JP2015121674A - 表示体 - Google Patents

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Abstract

【課題】偽造防止効果、装飾効果、または美的効果を奏する表示体を提供する。【解決手段】光学構造形成層および反射層を含む表示体である。前記光学構造形成層が、その表面に複数のグラデーション構成要素領域を含み、前記複数のグラデーション構成要素領域が、2つの界面領域をそれぞれ含み、前記2つの界面領域のうちの一方の界面領域に複数の凹部または凸部が設けられており、前記一方の界面領域が、前記2つの界面領域のうちの他方の界面領域と比較して、より大きな見かけ上の面積に対する表面積の比を有し、単位面積当たりの前記一方の界面領域の見かけ上の面積の割合が、前記複数のグラデーション構成要素領域ごとに異なっており、前記反射層が、前記2つの界面領域のうち前記他方の界面領域上に選択的に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、偽造防止、装飾効果及び美的効果の提供に好適な表示体に関する。
有価証券、証明書、ブランド品及び個人認証媒体などの物品は、偽造が困難であることが望まれる。そのため、このような物品には、偽造防止効果に優れた表示体を支持させることがある。
このような表示体の多くは、回折格子、ホログラム及びレンズアレイなどの微細構造を含んでいる。これらの微細構造は、通常は解析することが困難である。また、これらの微細構造を含んだ表示体を製造するためには、電子線描画装置などの高価な製造設備が必要である。それゆえ、このような表示体は、高い偽造防止効果を発揮し得る。
また、このような表示体の視認性を高めるため、および偽造をより困難とするために、文字、ロゴ、または他のパターンの形をした金属反射層を付与することが知られている。
従来より、パターン状の金属反射層を有する金属反射層のパターン化は、金属反射層上にマスク剤をポジパターンで印刷し、マスク剤で印刷されていない部分を腐食剤で腐食させることによりパターンを形成するエッチング加工によりパターン化されてきた。
例えば、金属反射層上にマスク剤をポジパターンで印刷し、マスク剤で印刷されていない部分を腐食剤で腐食させる加工方法として、特許文献1に記載の方法が知られている。
また、反射層を高い位置精度で形成するために、深さ幅比が大きな凹凸構造を備えた第一の領域と、平坦であるかまたは深さ対幅比がより小さな凹凸構造を備えた第二の領域とを含んだレリーフ構造形成層を示す特許文献2が知られている。
特開2005−7624号公報 国際公開第2010/147185号明細書
金属反射層上にマスク剤をポジパターンで印刷し、マスク剤で印刷されていない部分を腐食剤で腐食させる加工方法(特許文献1)は、マスク印刷のかすれから網点のばらつきが起きるため、比較的大きな解像度(例えば300dpi)が限界である。そのため、上記加工方法では、豊かな階調表現が難しい。
他方、細かい画素でのスムーズな階調表現、段階的な濃度の移り変わりを表現できる表示体が望まれている。
本発明の目的は、偽造防止効果、装飾効果、または美的効果を奏する表示体を提供することである。
本発明の他の目的は、細かい画素でのスムーズな階調表現、段階的な濃度の移り変わりを表現できる表示体を提供することである。
本発明の課題を解決するための手段の一例は、光学構造形成層(16)および反射層(18)を含む表示体(10)であって、
前記光学構造形成層(16)が、その表面に複数のグラデーション構成要素領域を含み、
前記複数のグラデーション構成要素領域が、2つの界面領域をそれぞれ含み、
前記2つの界面領域のうちの一方の界面領域に複数の凹部または凸部が設けられており、
前記一方の界面領域が、前記2つの界面領域のうちの他方の界面領域と比較して、より大きな見かけ上の面積に対する表面積の比を有し、
単位面積当たりの前記一方の界面領域の見かけ上の面積の割合が、前記複数のグラデーション構成要素領域ごとに異なっており、
前記反射層(18)が、前記2つの界面領域のうち前記他方の界面領域上に選択的に形成されている、表示体である。
ここで、前記他方の界面領域に複数の凹部または凸部が設けられていてもよい。
また、前記複数のグラデーション構成要素領域が連続的または非連続的に配置されていることにより全体として滑らかなグラデーション表現を実現しているのが好ましい。
