JP2015124568A - 建築用折板への被固定物の取付構造及び取付方法 - Google Patents

建築用折板への被固定物の取付構造及び取付方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015124568A
JP2015124568A JP2013271196A JP2013271196A JP2015124568A JP 2015124568 A JP2015124568 A JP 2015124568A JP 2013271196 A JP2013271196 A JP 2013271196A JP 2013271196 A JP2013271196 A JP 2013271196A JP 2015124568 A JP2015124568 A JP 2015124568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
folded plate
bolt
mounting
folded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013271196A
Other languages
English (en)
Inventor
大剛 竹内
Hirotsuyo Takeuchi
大剛 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2013271196A priority Critical patent/JP2015124568A/ja
Publication of JP2015124568A publication Critical patent/JP2015124568A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/30Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using elongate rigid mounting elements extending substantially along the supporting surface, e.g. for covering buildings with solar heat collectors
    • F24S25/33Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using elongate rigid mounting elements extending substantially along the supporting surface, e.g. for covering buildings with solar heat collectors forming substantially planar assemblies, e.g. of coplanar or stacked profiles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S25/61Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures
    • F24S25/615Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures for fixing to protruding parts of buildings, e.g. to corrugations or to standing seams
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

【課題】既設の折板固定用金具のボルトのネジ部を再生利用することで、既設の折板に孔を開けることなく太陽光パネル等の被固定物を簡単に取り付けることが可能な建築用折板への被固定物の取付構造及び取付方法を提供する。【解決手段】構造物の鉄骨に固定され山部に突出状態で剣先ボルト等のボルトが設けられたタイトフレーム等の折板固定用金具と、該折板固定用金具に重ねられてボルトに固定部材で固定された折板と、該折板の表面に配設される架台ベースとを備えて、被固定物を架台ベースを介して既設の折板表面に取り付けるための建築用折板への被固定物の取付構造であって、ボルトは、設置状態のままで再生され折板表面に突出した再生ネジ部を有し、該再生ネジ部に固定した架台ベースを介して被固定物が折板表面に取り付けられる。【選択図】 図3

Description

本発明は、構造物の屋根等として使用される建築用折板に、太陽光パネル等の被固定物を取り付けるための取付構造及び取付方法に関する。
