JP2015126273A - 表示システム、表示装置、表示方法及びプログラム - Google Patents

表示システム、表示装置、表示方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示手段に写っている表示対象の周囲をユーザが視認できるようにする。
【解決手段】デジタルサイネージ装置1は、画像形成部27に対向しているユーザの少なくとも移動方向を検出し、検出結果に応じて表示対象の領域に対してずらした領域を表示対象画像から切り出した画像を取得し、取得した画像を画像形成部27に表示する。
【選択図】図6

Description

本発明は、表示システム、表示装置、表示方法及びプログラムに関する。
従来、映像供給装置に接続される映像出力装置と、反射部材と、スクリーンとを有し、映像出力装置からコンテンツを投影する出力光を反射部材によって反射し、この反射部材によって反射された出力光を当該コンテンツの輪郭の形状に形成されたスクリーンに投影することにより、閲覧者に対して印象を高めた表示を行うことができる映像出力装置搭載機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−150221号公報
特許文献1に記載の映像出力装置搭載機器のような表示装置では、予め人型に成形されたスクリーンに合わせて撮影画像から人物領域を切り出して表示している。従って、スクリーン等の表示手段には表示対象の人物しか表示されない。そのため、例えば、このような表示装置をビデオ通話用の表示機器として用いるような場合、スクリーンには相手がぴったり収まった状態で表示されるので、相手の周囲を見たいとき(例えば、相手が見せたい物を横に置いたとき等)にユーザはそれを見ることができない。
本発明の課題は、表示手段に写っている表示対象の周囲をユーザが視認できるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
表示対象画像に含まれる表示対象の領域を切り出した画像を表示する表示手段を有する表示システムであって、
前記表示対象の領域を切り出した画像が表示された前記表示手段に対向しているユーザの少なくとも移動方向を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に応じて前記表示対象の領域に対してずらした領域を前記表示対象画像から切り出す切り出し手段と、
前記表示対象画像の前記切り出された領域を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備える。
本発明によれば、表示手段に写っている表示対象の周囲をユーザが視認することが可能となる。
本実施形態における表示システムの全体構成例を示す図である。 図1のデジタルサイネージ装置の機能的構成を示すブロック図である。 図2のスクリーン部の概略構成を示す図である。 図2の制御部により実行される移動検出処理を示すフローチャートである。 図2の制御部により実行される画像切り出し送信処理を示すフローチャートである。 (a)は、ユーザの覗き込み動作による移動を上面から見た図、(b)は、(a)の覗き込み動作が行われた場合に撮影画像から切り出される領域を示す図である。 (a)、(b)は、図5のステップS18における縮小率の決定を説明するための図、(c)は、図5のステップS18で切り出された領域を相手側のデジタルサイネージ装置で表示したときの表示例を示す図である。 一方のデジタルサイネージ装置においてユーザが覗き込み動作を行って移動した場合のデジタルサイネージ装置間の動作を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
[表示システム100の構成]
図1は、本発明の実施形態における表示システム100の全体構成を示す図である。図1に示すように、表示システム100は、複数のデジタルサイネージ装置1が通信ネットワークNを介して接続可能に構成されている。なお、本実施形態においては、通信ネットワークNはインターネットであることとして説明するが、これに限定されず、例えば、電話回線としてもよい。
[デジタルサイネージ装置1の構成]
図2は、本実施形態における表示装置としてのデジタルサイネージ装置1の主制御構成を示すブロック図である。デジタルサイネージ装置1は、通信ネットワークNを介して他のデジタルサイネージ装置1とのビデオ通話が可能である。
図2に示すように、デジタルサイネージ装置1は、コンテンツの映像光を照射する投影部21と、投影部21から照射された映像光を背面で受けて前面に投影するスクリーン部22とを備えている。
まず、投影部21について説明する。
投影部21は、制御部23と、プロジェクタ24と、記憶部25と、通信部26と、を備えている。プロジェクタ24、記憶部25、通信部26は、図1に示すように制御部23に接続されている。
