JP2015127870A - 制御装置、制御方法、プログラム、及び、電子機器 - Google Patents

制御装置、制御方法、プログラム、及び、電子機器 Download PDF

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卓雄 渡邉
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Shinpei Kameoka
慎平 亀岡
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Masao Kondo
真生 近藤
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    • H04N21/42224Touch pad or touch panel provided on the remote control

Abstract

【課題】カーソルを、容易に操作する。
【解決手段】ユーザの操作に応じて離散的に移動する第1のカーソルと、連続的に変化する第2のカーソルとが表示画面に表示される。さらに、例えば、表示画面には、第1のカーソルによって選択されるアイテムが表示され、ユーザの操作に応じて、第2のカーソルは連続的に移動し、第1のカーソルを基準とする第2のカーソルの移動量が、第1のカーソルのサイズに対応する閾値を超えた場合、第1のカーソルが、第2のカーソルの移動方向に位置するアイテムに移動する。本技術は、例えば、リモートコントローラによって操作されるカーソルが表示されるTVその他の電子機器等に適用することができる。
【選択図】図5

Description

本技術は、制御装置、制御方法、プログラム、及び、電子機器に関し、特に、例えば、タッチパッドや、ジョイスティック、ジャイロ等のセンサ等を搭載したリモートコントローラ等によって、カーソルを、容易に操作することができるようにする制御装置、制御方法、プログラム、及び、電子機器に関する。
例えば、TV(テレビジョン受像機)を遠隔制御するリモートコントローラについては、そのリモートコントローラの各ボタンに割り当てられた機能を、ユーザが容易に認識することができるようにする技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2003-223265号公報
ところで、TV等の電子機器において表示されたカーソルを、リモートコントローラ等によって操作する場合に、カーソルの操作がし難いことがある。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、カーソルを、容易に操作することができるようにするものである。
本技術の制御装置、又は、プログラムは、ユーザの操作に応じて離散的に移動する第1のカーソルと、連続的に変化する第2のカーソルとを表示画面に表示させる制御部を備える制御装置、又は、そのような制御装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムである。
本技術の制御方法は、ユーザの操作に応じて離散的に移動する第1のカーソルと、連続的に変化する第2のカーソルとを表示画面に表示させるステップを含む制御方法である。
以上のような制御装置、制御方法、及び、プログラムにおいては、ユーザの操作に応じて離散的に移動する第1のカーソルと、連続的に変化する第2のカーソルとが表示画面に表示される。
本技術の電子機器は、リモートコントローラから送信されてくる、ユーザの操作に対応する操作信号を受信する受信部と、前記操作信号に応じて離散的に移動する第1のカーソルと、連続的に変化する第2のカーソルとを表示画面に表示させる制御部とを備える電子機器である。
本技術の電子機器においては、リモートコントローラから送信されてくる、ユーザの操作に対応する操作信号が受信され、前記操作信号に応じて離散的に移動する第1のカーソルと、連続的に変化する第2のカーソルとを表示画面に表示される。
なお、制御装置は、独立した装置であっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックであっても良い。
また、プログラムは、伝送媒体を介して伝送することにより、又は、記録媒体に記録して、提供することができる。
本技術によれば、カーソルを、容易に操作することができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術を適用したTVシステムの一実施の形態の構成例を示す斜視図である。 リモートコントローラ11の外観構成例を示す斜視図である。 リモートコントローラ11の操作面の構成例を示す平面図である。 リモートコントローラ11、及び、TV12の電気的構成例を示すブロック図である。 アイテムを、離散ポイントカーソルで選択する場合の、TV12でのカーソルの表示の例を説明する図である。 アイテムを、離散ポイントカーソルで選択する場合の、TV12の処理の例を説明するフローチャートである。 補助カーソルのリセットの例を説明する図である。 アイテムを、離散ポイントカーソルとしての矩形カーソルで選択する場合の、TV12でのカーソルの表示の例を説明する図である。 補助カーソルの位置の補正の例を説明する図である。 補助カーソルの第1の他の例を示す図である。 補助カーソルの第2の他の例を示す図である。 矩形カーソルと一体的な補助カーソルの第1の例を示す図である。 矩形カーソルと一体的な補助カーソルの第2の例を示す図である。 矩形カーソルと一体的な補助カーソルの第3の例を示す図である。 ページ切り替えの例を説明する図である。 TV12でのカレントページの切り替えの例を説明する図である。 タッチパッド22のスワイプ操作に応じて矩形カーソルが移動される場合の処理の例を説明するフローチャートである。 矩形カーソルの位置に依存せずに、ページ切り替えを行う方法の例を説明する図である。 移動開始位置の更新の例を説明する図である。 アナウンス情報の第1の表示例を示す図である。 アナウンス情報の第2の表示例を示す図である。 TV12において、フリーポイントカーソルを移動する場合の処理の例を説明するフローチャートである。 タッチパッド22のスワイプ操作の方向の角度(操作角度)と、フリーポイントカーソルの移動方向の角度(移動角度)との関係を示す図である。 本技術を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
<本技術を適用したTVシステムの一実施の形態>
図1は、本技術を適用したTVシステムの一実施の形態の構成例を示す斜視図である。
図1において、TVシステムは、リモートコントローラ11、及び、TV12を有する。
リモートコントローラ11は、ユーザによって操作され、そのユーザの操作に対応する操作信号を送信する。
ここで、リモートコントローラ11による操作信号の送信は、有線、及び、無線のうちのいずれの通信方法であってもよい。
また、リモートコントローラ11による操作信号の送信を、無線で行う場合には、その無線としては、例えば、赤外線や、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)その他の任意の通信方法を採用することができる。
TV12は、テレビジョン放送のコンテンツや、外部の装置で再生されたコンテンツ、インターネット等のネットワークを介して送信されてくるコンテンツ等を受信し、そのコンテンツの画像を表示画面に表示するとともに、音声を出力する。
また、TV12は、カーソルや、そのカーソルによって選択されるGUI(Graphical User Interface)としてのアイテムを、必要に応じて、表示画面に表示する。
ここで、TV12に表示されるアイテムとしては、例えば、メニュー画面の項目や、コンテンツのシンボルとしてのアイコン等がある。TV12で表示するアイテムとして、複数のアイテムが存在する場合には、TV12では、複数のアイテムを、複数のページに分けて、ページごとに、アイテムを表示することができる。
また、本実施の形態において、カーソルには、矢印や、矩形(の枠)等の明示的にカーソルとして表示される画像の他、アイテムがフォーカスされていることをユーザが認識することができるように、アイテムの輝度や、色、形状(大きさを含む)等を変更する表示が含まれる。
TV12は、リモートコントローラ11から送信されてくる操作信号を受信し、その操作信号に応じて各種の処理を行う。
すなわち、TV12は、リモートコントローラ11からの操作信号に応じて、例えば、選局するチャンネルや音量を変更する。
また、TV12は、リモートコントローラ11からの操作信号に応じて、例えば、カーソルの移動等のカーソルの状態を変化させる。さらに、TV12は、リモートコントローラ11からの操作信号に応じて、例えば、アイテムが複数ページにわたって表示される場合には、表示画面に表示されるページを切り替える(変更する)。
<リモートコントローラ11の外観構成例>
図2は、図1のリモートコントローラ11の外観構成例を示す斜視図である。
リモートコントローラ11は、略平板の直方体の形状をしている。
リモートコントローラ11としての平板の一面には、ユーザによって操作されるハードキー部21、タッチパッド22、及び、ハードキー部23が設けられている。
ここで、リモートコントローラ11の、ユーザによって操作されるハードキー部21、タッチパッド22、及び、ハードキー部23が設けられている一面を、以下、操作面ともいう。
図2には、操作面を上側に向けた状態と、操作面を下側に向けた状態とのそれぞれの状態のリモートコントローラ11が図示されている。
図3は、リモートコントローラ11の操作面の構成例を示す平面図である。
ハードキー部21には、ハードキー31及び32が設けられている。
ハードキー31は、電源キーであり、ハードキー31が操作されると、TV12の電源が、オン又はオフにされる。
ハードキー32は、特殊キーであり、ハードキー32が操作されると、TV12は、所定の処理を行う。
タッチパッド22は、TV12に表示されたカーソルを移動させる場合、その他各種の場合に操作される。