あるいは、前記複数のグラデーション構成要素領域が、更なる界面領域を含み、前記更なる界面領域が鏡面として構成されていても良い。
また、前記反射層が金属を含む層として構成されているのが好ましい。
本発明の課題を解決するための手段の別の例は、光学構造形成層(16)および反射層(18)を含む表示体(10)であって、
前記光学構造形成層(16)が、その表面に第1グラデーション構成要素領域(D1)および前記第1グラデーション構成要素領域(D1)と異なる第2グラデーション構成要素領域(D2)を含み、
前記第1グラデーション構成要素領域(D1)が、第1界面領域(I1)および第2界面領域(I2)を含み、
前記第1界面領域(I1)に第1の複数の凹部または凸部(16a)が設けられており、
前記第1界面領域(I1)が、前記第2界面領域(I2)と比較して、より大きな見かけ上の面積(S1)に対する表面積の比を有し、
単位面積当たりの前記第2界面領域(I2)の見かけ上の面積(S2)の割合が、第1面積割合(A1)であり、
前記第2グラデーション構成要素領域(D2)が、第3界面領域(I3)および前記第3界面領域(I3)と異なる第4界面領域(I4)を含み、
前記第3界面領域(I3)に第3の複数の凹部または凸部(16c)が設けられており、
前記第3界面領域(I3)が、前記第4界面領域(I4)と比較して、より大きな見かけ上の面積(S3)に対する表面積の比を有し、
単位面積当たりの前記第4界面領域(I4)の見かけ上の面積(S4)の割合が、第2面積割合(A2)であり、
前記第2面積割合(A2)が前記第1面積割合(A1)より大きく、
前記反射層(18)が、前記第1界面領域(I1)および前記第2界面領域(I2)のうち前記第2界面領域(I2)上に選択的に形成され、かつ、前記第3界面領域(I3)および前記第4界面領域(I4)のうち前記第4界面領域(I4)上に選択的に形成されている、表示体である。
本発明によれば、例えば偽造防止効果、装飾効果、または美的効果を奏する表示体を提供できる。あるいは、細かい画素でのスムーズな階調表現、段階的な濃度の移り変わりを表現できる表示体を提供できる。
本発明の表示体の一例を概念的に示す横断面図である。 本発明の表示体の別の例を概念的に示す横断面図である。 本発明の表示体の形成過程の一例を示す説明図である。 本発明の表示体の別の例を示す説明図である。 図4のA部分の拡大図である。 図4のB部分の拡大図である。 互いに隣接したグラデーション構成要素領域の一例を示す。図中の数値は面積割合の例を示す。 互いに離間した複数のグラデーション構成要素領域とこれに隣接したグラデーション構成要素領域との組み合わせの一例を示す。図中の数値は面積割合の例を示す。 互いに隣接した複数のグラデーション構成要素領域を1単位とした例を示す。図中の数値は面積割合の例を示す。
以下、本発明を実施するための好適な形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の表示体の好適な形態の一例を概念的に示す横断面図である。図1において、表示体10は、光学構造形成層16、反射層18およびマスク層20をこの順に含む。図2は、本発明の表示体の使用例を概念的に示す横断面図である。なお、図2においてマスク層は図示省略されている。なお、以降の各図において同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
<支持体>
図2に示すように、表示体10の形成時に、光学構造形成層16を支持するため支持体12を設けることができる。支持体12は、後述する剥離兼保護層14を介して光学構造形成層16を支持する。なお、光学構造形成層16は、図示省略した基材上に接着層22を介して接着することができる。基材としては、PET等の公知のプラスチックフィルムを用いることができる。
<剥離兼保護層>
剥離兼保護層14は、後述する光学構造形成層16の一方の面に配置し得る層である。例えば、光学構造形成層16と支持体12との間に、剥離兼保護層14を配置することができる。この場合、光学構造形成層16および剥離兼保護層14は、光学層を構成し、光学層は支持体12上に形成される。
