JP2015128248A - 通信回路、及び、通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基地局を介さず直接通信を行う場合であっても、正常に全二重通信を行うことのできる通信回路を提供する。【解決手段】本発明の一態様に係る通信回路(10)は、受信周波数帯域に属する周波数の信号を受信する受信信号増幅器(104)と、送信信号周波数帯域に属する周波数の信号を送信する送信信号増幅器(105)と、基地局(20)を介さない全二重通信を行う場合に、受信信号増幅器(104)において処理可能な周波数帯域と、送信信号増幅器(105)において処理可能な周波数帯域を切り替えるモデム回路(106)とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、全二重通信を行う通信回路、及び、通信回路を備える通信装置に関する。
従来、携帯電話やスマートフォンなどの携帯端末間の無線通信方式として全二重通信(Full Duplex)が広く採用されている。また、全二重通信の方式としては、例えば、FDD(周波数分割複信:Frequency Division Duplex)通信、及び、TDD(時間分割複信:Time Division Duplex)通信などの方式を挙げることができる。
例えば、特許文献1には、FDD通信による全二重通信を行う二重無線送受信機が開示されている。特許文献1に記載の二重無線送受信機は、送信チェーンと受信チェーンとをアンテナに結合し、デュプレクサにおいて第1のストップ帯域減衰に略等しいかあるいはそれよりも小さい第2のストップ帯域減衰によって受信周波数帯域における送信チェーンから由来する信号を減衰することにより、小型化を図っている。
ここで、FDD通信について簡単に説明する。FDD通信では、無線通信において利用される周波数帯域が、携帯端末からの送信に利用される周波数帯域(送信周波数帯域)と受信に利用される周波数帯域(受信周波数帯域)とに分割される。そして、携帯端末間の無線通信を仲介する基地局において受信に利用される周波数帯域と携帯端末の送信周波数帯域とを合わせると共に、基地局からの送信に利用される周波数帯域と携帯端末の受信周波数帯域とを合わせることで、基地局を介した携帯端末間の無線通信を実現している。
これに対し、近年、基地局からの通信支援を受けながら基地局を介さずに携帯端末同士で直接通信を行ったり、ネットワークフリーの非常時には基地局の支援を受けずに端末同士で通信を行う、D2D(Device to Device)と呼ばれる技術が提案されており、3GPP(Third Generation Partnership Project)において標準化が進められつつある。
特開2010−022007号公報(2010年1月28日公開)
しかし、D2Dにより携帯端末同士で直接通信を行う場合、従来の技術では、FDD通信による全二重通信を正常に行うことができないという問題がある。
具体的には、従来の技術を利用したFDD通信では、上述したように、一方の携帯端末の送信周波数帯域は、他方の携帯端末においても送信周波数帯域であり、一方の携帯端末の受信周波数帯域は、他方の携帯端末においても受信周波数帯域である。これに対し、D2Dにより携帯端末同士で直接通信を行う場合、一方の携帯端末の送信周波数帯域は、他方の携帯端末においては受信周波数帯域であり、一方の携帯端末の受信周波数帯域は、他方の携帯端末においては送信周波数帯域である必要がある。このため、D2Dにより携帯端末同士で直接通信を行う場合、従来の技術を利用したFDD通信では、信号を正常に処理することができない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、基地局を介さず直接通信を行う場合であっても、正常に全二重通信を行うことのできる通信回路を提供することにある。
本発明の一態様に係る通信回路は、上記の課題を解決するために、全二重通信を行う通信回路であって、基地局を介した全二重通信を行う場合に、第1周波数帯域に属する周波数の信号を外部から受信する受信回路と、上記基地局を介した全二重通信を行う場合に、上記第1周波数帯域と異なる第2周波数帯域に属する周波数の信号を外部へ送信する送信回路と、上記基地局を介さない全二重通信を行う場合に、上記受信回路において受信可能な周波数帯域を上記第2周波数帯域に切り替えると共に、上記送信回路において送信可能な周波数帯域を上記第1周波数帯域に切り替える切替手段と、を備えている、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、上記通信回路は、基地局を介さず直接通信を行う場合であっても、正常に全二重通信を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る通信回路の要部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る無線通信の方式の概要を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係る送信周波数帯域及び受信周波数帯域の一例を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信回路の信号の流れを模式的に示す図である。 