JP2015123666A - 電源制御装置、画像処理装置、電源制御方法及び電源制御プログラム - Google Patents

電源制御装置、画像処理装置、電源制御方法及び電源制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、電池電源電力の消費削減を行う。【解決手段】複合装置1は、外部から供給される外部電源電力から複合装置1内で利用する内部電源電力を電源部43で生成し、また、外部電源電力によって電池部10に蓄電して、蓄電電力から内部電源電力を生成する。複合装置1は、外部電源電力の外部からの供給/非供給を電池部10の電圧検出部で検出し、該電圧検出結果に基づいて、内部電源電力の複合装置1内への供給を電源部43の切替回路で制御する。複合装置1は、電圧検出部が外部電源電力の非供給を検出し、人体検知センサ11が複合装置1の周囲において人体を検出すると、前記切替回路に前記蓄電電力を前記内部電源電力として供給させる。【選択図】 図2

Description

本発明は、電源制御装置、画像処理装置、電源制御方法及び電源制御プログラムに関し、詳細には、蓄電電源電力の消費削減を行う電源制御装置、画像処理装置、電源制御方法及び電源制御プログラムに関する。
プリンタ装置、複合装置、スキャナ装置等の画像処理装置は、近年、蓄電電源部を搭載し、該蓄電電源部の蓄電電源電力を利用して画像処理動作を行う画像処理装置がある。
このような画像処理装置は、蓄電電源部の蓄電電力を動作電力として駆動する場合と、外部電源電力を動作電力として駆動する場合とがある。
蓄電電源部を備えた画像処理装置は、その電源部に、蓄電電源部の電池を充電する充電回路を搭載しており、外部電源電力が接続されると、充電回路によって蓄電電源部の電池を充電する。
また、このような画像処理装置は、外部電源電力が供給されている状態で、動作が可能となっており、この場合、該外部電源電力を動作電力として動作する。また、外部電源電力が供給されていると、画像処理装置は、AC/DC変換した定格電力と動作電力との差分を、充電電力として利用して蓄電電源部の電池を充電可能である。
そして、このような画像処理装置は、外部電源電力が供給されていない状態(電源ケーブルが接続されていない状態)では、蓄電電源部の蓄電電力を動作電力として動作するため、待機状態が継続している場合にも、各部への電源電力を蓄電電源部から供給する。したがって、待機状態時に蓄電電源部の蓄電電力が消費され、その後、蓄電電力を動作電力として画像処理装置を稼働させる際に、電力不足が発生することがあった。
そして、従来、商用電源から供給される電力を画像形成装置の動作のために供給する主電源回路と、前記主電源回路から供給される電力を蓄電し、前記画像形成装置の動作のために供給する補助電源回路と、前記補助電源回路を蓄電させる蓄電モードと前記補助電源回路に充電された電力を放電させる放電モードとを切り替える切替回路と、前記画像形成装置が所定時間像形成を行わないと、前記画像形成装置を省電力状態に移行させる制御部と、前記画像形成装置の周りに人がいるか否かを検知する人体検知手段と、を有し、前記制御部は、前記省電力状態が解除された際に、前記人体検知手段で人がいることが検知されていない場合、前記補助電源回路を前記蓄電モードで動作させ、前記主電源回路からの電力で前記像形成装置を動作させ、前記人体検知手段で人がいることが検知された場合、前記補助電源を前記放電モードで動作させ、前記主電源回路からの電力と前記補助電源回路からの電力とで前記画像形成装置を動作させる画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
すなわち、この従来技術は、人体検知手段の検知結果に基づいて、補助電源回路を蓄電モードと放電モードに切り替えることで、人がいるときの速やかな動作の確保を行うとともに、人がいないときの補助電源回路への充電を行って、補助電源回路の有効利用を図っている。
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、人体検知手段の検知結果に基づいて、補助電源回路を蓄電モードと放電モードに切り替えているが、外部電源電力が供給されていない状態、すなわち、電源電力が補助電源回路である蓄電電源部のみであるときについては考慮されていない。したがって、電源ケーブルが接続されていない場合や電源ケーブルが接続されていても蓄電電源部への外部電源の供給も停止するメイン電源スイッチがオフの場合には、画像処理装置の電源をオン/オフする電源スイッチがオンの状態のままであると、無駄な電力が蓄電電源部から画像処理装置内部に供給されて消費される。その結果、その後、蓄電電力を動作電力として画像処理装置を稼働させる際に、電力不足が発生するおそれがあった。