図3では、タッチパッド22は、略台形状になっており、台形の上底側の(上部の)エリア41、下底側の(下部の)エリア43、及び、エリア41と43とに挟まれた中部のエリア42に区分されている。
エリア41が、水平方向(x方向)の右から左方向にスワイプ操作された場合、例えば、TV12は、チャンネル番号が、現在のチャンネル番号から大きくなるように、選局するチャンネルを変更する。
エリア41が、左から右方向にスワイプ操作された場合、例えば、TV12は、チャンネル番号が、現在のチャンネル番号から小さくなるように、選局するチャンネルを変更する。
また、タッチパッド22は、押し込み操作が可能になっており、エリア41の中央のエリア41Aが押し込み操作された場合(エリア41Aにタッチした状態で、タッチパッド22の押し込み操作が行われた場合)、例えば、TV12は、表示画面に、TV12を制御するためのリモートコントローラ(の画像)を表示する。なお、リモートコントローラの表示は、エリア41Aが押し込み操作された場合だけでなく、エリア41の任意の位置が押し込み操作された場合に表示することができる。
エリア42は、TV12に表示されたカーソルを移動させる場合等に、スワイプ操作される。すなわち、エリア42が、スワイプ操作された場合、例えば、TV12に表示されたカーソルが、エリア42のスワイプ操作に応じて移動する。
また、エリア42が押し込み操作された場合(エリア42にタッチした状態で、タッチパッド22の押し込み操作が行われた場合)、例えば、TV12は、いわゆる決定キーが操作された場合と同様の処理を行う。
さらに、エリア42がフリック操作された場合、例えば、TV12は、いわゆるカーソルキーが操作された場合と同様の処理を行う。
エリア43は、水平方向に、3つのエリア43A,43B、及び、43Cに区分されている。
エリア43Aが押し込み操作された場合、例えば、TV12は、いわゆる戻るキーが操作された場合と同様の処理(直前の状態に戻る処理)を行う。
エリア43Bが押し込み操作された場合、例えば、TV12は、いわゆるホームキーが操作された場合と同様の処理(ホーム画面を表示する処理)を行う。また、エリア43Bが、垂直方向(y方向)の上方向にスワイプ操作された場合、例えば、TV12は、番組を選択するための番組選択画面を、表示画面に表示する。
エリア43Cが押し込み操作された場合、例えば、TVは、いわゆるオプションキーが操作された場合と同様の処理(例えば、オプションメニューを表示する処理)を行う。
ハードキー部23には、ハードキー51,52,53、及び、54が設けられている。
ハードキー51は、例えば、TV12の選局するチャンネルをインクリメントするときに操作され、ハードキー52は、例えば、TV12の選局するチャンネルをデクリメントするときに操作される。
ハードキー53は、例えば、TV12の音量を大にするときに操作され、ハードキー54は、例えば、TV12の音量を小にするときに操作される。
<リモートコントローラ11、及び、TV12の電気的構成例>
図4は、図1のリモートコントローラ11、及び、TV12の電気的構成例を示すブロック図である。
リモートコントローラ11は、操作部71、検出部72、及び、通信部73を有する。
操作部71は、ハードキー部21、タッチパッド22、及び、ハードキー部23(図2)に相当し、ユーザによって操作される。
検出部72は、ユーザによる操作部71の操作を検出し、その操作に対応する操作信号を、通信部73に供給する。
通信部73は、検出部72からの操作信号を、無線で送信する。
TV12は、通信部81、判定部82、制御部83、及び、表示部84を有する。
通信部81は、リモートコントローラ11(の通信部73)から送信されてくる操作信号を受信し、判定部82に供給する。
判定部82は、通信部81からの操作信号に基づいて、ユーザによるリモートコントローラ11の操作を判定し、その判定結果を、通信部81からの操作信号とともに、制御部83に供給する。
制御部83は、判定部82からのユーザの操作の判定結果や操作信号に応じて、TV12全体を制御する。
すなわち、制御部83は、判定部82からのユーザの操作の判定結果や操作信号に応じて、例えば、チャンネルや音量の制御等を行う。
また、制御部83は、判定部82からのユーザの操作の判定結果や操作信号に応じて、例えば、表示部84でのカーソルやアイテムの表示等を制御する。
表示部84は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、制御部83の制御等に従って、コンテンツの画像や、アイテム、カーソルを表示画面に表示する。
<アイテムを、離散ポイントカーソルで選択する場合のカーソルの表示>
図5は、アイテムを、離散ポイントカーソルで選択する場合の、TV12でのカーソルの表示の例を説明する図である。
図5では、制御部83において、複数のアイテムが、1次元の方向としての水平方向に並ぶ形で、(表示部84の)表示画面に表示されている。
さらに、図5では、制御部83において、矩形カーソルと、補助カーソルとが、表示画面に表示されている。
図5において、矩形カーソルは、矩形の枠状のカーソルであり、リモートコントローラ11の操作に応じて、アイテムの位置にのみ離散的に、アイテムを囲むように移動する。
ここで、離散的に移動するカーソル(第1のカーソル)を、離散ポイントカーソルということとすると、矩形カーソルは、離散ポイントカーソルである。
図5において、補助カーソルは、点状のカーソルであり、リモートコントローラ11の操作に応じて、連続的に移動する(連続的に、補助カーソルの状態としての位置が変化する)。
ここで、連続的に移動するカーソル(第2のカーソル)を、フリーポイントカーソルということとすると、補助カーソルは、フリーポイントカーソルである。
図5では、補助カーソルは、水平方向に並ぶアイテムを選択する矩形カーソルに近接した位置としての、矩形カーソルの下部に表示されている。
例えば、リモートコントローラ11のタッチパッド22(のエリア42)が所定量(以上)だけ水平方向にスワイプ操作された場合、制御部83において、矩形カーソルは、現在選択しているアイテム(の位置)から、スワイプ操作が行われた方向に向かって隣接するアイテム(の位置)に(離散的に)移動される。
ここで、図5に示したように、アイテムが、1次元の水平方向にのみ並ぶ場合、制御部83では、タッチパッド22のスワイプ操作の成分のうちの、アイテムが並ぶ水平方向と直交する成分を無視することができる。
この場合、制御部83は、タッチパッド22のスワイプ操作の成分のうちの、アイテムが並ぶ水平方向の成分のみを有効な成分として、その有効な成分に応じて、矩形カーソル、及び、補助カーソルを移動させる。
したがって、アイテムが、1次元の方向にのみ並び、タッチパッド22のスワイプ操作の成分のうちの、アイテムが並ぶ水平方向に直交する成分を無視する場合には、矩形カーソル、及び、補助カーソルは、アイテムが並ぶ1次元の方向(図5では、水平方向)にしか移動しない。
上述したように、タッチパッド22が所定量だけ水平方向にスワイプ操作されると、矩形カーソルが、現在選択しているアイテムに隣接するアイテムに移動される場合には、補助カーソルが存在しないと、タッチパッド22のスワイプ操作がし難いことがある。
すなわち、矩形カーソルは、タッチパッド22が所定量だけ水平方向にスワイプ操作されると移動するが、矩形カーソルだけでは、ユーザは、どの程度のスワイプ操作を行えば、矩形カーソルが移動するかを認識するのが難しく、その結果、不安感を持ちながら、スワイプ操作を行うことになる。
そこで、本実施の形態では、離散ポイントカーソルである矩形カーソルの他に、フリーポイントカーソルである補助カーソルが表示される。
補助カーソルは、フリーポイントカーソルであるため、ユーザによるタッチパッド22のスワイプ操作に応じて連続的に移動する。
すなわち、タッチパッド22のスワイプ操作の操作量が所定量に到達しておらず、そのため、離散ポイントカーソルである矩形カーソルが移動していない場合であっても、フリーポイントカーソルである補助カーソルは、タッチパッド22のスワイプ操作に応じて連続的に移動する。
アイテムが、1次元の水平方向にのみ並ぶ場合、補助カーソルは、例えば、矩形カーソルの下部の、矩形カーソルの中心(重心)に対応する位置(矩形カーソルを水平方向に2等分する位置)を、初期位置として表示され、その後、タッチパッド22がスワイプ操作されると、そのスワイプ操作に応じて(連続的に)水平方向に移動する。
図5では、水平方向に並ぶ3個のアイテムの、左から2番目のアイテムの位置に、矩形カーソルが表示されるとともに、初期位置としての、矩形カーソルの下部であって、矩形カーソルの中心に対応する位置に、補助カーソルが表示されている。
そして、図5では、タッチパッド22の右方向へのスワイプ操作に応じて、補助カーソルが、初期位置から、右方向に移動している。
判定部82では、矩形カーソルの中心を基準とする補助カーソルの移動量(変化量)が、矩形カーソルのサイズに対応する閾値(以下、移動閾値ともいう)としての、例えば、矩形カーソルの横方向(水平方向)の幅の1/2を超えたかどうかが判定される。
矩形カーソルの中心を基準とする補助カーソルの移動量が、移動閾値を超えた場合、制御部83は、図5に示すように、矩形カーソルを、現在選択しているアイテムから、補助カーソルの移動方向(変化方向)に位置するアイテムに移動させる。以上のように、矩形カーソル(第1のカーソル)と、補助カーソル(第2のカーソル)とは、協調(連動)して移動する。
図5では、タッチパッド22の右方向へのスワイプ操作によって、補助カーソルの移動量が、移動閾値を超え、これにより、矩形カーソルが、水平方向に並ぶ3個のアイテムの、左から2番目のアイテムから3番目(右端)のアイテムの位置に移動している。
この場合、タッチパッド22のスワイプ操作の操作量が、矩形カーソルの中心を基準とする補助カーソルの移動量として表現され、矩形カーソルの両端(左端と右端)が、矩形カーソルが移動されるときの、補助カーソルの移動量の閾値として使用されるので、ユーザは、補助カーソルによって、スワイプ操作をどの程度行うことによって、矩形カーソルが移動するかを認識することができる。
さらに、ユーザのスワイプ操作に応じて、補助カーソルが連続的に移動することにより、ユーザは、スワイプ操作に対する視覚的なフィードバックを受けることができ、スワイプ操作に対する処理が行われていることを確認することができる。