一般的に、倉庫や工場、体育館等の構造物の屋根材として折板が使用されているが、この折板をH鋼等の鉄骨に固定する場合、重ね式とハゼ式が採用されている。重ね式は、鉄骨に溶接固定された折板固定用金具としてのタイトフレームを使用し、このタイトフレームの山部に所定寸法突出状態で固定された剣先ボルトの剣先を、折板の山部に貫通させて座金やパッキンで締め付けることにより固定するものである。また、ハゼ式は、折板の山部の接合部分にハゼ部を設け、このハゼ部と前記タイトフレームとを吊子を使用して固定するものである。
従来、このような折板を使用した屋根に太陽光パネルを取り付ける場合、例えば特許文献1に開示の取付構造が提案されている。この取付構造は、折板の隣接する繋ぎ部同士をハゼ締めし、この繋ぎ部を覆うように屋根上取付金具を嵌め込んでボルトとナットで固定すると共に、屋根上取付金具の平坦な載置面にボルトを突出させ、このボルトに長尺部材の長孔を挿通し、この長尺部材の上面に太陽光パネルを取り付けるようにしたものである。
特許第3352647号公報
しかしながら、この特許文献1に開示の取付構造にあっては、屋根としての折板がハゼ式で固定されている場合には適用できるものの、折板屋根構造として最もオーソドックスな重ね式の屋根には適用できない。そこで、重ね式の屋根に太陽光パネルを取り付ける場合、太陽光パネルを固定するための新たなボルトを既設の折板(屋根)に固定し、このボルトに太陽光パネル固定用のパーツ等を取り付けることで行っている。
しかし、この方法にあっては、既設の折板をタイトフレームに固定している剣先ボルトのネジ部分が屋外に露出状態となっているため、剣先ボルトの折板表面から突出しているネジ部が錆びてしまい、剣先ボルト自体をそのまま使用したり取り外すこともできず、折板に新たな孔を開け、この孔を利用して新たなパネル固定用ボルトで固定する必要がある。そのため、折板への新たな孔開けで屋根に雨漏りの発生する確率が高くなると共に孔開け時に折板自体を傷め易く、かつ孔開け作業や孔開け部分のコーキング作業等も面倒になり易い等、雨漏りが無く取付作業も容易な取付構造を得ることが難しく、現実的に採用され難いのが実情である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、既設の折板固定用金具のボルトのネジ部を再生利用することで、既設の折板に孔を開けることなく太陽光パネル等の被固定物を簡単に取り付けることが可能な建築用折板への被固定物の取付構造及び取付方法を提供することにある。
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、構造物の鉄骨に固定され山部に突出状態でボルトが設けられた折板固定用金具と、該折板固定用金具に重ねられて前記ボルトに固定部材で固定された折板と、該折板の表面に配設される架台ベースとを備えて、被固定物を前記架台ベースを介して既設の折板表面に取り付けるための建築用折板への被固定物の取付構造であって、前記ボルトは、設置状態のままで再生され前記折板表面に突出した再生ネジ部を有し、該再生ネジ部に固定した前記架台ベースを介して前記被固定物が折板表面に取り付けられることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記ボルトの再生ネジ部に筒状ナットの雌ネジ孔の一端側がねじ込まれ、該筒状ナットの雌ネジ孔の他端側に前記架台ベースがボルトで固定されていることを特徴とする。また、請求項3に記載の発明は、前記折板固定用金具がタイトフレームであり、前記ボルトが剣先ボルトであることを特徴とする。
さらに、請求項4に記載の発明は、前記被固定物が太陽光パネルであり、該太陽光パネルが長尺状金具で形成された前記架台ベースに取付架台を介して取り付けられることを特徴とする。また、請求項5に記載の発明は、前記被固定物が屋根材であり、該屋根材が樹脂製もしくは木製の棒状部材からなる前記架台ベースに取り付けられることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、構造物の鉄骨に固定され山部に突出状態でボルトが設けられた折板固定用金具と、該折板固定用金具に重ねられて前記ボルトに固定部材で固定された折板と、該折板の表面に配設される架台ベースとを備えて、被固定物を前記架台ベースを介して既設の折板表面に取り付けるための建築用折板への被固定物の取付方法であって、前記ボルトの前記折板表面からの突出部分に塗布剤を塗布した後に、該塗布剤が塗布されたネジ部をねじ切りして再生ネジ部を形成し、該再生ネジ部に固定した前記架台ベースを介して前記被固定物が既設の折板表面に取り付けられることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記塗布剤が塗料であり、前記ねじ切りは電動ドリルに装着可能な取付部と該取付部に一体的に設けたネジ形成用の刃部を有するねじ切り工具の回転によって行われることを特徴とする。
