JP2015129911A - 商品認証用表示体、商品認証用装置、商品認証用システムおよび商品認証方法 - Google Patents

商品認証用表示体、商品認証用装置、商品認証用システムおよび商品認証方法 Download PDF

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Abstract

【課題】商品を簡単かつ確実に認証することができる商品認証用表示体、商品認証用装置、および商品認証用システム並びに商品認証方法を提供する。
【解決手段】商品認証用表示体1は、商品Gまたは商品Gの付属物の表面に、複数の画素21を各画素21の並びに方向性を持たせて2次元的に配列して形成された画素パターン20と、商品Gまたは商品Gの付属物とは別体に設けられたシート状又は板状の透明素材10と、透明素材10の表面に、複数の集光素31を各集光素31の並びに方向性を持たせて、画素21と異なる配列ピッチで2次元的に配列して形成された集光素パターン30とを備え、集光素パターン30が画素パターン21の上方に透明素材10を介して互いに同じ方向性を持たせて配された場合、商品Gが真正品であるか否かを認証するための画素21の拡大虚像Zが透明素材10の上方または下方に現出することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品が真正品であるか否か認証するのに用いられる商品認証用表示体、商品認証用装置、および商品認証用システム並びに商品認証方法に関するものである。
近年、食品の産地を偽装して販売したり、低品質の模倣品を真正品と偽って販売するケースが増加している。また、このような偽装や模倣は非常に巧妙になっており、これらの不正を排除するためにセキュリティ業界では様々な商品認証が提案されている。
例えば、商品認証の代表的な例として、商品にICチップを取り付け、産地、出所、流通過程等の識別情報をICチップに随時書き込んでおき、必要に応じてリーダ装置によりICチップから識別情報を読み出すことで、流通する商品のトレーサビリティが行われている。
しかし、上記の商品認証では、商品に取り付けられるICチップが高価であるため、商品の製造コストが増加するといった問題があった。また、商品に電子部品であるICチップを取り付ける工程を要するため、製造工程が複雑化する懸念もあった。さらに、認証時において、商品が真正品であるか判別できれば足り、流通経路に関する詳細な情報まで要求されない場合には、ICチップは過剰な装備となりコスト面のほか資源面でも無駄が生じていた。
一方、上記セキュリティ業界と異なる装飾業界において、遊技機やゲーム機の外装パネル、広告体、飾り品、あるいはディスプレイ装置などの商品に、人の興味を喚起させるため文字や図柄などの装飾を施す場合があった。このような装飾において、各種商品の表面から文字や図柄などの拡大虚像を上方または下方に現出させることによって装飾効果を向上させる装飾表示体の技術が従来より知られており、例えば特許文献1に開示されている。
この特許文献1に開示される装飾表示体は、シート状または板状の透明素材の裏面に着色された複数の画素を各画素の並びに方向性を持たせて2次元的に配列して形成された画素パターンを少なくとも一層備え、前記透明素材の表面には、複数の凸レンズ状の集光素を各集光素の並びに前記画素パターンと同じ方向性を持たせて2次元的に配列して形成された集光素パターンを備えており、各画素の配列ピッチと各集光素の配列ピッチとが各方向について異なるように、前記画素パターンと集光素パターンとが形成されて成る。
特開2003−220173号公報
しかしながら、このような装飾表示体は、従来、装飾業界において装飾効果を向上させる目的でのみ使用されており、装飾業界はもとより、装飾業界以外の業界においても他の目的に使用されることは無かった。しかも、このような装飾表示体は、画素パターンと集光素パターンが透明素材を介して重ね合わされることで初めて拡大虚像の装飾効果を奏するため、透明素材の表面および裏面にそれぞれ画素パターンおよび集光素パターンが一体的に形成されていることが前提となっていた。
本出願人は、上述の技術的背景に鑑みてなされたものであって、商品を簡単かつ確実に認証することができる商品認証用表示体、商品認証用装置、および商品認証用システム並びに商品認証方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、商品または商品の付属物の表面に、複数の画素を各画素の並びに方向性を持たせて2次元的に配列して形成された画素パターンと、前記商品または商品の付属物とは別体に設けられたシート状又は板状の透明素材と、該透明素材の表面に、複数の集光素を各集光素の並びに方向性を持たせて、前記画素と異なる配列ピッチで2次元的に配列して形成された集光素パターンとを備え、前記集光素パターンが前記画素パターンの上方に前記透明素材を介して互いに同じ方向性を持たせて配された場合、前記商品が真正品であるか否かを認証するための前記画素の拡大虚像が前記透明素材の上方または下方に現出することを特徴とする商品認証用表示体であることを特徴とする。
