JP2015121393A - 換気システム - Google Patents

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容 林
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【課題】浴室から回収される汚染空気によって換気ファン本体に悪影響が及ぶおそれがなく、換気ファン本体の頻繁なメンテナンス並びに交換が不要となって、そのための手間を省くと共に、コストを削減することができる換気システムを提供することを課題とする。【解決手段】浴室15以外の複数の室から伸びるダクトホース2をそれぞれ換気ファン本体1に直結し、換気ファン本体1から室外に伸びる排気ダクト3の途中に分岐管4を設け、分岐管4を浴室11内に連通させる構成とすることで、浴室11からの汚染空気が換気ファン本体1内に流入しないようにした。排気ダクト3内の分岐管4設置部よりも室内側に、ドーナツ状の絞径板8が設置されることがある。【選択図】図1

Description

本発明は、換気システムに関するものであり、より詳細には、一般住宅、特に高断熱・高気密住宅等において、住宅全体に亘り、常時、機械換気を行なうための換気システムに関するものである。
近年、新築・改築後の住宅やビルにおいて、建築材料・家具等から発散する化学物質による室内空気汚染等により、めまい、吐き気、頭痛、目・鼻・喉の痛み等、居住者の健康にさまざまな影響が生じている事例が数多く報告され、それは「シックハウス症候群」、「シックビルディング症候群」等と呼ばれている。
更に、住宅設備の進歩に伴い、風呂、洗濯場、トイレ等の住宅内への設置化が進められ、人体由来の水分に加え、室内に放出される水分(水蒸気)量は上昇する傾向にある。そして、これらの化学物質及び水分に加え、人体から発せられる炭酸ガスによる室内空気汚染が、近年特に問題視されてきている。
上記室内空気汚染は、常時、ある一定の割合で進むものであって、タバコの煙、トイレ臭気、入浴時の多量な水分(湿気)、室内に燃焼ガス(排気ガス)を排出する燃焼器具等に対処するために採用される、局時・局所的に多量の換気を行う手法(これを局所換気と呼ぶ)では解決することができない。
上記室内空気汚染に対処するためには、住宅全体を対象とし、24時間、常時、ある一定量を換気し続けることが必要であり、また、住宅内に居住空間(居間・寝室など)から非居住空間(トイレ・脱衣場など)への空気の流れを作ることで、極力汚染空気を人体に影響させないことが必要である。近年これらの技術は、局所換気と区別して「計画換気」、「換気システム」等と呼ばれ、種々のものが開発されてきている。特に、近年増えてきている高断熱・高気密住宅のような高性能住宅には、その技術を採用する例が増えてきている。
この計画換気のための換気システムにおいては、各室に開口していて天井裏等を介して延びるダクトホースが換気ファン本体に直結され、換気ファン本体の作用で各室から回収された汚染空気は、一旦換気ファン本体内に流入し、その後、換気ファン本体から室外に向けて延びる排気ダクトを通って室外に排気される(例えば、特開2007−85701号公報、特開2006−112650号公報、特開2005−172355号公報等参照)。
この換気システムの場合、ダクトホースは浴室にも設置され、浴室内の汚染空気も吸引排出されるが、浴室においてはシャンプーやリンス、ボディソープ、洗顔フォーム、浴槽洗浄剤等のせっけん類や、入浴剤等が用いられるため、それらの微粒子が蒸気と共に換気ファン本体内に流入することになり、その結果内部機器に悪影響が及び、換気ファン本体の故障の原因となって頻繁なメンテナンスが必要となり、また、換気ファン本体の寿命を縮めるおそれがある。
特開2007−85701号公報 特開2006−112650号公報 特開2005−172355号公報