本発明の他の実施形態に係る通信回路の要部構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る通信回路の信号の流れを模式的に示す図である。
<実施形態1>
本発明に係る携帯端末の一実施形態について、図1から図4を参照して説明する。但し、この実施形態に記載されている構成は、特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
〔通信方式の概要〕
まず、本実施形態に係る携帯端末10の通信方式の概要について、図2及び図3を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る携帯端末10の無線通信の形態の概要を模式的に示す図である。図2(a)は、基地局20を介して携帯端末10間で通信を行う場合の通信方式(通信方式1)を示し、(b)は、携帯端末10間で直接通信を行う場合の通信方式(通信方式2)を示している。また、図3は、本実施形態に係る送信周波数帯域及び受信周波数帯域の一例を模式的に示す図である。
図2(a)に示すように、本実施形態に係る携帯端末10は、通信方式1において、携帯端末10間(携帯端末10Aと携帯端末10Bとの間)で、基地局20を介した無線通信を行う。本実施形態では、携帯端末10は、全二重通信(Full Duplex)により無線通信を行うことができ、また、全二重通信の方式としてFDD(周波数分割複信:Frequency Division Duplex)を採用している。以降では、通信方式1におけるFDDによる無線通信を、「FDD通信」とも記載する。
また、図2(b)に示すように、本実施形態に係る携帯端末10は、通信方式2において、携帯端末10間で、直接(すなわち、基地局20を介することなく)無線通信を行う(いわゆる、D2D(Device to Device))ことができる。以降では、通信方式2におけるFDDによる無線通信を、「D2D−FDD通信」とも記載する。そして、本実施形態に係る携帯端末10は、無線通信の形態として、FDD通信とD2D−FDD通信とを、切り替え可能に構成されている。
なお、FDD通信では、無線通信において利用される周波数帯域が、携帯端末からの送信に利用される周波数帯域(「送信周波数帯域」とも記載する)(第2周波数帯域)と、受信に利用される周波数帯域(「受信周波数帯域」とも記載する)(第1周波数帯域)とに分割されている。本実施形態では、図3に示すように、送信周波数帯域が1920MHz〜1980MHzであり、受信周波数帯域が2110MHz〜2170MHzである場合を例に挙げて説明するが、本発明においては特に限定されるものではない。
〔通信回路の構成〕
次に、本実施形態に係る携帯端末10の備える通信回路100の構成の概要について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る携帯端末10の備える通信回路100の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る携帯端末10の備える通信回路100は、通信部101、フィルタ部102(受信回路、送信回路)、スイッチ103(受信回路、送信回路)、受信信号増幅器104(受信回路、第1増幅回路)、送信信号増幅器105(送信回路、第2増幅回路)、及び、モデム回路106(切替手段)を備えている。
通信部101は、FDD通信により、基地局20を介して他の携帯端末10などの通信装置と無線通信を行う(通信方式1)。また、通信部101は、D2D−FDD通信により、基地局20を介することなく、他の携帯端末10などの通信装置と無線通信を行う(通信方式2)。以降では、外部(他の携帯端末10など)から受信した信号を「受信信号」とも記載し、外部に送信する信号を「送信信号」とも記載する。また、通信部101は、アンテナ(不図示)を備えており、本実施形態では、アンテナは携帯端末10の内部に内蔵されている。
