JP2015123339A - 被検体情報取得装置および被検体情報取得装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光音響測定装置において、計測光の発光時刻と計測データのサンプリング開始時刻との差がばらつくことによる、測定の精度低下を防ぐ。【解決手段】被検体2にパルス光を照射する光照射手段1と、前記パルス光の照射によって被検体内で発生した音響波を受信し、電気信号に変換する音響波探触子31と、前記電気信号をデジタルデータに変換する変換手段32と、前記デジタルデータに基づいて、前記被検体内の情報を表す画像を生成する画像生成手段35と、前記パルス光の発光タイミングを表す発光タイミング信号を生成する通知手段34と、を有し、前記変換手段は、目標のサンプリングレートに対応するクロックのm倍(mは2以上の整数)の周波数を持つクロックを生成し、前記発光タイミング信号を基準として、前記生成したクロックを用いてデータの変換を行い、変換されたデジタルデータをm−1個おきに取得することで当該デジタルデータを間引く。【選択図】図5

Description

本発明は、被検体内の情報を取得する被検体情報取得装置に関する。
近年、光音響効果を利用して被検体内の情報を画像化する光イメージング装置の研究が、医療分野で積極的に進められている。
パルスレーザ光などの計測光を被検体である生体に照射すると、計測光が被検体内の生体組織で吸収される際に音響波が発生する。この現象を光音響効果と呼び、光音響効果により発生した音響波を光音響波と呼ぶ。被検体を構成する組織は、光エネルギーの吸収率がそれぞれ異なるため、発生する光音響波の音圧も異なったものとなる。この光音響波を受信し、受信信号を解析することにより、被検体内で発生した光音響波の音圧分布を取得することができ、当該音圧分布に基づいて、被検体内の情報を表す画像を生成することができる。
具体的には、生体組織から発生した光音響波を、音響波探触子(トランスデューサ)を用いてアナログの電気信号に変換し、A/D変換器によってデジタルデータに変換する。そして、変換されたデジタルデータを処理することによって、画像を再構成する。
光音響効果を利用した測定装置として、例えば特許文献1には、測定対象領域を複数の領域に分割して複数回の測定を行い、それぞれ取得したデータを結合して一枚の画像を再構成する装置が記載されている。
特開2012−005622号公報
光音響効果を利用して被検体の測定を行う場合、パルス光の発光タイミングにばらつきがあると、データの発生タイミングにずれが生じ、再構成された画像がずれるおそれがある。パルス光の発光タイミングのばらつきは、例えばレーザ装置のジッタによって発生する。特許文献1に記載の発明では、この問題を解決するために、パルス光の発光タイミングを検出し、検出したタイミングに基づいて取得したデータを補正することで、ずれの無い画像生成を可能にしている。
しかし、既存の光音響測定装置には、以下のような別の課題がある。
すなわち、A/D変換回路のサンプリング開始時刻とパルス光の発光時刻との差が一定ではないため、再構成された画像がずれてしまうという課題である。当該ばらつきは、特許文献1に記載されているような、パルス光のジッタに起因するばらつきよりも小さい。具体的には、装置のサンプリングクロック周期以下のずれである。従って、画像上に生じるずれも微小なものとなる。しかし、このような微小なずれに起因するアーチファクトは、アーチファクトであることを認識しづらいため、医用の光音響イメージング装置においては誤診につながるおそれがある。
すなわち、当該課題により発生するずれの量は、特許文献1に記載の装置が対応可能なずれよりも小さいが、その影響はむしろ大きいと言える。
また、A/D変換回路のサンプリング開始時刻とパルス光の発光時刻との差にばらつきがあると、取得したデータを平均化した場合に、高周波成分が減衰してしまう。光音響測
定装置においては、信号のSN比を向上させるため、複数回のパルス光を照射し、得られたデータを平均化する手法が多くとられる。しかし、サンプリング開始時刻とパルス光の発光時刻との差にばらつきがある、すなわち、データの先頭がずれている複数のデータに対して平均化処理を行うと、高周波成分が減衰してしまい、測定の精度が低下してしまう。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、光音響測定装置において、計測光の発光時刻と計測データのサンプリング開始時刻との差がばらつくことによる、測定の精度低下を防ぐ技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る被検体情報取得装置は、