制御部23は、記憶部25に記憶されている各種のプログラムを実行して所定の演算や各部の制御を行うCPU(Central Processing Unit)とプログラム実行時の作業領域となるメモリとを備えている(いずれも図示略)。制御部23は、記憶部25のプログラム記憶部251に記憶されているプログラムとの協働により、切り出し手段、表示制御手段、警告手段として機能する。また、制御部23は、撮像部30との協働により検出手段として機能する。
プロジェクタ24は、制御部23から出力された画像データを映像光に変換してスクリーン部22の背面に向けて照射する投影装置である。プロジェクタ24は、例えば、アレイ状に配列された複数個(XGAの場合、横1024画素×縦768画素)の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して表示動作することでその反射光により光像を形成する表示素子であるDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)を利用したDLP(Digital Light Processing)(登録商標)プロジェクタが適用可能である。
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性の半導体メモリ等により構成される。記憶部25には、図1に示すように、プログラム記憶部251、電話帳記憶部252等が設けられている。
プログラム記憶部251には、制御部23で実行されるシステムプログラムや各種処理プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。
電話帳記憶部252には、予め登録された電話番号と名前とが対応付けて記憶されている。
通信部26は、モデム、ルータ、ネットワークカード等により構成され、外部機器との通信を行う。
次に、スクリーン部22について説明する。
図3は、スクリーン部22の概略構成を示す正面図である。図3に示すようにスクリーン部22には、画像形成部27と、画像形成部27を支持する台座28とが備えられている。
画像形成部27は、映像光の照射方向に対して略直交するように配置された、例えばアクリル板などの人型に成形された一枚の透光板29に、フィルム状のフレネルレンズが積層された背面投影用のフィルムスクリーンが貼付されて構成されたスクリーンである。この画像形成部27と前述したプロジェクタ24とにより表示手段を構成している。
画像形成部27の上部には、例えばカメラなどの撮像部30が設けられている。この撮像部30が画像形成部27に対向する空間の画像を撮影して撮影画像を生成し、制御部23に出力する。撮像部30は、図示は省略するが、光学系及び撮像素子を備えるカメラと、カメラを制御する撮像制御部とを備えている。撮像素子は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサであり、光学系を通過した光学像を2次元の画像信号に変換する。撮像部30は、撮影手段として機能する。
台座28には、マイクなどの音声入力部31と、操作部32と、音声を出力するスピーカなどの音声出力部33と、が設けられている。
操作部32には、発信ボタン32a、応答ボタン32b、通話終了ボタン32c、操作パネル32d等が設けられている。発信ボタンは、ビデオ通話の発信を指示するためのボタンである。応答ボタン32bは、ビデオ通話への応答を指示するためのボタンである。通話終了ボタン32cは、ビデオ通話の終了を指示するためのボタンである。操作パネル32dは、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部と、LCDの表面を覆うように透明電極を格子状に配置したタッチパネルとにより構成され、電話帳記憶部252に記憶されている電話帳等を表示して、手指等により選択された電話番号の位置情報を検出して制御部23に出力する。
撮像部30、音声入力部31、操作部32、音声出力部33は、図2に示すように制御部23に接続されている。
[表示システム100の動作]
次に、表示システム100のデジタルサイネージ装置1におけるビデオ通話動作について説明する。
何れかのデジタルサイネージ装置1において、操作パネル32dによりビデオ通話の相手先の電話番号が選択され、発信ボタン32aが押下されると、制御部23は、通信部26により通信ネットワークNを介して相手先のデジタルサイネージ装置1に接続要求を送信する。
相手先のデジタルサイネージ装置1において、通信部26により接続要求が着信(受信)されると、制御部23は、着信を通知するための着信音を音声出力部33に出力させる。応答ボタン32bが押下されると、制御部23は、通信部26により通信ネットワークNを介して発信元に接続応答を送信する。これにより、2つのデジタルサイネージ装置1間でセッションが確立し、通話回線が接続され、ビデオ通話状態となる。
通話回線が接続された何れかのデジタルサイネージ装置1において、通話終了ボタン32cが押下されると、制御部23は、通信部26により通信ネットワークNを介して回線切断要求を相手先のデジタルサイネージ装置1に送信する。相手先のデジタルサイネージ装置1に回線切断応答が届いた時点でセッションが終了し、通話回線が切断される。