これによれば、前記透明素材の上方または下方に現出する拡大虚像が、商品が真正品であるか否かを認証するための認証情報として機能し得るため、オペレータが認証情報としての画素の拡大虚像の有無あるいは鮮明度などを確認することにより、商品が真正品であるか否かを簡単かつ確実に認証することができる。また、商品または商品の付属物に対しては画素パターンを印刷等により形成するだけなので、商品の製造コストを低く抑えることができる。さらに画素パターンは所定の集光素パターンなしでは形状などを目視で確認することができない上に、画素や集光素の配列ピッチや径、透明素材の厚みなどを精度良く設定しないと画素の拡大虚像が現出しないことから、商品認証用表示体の模倣に対する技術的困難性を維持することができる。
また、前記画素パターンは、隣り合う各画素の配列ピッチが次第に連続して変化することにより、各画素の拡大虚像が次第に連続して高さ又は深さを変化させながら透明素材の上方又は下方に現出し、全体として緩やかな曲面を有する立体的な拡大虚像群を構成してもよい。これによれば、全体として緩やかな曲面を有する立体的な拡大虚像群が現出することにより、画素の拡大虚像がさらに高度な認証情報として機能し得るため、商品認証用表示体の模倣に対する技術的困難性を高めることができる。
また、前記集光素パターンは、隣り合う各集光素の配列ピッチが次第に連続して変化していくことにより、各画素の拡大虚像が次第に連続して高さまたは深さを変化させながら前記透明素材の上方または下方に現出し、全体として曲面を有する立体的な拡大虚像群を構成してもよい。これによれば全体として緩やかな曲面を有する立体的な拡大虚像群が現出することにより、画素の拡大虚像がさらに高度な認証情報として機能し得るため、商品認証用表示体の模倣に対する技術的困難性を高めることができる。しかも、画素の配列ピッチの変化を設定する必要がなくなり、複雑な画素の形状を設定し易くなるため、画素の拡大虚像のデザインのバリエーションを容易に増やすことができる。
また、前記画素パターンは、UVライトが照射されると発光する蛍光塗料により形成されていてもよい。これによればUVライトを本商品認証用表示体に照射することにより画素パターンが発光するため、拡大虚像による認証情報に加えて、画素パターンの発光の有無や発光度が認証情報として機能することができる。
前記画素パターンは、蛍光灯や太陽光などの紫外線を吸収して、暗所で発光する蓄光層が背景に設けられていてもよい。これによれば本商品認証用表示体を暗所に配置することにより画素パターンの背景が発光するため、拡大虚像による認証機能に加えて、画素パターンの背景の発光の有無や発光度が認証情報として機能することができる。
また、本発明に係る商品認証用装置は、前記商品認証用表示体と、該商品認証用表示体による前記画素の拡大虚像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された前記画素の拡大虚像の画像に基づいて商品が真正品であるか否かを認証する認証手段と、該認証手段による認証結果を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
これによれば、画素の拡大虚像の認証作業を自動化することができるともに、認証ミスを低減させることができる。また、画素の形状や模様を複雑化することにより画素の拡大虚像が複雑化しても、コンピュータ内の認証手段により当該画素の拡大虚像を十分認証し得るため、商品にさらに高度な認証情報を付与することができる。
また、本発明に係る商品認証用システムは、前記撮像手段と前記出力手段は携帯情報端末に設けられ、前記認証手段は、ネットワーク上のサーバコンピュータに設けられ、前記撮像手段により撮像された前記画素の拡大虚像の画像が前記携帯情報端末からネットワークを介してサーバコンピュータに送信されるとともに、前記認証手段による認証結果がサーバコンピュータからネットワークを介して前記携帯情報端末に送信されることを特徴とする。
これによれば、オペレータ等が自己の携帯情報端末からネットワークを介してサーバコンピュータに接続することにより商品を簡単に認証することができるとともに、専用の装置を設ける必要がないためにコストを低く抑えることができる。また、サーバコンピュータ内の認証手段を更新することによりシステムの更新が可能なため、商品認証用システムのメンテナンスが容易となる。
また、本発明に係る商品認証方法は、前記商品認証用表示体を用いた商品認証方法であって、
