JP2015126372A - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影画角の急激な変動においても、複数の撮像系について常に適切なAE制御を行う。
【解決手段】ブロック積分算出部106は第1の撮像系130で得られた第1の画像と第2の撮像系131で得られた第2の画像とを選択的に画像処理する。制御部102は第1の画像が所定の表示モードで表示部107されている際に第2の撮像系から第2の画像をブロック積分算出部に与える周期を、所定の表示モードではない場合において第2の撮像系から第2の画像をブロック積分算出部に与える周期と異なるように制御する。
【選択図】図1
【解決手段】ブロック積分算出部106は第1の撮像系130で得られた第1の画像と第2の撮像系131で得られた第2の画像とを選択的に画像処理する。制御部102は第1の画像が所定の表示モードで表示部107されている際に第2の撮像系から第2の画像をブロック積分算出部に与える周期を、所定の表示モードではない場合において第2の撮像系から第2の画像をブロック積分算出部に与える周期と異なるように制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の撮像系を備える撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、当該撮像装置における自動露出制御に関する。
一般に、複数の撮像系を備える撮像装置が知られており、この撮像装置では、撮像装置の前面側に配置された撮像系で撮影者以外の被写体を撮像する。そして、撮像装置の背面側に配置された撮像系で、撮影者の状況を把握するため撮影者を撮像する(特許文献1参照)。
この撮像装置では、背面側に配置された撮像系で得られた画像に応じて撮影者の視野角を検知して、前面側に配置された撮像系の撮影画角を変更するようにしている。
特許文献1に記載の撮像装置においては、背面側に配置された撮像系によって撮影者の目の画像を撮像し、当該画像を解析して視野枠の中心に対する撮影者の目までの距離および方向を算出する。そして、算出した情報と視野枠のサイズおよび縦横比の情報とに基づいて、撮影者が視野枠を介して観察している範囲が撮影範囲となるように前面側に配置された撮像系の光学的なズームおよびシフトを行うようにしている。
ところで、上述の複数の撮像系を備える撮像装置においては、撮像系毎に撮像素子が備えられており、この結果、撮像系毎に最適な自動露出(AE)制御を行うことができる。AE制御の際には、撮像素子から得られる出力画像を積分回路によってブロック画像化して、当該ブロック画像に応じてAE評価値を算出し適正輝度に収束させるようにしている。
ところが、撮像系毎に撮像素子は備えられているものの、撮像装置自体には積分回路が1つだけ備えられていることもある。このような場合には、前面側に配置された撮像系と背面側に配置された撮像系とを排他的に動作させて積分回路を用いる必要がある。
つまり、AE制御に当たっては、撮影画角の変動頻度が高い前面側の撮像系で得られた画像について優先的にAE評価値を検出して、前面側の撮像系における検出周期よりも背面側の撮像系における検出周期を長く設定している。
ところが、撮影の際には、前面側の撮像系は被写体の方向に向けられているものの、所謂レックレビューの状態となると、撮影者は撮像装置の背面に配置された表示部に表示された画像を確認するため撮像装置を下方向に向けることが多い。
この際には、撮影画角が急激に変動して、例えば、ライブビューにおいては順光であった撮影者がレックレビューの際に急に逆光となってしまうことがある。
このような状態で、上述のような検出周期設定が行われていると、撮影画角の急変動について追従できずに(つまり、適切なAE制御が行われず)、背面側の撮像系で得られた画像が所謂逆光シーンになってしまうことがある。
従って、本発明の目的は、撮影画角の急激な変動においても、複数の撮像系に対して常に適切なAE制御を行うことのできる撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、少なくとも第1の撮像系および第2の撮像系を備える撮像装置であって、前記第1の撮像系で得られた第1の画像と前記第2の撮像系で得られた第2の画像とを選択的に画像処理してそれぞれ第1の処理済み画像および第2の処理済み画像とする画像処理手段と、前記第1の画像が所定の表示モードで表示部されている際に前記第2の撮像系から前記第2の画像を前記画像処理手段に与える周期を、前記所定の表示モードではない場合において前記第2の撮像系から前記第2の画像を前記画像処理手段に与える周期と異なるように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、少なくとも第1の撮像系および第2の撮像系を備える撮像装置であって、前記第1の撮像系で得られた第1の画像と前記第2の撮像系で得られた第2の画像とを選択的に画像処理してそれぞれ第1の処理済み画像および第2の処理済み画像とする画像処理手段と、前記撮像装置の姿勢が予め定められた変動量を超えて変化した際に前記第2の撮像系から前記第2の画像を前記画像処理手段に与える周期を、前記撮像装置の姿勢が前記予め定められた変動量を超えて変化する前において前記第2の撮像系から前記第2の画像を前記画像処理手段に与える周期と異なるように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、前記第1の画像が所定の表示モードで表示されている際に第2の撮像系で得られた第2の画像を画像処理する周期を、所定の表示モード以外において第2の撮像系で得られた第2の画像を画像処理する周期と異ならせるようにしたので、撮影画角の急激な変動においても、複数の撮像系において常に適切なAE制御を行うことができる。