そこで、本発明は、外部電源電力が非供給の状態における蓄電電力の消費を抑制することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の電源制御装置は、外部から供給される外部電源電力から装置内で利用する内部電源電力を生成する電源手段と、前記外部電源電力によって蓄電される蓄電電力を装置内で利用する内部電源電力として生成する蓄電手段と、前記外部電源電力の外部からの供給/非供給を検出する外部電源電力状態検出手段と、前記内部電源電力の前記装置内への供給を制御する電源供給制御手段と、前記装置の周囲所定範囲における人体の有無を検出する人体検出手段と、前記外部電源電力状態検出手段が前記外部電源電力の非供給を検出し、前記人体検出手段が人体を検出すると、前記電源供給制御手段に前記蓄電電力を前記内部電源電力として供給させる電源制御手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、外部電源電力が非供給の状態における蓄電電力の消費を抑制することができる。
本発明の一実施例を適用した複合装置の外観斜視図。 複合装置のブロック図。 人体検知センサの検知状態の説明図。 電源制御処理を示すフローチャート。 図4の続きの処理を示すフローチャート。 タイマ処理を示すフローチャート。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図6は、本発明の電源制御装置、画像処理装置、電源制御方法及び電源制御プログラムの一実施例を示す図であり、図1は、本発明の電源制御装置、画像処理装置、電源制御方法及び電源制御プログラムの一実施例を適用した複合装置1の外観斜視図である。
図1において、複合装置(画像処理装置)1は、本体筐体2の上部に、スキャナ部3が配設され、本体筐体2内に、プリンタ部4、給紙部5及び排紙部6等が設けられている。また、複合装置1は、本体筐体2の上部前面に、操作表示部7が設けられており、操作表示部7には、各種キーが設けられているとともに、ディスプレイ8が設けられている。
スキャナ部3としては、例えば、光電変換素子としてCCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor )を用いたスキャナが用いられており、ARDF(自動両面原稿搬送装置)3a(図2参照)を備えている。
スキャナ部3は、ARDF3aから原稿読取位置に搬送されてくる原稿を走査して、該原稿の画像を読み取る。
プリンタ部4は、種々の印刷方式のプリンタを用いることができ、本実施例では、インク吐出式プリンタが用いられている。プリンタ部4は、記録ヘッド4a(図2参照)を備えており、記録ヘッド4aは、インク滴を被記録媒体である用紙に向かって吐出して画像を形成するノズル列4bを搭載している。プリンタ部4は、スキャナ部3の読み取った原稿の画像データや外部の端末機器、例えば、コンピュータ等から有線または無線のネットワークを介して送信されてきた画像データに基づいて、記録ヘッド4aの搭載する図示しないヘッドドライバによってノズル列4aのノズルを駆動して、インク滴を用紙に吐出させることで、用紙に画像を形成する。排紙部6は、プリンタ部4で画像形成された用紙を、排紙トレイへ排出する。
複合装置1は、本体筐体2の前面側に、開閉カバー9が設けられており、開閉カバー9の本体筐体2内には、電池部10が取り替え可能な状態で収納されている。
複合装置1は、本体筐体2の前面には、人体検知センサ11が設けられており、人体検知センサ(人体検出手段)11は、赤外線センサ、光センサ、超音波センサ等を用いることができるが、本実施例では、赤外線センサが用いられているものとして、以下説明する。人体検知センサ11は、赤外線センサの場合、例えば、赤外線発光素子(例えば、赤外線LED(Light Emitting Diode)、受光素子(フォトトランジスタ)及び光学素子等で構成され、検知物としての人体の有無を検知する。
そして、複合装置1は、図2に示すようにブロック構成されている。複合装置1は、図2に示すように、コントローラ部20、プリンタ制御部30、ハードディスク(HDD)41、FCU(Facsimile Control Unit)42、電源部43、電装部44等を備えているとともに、上記ARDF3aを備えたスキャナ部3、ノズル列4bを搭載する記録ヘッド4a等を備えたプリンタ部4、電池部10及び操作表示部7等を備えている。そして、電池部10、人体検知センサ11、コントローラ部20、プリンタ制御部30、電源部43、メインスイッチ45及び電源プラグ46の接続されている電源ケーブル47は、全体として、電源制御部(電源制御装置)50として機能している。複合装置1は、この電源制御部50を備えた画像処理装置となっている。
電池部(蓄電手段)10は、メイン電源スイッチ45を介して、先端に電源プラグ46の接続されている電源ケーブル47が接続されており、電源プラグ46は、外部電源電力(例えば、AC100Vの商用電源電力)のコンセントに、着脱可能に挿入される。
メイン電源スイッチ45は、ユーザによって、ON/OFF操作されることで、電源ケーブル47を通して供給される外部電源電力の電池部10への供給/供給遮断を行う。
