。加えて、そのような適用は、特別な書体(type face)を含む文書の表示および印刷を簡素化する。上述のように、従来技術では、受信者コンピュータに特別な書体のコンピュータフォントが埋め込まれていない場合には、その特別な書体を含む文書を表示または印刷することが非常に困難である。その特別な書体を含むフォントファイルがその文書とともに送信される場合には、不必要に大容量の伝送チャネルが要求されることになる。本発明のクラウドベースのフォントサービスシステムを用いることにより、文書からグリフコードを抽出して特定のフォントファイルから所望のグリフを自動的に選択し、新たなフォントファイルを形成するためのアプリケーションプログラムを設計することが可能になるので、新たに構成されたフォントファイルを文書とともに送信することができる。このように、文書の送信に必要な伝送チャネルの容量は低減され、一方で、文書を正確に表示し印刷することができる。当然ながら、フォント適用モジュール30により、フォントファイルの部分的利用のための費用が計算され収集されてもよい。加えて、そのようなフォントファイルに含まれるべきグリフは、文書内に存在するものに限定されない。

Claims (11)

  1. クラウドサーバにインストールされるクラウドベースのフォントサービスシステムであって、
    グリフ構成モジュールであって、前記グリフ構成モジュールはグリフ構成ツールおよびグリフ入力インタフェースを備え、前記グリフ構成ツールおよび前記グリフ入力インタフェースは、複数の記号または文字に対応するグリフパターンを構成するためのグラフィック材料をユーザが入力できるようにし、前記グリフ構成ツールおよび前記グリフ入力インタフェースは、ユーザが、前記グラフィック材料を、コンピュータフォントを構成するための特定の形式のデジタルグリフに変換できるようにする、グリフ構成モジュールと、
    フォント管理モジュールであって、前記フォント管理モジュールはフォントエディションツールを備え、前記フォントエディションツールは、前記コンピュータフォントのグリフパターンを、ユーザが追加、修正または削除できるようにし、前記フォント管理モジュールはフォント棚置きインタフェースを備え、前記フォント棚置きインタフェースは、前記コンピュータフォントの管理者が前記コンピュータフォントのアクセス権および表示方法を決定できるようにする、フォント管理モジュールと、
    フォント適用モジュールであって、前記フォント適用モジュールはコンピュータフォント取引インタフェースを備え、前記コンピュータフォント取引インタフェースは、消費者の、前記コンピュータフォントの選択、ダウンロードまたは使用のために、前記コンピュータフォントの特定のグリフを特定の形式で表示する、フォント適用モジュールと、
    を備え、
    前記フォントエディションモジュールは、コンピュータフォント取引インタフェースにおいて表示するために、ユーザが、前記クラウドベースのフォントサービスシステムにおける複数のコンピュータフォントからグリフを選択し、新たなコンピュータフォントを形成できるようにする、
    クラウドベースのフォントサービスシステム。
  2. コンピュータフォントは、前記コンピュータフォントに含まれる特定の数のグリフのグリフパターンおよびグリフコードと、前記コンピュータフォントの取引条件とを記述するデジタル情報によって表される、請求項1に記載のクラウドベースのフォントサービスシステム。
  3. グリフパターンを記述するデジタル情報は、そのグリフパターンのベクトル化された記述を含む、請求項2に記載のクラウドベースのフォントサービスシステム。
  4. グリフパターンを記述するデジタル情報は、そのグリフパターンのドットマトリクス記述を含む、請求項2に記載のクラウドベースのフォントサービスシステム。
  5. 前記グリフ構成モジュールは、さらにコンピュータフォント記憶装置を含み、
    前記コンピュータフォント記憶装置は、複数のコンピュータフォントのグリフパターンと、各コンピュータフォントの取引条件とを表す情報を記憶し、
    前記コンピュータフォント記憶装置は、前記情報を、前記クラウドサーバを介して公衆アクセスのために提供する、
    請求項1に記載のクラウドベースのフォントサービスシステム。
  6. 前記グリフ入力インタフェースは、
    手書き入力ツール、
    画像入力ツール、および
    デジタルグリフダウンロードツール
    から構成されるグループのうちから選択される、少なくとも1つのツールを介して入力されるグラフィック材料を受け付けるよう構成される、請求項1に記載のクラウドベースのフォントサービスシステム。
  7. 前記グリフ構成モジュールは、前記グラフィック材料の要素の特徴ベクトルを抽出することによって、前記グラフィック材料をデジタルグリフに変換する、請求項1に記載のクラウドベースのフォントサービスシステム。
  8. 前記グリフ構成モジュールは、
    前記グラフィック材料によって表される記号または文字を自動的に認識し、
    認識の結果を表示し、
    表示される前記結果に関するユーザによる確認に基づいてグリフコードを生成する、
    請求項1に記載のクラウドベースのフォントサービスシステム。
  9. 前記グリフコードは、一般に受け入れられているコンピュータフォントシステムにおける記号または文字の表現コードを含む、請求項8に記載のクラウドベースのフォントサービスシステム。
  10. 前記フォント適用モジュールは、さらに決済モジュールを備え、
    前記決済モジュールは、顧客によって選択されたコンピュータフォントに対応する取引条件に従って商談を成立させる、
    請求項1に記載のクラウドベースのフォントサービスシステム。
  11. 前記フォント管理モジュールは、自動的に、
    文書からグリフコードを抽出し、
    新たなフォントファイルを形成するために所望のグリフを関連するコンピュータフォントから選択し、
    送信されるべき文書に前記新たなフォントファイルを添付する、
    請求項1に記載のクラウドベースのフォントサービスシステム。
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