ビデオ通話状態において、発信側及び受信側のデジタルサイネージ装置1のそれぞれの制御部23は、プログラム記憶部251に記憶されているプログラムとの協働により、以下の(1)〜(5)の処理を実行する。
(1)音声入力部31により音声が入力されると、入力された音声の音声データを通信部26により相手側のデジタルサイネージ装置1に送信する。
(2)通信部26により相手先から音声データが受信されると、受信された音声データに基づいて音声出力部33により音声を出力させる。
(3)撮像部30により画像形成部27に対向しているユーザの撮影画像を取得させ、取得された撮影画像から顔領域を認識し、認識された顔領域の中心をユーザ初期位置としてメモリに記憶するとともに、認識した顔領域を含む人物領域を認識してユーザ領域として切り出す。顔領域が複数認識された場合は、撮影画像の最も中心に近い位置から検出された顔領域の中心をユーザ初期位置としてメモリに記憶するとともに、その顔領域を含む人物領域を認識してユーザ領域として切り出す。即ち、相手先のデジタルサイネージ装置1における表示対象画像を自装置のユーザの撮影画像とし、表示対象をユーザの領域として、撮影画像からユーザ領域を切り出す。そして、切り出した画像データを通信部26により相手先のデジタルサイネージ装置1に送信する。
なお、顔領域の認識及び顔領域を含む人物領域の認識は、公知の画像処理技術を用いて行うことができるので説明を省略する。また、本願において「切り出す」とは、実際に領域を切り出すことの他、相手側のデジタルサイネージ装置1において切り出し対象の領域を特定可能とすることを含み、例えば、切り出し対象の領域以外の領域を黒に置き換えたり、切り出し対象の領域の位置情報を撮影画像に対応付けたりすることを含むものとする。
(4)通信部26により相手先から画像データを受信されると、受信した相手側ユーザの画像を画像形成部27の形状に合うように調整(フィッティング)してプロジェクタ24により画像形成部27に投影(表示)させる。
(5)(3)及び(4)が終了した後、所定時間毎に撮像部30によりユーザの撮影画像を取得させ、取得された撮影画像に基づいて後述する移動検出処理(図4参照)及び画像切り出し送信処理(図5参照)を実行する。
ここで、ビデオ通話は、相手の撮影画像を見ながら通話を行うものであり、上述のように、各デジタルサイネージ装置1では相手側のデジタルサイネージ装置1の画像形成部27に自装置のユーザの画像を表示させるために、画像形成部27に対向しているユーザを撮像部30により撮影し、得られた撮影画像からユーザの領域を切り出して相手側のデジタルサイネージ装置1に送信する。
しかし、上述のように、デジタルサイネージ装置1の画像形成部27は人型に成形されており、この人型の形状に合わせてフィッティングして相手側ユーザの画像を表示している。そのため、従来、デジタルサイネージ装置1を用いてビデオ通話を行った場合、通話中に相手の周囲を見たいとき(例えば、相手が見せたいものを横に置いた場合等)にユーザはそれを見ることができないという問題が生じる。
そこで、本実施形態においては、撮像部30により所定時間毎に取得されるユーザの撮影画像に基づいて移動検出処理(図4参照)を行うことによって、ユーザが覗き込む動作をすることによりユーザの顔の中心がユーザ初期位置から移動したか否かを監視する。そして、ユーザの顔の中心がユーザの初期位置から移動した場合、相手側のデジタルサイネージ装置1にユーザの移動方向及び移動量を示す情報を送信する。ここでは、一例として、ユーザ初期位置に対する検出したユーザの顔の中心位置の上下左右方向のそれぞれの成分のずれ量(移動量)を、ユーザ初期位置、撮像部30のレンズの中心(撮影画像の中心)、及び検出したユーザの顔の中心位置の3点で形成される角度θとして算出し、これをユーザの移動方向及び移動量を示す情報(角度変更情報と呼ぶ)とする。移動方向及び移動量を示す情報を受信した相手側のデジタルサイネージ装置1は、図5に示す画像切り出し送信処理において、受信した角度変更情報に基づいて、上記ユーザの移動方向及び移動量に応じた分ユーザ初期位置に対してずらした領域を撮影画像から切り出して送信元のデジタルサイネージ装置1に送信することで、上記ユーザの覗き込み動作に対応した方向の相手側ユーザの周囲を角度変更情報の送信元のデジタルサイネージ装置1で表示できるようにする。
以下、撮像部30により所定時間毎に取得されるユーザの撮影画像に基づいて実行される移動検出処理(図4参照)、及び画像切り出し送信処理(図5参照)について説明する。
図4に、移動検出処理のフローチャートを示す。移動検出処理は、ビデオ通話状態のデジタルサイネージ装置1のそれぞれにおいて、所定時間毎に撮像部30により撮影画像が取得される毎に、制御部23と記憶部25のプログラム記憶部251に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部23は、撮像部30により取得された撮影画像からユーザの顔領域を認識し、認識した顔領域に基づいて、ユーザの顔の中心位置を検出する(ステップS1)。