電池部10は、図示しないが、所定容量の二次電池、充電回路、電圧検出部及び切替回路等を備えており、充電回路は、AC(交流)の外部電源電力を直流変換及び電圧変換して、二次電池を充電する。電圧検出部(外部電源電力状態検出手段)は、電源ケーブル47を通して供給される外部電源電力の電圧値を検出し、検出電圧値をコントローラ部20へ出力する。すなわち、電圧検出部は、外部電源電力の外部からの供給/非供給を検出する外部電源電力状態検出処理を実行する。電池部10の二次電池は、例えば、リチウムイオン電池等が用いられ、DC(直流)の蓄電電力を供給する能力を有している。切替回路は、電圧検出部が、外部電源電力の供給状態の電圧値(例えば、100V)を検出していると、コントローラ部20の制御下で、該外部電源電力を電源部43へ供給するとともに、充電回路にも供給し、充電回路が上述のように二次電池を充電(蓄電)する。切替回路は、電圧検出部が、外部電源電力の供給状態電圧値を検出していない(例えば、0V)ときには、二次電池の蓄電電力を電源部43へ供給させる。すなわち、電池部10は、外部電源電力によって蓄電される蓄電電力から複合装置1内で利用する内部電源電力を生成する蓄電処理を実行する。
電源部(電源手段)43は、整流回路、切替回路及び省電力部等を備えており、ACの外部電源電力が電池部10を通して供給されるときには、切替回路(電源供給制御手段)が供給される外部電源電力を整流回路に供給する。整流回路は、該外部電源電力から複合装置1の各部に必要な各種電圧のDCの内部電源電力を生成して、該各部へ供給する。電源部43は、ACの外部電源電力が供給されず、電池部10から蓄電電力が供給されているときには、切替回路が、該蓄電電力を複合装置1の各部へ内部電源電力として供給する。すなわち、切替回路は、内部電源電力の複合装置1内への供給を制御する電源供給制御処理を行う。省電力部(蓄電省電力手段)は、電池部10の生成する蓄電電力を、複合装置1内の主要部にのみ内部電源電力として供給する蓄電省電力モードを実行し、蓄電省電力手段として機能している。すなわち、電源部43は、外部から供給される外部電源電力から複合装置1内で利用する内部電源電力を生成する電源処理を行い、また、その省電力部で、蓄電省電力モードの制御を行う。また、電源部43は、所定の電源OFF待機時間を計時する電源OFFタイマ(OFF時間計時手段)を備えており、この電源OFF待機時間は、予め初期設定された適宜の時間であるが、操作表示部7で操作によっても適宜設定することができる。電源OFFタイマは、複合装置1の電源が投入されると、電源オフ待機時間の計時を開始するが、複合装置1に対して動作要求が発生したり、操作表示部7での操作が発生すると、コントローラ部20によって計時時間がクリアされて、電源OFF待機時間の計時を再度開始する。
電装部44は、複合装置1の各部に配設されているソレノイド44a、モータ44b及び各種センサ44c等であり、プリンタ制御部30の制御下で動作する。センサ44cは、用紙、原稿、モータ回転位置等を検出して、プリンタ制御部30へ出力する。
人体検知センサ11は、上述のように、人体の有無を検知して、検知結果をプリンタ制御部30へ出力する。特に、人体検知センサ11は、図3に示すように、複合装置1の周囲、特に、前方の所定範囲である人体検知領域Ah内における人体の有無(人がいるか否か)を検知し、検知結果をプリンタ制御部30へ出力する。この人体検知領域Ahは、例えば、複合装置1から1m以内の領域等が設定されるが、適宜変更してもよい。すなわち、人体検知センサ11は、複合装置1の周囲所定範囲における人体の有無を検出する人体検出処理を実行する。
ハードディスク41は、コントローラ部20の制御下で、画像データ及びその他のデータやプログラム等を記憶し、コントローラ部20によって適宜に読み出される。
FCU42には、電話回線が接続されている。FCU42は、回線の捕捉、発信先電話番号である選択信号の送出、着信の検出等を行って、回線からの発呼に対する自動着呼処理、回線への自動発呼処理を行う。また、FCU42は、相手ファクシミリ装置との間でファクシミリ制御信号を交換して、G3及びG4のファクシミリ通信手順を実行する。
コントローラ部20は、CPU(Central Processing Unit )21、RAM(Random Access Memory)22、ROM(Read Only Memory)23、画像処理部24、画像メモリ25及びI/F(インターフェイス)26等を備えている。
ROM23は、複合装置1の基本プログラム、本発明の電源制御プログラム及びシステムデータ、本実施例の電源制御処理に必要なデータを記憶している。
CPU21は、ROM23内のプログラムに基づいて、複合装置1の各部を制御して、複合装置1としての基本処理を実行するとともに、本発明の電源制御方法を実行する。
すなわち、複合装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の電源制御方法を実行する電源制御プログラムを読み込んでROM23やハードディスク41に導入することで、後述する外部電源電力が非供給の状態における蓄電電力の消費を抑制する電源制御方法を実行する電源制御部(電源制御装置)50を搭載する画像処理装置として構築されている。この電源制御プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向プログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
画像メモリ25は、画像処理部24による画像処理において該画像処理にかかる画像データを記憶する。