剥離兼保護層14は、熱可塑性アクリル樹脂、塩化ゴム樹脂、あるいはこの塩化ゴム樹脂とニトロセルロース、アセチルセルロース、セルロースアセテートブチレート、ポリスチレンまたは塩酢ビ樹脂の混合物等から形成することができる。また、これらの材料にメラミン樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂あるいは尿素樹脂等の熱硬化性樹脂を加えた材料により構成してもよい。剥離兼保護層14は、これらの層構成材料をグラビア法やマイクログラビア法などの公知のコーティング法を用いて0.1μmから10μmの厚さで基材上にコーティングすることにより形成することができる。
<光学構造形成層>
光学構造形成層16は、例えば光透過性の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、及び紫外線または電子線硬化性樹脂(以下、光硬化性樹脂ともいう)などの樹脂を使用して形成することができる。光学構造形成層16の材料として熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂を用いると、原版を用いた転写により、一方の主面に、凹構造または凸構造を容易に形成することができる。
光透過性を有する熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、酢酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、ニトロセルロース、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリルスチレン共重合体、塩化ビニル及びポリメタクリル酸メチルが挙げられる。
光透過性を有する熱硬化性樹脂としては、例えば、ポリイミド、ポリアミド、ポリエステルウレタン、アクリルウレタン、エポキシウレタン、シリコーン、エポキシ及びメラミン樹脂が挙げられる。
光硬化性樹脂とは、紫外線及び電子線などの光の照射によって硬化する樹脂をいう。光の照射によってラジカル重合する代表的な樹脂としては、分子中にアクリロイル基を有するアクリル樹脂が挙げられる。アクリル樹脂として、例えば、エポキシアクリレート系、ウレタンアクリレート系、ポリエステルアクリレート系若しくはポリオールアクリレート系のオリゴマー若しくはポリマー、単官能、2官能若しくは多官能重合性(メタ)アクリル系モノマー(例えば、テトラヒドロフルフリルアクリレート、2−ヒドロキシメチルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリトリトールトリアクリレートまたはペンタエリトリトールテトラアクリレート)またはそのオリゴマー若しくはポリマー、またはこれらの混合物が使用される。
<グラデーション構成要素領域>
光学構造形成層16は、その表面に複数のグラデーション構成要素領域を含む。複数のグラデーション構成要素領域は、典型的には互いに隣接しまたはその近くに位置する。本発明は、複数のグラデーション構成要素領域が互いに離間している構成も含む。図1に示された例において、光学構造形成層16は、その表面に第1グラデーション構成要素領域D1および第1グラデーション構成要素領域D1と異なる第2グラデーション構成要素領域D2を含む。複数のグラデーション構成要素領域が互いに離間している場合、複数のグラデーション構成要素領域間に例えば図2に示されるような平坦面領域dを配置してもよい。
<界面領域>
複数のグラデーション構成要素領域は、2つの界面領域をそれぞれ含む。図1において、第1グラデーション構成要素領域D1は、第1界面領域I1および第2界面領域I2を含み、第2グラデーション構成要素領域D2は、第3界面領域I3および第4界面領域I4を含む。複数のグラデーション構成要素領域は、それぞれ界面領域を少なくとも2種類含んでいれば良い。複数のグラデーション構成要素領域は、同種または異種の界面領域を更に含んでいても良い。
2つの界面領域のうちの一方の界面領域に複数の凹部または凸部が設けられている。図1の第1グラデーション構成要素領域D1においては、第1界面領域I1に第1の複数の凹部または凸部16aが設けられている。これら第1の複数の凹部または凸部16aは、200〜1500nmの範囲内の最小中心間距離で二次元的に配置するのが好ましい。第1の複数の凹部または凸部16aは、典型的には、規則的に配置されている。第1の複数の凹部または凸部16aの各々は、典型的には順テーパ形状を有している。第1の複数の凹部または凸部16aの深さまたは高さは、典型的には0.3〜0.5μmの範囲にある。第1の複数の凹部または凸部16aの最小中心間距離に対する深さまたは高さの比(以下、アスペクト比ともいう)は、例えば、0.5〜1.5の範囲にある。これらの構造は、版を用いて光学構造形成層の形成時または形成後に形成することができる。