被検体にパルス光を照射する光照射手段と、前記パルス光の照射によって被検体内で発生した音響波を受信し、電気信号に変換する音響波探触子と、前記電気信号をデジタルデータに変換する変換手段と、前記デジタルデータに基づいて、前記被検体内の情報を表す画像を生成する画像生成手段と、前記パルス光の発光タイミングを表す発光タイミング信号を生成する通知手段と、を有し、前記変換手段は、目標のサンプリングレートに対応するクロックのm倍(mは2以上の整数)の周波数を持つクロックを生成し、前記発光タイミング信号を基準として、前記生成したクロックを用いてデータの変換を行い、変換されたデジタルデータをm−1個おきに取得することで当該デジタルデータを間引くことを特徴とする。
また、本発明に係る被検体情報取得装置の制御方法は、
被検体にパルス光を照射する光照射手段と、前記パルス光の照射によって被検体内で発生した音響波を受信し、電気信号に変換する音響波探触子と、を有する被検体情報取得装置の制御方法であって、前記光照射手段からパルス光を発生させる光照射ステップと、前記音響波探触子によって変換された電気信号を、周期的なクロック信号を用いてデジタルデータに変換する変換ステップと、前記デジタルデータに基づいて、前記被検体内の情報を表す画像を生成する画像生成ステップと、前記パルス光の発光タイミングを表す発光タイミング信号を生成する通知ステップと、を含み、前記変換ステップでは、目標のサンプリングレートに対応するクロックのm倍(mは2以上の整数)の周波数を持つクロックを生成し、前記発光タイミング信号を基準として、前記生成したクロックを用いてデータの変換を行い、変換されたデジタルデータをm−1個おきに取得することで当該デジタルデータを間引くことを特徴とする。
本発明によれば、光音響測定装置において、計測光の発光時刻と計測データのサンプリング開始時刻との差がばらつくことによる、測定の精度低下を防ぐことができる。
従来技術に係る光音響測定装置の構成を示す図。 従来技術における測定タイムチャート。 従来技術に係る光音響測定装置の構成を示す第二の図。 従来技術において、高周波領域に発生する減衰を説明する図。 第一の実施形態に係る光音響測定装置の構成を示す図。 第一の実施形態における測定タイムチャート。 第二の実施形態に係る光音響測定装置の構成を示す図。 第二の実施形態において、高周波領域に発生する減衰を説明する図。 第三の実施形態に係る光音響測定装置の構成を示す図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、同一の構成要素には原則として同一の参照番号を付して、説明を省略する。また、実施形態の説明で用いる数値や材質等は、発明の範囲を限定するものではない。
(課題の説明)
最初に、前述した課題について、従来技術に係る光音響測定装置のシステム構成図である図1を参照しながら説明する。
光音響測定装置100は、従来の光音響測定装置であり、レーザパルス送信部1、光音響受信部3、システム制御部4からなる。なお、符号2は被検体であり、符号5は画像データの出力端子である。
レーザパルス送信部1は、被検体に対してレーザパルス光を照射する光照射手段であり、送信基準クロック回路11、レーザ発光制御回路12、Qスイッチ13、レーザ装置14からなる。
送信基準クロック回路11は、レーザ発光制御回路12に周期的なクロック信号を供給する手段であり、レーザ発光制御回路12は、Qスイッチ13に対して、パルス光を発光させる発光トリガ(以下、発振開始信号)を送信する回路である。
符号21は、被検体表面にレーザ光を導く光ファイバであり、符号22は、光音響受信部3にレーザの発光時刻を通知するための光ファイバである。
光音響受信部3は、光音響波をアナログの電気信号(以下、光音響信号)に変換する超音波変換器31、AD変換器32、受信基準クロック回路33、光検出器34、信号処理部35からなる。また、AD変換器32は、増幅器321とAD変換回路322からなる。
超音波変換器31は、受信した音響波をアナログ電気信号(光音響信号)に変換する手段である。超音波変換器は、超音波探触子(音響波探触子)とも呼ばれ、例えばCMUTと呼ばれる静電容量型のセンサ等であるが、音響波を電気信号に変換することができれば、どのようなものを用いてもよい。例えば、圧電セラミックス(PZT)を利用した変換素子や、磁性膜を用いるMMUT(Magnetic MUT)、圧電薄膜を用いるPMUT(Piezoelectric MUT)などを用いることができる。