上述したように、従来の計画換気のための換気システムの場合は、浴室から回収された、湿気、並びに、せっけん類や入浴剤等の微粒子を含む汚染空気によって換気ファン本体が悪影響を受けて故障したりし、その故障に伴う頻繁なメンテナンス、並びに、換気ファン本体の交換を余儀なくされていた。
本発明は、このような従来の計画換気のための換気システムにおける問題を解決するためになされたもので、浴室から回収される上記汚染空気によって換気ファン本体に悪影響が及ぶおそれがなく、換気ファン本体の頻繁なメンテナンス並びに交換が不要となって、そのための手間を省くと共に、コストを削減することができる換気システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、浴室以外の複数の室から伸びるダクトホースをそれぞれ換気ファン本体に直結し、前記換気ファン本体から室外に伸びる排気ダクトの途中に分岐管を設け、前記分岐管を前記浴室内に連通させたことを特徴とする換気システムである。
一実施形態においては、前記排気ダクト内の前記分岐管設置部よりも室内側に、ドーナツ状の絞径板が設置される。
また、一実施形態においては、前記排気ダクトの前記分岐管設置部分を二重にして環状の環状通気空間を設け、その内周側周面に通気孔を設け、前記分岐管に流入した前記浴室内の汚染空気が、前記環状通気空間から前記通気孔を抜けて前記排気ダクト内に流出するようにされる。また、その場合、前記環状通気空間の内周面側の前記通気孔よりも室内側に、ドーナツ状の絞径板が設置される。
本発明は上述したとおりであって、浴室以外の複数の室から伸びるダクトホースをそれぞれ換気ファン本体に直結し、前記換気ファン本体から室外に伸びる排気ダクトの途中に分岐管を設け、前記分岐管を前記浴室内に連通させるという構成であるため、浴室から回収される湿気、並びに、せっけん類や入浴剤等の微粒子を含む汚染空気は換気ファン本体を経ることなく室外に排出されることになり、以て、その汚染空気によって換気ファン本体が悪影響を受けるおそれがなくなり、換気ファン本体の頻繁なメンテナンス並びに交換が不要となって、そのための手間を省くと共に、コストを削減することが可能となる効果がある。
請求項2及び4に記載の発明においては、排気ダクト内に配設されるドーナツ状の絞径板の作用により、浴室内の汚染空気の排出が促進される効果がある。
本発明の一実施形態を示す簡略構成図である。 本発明において用いる排気ダクトの一構成例を示す側面図及びA−A線断面図である。 本発明において用いる排気ダクトの他の構成例を示す側面図及びB−B線断面図である。本発明の第3の実施形態の構成図である。 本発明において用いる排気ダクトの一構成例を示す側面図及びC−C線断面図である。
本発明の実施形態につき、添付図面を参照しつつ説明する。本発明に係る換気システムは、図1に示されるように、浴室15以外の複数の室から伸びるダクトホース2をそれぞれ換気ファン本体1に直結し、換気ファン本体1から室外に伸びる排気ダクト3の途中に分岐管4を設け、分岐管4を適宜ダクトホース並びに吸気グリルを介して浴室15内に連通させることを特徴とするものである。通例、分岐管4は1本であるが、複数本設けることとしてもよい。排気ダクト3の室外側端部には、適宜排気フード5を設置する。
図2は、本発明において用いる排気ダクトの一実施形態を示す側面図及びA−A線断面図であり、この構成の場合は、排気ダクト3の中程に、排気ダクト3内に向けて開口する分岐管4が設置される。排気ダクト3の室内側端部は換気ファン本体1に接続され、その室外側端部には排気フード5が取り付けられる。また、分岐管4の端部は、浴室15内の天面に設置される吸気グリルから延びるダクトホースに接続される。なお、図中の符号6は、気密保持用のシールバンドを示すが、このシールバンド6は必須のものではない。