他方の界面領域は、例えば虹色を呈する回折構造、白っぽく見える光散乱構造、または銀色を呈するアルミの鏡面等の無構造とすることができる。
ここで界面領域の見かけ上の大きさとは、当該領域に平行な平面への当該領域の正射影の領域の最大長さまたは幅、あるいは、凹部または凸部を無視した当該領域の最大長さまたは幅を意味する。本願においては、超微細な反射層を含むグラデーション構成要素領域を、以下に詳述される方法で形成できるので、種々のグラデーション表現を実現できる。なお、本願において「グラデーション」とは、階調、ぼかし、濃淡、および濃淡の段階的変化を意味し、更に、連続的な濃度変化の他、非連続的な濃度変化を呈するステップパターンの変化をも意味し、「グラデーション表現」は、これらを実現する表現を意味するものとする。グラデーション表現は、典型的には、金属で形成された反射層が目で見て階調になっているものおよび混色するもの(並置混色等)すべてを含んでいる。特に複数のグラデーション構成要素領域を連続的に配置することにより、超微細な反射層を含むグラデーション構成要素領域も連続的に配置され、従来のマスク印刷等ではなし得なかった滑らかなグラデーション表現が実現可能となっている。
一方の界面領域は、他方の界面領域と比較して、より大きな見かけ上の面積に対する表面積の比を有している。ここで、領域の見かけ上の面積とは、当該領域に平行な平面への当該領域の正射影の面積、あるいは、凹部または凸部を無視した当該領域の面積を意味する。領域の表面積とは、凹部または凸部を考慮した当該領域の面積を意味する。図1の第1グラデーション構成要素領域D1においては、光学構造形成層16の第1界面領域I1の部分が、光学構造形成層16の第2界面領域I2の部分と比較して、より大きな見かけ上の面積S1に対する表面積の比を有している。この場合、第1界面領域I1の見かけ上の面積S1に対する表面積の比は、第1の凹部または凸部16aの深さまたは高さの値が第2界面領域I2の場合と比較して大きいため、比較的大きくなる。これに対し、第2界面領域I2の見かけ上の面積S2に対する表面積の比は、第2の凹部または凸部16bの深さまたは高さの値が第1界面領域I1の場合と比較して小さいため、比較的小さくなる。この場合、第1界面領域I1の見かけ上の面積S1に対する表面積の比は、第2界面領域I2の見かけ上の面積S1に対する表面積の比と比較して、大きい。
図1に示された第2グラデーション構成要素領域D2の第3界面領域I3に設けられた第3の複数の凹部または凸部16c、および第4界面領域I4に設けられた第4の複数の凹部または凸部16dは、それぞれ第1グラデーション構成要素領域D1の第1界面領域I1に設けられた第1の複数の凹部または凸部16a、および第2界面領域I2に設けられた第2の複数の凹部または凸部16bと同一または類似の構成とすることができるため、その説明を省略する。
単位面積当たりの一方の界面領域の見かけ上の面積の割合(百分率または比率)が、複数のグラデーション構成要素領域ごとに異なっている。単位面積は任意の面積に設定できるが、例えばある領域(単位領域ともいう)の一片が2〜80μm、好ましくは3〜60μm、更に好ましくは5〜10μmの正方形の面積とすることができる。単位面積(単位領域)内の各界面領域の凹部または凸部の分布は、典型的には一様であるが階調表現を含んでいても良い。上記割合は、1%〜100%の範囲で選択的に決定することができる。複数のグラデーション構成要素領域ごとに連続的に分布比率を変化させることでグラデーションを滑らかに表現できる。表示体の上記割合を実際に測定するためには、例えば光学顕微鏡などで拡大観察、撮像し構造の有無による濃淡情報から割合を把握することができる。
<反射層>
反射層18としては、例えば、アルミニウム、銀、錫、クロム、ニッケル、銅、金、およびこれらの合金からなる群から選択された金属を含む層として構成されることができる。この場合、反射層18は、典型的には、真空製膜法を用いて形成する。真空製膜法としては、例えば、真空蒸着法及びスパッタリング法が挙げられる。反射層の厚みは、例えば、1nm〜100nmの範囲内とする。
反射層18は、表示の際に、視認性がより優れた像を表示させる役割を担っている。また、反射層18を設けることにより、光学構造形成層16の一方の主面に設けられた凹部または凸部の損傷を生じ難くすることも可能となる。