画像処理部24は、CPU21の制御下で、スキャナ部3の読み取った画像データ、図示しないホスト装置から送信されてきた画像データを、出力処理に適した画像データに変換したり、出力に際して要求されている各種画像処理を実行する。
I/F26は、LAN(Local Area Network)等の通信回線に接続され、CPU21の制御下で、該通信回線に接続されているコンピュータ等のホスト装置との間で、画像データ及び制御信号の授受を行う。
コントローラ部20は、図示しない省電力計時タイマ(省電力計時手段)を備えており、省電力タイマは、予め設定されている省電力待機時間を計時する。この省電力待機時間は、初期設定されているが、操作表示部7の操作によって適宜の時間を設定することができる。CPU21は、蓄電電力が通常動作可能な状態で供給されているときに、この省電力計時タイマが省電力待機時間を計時すると、上記電源部43の蓄電省電力部に、電池スリープモード(蓄電省電力モード)を実行させる電池スリープモードへ移行させる。また、CPU21は、省電力計時タイマが省電力待機時間を計時中に、複合装置1に対する動作要求または操作表示部7での操作が発生すると、該省電力計時タイマの計時をクリアする。
そして、プリンタ制御部30は、電装制御部31、人体検出制御部32、ヘッド制御部33、電池制御部34及びI/F35等を備えており、I/F35を介してコントローラ部20と接続されている。
電装制御部31は、CPU21の制御下で、電装部44のセンサ44cから検出信号をCPU21へ出力し、また、電装部44のソレノイド44a、モータ44b等の駆動を制御して、用紙の給紙や原稿の搬送等の駆動制御を行う。
人体検出制御部32は、CPU21の制御下で、人体検知センサ11の駆動及び検出信号(人体検知フラグ)のCPU21への出力を行う。具体的には、人体検出制御部32は、人体検知センサ11の検出信号が所定の検知閾値を超えると、人体を検知したことを示す人体検知フラグをONにし、人体検知センサ11の検出信号が該検知閾値未満であると、人体検知フラグをOFFにする。
ヘッド制御部33は、CPU21の制御下で、記録ヘッド4aの位置制御及びノズル駆動制御を行う。すなわち、ヘッド制御部33は、CPU21の制御下で、画像形成タイミングに応じて、記録ヘッド4aのいち制御を行うとともに、画像データと標準パルスから画像データに対応したノズル列4bのノズルを駆動するヘッド駆動信号を記録ヘッド4aへ出力する。
電池制御部34は、CPU21の制御下で、複合装置1の電源モードと外部電源電力の供給/非供給状態に基づいて、上記電池部10及び電源部43の動作制御を行う。
そして、複合装置1は、その電源モードとして、電源OFFモード、電源駆動モード、電池スリープモード(蓄電電力モード)及び電池駆動モードを備えている。
ここで、電源OFFモードとは、メイン電源スイッチ45がOFFであり、商用電源電力のコンセントからの外部電源電力の入力がないモードである。
電源駆動モードとは、メイン電源スイッチ45がONで、電源プラグ46が商用電源電力のコンセントに挿入され、電源部43から複合装置1の各部へ電源電力を供給しているモードである。
電池スリープモードとは、電源プラグ46が商用電源電力のコンセントに挿入されておらず、電池部10の二次電池から電源部43を介して複合装置1の主要部のみに蓄電電力を供給しているモードである。この電池スリープモードでは、電源部43から複合装置1の主要部である人体検知センサ11とコントローラ部20の一部(CPU21、I/F26等)及びFCU42にのみ電力を供給する。複合装置1は、電源プラグ46の商用電源電力のコンセントへの挿入が検出されないときに、CPU21の制御下で、電池スリープモードに移行する。
電池駆動モードとは、電源プラグ46が商用電源電力のコンセントに挿入されておらず、電池部10から電源部43へ通常動作可能な蓄電電力を内部電源電力として供給しているモードである。この電池駆動モードでは、電源駆動モードと同様に、複合装置1の各部へ通常動作可能な内部電源電力を供給している。
そして、CPU21及び電池制御部34は、全体として、電池部10の電圧検出部が外部電源電力の非供給を検出し、人体検知センサ11が人体を検出すると、電源部43の切替回路に、電池部10の蓄電電力を内部電源電力として複合装置1に供給させる電源制御処理を実行する電源制御手段として機能している。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の複合装置1は、外部電源電力が非供給の状態における蓄電電力の消費を抑制する。
すなわち、複合装置1は,図4に示すように、メイン電源スイッチ45がOFF(OFF)、または、電源プラグ46が商用電源電力のコンセントから引き抜かれている状態においては、電源OFFモードである(ステップS101)。複合装置1は、この電源OFFモードにおいては、ユーザがメイン電源スイッチ45を投入するか、電源プラグ46をコンセントに挿入してメイン電源スイッチ45を投入するまで、動作しない。
複合装置1は、電源OFFモードで、ユーザによってメイン電源スイッチ45が投入されると(ステップS102)、電池部10の上記電圧検出部が、入力電源電力の電圧値を取得してコントローラ部20のCPU21へ出力する(ステップS103)。CPU21は、電圧値が入力されると、図5に示すタイマ処理を開始する(ステップS104)。