フィルタ部102は、所定の周波数帯域以外の周波数成分を減衰させ、所定の周波数帯域成分のみを選択的に通過させる(以降「濾波」とも記載)フィルタである。フィルタ部102は、例えば、バンドパスフィルタ、又は、ハイパスフィルタとローパスフィルタとの組み合わせなどによって構成することができるが、本発明では特に限定されない。また、フィルタ部102は、図1に示すように、第1フィルタ121(第1フィルタ回路)、及び、第2フィルタ122(第2フィルタ回路)を備えている。第1フィルタ121は受信周波数帯域の成分を濾波し、第2フィルタ122は送信周波数帯域の成分を濾波する。
受信信号増幅器104は、受信信号を増幅する増幅回路であり、送信信号増幅器105は、送信信号を増幅する増幅回路である。受信信号増幅器104及び送信信号増幅器105は、例えば、オペアンプなどによって構成できるが、本発明はこれに限定されない。なお、受信信号増幅器104、及び、送信信号増幅器105において増幅可能な周波数帯域は可変である。受信信号増幅器104及び送信信号増幅器105は、例えば、後述するモデム回路106からの指示に従って特性(増幅可能な周波数帯域)を切り替える(変化させる)チューナブル増幅器であればよい。
スイッチ103は、第1フィルタ121及び第2フィルタ122と、受信信号増幅器104及び送信信号増幅器105との接続関係を切り替える。スイッチ103における接続関係の切り替えは、例えば、後述するモデム回路106により制御されればよい。スイッチ103は、受信信号増幅器104に接続される端子Bの接続先を、第1フィルタ121に接続される端子Aと、第2フィルタ122に接続される端子Cとの間で切り替える。また、スイッチ103は、端子Bの接続先の切り替えと連動して、送信信号増幅器105に接続される端子Dの接続先を、端子Bの接続先と異なる接続先に切り替える。
モデム回路106は、通信回路100における通信に関する処理を統合的に制御する制御手段である。また、モデム回路106は、D2D−FDD通信において、受信信号を処理する回路において処理可能な信号の周波数帯域、及び、送信信号を処理する回路において処理可能な信号の周波数帯域を、切り替える手段である。具体的には、モデム回路106は、受信信号増幅器104及び送信信号増幅器105において増幅可能な信号の周波数帯域を切り替えるよう、受信信号増幅器104及び送信信号増幅器105を制御する。
また、モデム回路106は、FDD通信を行う場合とD2D−FDD通信を行う場合とで、スイッチ103の備える端子間の接続関係(端子A及びCと端子B及びDとの接続関係)を切り替えるよう、スイッチ103を制御する。なお、モデム回路106は、例えば、集積回路(IC:Integrated Circuit)、又は、CPU(Central Processing Unit)などにより実現されていればよいが、本発明では特に限定されない。
〔通信形態の切替〕
次に、本実施形態に係る携帯端末10における、FDD通信と、D2D−FDD通信との切り替えについて、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る携帯端末10間の通信における通信回路100の信号の流れを模式的に示す図である。図4(a)は基地局20を介したFDD通信が行われる場合の通信回路100の信号の流れを模式的に示し、(b)は携帯端末10間でD2D−FDD通信が行われる場合の通信回路100の信号の流れを模式的に示している。
本実施形態では、携帯端末10Bからの携帯端末10Aに対する発呼により、携帯端末10Aと携帯端末10Bとの間で通話が行われる場合における、携帯端末10Bの動作を例に挙げて説明するが、携帯端末10A及び10Bは何れも同様の構成である。以降では、携帯端末10Bから携帯端末10Aへの送信信号を信号a又は信号a’とも記載し、携帯端末10Aから携帯端末10Bへの送信信号を信号b又は信号b’とも記載する。
また、信号aには、携帯端末10Bのユーザの発する音声を示す音声データが含まれ、信号aを受信する携帯端末10Aにおいて信号aに含まれる音声データの示す音声が出力される。一方、信号bには、携帯端末10Aのユーザの発する音声を示す音声データが含まれ、信号bを受信する携帯端末10Bにおいて信号bに含まれる音声データの示す音声が出力される。これにより、携帯端末10Aと携帯端末10Bとの間で通話が行われる。
以降では、携帯端末10Aと携帯端末10Bとの間で行われる通話における、信号a、a’、b及びb’の送受信に関する動作(処理)の詳細について説明する。なお、携帯端末10A及び携帯端末10Bにおける通話時の音声の入力及び出力などに関する処理は、従来の技術を用いることができるため、ここではその説明を省略している。
(FDD通信)