<マスク層>
反射層18を覆うようにマスク層20を設けることができる。マスク層20の材料としては、例えば、MgF、Sn、Cr、ZnS、ZnO、Ni、Cu、Au、Ag、TiO、MgO、SiO及びAl等の無機物を使用することができる。或いは、マスク層20の材料として、例えば、アクリレート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート等の重合性化合物等の重量平均分子量が1500以下の有機物や、これら重合性化合物と開始剤とを混合し、放射線硬化樹脂として気相堆積した後に、放射線照射によって重合させたものを使用することができる。或いは、マスク層20の材料として、金属アルコキシドや、金属アルコキシドを気相堆積した後これを重合させたものを使用してもよい。この際、気相堆積の後、重合させる前に、乾燥処理を行ってもよい。
マスク層20の材料の気相堆積は、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法又はCVD法を用いて行う。この気相堆積は、光学構造形成層16の表面に平行な面内方向について均一な密度で行うことが好ましい。
ここで、第1材料18a上に、第1界面領域I1の見かけ上の面積に対する第1界面領域I1の位置における第2材料20aの量の比と、第2界面領域I2の見かけ上の面積に対する第2界面領域I2の位置における第2材料20aの量との比が互いに等しくなるように、第2材料20aを積層する。
上述したように、第1界面領域I1は、第2界面領域I2と比較して、見かけ上の面積に対する表面積の比がより大きい。従って、マスク層20が第1界面領域I1及び第2界面領域I2の表面形状に対応した表面形状を有するように上記の設定膜厚を定めた場合、第2材料20aのうち第1界面領域I1に対応した部分は、第2界面領域I2に対応した部分と比較して、平均膜厚がより小さくなる。
また、上記の設定膜厚を更に小さな値に定めることにより、第1界面領域I1に対応した部分では複数の凹部又は凸部16aの配置に対応して部分的に開口しており且つ第2界面領域I2に対応した部分では第2界面領域I2の表面形状に対応した表面形状を有したマスク層20を形成することができる。
こうして、マスク層20のうち第1、3界面領域I1、I3に対応した部分は、当該領域の表面形状に対応した表面形状を有するか、又は、当該領域に設けられた複数の凹部又は凸部の配置に対応して部分的に開口しているようにすることができる。図3に示す例では、マスク層20を形成するための第2材料20aが、反射層18を形成するための第1材料18aの上で、第1の複数の凹部または凸部16aの位置に部分的に開口した不連続膜を形成している。
図3に示された第2グラデーション構成要素領域D2の第1材料18aおよび第2材料20aは、それぞれ第1グラデーション構成要素領域D1の第1材料18aおよび第2材料20a同一の構成とすることができるため、その説明を省略する。
なお、表示体においてマスク層は省略されることもある。
<反応性材料>
本発明においては、第2材料を反応性材料と反応させることにより、反射層およびマスク層を、2つの界面領域のうち他方の界面領域上に選択的に形成する。
典型的には、第1材料18aおよび第2材料20aを設けた光学構造形成層18を、反応性材料と反応させる。反応性材料は、第2材料20aの材料との反応を生じ得る反応性ガス又は液である。反応性材料として、第2材料20aの材料を溶解可能なエッチング液を使用する場合、のエッチング液としては、典型的には、水酸化ナトリウム溶液、炭酸ナトリウム溶液及び水酸化カリウム溶液等のアルカリ性溶液を使用する。或いは、エッチング液として、塩酸、硝酸、硫酸及び酢酸等の酸性溶液を使用してもよい。
<具体的な手順>
本発明の表示体は、例えば次の手順で形成される。
(1)1ピクセル2〜80μの画像を用意する。
(2)市販のソフトウェアで画像をモノクロ(グレースケール)にする。
(3)市販のソフトウェアでディザ処理を行い白黒画像にする。
(4)上記白黒画像を、光学構造形成層の界面領域を設定するためのデータ(描画データ)として使用する。
(5)以下の方法で形成する。
まず、図3に示すような複数の第1凹部または凸部16a〜16dを含んだ光学構造形成層16を準備する。図3において複数の第1凹部または凸部16aおよび複数の第1凹部または凸部16cの各凹部または凸部は同じ構造を有しており、複数の第2凹部または凸部16bおよび複数の第4凹部または凸部16dの各凹部または凸部は同じ構造を有している。この光学構造形成層16が、最終的な表示体の表面に対応する表面を有することになる。