受信基準クロック回路33は、AD変換回路322を駆動するためのサンプリングクロックである受信基準クロックS3を生成するクロック生成手段である。また、光検出器34は、レーザパルスの発光タイミングを検出するための手段である。また、信号処理部35は、AD変換器32で変換されたデジタルデータ(以下、光音響データ)を処理し、画像に変換する画像生成手段である。信号処理部35は、書き込み制御回路351、メモリ352、信号処理回路353からなる。
当該装置において、システム制御部4から、レーザ発光指示がレーザパルス送信部1に送信されると、送信基準クロック回路11が生成したクロックと同期したタイミングで、レーザ発光制御回路12が、発振開始信号S1をQスイッチ13に出力する。そして、レーザ装置14が、当該信号に応答してレーザパルス光を出射させる。
なお、本例ではレーザの発振にQスイッチを用いる例を示すが、他の発振制御手段を用いてもよい。例えば、半導体レーザを用いる場合は、直接変調で十分に高速な応答が可能なため、Qスイッチではなく変調ドライバを使用することもできる。
出射したパルス光は、光ファイバ21によって被検体の表面に導かれ、被検体2に照射される。被検体にパルス光が照射されると、光音響効果によって被検体内の組織から音響波が発生する。この音響波は、超音波変換器31によって受信され、光音響信号に変換される。変換された光音響信号は、所望の振幅になるよう増幅器321で増幅され、AD変換回路322で光音響データS4に変換される。
AD変換回路322に入力されるサンプリングクロックである受信基準クロックS3は、受信基準クロック回路33で作られた、ジッタの少ない安定した基準クロックである。
AD変換回路322からは、光音響データが順次出力されるため、光検出器34から出力される受光トリガ信号S2(発光タイミング信号)を用いてタイミングをとり、所望の数のデータをメモリ352に格納する。すなわち、書き込み制御回路351は、受光トリガ信号を検知した時刻を起点として、受信基準クロックS3の立ち上がりタイミングごとに、AD変換回路322が変換した光音響データを、所定の数だけ連続してメモリ352に格納する。
このようにして、メモリ352には、レーザパルス光の発光に対応する光音響データが格納される。
そして、信号処理回路353が、メモリ352に記憶された光音響データを読み出し、信号処理(画像再構成)を行い、画像データを生成する。生成された画像データは、出力端子5から出力される。
なお、図1では、わかりやすく説明するために、超音波変換器31が一つである場合の構成を図示しているが、特許文献1にあるように、複数の超音波変換器を用いて同時に複数の光音響データを取得するようにしてもよい。この場合、超音波変換器31からメモリ352までの構成が、複数個並列に設けられる。
図2は、前述した光音響測定装置100において、信号またはデータが発生するタイミングを説明する図である。図2中、S1は発振開始信号、S2は受光トリガ信号、S3はサンプリングクロック、S4は光音響データである。
S1は、Qスイッチ13に対して入力される発振開始信号であり、当該信号に応答してパルス光が照射される。S2は、光検出器34が出力する受光トリガ信号であり、パルス光の発光を検出すると立ち上がる。受光トリガ信号S2を検出すると、書き込み制御回路351が、AD変換回路322で変換された光音響データを所定の数だけメモリ352に書き込む。以降の説明において、光音響データとは、サンプリングされたデジタルデータもしくは当該データの集合(ビット列)のことを指す。
図2(A)の例では、発振開始信号S1の生成から時間T1が経過した後に受光トリガ信号S2が発生する。すなわち、時間T1は、レーザ装置14が発光開始信号S1を取得してからレーザパルスを発光させるまでの時間と、光ファイバ22をパルス光が伝搬する時間と、光検出器34のディレイの合計時間である。
また、時間T2は、受光トリガ信号S2が発生してから、直後の受信基準クロックS3の立ち上がり(すなわちサンプリング開始時刻)までの時間である。
メモリ352に書き込むデータの数は、測定すべき被検体の奥行き方向(Z方向)の距離の仕様から決定する。奥行き方向の距離と被検体内の音速から、被検体内で発生した音響波が超音波変換器31に到達するまでの時間がわかる。また、サンプリングクロックである受信基準クロックS3の周期と前記時間から、書き込むデータ数が決定できる。
以上のような構成を持つ光音響測定装置の課題について、図2(B)を参照しながら説明する。図2(A)との違いは、受光トリガ信号S2が発生してから、サンプリングクロックである受信基準クロックS3が立ち上がるまでの時間が異なっている点である。