前記透明素材の表面に形成された集光素パターンを、前記商品または商品の付属物の表面に形成された画素パターンの上方に透明素材を介して互いに同じ方向性を持たせて配して、前記商品が真正品であるか否かを認証するための前記画素の拡大虚像を前記透明素材の上方または下方に現出させることを特徴とする。
これによれば、前記透明素材の上方または下方に現出する拡大虚像が、商品が真正品であるか否かを認証するための認証情報として機能し得るため、オペレータが認証情報としての画素の拡大虚像の有無あるいは鮮明度などを確認することにより、商品が真正品であるか否かを簡単かつ確実に認証することができる。また、商品または商品の付属物に対しては画素パターンを印刷等により形成するだけなので、商品の製造コストを低く抑えることができる。さらに画素パターンは所定の集光素パターンなしでは形状などを目視で確認することができない上に、画素や集光素の配列ピッチや径、透明素材の厚みなどを精度良く設定しないと画素の拡大虚像が現出しないことから、商品認証用表示体の模倣に対する技術的困難性を維持することができる。
本発明によれば、前記透明素材の上方または下方に現出する拡大虚像が、商品が真正品であるか否かを認証するための認証情報として機能し得るため、オペレータが認証情報としての画素の拡大虚像の有無あるいは鮮明度などを確認することにより、商品が真正品であるか否かを簡単かつ確実に認証することができる。
また、商品または商品の付属物に対しては画素パターンを印刷等により形成するだけなので、商品の製造コストを低く抑えることができる。
さらに画素パターンは所定の集光素パターンなしでは形状などを目視で確認することができない上に、画素や集光素の配列ピッチや径、透明素材の厚みなどを精度良く設定しないと画素の拡大虚像が現出しないことから、商品認証用表示体の模倣に対する技術的困難性を維持することができる。
商品認証用表示体の斜視図である。 商品認証用表示体の縦断面図である。 商品認証用表示体の平面図である。 商品認証用表示体の使用状態を示す斜視図である。 真正品に商品認証用表示体を配した状態を示す平面図である。 非真正品に商品認証用表示体を配した状態を示す平面図である。 商品認証用装置の構成概略図である。 商品認証用装置の電気的構成を示すブロック図である。 商品認証用装置の動作を示すフローチャートである。 商品認証用システムの電気的構成を示すブロック図である。 商品認証用システムの動作を示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
次に、本発明に係る商品認証用表示体の第1の実施形態について図1〜図6を参照しつつ説明する。
この商品認証用表示体1は、図1に示すように、商品Gの表面に、複数の画素21を各画素21の並びに方向性を持たせて2次元的に配列して形成された画素パターン20と、前記商品Gとは別体に設けられたシート状又は板状の透明素材10と、該透明素材10の表面に、複数の集光素31を各集光素31の並びに方向性を持たせて、前記画素21と異なる配列ピッチで2次元的に配列して形成された集光素パターン30とを備え、画素パターン20および集光素パターン30のいずれも印刷によって形成されている。
前記画素パターン20は、図2および図3に示すように、商品Gの表面に、複数の画素21を各画素21の並びに方向性を持たせて2次元的に配列して設けられている。具体的には、画素パターン20は、画素21が水平方向に対して45°の角度だけ傾斜した方向(以下「x方向」という)に配列ピッチpで直線的に配列するとともに、該x方向と直交する方向(以下「y方向」という)に配列ピッチpで直線的に配列することによって、各画素21がマトリクス状に2次元的に等配列している。なお、本実施形態の画素21は、画素径が1.0mm、配列ピッチpが1.1mmに設定されている。
前記集光素パターン30は、図2および図3に示すように、複数の凸レンズ状の集光素31を画素パターン20の各画素21と同じ方向性を持たせて2次元的に配列して形成されている。具体的には、集光素パターン30は、集光素31が水平方向に対して45°の角度だけ傾斜した方向(以下「x方向」という)に配列ピッチqで直線的に配列するとともに、該x方向と直交する方向(以下「y方向」という)に配列ピッチqで直線的に配列することによって、各集光素31がマトリクス状に2次元的に配列している。また、集光素パターン30は、隣り合う各集光素31の配列ピッチqが各画素21の配列ピッチpよりも小さくなるように設定されている。なお、本実施形態の集光素31は、集光素31の径が0.95mm、配列ピッチqが1.05mmで設定されている。
また、画素パターン20の周縁と集光素パターン30の周縁には、それぞれ同一の大きさの矩形状の枠線22、32がそれぞれ設けられている。而して、画素パターン20と集光素パターン30を重ねる際に枠線22と枠線32を一致させると、集光素パターン30と画素パターン20の方向性が一致し、図2に示すように、各画素21の拡大虚像Zを見る位置に制限を受けることなく、揺らぎの少ない静的な状態で透明素材10に現出させることができる。