まず、FDD通信を行う場合の携帯端末10の動作について、図4(a)を参照して説明する。図4(a)に示すように、FDD通信において、携帯端末10Aと携帯端末10Bとは、基地局20を介して無線通信を行う。
図4(a)に示すように、FDD通信を行う場合、携帯端末10Bの備える通信回路100では、スイッチ103において端子Aと端子Bが接続され、端子Cと端子Dとが接続されている。つまり、通信回路100は、FDD通信を行う場合、受信回路の一部をフィルタ部102の備える第1フィルタ121、スイッチ103(端子A及び端子B)、及び、受信信号増幅器104により構成する。そして、通信回路100は、送信回路の一部をフィルタ部102の備える第2フィルタ122、スイッチ103(端子C及び端子D)、及び、送信信号増幅器105により構成する。
まず、携帯端末10Bは、携帯端末10Aに対して発呼する。これにより、携帯端末10Bと携帯端末10Aとの間のFDD通信による通話が開始される。通話が開始されると、携帯端末10Bは、送信周波数帯域に属するf3の周波数を有する信号aを、送信信号増幅器105において増幅すると共に、第2フィルタ122において濾波した後、通信部101を介して基地局20に送信する。
基地局20は、受信した信号aの周波数f3を、携帯端末10Aが受信可能なように、受信周波数帯域に属する周波数f2に変換した後、携帯端末10Aに対して送信する。携帯端末10Aは、周波数がf2である信号aの受信と並行して、送信周波数帯域に属するf1の周波数を有する信号bを基地局20に送信する。基地局20は、受信した信号bの周波数f1を、携帯端末10Bが受信可能なように、受信周波数帯域に属する周波数f4に変換した後、携帯端末10Bに対して送信する。
携帯端末10Bは、周波数がf4である信号bを受信する。受信された信号bは、第1フィルタ121において濾波され、スイッチ103を介して供給された受信信号増幅器104において増幅された後、モデム回路106に供給される。
(D2D−FDD通信)
次に、D2D−FDD通信を行うために携帯端末10Bが携帯端末10Aに対して発呼した場合の携帯端末10Bの動作について、図4(b)を参照して説明する。図4(b)に示すように、D2D−FDD通信において、携帯端末10Aと携帯端末10Bとは、互いに直接無線通信を行う。
図4(b)に示すように、D2D−FDD通信を行う場合、発呼を行う携帯端末10Bの備える通信回路100では、スイッチ103において端子Aと端子Dが接続され、端子Cと端子Bとが接続されている。つまり、通信回路100は、D2D−FDD通信を行う場合、受信回路の一部を、フィルタ部102の備える第2フィルタ122、スイッチ103(端子C及び端子B)、及び、受信信号増幅器104により構成する。そして、通信回路100は、送信回路の一部を、フィルタ部102の備える第1フィルタ121、スイッチ103(端子A及び端子D)、及び、送信信号増幅器105により構成する。
具体的には、まず、モデム回路106は、通信回路100のスイッチ103における端子間の接続関係を、図4(b)に示すように、端子Aと端子Dとが接続され、端子Cと端子Bとが接続されるように切り替える。さらに、モデム回路106は、受信信号増幅器104において増幅可能な周波数帯域を送信周波数帯域に切り替えると共に、送信信号増幅器105において増幅可能な周波数帯域を受信周波数帯域に切り替える。
そして、携帯端末10Bは、携帯端末10Aに対して発呼する。これにより、携帯端末10Bと携帯端末10Aとの間のD2D−FDD通信による通話が開始される。携帯端末10Bは、携帯端末10Aとの間で通話が開始されると、送信信号として、受信周波数帯域の周波数f4を有する信号a’を生成する。信号a’は、受信周波数帯域に属する周波数の信号を増幅可能に切り替えられた送信信号増幅器105において増幅され、第1フィルタ121において濾波された後、携帯端末10Aに対して送信される。
携帯端末10Bから送信された信号a’の周波数はf4であり受信周波数帯域に属していることから、携帯端末10Aは、D2D−FDD通信においても、通常のFDD通信と同様にして信号a’を受信することができる。また、携帯端末10Aは、信号a’の受信と並行して、送信周波数帯域に属するf3の周波数を有する信号b’を携帯端末10Bに対して送信する。
携帯端末10Bは、通信部101を介して信号b’を受信すると、信号b’を第2フィルタ122において濾波した後、スイッチ103を介して受信信号増幅器104に供給し、受信信号増幅器104において増幅した後、モデム回路106に供給する。
上述のように、D2D−FDD通信を行う場合、携帯端末10Bにおいて、受信信号を処理する回路において処理可能な信号の周波数帯域と、送信信号を処理する回路において処理可能な周波数帯域とがモデム回路106により切り替えられる。これにより、携帯端末10Bは、携帯端末10Aから送信周波数帯域に属する周波数で送信される信号b’を、正常に受信して処理することができる。