以下に、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。
図示の撮像装置は、例えば、デジタルカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)100であり、第1の撮像系130および第2の撮像系131を有している。そして、第1の撮像系130はカメラ100の前面側に向かって配置されて、撮影者以外の被写体を撮像する。第2の撮像系131はカメラ100の背面側に向かって配置されて、撮影者(つまり、ユーザ)を撮像する。
第1の撮像系130は撮影レンズユニット(以下単にレンズと呼ぶ)108a、メカ機構109a、センサ部103、およびA/D変換部104を有している。レンズ108aを介して入射した光学像(ここでは、被写体像)は、メカ機構(例えば、絞りおよびシャッタ)109aを介してセンサ部103に結像する。センサ部103は、例えば、CCD又はCMOS素子などの撮像素子を有しており、被写体像に応じた電気信号(アナログ信号)を出力する。
A/D変換部104はセンサ部103の出力であるアナログ信号を受けて、当該アナログ信号に対してサンプリング、ゲイン調整、およびA/D変換などの処理を行って、デジタル画像信号を出力する。そして、当該デジタル画像信号は、前面画像処理部105およびブロック積分算出部106に与えられる。
同様に、第1の撮像系130は背面レンズ116a、背面メカ機構117a、背面センサ部118、および背面A/D変換部119を有している。背面レンズ116aを介して入射した光学像(ここでは、ユーザ像)は、メカ機構(例えば、絞りおよびシャッタ)117aを介して背面センサ部118に結像する。背面センサ部118はユーザ像に応じた電気信号(アナログ信号)を出力する。
背面A/D変換部119は背面センサ部118の出力であるアナログ信号を受けて、当該アナログ信号に対してサンプリング、ゲイン調整、およびA/D変換などの処理を行って、デジタル画像信号を出力する。そして、当該デジタル画像信号は、背面画像処理部120およびブロック積分算出部106に与えられる。
なお、以下の説明では、A/D変換部104の出力であるデジタル画像信号を第1のデジタル画像信号と呼び、背面A/D変換部119の出力であるデジタル画像信号を第2のデジタル画像信号と呼ぶ。
図示のカメラ100には操作部101が備えられており、当該操作部101はユーザが各種の指示を入力するためのスイッチおよびボタンなどを備えている。そして、操作部101には、シャッタースイッチおよびタッチセンサ(表示部をタッチすることによって各種操作を行うためのセンサ)が含まれている。
制御部102は、カメラ100全体の制御を司り、例えば、操作部101の操作に応じてカメラ100を制御する。
前面画像処理部105は、第1のデジタル画像信号に対して各種の画像処理を行って処理済みのデジタル画像信号を第1の画像データとして出力する。例えば、前面画像処理部105は、第1のデジタル画像信号をYUV画像信号に変換して第1の画像データとして出力する。
ブロック積分算出部106は、第1のデジタル画像信号を受けて、後述するように、当該画像信号が示す画像をブロック画像化してブロック積分を行って第1の積分値(第1の処理済み画像)を出力する。
また、ブロック積分算出部106は、第2のデジタル画像信号を受けて、後述するように、当該画像信号が示す画像をブロック画像化してブロック積分を行い第2の積分値(第2の処理済み画像)を出力する。
制御部102は前述の第1の画像データおよび第2の画像データに応じた画像を表示部107にそれぞれ第1の画像および第2の画像として表示する。当該表示部107は、例えば、液晶表示装置である。
AF処理部108は、制御部102の制御下で、第1の画像データに応じてレンズ108aを駆動制御してそのピントを合わせる。AE処理部109は、制御部102の制御下で、第1のデジタル画像信号に応じてメカ機構109aを駆動制御する。
背面画像処理部120は、第2のデジタル画像信号に対して各種の画像処理を行って処理済みのデジタル画像信号を第2の画像データとして出力する。例えば、背面画像処理部120は、第2のデジタル画像信号をYUV画像信号に変換して第2の画像データとして出力する。
背面AF処理部116は、制御部102の制御下で、第2の画像データに応じて背面レンズ116aを駆動制御してそのピントを合わせる。背面AE処理部117は、制御部102の制御下で、第2のデジタル画像信号に応じて背面メカ機構117aを駆動制御する。
EF処理部110は、制御部102によって発光判別がなされると、被写体の輝度が適正となるような光量でフラッシュ部111に発光させる。画像合成部115は、第1の画像データおよび第2の画像データを受けて、これら第1の画像データおよび第2の画像データを画像合成して合成画像データとする。