次いで、制御部23は、検出したユーザの顔の中心位置とメモリに記憶されているユーザ初期位置に基づいて、ユーザの移動が検出されたか否かを判断する(ステップS2)。具体的には、制御部23は、検出したユーザの顔の中心位置とメモリに記憶されているユーザ初期位置がずれている場合に、ユーザが移動したことを検出する。
ユーザの移動が検出されていないと判断した場合(ステップS2;NO)、制御部23は、移動検出処理を終了する。ユーザの移動が検出されたと判断した場合(ステップS2;YES)、制御部23は、ユーザ初期位置に対する検出したユーザの顔の中心位置の上下左右方向のそれぞれの成分のずれ量(移動量)を、ユーザ初期位置、撮像部30のレンズの中心(撮影画像の中心)、及び検出したユーザの顔の中心位置の3点で形成される角度θとして算出し、角度変更情報として取得する(ステップS3)。各方向の角度θは、撮影画像上の中心及び各位置の座標から求めることができる。
そして、制御部23は、角度変更情報をメモリの所定領域に記憶するとともに、通信部26により角度変更情報を相手側のデジタルサイネージ装置1に送信し(ステップS4)、移動検出処理を終了する。
図5に、画像切り出し送信処理のフローチャートを示す。画像切り出し送信処理は、ビデオ通話状態のデジタルサイネージ装置1のそれぞれにおいて、移動検出処理に引き続いて制御部23と記憶部25のプログラム記憶部251に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
まず、制御部23は、通信部26により相手側のデジタルサイネージ装置1から角度変更情報が受信されたか否かを判断する(ステップS11)。通信部26により相手側のデジタルサイネージ装置1から角度変更情報が受信されたと判断した場合(ステップS11;YES)、制御部23は、撮影画像からユーザ領域(ユーザの写っている領域)を認識し、受信した角度変更情報に応じて撮像部30により取得された撮影画像から切り出す領域をユーザ領域に対してずらした場合にその領域が撮影画像内(画角内)に収まるか否かを判断する(ステップS12)。切り出す領域が撮影画像内に収まると判断した場合(ステップS12;YES)、制御部23は、撮影画像におけるユーザ領域に対して受信した角度変更情報に応じてずらした領域を切り出して(ステップS13)、ステップS19の処理に移行する。
例えば、図6(a)に示す上面図のように、ユーザAが、画像形成部27に写っているユーザBの、ユーザAから見て左側の領域が見たい場合、ユーザAは少なくとも顔を右側に移動させて覗き込む動作を行う。この動作は、撮像部30により取得された撮影画像においては、ユーザAが左に角度θ移動したと検出される。この角度変更情報に基づいて図6(b)に示すようにユーザB(実線で示す)を含む撮影画像から切り出す領域をユーザBの領域から左に角度θ分だけずらし(破線で示す)、これを画像形成部27に表示することで、ユーザAはユーザAから見てユーザBの左側の領域を見ることができる。
即ち、ステップS13においては、撮影画像から切り出す領域を、ユーザ領域から角度変更情報において指定されている移動方向に角度θだけずらすことで、相手側のユーザが見たい領域を相手側のデジタルサイネージ装置1に表示することができる。
一方、ステップS12において、切り出す領域が撮影画像の画像領域を超えていると判断した場合(ステップS12;NO)、制御部23は、撮影画像の範囲内でユーザ領域から角度変更情報に応じてずらした領域(撮影画像の範囲を超える場合は画像端までずらした領域)を切り出し(ステップS14)、更に、切り出した領域の画像に、撮影画像端を超えることによりずらしきれなかったことを報知する警告情報を書き込み(ステップS15)、ステップS19の処理に移行する。ステップS15においては、例えば、撮影画像端を超えることによりずらしきれなかった側の輪郭を、例えば赤等の所定の色で縁取りする等が挙げられるが、これに限定されるものではない。これにより、相手側のデジタルサイネージ装置1において撮影画像端を超えていることを示す警告情報を表示することができるので、相手側のユーザに画像端(画角の端)まできていることを認識させることができる。
一方、ステップS11において、通信部26により相手側のデジタルサイネージ装置1から角度変更情報が受信されなかったと判断した場合(ステップS11;NO)、制御部23は、メモリの所定領域を参照し、移動検出処理において自装置のユーザの角度変更情報が取得されたか否かを判断する(ステップS16)。移動検出処理において自装置のユーザの角度変更情報が取得されなかったと判断した場合(ステップS16;NO)、制御部23は、撮影画像からユーザ領域を認識し、認識したユーザ領域を切り出し(ステップS17)、ステップS19の処理に移行する。