以上の結果、ユーザは、例えば、スワイプ操作によって矩形カーソルが移動するのか?、矩形カーソルがいつ移動するのか?、といった不安感を感じずに、矩形カーソルの操作を、容易に行うことができる。
図6は、以上のように、アイテムを、離散ポイントカーソルとしての矩形カーソルで選択する場合の、TV12の処理の例を説明するフローチャートである。
ステップS11において、制御部83は、表示画面に、1次元の水平方向にのみ並んだ複数のアイテムを表示させるとともに、その複数のアイテムのうちの所定のアイテムの位置に、矩形カーソルと、補助カーソルとを表示させ、処理は、ステップS12に進む。
ここで、補助カーソルは、矩形カーソルを基準とする初期位置、すなわち、例えば、矩形カーソルの下部の、矩形カーソルの中心に対応する位置(矩形カーソルを水平方向に2等分する位置)に表示される。
ステップS12では、判定部82が、通信部81から供給される操作信号に基づき、タッチパッド22(のエリア42)がスワイプ操作されたかどうかを判定する。
ステップS12において、タッチパッド22がスワイプ操作されていないと判定された場合、処理は、ステップS12に戻る。
また、ステップS12において、タッチパッド22がスワイプ操作されたと判定された場合、処理は、ステップS13に進み、制御部83は、タッチパッド22のスワイプ操作の操作量に応じて、補助カーソルを移動し、処理は、ステップS14に進む。
ステップS14では、判定部82が、通信部81から供給される操作信号に基づき、矩形カーソルを基準とする補助カーソルの移動量(変化量)が、矩形カーソルのサイズに対応する閾値である移動閾値としての、例えば、矩形カーソルの横方向の幅の1/2を超えたかどうかを判定する。
ステップS14において、矩形カーソルを基準とする補助カーソルの移動量が、移動閾値を超えていないと判定された場合、ステップS12に戻る。
また、ステップS14において、矩形カーソルを基準とする補助カーソルの移動量が、移動閾値を超えたと判定された場合、処理は、ステップS15に進み、制御部83は、矩形カーソルを、補助カーソルの移動方向(変化方向)に位置するアイテムに移動する。
そして、処理は、ステップS15からステップS12に戻り、以下、同様の処理が繰り返される。
なお、補助カーソルは、例えば、タッチパッド22のスワイプ操作中だけ表示することができる。この場合、ユーザは、タッチパッド22のスワイプ操作が機能していることを認識することができる。
また、例えば、リモートコントローラ11が、ハードキーとしてのカーソルキーを有する場合に、そのカーソルキーが操作されたときには、補助カーソルを非表示にすることができる。
カーソルキーの操作(押下)によって、矩形カーソルが移動する場合には、カーソルキーの押下によって、その押下されたカーソルキーに対応する方向のアイテムに、矩形カーソルを移動することが一般的であり、タッチパッド22のスワイプ操作の操作量を表現する補助カーソルを表示する必要はないからである。
さらに、カーソルキーの操作時に、補助カーソルを非表示にすることにより、ユーザが、補助カーソルを操作していると誤解することを防止することができる。
以上の点、カーソルキーの操作と等値な、タッチパッド22のエリア42のフリック操作についても同様である。
図7は、補助カーソルのリセットの例を説明する図である。
制御部83では、所定のイベントをトリガとして、補助カーソルを、(矩形カーソルを基準とする)初期状態にリセットすることができる。
すなわち、補助カーソルについては、所定のイベントに応じて、初期位置に移動する、補助カーソルのリセットを行うことができる。
ここで、補助カーソルをリセットする所定のイベントを、リセットイベントともいう。
図7では、図5の場合と同様に、タッチパッド22の右方向へのスワイプ操作によって、補助カーソルが、移動閾値を超えない範囲で右方向に移動している。
そして、その後、何らかのリセットイベントが生じ、補助カーソルを初期位置に移動するリセットが行われている。
リセットイベントとしては、例えば、矩形カーソルが移動したことを採用することができる。
矩形カーソルの移動をリセットイベントとして、補助カーソルのリセットを行う場合には、矩形カーソルの移動後、左方向、及び、右方向のいずれの方向へのスワイプ操作についても、同一の操作量(同一の補助カーソルの移動量(矩形カーソルの横方向の幅の1/2))で、矩形カーソルを移動させることができる。
ここで、矩形カーソルの移動後に、補助カーソルのリセットを行わない場合には、例えば、タッチパッド22の右方向へのスワイプ操作によって、矩形カーソルが右に移動した直後に、左方向へのスワイプ操作が行われると、僅かな操作量で、矩形カーソルは、左に移動し、元のアイテムの位置に戻る。
したがって、矩形カーソルの移動後に、補助カーソルのリセットを行わない場合には、ユーザが意図しない矩形カーソルの左への移動が生じることがある。
矩形カーソルの移動をリセットイベントとして、補助カーソルのリセットを行うことにより、上述したような、ユーザが意図しない矩形カーソルの移動が生じることを防止し、さらに、そのような意図しない矩形カーソルの移動が生じるというユーザの不安感を解消することができる。
なお、リセットイベントとしては、矩形カーソルの移動の他、例えば、ユーザがタッチパッド22への接触(タッチ)を停止したこと(例えば、タッチパッド22を操作していた指を、タッチパッド22から離したこと)や、ユーザの操作がされていない状態が所定時間継続したこと、ユーザのスワイプ操作の方向が反対方向になったこと等を採用することができる。
以上のような矩形カーソルと補助カーソルの表示は、表示画面において、複数のアイテムが、1次元の方向としての水平方向に並ぶ場合の他、垂直方向その他の1次元の方向に並ぶ場合にも適用することができる。
さらに、矩形カーソルと補助カーソルの表示は、表示画面において、複数のアイテムが、例えば、水平方向及び垂直方向の2次元の方向に並ぶ場合(さらには、奥行き方向を加えて、アイテムが3D(Dimension)表示される場合)にも適用することができる。
図8は、2次元の方向に並ぶアイテムを、離散ポイントカーソルとしての矩形カーソルで選択する場合の、TV12でのカーソルの表示の例を説明する図である。
図8では、制御部83において、複数のアイテムが、2次元の方向としての水平方向及び水平方向の両方向に並ぶ形で、表示画面に表示されている。
さらに、図8では、制御部83において、矩形カーソルと、補助カーソルとが、表示画面に表示されている。
図5で説明したように、矩形カーソルは、リモートコントローラ11の操作に応じて、アイテムの位置にのみ離散的に、アイテムを囲むように移動し、補助カーソルは、リモートコントローラ11の操作に応じて、連続的に移動する。
図8では、補助カーソルは、矩形カーソルに近接した位置としての、矩形カーソルの内部(矩形カーソルとしての枠内)に表示されている。
図8に示したように、アイテムが、水平方向及び垂直方向の両方向に2次元に並ぶ場合、制御部83では、タッチパッド22のスワイプ操作の成分のうちの水平方向の成分に応じて、矩形カーソル及び補助カーソルは、水平方向に移動され、スワイプ操作の成分のうちの垂直方向の成分に応じて、矩形カーソル及び補助カーソルは、垂直方向に移動される。
さらに、アイテムが、2次元に並ぶ場合、補助カーソルは、矩形カーソルの中心(重心)を、初期位置として表示され、タッチパッド22がスワイプ操作されると、そのスワイプ操作に応じて水平方向及び垂直方向(2次元の任意の方向)に移動する。
図8では、横×縦(水平方向×垂直方向)が、3×2個のアイテムのうちの、上から1番目で、左から2番目のアイテムの位置に、矩形カーソルが表示されるとともに、初期位置としての、矩形カーソルの中心に、補助カーソルが表示されている。
そして、図8では、タッチパッド22の下方向へのスワイプ操作に応じて、補助カーソルが、初期位置から、下方向に移動している。
判定部82では、水平方向と垂直方向とのそれぞれについて、補助カーソルの移動量(変化量)が、図5の場合と同様に判定される。
すなわち、水平方向については、矩形カーソル(の中心)を基準とする補助カーソルの移動量が、矩形カーソルのサイズに対応する(水平方向についての)移動閾値としての、例えば、矩形カーソルの横方向の幅の1/2を超えたかどうかが判定される。
同様に、垂直方向についても、矩形カーソルを基準とする補助カーソルの移動量が、矩形カーソルのサイズに対応する(垂直方向についての)移動閾値としての、例えば、矩形カーソルの縦方向の幅の1/2を超えたかどうかが判定される。
矩形カーソルを基準とする補助カーソルの移動量が、移動閾値を超えた場合、制御部83は、矩形カーソルを、現在選択しているアイテムから、補助カーソルの移動方向としての水平方向又は垂直方向(変化方向)に位置するアイテムに移動させる。
図8では、タッチパッド22の下方向へのスワイプ操作によって、補助カーソルの移動量が、移動閾値を超え、これにより、矩形カーソルが、下方向のアイテム、すなわち、3×2個のアイテムのうちの、上から2番目で、左から2番目のアイテムの位置に移動している。
以上のように、アイテムが、2次元に並ぶ場合も、1次元に並ぶ図5の場合と同様に、タッチパッド22のスワイプ操作の操作量が、矩形カーソルを基準とする補助カーソルの移動量として表現され、矩形カーソルの左右及び上下それぞれの両端が、矩形カーソルが移動されるときの、補助カーソルの移動量の閾値として使用されるので、ユーザは、補助カーソルによって、スワイプ操作をどの程度行うことによって、矩形カーソルが移動するかを認識することができ、その結果、矩形カーソルの操作を、容易に行うことができる。
図9は、補助カーソルの位置の補正の例を説明する図である。
図2及び図3で説明したような、略平板の直方体の形状のリモートコントローラ11を、ユーザが手に持って操作する場合、ユーザは、例えば、リモートコントローラ11を、側面(リモートコントローラ11の操作面を正面として、図3に示したように、リモートコントローラ11の長手方向を、垂直方向(y方向)に向けたときの左側面、又は、右側面)側から、手に持って、親指で、タッチパッド22を操作する。