エンコーダー部112は、合成画像データについて、そのフォーマットをJPEGなどのフォーマットに変換して画像記録部113に出力する。画像記録部113は、エンコーダー部112の出力であるフォーマット変換済みの画像データを、カメラ100に備えられたメモリ(図示せず)又はカメラ100に装着された外部メモリ(図示せず)などに記録する。
なお、図示のように、表示部107には外部接続部114が接続されており、この外部接続部114には、例えば、PCなどの外部機器(図示せず)が接続される。そして、表示部107に表示された画像が外部接続部114を介して外部機器に送られる。
図1に示すカメラ100を用いて撮影を行う際には、ユーザは操作部101に備えられた電源スイッチをオンとする。制御部102はこのオン操作を検知すると、カメラ100を構成する各部に電源を供給する。
カメラ100を構成する各部に電源が供給されると、メカ機構109aおよび背面メカ機構117aに備えられたシャッターが開く。これによって、センサ部103および背面センサ部118には光が入射(つまり、結像)することになる。
光の入射によって、センサ部103には電荷が蓄積され、制御部102はセンサ部103に蓄積された電荷を読み出してアナログ画像信号としてA/D変換部104に送る。そして、A/D変換部104は、前述のようにして、当該アナログ画像信号に応じた第1のデジタル画像信号を出力する。前面画像処理部105は第1のデジタル画像信号を画像処理して第1の画像データを出力する。
この際、ブロック積分算出部106は、第1のデジタル画像信号に応じてブロック積分値(第1の積分値)を求めて、当該第1の積分値を制御部102に送る。ブロック積分算出部106は、第1のデジタル画像信号を複数のブロック領域に分割する(例えば、横方向に7ブロック、縦方向に5ブロックの合計35のブロック領域に分割する)。そして、ブロック積分算出部106は、ブロック領域の各々についてその画素値を積分して、第1の積分値を算出する。そして、制御部102は第1の積分値に応じてAE処理部109を制御して、第1の画像輝度と所定の適正輝度との差分輝度(第1の差分輝度)を算出して、当該差分輝度に応じた露出値でメカ機構109aを駆動制御する。
なお、それぞれのブロック積分値をY[i]、当該ブロックの重み付け係数をα[i]とした際、当該ブロック積分値が示す輝度と適正輝度targetYとの輝度差分ΔBvは次の式(1)によって算出される。
ΔBv=Log((Σ(α[i]Y[i])/35)/targetY) (1)
ここで、制御部102は、主被写体が存在する領域と位置が重なるブロックの重み付け係数α[i]の値を大きくする。主被写体が存在する領域は、顔検出機能による顔検出結果やAF処理部108から得られるAF結果に基づいて、定めることができる。あるいは、中央のブロックに主被写体が存在するとみなしてもよい。
ここで、制御部102は、主被写体が存在する領域と位置が重なるブロックの重み付け係数α[i]の値を大きくする。主被写体が存在する領域は、顔検出機能による顔検出結果やAF処理部108から得られるAF結果に基づいて、定めることができる。あるいは、中央のブロックに主被写体が存在するとみなしてもよい。
シーン判定部121は、ブロック積分算出部106で得られた第1の積分値を用いて、その画像が逆光シーンであるか否かを判定するシーン判別を行う。もし逆光シーンであると判別された場合には、制御部102は、後述するように、式(1)とは異なる方法で露出値を算出する。
ここで、前述のように、カメラ100の電源オンによって、センサ部103だけではなく背面センサ部118にも光が入射する。そして、制御部102は背面センサ部118に蓄積された電荷を読み出して、第2のアナログ信号を背面A/D変換部119に送る。
前述のように、背面A/D変換部119は第2のアナログ信号に応じた第2のデジタル画像信号を出力する。そして、背面画像処理部120は、第2のデジタル画像信号を画像処理して第2の画像データを出力する。
ブロック積分算出部106は、背面A/D変換部119から出力された第2のデジタル画像信号についても、画像を複数のブロック領域に分割してブロック積分値(第2の積分値)を算出する。
そして、第1の撮像系130と同様にして、背面AF処理部116および背面AE処理部117は、制御部102の制御下でそれぞれAF処理およびAE処理を行う。
なお、ブロック積分算出部106は1つしかないため、制御部102の制御下で、第1のデジタル画像信号および第2のデジタル画像信号を選択的に取り込む。
つまり、ブロック積分算出部106は第1の撮像系(以下前面カメラとも呼ぶ)130および第2の撮像系(背面カメラとも呼ぶ)131に関して排他的に動作して、周期的に第1のデジタル画像信号および第2のデジタル画像信号の取り込みを切り替える。
前述のように、第1の画像データおよび第2の画像データは画像合成部115によって合成処理される。そして、合成画像データはエンコーダー部112に与えられるとともに、表示部107に与えられて、表示部107に合成画像データに応じた合成画像が表示される。
図2は、図1に示す表示部107に表示される合成画像の一例を説明するための図である。そして、図2(a)は撮影者側の画角と被写体側の画角とを示す図であり、図2(b)は表示部107に表示された合成画像を示す図である。