また、携帯端末10Bでは、D2D−FDD通信を行う場合に、送信信号増幅器105において増幅可能な周波数帯域が受信周波数帯域に切り替えられ、スイッチ103を介して、第1フィルタ121と送信信号増幅器105とが接続されている。これにより、携帯端末10Bは、携帯端末10Aに対して送信する信号a’を、携帯端末10Aが正常に処理可能な受信周波数帯域に属する周波数により送信することができる。
したがって、携帯端末10Bは、通信回路100を備えていることにより、基地局20を介さず携帯端末10Aと直接通信を行う場合であっても、携帯端末10Aとの間で正常に通信を行うことができる。
なお、本実施形態において、例えば、D2D−FDD通信を行うために携帯端末10Bが携帯端末10Aに対して発呼した場合に、発呼を受けた携帯端末10Aが受信信号増幅器104及び送信信号増幅器105において増幅可能な周波数帯域を切り替え、携帯端末10Bは切り替えを行わない構成を採用することもできる。
<実施形態2>
本発明の一態様に係る通信回路は、例えば、フィルタ部の各フィルタが濾波可能な周波数帯域を可変(切り替え可能)にすることにより、基地局20を介することなく携帯端末11間での正常な通信を実現することもできる。なお、本実施形態では、説明の便宜上、実施形態1に係る通信回路100と同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施形態では、主に、実施形態1との相違点について説明するものとする。
〔通信回路の構成〕
本実施形態に係る携帯端末11の備える通信回路110の構成の概要について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る携帯端末11の備える通信回路110の要部構成を示すブロック図である。図5に示すように、本実施形態に係る通信回路110は、スイッチ103を備えておらず、また、フィルタ部102及びモデム回路106に代えてフィルタ部112(受信回路、送信回路)及びモデム回路116(切替手段)を備えていること以外は、実施形態1に係る通信回路100と同様の構成である。
フィルタ部112は、図5に示すように、第1フィルタ123(第3フィルタ回路)、及び、第2フィルタ124(第4フィルタ回路)を備えている。本実施形態では、第1フィルタ123、及び、第2フィルタ124において濾波可能な周波数帯域は可変である。受信信号増幅器104及び送信信号増幅器105は、例えば、後述するモデム回路106からの指示に従って特性(濾波可能な周波数帯域)を切り替えるチューナブルフィルタであればよい。本実施形態では、第1フィルタ123が受信周波数帯域の成分を濾波する場合には、第2フィルタ124は送信周波数帯域の成分を濾波する。また、第1フィルタ123が送信周波数帯域の成分を濾波する場合には、第2フィルタ124は送信周波数帯域の成分を濾波する。
モデム回路116は、受信信号増幅器104及び送信信号増幅器105において増幅可能な信号の周波数帯域を切り替えるよう、受信信号増幅器104及び送信信号増幅器105を制御する。また、モデム回路116は、第1フィルタ123及び第2フィルタ124において濾波可能な信号の周波数帯域を切り替えるよう、第1フィルタ123及び第2フィルタ124を制御する。
〔通信形態の切替〕
次に、本実施形態に係る携帯端末11における、FDD通信と、D2D−FDD通信との切り替えについて、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る携帯端末11間の通信における通信回路110の信号の流れを模式的に示す図である。図6(a)は基地局20を介したFDD通信が行われる場合の通信回路110の信号の流れを模式的に示し、(b)は携帯端末11間でD2D−FDD通信が行われる場合の通信回路110の信号の流れを模式的に示している。以降では、実施形態1と同様に、携帯端末11Bから携帯端末11Aに対して送信される信号を信号aとも記載し、携帯端末11Aから携帯端末11Bに対して送信される信号を信号bとも記載する。
(FDD通信)
まず、FDD通信を行う場合の携帯端末11の動作について、図6(a)を参照して説明する。図6(a)に示すように、FDD通信において、携帯端末11Aと携帯端末11Bとは、基地局20を介して無線通信を行う。
携帯端末11Bは、携帯端末11Aに対して発呼し、基地局20を介したFDD通信による通話を開始する。通話が開始されると、携帯端末11Bは、送信周波数帯域に属するf3の周波数を有する信号aを、送信信号増幅器105により増幅すると共に、第2フィルタ124において濾波した後、通信部101を介して基地局20に送信する。