このタイマ処理は、複合装置1が動作を開始するための準備段階であるが、誤ったメイン電源スイッチ45のON操作や、メイン電源スイッチ45のOFF操作をユーザが忘れた場合に対応するための処理であり、電源電圧の検出動作とともに、タイマ処理を開始する。
CPU21は、電圧検出部の取得した電圧値が、所定の閾値電圧(例えば、外部電源電力の電圧値(AC100V))以上であるか否かによって電源プラグ46がコンセントに接続されているかチェックする(ステップS105)。
ステップS105で、コンセントに接続されていると(ステップS105で、YESのとき)、CPU21は、電池部10の切替回路に、外部電源電力を電源部43へ供給させて、電源駆動モードへ移行する(ステップS106)。また、この場合、電池部10の切替回路は、充電回路にも外部電源電力を供給し、充電回路に電池部10の二次電池を充電させる。
複合装置1は、電源駆動モードへ移行すると、電源部43が、電池部10を通して供給される外部電源電力を、整流・整圧して、複合装置1の各部へ内部電源電力を供給し、動作可能状態になる。
CPU21は、動作可能状態になると、後述するタイマ処理で電源OFFフラグがONに設定されているかチェックする(ステップS108)。
CPU21は、ステップS108で、電源OFFモードフラグがONでないとき(ステップS108で、NOのとき)、動作可能状態を継続し(ステップS107)、所定時間経過後、再度、電源OFFモードフラグがONであるかチェックする(ステップS108)。
ステップS108で、電源OFFモードフラグがONであると(ステップS108で、YESのとき)、CPU21は、メイン電源スイッチ45をOFFして、電源OFFモードへ移行して処理を終了する(ステップS109)。すなわち、複合装置1は、電源駆動モードにおいては、動作要求、操作表示部7での操作が発生することなく、後述する電源OFF待機時間経過すると、電源OFFモードフラグがONになって、メイン電源スイッチ45がOFFし、電源OFFモードへ移行する。
ステップS105で、コンセントに接続されていないと(ステップS105で、NOのとき)、CPU21は、図5に示すように、電池スリープモードへ移行し(ステップS110)、人体検知センサ11の検知結果を取得する(ステップS111)。
CPU21は、人体検知センサ11の検知結果から人が複合装置1に接近しているかチェックする(ステップS112)。すなわち、人体検知センサ11は、図3に示したように、複合装置1の操作を行う場合に人がいる必要のある範囲を人体検知領域Ahとして、人体の有無を検知し、人体検出制御部32へ出力する。人体検出制御部32は、該人体検知センサ11の検知結果を検知閾値と比較して、検知閾値を超えていると、人体検知フラグをONにし、検出信号が該検知閾値未満であると、人体検知フラグをOFFにする。CPU21は、ステップS112で、該人体検知フラグを調べることで、人の接近の有無を判断する。
ステップS112で、人体検知フラグがONで、人の接近を検出すると(ステップS112で、YESのとき)、CPU21は、電源部43を制御して、電源部43に電池部10からの蓄電電力を複合装置1の各部へ内部電源電力を供給させて、電池駆動モードへ移行する(ステップS113)。なお、上記説明では、CPU21が、電源部43を制御して、電池駆動モードへの移行を行っているが、人体検出制御部32が、電池制御部34に人体検知フラグを出力して、電池制御部34が電源部43の動作制御を行って、電池駆動モードへ移行させてもよい。また、人体検知センサ11に基づく、電源部43の制御は、CPU21が行ってもよいし、電池制御部34が電源部43の制御を行ってもよい。
複合装置1は、電池駆動モードで動作可能状態となり、CPU21は、所定時間間隔で、人体検知フラグを調べることで、人の離脱を検出したかチェックする(ステップS115)。なお、CPU21は、電池駆動モードで動作中には、操作表示部7のディスプレイ8に、「バッテリ駆動中」等の電池(バッテリ)で駆動中である旨の駆動状態を示す画面表示を行うとともに、「使用後には3歩離れることで省電力状態になります」等の電源OFFモードへの移行を分かりやすく解説する表示を行って、電池部10の蓄電電力の消費を抑える。ここで、解説表示における「3歩」は、人体検知センサ11の人体検知領域Ahを1mとしており、標準的な成人の歩幅が40cm前後であることから、3歩離れることで人体検知センサ11の人体検知領域Ahから離脱することを示している。したがって、「3歩」に限るものではなく、人体検知領域Ahの大きさや、基準とする歩幅等から歩数も変化する。
ステップS115で、人の離脱を検出しないとき(ステップS115で、NOのとき)、CPU21は、ステップS114へ移行して、電池駆動モードによる動作可能状態を継続し、再度、人の離脱を検出したかチェックする(ステップS115)。
ステップS115で、人の離脱を検出すると(ステップS115で、YESのとき)、CPU21は、ステップS110の電池スリープモードへ移行して、上記同様に処理する(ステップS110〜S115)。