いま、図2(a)に示すように、撮影者301がカメラ100によって被写体302を撮影するものとする。この際、第1の撮像系130の画角(被写体側画角)は第2の撮像系131の画角(撮影者側画角)よりも狭い。
表示部107に合成画像を表示する際には、例えば、図2(b)に示すように、表示部107上のメイン画面(メインウィンドウ)303に第1の画像データに応じた画像(つまり、被写体)が表示される。そして、第2の画像データに応じた画像(つまり、撮影者)は、メインウィンドウ303中に規定されたサブウィンドウ304に表示される。
ところで、操作部101に備えられたシャッタボタンが半押しされると、第1のシャッタースイッチSW1がオンとなって、制御部102は前述のようにしてAF処理およびAE処理を行って、撮影に最適なピントおよび露出設定条件とする。
本撮影に移行すると、つまり、シャッタボタンが全押しされて、第2のシャッタースイッチSW2がオンとなる。すると、制御部102はセンサ部103および背面センサ部118の読み出しを行って、前述のようにして、画像合成部115によって第1の画像データおよび第2の画像データを合成して合成画像データとする。その後、当該合成画像データはエンコーダー部112においてフォーマット変換されて、画像記録部113によってメモリに記録される。
図3Aおよび図3Bは、図1に示すカメラ100で行われる撮影処理を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、制御部102の制御下で行われる。
撮影処理が開始されると、まず、制御部102は前面カメラ130および背面カメラ131に対するブロック積分算出部106の検出周期を予め定められた初期周期に設定する(ステップS401)。ここでは、前面カメラ130で撮影される被写体については画角の変動頻度が高いとして、制御部102は、初期周期として前面カメラ130の検出周期を100ms/回、背面カメラ131の検出周期を600ms/回に設定する。すなわち、前面カメラ130に対するAE処理を100ms周期で、背面カメラ131に対するAE処理を600ms周期で実行できることになる。
次に、制御部102は前面カメラ130においてセンサ部103からアナログ信号を読み出す(ステップS402)。続いて、制御部102は背面カメラ131において背面センサ部118からアナログ信号を読み出す(ステップS403)。これらのアナログ信号を後段の回路で適宜処理することによって、前面カメラ130および背面カメラ131で得られた画像が表示部107にライブビュー表示されることになる。前面カメラ130と背面カメラ131は、ともに30フレーム/秒あるいは60フレーム/秒のフレームレートで撮像を行っており、ライブビュー表示された画像も同じフレームレートを有する。なお、ステップS402の処理とステップS403の処理を並行して行っても良い。
続いて、制御部102は、ブロック積分算出部106の検出周期が前面カメラ130の検出周期に該当するか否か(背面カメラ131の検出周期に該当しないか否か)を判定する(ステップS404)。前述のように、ステップS401において、初期周期として前面カメラ130に対する検出周期が100ms/回、背面カメラ131に対する検出周期が600ms/回に設定される。前面カメラ130に対する検出周期と背面カメラ131に対する検出周期が一致する場合には、背面カメラに対する検出周期であると判断する。よって、前面カメラ130について5回連続して第1のデジタル画像信号がブロック積分算出部106に取り込まれて、その後、背面カメラ131について1回、第2のデジタル画像信号がブロック積分算出部106に取り込まれる。
検出周期が前面カメラ130に対する検出周期に該当すると(ステップS404において、YES)、制御部102は、前面カメラ130から生成された第1のデジタル画像信号をブロック積分算出部106に取り込ませる。そして、ブロック積分算出部106は、第1のデジタル画像信号に応じてブロック積分値(第1の積分値)を算出する(ステップS405)。
そして、第1の積分値がシーン判定部121に与えられて、シーン判定部121は当該第1の積分値に応じてシーン判別を行う(ステップS406)。シーン判定部121は、シーン判別として逆光シーン判定を行う。
逆光シーン判定を行う際には、シーン判定部121は互いに隣接するブロック領域におけるブロック積分値Y[i]において輝度値の差が所定の閾値TH以下(閾値以下)となるブロック領域を一つの領域とするブロック領域統合を行う。こうすることで、複数の統合ブロック領域を得る。ただし、統合されたブロックの数が所定値に達しない領域については、統合ブロック領域とみなさないものとする。
シーン判定部121は、輝度値の最も低い統合ブロック領域Gおよび輝度値の最も高い統合ブロック領域Sについてそれぞれ平均輝度YgおよびYsを求めて、次の式(2)に基づいて輝度段差ΔBv_Gを算出する。
ΔBv_G=Log2(Yg/Ys) (2)
シーン判定部121は、平均輝度Ygが逆光被写体用閾値Yg_TH(輝度閾値)よりも低く、かつ輝度段差が所定の段差閾値ΔBv_G_THを越えると、逆光シーンであると判定する。
シーン判定部121は、平均輝度Ygが逆光被写体用閾値Yg_TH(輝度閾値)よりも低く、かつ輝度段差が所定の段差閾値ΔBv_G_THを越えると、逆光シーンであると判定する。