移動検出処理において自装置のユーザの角度変更情報が取得されたと判断した場合(ステップS16;YES)、制御部23は、角度変更情報に基づいて撮影画像の縮小率を決定し、決定した縮小率で撮影画像を縮小し、縮小したユーザ領域を角度変更情報が示す移動方向の端に含むように切り出し領域を決定して切り出し(ステップS18)、ステップS19の処理に移行する。ここで、ステップS18においては、縮小した撮影画像におけるユーザ領域が切り出し領域におけるユーザの移動方向の端部に位置するように切り出し領域を決定する。例えば、図7(a)に示す初期位置のユーザ領域の幅W1と、図7(b)に示す初期位置のユーザ領域(実線で示す)と現在のユーザ領域(二転鎖線で示す)とを合わせた領域の幅W2とが一致するように縮小率を決定し、初期位置のユーザ領域の形状及びサイズの領域であって縮小したユーザ領域を移動方向の端に含む領域を切り出し領域として決定する。この切り出し領域を相手側ユーザのデジタルサイネージ装置1で表示した場合、ユーザが移動した方向に移動量に応じてユーザ小さくなって表示されるので、図7(c)に示すようにユーザが覗き込み動作をしていること及びどの方向にどの程度覗き込んでいるかを相手側で認識することが可能となる。
ステップS19において、制御部23は、切り出された領域の画像データを通信部26により相手側のデジタルサイネージ装置1に送信し(ステップS19)、画像切り出し送信処理を終了する。
相手側のデジタルサイネージ装置1においては、通信部26により切り出された領域の画像データが受信されると、切り出された領域の画像が画像形成部27の形状に合うようにフィッティングされてプロジェクタ24により画像形成部27に表示される。
例えば、ユーザA(第1のユーザ)のデジタルサイネージ装置1(1Aとする。第1の表示装置。)とユーザB(第2のユーザ)のデジタルサイネージ装置1(1Bとする。第2の表示装置。)がビデオ通話状態である場合であって、デジタルサイネージ装置1AにおいてユーザAが覗き込み動作を行って移動した場合、デジタルサイネージ装置1Aとデジタルサイネージ装置1Bの動作は、図8に示すとおりとなる。なお、図8は、ユーザAの移動量を示す角度θに応じてデジタルサイネージ装置1Bで切り出しを行っても撮影画像の範囲を超えてない場合を示している。
まず、デジタルサイネージ装置1Aにおいて、制御部23により移動検出処理が実行されると、ユーザAの移動が検出され(ステップT1)、ユーザAの移動方向及び移動量に応じた角度変更情報が取得され(ステップT2)、取得された角度変更情報が通信部26によりデジタルサイネージ装置1Bに送信される(ステップT3)。
送信された角度変更情報は、デジタルサイネージ装置1Bの通信部26により受信される(ステップT4)。デジタルサイネージ装置1Bにおいて、制御部23により画像切り出し送信処理が実行されると、デジタルサイネージ装置1Aから角度変更情報が受信されているので、ユーザAの移動に応じて(ユーザAの移動方向と移動量に応じて)ユーザBの領域に対してずらした領域がユーザBの撮影画像から切り出され(ステップT5)、切り出された領域の画像データが通信部26によりデジタルサイネージ装置1Aに送信される(ステップT6)。
デジタルサイネージ装置1Aにおいては、通信部26によりデジタルサイネージ装置1Bからの画像データが受信され(ステップT7)、受信された画像データが画像形成部27の形状に合うようにフィッティングされてプロジェクタ24により画像形成部27に表示される(ステップT8)。即ち、ユーザAの覗き込み動作による移動方向及び移動量に応じてユーザBの領域に対してずらした領域が画像形成部27の形状に合わせて表示される。
このように、ユーザAが覗き込み動作を行うことにより、ユーザAが見たい方向のユーザBの周囲の領域をデジタルサイネージ装置1Aに表示させることができる。
なお、図8においては、デジタルサイネージ装置1Bにおいて画像切り出し送信処理が実行する際にデジタルサイネージ装置1Aからの角度変更情報が受信されている場合を示しているが、デジタルサイネージ装置1Aからの角度変更情報が受信されていない場合、デジタルサイネージ装置1Bでは、制御部23において画像切り出し送信処理を実行することにより、以下の何れかの切り出し領域で撮影画像からの切り出しが行われ、デジタルサイネージ装置1Aに送信される。
移動検出処理においてユーザBの角度変更情報が取得された場合、制御部23により、取得された角度変更情報に基づいて撮像部30により取得された撮影画像が縮小され、縮小された撮影画像における、初期位置のユーザ領域の形状及びサイズの領域であって縮小したユーザ領域を移動方向の端に含む領域が切り出し領域として決定されて切り出される。そして、切り出された領域の画像データが通信部26によりデジタルサイネージ装置1Aに送信される。デジタルサイネージ装置1Aにおいては、通信部26によりデジタルサイネージ装置1Bからの画像データが受信されると、受信された画像データが画像形成部27の形状に合うようにフィッティングされてプロジェクタ24により画像形成部27に表示される。
即ち、デジタルサイネージ装置1AにおいてユーザAが覗き込み動作をしていないが、デジタルサイネージ装置1BにおいてユーザBの覗き込み動作があってユーザBが移動した場合は、デジタルサイネージ装置1AにおいてユーザBが移動した方向に移動量に応じて小さくなって画像形成部27に表示されるのでユーザBが覗き込み動作をしていること及びどの方向にどの程度覗き込んでいるかをユーザAが認識することが可能となる。