基地局20は、受信した信号aの周波数f3を、携帯端末11Aが受信可能なように受信周波数帯域に属する周波数f2に変換した後、携帯端末11Aに対して送信する。携帯端末11Aは、周波数がf2である信号aの受信と並行して、送信周波数帯域に属するf1の周波数を有する信号bを基地局20に送信する。基地局20は、受信した信号bの周波数f1を、携帯端末11Bが受信可能なように、受信周波数帯域に属する周波数f4に変換した後、携帯端末11Bに対して送信する。
携帯端末11Bは、周波数がf4である信号bを受信する。受信された信号bは、第1フィルタ123において濾波され、スイッチ103を介して供給された受信信号増幅器104において増幅された後、モデム回路116に供給される。
(D2D−FDD通信)
次に、D2D−FDD通信を行う場合の携帯端末11の動作について、図6(b)を参照して説明する。図6(b)に示すように、D2D−FDD通信において、携帯端末11Aと携帯端末11Bとは、互いに直接無線通信を行う。そして、図6(b)に示すように、発呼を行う携帯端末11Bの備える通信回路110では、モデム回路116により、受信信号増幅器104及び送信信号増幅器115において増幅可能な周波数帯域が切り替えられると共に、第1フィルタ123及び第2フィルタ124において濾波可能な周波数帯域が切り替えられる。
具体的には、モデム回路116は、受信信号増幅器104において増幅可能な周波数帯域を送信周波数帯域に切り替えると共に、送信信号増幅器105において増幅可能な周波数帯域を受信周波数帯域に切り替える。モデム回路116は、さらに、第1フィルタ123において濾波可能な周波数帯域を送信周波数帯域に切り替えると共に、第2フィルタ124において濾波可能な周波数帯域を受信周波数帯域に切り替える。そして、携帯端末11Bは、携帯端末11Aに対して発呼する。これにより、携帯端末11Bと携帯端末11Aとの間のD2D−FDD通信による通信が開始される。
携帯端末11Bは、送信信号として、受信周波数帯域の周波数f4を有する信号a’を生成する。生成された信号a’は、送信信号増幅器105において増幅され、第2フィルタ124において濾波された後、携帯端末11Aに対して送信される。携帯端末10Aは、D2D−FDD通信においても、通常のFDD通信と同様にして信号a’を受信すると共に、送信周波数帯域に属するf3の周波数を有する信号b’を携帯端末11Bに対して送信する。携帯端末11Bは、通信部101を介して信号b’を受信する。受信された信号b’は、第1フィルタ123において濾波された後、受信信号増幅器104において増幅され、モデム回路106に供給される。
上述のように、携帯端末11Bは、D2D−FDD通信において、携帯端末11Aから送信周波数帯域に属する周波数で送信される信号b’を正常に受信し、処理することができる。また、携帯端末11Bは、携帯端末11Aに対して送信する信号a’を、携帯端末11Aが正常に処理可能な受信周波数帯域に属する周波数により送信することができる。したがって、携帯端末11Bは、通信回路110を備えていることにより、基地局20を介さず携帯端末11Aと直接通信を行う場合であっても、携帯端末11Aとの間で正常に通信を行うことができる。
<ソフトウェアによる実現例>
通信装置10、11の備える通信回路100、110の制御ブロック(特にモデム回路106、116)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、通信装置10、11は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る通信回路(通信回路100、110)は、全二重通信を行う通信回路であって、基地局を介した全二重通信を行う場合に、第1周波数帯域(受信周波数帯域)に属する周波数の信号を外部から受信する受信回路(フィルタ部102、スイッチ103、受信信号増幅器104)と、上記基地局を介した全二重通信を行う場合に、上記第1周波数帯域と異なる第2周波数帯域(送信信号周波数帯域)に属する周波数の信号を外部へ送信する送信回路(フィルタ部102、スイッチ103、送信信号増幅器105)と、上記基地局(基地局20)を介さない全二重通信を行う場合に、上記受信回路において受信可能な周波数帯域を上記第2周波数帯域に切り替えると共に、上記送信回路において送信可能な周波数帯域を上記第1周波数帯域に切り替える切替手段(モデム回路106)と、を備えている。