制御部102は、シーン判定部121からシーン判別結果を受け取り、当該撮影シーンが逆光シーンであるか否かを判定する(ステップS407)。逆光シーンであると判定すると(ステップS407において、YES)、制御部102は、輝度値の最も低い統合ブロック領域Gを逆光被写体領域とする。そして、制御部102は、式(3)を用いてこの逆光被写体領域が適正となるための輝度差分であるΔBvを求め、この値に基づいて露出値(前面逆光露出補正値)を算出する(ステップS408)。
ΔBv=Log(Yg/targetY) (3)
そして、制御部102はAE処理部109に当該前面逆光露出補正値をフィードバックして、AE処理部109によって前面カメラ130のAE処理を行う(ステップS409)。
そして、制御部102はAE処理部109に当該前面逆光露出補正値をフィードバックして、AE処理部109によって前面カメラ130のAE処理を行う(ステップS409)。
逆光シーンでないと判定すると(ステップS407において、NO)、制御部102は上述した式(1)を用いて露出補正値を算出する(ステップS410)。そして、制御部102はステップS409の処理に進む。
初期設定された検出周期が前面カメラ130の検出周期に該当しないと(ステップS404において、NO)、つまり、検出周期が背面カメラ131の検出周期に該当すると、制御部102は、前面カメラ130の場合と同様にして背面カメラ131からブロック積分算出部106に第2のデジタル画像信号を取り込む。そして、ブロック積分算出部106は、第2のデジタル画像信号に応じてブロック積分値(第2の積分値)を算出する(ステップS411)。
そして、第2の積分値がシーン判定部121に与えられて、シーン判定部121は当該第2の積分値に応じて逆光シーン判定を行う(ステップS412)。ステップS412の処理においては、前面カメラ130について説明したように、式(2)に基づいて輝度段差を算出することになる。
続いて、制御部102は、シーン判定部121からシーン判別結果を受け取り、撮影者を撮影したシーンが逆光シーンであるか否かを判定する(ステップS413)。逆光シーンであると判定すると(ステップS413において、YES)、制御部102は式(3)を用いて、背面カメラ131における逆光撮影者領域が適正となる露出値(背面逆光露出補正値)を算出する(ステップS414)。そして、制御部102はAE処理部109に当該露出値をフィードバックして、背面AE処理部117によって背面カメラ131のAE処理を行う(ステップS415)。
背面カメラ131が逆光シーンでないと判定すると(ステップS413において、NO)、制御部102は上述した式(1)を用いて露出補正値を算出する(ステップS416)。そして、制御部102はステップS415の処理に進む。
なお、前面カメラ130と背面カメラ131とにおいて、被写体の画角位置と撮影者の画角位置とが異なることがあるので、シーン判定用の際には、前面カメラ130と背面カメラ131とにおいて用いるパラメータ(例えば、閾値)を個別に設定してもよい。
図4は、図1に示すカメラ100において第1の撮像系(前面カメラ)と第2の撮像系(背面カメラ)との画角差を説明するための図である。そして、図4(a)は第1の撮像系における画角の一例を示す図であり、図4(b)は第2の撮像系における画角の一例を示す図である。
図4(a)に示す画像(前面画像)701においては、カメラ100から被写体702まで距離が大きいので、つまり、画角が広いので、カメラ100を振ることができる。このため、前面画像においては、統合ブロック領域としてみなすためのブロック数の所定値を小さくすることができる。
一方、図4(b)に示す画像(背面画像)703においては、カメラ100から撮影者704までの距離が所定の距離以上離れることがない(つまり、画角が狭い)。このため、統合ブロック領域としてみなすためのブロック数の所定値を大きくすることができる。
再び図3Aおよび図3Bを参照して、ステップS409又はS415の処理に続いて、制御部102は、第1の画像データおよび第2の画像データを画像合成部115に与えて、第1の画像データおよび第2の画像データを合成して合成画像データを得る(ステップS417)。
続いて、制御部102は第1のシャッタースイッチSW1がオンとなったか否かを判定する(ステップS418)。第1のシャッタースイッチSW1がオフであると(ステップS418において、NO)、制御部102はステップS402の処理に戻る。
一方、第1のシャッタースイッチSW1がオンとなると(ステップS418において、YES)、制御部102は、前述のようにして前面カメラ130における露出値を決定する(ステップS419)。その後、制御部102は第2のシャッタースイッチSW2がオンとなったか否かを判定する(ステップS420)。
第2のシャッタースイッチSW2がオフであると(ステップS420において、NO)、制御部102はステップS418の処理に戻る。第2のシャッタースイッチSW2がオンとなると(ステップS420において、YES)、制御部102は前面カメラ130における本露光を開始する(ステップS421)。
本露光の終了後、制御部102は前面画像処理部105で得られた第1の画像データ(つまり、前面画像)を簡易現像して、表示部107にレックレビュー画像として表示する(ステップS422)。この際、背面カメラ131は撮影者の表情(つまり、顔)を撮影するため動作している。
