JP2015130114A - レイアウティング装置、レイアウティング方法およびレイアウティングプログラム - Google Patents

レイアウティング装置、レイアウティング方法およびレイアウティングプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツの数や量に適したレイアウトで柔軟にコンテンツを表示でき、複雑な処理なしで適切なレイアウティングができるレイアウティング装置、レイアウティング方法およびレイアウティングプログラムを提供する。【解決手段】コンテンツの画面表示上の配置を決めるレイアウティング装置100であって、画面表示の候補として複数のコンテンツを特定するコンテンツ特定部111と、画面表示上におけるコンテンツの配置を特定するためにあらかじめ準備された複数のレイアウトテンプレートの各領域の収容量と、特定された複数のコンテンツがそれぞれ有する特徴量との乖離度に基づいて、画面表示に採用するコンテンツおよびレイアウトテンプレートを選択する表示内容選択部113と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツの画面表示上の配置を決めるレイアウティング装置、レイアウティング方法およびレイアウティングプログラムに関する。
従来、テキストデータのコンテンツを画面上に配置する際にレイアウトを決める技術が提案されている。例えば、特許文献1記載の文書処理装置は、各領域内に存在するテキストを、変換結果を利用してそれぞれのテキスト領域内で評する際に、テキスト領域同士の配置関係を考慮し、すべての領域がページ内に収まるように移動を繰り返している。そして、翻訳結果による文章量の変化に対して、レイアウトを極力崩さずに、テキスト領域を移動している。
また、特許文献2記載のマルチメディア文書作成・編集システムは、テキストや音声、動画、イメージといった複数種の情報を混在させることが可能なマルチメディア文書の作成・編集を行なっており、入力文書の構造に応じたマルチメディア文書の配置を実現している。
特開2009−230605号公報 特開平8−202714号公報
しかしながら、上記の特許文献1、2の技術を用いても、表示領域が限定されているタブレット端末等では、レイアウティングされた複数文書は適切に配置されない。また、入力コンテンツの文章量に応じて、空白が大きく表示される可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、コンテンツの数や量に適したレイアウトで柔軟にコンテンツを表示でき、複雑な処理なしで適切なレイアウティングができるレイアウティング装置、レイアウティング方法およびレイアウティングプログラムを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明のレイアウティング装置は、コンテンツの画面表示上の配置を決めるレイアウティング装置であって、画面表示の候補として複数のコンテンツを特定するコンテンツ特定部と、画面表示上におけるコンテンツの配置を特定するためにあらかじめ準備された複数のレイアウトテンプレートの各領域の収容量と、前記特定された複数のコンテンツがそれぞれ有する特徴量との乖離度に基づいて、画面表示に採用するコンテンツおよびレイアウトテンプレートを選択する表示内容選択部と、を備えることを特徴としている。
このように、本発明のレイアウティング装置は、画面表示の候補として複数のコンテンツを特定し、あらかじめ準備された複数のレイアウトテンプレートに対する乖離度に基づいてレイアウトテンプレートを選択する。その結果、コンテンツの数や量に適したレイアウトで柔軟にコンテンツを表示できる。また、あらかじめ準備されたテンプレートとの間でフィッティングを行なうため、複雑な処理なしで適切なコンテンツの配置ができる。
(2)また、本発明のレイアウティング装置は、前記レイアウトテンプレートの各領域の収容量と、前記レイアウトテンプレートの各領域に配置されるコンテンツが有する特徴量との差に基づいて前記乖離度を算出する乖離度算出部を更に備えることを特徴としている。これにより、全体にわたって各領域とそこに配置されるコンテンツとの適合性のバランスがとれたレイアウトでコンテンツを配置できる。