次に、商品認証用表示体1による商品Gの認証方法について説明する。
印刷工場等において、透明素材10の表面に透明インキにより集光素31を印刷することにより集光素パターン30を形成する。この集光素パターン30が設けられた該透明素材10は、商品Gの卸売店または小売店などの店舗にあらかじめ配布される。
一方、商品Gの製造工場等において、商品Gの表面の隅部等の所定箇所に、インキにより画素21を印刷することにより画素パターン20を形成する。画素パターン20が印刷された商品Gは製造工場等から店舗等に出荷される。
次に、商品Gが配送された店舗等において、オペレータは、図4に示すように、商品Gの表面と透明素材10の裏面(集光素パターン30が形成されていない面)を当接させる態様で、商品Gの画素パターン20の上に透明素材10を載置する。このとき、オペレータは、透明素材10を平面方向に少しづつ移動させながら商品Gに対する透明素材10の平面方向の位置を調節することにより、透明素材10の枠線32と商品Gの枠線22が一致するように合わせる。
これにより、枠線22に囲まれた画素パターン20の上に枠線32に囲まれた集光素パターン30が透明素材10を介して適正に載置された状態となって、画素パターン20と集光素パターン30の方向性が一致するため、各画素21の拡大虚像Zが見る位置に制限を受けることなく、揺らぎの少ない静的な状態で透明素材10の上方に現出することになる。
次に、オペレータは、画素パターン20の上に透明素材10を載置した状態を保ちつつ、透明素材10の上方から透明素材10の枠線32内を視認して、商品Gの画素パターン20の各画素21の拡大虚像Zを観察する。
このとき、例えば図5に示すように、透明素材10の上方に所定の拡大虚像Zが鮮明な状態で現出した場合、オペレータは、商品Gに適正な画素パターン20が形成されているとして、商品Gが真正品であると認証することができる。一方、例えば図6に示すように、透明素材10の上方に所定の拡大虚像Zが全く現出しなかった場合、オペレータは、商品Gに適正な画素パターン20が形成されていないとして、商品Gが真正品でないと認証することができる。あるいは、透明素材10の上方に輪郭のぼやけたような非鮮明な拡大虚像Zが現出した場合や、所定の拡大虚像Zと異なる拡大虚像が現出した場合にも、オペレータは、商品Gに適正な画素パターン20が形成されていないとして、商品Gが真正品でないと認証することができる。
これによれば、透明素材10の上方に現出する拡大虚像Zの有無あるいは鮮明度を確認するだけで認証作業が完了するため、簡単かつ確実に真正品であるか否かを認証することができる。また、印刷により画素パターン20を設けることができるため、画素パターン20により認証情報が付与された商品Gの製造コストを低減することができる。さらに、商品認証用表示体1の模倣にある程度の技術的困難性を有する一方、画素パターン20および/または集光素パターン30を複雑化することにより、商品認証用表示体1の模倣についての技術的困難性を高めることもできる。
なお、本実施形態では、画素パターン20及び集光素パターン30は印刷により形成するものとしたが、その他の方法により形成してもよい。
また、画素パターン20の周縁と集光素パターン30の周縁には、同一形状の枠線22、32がそれぞれ設けられているとしたが、いずれか一方あるいは両方が設けられていなくてもよい。
また、商品Gに画素パターン20を形成するものとしたが、商品Gの包装箱、値札、ラベルなどの付属物に画素パターン20を形成してよい。
また、画素21の配列ピッチpを集光素31の配列ピッチqよりも大きいものとしたが、小さいものとしてもよい。このように画素31の配列ピッチpを集光素31の配列ピッチqよりも小さいものとした場合、各画素21の拡大虚像を見る位置に制限を受けることなく、揺らぎの少ない静的な状態で透明素材10の下方に現出させることができる。
また、画素21の配列ピッチpを一定のものとしたが、画素21の配列ピッチpを変化させるものとしてもよい。これによれば各画素21の拡大虚像が次第に連続して高さ又は深さを変化させながら透明素材の上方又は下方に現出し、全体として緩やかな曲面を有する立体的な拡大虚像群を構成することができる。このため、各画素21の拡大虚像がさらに高度な認証情報として機能し得るため、商品認証用表示体1の模倣に対する技術的困難性を高めることができる。