ステップS112で、人の接近を検出しないとき(ステップS112で、NOのとき)、CPU21は、電源OFFモードフラグがONであるかチェックする(ステップS116)。
ステップS116で、電源OFFモードフラグがOFFであると(ステップS116で、NOのとき)、CPU21は、ステップS112に戻って、人の接近を検出したかの処理から上記同様に処理する(ステップS112〜S116)。
ステップS116で、電源OFFモードフラグがONであると(ステップS116で、YESのとき)、CPU21は、メイン電源スイッチ45をOFFして、電源OFFモードへ移行して処理を終了する(ステップS109)。
そして、CPU21は、図6に示すように、タイマ処理を行う。すなわち、CPU21は、上記電源部43の電源OFFタイマをスタートさせ(ステップS201)、複合装置1の操作表示部7の操作や各種動作要求(プリント動作、コピー動作、ファクシミリ通信動作等の要求)があったかチェックする(ステップS202)。
ステップS202で、操作や動作要求があると(ステップS202で、YESのとき)、CPU21は、電源OFFタイマをリセットし(ステップS203)、ステップS201に戻って、電源OFFタイマをスタートさせる処理から上記同様に処理する(ステップS201〜S203)。例えば、このタイマ処理では、カウンタに電源OFF待機時間に対応する規定数をセットし、電源OFFタイマがカウント動作を開始して、電源OFFタイマのカウント値が、カウンタの規定数に一致するかチェックする。この規定数は、誤ったメイン電源スイッチ45のON操作や、メイン電源スイッチ45のOFF操作をユーザが忘れた場合の対処に十分な電源OFF待機時間として初期規定数が設定されているが、操作表示部7の操作等で適宜変更することができる。
ステップS202で、操作や動作要求がないと(ステップS202で、NOのとき)、電源OFFタイマが上記規定数をカウントしたかチェックする(ステップS204)。
ステップS204で、電源OFFタイマが規定数をカウントしていないと(ステップS204で、NOのとき)、CPU21は、ステップS202に戻って、操作や動作があるかのチェックから上記同様に処理する(ステップS202〜S204)。
ステップS204で、電源OFFタイマが規定数をカウントしていると(ステップS204で、YESのとき)、CPU21は、電源OFFモードフラグをONにセットして、タイマ処理を終了する(ステップS205)。
このように、本実施例の複合装置1は、外部から供給される外部電源電力から複合装置(装置)1内で利用する内部電源電力を生成する電源部(電源手段)43と、前記外部電源電力によって蓄電される蓄電電力を複合装置1内で利用する内部電源電力として生成する電池部(蓄電手段)10と、前記外部電源電力の外部からの供給/非供給を検出する電池部10の電圧検出部(外部電源電力状態検出手段)と、前記内部電源電力の前記複合装置1内への供給を制御する電源部43の切替回路(電源供給制御手段)と、前記複合装置1の周囲所定範囲における人体の有無を検出する人体検知センサ(人体検出手段)11と、前記電圧検出部が前記外部電源電力の非供給を検出し、前記人体検知センサ11が人体を検出すると、前記切替回路に前記蓄電電力を前記内部電源電力として供給させるCPU21及び電池制御部34からなる電源制御手段と、を備えている。
したがって、人が複合装置1の周囲にいるときにのみ、電池部10の蓄電池を内部電源電力として供給することができ、外部電源電力が非供給の状態における蓄電電力の消費を抑制することができる。
また、本実施例の複合装置1は、外部から供給される外部電源電力から複合装置1内で利用する内部電源電力を生成する電源処理ステップと、前記外部電源電力によって蓄電される蓄電電力を複合装置1内で利用する内部電源電力として生成する蓄電処理ステップと、前記外部電源電力の外部からの供給/非供給を検出する外部電源電力状態検出処理ステップと、前記内部電源電力の前記装置内への供給を制御する電源供給制御処理ステップと、複合装置1の周囲所定範囲における人体の有無を検出する人体検出処理ステップと、前記外部電源電力状態検出処理ステップで前記外部電源電力の非供給が検出され、前記人体検出処理ステップで人体が検出されると、前記電源供給制御処理ステップで前記蓄電電力を前記内部電源電力として供給させる電源制御処理ステップと、を有する電源制御方法を実行している。
したがって、人が複合装置1の周囲にいるときにのみ、電池部10の蓄電池を内部電源電力として供給することができ、外部電源電力が非供給の状態における蓄電電力の消費を抑制することができる。
さらに、本実施例の複合装置1は、CPU21等の制御プロセッサに、外部から供給される外部電源電力から複合装置1内で利用する内部電源電力を生成する電源処理と、前記外部電源電力によって蓄電される蓄電電力を複合装置1内で利用する内部電源電力として生成する蓄電処理と、前記外部電源電力の外部からの供給/非供給を検出する外部電源電力状態検出処理と、前記内部電源電力の前記装置内への供給を制御する電源供給制御処理と、複合装置1の周囲所定範囲における人体の有無を検出する人体検出処理と、前記外部電源電力状態検出処理で前記外部電源電力の非供給が検出され、前記人体検出処理で人体が検出されると、前記電源供給制御処理で前記蓄電電力を前記内部電源電力として供給させる電源制御処理と、を実行させる電源制御プログラムを搭載している。