以上のように、リモートコントローラ11を手に持って、親指で、タッチパッド22を操作する場合には、水平方向、又は、垂直方向に、一直線状にスワイプ操作を行うつもりであっても、実際のスワイプ操作は、弧を描くような操作になる。
図9Aは、水平方向に一直線状に行うつもりで行われたスワイプ操作に対する補助カーソルの移動の軌跡の例を示している。
図9では、ユーザは、2次元に並ぶアイテムの上から2番目に並ぶアイテムの左から右に、矩形カーソル(図9では図示せず)を移動させようとして、水平方向にスワイプ操作を行っている。
しかしながら、ユーザのスワイプ操作は、弧を描くような操作になっており、そのため、補助カーソルの移動の軌跡は、ユーザのスワイプ操作に応じて、弧のような軌跡になっている。
したがって、矩形カーソルも、図9Aにおいて斜線を付して示すアイテムの位置を、弧のような軌跡を描くように移動し、ユーザが、上から2番目に並ぶアイテムの左から右に、矩形カーソルを移動させようとしているのにも関わらず、矩形カーソルは、上から2番目のアイテムだけでなく、その上や下に隣接するアイテムに移動する。
以上のように、ユーザが、水平方向(図9では、上から2番目に並ぶアイテムの左から右方向)に、矩形カーソルを移動させようとしているのにも関わらず、矩形カーソルが、上下のアイテムに移動するような、ユーザが意図しない矩形カーソルの移動のぶれが生じる場合には、矩形カーソルの操作性が低下する。
そこで、制御部83では、矩形カーソルが移動した場合に、補助カーソルの、矩形カーソルの移動方向と直交する方向の位置(状態)を、初期位置(初期状態)にリセットする補助カーソルの位置の補正を行うことができる。
図9Bは、水平方向のスワイプ操作が行われている場合の、補助カーソルの位置の補正の例を示している。
図9Bでは、矩形カーソルを基準とする補助カーソルの右方向への移動量が、移動閾値を超え、矩形カーソルが、右側のアイテムに移動している。
そして、矩形カーソルが水平方向(図9Bでは、右方向)のアイテムに移動した場合に、補助カーソルの、矩形カーソルの移動方向である水平方向と直交する垂直方向の位置が、初期位置としての矩形カーソルの中心にリセットされ、これにより、図9Bに矢印で示すように、補助カーソルの位置が補正されている。
図9Cは、以上のような補助カーソルの位置の補正が行われる場合の、水平方向に一直線状に行うつもりで行われたスワイプ操作に対する補助カーソルの移動の軌跡の例を示している。
補助カーソルの位置が補正されることにより、ユーザが行った水平方向のスワイプ操作が、弧を描くような操作であっても、矩形カーソルを、図9Cにおいて斜線を付して示すように、水平方向に一直線に並ぶアイテムの位置を移動させることができる。
したがって、上述のような、補助カーソルの位置の補正としてのリセットを行うことにより、ユーザが意図しない矩形カーソルの移動のぶれが生じることを防止することができ、その結果、矩形カーソルを、容易に操作することができる。
なお、矩形カーソルが水平方向に移動した場合には、上述したように、補助カーソルの、矩形カーソルの移動方向である水平方向と直交する垂直方向の位置が、初期位置としての矩形カーソルの中心にリセットされる。この場合、矩形カーソルの移動の上下(垂直方向)のぶれが生じることを防止することができる。
一方、矩形カーソルが垂直方向に移動した場合には、補助カーソルの、矩形カーソルの移動方向である垂直方向と直交する水平方向の位置が、初期位置としての矩形カーソルの中心にリセットされる。この場合、矩形カーソルの移動の左右(水平方向)のぶれが生じることを防止することができる。
ここで、上述の場合には、補助カーソルとして、点状のカーソル(画像)を採用したが、補助カーソルとしては、その他のカーソルを採用することができる。
図10は、補助カーソルの第1の他の例を示す図である。
図10では、補助カーソルとして、円盤状の拡がりを有する淡い光点が採用されている。
また、図10では、表示画面に、水平方向に、1次元に並ぶアイテムが表示されており、補助カーソルとしての光点は、矩形カーソルの上側の辺に重畳する形で表示されている。
補助カーソルとしての光点は、左方向のスワイプ操作がされた場合には、そのスワイプ操作に応じて左方向に移動し、右方向のスワイプ操作がされた場合には、そのスワイプ操作に応じて右方向に移動する。
なお、補助カーソルとしての光点については、例えば、矩形カーソル(の上側の辺)の中心の位置では、光点の上下や左右の幅を広くし、矩形カーソルの左又は右に位置するほど、光点の幅を狭くすることができる。
光点の幅を、矩形カーソル上の光点の位置にかかわらず、一定にすると、光点が、フリーポイントカーソルとして目立ち、操作感が悪くなることがある。
これに対して、上述のように、矩形カーソルの中心の位置では、光点の幅を広くし、矩形カーソルの左又は右に位置するほど、光点の幅を狭くすることで、光点がフリーポイントカーソルとして目立つことを防止することができ、矩形カーソルが移動するときのシームレス感、ひいては、操作感を向上することができる。
図11は、補助カーソルの第2の他の例を示す図である。
図11では、補助カーソルとして、バーが採用されている。
また、図11では、表示画面に、水平方向に、1次元に並ぶアイテムが表示されており、補助カーソルとしてのバーは、矩形カーソルの上部に近接する形で表示されている。
補助カーソルとしてのバーは、左方向のスワイプ操作がされた場合には、そのスワイプ操作に応じて左方向に移動し、右方向のスワイプ操作がされた場合には、そのスワイプ操作に応じて右方向に移動する。
補助カーソルとしては、以上のような点状のカーソルや、光点、バー等の、矩形カーソルとは別個のカーソルを採用する他、矩形カーソルと一体的なカーソルを採用することができる。
図12は、矩形カーソルと一体的な補助カーソルの第1の例を示す図である。
図12では、矩形カーソルの枠の色の濃淡が、補助カーソルとして機能している。
スワイプ操作がされていない状態(点状の補助カーソルが、初期位置にある状態に相当する)では、補助カーソルとしての、矩形カーソルの枠の色の濃淡(濃さ)は、枠全体にわたって一様の状態(初期状態)にされる。
そして、左方向のスワイプ操作がされた場合には、補助カーソルとしての、矩形カーソルの枠の色の濃淡は、枠の左側ほど濃い状態にされる(枠の右側ほど薄い状態される)。
一方、右方向のスワイプ操作がされた場合には、補助カーソルとしての、矩形カーソルの枠の色の濃淡は、枠の右側ほど濃い状態にされる(枠の左側ほど薄い状態にされる)。
図13は、矩形カーソルと一体的な補助カーソルの第2の例を示す図である。
図13では、矩形カーソルの枠の輝度(明るさ)が、補助カーソルとして機能している。
スワイプ操作がされていない状態では、補助カーソルとしての、矩形カーソルの枠の左右の中心部分の輝度が、他の部分よりも高い(明るい)状態(初期状態)にされる。
そして、左方向のスワイプ操作がされた場合には、補助カーソルとしての、矩形カーソルの枠の輝度が高い部分が、左に移動した状態にされる。
一方、右方向のスワイプ操作がされた場合には、補助カーソルとしての、矩形カーソルの枠の輝度が高い部分が、右に移動した状態にされる。
図14は、矩形カーソルと一体的な補助カーソルの第3の例を示す図である。
図14では、矩形カーソルの枠の傾き(形状)が、補助カーソルとして機能している。
スワイプ操作がされていない状態では、補助カーソルとしての、矩形カーソルの枠の傾きが、その枠が正対しているような状態(初期状態)にされる。
そして、左方向のスワイプ操作がされた場合には、補助カーソルとしての、矩形カーソルの枠の傾きが、その枠が囲むアイテムが左側のアイテムに移っていくような状態にされる。
一方、右方向のスワイプ操作がされた場合には、補助カーソルとしての、矩形カーソルの枠の傾きが、その枠が囲むアイテムが右側のアイテムに移っていくような状態にされる。
以上のように、補助カーソルは、矩形カーソルとは別個のカーソルとする他、矩形カーソルと一体的なカーソルとすることができる。
補助カーソルのデザインは、例えば、表示画面にアイテムを表示するときの画面デザイン等に応じて、その画面デザインに合ったデザインを採用することができる。
アイテムを選択するという目的は、矩形カーソルの移動によって達成されるが、補助カーソルは、その目的を達成する補助を行うカーソルであるため、補助カーソルが目立つことや、ユーザに、補助カーソルを操作しているという印象を与えることは、好ましくないことがある。
補助カーソルについては、目立たないデザインのカーソルや、矩形カーソルと一体的なカーソルを採用することで、補助カーソルが目立つことを防止し、ユーザに与える、補助カーソルを操作しているという印象を低減することができる。
<ページ切り替え>
図15は、ページ切り替えの例を説明する図である。
ここで、以下では、補助カーソルについては、説明、及び、図示を省略する。
図1で説明したように、TV12で表示するアイテムとして、複数のアイテムが存在する場合には、TV12では、複数のアイテムを、複数のページに分けて、ページごとに、アイテムを表示することができる。
いま、表示画面に表示されているページを、カレントページともいうこととすると、矩形カーソルを、カレントページの左端、又は、右端のアイテムよりも、左側、又は、右側に移動するように、リモートコントローラ11を操作することで、制御部83では、カレントページが、そのカレントページの前(左側)のページ、又は、次(右側)のページに切り替えられる。
図15では、ページ#1がカレントページになっている状態で、タッチパッド22が、矩形カーソルを、カレントページの右端のアイテムよりも右側に移動するように、右方向にスワイプ操作され、これにより、カレントページが、ページ#1から、その次のページ#2に切り替えられている。
以上のようなカレントページの切り替えを、何らの制限なく行うこととすると、ユーザが、カレントページを切り替えるのではなく、カレントページの左端、又は、右端のアイテムを選択しようとして、タッチパッド22のスワイプ操作を行っている場合に、矩形カーソルが、いわば、勢い余って、カレントページの左端、又は、右端のアイテムよりも、左側、又は、右側に移動し、ユーザの意図に反して、カレントページが切り替えられてしまうことがある。
そこで、TV12では、カレントページの切り替えを、必要に応じて制限することができる。