また、集光素31の配列ピッチqを一定のものとしたが、集光素31の配列ピッチqを変化させるものとしてもよい。これによれば各画素21の拡大虚像が次第に連続して高さ又は深さを変化させながら透明素材の上方又は下方に現出し、全体として緩やかな曲面を有する立体的な拡大虚像群を構成することができる。このため、各画素21の拡大虚像がさらに高度な認証情報として機能し得るため、商品認証用表示体1の模倣に対する技術的困難性を高めることができる。しかも、画素21の配列ピッチの変化を設定する必要がなくなり、複雑な画素の形状を設定し易くなるため、画素21の拡大虚像のデザインのバリエーションを容易に増やすことができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る商品認証用表示体1を用いた商品認証装置の実施形態について図7および図8を参照しつつ説明する。
この商品認証用装置100は、図7に示すように、前記商品認証用表示体1と、該商品認証用表示体1における前記画素21の拡大虚像Zを撮像する撮像部40と、撮像部40に有線または無線により通信可能に接続されたコンピュータ50とを備える。
前記撮像部40は、オペレータが手に持って操作するものであり、透明素材10の上方に現出する拡大虚像Zを透明素材10の上方から撮像する。そして、撮像部40は、撮像した拡大虚像Zの画像データをコンピュータ50に送信する。なお、撮像部40としては、例えば、カメラを内蔵した専用装置が用いられる。
前記コンピュータ50は、撮像部40により撮像された拡大虚像Zの画像データに基づいて商品Gが真正品であるか否かを認証するものであり、専用装置であってもよいし、あるいは所定のプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータであってもよい。そして、このコンピュータ50は、商品Gが真正品であるか否かを認証する認証部51と、適正な拡大虚像の画像データを記憶する記憶部52と、認証部51による認証結果を画像や音声等により出力する出力部53と、撮像部40との間で拡大虚像Zの画像データなどの送受信を行う送受信部54と、各部を統括的に制御する制御部55とを備える。
前記認証部51は、制御部55の指令により送受信部54から拡大虚像Zの画像データを受信するとともに、記憶部52から記憶部52に予め記憶されている適正な拡大虚像の画像データを受信する。そして、認証部51は、受信部54から受信した拡大虚像Zの画像データと、記憶部52から受信した適正な拡大虚像の画像データを照合し、両者の拡大虚像の画像データが一致した場合は、認証部51が商品Gを真正品と認証する。一方、両者の拡大虚像の画像データが一致しない場合は、認証部51が商品Gを真正品でない(非真正品)と認証する。なお、両者の拡大虚像の画像データが一致したか否かについては、例えば両者の拡大虚像の画像データの形状、大きさ、鮮明度、あるいは色合いの一つあるいは複数の要素をもって判断する。
前記記憶部52は、真正品についての適正な拡大虚像の画像データを予め記憶しており、制御部55の指令により該拡大虚像の画像データを認証部51に送信する。
前記制御部55は、CPUと、周辺デバイスコントローラと、画像データを一時記憶するメインメモリと、各部の管理を行うオペレーティングシステム(OS)等が格納されたROMを備えている。該ROMに記憶されているOSを実行することによりコンピュータ50全体の基本的な動作の制御を行う。また、制御部55は、送受信部54により撮像部40から受信された拡大虚像Zの画像データを認証部51に送信するとともに、記憶部52に予め記憶されている適正な拡大虚像の画像データを認証部51に送信する。また、制御部55は、認証部51による認証結果を出力部53に送信する。
次に、商品認証用装置100の動作について図9に示すフローチャートを用いて具体的に説明する。なお、以下の説明および図面では、「ステップ」を「S」と略記する。
まず、商品Gが配送された前記卸売店または小売店において、オペレータは、図4に示すように、商品Gの表面と透明素材10の裏面(集光素パターン30が形成されていない面)を当接させる態様で、商品Gの画素パターン20の上に透明素材10を載置する。このとき、オペレータは、透明素材10を平面方向に少しづつ移動させながら商品Gに対する透明素材10の平面方向の位置を調節することにより、透明素材10の枠線32と商品Gの枠線22が一致するように合わせる。
これにより、枠線22に囲まれた画素パターン20の上に枠線32に囲まれた集光素パターン30が透明素材10を介して適正に載置された状態となって、画素パターン20と集光素パターン30の方向性が一致するため、各画素21の拡大虚像からなる拡大虚像Zが、見る位置に制限を受けることなく、揺らぎの少ない静的な状態で透明素材10の上方に現出することになる。
そして、オペレータは、画素パターン20の上に透明素材10を載置した状態を保ちつつ、撮像部40を透明素材10の上方に配置して、各画素21の拡大虚像Zの撮像を開始する。
次に、図9のフローチャートに示すように、商品認証用装置100において、撮像部40が、透明素材10の上方から各画素21の拡大虚像Zを撮像する(S1)。