図5は、撮影者がレックビュー画像を確認する際の状態を説明するための図である。そして、図5(a)は撮影者が被写体を撮影する状態を示す図であり、図5(b)は撮影者がレックビュー画像を確認する際の状態を示す図である。
図5(a)に示すように、撮影者801がカメラ100によって被写体(図示せず)を撮影する際には、前面カメラ130を被写体に向けて、撮影者は表示部107で見て前面画像の画角など決定する。この際には、例えば、背面画像802が得られる。
一方、表示部107において、レックビュー画像を確認する際には、撮影者はカメラ100を下側に向けて表示部107を上げることになる。
この際には、背面カメラ131で得られる背面画像803は、レックビュー画像を確認する前の背面画像802から急激に変化することになる。このような背面画像の急激な変化に対処するため、制御部102は背面カメラ131に対する検出周期を変更する(ステップS423)。
レックビュー画像の表示(レックビュー表示)を開始すると、制御部102は背面カメラ131で得られた第2のデジタル画像信号をブロック積分算出部106にと取り込む。そして、制御部102は前述したように、シーン判定部121によって背面画像のシーン判別を行う。
その後、図示の例では、さらに、レックビュー画像の表示が終了するまで、制御部102は背面カメラ131で得られた第2のデジタル画像信号をブロック積分算出部106にと取り込み、シーン判定を行う。
なお、ステップS423の処理では、制御部102は背面カメラの検出周期を100ms/回に変更する。
続いて、制御部102は、レックレビュー画像および背面カメラ131で得られた背面画像を画像記録部113に記録する処理を開始する(ステップS424)。そして、制御部102の制御下で、シーン判定部121はブロック積分算出部106で得られた第2の積分値に応じて逆光シーン判定を行う(ステップS425)。
続いて、制御部102は、シーン判定部121からシーン判別結果を受け取り、撮影者を撮影したシーンが逆光シーンであるか否かを判定する(ステップS426)。逆光シーンであると判定すると(ステップS426において、YES)、制御部102は上述した式(3)を用いて、背面カメラ131における逆光撮影者領域が適正となる背面逆光露出補正値を算出する(ステップS427)。そして、制御部102はAE処理部109に背面逆光露出補正値をフィードバックして、背面AE処理部117によって背面カメラ131のAE処理を行う(ステップS428)。
背面カメラ131が逆光シーンでないと判定すると(ステップS426において、NO)、制御部102は上述した式(1)を用いて露出補正値を算出する(ステップS429)。そして、制御部102はステップS428の処理に進む。
ステップS427又はS429の処理に続いて、制御部102は、第1の画像データおよび第2の画像データを画像合成部115に与えて、第1の画像データおよび第2の画像データを合成して合成画像データを得る(ステップS430)。
ここでは、画像合成部115は、レックレビュー画像と第2の画像データとを合成することになる。
続いて、制御部102はレックビュー画像の表示が終了したか否かを判定する(ステップS431)。レックビュー画像の表示が終了しないと(ステップS431において、NO)、制御部102はステップS425の処理に戻って逆光判定を行う。
一方、レックビュー画像の表示が終了すると(ステップS431において、YES)、制御部102は前面カメラ130の検出周期を100ms/回、背面カメラ131の検出周期を600ms/回、つまり、初期設定に戻す。そして、制御部102は前面カメラ130で得られた第1のデジタル画像信号をブロック積分算出部106に取り込む。
次に、制御部102は、カメラ100の電源がオフされたか否かを判定する(ステップS432)。電源がオフされないと(ステップS432において、NO)、制御部102はステップS401の処理に戻る。電源がオフされると(ステップS432において、YES)、制御部102は撮影処理を終了する。
なお、上述の説明では、所定の表示モードであるレックビュー画像が表示する期間において、背面カメラ131で得られた背面画像(第2の画像)をブロック積分算出部106に与える周期(つまり、検出周期)を短くするようにした。しかしながらこれに限られるわけではなく、カメラ100の姿勢を検知して当該姿勢検知結果に応じて、背面カメラ131で得られた背面画像(第2の画像)をブロック積分算出部106に与える周期を短くするようにしてもよい。
カメラ100にはカメラ100の姿勢を検知する姿勢検知センサ(例えば、ジャイロ)が備えられている。そして、制御部102は姿勢検知センサで検知されるカメラ100の姿勢が予め定められた変動量(変動量閾値)を超えて変化すると、背面カメラ131で得られた背面画像(第2の画像)をブロック積分算出部106に与える周期を短くする。これによっても、背面画像の急激な変化に対処することができる。
つまり、レックビュー表示が行われる所定の表示モードの代わりに、カメラ100の姿勢が予め定められた変動量閾値を超えて変化した際に第2の撮像系131から送られる第2の画像を画像処理(つまり、ブロック積分)する周期を、カメラ100の姿勢が変動量閾値以下である際に第2の撮像系131から送られる第2の画像を画像処する周期と異ならせるようにしてもよい。