本発明のうち請求項1に記載の発明によれば、折板と重ねられる折板固定用金具のボルトが、設置状態のままで再生され折板表面に突出した再生ネジ部を有し、この再生ネジ部に固定した架台ベースを介して被固定物が折板表面に取り付けられるため、既設の折板固定用金具のボルトの折板表面から突出し錆びているネジ部を新しいネジ部として再生し、この再生ネジ部を利用することにより、折板に新たに孔を開けることなく太陽光パネル等の被固定物を折板表面に簡単に取り付けることができると共に、雨漏りの発生や折板への傷付き等を確実に防止することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、ボルトの再生ネジ部に筒状ナットの雌ネジ孔の一端側がねじ込まれ、この筒状ナットの雌ネジ孔の他端側に架台ベースがボルトで固定されているため、架台ベースを筒状ナットの長さに応じて折板表面から所定距離離して固定でき、この架台ベースを介して各種形態の被固定物を折板表面に簡単かつ確実に取り付けることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、折板固定用金具がタイトフレームでありボルトが剣先ボルトであるため、折板屋根として最もオーソドックスな構造である重ね式の折板屋根に簡単に取り付けできて、被固定物の設置コストを大幅に低減させることができる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、請求項1ないし3に記載の発明の効果に加え、被固定物が太陽光パネルであり、この太陽光パネルがCチャンネル等の長尺状金具で形成された架台ベースに取付架台を介して取り付けられるため、太陽光発電に必要な太陽光パネルを既設の構造物の折板屋根に簡単かつ低コストで設置できて、太陽光発電の推進に寄与することが可能となる。
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項1ないし3に記載の発明の効果に加え、被固定物が屋根材であり、この屋根材が樹脂製もしくは木製の棒状部材からなる架台ベースに取り付けられるため、折板屋根上に波トタン等の他の屋根材を設置して二重屋根構造とすることができ、例えば既設屋根の塗装コストを不要にできる等、メンテナンスコストの低い屋根構造を得ることができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、折板と重ねられる折板固定用金具のボルトの折板表面からの突出部分に塗布剤を塗布した後に、この塗布剤が塗布されたネジ部をねじ切りして再生ネジ部を形成し、この再生ネジ部に固定した架台ベースを介して被固定物が既設の折板表面に取り付けられるため、既設の折板固定用金具のボルトの折板表面から突出し錆びているネジ部を新しいネジ部として再生し、この再生ネジ部を利用することにより、折板に新たに孔を開けることのない「ノンホール工法」で、太陽光パネル等の被固定物を折板表面に簡単に取り付けることができると共に、折板屋根の雨漏りの発生や折板への傷付き等を確実に防止することができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、請求項6に記載の発明の効果に加え、塗布剤が塗料で、ねじ切りが電動ドリルに装着可能な取付部と刃部を有するねじ切り工具の回転によって行われるため、塗料でねじ切り工具の回転を良好に維持しつつスムーズにねじ切りできて、再生ネジ部の形成を容易かつ安定して行うことができる。
本発明に係わる取付構造の一実施形態を示す太陽光パネルの設置状態の斜視図 同その側面図 同図2のA部の拡大断面図 同図3のBの拡大図 同架台ベースの(a)が平面図、(b)が(a)のC−C矢視図 同取付方法の一例を示す工程図 同その説明図 同取付架台の変形例を示す斜視図 同その断面図 本発明に係る取付構造の他の実施形態を示す図2と同様の側面図 同図10のD部の断面図 同その架台ベースの(a)が平面図、(b)が(a)のE−E矢視図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5は、本発明に係わる取付構造を太陽光パネルの折板屋根への取り付けに適用した場合の一実施形態を示している。図1に示すように、例えば工場等の屋根は、重ね式の折板屋根1で形成され、山部1a1と谷部1a2を有する所定幅で所定長さの複数枚の折板1aが重ね式でH鋼等の鉄骨2(図2参照)上に後述する如く固定されている。そして、この折板屋根1の各折板1aの表面には架台ベース3が固定されると共に、この架台ベース3に取付架台4を介して太陽光パネル5が取り付けられている。
すなわち、図2〜図4に示すように、前記折板1aは、山部1a1と谷部1a2に所定幅の平坦面を有すると共に、裏面側に折板固定用金具としてのタイトフレーム6が重ねられた状態で配設され、このタイトフレーム6の山部6aの平坦面に折板1aの山部1a1の平坦面が積層状態で、剣先ボルト7と固定部材としての座金17やパッキンにより固定されている。なお、タイトフレーム6は、折板1aの長手方向に所定間隔で位置する鉄骨2に対応して所定間隔で配設され、鉄骨2の上面に部分溶接で固定されている。これにより、タイトフレーム6の谷部6bの平坦面も鉄骨2の表面に載置された状態となり、各折板1a(すなわち折板屋根1)自体が所定の荷重に耐え得るようになっている。