そして、撮像部40が、撮像した拡大虚像Zの画像データをコンピュータ50に送信する。コンピュータ50では、撮像部40から送信されてきた拡大虚像Zの画像データを受信部54にて受信する(S2)。
そして、認証部51が、制御部55の指令により送受信部54から拡大虚像Zの画像データを受信するとともに、記憶部52に予め記憶されていた適正な拡大虚像の画像データを制御部55を介して受信し、それら両者の拡大虚像の画像データを照合する。このとき認証部51は、両者の拡大虚像の画像データが一致した場合、認証部51が商品Gを真正品と認証し、肯定的な認証結果を出力部53に送信する。一方、認証部51は、両者の拡大虚像の画像データが一致しなかった場合、認証部51が商品Gを真正品でないと認証し、否定的な認証結果を出力部53に送信する(S3)。
最後に、出力部53が、認証部51による認証結果を出力する(S4)。なお、出力部53から出力される認証結果は、音声であってもよいし、画像や文字であってもよい。
よって、オペレータは、出力部53から出力される認証結果により、商品Gが真正品であるか否かを認証することができる。
これによれば、画素21の拡大虚像の認証作業を自動化することができるとともに、認証ミスを低減させることができる。また、画素21の形状や模様を複雑化することにより画素21の拡大虚像が複雑化しても、コンピュータ50内の認証部51により当該画素21の拡大虚像を十分認証し得るため、商品にさらに高度な認証情報を付与することができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明に係る商品認証用表示体1を用いた商品認証用システムについて図10および図11を参照しつつ説明する。
この商品認証用システム101は、前記商品認証用表示体1と、該商品認証用表示体1における前記画素21の拡大虚像Zを撮像するとともに、商品Gが真正品であるか否かの認証結果を出力する携帯情報端末60と、携帯情報端末60に有線または無線により通信可能に接続されたサーバ70を備える。
携帯情報端末60は、オペレータが手に持って操作するものであり、該商品認証用表示体1における前記画素21の拡大虚像Zを撮像する撮像部61と、認証結果を画像や音声等により出力する出力部63と、サーバ70との間で拡大虚像Zの画像データなどの送受信を行う送受信部64と、各部を統括的に制御する制御部65を備える。携帯情報端末60としては、オペレータ等が所有するカメラ付き携帯電話、スマートフォン、タブレットPCなどが用いられる。
前記撮像部61は、携帯情報端末60に内蔵されたカメラであり、透明素材10の上方に現出する拡大虚像Zを透明素材10の上方から撮像する。そして、撮像部61は、制御部65の指令により拡大虚像Zの画像データを送受信部64に送信する。
前記送受信部64は、撮像部61が撮像した拡大虚像の画像データをサーバ70の送受信部74に送信する。また、送受信部64は、サーバ70の認証部71による認証結果をサーバ70の送受信部74から受信する。
前記制御部65は、CPUと、周辺デバイスコントローラと、画像データを一時記憶するメインメモリと、各部の管理を行うオペレーティングシステム(OS)等が格納されたROMを備えている。該ROMに記憶されているOSを実行することにより携帯情報端末60全体の基本的な動作の制御を行う。また、制御部65は、撮像部61により撮像された拡大虚像の画像データを送受信部64に送信する。また、制御部65は、送受信部64により受信された認証結果を出力部63に送信する。
サーバ70は、撮像部61により撮像された拡大虚像Zの画像データに基づいて商品Gが真正品であるか否かを認証するものであり、専用装置であってもよいし、あるいは所定のプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータであってもよい。そして、サーバ70は、商品Gが真正品であるか否かを認証する認証部71と、適正な拡大虚像の画像データを記憶する記憶部72と、携帯情報端末60との間で拡大虚像Zの画像データや認証結果などの送受信を行う送受信部74と、各部を統括的に制御する制御部75を備える。
前記認証部71は、制御部75の指令により送受信部74から拡大虚像Zの画像データを受信するとともに、記憶部72から記憶部72に予め記憶されている適正な拡大虚像の画像データを受信する。そして、認証部71は、受信部74から受信した拡大虚像Zの画像データと、記憶部72から受信した適正な拡大虚像の画像データを照合し、両者の拡大虚像の画像データが一致した場合は、認証部71が商品Gを真正品と認証する。一方、両者の拡大虚像の画像データが一致しない場合は、認証部71が商品Gを真正品でないと認証する。なお、両者の拡大虚像の画像データが一致したか否かについては、例えば両者の拡大虚像の画像データの形状、大きさ、鮮明度、あるいは色合いの一つあるいは複数の要素をもって判断する。