したがって、人が複合装置1の周囲にいるときにのみ、電池部10の蓄電池を内部電源電力として供給することができ、外部電源電力が非供給の状態における蓄電電力の消費を抑制することができる。
また、本実施例の複合装置1は、前記電源供給制御手段としての電源部43が、電池部10の生成する蓄電電力を、複合装置1内の主要部にのみ内部電源電力として供給する蓄電省電力モードを実行する省電力部(蓄電省電力手段)を備え、CPU21及び電池制御部34からなる電源制御手段が、前記外部電源電力状態検出手段としての電圧検出部が外部電源電力の非供給状態を検出し、前記人体検知センサ11が、人体の検出状態から非検出状態になると、省電力部に前記蓄電省電力モードを実行させる。
したがって、蓄電電力を内部電源電力として供給している状態で、複合装置1の近くから人が離れると、蓄電電力モードへ移行することができ、外部電源電力が非供給の状態における蓄電電力の消費をより一層抑制することができる。
さらに、本実施例の複合装置1は、電源制御部50が、所定の電源OFF待機時間を計時するOFF時間計時手段(電源OFFタイマ)を、さらに備え、前記電源制御手段としてのCPU21が、複合装置1に対する操作または動作要求が非発生の状態で、電源OFFタイマが前記電源OFF待機時間を計時すると、前記電源供給制御手段としての電池部10に前記内部電源電力の複合装置1内への供給を遮断させる。
したがって、操作や動作要求が発生することなく、電源OFF待機時間が経過すると、内部電源電力の供給を遮断することができ、消費電力をより一層削減しつつ、複合装置1の安全確保を行うことができる。
また、本実施例の複合装置1は、前記電源制御手段としてのCPU21、電池制御部34が、前記蓄電省電力モードにおいて、人体検知センサ11が人体を検出することなく、電源OFFタイマが前記電源OFF待機時間を計時すると、電池部10に前記内部電源電力の複合装置1内への供給を遮断させる。
したがって、電池スリープモード(蓄電省電力モード)において、複合装置1を操作する人がいなくなって、電源オフ待機時間が経過すると、内部電源電力の供給を遮断することができ、消費電力をより一層削減しつつ、複合装置1の安全確保を行うことができる。
さらに、本実施例の複合装置1は、電源制御部50が、コントローラ部20に、所定の省電力待機時間を計時する省電力計時タイマ(省電力計時手段)を、さらに備え、前記電源制御手段としてのCPU21が、前記電源供給制御手段としての電源部43が前記蓄電電力を内部電源電力として供給し、かつ、人体検知センサ11が人体を検出している状態において、複合装置1に対する操作または動作要求が非発生の状態で、省電力計時タイマが前記省電力待機時間を計時すると、電源部43の省電力部(蓄電省電力手段)に前記蓄電省電力モードを実行させる。
したがって、蓄電電力が供給されているときに、人が近くにいても、省電力待機時間の間、操作または動作要求を行わないと、ユーザが操作等を行わないと判断して、蓄電省電力モードへ移行することができ、消費電力をより一層削減することができる。
また、本実施例の複合装置1は、前記電源OFF待機時間と前記省電力待機時間のうち少なくとも一方を設定する操作表示部(設定手段)7と、情報を報知出力するディスプレイ等の報知手段と、をさらに備え、前記電源制御手段としてのCPU21が、操作表示部7による設定によって、前記電源OFF待機時間が前記省電力時間よりも短くなると、該電源OFF待機時間が該省電力時間よりも短いことを、ディスプレイに表示する等の方法で、該報知手段に報知出力させる。
したがって、電源OFF待機時間が前記省電力時間よりも短く設定されることを防止することができ、電源制御の適正化を図ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 複合装置
2 本体筐体
3 スキャナ部
3a ARDF
4 プリンタ部
4a 記録ヘッド
4b ノズル列
5 給紙部
6 排紙部
7 操作表示部
8 ディスプレイ
9 開閉カバー
10 電池部
11 人体検知センサ
20 コントローラ部
21 CPU
22 RAM
23 ROM
24 画像処理部
25 画像メモリ
26 I/F
30 プリンタ制御部
31 電装制御部
32 人体検出制御部
33 ヘッド制御部
34 電池制御部
35 I/F
41 ハードディスク
42 FCU
43 電源部
44 電装部
44a ソレノイド
44b モータ
44c センサ
45 メインスイッチ
46 電源プラグ
47 電源ケーブル
50 電源制御部
Ah 人体検知領域
特開2007−193311号公報

Claims (9)

  1. 外部から供給される外部電源電力から装置内で利用する内部電源電力を生成する電源手段と、
    蓄電している蓄電電力から装置内で利用する内部電源電力を生成する蓄電手段と、
    前記外部電源電力の外部からの供給/非供給を検出する外部電源電力状態検出手段と、
    前記内部電源電力の前記装置内への供給を制御する電源供給制御手段と、