(3)また、本発明のレイアウティング装置は、前記乖離度算出部が、前記レイアウトテンプレートの各領域の収容量および前記コンテンツがそれぞれ有する特徴量を文字表示量で認識し、前記乖離度を算出することを特徴としている。これにより、文字表示量でコンテンツを表示する領域の収容量とそのコンテンツの表示量とが適合したレイアウトでコンテンツを配置できる。
(4)また、本発明のレイアウティング装置は、前記乖離度算出部が、前記コンテンツが画像または映像を含む場合に前記画像または映像の再生領域を文字表示量に変換して、前記乖離度を算出することを特徴としている。これにより、映像を含むコンテンツであってもコンテンツの集合に適したレイアウトでコンテンツを配置できる。
(5)また、本発明のレイアウティング装置は、前記乖離度算出部が、前記収容量と特徴量との差が正か負かによって、前記収容量と特徴量との差の前記乖離度への寄与の程度が異なる算出基準で前記乖離度を算出することを特徴としている。
これにより、コンテンツが領域を埋められない場合と、コンテンツが領域の収容量を超える場合のいずれかの基準を優先したレイアウトでコンテンツを配置でき、場面に応じたレイアウティングが可能になる。
(6)また、本発明のレイアウティング装置は、前記表示内容選択部が、前記乖離度が最小となるコンテンツおよびレイアウトテンプレートの組を選択することを特徴としている。これにより、コンテンツとレイアウトテンプレートとの適合度の最も高い組で表示画面を構成できる。
(7)また、本発明のレイアウティング装置は、前記表示内容選択部が、前記乖離度が所定基準以下となるコンテンツおよびレイアウトテンプレートの組のいずれかを選択することを特徴としている。これにより、例えば、適合度の高いコンテンツとレイアウトテンプレートを確保しておき、別の基準でそのうちの一つを採用することができる。
(8)また、本発明のレイアウティング装置は、前記コンテンツ特定部が、コンテンツの新旧、コンテンツ数の上限下限またはこれらの組合せにより、前記複数のコンテンツを特定することを特徴としている。
これにより、表示すべきコンテンツの集合をある程度決めてから、その配置を決めることができる。その結果、古いコンテンツが優先される違和感や極端にコンテンツ数が多かったり少なかったりする違和感を解消できる。
(9)また、本発明のレイアウティング方法は、コンテンツの画面表示上の配置を決めるレイアウティング方法であって、画面表示の候補として複数のコンテンツを特定するステップと、画面表示上におけるコンテンツの配置を特定するためにあらかじめ準備された複数のレイアウトテンプレートの各領域の収容量と、前記特定された複数のコンテンツがそれぞれ有する特徴量との乖離度に基づいて、画面表示に採用するコンテンツおよびレイアウトテンプレートを選択するステップと、を含むことを特徴としている。これにより、コンテンツの数や量に適したレイアウトで柔軟にコンテンツを表示でき、複雑な処理なしで適切なコンテンツの配置ができる。
(10)また、本発明のレイアウティングプログラムは、コンテンツの画面表示上の配置を決めるレイアウティングプログラムであって、画面表示の候補として複数のコンテンツを特定する処理と、画面表示上におけるコンテンツの配置を特定するためにあらかじめ準備された複数のレイアウトテンプレートの各領域の収容量と、前記特定された複数のコンテンツがそれぞれ有する特徴量との乖離度に基づいて、画面表示に採用するコンテンツおよびレイアウトテンプレートを選択する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴としている。これにより、コンテンツの数や量に適したレイアウトで柔軟にコンテンツを表示でき、複雑な処理なしで適切なコンテンツの配置ができる。
本発明によれば、コンテンツの数や量に適したレイアウトで柔軟にコンテンツを表示でき、複雑な処理なしで適切なレイアウティングができる。
レイアウティング装置の構成を示すブロック図である。 レイアウトテンプレートの例を示す概略図である。 コンテンツ配置の基本動作を示すフローチャートである。 コンテンツ追加時の動作を示すフローチャートである。 動作の具体例を示す概略図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
[レイアウティング装置の構成]
(装置全体)
図1は、レイアウティング装置100の構成を示すブロック図である。レイアウティング装置100は、コンテンツDB101、テンプレートDB102、コンテンツ特定部111、乖離度算出部112、表示内容選択部113、コンテンツ配置部140および表示部150を備えている。このような構成により、レイアウティング装置100は、コンテンツの画面表示上の配置を決める。