移動検出処理においてユーザBの角度変更情報が取得されなかった場合、制御部23により、撮像部30により取得された撮影画像からユーザ領域が切り出され、切り出された領域の画像データが通信部26によりデジタルサイネージ装置1Aに送信される。デジタルサイネージ装置1Aにおいては、通信部26によりデジタルサイネージ装置1Bからの画像データが受信されると、受信された画像データが画像形成部27の形状に合うようにフィッティングされてプロジェクタ24により画像形成部27に表示される。
即ち、デジタルサイネージ装置1AにおいてユーザAが覗き込み動作をしておらず、デジタルサイネージ装置1BにおいてもユーザBが覗き込み動作を行っていない場合は、ユーザBが画像形成部27の形状に合わせて表示される。
[変形例]
画像切り出し送信処理の変形例として、制御部23は、撮影画像から複数のユーザが認識された場合は、ユーザ初期位置を中央のユーザの顔の中心としておき、相手側のデジタルサイネージ装置1から角度変更情報が受信された場合は、角度変更情報により特定される相手側ユーザの移動方向に基づいて、撮影画像においてその移動方向に存在する別のユーザの領域に切り出し対象領域を切り替えることとしてもよい。また、移動の角度θが所定の角度を超える毎に、移動方向に存在する別のユーザ領域に切り出し対象を切り替えていくこととしてもよい。
以上説明したように、表示システム100におけるデジタルサイネージ装置1によれば、画像形成部27に対向しているユーザの少なくとも移動方向を検出し、検出結果に応じて表示対象(ここではビデオ通話の相手側ユーザ)の領域に対してずらした領域を表示対象画像(ここでは、相手側ユーザの撮影画像)から切り出した画像を取得し、取得した画像を画像形成部27に表示する。
従って、デジタルサイネージ装置1において、ユーザが覗き込み動作を行って移動することにより、ユーザが移動した方向に応じた表示対象の周囲の領域を自装置のデジタルサイネージ装置1に表示させることができる。
例えば、ユーザの移動方向及び移動量を検出し、検出した移動方向及び移動量に応じて表示対象の領域に対してずらした領域を表示対象画像から切り出すことで、ユーザが移動した方向に移動した分だけ表示対象の周囲の領域を表示させることが可能となる。
また、例えば、ユーザの移動に応じて切り出す領域が表示対象画像の画像領域を超える場合に警告を出力することで、ユーザがそれ以上の周囲領域は見ることができないことを認識することが可能となる。
また、表示対象画像に表示対象としての相手側ユーザが複数含まれている場合において、ユーザが移動した場合に、表示されている表示対象に対して検出された移動方向に応じた方向に存在する別の表示対象の領域を表示対象画像から切り出すようにすることで、表示対象が複数存在する場合に画像形成部27に表示する表示対象を容易に切り替えることが可能となる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明に係るデジタルサイネージ装置の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、ユーザの撮影を行ったデジタルサイネージ装置1側で相手側のデジタルサイネージ装置1に表示させる画像の切り出しを行う場合を例にとり説明したが、ユーザの撮影画像をそのまま相手側のデジタルサイネージ装置1に送信し、相手側のデジタルサイネージ装置1で画像形成部27に表示させる領域の切り出しを行うこととしてもよい。
また、上記実施形態においては、本発明をプロジェクタからスクリーンに画像を投影することで画像の表示を行うデジタルサイネージ装置に適用した場合を例にとり説明したが、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等、他の表示装置に適用しても同様の効果を奏することができ、この例に限定されない。
また、上記実施形態においては、デジタルサイネージ装置1をビデオ通話の相手側ユーザの表示装置として用い、画像形成部27に表示対象として相手側ユーザを表示する場合を例にとり説明したが、表示対象はこれに限定されるものではない。
その他、表示システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
表示対象画像に含まれる表示対象の領域を切り出した画像を表示する表示手段を有する表示システムであって、
前記表示対象の領域を切り出した画像が表示された前記表示手段に対向しているユーザの少なくとも移動方向を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に応じて前記表示対象の領域に対してずらした領域を前記表示対象画像から切り出す切り出し手段と、
前記表示対象画像の前記切り出された領域を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備える表示システム。
<請求項2>
前記検出手段は、更に前記ユーザの移動量を検出し、