前記記憶部72は、真正品についての適正な拡大虚像の画像データを予め記憶しており、制御部75の指令により該拡大虚像の画像データを認証部71に送信する。
前記送受信部74は、携帯情報端末60の送受信部64から送信されてきた拡大虚像の画像データを受信する。また、送受信部74は、認証部71による認証結果を携帯情報端末60の送受信部64に送信する。
前記制御部75は、CPUと、周辺デバイスコントローラと、画像データを一時記憶するメインメモリと、各部の管理を行うオペレーティングシステム(OS)等が格納されたROMを備えている。該ROMに記憶されているOSを実行することによりサーバ70全体の基本的な動作の制御を行う。また、制御部75は、送受信部74により受信された拡大虚像Zの画像データを認証部71に送信するとともに、記憶部72に予め記憶されている適正な拡大虚像の画像データを認証部71に送信する。また、制御部75は、認証部71による認証結果を送受信部74に送信する。
次に、商品認証用システム101の動作について図11に示すフローチャートを用いて具体的に説明する。なお、以下の説明および図面では、「ステップ」を「S」と略記する。
まず、商品Gが配送された前記卸売店または小売店において、オペレータは、図4に示すように、商品Gの表面と透明素材10の裏面(集光素パターン30が形成されていない面)を当接させる態様で、商品Gの画素パターン20の上に透明素材10を載置する。このとき、オペレータは、透明素材10を平面方向に少しづつ移動させながら商品Gに対する透明素材10の平面方向の位置を調節することにより、透明素材10の枠線32と商品Gの枠線22が一致するように合わせる。
これにより、枠線22に囲まれた画素パターン20の上に枠線32に囲まれた集光素パターン30が透明素材10を介して適正に載置された状態となって、画素パターン20と集光素パターン30の方向性が一致するため、各画素21の拡大虚像からなる拡大虚像Zが、見る位置に制限を受けることなく、揺らぎの少ない静的な状態で透明素材10の上方に現出することになる。
そして、オペレータは、画素パターン20の上に透明素材10を載置した状態を保ちつつ、携帯情報端末60の撮像部61を透明素材10の上方に配置して、各画素21の拡大虚像Zの撮像を開始する。
次に、図11のフローチャートに示すように、商品認証用システム101において、撮像部61が、透明素材10の上方から各画素21の拡大虚像Zを撮像する(S1)。
そして、撮像部61が、制御部65の指令により拡大虚像Zの画像データを送受信部64に送信する。送受信部64では、撮像部40から送信されてきた拡大虚像Zの画像データを受信し、サーバ70の送受信部74に送信する(S2)。
そして、サーバ70では、携帯情報端末60の送受信部64から送信されてきた拡大虚像Zの画像データを送受信部74にて受信する(S3)。
そして、認証部71が、制御部75の指令により送受信部74から拡大虚像Zの画像データを受信するとともに、記憶部72から記憶部72に予め記憶されていた適正な拡大虚像の画像データを受信し、それら両者の拡大虚像の画像データを照合する。このとき認証部71は、両者の拡大虚像の画像データが一致した場合、認証部71が商品Gを真正品と認証し、肯定的な認証結果を送受信部74に送信する。一方、認証部71は、両者の拡大虚像の画像データが一致しなかった場合、認証部71が商品Gを真正品でないと認証し、否定的な認証結果を送受信部74に送信する(S4)。
そして、送受信部74が、認証部71による認証結果を携帯情報端末60の送受信部64に送信する(S5)。
そして、携帯情報端末60では、送受信部64が、サーバ70の送受信部74から送信されてきた認証部71による認証結果を受信したあと、出力部63に送信する(S6)。
最後に、出力部63が、制御部65の指令により認証部71による認証結果を出力する(S7)。なお、出力部63から出力される認証結果は、音声であってもよいし、画像や文字であってもよい。
よって、オペレータは、出力部63から出力される認証結果により、商品Gが真正品であるか否かを認証することができる。
これによれば、画素21の拡大虚像の認証作業を自動化することができるとともに、認証ミスを低減させることができる。また、画素21の形状や模様を複雑化することにより画素21の拡大虚像が複雑化しても、サーバ70内の認証部71により当該画素21の拡大虚像を十分認証し得るため、商品にさらに高度な認証情報を付与することができる。
また、オペレータは自己の携帯情報端末からネットワークを介してサーバコンピュータに接続することにより商品を簡単に認証することができるとともに、専用の装置を設ける必要がないためにコストを低く抑えることができる。また、サーバコンピュータ内の認証手段を更新することによりシステムの更新が可能なため、商品認証用システムのメンテナンスが容易となる。