(コンテンツDB)
コンテンツDB101は、RSSやAPIなどを利用してWEB上のコンテンツを取得する機能を有する。そして、コンテンツDB101は、表示するためのコンテンツを格納する。表示候補の対象となるコンテンツは、テキストだけでなく、動画、画像またはこれらとテキストとを組み合わせたものも含まれ、コンテンツDB101には、例えばニュース記事、SNSから得られた近況情報、ブログ等の写真付きテキスト、動画付テキストが格納される。
(テンプレートDB)
テンプレートDB102は、表示されるコンテンツのレイアウトが定義され、あらかじめ準備された複数のテンプレートを格納する。テンプレートは、例えば、紙面状に表示できるコンテンツ数をi、各コンテンツの表示領域上で表示できるコンテンツの文字表示量(収容量)をtmとすると、以下の式(1)のような形式で表現される。なお、jは、テンプレートの識別番号を表す。
Figure 2015130114
(コンテンツ特定部)
コンテンツ特定部111は、コンテンツDB101に格納されたコンテンツ群から、表示候補となる複数のコンテンツを抽出し、特定する。例えば、一定の時間間隔でコンテンツDB101に蓄積されたコンテンツ全てを対象としてもよいし、あらかじめ設定した数(例えば10)以上に蓄積された際に、蓄積されたコンテンツでコンテンツリストを作成してもよい。
また、コンテンツ特定部111は、コンテンツ配置後に生じた未使用コンテンツリストが存在する場合には、未使用コンテンツリストに含まれるコンテンツを表示候補として含めることができる。その際に、未使用コンテンツを優先的に表示リストに含める処理を適用できる。事前にTwitter(登録商標)のRetweet数や同アプリを利用しているユーザ(内部的に定義したユーザグループを含む)のログを利用して、特定のユーザ・グループに配信するコンテンツを事前分類することもできる。
コンテンツ特定部111は、コンテンツの新旧、コンテンツ数の上限下限またはこれらの組合せにより、複数のコンテンツを特定することが好ましい。これにより、表示すべきコンテンツの集合をある程度決めてから、その配置を決めることができる。その結果、古いコンテンツが優先される違和感や極端にコンテンツ数が多かったり少なかったりする違和感を解消できる。
(乖離度算出部)
乖離度算出部112は、表示コンテンツ群を表す特徴量とレイアウトテンプレートの収容量の乖離度に基づいてレイアウトテンプレートを選択する。乖離度算出部112は、レイアウトテンプレートを選択する際には、コンテンツ特定部111によって生成されたコンテンツリストを利用する。
具体的には、レイアウトテンプレートの各領域の収容量およびコンテンツがそれぞれ有する特徴量を文字表示量で認識し、前記乖離度を算出する。これにより、表示領域の収容量とコンテンツの特徴量とが適合したレイアウトでコンテンツを配置できる。その結果、全体にわたって各表示領域とそこに配置されるコンテンツとの適合性のバランスがとれたレイアウトでコンテンツを配置できる。
乖離度算出部112は、コンテンツが画像または映像を含む場合に画像または映像の再生領域を文字表示量に変換して、コンテンツの文字表示量をコンテンツがそれぞれ有する特徴量として乖離度を算出することが好ましい。これにより、映像を含むコンテンツであってもコンテンツの集合に適したレイアウトでコンテンツを配置できる。
また、乖離度算出部112は、収容量と特徴量との差が正か負かによって、収容量と特徴量との差の乖離度への寄与の程度が異なる算出基準で前記乖離度を算出することが好ましい。これにより、コンテンツが表示領域を埋められない場合と、コンテンツが表示領域の収容量を超える場合のいずれかの基準を優先したレイアウトでコンテンツを配置でき、場面に応じたレイアウティングが可能になる。
(表示内容選択部)
表示内容選択部113は、乖離度に基づいて、画面表示に採用するコンテンツおよびレイアウトテンプレートを選択する。このように、レイアウティング装置100は、画面表示の候補として複数のコンテンツを特定し、その中のコンテンツとあらかじめ準備された複数のレイアウトテンプレートに対する乖離度に基づいて、表示対象とするコンテンツとレイアウトテンプレートを選択する。その結果、コンテンツの数や量に適したレイアウトで柔軟にコンテンツを表示できる。また、あらかじめ準備されたテンプレートとの間でコンテンツとのフィッティングを行なうため、複雑な処理なしで適切なレイアウティングができる。