図16は、TV12でのカレントページの切り替えの例を説明する図である。
図16では、アイテムの位置に離散的に移動する矩形カーソルと、その矩形カーソルによって選択されるアイテムとが、表示画面に表示されている。
また、図16では、アイテムが配置されたページとして、複数のページとしてのページ#1及び#2が存在し、ページ#1がカレントページになっている。
図16Aは、矩形カーソルの移動開始位置が、カレントページのアイテムのうちの、隣接ページに隣接する隣接アイテムの位置でないときの、矩形カーソルの移動の例を示している。
いま、タッチパッド22のスワイプ操作として、カレントページであるページ#1から、そのページ#1に隣接する隣接ページであるページ#2に向かう右方向のスワイプ操作が行われたこととする。
この場合、制御部83は、矩形カーソルの移動開始位置が、カレントページとしてのページ#1のアイテムのうちの、矩形カーソルの移動方向である右方向にある(隣接)ページ#2に隣接する隣接アイテム、すなわち、ページ#1の右端のアイテムの位置でないときには、矩形カーソルの移動を、隣接アイテムの位置までに制限し、矩形カーソルの移動開始位置が、隣接アイテム(ページ#1の右端のアイテム)の位置であるときには、矩形カーソルの移動を制限しない。
図16Aでは、矩形カーソルの移動開始位置が、カレントページとしてのページ#1のアイテムのうちの、左から2番目のアイテムの位置であり、矩形カーソルの移動方向である右方向にあるページ#2に隣接する隣接アイテム(ページ#1の右端のアイテム)の位置でないため、右方向へのスワイプ操作に応じた矩形カーソルの移動は、ページ#1の右端のアイテムの位置までに制限され、矩形カーソルは、ページ#1の右端のアイテムの位置で停止している。
図16Bは、矩形カーソルの移動開始位置が、カレントページのアイテムのうちの、矩形カーソルの移動方向である右方向にある隣接ページ(ページ#2)に隣接する隣接アイテムの位置であるときの、矩形カーソルの移動の例を示している。
図16Bでは、矩形カーソルの移動開始位置が、矩形カーソルの移動方向である右方向にあるページ#2に隣接する隣接アイテム(ページ#1の右端のアイテム)の位置であるため、制御部83は、矩形カーソルの移動を制限しない。
すなわち、制御部83は、カレントページを、スワイプ操作に応じた矩形カーソルの移動方向である右方向にある隣接ページとしてのページ#2に切り替えるページ切り替えを行うとともに、矩形カーソルを、ページ切り替え後のカレントページとしてのページ#2の、ページ切り替え前のカレントページとしてのページ#1に隣接するアイテム、つまり、ページ#2の左端のアイテムの位置に移動する。
以上のように、制御部83では、矩形カーソルが、カレントページの左端、又は、右端のアイテムに位置している状態で、スワイプ操作が開始された場合にのみ、ページ切り替えが行われ、矩形カーソルが、カレントページの左端、又は、右端のアイテムに位置していない状態で、スワイプ操作が開始された場合には、矩形カーソルの移動が、カレントページの左端、又は、右端のアイテムの位置までに制限され、ページ切り替えは行われない。
したがって、ユーザが、タッチパッド22のスワイプ操作を勢いよく行っても、ユーザが意図しないページ切り替えが行われることを防止することができる。
さらに、ユーザは、ユーザが意図しないページ切り替えが行われることをおそれずに、スワイプ操作を行うことができ、気軽に、スワイプ操作を連続して行って、矩形カーソルを、所望のアイテムの位置に移動することができる。
なお、ここでは、ページが、水平方向に並んでいることを前提とし、水平方向のスワイプ操作に対応する矩形カーソルの水平方向の移動をトリガとして、ページ切り替えを行うこととしたが、ページ切り替えは、その他、例えば、ページが、垂直方向に並んでいることを前提として、垂直方向のスワイプ操作に対応する矩形カーソルの垂直方向の移動をトリガとして行うことができる。
図17は、タッチパッド22のスワイプ操作に応じて矩形カーソルが移動される場合の処理の例を説明するフローチャートである。
なお、ここでは、ページが水平方向に並んでいることとする。
ステップS31において、判定部82は、通信部81から供給される操作信号に基づき、スワイプ操作による矩形カーソルの移動先が、カレントページに隣接する隣接ページのアイテム(の位置)であるかどうかを判定する。
ステップS31において、スワイプ操作による矩形カーソルの移動先が、カレントページに隣接する隣接ページのアイテムではないと判定された場合、すなわち、スワイプ操作による矩形カーソルの移動先が、カレントページのアイテムである場合、処理は、ステップS32に進み、制御部83は、矩形カーソルを、スワイプ操作による矩形カーソルの移動先であるカレントページのアイテム(の位置)に移動させ、処理は、ステップS31に戻る。
また、ステップS31において、スワイプ操作による矩形カーソルの移動先が、カレントページに隣接する隣接ページのアイテムであると判定された場合、処理は、ステップS33に進み、判定部82は、矩形カーソルの移動開始位置が、カレントページのアイテムのうちの、移動先である隣接ページに隣接する隣接アイテムであるかどうかを判定する。
ステップS33において、矩形カーソルの移動開始位置が、カレントページのアイテムのうちの、移動先である隣接ページに隣接する隣接アイテムであると判定された場合、すなわち、例えば、左方向、又は、右方向へのスワイプ操作が開始されたときの矩形カーソルが、カレントページの左端、又は、右端のアイテムである場合、処理は、ステップS34に進み、ページ切り替えが行われる。
すなわち、ステップS34では、制御部83は、カレントページを、移動先である隣接ページに切り替えるとともに、矩形カーソルを、切り替え後のカレントページの、切り替え前のカレントページに隣接するアイテム(切り替え後のカレントページの右端、又は、左端のアイテム)の位置に移動する。
そして、処理は、ステップS34からステップS31に戻り、以下、同様の処理が繰り返される。
一方、ステップS33において、矩形カーソルの移動開始位置が、カレントページのアイテムのうちの、移動先である隣接ページに隣接する隣接アイテムでないと判定された場合、すなわち、例えば、左方向、又は、右方向へのスワイプ操作が開始されたときの矩形カーソルが、それぞれ、カレントページの左端のアイテム以外のアイテム、又は、右端のアイテム以外のアイテムである場合、処理は、ステップS35に進み、制御部83は、矩形カーソルの移動を、カレントページのアイテムのうちの、移動先である隣接ページに隣接するアイテム(カレントページの左端、又は、右端のアイテム)の位置までに制限し、そのアイテムの位置に、矩形カーソルを移動させる。
そして、処理は、ステップS35からステップS31に戻り、以下、同様の処理が繰り返される。
なお、上述の場合には、矩形カーソルが、カレントページの左端、又は、右端のアイテムに位置しているときに、左方向、又は、右方向へのスワイプ操作を開始することで、ページ切り替えを行うことができるが、ページ切り替えは、その他、矩形カーソルの位置に依存せずに行うことができる。
図18は、矩形カーソルの位置に依存せずに、ページ切り替えを行う方法の例を説明する図である。
すなわち、図18は、タッチパッド22を模式的に示す平面図である。
タッチパッド22については、図18に示すように、左端の一部のエリア22L、及び、右端の一部のエリア22Rを、ページ切り替え用のエリアとして、例えば、左端のエリア22Lが、右方向にスワイプ操作された場合には、矩形カーソルの位置にかかわらず、カレントページを、左側のページ(前のページ)に切り替えるページ切り替えを行うことができる。
さらに、例えば、右端のエリア22Rが、左方向にスワイプ操作された場合には、矩形カーソルの位置にかかわらず、カレントページを、右側のページ(次のページ)に切り替えるページ切り替えを行うことができる。
また、タッチパッド22については、図18に示すように、上端の一部のエリア41を、ページ切り替え用のエリアとして、例えば、エリア41が、右、又は、左方向にスワイプ操作された場合には、矩形カーソルの位置にかかわらず、カレントページを、左側のページ(前のページ)、又は、右側のページ(次のページ)に切り替えるページ切り替えを行うことができる。
以上のように、矩形カーソルの位置に依存せずに、ページ切り替えを行う場合には、矩形カーソルを、カレントページの左端、又は、右端のアイテムまで移動せずに、ページ切り替えを行うことができるので、ページ切り替えに要する操作の手数を少なくし、ページ切り替えを、迅速に行うことができる。
図19は、移動開始位置の更新の例を説明する図である。
図16で説明したように、矩形カーソルの移動開始位置が、カレントページのアイテムのうちの、矩形カーソルの移動方向にある隣接ページに隣接する隣接アイテムの位置でないときには、矩形カーソルの移動を、隣接アイテムの位置までに制限し、矩形カーソルの移動開始位置が、カレントページの隣接アイテムの位置であるときには、矩形カーソルの移動を制限しない場合であっても、矩形カーソルの移動方向が変化するようなスワイプ操作が行われたときに、ユーザが意図しないページ切り替えが行われることがある。
図19Aは、矩形カーソルの移動方向が変化するようなスワイプ操作が行われたときに生じる、ユーザが意図しないページ切り替えの例を示している。
図19Aでは、カレントページであるページ#1の右端のアイテムの位置を、移動開始位置として、矩形カーソルを左方向に移動するスワイプ操作が行われ、その後、タッチパッド22への接触を解除せずに、矩形カーソルの移動方向を、左方向から、反対方向の右方向に変化させたスワイプ操作が行われている。
この場合、矩形カーソルの移動開始位置が、カレントページであるページ#1のアイテムのうちの、矩形カーソルの移動方向である右方向にある隣接ページであるページ#2に隣接するアイテム(ページ#1の右端のアイテム)であるので、矩形カーソルの移動は、制限されず、矩形カーソルを右方向に移動させるスワイプ操作により、カレントページを、ページ#1からページ#2に切り替えるページ切り替えが行われる。