    前記装置の周囲所定範囲における人体の有無を検出する人体検出手段と、
    前記外部電源電力状態検出手段が前記外部電源電力の非供給を検出し、前記人体検出手段が人体を検出すると、前記電源供給制御手段に前記蓄電電力を前記内部電源電力として供給させる電源制御手段と、
    を備えていることを特徴とする電源制御装置。
  2. 前記電源供給制御手段は、
    前記蓄電手段の生成する前記蓄電電力を、前記装置内の主要部にのみ前記内部電源電力として供給する蓄電省電力モードを実行する蓄電省電力手段を備え、
    前記電源制御手段は、
    前記外部電源電力状態検出手段が前記外部電源電力の非供給状態を検出し、前記人体検出手段が、人体の検出状態から非検出状態になると、前記蓄電省電力手段に前記蓄電省電力モードを実行させることを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。
  3. 前記電源制御装置は、
    所定の電源OFF待機時間を計時するOFF時間計時手段を、さらに備え、
    前記電源制御手段は、
    前記装置に対する操作または動作要求が非発生の状態で、前記OFF時間計時手段が前記電源OFF待機時間を計時すると、前記電源供給制御手段に前記内部電源電力の前記装置内への供給を遮断させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電源制御装置。
  4. 前記電源制御手段は、
    前記蓄電省電力モードにおいて、前記人体検出手段が人体を検出することなく、前記OFF時間計時手段が前記電源OFF待機時間を計時すると、前記電源供給制御手段に前記内部電源電力の前記装置内への供給を遮断させることを特徴とする請求項3記載の電源制御装置。
  5. 前記電源制御装置は、
    所定の省電力待機時間を計時する省電力計時手段を、さらに備え、
    前記電源制御手段は、
    前記電源供給制御手段が前記蓄電電力を前記内部電源電力として供給し、かつ、前記人体検出手段が人体を検出している状態において、前記装置に対する操作または動作要求が非発生の状態で、前記省電力計時手段が前記省電力待機時間を計時すると、前記蓄電省電力手段に前記蓄電省電力モードを実行させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電源制御装置。
  6. 前記電源制御装置は、
    前記電源OFF待機時間と前記省電力待機時間のうち少なくとも一方を設定する設定手段と、
    情報を報知出力する報知手段と、
    をさらに備え、
    前記電源制御手段は、
    前記設定手段による設定によって、前記電源OFF待機時間が前記省電力時間よりも短くなると、該電源OFF待機時間が該省電力時間よりも短いことを、前記報知手段に報知出力させることを特徴とする請求項5記載の電源制御装置。
  7. 電源制御部から供給される内部電源電力を利用して、画像処理動作を行う画像処理装置であって、前記電源制御部として、請求項1から請求項6のいずれかに記載の電源制御装置を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  8. 外部から供給される外部電源電力から装置内で利用する内部電源電力を生成する電源処理ステップと、
    蓄電している蓄電電力から装置内で利用する内部電源電力を生成する蓄電処理ステップと、
    前記外部電源電力の外部からの供給/非供給を検出する外部電源電力状態検出処理ステップと、
    前記内部電源電力の前記装置内への供給を制御する電源供給制御処理ステップと、
    前記装置の周囲所定範囲における人体の有無を検出する人体検出処理ステップと、
    前記外部電源電力状態検出処理ステップで前記外部電源電力の非供給が検出され、前記人体検出処理ステップで人体が検出されると、前記電源供給制御処理ステップで前記蓄電電力を前記内部電源電力として供給させる電源制御処理ステップと、
    を有していることを特徴とする電源制御方法。
  9. 制御プロセッサに、
    外部から供給される外部電源電力から装置内で利用する内部電源電力を生成する電源処理と、
    蓄電している蓄電電力から装置内で利用する内部電源電力を生成する蓄電処理と、
    前記外部電源電力の外部からの供給/非供給を検出する外部電源電力状態検出処理と、
    前記内部電源電力の前記装置内への供給を制御する電源供給制御処理と、
    前記装置の周囲所定範囲における人体の有無を検出する人体検出処理と、
    前記外部電源電力状態検出処理で前記外部電源電力の非供給が検出され、前記人体検出処理で人体が検出されると、前記電源供給制御処理で前記蓄電電力を前記内部電源電力として供給させる電源制御処理と、
    を実行させることを特徴とする電源制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021027635A (ja) * 2019-08-01 2021-02-22 セイコーエプソン株式会社 モバイルデバイス

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