表示内容選択部113は、乖離度が最小となるコンテンツおよびレイアウトテンプレートの組を選択することが好ましい。これにより、コンテンツとレイアウトテンプレートとの適合度の最も高いレイアウトでコンテンツを表示できる。
表示内容選択部113は、乖離度が所定基準以下のコンテンツおよびレイアウトテンプレートの組のいずれかを選択することもできる。例えば、適合度の高いレイアウトテンプレートを確保しておき、別の基準でそのうちの一つを採用することができる。
(コンテンツ配置部)
コンテンツ配置部140は、適合したコンテンツリスト、選択されたレイアウトテンプレートによる表示領域に基づいてコンテンツをバーチャルな紙面上に配置し、表示部150へ出力する。
(表示部)
表示部150は、表示デバイス上での表示を制御しており、コンテンツ配置部140によりバーチャルな紙面上に配置されたコンテンツをディスプレイ等の表示デバイス上で表示する。
(具体的構成)
なお、上記のレイアウティング装置100は、携帯端末、PC端末のように端末で構成されていてもよいし、サーバで構成されていてもよい。その場合には、コア機能部分110を有する機器がレイアウティング装置100として機能する。例えば、コンテンツDB101から表示部150まですべて端末側が有していてもよいし、コンテンツDB101のみサーバ側が有していてもよい。サーバがコンテンツDB101から表示内容選択部113まで有していて、端末側はコンテンツを配置して表示するだけの構成でもよい。
(レイアウトテンプレート)
図2は、レイアウトテンプレートの例を示す概略図である。コンテンツの収容量は、バーチャルな紙面上で表示される領域を数値化したもので、例えば、文字数を利用することができ、フォントサイズによって変動させることができる。また、コンテンツが、動画、画像またはこれらとテキストの組合せで構成される場合には、例えば、画像表示サイズを文字数に変換することで、式(1)で表されるレイアウトテンプレートを利用できる。
図2に示すレイアウトテンプレートL51〜L53は、いずれもコンテンツ数が5の場合のレイアウトテンプレートを示している。例えば、レイアウトテンプレートL51は、レイアウトテンプレートL50のTm1、Tm2、Tm3、Tm4、Tm5をぞれぞれ200、100、100、100、100としたものである。また、レイアウトテンプレートL101〜L103は、いずれもコンテンツ数が10の場合のレイアウトテンプレートを示している。
また、コンテンツの特徴量が同一と判断されたコンテンツを表示させる場合には、表示領域側に事前に優先順位を付けることも可能である。例えば、Tmi,j={200,100,100,100,100}の時に、Wt={na,1,2,3,4}(na:対象外)と設定することで、コンテンツの特徴量が100となっている表示領域に優先順位をつけることができる。
[レイアウティング装置の動作]
(コンテンツの配置)
図3は、コンテンツ配置の基本動作を示すフローチャートである。レイアウティング装置100は、まず、閾値THをテンプレートDB102内の最小表示コンテンツ数にセットする(ステップS1)。そして、表示コンテンツ数iとなるレイアウトテンプレートTmi,jを抽出する(ステップS2)。なお、jはテンプレートのインデクスで、その最大値はコンテンツ数iの時のテンプレート数となる。
次に、入力コンテンツ群(N個)から、i個表示するための順列を計算()し、入力コンテンツリストを作成する(ステップS3)そして、入力コンテンツリストにしたがって、入力コンテンツの特徴量ベクトルInk,lを作成する(ステップS4)。なお、lは入力コンテンツベクトル量のインデクスで、最大値は順列の数である。
このようにして得られた全てのコンテンツの特徴量ベクトルInk,lと、レイアウトテンプレートTmi,jの乖離度を算出する(ステップS5)。そして、全ての表示コンテンツ数テンプレートと、コンテンツの特徴量ベクトルInk,lの乖離度を計算し終えたか判定する(ステップS6)。判定の結果、計算が完了していない場合、iに1を加算し、ステップS2へ戻る(ステップS7)。計算が完了している場合にはステップS8に進む。