次に、第1材料18aを複数の第1凹部または凸部16a〜dの全体に対して気相堆積させる。第1材料18aは、反射層18を形成するための材料である。第1材料18aは、複数の第1凹部または凸部16a〜dに対応した表面形状を有した連続膜を形成している。
更に、第2材料20aを第1材料18aに対して気相堆積させる。第2材料20aは、マスク層20を形成するための材料である。
図3に示す例では、第2材料20aのうち第1、3界面領域I1、I3に対応した部分は、第1材料18aの上で、それぞれ複数の凹部または凸部16a、16cに対応して部分的に開口した不連続膜を形成している。また、第2材料20aのうち第2、4界面領域I2、I4に対応した部分は、それぞれ複数の凹部または凸部16b、16dに対応した表面形状を有した連続膜を形成している。
続いて、第1材料18aおよび第2材料20aを、第1材料18aすなわち反射層18の材料との反応を生じ得る反応性材料に曝す。そして、少なくとも第1、3界面領域I1、I3の位置で、第1材料18aとの反応を生じさせる。ここでは、反応性ガス又は液の一例として、第1材料18aすなわち反射層18の材料を溶解可能なエッチング液を使用する場合について説明する。
図3に示すように、第2材料20aのうち第2、4界面領域I2、I4に対応した部分は連続膜を形成しているのに対し、第1、3界面領域I1、I3に対応した部分は、部分的に開口した不連続膜を形成している。これに起因して、第1材料18aのうち第1、3界面領域I1、I3に対応した部分は、第2、4界面領域I2、I4に対応した部分と比較してよりエッチングされ易い。
また、第1材料18aのうち第2材料20aによって被覆されていない部分が除去されると、第1材料18aには、第2材料20aの開口に対応した開口が生じる。エッチングを更に続けると、第1材料18aのエッチングは、各開口の位置で面内方向に進行する。その結果、第1、3界面領域I1、I3上では、第1材料18aのうち第2材料20aを支持している部分が、その上の第2材料20aと共に除去される。
従って、エッチング液の濃度及び温度並びにエッチングの処理時間等を調整することにより、第1材料18aのうち第1、3界面領域I1、I3に対応した部分のみを除去することができる。なお、この際、第1材料18aのうち第1、3界面領域I1、I3に対応する部分の除去に伴って、第2材料20aのうち第1、3界面領域I1、I3に対応した部分も除去される。
以上のようにして、図1に示す表示体10を得る。
以下のようにして、光学構造形成層と反射層とマスク層との積層体を製造した。
まず、紫外線硬化型樹脂の材料として、50.0質量部のウレタン(メタ)アクリレートと、30.0質量部のメチルエチルケトンと、20.0質量部の酢酸エチルと、1.5質量部の光開始剤とを含んだ組成物を準備した。ウレタン(メタ)アクリレートとしては、多官能性であり且つ分子量が6000であるものを使用した。光開始剤としては、チバスペシャリティー製「イルガキュア184」を使用した。
次に、厚みが23μmである透明PETフィルム上に、上記の組成物を、乾燥膜厚が1μmとなるように、グラビア印刷法によって塗布した。
次いで、複数の凸部が設けられた原版を版胴の円筒面に支持させ、この原版を先の塗膜に押し当てながら、PETフィルム側から紫外線を照射した。これにより、上記の紫外線硬化樹脂を硬化させた。この際、プレス圧力は2kgf/cmとし、プレス温度は80℃とし、プレススピードは10m/分とした。また、紫外線の照射は、高温水銀灯を用いて、300mJ/cmの強度で行った。ここで、上記原版は、光学構造形成層の界面領域を設定するためのデータ(描画データ)を用いて作成されたものである。
以上のようにして、複数の界面領域を含んだ主面を有した光学構造形成層を得た。
この光学構造形成層の一方の界面領域には、その全体に、正方格子状に配列した複数の凹部を形成した。これら凹部の形状は、角錐状とした。また、これら凹部の最小中心間距離は、333nmとした。そして、これら凹部の開口部の幅は333nmとし、深さは333nmとした。即ち、前記一方の界面領域には、溝の開口部の幅に対する深さの比が333nm/333nm=1.0である複数の凹部を形成した。