しかしながら、上述したように、ユーザが、カレントページであるページ#1の右端のアイテムの位置を、移動開始位置として、矩形カーソルを左方向に移動するスワイプ操作を行い、その後、タッチパッド22への接触を解除せずに、矩形カーソルの移動方向を、左方向から、反対方向の右方向に変化させたスワイプ操作を行う場合としては、例えば、ページ#1の右端のアイテムの位置していた矩形カーソルを、左隣のアイテムの位置に移動しようとして、左方向へのスワイプ操作を行ったが、その操作量が多すぎたために、スワイプ操作の方向を、左方向から右方向に変更したような場合がある。
このような場合に、カレントページを、ページ#1からページ#2に切り替えることは、ユーザが意図しないページ切り替えであり、制限することが望ましい。
そこで、制御部83では、矩形カーソルの移動方向が変化した場合に、その矩形カーソルの移動開始位置を、移動方向が変化したアイテムの位置に設定することで、上述したような、ユーザが意図しないページ切り替えを制限することができる。
図19Bは、矩形カーソルの移動方向が変化した場合に、その矩形カーソルの移動開始位置を、移動方向が変化したアイテムの位置に設定することとしたときの、ページ切り替えの例を示している。
図19Bでは、カレントページであるページ#1の右端のアイテムの位置を、移動開始位置として、矩形カーソルを左方向に移動するスワイプ操作が行われ、その後、タッチパッド22への接触を解除せずに、矩形カーソルの移動方向を、左方向から、反対方向の右方向に変化させたスワイプ操作が行われている。
図19Bでは、ページ#1の左端のアイテムの位置で、矩形カーソルの移動方向が、左方向から、反対方向の右方向に変更されており、このとき、制御部83は、矩形カーソルの移動開始位置を、ページ#1の右端のアイテムの位置から、ページ#1の左端のアイテムの位置に設定(再設定)する。
この場合、矩形カーソルの移動開始位置が、ページ#1のアイテムのうちの、矩形カーソルの移動方向である右方向にある隣接ページであるページ#2に隣接するアイテム(ページ#1の右端のアイテム)ではなく、ページ#1の左端のアイテムになっているので、矩形カーソルの移動は、ページ#1のアイテムのうちの、隣接ページであるページ#2に隣接するアイテム(ページ#1の右端のアイテム)の位置までに制限され、その結果、ページ切り替えは行われない。
したがって、ユーザが、上述したような、矩形カーソルの移動方向が変化するようなスワイプ操作を行った場合に、ユーザが意図しないページ切り替えが行われることを防止することができる。
なお、矩形カーソルの移動開始位置が、カレントページのアイテムのうちの、矩形カーソルの移動方向にある隣接ページに隣接する隣接アイテムの位置でない場合であっても、所定の条件の下に、矩形カーソルの移動を、隣接アイテムの位置までに制限せずに、ページ切り替えを行うことができる。
すなわち、矩形カーソルの移動開始位置が、カレントページのアイテムのうちの、矩形カーソルの移動方向にある隣接ページに隣接する隣接アイテムの位置でない場合であっても、例えば、スワイプ操作ではなく、フリック操作が行われたときには、矩形カーソルの移動を、隣接アイテムの位置までに制限せずに、ページ切り替えを行うことができる。
ところで、TV12において、複数のアイテムを、複数のページに分けて、ページごとに、アイテムを表示する場合には、ユーザが、カレントページ以外のページが存在することに気がつかないことがある。
そこで、カレントページに隣接する隣接ページが存在する場合には、制御部83において、表示画面に、隣接ページが存在することをアナウンスするアナウンス情報を表示させることができる。
アナウンス情報は、カレントページにおける矩形カーソルの位置に応じて表示することや、矩形カーソルの位置に関係なく表示することができる。
図20は、アナウンス情報の第1の表示例を示す図である。
図20では、ページ#1及び#2が存在し、ページ#1がカレントページになっている。
アナウンス情報の表示としては、図20に示すように、矩形カーソルの位置に関係なく、表示画面の端に、カレントページであるページ#1に隣接する隣接ページであるページ#2の一部を、見切れの状態で表示することを採用することができる。
さらに、アナウンス情報の表示としては、図20に示すように、矩形カーソルが、カレントページであるページ#1のアイテムのうちの、隣接ページであるページ#2に隣接する隣接アイテム(ページ#1の右端のアイテム)に位置したときに、見切れの状態のページ#2の一部の透過度を、薄い状態から濃い状態に変化させることを採用することができる。
図21は、アナウンス情報の第2の表示例を示す図である。
図21では、図20と同様に、ページ#1及び#2が存在し、ページ#1がカレントページになっている。
アナウンス情報の表示としては、図21に示すように、矩形カーソルが、カレントページであるページ#1のアイテムのうちの、隣接ページであるページ#2に隣接する隣接アイテム(ページ#1の右端のアイテム)に位置したときに、見切れの状態で表示されているページ#2が、ページ#1に近づくアニメーションを採用することができる。
その他、アナウンス情報の表示としては、例えば、表示画面の端に、隣接ページが存在することを表す矢印等のシンボルを表示すること等を採用することができる。
さらに、アナウンス情報の表示としては、図20及び図21を組み合わせ、すなわち、矩形カーソルが、カレントページであるページ#1のアイテムのうちの、隣接ページであるページ#2に隣接する隣接アイテム(ページ#1の右端のアイテム)に位置したときに、見切れの状態のページ#2の一部の透過度を、薄い状態から濃い状態に変化させる表示と、見切れの状態で表示されているページ#2が、ページ#1に近づくアニメーションとの両方を採用することができる。
以上のように、隣接ページが存在することをアナウンスするアナウンス情報を表示することにより、ユーザは、隣接ページが存在することを、容易に認識することができる。
<フリーポイントカーソルの移動>
図22は、TV12において、フリーポイントカーソルを移動する場合の処理の例を説明するフローチャートである。
TV12では、離散ポイントカーソルや、フリーポイントカーソルが、必要に応じて表示される。TV12において、フリーポイントカーソルが表示される場合には、制御部83は、例えば、タッチパッド22のスワイプ操作に応じて、フリーポイントカーソルを移動させる。
すなわち、ユーザは、タッチパッド22のスワイプ操作を行うことで、フリーポイントカーソルを移動させることができる。
また、ユーザは、フリーポイントカーソルを、表示画面に表示されたボタン等の所望のGUI上に移動し、タッチパッド22や押し込み用の押し込みボタンの押し込み操作等を行うことで、TV12に、フリーポイントカーソルが位置しているGUIの選択の確定や、そのGUIに割り当てられている機能の呼び出し等を行わせることができる。
フリーポイントカーソルについては、水平方向、又は、垂直方向に、一直線に移動させたい場合があるが、ユーザが、リモートコントローラ11を手に持って、親指で、タッチパッド22を操作する場合には、図9で説明したように、水平方向、又は、垂直方向に、一直線状にスワイプ操作を行うつもりであっても、実際のスワイプ操作は、弧を描くような操作になる。
したがって、そのようなスワイプ操作をそのまま反映するように、フリーポイントカーソルを移動する場合には、フリーポイントカーソルの操作性が低下することがある。
そこで、制御部83は、フリーポイントカーソルを移動する場合に、そのフリーポイントカーソルの位置を補正することができる。
すなわち、ステップS51において、制御部83は、タッチパッド22のスワイプ操作に応じてフリーポイントカーソルを移動する移動量の成分としての水平方向及び垂直方向の移動量のうちの大きい移動量の方向(水平方向及び垂直方向の一方)を、長辺方向に設定し、他方の方向(水平方向及び垂直方向の他方)を、短辺方向に設定する。
そして、処理は、ステップS51からステップS52に進み、制御部83は、長辺方向の移動量である長辺移動量LL、及び、短辺方向の移動量である短辺移動量LSが、いずれも0であるかどうかを判定する。
ステップS52において、長辺移動量LL、及び、短辺移動量LSが、いずれも0であると判定された場合、処理は、ステップS51に戻る。
また、ステップS52において、長辺移動量LLが、0でないと判定された場合、処理は、ステップS53に進み、制御部83は、フリーポイントカーソルの位置を補正する。
すなわち、ステップS53では、制御部83は、次式に従い、補正後のフリーポイントカーソルの位置を求める。
ここで、フリーポイントカーソルの長辺方向の位置である長辺位置(x座標及びy座標のうちの一方)を、PLと表し、短辺方向の位置である短辺位置(x座標及びy座標のうちの他方)を、PSと表すこととすると、制御部83は、式(1)に従い、補正後のフリーポイントカーソルの位置としての長辺位置PL、及び、短辺位置PSを求める。
PL=PL+LL
PS=PS+LS×|LS|/|LL|
・・・(1)
その後、処理は、ステップS53からステップS54に進み、制御部83は、フリーポイントカーソルを、長辺位置PL、及び、短辺位置PSで特定される位置に移動する。
そして、処理は、ステップS54からステップS51に戻り、以下、同様の処理が繰り返される。
ここで、長辺移動量LLと短辺移動量LSとの差が大きい場合には、ユーザは、フリーポイントカーソルを、短辺方向に移動することを意図せずに、長辺方向にのみ移動することを意図して、スワイプ操作を行っている可能性が高い。
式(1)によれば、タッチパッド22のスワイプ操作に応じたフリーポイントカーソルの水平方向の水平移動量と、垂直方向の垂直移動量とのうちの小さい方の移動量(短辺移動量LS)の方向である短辺方向のフリーポイントカーソルの移動が抑制されるので、ユーザが、フリーポイントカーソルを、短辺方向に移動することを意図せずに、長辺方向にのみ移動することを意図して、スワイプ操作を行っている場合に、ユーザが意図しない短辺方向のフリーポイントカーソルの移動を抑制し、操作感を向上させることができる。
すなわち、ユーザは、意図した長辺方向に、フリーポイントカーソルを、容易に操作することができる。
なお、式(1)によるフリーポイントカーソルの位置の補正では、ユーザが、斜め方向のスワイプ操作を行った場合の、短辺方向のフリーポイントカーソルの移動の抑制は小さいため、フリーポイントカーソルの斜め方向の操作が妨げられることはない。