なお、前記画素パターン20は、UVライトが照射されると発光する蛍光塗料により形成されていてもよい。これによればUVライトを本商品認証用表示体1に照射することにより画素パターン20が発光するため、拡大虚像による認証情報に加えて、画素パターン20の発光の有無や発光度が認証情報として機能することができる。
前記画素パターン20は、蛍光灯や太陽光などの紫外線を吸収して、暗所で発光する蓄光層が背景に設けられていてもよい。これによれば本商品認証用表示体1を暗所に配置することにより画素パターン20の背景が発光するため、拡大虚像による認証機能に加えて、画素パターン20の背景の発光の有無や発光度が認証情報として機能することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、本発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1…商品認証用表示体
10…透明素材
20…画素パターン
21…画素
30…集光素パターン
31…集光素
40…撮像部
50…コンピュータ
51…認証部
53…出力部
60…携帯情報端末
61…撮像部
63…出力部
70…サーバ
71…認証部
100…商品認証用装置
101…商品認証用システム
G…商品
Z…拡大虚像

Claims (8)

  1. 商品または商品の付属物の表面に、複数の画素を各画素の並びに方向性を持たせて2次元的に配列して形成された画素パターンと、
    前記商品または商品の付属物とは別体に設けられたシート状又は板状の透明素材と、
    該透明素材の表面に、複数の集光素を各集光素の並びに方向性を持たせて、前記画素と異なる配列ピッチで2次元的に配列して形成された集光素パターンとを備え、
    前記集光素パターンが前記画素パターンの上方に前記透明素材を介して互いに同じ方向性を持たせて配された場合、前記商品が真正品であるか否かを認証するための前記画素の拡大虚像が前記透明素材の上方または下方に現出することを特徴とする商品認証用表示体。
  2. 前記画素パターンは、隣り合う各画素の配列ピッチが次第に連続して変化することにより、各画素の拡大虚像が次第に連続して高さ又は深さを変化させながら透明素材の上方又は下方に現出し、全体として緩やかな曲面を有する立体的な拡大虚像群を構成する請求項1に記載の商品認証用表示体。
  3. 前記集光素パターンは、隣り合う各集光素の配列ピッチが次第に連続して変化していくことにより、各画素の拡大虚像が次第に連続して高さまたは深さを変化させながら前記透明素材の上方または下方に現出し、全体として曲面を有する立体的な拡大虚像群を構成する請求項1に記載の商品認証用表示体。
  4. 前記画素パターンは、UVライトが照射されると発光する蛍光塗料により形成されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の商品認証用表示体。
  5. 前記画素パターンは、蛍光灯や太陽光などの紫外線を吸収して、暗所で発光する蓄光層が背景に設けられている請求項1から請求項4のいずれかに記載の商品認証用表示体。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の商品認証用表示体と、該商品認証用表示体による前記画素の拡大虚像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された前記画素の拡大虚像の画像に基づいて商品が真正品であるか否かを認証する認証手段と、該認証手段による認証結果を出力する出力手段とを備えた商品認証用装置。
  7. 請求項6に記載の前記撮像手段と前記出力手段は携帯情報端末に設けられ、
    請求項4に記載の前記認証手段はネットワーク上のサーバコンピュータに設けられ、
    前記撮像手段により撮像された前記画素の拡大虚像の画像が前記携帯情報端末からネットワークを介してサーバコンピュータに送信されるとともに、前記認証手段による認証結果がサーバコンピュータからネットワークを介して前記携帯情報端末に送信されることを特徴とする商品認証用システム。
  8. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の商品認証用表示体を用いた商品認証方法であって、
    前記透明素材の表面に形成された集光素パターンを、前記商品または商品の付属物の表面に形成された画素パターンの上方に透明素材を介して互いに同じ方向性を持たせて配して、前記商品が真正品であるか否かを認証するための前記画素の拡大虚像を前記透明素材の上方または下方に現出させることを特徴とする商品認証方法。
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