乖離度の計算の結果をもとに、最も乖離度が低くなるテンプレートと、入力コンテンツ群を選択し、出力する(ステップS8)。使用されなかったコンテンツ数が閾値THより小さいか否かを判定する(ステップS9)。使用されなかったコンテンツ数が閾値TH以上の場合は、ステップS1に戻る。使用されなかったコンテンツ数が閾値THより小さい場合には、未使用コンテンツリストを作成し出力し(ステップS10)、処理を終了する。なお、これらの各処理は、コンテンツ特定部111、乖離度算出部112、表示内容選択部113が協働して行なうことができる。
(乖離度の算出)
次に、乖離度の算出について説明する。乖離度は、コンテンツの特徴量ベクトルとレイアウトテンプレートの差異を表す数値として定義することができ、例えば、式(2)により乖離度Cを定義することができる。
Figure 2015130114
f(x)はinとtmの関係によって変化する関数で、式(3)のように設定できる。
Figure 2015130114
ここで、式(4)はテンプレートのコンテンツの収容量ベクトルを表している。
Figure 2015130114
また、式(5)は入力コンテンツの特徴量ベクトルを表している。
Figure 2015130114
このような乖離度を用いることにより、表示コンテンツ群をレイアウトテンプレートに適用した際に、テンプレートDB102内から、空白が少なく、かつ、できるだけコンテンツの特徴量が多くなるテンプレートを選択できる。コンテンツの特徴量からレイアウトの表示領域の収容量を引いた量が正の場合にこの差の乖離度への寄与の程度は、f(x)上段で表される。また、レイアウトの表示領域の収容量からコンテンツの特徴量を引いた量が負の場合に、この差の乖離度への寄与の程度は、f(x)下段で表される。すなわち、重み係数a、bを調整することで、これらの寄与の程度が異なる算出基準で乖離度を算出できる。
重み係数をa>bとすると、コンテンツが表示領域の収容量に不足する場合の方が、コンテンツが表示領域の収容量を超える場合より乖離度が大きくなり、a<bとすると、コンテンツが表示領域の収容量を超える場合の方が、コンテンツが表示領域の収容量に不足する場合より乖離度が大きくなる。このように、コンテンツが表示領域の収容量を超える場合と、コンテンツが表示領域を埋められない場合のいずれかの基準を優先したレイアウトでコンテンツを配置でき、場面に応じたレイアウティングが可能になる。
例えば、a=1,b=0と設定することで、コンテンツ表示領域に満たない場合よりも、表示領域を超えるコンテンツの特徴量を持つコンテンツリストを選定できるため、空白表示を優先的に防ぐことが可能となる。なお、a=1,b=0は一例であり、a,bの値はこの限りではない。
(コンテンツの追加)
次に、表示候補のコンテンツが追加された場合の処理を説明する。コンテンツの配置では、必ずしも新たに選択されたレイアウトテンプレートを利用する必要はなく、すでに用いられているレイアウトテンプレートの特定の表示領域のみを更新することもできる。図4は、コンテンツ追加時の動作を示すフローチャートである。例えば、新着の追加しようとするコンテンツがあるとする。
まず、追加しようとするコンテンツが閾値TH未満か否かを判定する(ステップT1)。追加しようとするコンテンツが閾値TH未満である場合には、追加しようとするコンテンツの特徴量を計算する(ステップT2)。また、追加しようとするコンテンツの特徴量と使用しているレイアウトテンプレートの各表示領域との距離を計算する(ステップT3)。
このようにして全てのコンテンツに対して、ステップT2,T3を行なう(ステップT4)。そして、得られた距離に基づいて、更新する表示領域を決定する(ステップT5)。
なお、ステップT3については、例えば、追加しようとするコンテンツの特徴量をin、として、式(6)を適用することができる。
Figure 2015130114

上記の式(6)をテンプレートの全ての表示領域に対して適用し、距離行列Dを出力する。
ステップT5については、例えば、各距離行列Dから最小値を示す表示領域を順次選択することで実現できる。その際に、表示領域が重複する場合には、次点となる領域を選択することができる。また、要素次元において重複をゆるさないリストを生成し、その距離関数の総和が最小となる領域を抽出することもできる。
(具体例)
図5は、動作の具体例を示す概略図である。図5の例では、入力記事A,B,C,D,E,Fから4つの入力リストIn,In,In,Inを生成している。そして、4つのレイアウトテンプレートTm5,1〜Tm5,4との乖離度をそれぞれ算出し、レイアウトテンプレートTm5,4および入力リストInを選択している。