また、この光学構造形成層の他方の界面領域には、その全体に、規則的に配列した複数の溝を形成した。これら溝の断面形状は、V字形状とした。また、これら溝のピッチは1000nmとした。そして、これら溝の開口部の幅は1000nmとし、深さは100nmとした。即ち、前記他方の界面領域には、溝の開口部の幅に対する深さの比が100nm/1000nm=0.1である複数の溝を形成した。
続いて、光学構造形成層の上記主面上に、反射層を形成するための第1材料として、Alを真空蒸着させた。この際、反射層の設定膜厚は、50nmとした。
その後、第1材料の層の光学構造形成層とは反対側の主面上に、マスク層を形成するための第2材料として、MgFを真空蒸着させた。なお、この際、MgFの設定膜厚は、20nmとした。
以上のようにして、光学構造形成層と反射層とマスク層との積層体を得た。
次に、上述の積層体を、エッチング処理に供した。具体的には、この積層体を、濃度が0.1mol/Lで、液温が60℃の水酸化ナトリウム水溶液に7秒間に亘って曝した。これにより、第1材料の層及び第2材料の層のうち前記他方の界面領域に対応した部分を除去した。
図4は、本発明の表示体の別の例を示す説明図である。図5は、図4のA部分の拡大図である。図6は、図4のB部分の拡大図である。
図4において、表示体30は、複数のグラデーション構成要素領域として多数のグラデーション構成要素領域を含んでいて連続的で滑らかなグラデーション表現を実現している表示体である。図4においては、これら多数のグラデーション構成要素領域のうち、3つのグラデーション構成要素領域が示されている。表示体が連続的で滑らかなグラデーション表現を実現している場合は、表示体は多数のグラデーション構成要素領域を含むが、そのような表示体は、互いに隣接したグラデーション構成要素領域を多数組含む表示体として理解することができる(図7)。なお、本願の表示体は、連続的なグラデーション表現を含む表示体であっても良いし、非連続的なグラデーション表現を含む表示体であっても良い。ここで、本願において連続的なグラデーション表現を含む表示体は、互いに離間した任意の2つのグラデーション構成要素領域を含む表示体を含み、互いに離間した複数のグラデーション構成要素領域とこれに隣接したグラデーション構成要素領域とを組み合わせた表示体を含む(図8)。また、本願の表示体は、互いに隣接した複数のグラデーション構成要素領域を1単位として(図9)、段階的にならべた表示体を含む。非連続的なグラデーション表現は、例えば点描様のグラデーション表現であり、ディザ(誤差拡散やパターンなど)によるグラデーション表現とすることができる。なお、1つのグラデーション構成要素領域内で、第1界面領域および第2界面領域が、規則的に、不規則に、一様に、またはグラデーション表現を実現するように、分布していても良い。
ここで、例えば単位面積当たりの第2界面領域I2の見かけ上の面積S2の割合を、第1面積割合A1とする。あるいは、第1界面領域I1の単位面積当たりの見かけ上の面積をS1とし、第2界面領域I2の単位面積当たりの見かけ上の面積をS2としたとき、第2界面領域I2の単位面積当たりの見かけ上の面積S2の、第1界面領域I1の単位面積当たりの見かけ上の面積S1および第2界面領域I2の単位面積当たりの見かけ上の面積S2の合計に対する比を、第1面積割合A1としても良い。図示された例においては、第1面積割合A1は20%である。
また、単位面積当たりの第4界面領域I4の見かけ上の面積S4の割合を、第2面積割合A2とする。あるいは、第3界面領域I3の単位面積当たりの見かけ上の面積をS3とし、第4界面領域I4の単位面積当たりの見かけ上の面積をS4としたとき、第4界面領域I4の単位面積当たりの見かけ上の面積をS4の、第3界面領域I3の単位面積当たりの見かけ上の面積S3および第4界面領域I4の単位面積当たりの見かけ上の面積S4の合計に対する比を、第2面積割合A2としても良い。図示された例においては、第2面積割合A2は50%である。
ここで、第1グラデーション構成要素領域D1の第1面積割合20%は、光学顕微鏡で拡大観察、撮像し構造の有無による濃淡情報から割合を把握した。こうして、第1界面領域と、第2界面領域の面積分割によりグラデーション表現を行った。
なお、本発明は第1グラデーション構成要素領域D1および第2グラデーション構成要素領域D2と異なる第3表領域D3を更に含むことができる。第3グラデーション構成要素領域D3は、第5界面領域および第6界面領域を含み、第1グラデーション構成要素領域D1の第1面積割合および第2グラデーション構成要素領域の第2面積割合と異なる第3面積割合を有することができるが、第1グラデーション構成要素領域D1および第2グラデーション構成要素領域D2の説明を援用できるので、その説明を省略する。