すなわち、図2(A)では、受光トリガ信号S2から時間T2後に光音響データのサンプリングが始まるが、図2(B)では、時間T3後までサンプリングが始まらない。この時間の違い(ばらつき)は、サンプリングクロックである受信基準クロックS3の周期より短い時間である。このばらつきは、発振開始信号S1を生成するためのクロックと、サンプリングクロックである受信基準クロックS3とが互いに同期していないために発生し、その時間は、パルス光の発光ごとに異なる値となる。
このため、複数回のパルス光を照射すると、パルス光が照射されてから光音響データのサンプリングが開始されるまでの時間が毎回異なるため、生成した光音響データに時間的なずれが生じる。すなわち、複数回のパルス光の照射に対応する複数の光音響データに基づいて画像データを生成すると、画像にずれが生じてしまう。
次に、取得した信号の高周波成分の減衰について説明する。
一般に、人体に対して障害を起こさないようにするため、人体に入射を許容できる単位面積当たりの光エネルギーの上限は決まっている。この値はMPE(Maximum Permissible Exposure)と呼ばれている。すなわち、被検体が人体である場合、発生させる光音響波のレベルを大きくすることには上限がある。
このような状況の中で光音響信号のSN比を向上させるため、被検体に対して複数回のパルス光を照射し、取得した光音響データを平均化する手法が知られている。具体的には、得られる光音響データが同じ波形となるように、超音波変換器31の位置を制御しながら、複数回のパルス光の発光を行い、複数の光音響データを取得する。
平均化は、例えば取得した光音響データを加算し、発光回数で除算してもよいし、単純に加算のみを行ってもよい。得られる光音響信号は相対的なものであるため、加算のみを行っても信号処理上の問題は生じない。本明細書では、以降、平均または平均化という言葉を使用して実施形態を説明するが、平均化は加算処理のみによって行ってもよい。
図3に、従来技術に係る光音響測定装置であって、取得した光音響データの平均化を行う機能を有する光音響測定装置300の構成図を示す。当該装置は、図1に示した光音響測定装置100に、光音響データの平均化を行う回路である平均回路354を追加した形態である。他の構成要素は同一である。
平均回路354は、メモリ352に記憶された光音響データ(すなわち、パルス光の発光毎に対応する光音響データ)を平均化する手段である。ここで行う平均化とは、発光毎にそれぞれ得られた光音響データのデータ列同士の平均をとることを意味している。すなわち、パルス光の発光毎にAD変換回路322で変換された光音響データの列を、先頭から順に所定の数だけ平均化する。
そして、当該平均化したデータを用いて、信号処理回路353が画像データを生成する。
ここで、光音響データを平均化することによって発生する問題について説明する。すなわち、レーザパルスの発光毎に得られた光音響データS4を平均化した結果、光音響データの高周波成分が減衰するという問題である。光音響データの高周波成分とは、得られた光音響データを得られた順に時間軸上に並べた場合、周波数の高い変動成分を指す。
レーザパルスを複数回発光させる場合、前述したように、光音響データが同じ波形となるように、超音波変換器31の位置が制御される。よって、複数回のレーザパルスに対応する光音響信号は、レーザパルス発光時刻を基準とすれば全て同じ波形となる。もちろん、この波形そのものを平均化した場合は、ノイズ以外に起因する波形の変化は起きないため、信号成分の減衰は基本的に発生しない。
しかし、前述したように、複数回パルス光を発光し、その都度光音響データを取得すると、レーザパルスの発光時刻とサンプリング開始時刻にばらつきが発生する。すなわち、取得した光音響データの先頭がずれてしまうため、当該光音響データ同士を平均すると、当該ばらつきに起因したローパスフィルタが形成され、高周波成分が減衰してしまう。
図4を参照しながら具体的に説明する。ここでは、レーザパルスの発光時刻とサンプリング開始時刻とのばらつきがランダムである場合を例に説明を行う。図4(A)〜(H)
は、信号の時間波形と周波数特性を模式的に示した図である。
レーザパルスの発光回数が多い場合、サンプリング時刻のばらつきがランダムだと仮定すれば、平均化した光音響データは、レーザパルスの発光毎に−T/2から+T/2だけ時刻がずれた光音響データを加算し、発光回数で除算したものとなる。(Tはサンプリングクロックの周期である)
すなわち、図4(A)に示した入力波形を、図4(B)で示した波形で畳み込み積分した結果得られる、図4(C)に示した波形を時間Tおきにサンプリングして得られたデータ(図4(D))と等しい。