なお、以上の動作は、いずれも装置内のコンピュータにプログラムを実行させることで実現できる。
100 レイアウティング装置
101 コンテンツDB
102 テンプレートDB
110 コア機能部分
111 コンテンツ特定部
112 乖離度算出部
113 表示内容選択部
140 コンテンツ配置部
150 表示部
A、B、C、D、E、F 記事
In 特徴量ベクトル
In、In、In、In 特徴量ベクトルで表した入力リスト
L101〜L103 レイアウトテンプレート
L50〜L53 レイアウトテンプレート
TH 閾値
Tm、Tm〜Tm レイアウトテンプレート

Claims (10)

  1. コンテンツの画面表示上の配置を決めるレイアウティング装置であって、
    画面表示の候補として複数のコンテンツを特定するコンテンツ特定部と、
    画面表示上におけるコンテンツの配置を特定するためにあらかじめ準備された複数のレイアウトテンプレートの各領域の収容量と、前記特定された複数のコンテンツがそれぞれ有する特徴量との乖離度に基づいて、画面表示に採用するコンテンツおよびレイアウトテンプレートを選択する表示内容選択部と、を備えることを特徴とするレイアウティング装置。
  2. 前記レイアウトテンプレートの各領域の収容量と、前記レイアウトテンプレートの各領域に配置されるコンテンツが有する特徴量との差に基づいて前記乖離度を算出する乖離度算出部を更に備えることを特徴とする請求項1記載のレイアウティング装置。
  3. 前記乖離度算出部は、前記レイアウトテンプレートの各領域の収容量および前記コンテンツがそれぞれ有する特徴量を文字表示量で認識し、前記乖離度を算出することを特徴とする請求項1または請求項2記載のレイアウティング装置。
  4. 前記乖離度算出部は、前記コンテンツが画像または映像を含む場合に前記画像または映像の再生領域を文字表示量に変換して、前記乖離度を算出することを特徴とする請求項3記載のレイアウティング装置。
  5. 前記乖離度算出部は、前記収容量と特徴量との差が正か負かによって、前記収容量と特徴量との差の前記乖離度への寄与の程度が異なる算出基準で前記乖離度を算出することを特徴とする請求項3または請求項4記載のレイアウティング装置。
  6. 前記表示内容選択部は、前記乖離度が最小となるコンテンツおよびレイアウトテンプレートの組を選択することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のレイアウティング装置。
  7. 前記表示内容選択部は、前記乖離度が所定基準以下となるコンテンツおよびレイアウトテンプレートの組のいずれかを選択することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のレイアウティング装置。
  8. 前記コンテンツ特定部は、コンテンツの新旧、コンテンツ数の上限下限またはこれらの組合せにより、前記複数のコンテンツを特定することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のレイアウティング装置。
  9. コンテンツの画面表示上の配置を決めるレイアウティング方法であって、
    画面表示の候補として複数のコンテンツを特定するステップと、
    画面表示上におけるコンテンツの配置を特定するためにあらかじめ準備された複数のレイアウトテンプレートの各領域の収容量と、前記特定された複数のコンテンツがそれぞれ有する特徴量との乖離度に基づいて、画面表示に採用するコンテンツおよびレイアウトテンプレートを選択するステップと、を含むことを特徴とするレイアウティング方法。
  10. コンテンツの画面表示上の配置を決めるレイアウティングプログラムであって、
    画面表示の候補として複数のコンテンツを特定する処理と、
    画面表示上におけるコンテンツの配置を特定するためにあらかじめ準備された複数のレイアウトテンプレートの各領域の収容量と、前記特定された複数のコンテンツがそれぞれ有する特徴量との乖離度に基づいて、画面表示に採用するコンテンツおよびレイアウトテンプレートを選択する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするレイアウティングプログラム。
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