前記剣先ボルト7は、図3及び図4に示すように、その所定長さのネジ部7aの先端に尖った剣先7bが形成され、この剣先7bに折板1aの山部1a1が貫通することにより、折板1aの表面から上方に所定寸法(一般的にはネジ部7aの5〜7ネジ山程度)突出しており、この突出部分に再生ネジ部7cが形成されている。この再生ネジ部7cは、後述する如く折板1aに固定した設置状態のままでねじ切りされることで形成される。そして、この再生ネジ部7cには、円筒もしくは角筒形状の筒状ナット8の雌ネジ孔8aの一端側である下部がねじ込まれ、この筒状ナット8の雌ネジ孔8aの他端側である上部に前記架台ベース3がワッシャー9及びボルト10で固定されている。
このとき、架台ベース3は、図5に示すように、上面3a及び一対の側面3b、3cを有する所定長さの断面コ字状のCチャンネル(軽量C形鋼)で構成されて内側に空間12が形成され、この空間12と上面に所定間隔で設けた複数個の取付孔13を利用し、前記ワッシャー9を介してボルト10のネジ部を前記筒状ナット8の雌ネジ孔8aの上部にねじ込むことで前記筒状ナット8の上面に固定されている。
なお、この架台ベース3に設けられる取付孔13は、既設の折板屋根1の剣先ボルト7の固定位置のバラツキを考慮して、その直径dが剣先ボルト7のネジ部7aの外径より所定寸法大きく形成されると共に、前記ワッシャー9は、中心位置に孔を有して例えば平面視正方形状に形成されている。また、架台ベース3の取付孔13の間隔wは、例えば20cmに設定されると共に、架台ベース3の長さLは、例えば1.5m程度の単一長さのものを使用してコストダウンを図っても良いし、例えば1.5mの通常長さと、これの半分程度の始端(スタート)あるいは終端(エンド)用との2種類を設定して、各種の折板屋根1への対応性の向上を図るようにしても良い。
そして、この架台ベース3上の所定位置には、図1及び図2に示すように、所定長さの取付架台4が固定金具15を介して固定されている。この取付架台4は、例えばL形アングルで形成され、架台ベース3の上面所定位置にボルト14及びナット(もしくは溶接)で固定された固定金具15に、ボルト及びナット(もしくは溶接)で固定されている。この取付架台4は、架台ベース3に対して直交する方向に複数本(例えば2本)配置され、この取付架台4上に複数枚の太陽光パネル5が隣接状態で取り付けられている。
なお、この例の場合は、取付架台4を長尺状のL形アングルと固定金具15とで構成することにより、太陽光パネル5が折板屋根1に対して略平行となるように設置し、折板屋根1自体の傾斜を利用して太陽光の集光効果を高めるようにしたが、例えば太陽光パネル5の設置角度を折板屋根1の設置角度より大きくしたい場合は、前記取付架台4として、他の適宜の構成の傾斜用金具や固定金具等が使用されて設置される。
次に、前記太陽光パネル5の折板屋根1への具体的な取付方法の一例を図6及び図7等に基づいて説明する。先ず、太陽光パネル5の折板屋根1への取り付け(設置)にあたっては、折板屋根1の大きさ(面積)、太陽光パネル5の大きさ(面積)や設置枚数、各太陽光パネル5の設置角度等に応じて、使用する架台ベース3や取付架台4等を決定して準備する。また、折板屋根1の設置場所の位置を特定し、該設置場所内に位置し前記鉄骨2に対応した列の全てもしくは所定間隔毎の剣先ボルト7の折板1a表面から突出しているネジ部7aに塗料16を塗布(K01)する。
この塗料16の塗布は、例えば刷毛を使用して、図7(a)に示すように、既設の剣先ボルト7の剣先7bとネジ部7aの突出部分に塗布することで行われ、この塗料16で剣先ボルト7に折板1aを固定している座金17(及び図示しないパッキン)と、この座金17の表面側に雨漏り防止用に塗布されているコーキング剤18の上面が覆われることになる。塗料16が塗布されると、この塗料16が塗布されたネジ部7aのネジを再生して再生ネジ部7cを形成(K02)する。
この再生ネジ部7cの形成は、図7(b)に示すように、取付部19aとネジ形成用の刃部19bを有するねじ切り工具19を使用し、取付部19aを正逆転操作が可能でトルクコントロール機能付きの電動ドリル(図示せず)のチャック部にチャックさせ、刃部19bを塗料16が塗布されたネジ部7aに上方から図7(b)の矢印イ、ロの如くネジ切り方向(正転方向)にねじ込む、すなわちねじ切り(タッピング)することで形成される。このとき、電動ドリルは、トルクコントロール機能で刃部19bの下面が座金17に所定圧で接触して所定のトルクになると空転するようになっている。
また、塗布した塗料16や座金17上のコーキング剤18は、回転する工具19の刃部19bで除去されて粉状となり、除去された塗料16と共にネジ部7aの錆びも除去されて綺麗な再生ネジ部7cが形成されることになる。なお、電動ドリルが空転したら、電動ドリルの回転方向を前記ねじ切り方向と逆方向(逆転方向)に設定して、刃部19bを再生ネジ部7cから抜き取り、これにより再生ネジ部7cの形成作業が終了する。