さらに、式(1)によるフリーポイントカーソルの位置の補正によれば、リモートコントローラ11を、右手、及び、左手のいずれに持って操作する場合であっても、同様の操作感を得ることができる。
また、式(1)によるフリーポイントカーソルの位置の補正については、スワイプ操作時のタッチパッド22の接触位置を多数保持すること(スワイプ操作の軌跡を保持すること)や、複雑な演算を行う必要がないので、ハードウェア及びソフトウェアのいずれで実装する場合であっても、使用メモリや処理負荷が少なくて済む。
図23は、タッチパッド22のスワイプ操作の方向を表す角度(操作角度)と、フリーポイントカーソルの移動方向を表す角度(移動角度)との関係を示す図である。
図中、実線は、式(1)によるフリーポイントカーソルの位置の補正を行う場合の、操作角度と移動角度との関係を示しており、点線は、式(1)によるフリーポイントカーソルの位置の補正を行わない場合の、操作角度と移動角度との関係を示している。
ここで、図23の操作角度、及び、移動角度は、水平方向を0度とする角度である。
図23によれば、水平方向(横方向)に近い方向へのスワイプ操作時には、フリーポイントカーソルが、より水平方向に移動し、垂直方向(縦方向)に近い方向へのスワイプ操作時には、フリーポイントカーソルが、より垂直方向に移動することを確認することができる。
なお、短辺方向のフリーポイントカーソルの移動を抑制するフリーポイントカーソルの位置の補正を行う方法は、式(1)による補正に限定されるものではなく、短辺方向のフリーポイントカーソルの移動を抑制する任意の方法を採用することができる。
ところで、上述したように、ユーザは、フリーポイントカーソルを、表示画面に表示されたボタン等の所望のGUI上に移動し、タッチパッド22や押し込みボタンの押し込み操作を行うことで、フリーポイントカーソルが位置しているGUIの選択の確定や、そのGUIに割り当てられている機能の呼び出し等を行うことができる。
しかしながら、押し込み操作時に、タッチパッド22への接触位置、ひいては、フリーポイントカーソルの位置がずれ、その結果、フリーポイントカーソルが、所望のGUIでないGUIや、所望のGUIからはずれた位置で、押し込み操作が行われることがある。
そこで、TV12では、判定部82において、押し込み操作が行われているかどうかを判定し、押し込み操作が行われている場合には、制御部83において、フリーポイントカーソルの移動を制限することにより、フリーポイントカーソルを移動させないことができる。
以上のように、押し込み操作が行われている場合に、フリーポイントカーソルの移動を制限することにより、押し込み操作時に、フリーポイントカーソルの位置がずれ、フリーポイントカーソルが、所望のGUIでないGUIや、所望のGUIからはずれた位置で、押し込み操作が行われることを防止することができる。
その結果、押し込み操作時に、フリーポイントカーソルの位置がずれるというユーザの不安感を解消することができる。
なお、押し込み操作が行われているかどうかは、例えば、押し込みボタンへの接触の有無によって判定することができる。
但し、タッチパッド22については、タッチパッド22への接触が行われていても、その接触が、スワイプ操作等の、押し込み操作以外の操作のための接触であるのか、押し込み操作のための接触であるのかを判定することが困難である。
そこで、タッチパッド22については、判定部82において、例えば、タッチパッド22に対する圧力や、ユーザがタッチパッド22に接触している接触面積、押し込み操作の方向へのタッチパッド22の移動距離等のうちの1以上に基づいて、タッチパッド22の押し込み操作を判定することができる。
タッチパッド22に対する圧力は、例えば、タッチパッド22に圧力センサを設けることで検出することができる。押し込み操作の方向へのタッチパッド22の移動距離は、例えば、レーザによって所定の位置から、タッチパッド22までの距離を測定することにより検出することができる。
以上のように、タッチパッド22については、タッチパッド22に対する圧力や、ユーザがタッチパッド22に接触している接触面積、押し込み操作の方向へのタッチパッド22の移動距離等のうちの1以上に基づいて、タッチパッド22の押し込み操作を判定することにより、タッチパッド22への接触が、押し込み操作以外の操作のための接触であるのか、押し込み操作のための接触であるのかを判定することができる。
さらに、タッチパッド22の押し込み操作が行われている場合には、フリーポイントカーソルの移動が制限されるので、タッチパッド22の押し込み操作により、タッチパッド22への接触面積が増加し、タッチパッド22の接触位置として検出される検出点がずれても、フリーポイントカーソルがずれることを防止することができる。
<本技術を適用したコンピュータの説明>
次に、上述した一連の処理は、ハードウェアにより行うこともできるし、ソフトウェアにより行うこともできる。一連の処理をソフトウェアによって行う場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、汎用のコンピュータ等にインストールされる。
そこで、図24は、上述した一連の処理を実行するプログラムがインストールされるコンピュータの一実施の形態の構成例を示している。
プログラムは、コンピュータに内蔵されている記録媒体としてのハードディスク105やROM103に予め記録しておくことができる。
あるいはまた、プログラムは、リムーバブル記録媒体111に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体111は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。ここで、リムーバブル記録媒体111としては、例えば、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto Optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリ等がある。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体111からコンピュータにインストールする他、通信網や放送網を介して、コンピュータにダウンロードし、内蔵するハードディスク105にインストールすることができる。すなわち、プログラムは、例えば、ダウンロードサイトから、ディジタル衛星放送用の人工衛星を介して、コンピュータに無線で転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送することができる。
コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)102を内蔵しており、CPU102には、バス101を介して、入出力インタフェース110が接続されている。
CPU102は、入出力インタフェース110を介して、ユーザによって、入力部107が操作等されることにより指令が入力されると、それに従って、ROM(Read Only Memory)103に格納されているプログラムを実行する。あるいは、CPU102は、ハードディスク105に格納されたプログラムを、RAM(Random Access Memory)104にロードして実行する。
これにより、CPU102は、上述したフローチャートにしたがった処理、あるいは上述したブロック図の構成により行われる処理を行う。そして、CPU102は、その処理結果を、必要に応じて、例えば、入出力インタフェース110を介して、出力部106から出力、あるいは、通信部108から送信、さらには、ハードディスク105に記録等させる。
なお、入力部107は、キーボードや、マウス、マイク等で構成される。また、出力部106は、LCD(Liquid Crystal Display)やスピーカ等で構成される。
ここで、本明細書において、コンピュータがプログラムに従って行う処理は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に行われる必要はない。すなわち、コンピュータがプログラムに従って行う処理は、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含む。
また、プログラムは、1のコンピュータ(プロセッサ)により処理されるものであっても良いし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであっても良い。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであっても良い。
さらに、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
また、本実施の形態では、カーソルを操作する手段として、タッチパッド22を有するリモートコントローラ11を採用したが、カーソルを操作する手段としては、その他、例えば、ジョイスティック、ジャイロや加速度センサ等のセンサを有する操作手段、通信可能なウェアラブルな端末等の携帯端末、さらには、ジェスチャ(を認識し、そのジェスチャに応じて、カーソルを移動する装置)、視線(を検出し、その視線に応じて、カーソルを移動する装置)、脳波や神経等の生体信号(を検出し、その生体信号に応じて、カーソルを移動する装置)その他を採用することができる。
さらに、本実施の形態では、TV12によって表示されるカーソルを制御することとしたが、本技術は、その他、例えば、レコーダや、ゲーム機、ヘッドマウントディスプレイ等のTV以外の電子機器によって表示されるカーソルを制御する場合に適用することができる。
また、TV12の判定部82の機能の一部、又は、全部は、リモートコントローラ11に持たせることができる。
さらに、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
なお、本技術は、以下のような構成をとることができる。
<1>
ユーザの操作に応じて離散的に移動する第1のカーソルと、連続的に変化する第2のカーソルとを表示画面に表示させる制御部を備える
制御装置。
<2>