もちろん、発光回数は有限であるので、図4(B)の波形は連続関数では無い。しかし、発光回数が多い場合、図4(B)に近い形となり、畳み込み積分した結果も、図4(C)に示した波形に近い形状となる。
図4(E)、図4(F)、図4(G)、図4(H)は、それぞれ、図4(A)、図4(B)、図4(C)、図4(D)をフーリエ変換した結果である。図4(A)と図4(B)の波形を畳み込み積分して、図4(C)の波形を計算するため、周波数軸上では、図4(E)の周波数特性と、図4(F)の周波数特性を乗算することによって、図4(G)の周波数特性が計算できる。このようにすると、図4(G)において、(1)で示した灰色部分が減衰していることがわかる。
そして、図4(G)の周波数特性の波形を時間Tの間隔でサンプリングすると、図4(H)のような周波数特性が得られる。このように、レーザパルス発光回数が多い場合、サンプリング時刻のばらつきがランダムだと仮定すれば、平均化された光音響データの周波数特性は、図4(H)に示したように、高い周波数領域が減衰することがわかる。
実際には、レーザパルス発光回数は多くない場合もあり、サンプリング時刻のばらつきがランダムに生じない場合もある。しかし、実施する平均処理が、レーザパルス発光毎にサンプリング時刻のばらついたデータを加算するフィルタと等価であることを考えれば、周波数特性のカーブの形状はさまざまではあるが、少なくとも高周波成分が減衰することは明らかである。もちろん、サンプリング時刻のばらつきが無いデータを加算する場合は、フィルタ効果が生じないので高周波成分は減衰することは無い。
(第一の実施形態)
第一の実施形態に係る光音響測定装置は、レーザパルス光を被検体に照射し、当該パルス光に起因して被検体内で発生した光音響波を受信および解析することで、被検体内の光学特性に関連した機能情報を可視化、すなわち画像化する装置である。
また、前述した課題を解決するために、AD変換を行うためのクロックを、目標のサンプリングレートに対応するクロックの2倍とし、AD変換を行った後に、変換後のデータを1/2に間引く機能を有する。これにより、サンプリング結果に影響を及ぼすことなく、パルス光の発光からサンプリング開始時刻までの時間を短縮することができる。
<システム構成>
まず、図5を参照しながら、第一の実施形態に係る光音響測定装置500の構成を説明する。本実施形態に係る光音響測定装置500は、受信基準クロックS3を逓倍する逓倍回路36を有するという点と、書き込み制御回路355が、AD変換された光音響データを間引く機能を有するという点において、従来技術に係る光音響測定装置100と相違する。
逓倍回路36は、受信基準クロック回路33が生成した受信基準クロックS3をm倍に逓倍する逓倍回路である。そして、m倍に逓倍されたクロックS5(以下、mクロック)を、AD変換回路322に供給するサンプリングクロックとする。
なお、本例では逓倍回路によってmクロックを生成したが、他の構成を用いてもよい。
例えば、mクロックS5を直接クロック回路で生成し、当該mクロックを分周することで受信基準クロックS3を生成してもよい。
書き込み制御回路355は、光音響測定装置100が有する書き込み制御回路351に対応する回路であるが、mクロックS5を用いてAD変換された光音響データを間引く機能を有するという点において相違する。書き込み制御回路355は、AD変換されたデータを、サンプリングレートが1/mとなるように間引き、間引いた後の光音響データをメモリ352に書き込む。
具体的には、受光トリガ信号S2を検知した時刻を起点として、AD変換回路322が変換した光音響データを、m−1個おきにメモリ352に格納することで間引きを行う。
図6に、第一の実施形態におけるタイミングチャートを示す。図6において、S3は受信基準クロックであり、S5は、受信基準クロックS3をm倍に逓倍したmクロックである。なお、mは2以上の整数であるが、本例ではm=2である場合を例に説明を行う。
AD変換回路322は、mクロックS5をサンプリングクロックとして用いる。すなわち、mクロックS5の立ち上がり時刻にAD変換を開始する。S4は、AD変換回路322が変換した光音響データである。
なお、図6(A)は、図2(A)と同一のタイミングでS1,S2,S3の各信号が発生した場合のタイミング図であり、図6(B)は、図2(B)と同一のタイミングでS1,S2,S3の各信号が発生した場合のタイミング図である。
前述したように、AD変換は、受光トリガ信号S2を検出した後のサンプリングクロックの立ち上がりで開始される。そのため、受信基準クロックS3をサンプリングクロックとして用いると、図6(A)の場合は時間T2、図6(B)の場合は時間T3といったように、受光トリガ信号の検出時刻によって、サンプリング開始時刻までの差がばらついてしまう。