そして、再生ネジ部7cが形成されると、この再生ネジ部7cを利用して筒状ナット8を固定する(K03)。この筒状ナット8の固定は、図7(c)に示すように、該ナット8の雌ネジ孔8aの下部を剣先ボルト7の再生ネジ部7cに矢印イ、ロの如くねじ込むことで行われ、これにより筒状ナット8が図7(c)の実線で示した位置に固定される。筒状ナット8が固定されたら、この筒状ナット8の上面に架台ベース3を固定する(K04)。
この架台ベース3の固定は、図7(d)に示すように、筒状ナット8が架台ベース3の内側の空間12内でかつ上面の取付孔13が筒状ナット8の雌ネジ孔8aの上面側に位置した状態で、取付孔13の上面にワッシャー9を載置し、このワッシャー9の孔から、矢印イ、ロの如くボルト10を筒状ナット8の雌ネジ孔8aの上部にねじ込むことで行われる。これにより、剣先ボルト7の再生ネジ部7cに、架台ベース3が筒状ナット8とワッシャー9及びボルト10を介して固定される。
次に、架台ベース3が既設の剣先ボルト7に固定されたら、この架台ベース3に取付架台4を固定する(K05)。この取付架台4の固定は、前述したように、架台ベース3の上面3aの所定位置に固定金具15を固定し、この固定金具15にボルト14で固定することで行うことができる。そして、取付架台4が固定されたら、この取付架台4に太陽光パネル5を固定する(K06)ことで、太陽光パネル5の折板屋根1上への取り付け(設置)作業が終了することになる。
なお、再生ネジ部7cの形成及び架台ベース3や取付架台4の固定は、鉄骨2上に位置する所定強度のタイトフレーム6に固定された剣先ボルト7に固定されることと、山部1a1と谷部1a2を有する折板1a自体の形状から、再生ネジ部7cの形成時や架台ベース3等の固定時に、折板1a表面に所定の荷重が加わっても、折板1aが変形すること等はなく、太陽光パネル5が折板屋根1上に安定して取り付けられる。また、既存の折板1a自体への孔開けが不要であると共にその傷付きも確実に防止されることになる。
つまり、この取付方法によれば、既設の折板屋根1のタイトフレーム6に固定されている剣先ボルト7の折板1a表面からの突出部分に、設置状態のままで既存の錆びたネジ部7aを再生して再生ネジ部7cを形成し、この再生ネジ部7cを利用し、架台ベース3、筒状ナット8、取付架台4等を介して太陽光パネル5を取り付ける、すなわち既設の折板1に孔を開けない「ノンホール工法」で太陽光パネル5を設置できることになる。
このように、前記太陽光パネル5の取付構造によれば、タイトフレーム6の剣先ボルト7が、設置状態のままで再生された再生ネジ部7cを有し、この再生ネジ部7cに固定した架台ベース3を介して太陽光パネル5が折板屋根1上に取り付けられるため、既設の折板1a表面から突出し錆びている剣先ボルト7のネジ部7aを新しいネジ部として再生し、この再生ネジ部7cを利用することで、各折板1aに新たに孔を開けることなく太陽光パネル5を折板屋根上1に簡単に取り付けることができると共に、折板屋根1の雨漏り発生や折板1a自体への傷付き等を確実に防止することができる。
また、剣先ボルト7の再生ネジ部7cに筒状ナット8の雌ネジ孔8aの下部がねじ込まれ、この筒状ナット8の雌ネジ孔8aの上部に架台ベース3がボルト10とワッシャー9で固定されるため、架台ベース3を筒状ナット8の長さに応じて折板1a表面から所定距離離して固定することができ、この架台ベース3を介して太陽光パネル5を所定形態で簡単かつ確実に取り付けることができる。
さらに、折板1aがタイトフレーム6の剣先ボルト7に固定される構造であるため、折板屋根1として最もオーソドックスな構造である重ね式の折板屋根1に簡単かつ確実に取り付けることができて、太陽光パネル5の設置コストを大幅に低減させることができる等、太陽光発電の推進に寄与することが可能となる。
また、既設の剣先ボルト7の突出部分に塗料16が塗布され、トルクコントロール機能付きの電動ドリルに、取付部19aと刃部19bを有するねじ切り工具19を装着して、電動ドリルを正転及び逆転させながら錆びたネジ部7aに再生ネジ部7cを形成するため、再生ネジ部7cを簡単かつ確実に形成することができてその作業(タッピンク作業)を容易に行うことができる等、太陽光パネル5の取付作業を一層簡単かつ安価に行うことができる。
ところで、前記実施形態においては、取付架台4を長尺状のL形アングルと固定金具15とで構成したが、例えば図8及び図9に示すように構成することもできる。この取付架台30は、所定長さの断面略コ字状でその上面に太陽光パネル5が取り付け可能な取付ベース32と、前記架台ベース3に固定され取付ベース32が嵌め込み固定される係合部材31とで構成されている。