このように、本発明の実施の形態によれば、撮影画角の急激な変動においても、第1の撮像系130および第2の撮像系131において常に適切なAE制御を行うことができる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を撮像装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを撮像装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
上記の制御方法および制御プログラムの各々は、少なくとも画像処理ステップおよび制御ステップを有している。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。つまり、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種の記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPUなど)がプログラムを読み出して実行する処理である。
102 制御部
103 センサ部
105 前面画像処理部
106 ブロック積分算出部
107 表示部
115 画像合成部
116 背面AF処理部
118 背面センサ部
120 背面画像処理部
121 シーン判定部
103 センサ部
105 前面画像処理部
106 ブロック積分算出部
107 表示部
115 画像合成部
116 背面AF処理部
118 背面センサ部
120 背面画像処理部
121 シーン判定部
Claims (18)
- 少なくとも第1の撮像系および第2の撮像系を備える撮像装置であって、
前記第1の撮像系で得られた第1の画像と前記第2の撮像系で得られた第2の画像とを選択的に画像処理してそれぞれ第1の処理済み画像および第2の処理済み画像とする画像処理手段と、
前記第1の画像が所定の表示モードで表示部されている際に前記第2の撮像系から前記第2の画像を前記画像処理手段に与える周期を、前記所定の表示モードではない場合において前記第2の撮像系から前記第2の画像を前記画像処理手段に与える周期と異なるように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記所定の表示モードは、前記第1の画像をレックビュー表示する表示モードであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記所定の表示モードにおいては、前記第2の撮像系から前記第2の画像を前記画像処理手段に与える周期を、前記所定の表示モードではない場合において前記第2の撮像系から前記第2の画像を前記画像処理手段に与える周期よりも短くすることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
- 前記制御手段は、前記所定の表示モードにおいて第2の撮像系による撮像を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 少なくとも第1の撮像系および第2の撮像系を備える撮像装置であって、
前記第1の撮像系で得られた第1の画像と前記第2の撮像系で得られた第2の画像とを選択的に画像処理してそれぞれ第1の処理済み画像および第2の処理済み画像とする画像処理手段と、
前記撮像装置の姿勢が予め定められた変動量を超えて変化した際に前記第2の撮像系から前記第2の画像を前記画像処理手段に与える周期を、前記撮像装置の姿勢が前記予め定められた変動量を超えて変化する前において前記第2の撮像系から前記第2の画像を前記画像処理手段に与える周期と異なるように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記制御手段は、前記撮像装置の姿勢が予め定められた変動量を超えて変化した際には、前記第2の撮像系から前記第2の画像を前記画像処理手段に与える周期を、前記撮像装置の姿勢が前記予め定められた変動量を超えて変化する前において前記第2の撮像系から前記第2の画像を前記画像処理手段に与える周期よりも短くすることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記画像処理手段は、前記第1の画像および前記第2の画像を予め定められたブロック領域に分割して、当該ブロック領域における画素値を積分してそれぞれ第1の積分値および第2の積分値を前記第1の処理済み画像および前記第2の処理済み画像として出力することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記第1の処理済み画像および前記第2の処理済み画像に応じてそれぞれ前記第1の撮像系および前記第2の撮像系における露出値を算出する算出手段を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記第1の処理済み画像および前記第2の処理済み画像に応じてそれぞれ前記第1の撮像系および前記第2の撮像系における撮影シーンを判別するシーン判別手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記シーン判別手段は、前記撮影シーンが逆光シーンであるか否かを判別することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