一方、第一の実施形態に係る光音響測定装置は、受信基準クロックS3を2倍に逓倍したmクロックS5をサンプリングクロックとして用いる。すなわち、サンプリングクロックの周期が半分になるため、図6(B)のケースの場合、受光トリガ信号の検出からサンプリング開始時刻までの時間が、T3からT4に短縮される。その結果、レーザパルスの発光からサンプリング開始時刻までの時間のばらつきも半分になる。
ただし、単純にサンプリングクロックを2倍に逓倍しただけだと、AD変換されたデータの量も2倍になってしまい、画像再構成などの処理時間が増大してしまう。そこで、本実施形態に係る光音響測定装置は、変換後のデータを間引くことで、サンプリングレートを逓倍前と同じ値にする。
図6を参照しながら説明を続ける。
本実施形態では、受光トリガ信号S2の直後(すなわち、図6(A)の場合は時間T2後、図6(B)の場合は時間T4後)に発生したデータDを1番目の光音響データとしてメモリ352に書き込む。また、データDの次のデータDは破棄し、次のデータDを2番目の光音響データとしてメモリ352に書き込む。このようにして、所望の数だけ、光音響データをメモリ352に書き込む。
すなわち、本実施形態に係る書き込み制御回路355は、m×n+1(n≧0)番目に発生した光音響データのみを取得し、中間にあるm−1個の光音響データをスキップすることで光音響データの間引きを行う。
そして、信号処理回路353が、メモリ352に記憶された光音響データを読み出し、断層画像を再構成して、出力端子5より出力する。
以上説明したように、第一の実施形態に係る光音響測定装置は、所望の受信基準クロックをm倍に逓倍したmクロックS5をサンプリングクロックとして用い、AD変換して得られた光音響データを1/mに間引く。その結果、光音響データの数の増加させることなく、レーザパルスの発光時刻とサンプリング開始時刻とのばらつきを1/m倍に抑えることができる。また、光音響データを間引くことで、データ量と計算量の増加を抑えることができる。
さらに、光音響データを複数回に分けて取得する場合であっても、レーザパルスの発光時刻とサンプリング開始時刻との差が小さくなるため、精度の高い断層画像を取得することができる。また、測定対象領域を複数領域に分割して測定を行い、得られた複数の画像を合成する場合、接続部分に生じるずれを抑制することができる。
なお、本発明は、測定対象領域を分割して複数回の測定を行い、複数の画像データを合成する場合に特に効果が得られる。しかし、領域分割をしない場合であっても、再構成された画像データのZ方向のずれが小さくなるため、別々の測定で得られた画像データが比較しやすくなるという効果を得ることができる。
なお、mの値を大きくすると、レーザパルスの発光時刻とサンプリング開始時刻とのばらつきをより小さくすることができるが、より高速なAD変換が要求されるため、コスト等の影響が問題となる。そのため、mの値は5以下とすることが好適である。
なお、第一の実施形態では、受光トリガ信号の直後のmクロックの立ち上がりでAD変換を開始したが、受光トリガ信号を検出してから変換を開始するまでのサイクルが一定であれば、必ずしも直後でなくてもよい。例えば、k個先(k≧2)のmクロックの立ち上がりを変換開始時刻としてもよい。発光タイミング信号を基準として、常に同じカウント数後に変換を開始すれば、発明の効果を得ることができる。
(第二の実施形態)
第二の実施形態は、被検体内の同一の位置に対して複数回の測定を行い、得られた光音響データを平均化することでSN比を向上させる実施形態である。
図7に、第二の実施形態に係る光音響測定装置700の構成図を示す。当該装置は、第一の実施形態に係る光音響測定装置500に、光音響データの平均化を行う回路である平均回路354を追加した形態である。他の構成要素は第一の実施形態と同一である。
第二の実施形態でも、第一の実施形態と同様に、レーザパルスの発光時刻とサンプリング開始時刻とのばらつきを1/m倍に抑えることができる。ここで、レーザパルスの発光時刻とサンプリング開始時刻とのばらつきが1/m倍になった場合の、平均化した光音響データの周波数特性を、図8を参照しながら説明する。
図8は、レーザパルスの発光時刻とmクロックS5の立ち上がり時刻との差がランダムに生じる場合の、信号の時間波形と周波数特性を模式的に示した図である。ここでは、第一の実施形態と同様に、m=2である場合を例に説明を行う。
図8は、図4(A)と同じ入力波形のデータを平均化する過程を示したものであるが、光音響データのずれが、−T/2mから+T/2mの範囲に分布しているという点において相違する。