このうち前記取付ベース32は、鋼板もしくはアルミ製で、上面32aと両側面32b及び両側面32bの反上面32a側端部に内側にそれぞれ所定長さ延設された一対の係合面32cとを有している。また、係合部材31は、鋼板もしくはアルミ製で所定幅、所定長さの両端部に取付孔33が形成された取付板31aと、この取付板31aより長さが短く取付板31aの長手方向中央位置上面に溶接固定されたガイド板31bと、このガイド板31bより長く取付板31aより短く形成されてガイド板31b上に溶接固定された係合板31cとを有している。
このとき、ガイド板31bの長さは、前記取付ベース32の一対の係合面32c間の寸法と同一かやや小さく設定され、またその厚さは係合面32cの厚さと同一かやや大きく設定されている。また、係合板31cの長さは、一対の係合面32c間の寸法より大きく、両側面32bの内寸法より所定寸法小さく設定されている。
そして、前記係合部材31は、図9に示すように、取付板31aの前記取付孔33を利用して、ワッシャー34とボルト35及びナット36(もしくは溶接等)により架台ベース3の上面3a上に固定され、この係合部材31が固定された架台ベース3が折板屋根1上に例えば所定間隔を有して2本平行に固定される。この固定された取付部材31のガイド板31bを利用して、図8の矢印ハの如く、取付ベース32の係合面32c上に嵌め込む。これにより、図9に示すように、係合部材31の係合板31cと取付ベース32の係合面32cとが係合した状態となり、取付ベース32が係合部材31を介して架台ベース3に固定されることになる。この架台ベース3に固定された例えば2本の取付ベース32上に太陽光パネル5を取り付けることで設置作業が終了する。
この例の取付架台30を使用した場合、取付ベース32が取付部材31に嵌め込み式に固定(取付)可能であることから、ボルト等の部材を減らした状態で固定できると共に、固定作業自体を簡単に行うことができて、部材コストや作業コストの低減化を図り、設置コストを低く抑えることが可能になる。なお、前記取付ベース32の長さは、前記架台ベース3と同様に単一長さでも良いし複数種類設定しても良い。
図10〜図12は、本発明に係わる取付構造の他の実施形態を示している。なお、前記実施形態と同一部位には、同一符号を付して説明する。この実施形態の特徴は、折板屋根1上に、被固定物としての屋根材21を取り付けることで、折板屋根1を二重屋根とした点にある。すなわち、図10及び図11に示すように、既設の折板屋根1の前記剣先ボルト7に、前記実施形態と同様に再生ネジ部7cを形成し、この再生ネジ部7cに、架台ベースとしての所定長さの棒状部材22を固定する。このとき、棒状部材22は、図12に示すように、釘やスクリュウネジ等の打ち込みやねじ込みが可能な所定強度を有する樹脂材により形成され、タイトフレーム6の剣先ボルト7と対応した位置には、上下方向に貫通した雌ネジ孔22aが形成されている。
そして、図11に示すように、この雌ネジ孔22aの下部に、剣先ボルト7の再生ネジ部7cがねじ込まれると共に、雌ネジ孔22aの上部にワッシャー9を介してボルト10がねじ込まれることにより、棒状部材22が折板1aの表面上に固定される。この棒状部材22の上面に、塩ビトタンや鋼板トタン等の屋根材21が、釘23(図11参照)の打ち込みやスクリュウネジのねじ込みにより直接固定される。つまり、この実施形態の場合、既設の折板屋根1の上に、別の屋根材21からなる第2の屋根が設置された構造、すなわち二重屋根構造が得られることになる。
なお、この実施形態において、棒状部材22は樹脂製に限らず釘23等の打ち込み等が可能で安価な木製の棒状部材を使用しても良いし、棒状部材22の剣先ボルト7への取り付けも、雌ネジ孔22aに直接ねじ込む構造に限らず、例えば図12(b)の二点鎖線で示すように、棒状部材22の取付位置に雌ネジ孔を有するインサート24を埋設する等し、このインサート24の雌ネジ孔に剣先ボルト7の再生ネジ部7cやボルト10をねじ込むようにしても良い。
また、棒状部材22の雌ネジ孔22aの上面に、図12(b)の二点鎖線で示すように、凹部25を形成し、この凹部25内にワッシャー9とボルト10の頭部を収容して棒状部材22の上面を平坦面として屋根板21を取り付けるようにしても良い。さらに、波形の屋根材21の棒状部材22に対する取付方向も、図10の二点鎖線で示すように、折板1aの方向と直交させる等、折板屋根1の形態に応じて適宜の形態を採用することができる。
この実施形態の取付構造によれば、被固定物が屋根材21であり、この屋根材21が樹脂製もしくは木製等の棒状部材22に直接取り付けられるため、折板屋根1上に新たな屋根材21を設置して二重屋根構造とすることができ、例えば既設の折板屋根1を塗装することなく、新たな屋根を設置できる。その結果、折板屋根1の塗装に伴う足場や防塵ネットの設置が不要になる等、折板屋根1のメンテナンスコストを大幅に低減させることができ、特に、塗装コストを抑えたい住宅以外の倉庫や工場等の折板屋根1に好適に適用することができる。