前記表示画面には、前記第1のカーソルによって選択されるアイテムが表示され、
前記制御部は、
ユーザの操作に応じて、前記第2のカーソルを連続的に変化させ、
前記第1のカーソルを基準とする前記第2のカーソルの変化量が、前記第1のカーソルのサイズに対応する閾値を超えた場合、前記第1のカーソルを、前記第2のカーソルの変化方向に位置するアイテムに移動させる
<1>に記載の制御装置。
<3>
前記制御部は、ユーザの操作中だけ、前記第2のカーソルを表示させる
<2>に記載の制御装置。
<4>
前記制御部は、所定のイベントをトリガとして、前記第2のカーソルを、初期状態にリセットする
<2>又は<3>に記載の制御装置。
<5>
前記制御部は、ユーザがタッチパッドへの接触を停止したこと、ユーザの操作がされていない状態が所定時間継続したこと、前記第1のカーソルが移動したこと、及び、ユーザの操作の方向が反対方向になったことをトリガとして、前記第2のカーソルを、初期状態にリセットする
<4>に記載の制御装置。
<6>
前記アイテムは、2次元状に配置されて表示され、
前記制御部は、
前記2次元状に配置されたアイテムの位置に、前記第1のカーソルを表示させ、
ユーザの操作に応じて、前記第2のカーソルを連続的に変化させ、
前記第1のカーソルを基準とする前記第2のカーソルの水平方向の変化量が、前記第1のカーソルのサイズに対応する閾値を超えた場合、前記第1のカーソルを、水平方向に移動させ、
前記第1のカーソルを基準とする前記第2のカーソルの垂直方向の変化量が、前記第1のカーソルのサイズに対応する閾値を超えた場合、前記第1のカーソルを、垂直方向に移動させる
<2>ないし<5>のいずれかに記載の制御装置。
<7>
前記制御部は、前記第1のカーソルが移動した場合、前記第2のカーソルの、前記第1のカーソルの移動方向と直交する方向の状態を、初期状態にリセットする
<6>に記載の制御装置。
<8>
前記制御部は、前記第1のカーソルとは別個のカーソルを、前記第2のカーソルとして表示させる
<1>ないし<7>のいずれかに記載の制御装置。
<9>
前記制御部は、前記第1及び第2のカーソルを一体的に表示させる
<1>ないし<7>のいずれかに記載の制御装置。
<10>
ユーザの操作に応じて離散的に移動する第1のカーソルと、連続的に変化する第2のカーソルとを表示画面に表示させる
ステップを含む制御方法。
<11>
ユーザの操作に応じて離散的に移動する第1のカーソルと、連続的に変化する第2のカーソルとを表示画面に表示させる制御部
として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
<12>
リモートコントローラから送信されてくる、ユーザの操作に対応する操作信号を受信する受信部と、
前記操作信号に応じて離散的に移動する第1のカーソルと、連続的に変化する第2のカーソルとを表示画面に表示させる制御部と
を備える電子機器。
<13>
ユーザの操作に応じて、表示画面に表示されたアイテムの位置に離散的に移動するカーソルを表示させ、
前記アイテムが配置されたページとして、複数のページが存在する場合に、前記カーソルの移動開始位置が、表示画面に表示されているカレントページのアイテムのうちの、前記カーソルの移動方向に隣接する隣接ページに隣接する隣接アイテムの位置でないとき、前記カーソルの移動を、前記隣接アイテムの位置までに制限する
制御部を備える
制御装置。
<14>
前記カーソルの移動開始位置が、前記カレントページのアイテムのうちの、前記カーソルの移動方向に隣接する隣接ページに隣接する隣接アイテムの位置であるとき、前記制御部は、前記カレントページを、前記隣接ページに切り替えるページ切り替えを行うとともに、前記カーソルを、ページ切り替え後のカレントページの、ページ切り替え前のカレントページに隣接するアイテムの位置に移動する
<13>に記載の制御装置。
<15>
前記カーソルの移動方向が変化した場合、前記制御部は、前記カーソルの移動開始位置を、前記カーソルの移動方向が変化した前記アイテムの位置に設定する
<13>又は<14>に記載の制御装置。
<16>
前記制御部は、タッチパッドの所定のエリアの操作に応じて、前記カーソルの位置に関係なく、前記カレントページを切り替える
<13>ないし<15>のいずれかに記載の制御装置。
<17>
前記制御部は、前記隣接ページが存在する場合に、前記表示画面に、前記隣接ページが存在することをアナウンスするアナウンス情報を表示させる
<13>ないし<16>のいずれかに記載の制御装置。
<18>
前記カーソルが、前記カレントページのアイテムのうちの、前記隣接ページに隣接する隣接アイテムに位置している場合に、前記制御部は、前記アナウンス情報を表示させる
<17>に記載の制御装置。
<19>
ユーザの操作に応じて、表示画面に表示されたアイテムの位置に離散的に移動するカーソルを表示させ、
前記アイテムが配置されたページとして、複数のページが存在する場合に、前記カーソルの移動開始位置が、表示画面に表示されているカレントページのアイテムのうちの、前記カーソルの移動方向に隣接する隣接ページに隣接する隣接アイテムの位置でないとき、前記カーソルの移動を、前記隣接アイテムの位置までに制限する
ステップを含む制御方法。
<20>
ユーザの操作に応じて、表示画面に表示されたアイテムの位置に離散的に移動するカーソルを表示させ、
前記アイテムが配置されたページとして、複数のページが存在する場合に、前記カーソルの移動開始位置が、表示画面に表示されているカレントページのアイテムのうちの、前記カーソルの移動方向に隣接する隣接ページに隣接する隣接アイテムの位置でないとき、前記カーソルの移動を、前記隣接アイテムの位置までに制限する
制御部
として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
11 リモートコントローラ, 12 TV, 21 ハードキー部, 22 タッチパッド, 23 ハードキー部, 31,32 ハードキー, 41,41A,42,43,43A,43B,43C エリア, 51,52,53,54 ハードキー, 71 操作部, 72 検出部, 73,81 通信部, 82 判定部, 83 制御部, 84 表示部, 101 バス, 102 CPU, 103 ROM, 104 RAM, 105 ハードディスク, 106 出力部, 107 入力部, 108 通信部, 109 ドライブ, 110 入出力インタフェース, 111 リムーバブル記録媒体

Claims (12)

  1. ユーザの操作に応じて離散的に移動する第1のカーソルと、連続的に変化する第2のカーソルとを表示画面に表示させる制御部を備える
    制御装置。
  2. 前記表示画面には、前記第1のカーソルによって選択されるアイテムが表示され、
    前記制御部は、
    ユーザの操作に応じて、前記第2のカーソルを連続的に変化させ、
    前記第1のカーソルを基準とする前記第2のカーソルの変化量が、前記第1のカーソルのサイズに対応する閾値を超えた場合、前記第1のカーソルを、前記第2のカーソルの変化方向に位置するアイテムに移動させる
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、ユーザの操作中だけ、前記第2のカーソルを表示させる
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、所定のイベントをトリガとして、前記第2のカーソルを、初期状態にリセットする
    請求項2に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、ユーザがタッチパッドへの接触を停止したこと、ユーザの操作がされていない状態が所定時間継続したこと、前記第1のカーソルが移動したこと、及び、ユーザの操作の方向が反対方向になったことをトリガとして、前記第2のカーソルを、初期状態にリセットする
    請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記アイテムは、2次元状に配置されて表示され、
    前記制御部は、
    前記2次元状に配置されたアイテムの位置に、前記第1のカーソルを表示させ、
    ユーザの操作に応じて、前記第2のカーソルを連続的に変化させ、
    前記第1のカーソルを基準とする前記第2のカーソルの水平方向の変化量が、前記第1のカーソルのサイズに対応する閾値を超えた場合、前記第1のカーソルを、水平方向に移動させ、
    前記第1のカーソルを基準とする前記第2のカーソルの垂直方向の変化量が、前記第1のカーソルのサイズに対応する閾値を超えた場合、前記第1のカーソルを、垂直方向に移動させる
    請求項2に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、前記第1のカーソルが移動した場合、前記第2のカーソルの、前記第1のカーソルの移動方向と直交する方向の状態を、初期状態にリセットする
    請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記制御部は、前記第1のカーソルとは別個のカーソルを、前記第2のカーソルとして表示させる
    請求項2に記載の制御装置。
  9. 前記制御部は、前記第1及び第2のカーソルを一体的に表示させる
    請求項2に記載の制御装置。
  10. ユーザの操作に応じて離散的に移動する第1のカーソルと、連続的に変化する第2のカーソルとを表示画面に表示させる
    ステップを含む制御方法。
  11. ユーザの操作に応じて離散的に移動する第1のカーソルと、連続的に変化する第2のカーソルとを表示画面に表示させる制御部
    として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
  12. リモートコントローラから送信されてくる、ユーザの操作に対応する操作信号を受信する受信部と、
    前記操作信号に応じて離散的に移動する第1のカーソルと、連続的に変化する第2のカーソルとを表示画面に表示させる制御部と
    を備える電子機器。
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