図4の説明と同様に、図8(A)で示した入力波形を図8(B)で示した波形で畳み込み積分した結果得られる、図8(C)に示した波形を時間Tおきにサンプリングして得られたデータ(図8(D))が、平均化された光音響データである。
図8(E)、図8(F)、図8(G)、図8(H)は、それぞれ、図8(A)、図8(B)、図8(C)、図8(D)をフーリエ変換した結果である。図8(A)と図8(B)
の波形を畳み込み積分して、図8(C)の波形を計算するため、周波数軸上では、図8(E)の周波数特性と、図8(F)の周波数特性を乗算することによって、図8(G)の周波数特性が計算できる。このようにすると、図8(G)において、(2)で示した灰色部分が減衰した部分となるが、減衰量が、図4(G)と比較して少なくなっていることがわかる。
第二の実施形態も第一の実施形態と同様に、レーザパルスの発光時刻と、サンプリング開始時刻との差のばらつきを防止することができる。また、前述したように、当該差にばらつきが存在する場合、光音響データの高周波成分が減衰するという問題が生じるが、本実施形態では、当該減衰を低減することができる。
また、その結果、高周波成分の減衰が少ないデータ(すなわち劣化が少ないデータ)をもとに、精度の良い解析を行うことができる。また、画像を再構成する場合、画像の劣化を抑制することができる。
このように、本発明は、レーザパルスの発光を複数回行い、発光毎に得られた光音響データを収集し平均化処理することでSN比を向上する光音響イメージング装置に好適に適用することができる。
(第三の実施形態)
第一ないし第二の実施形態では、光検出器34の出力を受光トリガ信号S2とした。これに対し、第三の実施形態は、Qスイッチ(発振制御手段)13に入力される発振開始信号S1を受光トリガ信号S2として利用する形態である。
図9は、第三の実施形態に係る光音響測定装置900の構成図である。当該装置は、光検出部34を有しておらず、書き込み制御回路355が発振開始信号S1を取得してパルス光の発光タイミングを判断するという点において第一の実施形態と相違する。
第三の実施形態に係る光音響測定装置によれば、レーザパルスの発光タイミングを通知する信号を直接用いるため、高価な光ファイバや光検出器を用いることなく、第一の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、第三の実施形態では、発振開始信号S1を利用する形態について述べたが、レーザパルスの発光タイミングがわかる信号であれば、他の信号を利用してもよい。また、本実施形態の構成は、第二の実施形態に適用してもよい。
(変形例)
なお、各実施形態の説明は本発明を説明する上での例示であり、本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更または組み合わせて実施することができる。
例えば、本発明は、上記処理の少なくとも一部を含む被検体情報取得装置として実施することもできる。また、上記処理の少なくとも一部を含む被検体情報取得装置の制御方法として実施することもできる。上記処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
例えば、実施形態の説明では、再構成された画像データを出力する出力端子5を例示したが、出力手段は、ネットワーク入出力端子や、単に画像を記憶するための不揮発性メモリ等であってもよい。また、分割した領域に対して複数回の測定を行い、領域毎に生成した画像データを結合する場合は、出力端子5の外部に、生成された画像データを結合する手段を設けてもよい。
また、実施形態の説明では、信号処理回路としてハードウェアで処理を行う構成を例示したが、信号処理はソフトウェアを用いて行ってもよい。また、再構成された画像データを合成する手段を用いる場合も、同様にソフトウェアで処理するようにしてもよい。特に、近年マルチコア化されたCPUを用いることによって、比較的短時間で画像再構成を行うことができる。
1・・・レーザパルス送信部、3・・・光音響受信部、4・・・システム制御部

Claims (12)

  1. 被検体にパルス光を照射する光照射手段と、
    前記パルス光の照射によって被検体内で発生した音響波を受信し、電気信号に変換する音響波探触子と、
    前記電気信号をデジタルデータに変換する変換手段と、
    前記デジタルデータに基づいて、前記被検体内の情報を表す画像を生成する画像生成手段と、
    前記パルス光の発光タイミングを表す発光タイミング信号を生成する通知手段と、
    を有し、