- 前記シーン判別手段は、前記第1の積分値および前記第2の積分値の各々に関して、互いに隣接するブロック領域における積分値である輝度の差が所定の閾値以下であるブロック領域を統合して統合ブロック領域を得て、当該統合ブロック領域における平均輝度に応じて前記撮影シーンが逆光シーンであるか否かを判定することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
- 前記シーン判別手段によるシーン判別結果に応じて、前記第1の撮像系および前記第2の撮像系における露出値を算出する算出手段を有することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記第1の画像および前記第2の画像を合成して、前記表示部においてメインウィンドウに前記第1の画像を表示し、前記第2の画像を前記メインウィンドウに規定されたサブウィンドウに表示する画像合成手段を有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記第1の撮像系は、撮影者以外の被写体を撮像し、前記第2の撮像系は撮影者を撮像することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 少なくとも第1の撮像系および第2の撮像系を備える撮像装置の制御方法であって、
前記第1の撮像系で得られた第1の画像と前記第2の撮像系で得られた第2の画像とを選択的に画像処理してそれぞれ第1の処理済み画像および第2の処理済み画像とする画像処理ステップと、
前記第1の画像が所定の表示モードで表示部されている際に前記第2の撮像系から送られる前記第2の画像を前記画像処理ステップで処理する周期を、前記所定の表示モードではない場合において前記第2の撮像系から送られる前記第2の画像を前記画像処理ステップで処理する周期と異ならせる制御ステップと、
を有することを特徴とする制御方法。 - 少なくとも第1の撮像系および第2の撮像系を備える撮像装置の制御方法であって、
前記第1の撮像系で得られた第1の画像と前記第2の撮像系で得られた第2の画像とを選択的に画像処理してそれぞれ第1の処理済み画像および第2の処理済み画像とする画像処理ステップと、
前記撮像装置の姿勢が予め定められた変動量を超えて変化した際に前記第2の撮像系から送られる前記第2の画像を前記画像処理ステップで処理する周期を、前記撮像装置の姿勢が前記予め定められた変動量を超えて変化する前において前記第2の撮像系から送られる前記第2の画像を前記画像処理ステップで処理する周期と異ならせる制御ステップと、
を有することを特徴とする制御方法。 - 少なくとも第1の撮像系および第2の撮像系を備える撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
前記撮像装置が備えるコンピュータに、
前記第1の撮像系で得られた第1の画像と前記第2の撮像系で得られた第2の画像とを選択的に画像処理してそれぞれ第1の処理済み画像および第2の処理済み画像とする画像処理ステップと、
前記第1の画像が所定の表示モードで表示部されている際に前記第2の撮像系から送られる前記第2の画像を前記画像処理ステップで処理する周期を、前記所定の表示モードではない場合において前記第2の撮像系から送られる前記第2の画像を前記画像処理ステップで処理する周期と異ならせる制御ステップと、
を実行させることを特徴とする制御プログラム。 - 少なくとも第1の撮像系および第2の撮像系を備える撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
前記撮像装置が備えるコンピュータに、
前記第1の撮像系で得られた第1の画像と前記第2の撮像系で得られた第2の画像とを選択的に画像処理してそれぞれ第1の処理済み画像および第2の処理済み画像とする画像処理ステップと、
前記撮像装置の姿勢が予め定められた変動量を超えて変化した際に前記第2の撮像系から送られる前記第2の画像を前記画像処理ステップで処理する周期を、前記撮像装置の姿勢が前記予め定められた変動量を超えて変化する前において前記第2の撮像系から送られる前記第2の画像を前記画像処理ステップで処理する周期と異ならせる制御ステップと、
を実行させることを特徴とする制御プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2013269332A JP2015126372A (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム |
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JP2013269332A Pending JP2015126372A (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム |
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2013
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