また、既設の古くなった折板屋根1上に新しい屋根材21が設置されるため、古くなった構造物に新しい感覚の屋根を簡単かつ低コストで設置することができる。この実施形態においても、既設の折板屋根1に取付用の孔を開ける必要がなく、既設の剣先ボルト7を使用して屋根材21を取り付けできて、折板屋根1の雨漏りの防止や取付作業の容易化が図れる等、前記実施形態の取付構造と同様の作用効果が得られることは言うまでもない。
なお、前記各実施形態においては、建築用折板が屋根材として使用される場合について説明したが、例えば構造物の垂直に設置される外壁材として使用される建築用折板にも適用できるし、各折板の固定も剣先ボルトを使用した構造に限らず、剣先を有さない一般的なボルトを使用した構造にも適用できる。また、前記各実施形態においては、剣先ボルト7のネジ部7aが屋外での長年の露出(設置)により錆びている場合に、このネジ部7aに再生ネジ部7cを形成し、筒状ナット8を介して架台ベース3を固定するようにしたが、本発明は、例えば折板屋根1の設置期間が比較的短く、剣先ボルト7のネジ部7aが錆びていない場合に、再生ネジ部7cを形成することなくネジ部7aをそのまま使用し、筒状ナット8を介して架台ベース3を固定する構造にも適用できることは言うまでもない。
さらに、前記各実施形態における、架台ベース3としてのCチャンネルや棒状部材22の材質や形状、取付架台4、折板屋根1の山部1a1や谷部1a2の幅等の形態、剣先ボルト7のネジ部7aに塗布される塗料、折板屋根1上に取り付けられる被固定物の形態等は一例であって、例えば剣先ボルト7のネジ部7aに塗料以外の潤滑剤や各種合成剤を塗布する等、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することができる。
本発明は、複数枚の折板を折板固定用金具を利用して重ね式で設置した建築用折板に、各種被固定物を取り付ける場合の全ての取付構造に利用できる。
1・・・・・・・折板屋根
1a・・・・・・折板
1a1・・・・・山部
1a2・・・・・谷部
2・・・・・・・鉄骨
3・・・・・・・架台ベース
4・・・・・・・取付架台
5・・・・・・・太陽光パネル
6・・・・・・・タイトフレーム
7・・・・・・・剣先ボルト
7a・・・・・・ネジ部
7b・・・・・・剣先
7c・・・・・・再生ネジ部
8・・・・・・・筒状ナット
8a・・・・・・雌ネジ孔
9・・・・・・・ワッシャー
10・・・・・・ボルト
12・・・・・・空間
13・・・・・・取付孔
15・・・・・・固定金具
16・・・・・・塗料
17・・・・・・座金
18・・・・・・コーキング剤
19・・・・・・ねじ切り工具
19a・・・・・取付部
19b・・・・・刃部
21・・・・・・屋根材
22・・・・・・棒状部材
22a・・・・・雌ネジ孔
23・・・・・・釘
24・・・・・・インサート
30・・・・・・取付架台
31・・・・・・係合部材
32・・・・・・取付ベース

Claims (7)

  1. 構造物の鉄骨に固定され山部に突出状態でボルトが設けられた折板固定用金具と、該折板固定用金具に重ねられて前記ボルトに固定部材で固定された折板と、該折板の表面に配設される架台ベースとを備えて、被固定物を前記架台ベースを介して既設の折板表面に取り付けるための建築用折板への被固定物の取付構造であって、
    前記ボルトは、設置状態のままで再生され前記折板表面に突出した再生ネジ部を有し、該再生ネジ部に固定した前記架台ベースを介して前記被固定物が折板表面に取り付けられることを特徴とする建築用折板への被固定物の取付構造。
  2. 前記ボルトの再生ネジ部に筒状ナットの雌ネジ孔の一端側がねじ込まれ、該筒状ナットの雌ネジ孔の他端側に前記架台ベースがボルトで固定されていることを特徴とする請求項1に記載の建築用折板への被固定物の取付構造。
  3. 前記折板固定用金具がタイトフレームであり、前記ボルトが剣先ボルトであることを特徴とする請求項1または2に記載の建築用折板への被固定物の取付構造。
  4. 前記被固定物が太陽光パネルであり、該太陽光パネルが長尺状金具で形成された前記架台ベースに取付架台を介して取り付けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の建築用折板への被固定物の取付構造。
  5. 前記被固定物が屋根材であり、該屋根材が樹脂製もしくは木製の棒状部材からなる前記架台ベースに取り付けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の建築用折板への被固定物の取付構造。
  6. 構造物の鉄骨に固定され山部に突出状態でボルトが設けられた折板固定用金具と、該折板固定用金具に重ねられて前記ボルトに固定部材で固定された折板と、該折板の表面に配設される架台ベースとを備えて、被固定物を前記架台ベースを介して既設の折板表面に取り付けるための建築用折板への被固定物の取付方法であって、
    前記ボルトの前記折板表面からの突出部分に塗布剤を塗布した後に、該塗布剤が塗布されたネジ部をねじ切りして再生ネジ部を形成し、該再生ネジ部に固定した前記架台ベースを介して前記被固定物が既設の折板表面に取り付けられることを特徴とする建築用折板への被固定物の取付方法。