本発明は、上記具体的な態様または実施例に記載された記載に限定されない。特に、特許請求の範囲の参照符号の記載は、本発明の理解を容易にする目的にのみ用いられるものであり、本発明の範囲は参照符号の記載に何ら限定されるものではない。本願発明から逸脱しない範囲で、具体的な態様または実施例に記載された内容の各要素の組み合わせや様々な変形が可能である。
10 表示体
12 支持体
14 剥離兼保護層
16 光学構造形成層
16a〜16d 複数の第1〜4凹部または凸部
18 反射層
18a 第1材料
20 マスク層
20a 第2材料
22 接着層
D1〜D2 第1〜2グラデーション構成要素領域
I1〜I4 第1〜4界面領域

Claims (6)

  1. 光学構造形成層(16)および反射層(18)を含む表示体(10)であって、
    前記光学構造形成層(16)が、その表面に複数のグラデーション構成要素領域を含み、
    前記複数のグラデーション構成要素領域が、2つの界面領域をそれぞれ含み、
    前記2つの界面領域のうちの一方の界面領域に複数の凹部または凸部が設けられており、
    前記一方の界面領域が、前記2つの界面領域のうちの他方の界面領域と比較して、より大きな見かけ上の面積に対する表面積の比を有し、
    単位面積当たりの前記一方の界面領域の見かけ上の面積の割合が、前記複数のグラデーション構成要素領域ごとに異なっており、
    前記反射層(18)が、前記2つの界面領域のうち前記他方の界面領域上に選択的に形成されている、表示体。
  2. 前記他方の界面領域に複数の凹部または凸部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表示体。
  3. 前記複数のグラデーション構成要素領域が連続的または非連続的に配置されていることにより全体として滑らかなグラデーション表現を実現している、請求項1または2に記載の表示体。
  4. 前記複数のグラデーション構成要素領域が、更なる界面領域を含み、前記更なる界面領域が鏡面として構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示体。
  5. 前記反射層が金属を含む層として構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示体。
  6. 光学構造形成層(16)および反射層(18)を含む表示体(10)であって、
    前記光学構造形成層(16)が、その表面に第1グラデーション構成要素領域(D1)および前記第1グラデーション構成要素領域(D1)と異なる第2グラデーション構成要素領域(D2)を含み、
    前記第1グラデーション構成要素領域(D1)が、第1界面領域(I1)および第2界面領域(I2)を含み、
    前記第1界面領域(I1)に第1の複数の凹部または凸部(16a)が設けられており、
    前記第1界面領域(I1)が、前記第2界面領域(I2)と比較して、より大きな見かけ上の面積(S1)に対する表面積の比を有し、
    単位面積当たりの前記第2界面領域(I2)の見かけ上の面積(S2)の割合が、第1面積割合(A1)であり、
    前記第2グラデーション構成要素領域(D2)が、第3界面領域(I3)および前記第3界面領域(I3)と異なる第4界面領域(I4)を含み、
    前記第3界面領域(I3)に第3の複数の凹部または凸部(16c)が設けられており、
    前記第3界面領域(I3)が、前記第4界面領域(I4)と比較して、より大きな見かけ上の面積(S3)に対する表面積の比を有し、
    単位面積当たりの前記第4界面領域(I4)の見かけ上の面積(S4)の割合が、第2面積割合(A2)であり、
    前記第2面積割合(A2)が前記第1面積割合(A1)より大きく、
    前記反射層(18)が、前記第1界面領域(I1)および前記第2界面領域(I2)のうち前記第2界面領域(I2)上に選択的に形成され、かつ、前記第3界面領域(I3)および前記第4界面領域(I4)のうち前記第4界面領域(I4)上に選択的に形成されている、表示体。
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