上記の構成によれば、上記通信回路は、上記基地局を介さない全二重通信を行う場合、上記切替手段により、上記受信回路において受信可能な、上記外部から受信する信号(以降、「受信信号」とも記載)の周波数の属する周波数帯域を上記第2周波数帯域に切り替えると共に、上記送信回路において送信可能な、上記外部へ送信する信号(以下、「送信信号」とも記載)の周波数の属する周波数帯域を上記第1周波数帯域に切り替える。これにより、上記受信回路は、上記第2周波数帯域に属する周波数の信号を受信信号として受信し、また、上記送信回路は、上記第1周波数帯域に属する周波数の信号を送信信号として送信する。つまり、上記通信回路は、他の機器(又は回路など)から上記第2周波数帯域に属する周波数で送信された信号を、上記切替手段により上記第2周波数帯域を受信可能に切り替えられた上記受信回路によって、正常に受信することができる。
また、上記通信回路は、上記送信回路が上記切替手段により上記第1周波数帯域に属する周波数の信号を送信可能に切り替えられているため、他の機器(又は回路など)が正常に受信可能である上記第1周波数帯域に属する周波数により送信信号を送信することができる。これにより、上記通信回路を備える機器と上記基地局を介さない全二重通信を行う他の機器は、上記第1周波数帯域に属する信号を正常に受信して処理することができる。
従って、上記通信回路は、基地局を介さず直接通信を行う場合であっても、正常に全二重通信を行うことができる。
本発明の態様2に係る通信回路(通信回路100)は、上記態様1において、基地局を介した全二重通信を行う場合に上記受信回路の一部を構成する第1フィルタ回路(第1フィルタ121)であって、上記第1周波数帯域に属する周波数の上記信号を濾波する第1フィルタ回路と、基地局を介した全二重通信を行う場合に上記送信回路の一部を構成する第2フィルタ回路(第2フィルタ122)であって、上記第2周波数帯域に属する周波数の上記信号を濾波する第2フィルタ回路と、を更に備え、上記切替手段は、上記基地局を介さない全二重通信を行う場合に、上記第2フィルタ回路が上記受信回路の一部を構成するように切り替えると共に、上記第1フィルタ回路が上記送信回路の一部を構成するように切り替えてもよい。
上記の構成によれば、上記切替手段は、上記基地局を介した全二重通信を行う場合と、上記基地局を介さない全二重通信を行う場合とで、上記第1フィルタ回路が含まれる回路と上記第2フィルタ回路が含まれる回路とを入れ替える。これによって、上記基地局を介さない全二重通信において、上記通信回路は、上記受信信号を上記第2フィルタ回路において正常に濾波する(選択的に通過させる)ことができる。また、上記通信回路は、上記第1フィルタ回路を正常に濾波した上記送信信号を外部へ送信することができる。
本発明の態様3に係る通信回路(通信回路110)における上記受信回路は、上記態様1において、基地局を介した全二重通信を行う場合に上記第1周波数帯域に属する周波数の上記信号を濾波する第3フィルタ回路(第1フィルタ123)を備え、上記送信回路は、基地局を介した全二重通信を行う場合に上記第2周波数帯域に属する周波数の上記信号を濾波する第4フィルタ回路(第2フィルタ124)を備え、上記第3フィルタ回路及び第4フィルタ回路は、可変フィルタであり、上記切替手段は、上記基地局を介さない全二重通信を行う場合に、上記第3フィルタ回路が濾波する信号の周波数帯域を上記第2周波数帯域に切り替えると共に、上記第4フィルタ回路が濾波する信号の周波数帯域を上記第1周波数帯域に切り替えてもよい。
上記の構成によれば、上記切替手段は、上記基地局を介さない全二重通信を行う場合に、上記第3フィルタ回路及び上記第4フィルタ回路において濾波することが可能な周波数帯域を入れ替えるように切り替える。これによって、上記基地局を介さない全二重通信において、上記通信回路は、上記受信信号を上記第3フィルタ回路において正常に濾波することができる。また、上記通信回路は、上記第4フィルタ回路において正常に濾波した上記送信信号を外部へ送信することができる。
本発明の態様4に係る通信回路における上記受信回路は、上記態様1から3において、基地局を介した全二重通信を行う場合に上記第1周波数帯域に属する周波数の上記信号を増幅する第1増幅回路(受信信号増幅器104)を備え、上記送信回路は、基地局を介した全二重通信を行う場合に上記第2周波数帯域に属する周波数の上記信号を増幅する第2増幅回路(送信信号増幅器105)を備え、上記切替手段は、上記第1増幅回路において増幅可能な信号の周波数帯域を上記第2周波数帯域に切り替えると共に、上記第2増幅回路において増幅可能な信号の周波数帯域を上記第1周波数帯域に切り替えてもよい。
上記の構成によれば、上記通信回路は、上記基地局を介さない全二重通信において、受信信号として受信した上記第2周波数帯域に属する周波数の信号を、上記第1増幅回路において正常に増幅することができる。また、上記通信回路は、上記第2増幅回路において上記第1周波数帯域に属する周波数の信号を送信信号として正常に増幅した上で、外部に送信することができる。