前記切り出し手段は、前記検出手段により検出された移動方向及び移動量に応じて前記表示対象の領域に対してずらした領域を前記表示対象画像から切り出す請求項1に記載の表示システム。
<請求項3>
前記切り出し手段により切り出す領域が前記表示対象画像の画像領域を超える場合に、警告を出力する警告手段を備える請求項2に記載の表示システム。
<請求項4>
前記表示手段は所定の表示対象の形状に生成されており、
前記表示制御手段は、前記切り出された表示対象画像に含まれる表示対象の領域を当該表示手段の形状に対応させて表示させる請求項1または2に記載の表示システム。
<請求項5>
前記切り出し手段は、前記表示対象画像に前記表示対象が複数含まれている場合に、前記表示手段に表示されている表示対象に対して前記検出手段により検出された移動方向に応じた方向に存在する別の表示対象の領域を前記表示対象画像から切り出す請求項4に記載の表示システム。
<請求項6>
前記表示システムは、それぞれ前記表示手段を備える第1の表示装置と第2の表示装置とが通信接続されたシステムであり、
前記第1の表示装置は、
前記検出手段を備え、当該検出手段により自装置の前記表示手段に対向している第1のユーザの少なくとも移動方向を検出して検出結果を前記第2の表示装置に送信し、
前記第2の表示装置は、
自装置の前記表示手段に対向している第2のユーザを撮影する第2の撮影手段と、
前記切り出し手段と、を備え、
前記切り出し手段により前記第2の撮影手段により得られた前記第2のユーザの撮影画像を前記表示対象画像とし、前記第2のユーザを前記表示対象として、前記第2のユーザの撮影画像から前記検出手段による検出結果に応じて前記第2のユーザの領域に対してずらした領域を切り出して前記第1の表示装置に送信し、
前記第1の表示装置の表示制御手段は、前記第2の表示装置から送信された、前記検出手段の検出結果に応じて前記撮影画像における前記第2のユーザの領域に対してずらした領域の画像を前記表示手段に表示させる請求項1〜5の何れか一項に記載の表示システム。
<請求項7>
前記第2の表示装置は、前記検出手段を有し、
前記切り出し手段は、第1の表示装置から前記検出結果が受信されず、自装置の前記検出手段から前記第2のユーザの少なくとも移動方向が検出された場合、前記第2のユーザの撮影画像を縮小し、前記縮小した撮影画像における前記第2のユーザの領域が切り出し領域における前記第2のユーザの移動方向の端部に位置するように切り出し領域を決定し、前記決定した領域を切り出して前記第1の表示装置に送信し、
前記第1の表示装置の表示制御手段は、前記第2の表示装置から送信された前記第2のユーザを端部に含む領域の画像を前記表示手段に表示させる請求項6に記載の表示システム。
<請求項8>
表示対象画像に含まれる表示対象の領域を切り出した画像を表示する表示手段を有する表示装置であって、
前記表示対象の領域の画像が表示された前記表示手段に対向しているユーザの少なくとも移動方向を検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に応じて前記表示対象画像から前記表示対象の領域に対してずらした領域を切り出した画像を取得する取得手段と、
前記取得した画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備える表示装置。
<請求項9>
表示対象画像に含まれる表示対象の領域を切り出した画像を表示する表示手段を有する表示方法であって、
前記表示対象の領域が表示された前記表示手段に対向しているユーザの少なくとも移動方向を検出する工程と、
前記検出の結果に応じて前記表示対象の領域に対してずらした領域を前記表示対象画像から切り出す工程と、
前記表示対象画像の前記切り出された領域の画像を前記表示手段に表示する工程と、
を含む表示方法。
<請求項10>
表示対象画像に含まれる表示対象の領域の画像を表示する表示手段を有する表示装置に用いられるコンピュータを、
前記表示対象の領域の画像が表示された前記表示手段に対向しているユーザの少なくとも移動方向を検出する検出手段、
前記検出手段による検出結果に応じて前記表示対象画像から前記表示対象の領域に対してずらした領域を切り出した画像を取得する取得手段、
前記取得した画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段、
として機能させるためのプログラム。
1 デジタルサイネージ装置
21 投影部
22 スクリーン部
23 制御部
24 プロジェクタ
25 記憶部
251 プログラム記憶部
252 電話帳記憶部
26 通信部
27 画像形成部
28 台座
29 透光板
30 撮像部
31 音声入力部
32 操作部
33 音声出力部

Claims (10)

  1. 表示対象画像に含まれる表示対象の領域を切り出した画像を表示する表示手段を有する表示システムであって、