  7. 前記塗布剤が塗料であり、前記ねじ切りは電動ドリルに装着可能な取付部と該取付部に一体的に設けたネジ形成用の刃部を有するねじ切り工具の回転によって行われることを特徴とする請求項6に記載の建築用折板への被固定物の取付方法。
JP2013271196A 2013-12-27 2013-12-27 建築用折板への被固定物の取付構造及び取付方法 Pending JP2015124568A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013271196A JP2015124568A (ja) 2013-12-27 2013-12-27 建築用折板への被固定物の取付構造及び取付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013271196A JP2015124568A (ja) 2013-12-27 2013-12-27 建築用折板への被固定物の取付構造及び取付方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015124568A true JP2015124568A (ja) 2015-07-06

Family

ID=53535480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013271196A Pending JP2015124568A (ja) 2013-12-27 2013-12-27 建築用折板への被固定物の取付構造及び取付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015124568A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019039157A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 公益財団法人鉄道総合技術研究所 天井構造
KR102355305B1 (ko) * 2021-09-18 2022-02-08 채기원 태양광 발전을 겸한 주차장 구조물

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019039157A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 公益財団法人鉄道総合技術研究所 天井構造
KR102355305B1 (ko) * 2021-09-18 2022-02-08 채기원 태양광 발전을 겸한 주차장 구조물

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021514435A (ja) アンカー及びファスナー組み合わせアセンブリ
JP2015124568A (ja) 建築用折板への被固定物の取付構造及び取付方法
JP4405817B2 (ja) ソーラーパネル取付瓦とソーラーパネル支持装置
JP2014181493A (ja) 支持架台固定構造
JP5255384B2 (ja) 金属折板屋根におけるパネル支持構造
CN205577375U (zh) 一种钢格板连接装置
JP4654218B2 (ja) 折版屋根材の固定金具
CN215166925U (zh) 一种双曲面幕墙的安装节点
JP2012031672A (ja) 折板屋根に対する太陽光発電パネル取り付け用架台の固定方法
KR20150001076U (ko) 지붕판넬 어셈블리
CN2727282Y (zh) 搪瓷板幕墙
JP3351997B2 (ja) 屋根の葺替構造
JP5092571B2 (ja) 外壁の改修方法
JP2010047911A (ja) 屋根補修工法
JP3331500B2 (ja) スレート構造体の改修金具及びその改修構造
JP3196511U (ja) 屋根用パネル固定金具
JP6752563B2 (ja) 改修用支持架台とこれを用いた改修防水構造および改修防水工法
CN216109384U (zh) 一种压型钢板屋面板
JP4215125B2 (ja) 支柱固定構造
RU2533463C1 (ru) Способ соединения фальцевой кровли со стропилами и утеплителем
JPS644976Y2 (ja)
JP7349677B2 (ja) 仮設手摺の支柱構造
JP5427059B2 (ja) コーナ用壁パネルの取付方法及び取付構造
JPH07317228A (ja) 瓦棒葺き屋根の改修用支持具
AU2018201847B2 (en) Improved method and apparatus for non-penetratively attaching to a roof