本発明の態様5に係る通信回路における上記切替手段は、上記態様1から4において、当該通信回路が上記基地局を介さない全二重通信を行うために発呼した場合に、上記切り替えを行ってもよい。
上記の構成によれば、上記通信回路は、上記基地局を介さない全二重通信を行うために発呼した場合に限り上記切替手段による切り替えを行い、外部から通信の発呼を受け付ける場合には上記切替手段による切り替えを行わない。これにより、上記通信回路は、当該通信回路を備えた機器同士が上記基地局を介さない全二重通信を行う場合に、双方の機器が上記切替手段による切り替えを行い、正常に全二重通信を行うことができなくなることを防ぐことができる。
本発明の態様6に係る通信装置(携帯端末10、11)は、上記態様1から5に記載の通信回路を備えていてもよい。上記の構成によれば、上記通信装置は、上述の通信回路と同様の効果を奏することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、全二重通信を行う通信回路、及び、全二重通信を行う携帯電話、スマートフォン及びPHSなどの通信装置などに好適に利用することができる。
10、10A、10B、11、11A、11B:携帯端末、20:基地局、100、110:通信回路、102、112:フィルタ部(受信回路、送信回路)、103:スイッチ(受信回路、送信回路)、104:受信信号増幅器(受信回路)、105:送信信号増幅器(送信回路)、106、116:モデム回路(切替手段)、121:第1フィルタ(第1フィルタ回路)、122:第2フィルタ(第2フィルタ回路)、123:第1フィルタ(第3フィルタ回路)、124:第2フィルタ(第4フィルタ回路)

Claims (5)

  1. 全二重通信を行う通信回路であって、
    基地局を介した全二重通信を行う場合に、第1周波数帯域に属する周波数の信号を外部から受信する受信回路と、
    上記基地局を介した全二重通信を行う場合に、上記第1周波数帯域と異なる第2周波数帯域に属する周波数の信号を外部へ送信する送信回路と、
    上記基地局を介さない全二重通信を行う場合に、上記受信回路において受信可能な周波数帯域を上記第2周波数帯域に切り替えると共に、上記送信回路において送信可能な周波数帯域を上記第1周波数帯域に切り替える切替手段と、を備えている、
    ことを特徴とする通信回路。
  2. 基地局を介した全二重通信を行う場合に上記受信回路の一部を構成する第1フィルタ回路であって、上記第1周波数帯域に属する周波数の上記信号を濾波する第1フィルタ回路と、
    基地局を介した全二重通信を行う場合に上記送信回路の一部を構成する第2フィルタ回路であって、上記第2周波数帯域に属する周波数の上記信号を濾波する第2フィルタ回路と、を更に備え、
    上記切替手段は、上記基地局を介さない全二重通信を行う場合に、上記第2フィルタ回路が上記受信回路の一部を構成するように切り替えると共に、上記第1フィルタ回路が上記送信回路の一部を構成するように切り替える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信回路。
  3. 上記受信回路は、基地局を介した全二重通信を行う場合に上記第1周波数帯域に属する周波数の上記信号を濾波する第3フィルタ回路を備え、
    上記送信回路は、基地局を介した全二重通信を行う場合に上記第2周波数帯域に属する周波数の上記信号を濾波する第4フィルタ回路を備え、
    上記第3フィルタ回路及び第4フィルタ回路は、可変フィルタであり、
    上記切替手段は、上記基地局を介さない全二重通信を行う場合に、上記第3フィルタ回路が濾波する信号の周波数帯域を上記第2周波数帯域に切り替えると共に、上記第4フィルタ回路が濾波する信号の周波数帯域を上記第1周波数帯域に切り替える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信回路。
  4. 上記切替手段は、当該通信回路が上記基地局を介さない全二重通信を行うために発呼した場合に、上記切り替えを行う、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の通信回路。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の通信回路を備えている、
    ことを特徴とする通信装置。
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