    前記表示対象の領域を切り出した画像が表示された前記表示手段に対向しているユーザの少なくとも移動方向を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に応じて前記表示対象の領域に対してずらした領域を前記表示対象画像から切り出す切り出し手段と、
    前記表示対象画像の前記切り出された領域を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備える表示システム。
  2. 前記検出手段は、更に前記ユーザの移動量を検出し、
    前記切り出し手段は、前記検出手段により検出された移動方向及び移動量に応じて前記表示対象の領域に対してずらした領域を前記表示対象画像から切り出す請求項1に記載の表示システム。
  3. 前記切り出し手段により切り出す領域が前記表示対象画像の画像領域を超える場合に、警告を出力する警告手段を備える請求項2に記載の表示システム。
  4. 前記表示手段は所定の表示対象の形状に生成されており、
    前記表示制御手段は、前記切り出された表示対象画像に含まれる表示対象の領域を当該表示手段の形状に対応させて表示させる請求項1または2に記載の表示システム。
  5. 前記切り出し手段は、前記表示対象画像に前記表示対象が複数含まれている場合に、前記表示手段に表示されている表示対象に対して前記検出手段により検出された移動方向に応じた方向に存在する別の表示対象の領域を前記表示対象画像から切り出す請求項4に記載の表示システム。
  6. 前記表示システムは、それぞれ前記表示手段を備える第1の表示装置と第2の表示装置とが通信接続されたシステムであり、
    前記第1の表示装置は、
    前記検出手段を備え、当該検出手段により自装置の前記表示手段に対向している第1のユーザの少なくとも移動方向を検出して検出結果を前記第2の表示装置に送信し、
    前記第2の表示装置は、
    自装置の前記表示手段に対向している第2のユーザを撮影する第2の撮影手段と、
    前記切り出し手段と、を備え、
    前記切り出し手段により前記第2の撮影手段により得られた前記第2のユーザの撮影画像を前記表示対象画像とし、前記第2のユーザを前記表示対象として、前記第2のユーザの撮影画像から前記検出手段による検出結果に応じて前記第2のユーザの領域に対してずらした領域を切り出して前記第1の表示装置に送信し、
    前記第1の表示装置の表示制御手段は、前記第2の表示装置から送信された、前記検出手段の検出結果に応じて前記撮影画像における前記第2のユーザの領域に対してずらした領域の画像を前記表示手段に表示させる請求項1〜5の何れか一項に記載の表示システム。
  7. 前記第2の表示装置は、前記検出手段を有し、
    前記切り出し手段は、第1の表示装置から前記検出結果が受信されず、自装置の前記検出手段から前記第2のユーザの少なくとも移動方向が検出された場合、前記第2のユーザの撮影画像を縮小し、前記縮小した撮影画像における前記第2のユーザの領域が切り出し領域における前記第2のユーザの移動方向の端部に位置するように切り出し領域を決定し、前記決定した領域を切り出して前記第1の表示装置に送信し、
    前記第1の表示装置の表示制御手段は、前記第2の表示装置から送信された前記第2のユーザを端部に含む領域の画像を前記表示手段に表示させる請求項6に記載の表示システム。
  8. 表示対象画像に含まれる表示対象の領域を切り出した画像を表示する表示手段を有する表示装置であって、
    前記表示対象の領域の画像が表示された前記表示手段に対向しているユーザの少なくとも移動方向を検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に応じて前記表示対象画像から前記表示対象の領域に対してずらした領域を切り出した画像を取得する取得手段と、
    前記取得した画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備える表示装置。
  9. 表示対象画像に含まれる表示対象の領域を切り出した画像を表示する表示手段を有する表示方法であって、
    前記表示対象の領域が表示された前記表示手段に対向しているユーザの少なくとも移動方向を検出する工程と、
    前記検出の結果に応じて前記表示対象の領域に対してずらした領域を前記表示対象画像から切り出す工程と、
    前記表示対象画像の前記切り出された領域の画像を前記表示手段に表示する工程と、
    を含む表示方法。
  10. 表示対象画像に含まれる表示対象の領域の画像を表示する表示手段を有する表示装置に用いられるコンピュータを、
    前記表示対象の領域の画像が表示された前記表示手段に対向しているユーザの少なくとも移動方向を検出する検出手段、
    前記検出手段による検出結果に応じて前記表示対象画像から前記表示対象の領域に対してずらした領域を切り出した画像を取得する取得手段、
    前記取得した画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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