    前記変換手段は、目標のサンプリングレートに対応するクロックのm倍(mは2以上の整数)の周波数を持つクロックを生成し、前記発光タイミング信号を基準として、前記生成したクロックを用いてデータの変換を行い、変換されたデジタルデータをm−1個おきに取得することで当該デジタルデータを間引く
    ことを特徴とする、被検体情報取得装置。
  2. 前記光照射手段は、被検体に対するパルス光の照射を複数回行い、
    複数回のパルス光の照射によって、被検体内の同一の位置から発生した音響波に対応するデジタルデータを収集し、当該デジタルデータを平均化する平均化手段をさらに有する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の被検体情報取得装置。
  3. 前記通知手段は、被検体に照射された前記パルス光を検出し、当該パルス光を検出した場合に、発光タイミング信号を生成する
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の被検体情報取得装置。
  4. 前記光照射手段を発光させるためのトリガを生成する発振制御手段をさらに有し、
    前記通知手段は、前記トリガに基づいて発光タイミング信号を生成する
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の被検体情報取得装置。
  5. 前記mの値は、2以上かつ5以下である
    ことを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  6. 前記光照射手段は、被検体に対するパルス光の照射を複数回行い、
    前記画像生成手段は、複数回のパルス光の照射によって、被検体内の異なる位置から発生した音響波に対応するデジタルデータを合成して画像を生成する
    ことを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  7. 被検体にパルス光を照射する光照射手段と、
    前記パルス光の照射によって被検体内で発生した音響波を受信し、電気信号に変換する音響波探触子と、
    を有する被検体情報取得装置の制御方法であって、
    前記光照射手段からパルス光を発生させる光照射ステップと、
    前記音響波探触子によって変換された電気信号を、周期的なクロック信号を用いてデジタルデータに変換する変換ステップと、
    前記デジタルデータに基づいて、前記被検体内の情報を表す画像を生成する画像生成ステップと、
    前記パルス光の発光タイミングを表す発光タイミング信号を生成する通知ステップと、
    を含み、
    前記変換ステップでは、目標のサンプリングレートに対応するクロックのm倍(mは2以上の整数)の周波数を持つクロックを生成し、前記発光タイミング信号を基準として、
    前記生成したクロックを用いてデータの変換を行い、変換されたデジタルデータをm−1個おきに取得することで当該デジタルデータを間引く
    ことを特徴とする、被検体情報取得装置の制御方法。
  8. 前記光照射ステップでは、パルス光の照射を複数回行い、
    複数回のパルス光の照射によって、被検体内の同一の位置から発生した音響波に対応するデジタルデータを収集し、当該デジタルデータを平均化する平均化ステップをさらに含む
    ことを特徴とする、請求項7に記載の被検体情報取得装置の制御方法。
  9. 前記通知ステップでは、被検体に照射された前記パルス光を検出し、パルス光を検出した場合に、発光タイミング信号を生成する
    ことを特徴とする、請求項7または8に記載の被検体情報取得装置の制御方法。
  10. 前記光照射ステップでは、前記光照射手段を発光させるためのトリガを生成し、
    前記通知ステップでは、前記トリガに基づいて発光タイミング信号を生成する
    ことを特徴とする、請求項7または8に記載の被検体情報取得装置の制御方法。
  11. 前記mの値は、2以上かつ5以下である
    ことを特徴とする、請求項7から10のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置の制御方法。
  12. 前記光照射ステップでは、パルス光の照射を複数回行い、
    前記画像生成ステップでは、複数回のパルス光の照射によって、被検体内の異なる位置から発生した音響波に対応するデジタルデータを合成して画像を生成する
    ことを特徴とする、請求項7から11のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置の制御方法。
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