この実施形態の場合、各室内の汚染空気aは、常時換気ファン本体1の作用で少しづつ吸い出され、それぞれダクトホース2を通って換気ファン本体1内に集められた後、排気ダクト3及び排気フード5を経て大気に放出される。このように排気ダクト3内を汚染空気aが通流することにより、分岐管4内は負圧状態となる。それにより、浴室15内の汚染空気bは、吸気グリルからダクトホースを通って分岐管4内に引き込まれ、排気ダクト3内に放出されて汚染空気aの流れに合流し、汚染空気aと一緒に大気に放出される。この浴室15からの汚染空気bは、換気ファン本体1内に入り込むことなく直接排気ダクト3内に放出されるので、換気ファン本体1内に入って換気ファン本体1に悪影響を及ぼすおそれはない。
図3に示す実施形態は、上記実施形態における排気ダクト3内に、ドーナツ状の絞径板8を配設したものである。この絞径板8は、排気ダクト3内の分岐管4設置部近辺、あるいは、それよりも少し室内側に配置される。
このように絞径板8を配設した場合は、絞径板8の部分において流路の径が狭まるため、排気ダクト3内を流れる汚染空気aの流速は、絞径板8を越えた時点、換言すれば、分岐管4の開口部を通過する時点で速くなり、それに伴って分岐管4内の負圧が高まる。その結果、浴室15内の汚染空気bの分岐管4内への引き込み効率が向上する。
図4に示す実施形態は、排気ダクト3の分岐管4設置部分を外方に広げて二重にして環状の環状通気空間10を形成し、分岐管4をこの環状通気空間10に開口するように設置したものである。環状通気空間10を形成する外周側周面11は全体が閉塞状態にされるが、内周側周面には通気孔12が穿設され、通気孔12を通して環状通気空間10と排気ダクト3内とが連通するようにされる。通気孔12は、図示した例のように小穴を適宜間隔置きに環状に配したものであってもよいが、一連の、又は、断続的なスリットであってもよい。また、この実施形態の場合においても、排気ダクト3内の通気孔12形成部よりも室内側に、ドーナツ状の絞径板13を配設することが好ましい。
この実施形態の場合は、分岐管4内に吸入される浴室15内の汚染空気bは、分岐管4の開口部から環状通気空間10内に流入した後、通気孔12を抜けて排気ダクト3内に流入しようとする。一方、換気ファン本体1から排気ダクト3内に流れてくる汚染空気aは、絞径板13を通過することによってその通過直後の通気孔12形成部において流速が速まり、汚染空気bの分岐管4内への引き込み、並びに、環状通気空間10から排気ダクト3内への流出を促進する。そして、排気ダクト3内に流出した汚染空気bは、汚染空気aと共に大気に放出される。
本発明に係る換気システムは上記のとおりであって、従来の換気システムにおける排気ダクト部分に若干の変更を加えるだけで実施可能であって、既設のシステムの多くの部分をそのまま利用することができるので、コスト的に負担となることはない。そして、汚染空気によって換気ファン本体に悪影響が及ぶおそれがなくなり、換気ファン本体の頻繁なメンテナンス並びに交換が不要となって、そのための手間を省くと共に、その分のコストを削減することが可能となるものである。
1 換気ファン本体
2 ダクトホース
3 排気ダクト
4 分岐管
5 排気フード
6 シールバンド
8 絞径板
10 環状通気空間
11 外周側周面
12 通気孔
13 絞径板

Claims (4)

  1. 浴室以外の複数の室から伸びるダクトホースをそれぞれ換気ファン本体に直結し、前記換気ファン本体から室外に伸びる排気ダクトの途中に分岐管を設け、前記分岐管を前記浴室内に連通させたことを特徴とする換気システム。
  2. 前記排気ダクト内の前記分岐管設置部よりも室内側に、ドーナツ状の絞径板を設置した、請求項1に記載の換気システム。
  3. 前記排気ダクトの前記分岐管設置部分を二重にして環状の環状通気空間を設け、その内周側周面に通気孔を設け、前記分岐管に流入した前記浴室内の汚染空気が、前記環状通気空間から前記通気孔を抜けて前記排気ダクト内に流出するようにした、請求項1に記載の換気システム。
  4. 前記環状通気空間の内周面側の前記通気孔よりも室内側に、ドーナツ状の絞径板を設置した、請求項3に記載の換気システム。
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