JP2015120183A - レーザ加工ヘッド - Google Patents

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則章 角田
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俊春 芝野
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Abstract

【課題】光ファイバ伝送方式用のレーザ加工ヘッドにおいて、高い等級の対環境規格を満たし、かつ光学部品の交換や光軸調整等を簡便に行える密閉保護構造を得ること。
【解決手段】このレーザ加工ヘッド10は、従来一般のレーザ加工ヘッドに相当するヘッド本体14と、このヘッド本体14の周りを覆う略直方体形状のカバー体20とを備え、ヘッド本体14の本体レーザ出射口34を露出させる開口部18を設け、この開口部18にフランジ38を取り付けている。このフランジ38に、fθレンズ40を収容するレンズユニット42が密封状態で着脱可能に装着される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被加工物に加工用のレーザ光を集光照射するレーザ加工ヘッドに係わり、特に防塵・防水・防油等の保護機能を備えた光ファイバ伝送方式のレーザ加工ヘッドに関する。
レーザ加工装置は、基本構成として、加工用のレーザ光を発振出力するレーザ発振器、電源および制御部等を備える装置本体と、レーザ光を被加工物に向けて集光照射するレーザ加工ヘッドと、装置本体からレーザ加工ヘッドまでレーザ光を伝送するレーザ伝送光学系とを有する。レーザ伝送光学系に光ファイバを使用する光ファイバ伝送方式は、装置本体とレーザ加工ヘッドとを任意に離すことができるので、レーザ加工ヘッドを加工場所に配置し、装置本体を加工場所から隔離されたクリーンな場所に配置することができる。
一般的に、レーザ加工ヘッドは、加工場所で粉塵やミストが舞う雰囲気下に置かれることから、その筺体を密閉構造にしている。もっとも、光ファイバ伝送方式に用いられるレーザ加工ヘッドは、装置本体からの光ファイバの終端部を着脱可能に装着する必要がある。そのために、光ファイバの終端部に出射ユニットを結合するとともに、ヘッドの一面(たとえば背面)にアダプタを設け、該アダプタにシール部材を介して該出射ユニットを着脱可能に差し込むようにしている(たとえば、特許文献1参照)。また、ヘッドのレーザ出射口には密閉構造の保護ガラスを設けている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2009−58792号公報 特開2008−296258号公報
レーザ加工ヘッドに課せられる規格の対環境基準は、近年ますます厳しくなっている。たとえば、IEC(国際電気標準会議)規格のIP67は、粉塵や水が内部に侵入しない高い等級の防塵・防水性能を規定している。また、JEM(日本電機工業会)規格のIP67Gは、IP67の保護性能に加えて、油の侵入に対する高い等級の防油性能を規定している。
しかしながら、従来のレーザ加工ヘッドは、IP67やIP67G等の高い等級の対環境規格を満たしたうえで光学部品の交換や光軸調整等を簡便に行えるような密閉保護構造を未だ獲得していない。
たとえば、レーザマーキング装置は、マーキング線の太さやマーキングエリアの変更に対応するために、焦点深度または焦点距離の異なる複数のfθレンズを交換して使用できるようにしている。すなわち、太い線のマーキングや広いエリアのマーキングには口径が大きくて焦点距離の長いfθレンズが用いられ、細い線のマーキングや狭いエリアのマーキングには口径が小さくて焦点距離の短いfθレンズが用いられる。この場合、レーザ加工ヘッドにおいては、ガルバノスキャナの後段に、出口(レーザ出射口)付近に保護ガラスを取り付けて内部にfθレンズを収容する交換部品のレンズユニットが着脱可能に取り付けられる。しかしながら、口径サイズのまちまちなレンズユニットの周囲を高い保護等級で密封することは非常に難しい。
このため、レーザ加工ヘッドをすっぽり覆うような筺体構造のカバー体を用いることも行われている。その場合は、カバー体に密閉構造のレーザ出射窓が設けられるので、その内側のレーザ加工ヘッドはレンズユニットの周囲を密閉する必要がなくなる。しかしながら、レンズユニットを交換する度毎に、カバー体を開けて、レーザ加工ヘッドの取り外し、出し入れ、および再装着、さらには光ファイバや電気ケーブル等の脱着を行わなくてはならず、加工現場の関係者にとっては非常に面倒な作業であり、生産効率の面でも望ましくない。
一方で、筺体構造のカバー体といえども、光ファイバ終端部の出射ユニットを通すための開口部を一面(たとえば背面)に備える必要がある。このカバー体の開口部と出射ユニットとの間で高い保護等級の密閉構造を得るためには、出射ユニットが開口部にぴったり嵌まって貫通するように両者の口径を選定すればよい。しかしながら、レーザ加工ヘッドに取り付けられる出射ユニットの位置は、ヘッド内の光学部品との光軸合わせによって調整されるため、個体差(ばらつき)がある。このため、カバー体側では、出射ユニットを通すための開口部を一律に決まった固定の位置に形成することができない。このように、従来のレーザ加工ヘッドでは、光ファイバ回りでも、高い保護等級の密閉構造を得ることと光軸調整を簡便に行えることとは、両立せず、トレードオフの関係にあった。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、高い等級の対環境規格を満たし、かつ光学部品の交換や光軸調整等を簡便に行える密閉保護構造を有する光ファイバ伝送方式用のレーザ加工ヘッドを提供する。
本発明のレーザ加工ヘッドは、光ファイバを介してレーザ発生部に接続され、前記光ファイバの終端より出射されたレーザ光を集光レンズを介して被加工物に照射して所望のレーザ加工を行うレーザ加工ヘッドであって、前記光ファイバの終端部に結合された出射ユニットを着脱可能に装着し、前記被加工物に向けて前記レーザ光を出射する本体レーザ出射口を有するヘッド本体と、該ヘッド本体の前記本体レーザ出射口を露出させる第1の開口部と、前記出射ユニットを貫通させる第2の開口部とを有し、前記第1および第2の開口部を除いて前記ヘッド本体の周りを覆うカバー体と、前記カバー体の前記第1の開口部に取り付けられるフランジと、前記集光レンズを収容し、前記ヘッド本体の前記本体レーザ出射口に対向して前記フランジに着脱可能に嵌合するレンズユニットと、前記フランジの内壁に取り付けられる第1のシール部材とを有する。
上記の構成においては、ヘッド本体の周囲を覆うカバー体にヘッド本体の本体レーザ出射口を露出させる第1の開口部を設け、この第1の開口部にフランジを取り付け、このフランジに集光レンズを収容するレンズユニットを密封状態で着脱可能に装着するので、レンズユニット回りで所定の規格に準拠した高い等級の対環境仕様を保証できるととともに、面倒な作業(カバー体を開けて、ヘッド本体の取り外し、出し入れ、および再装着、さらには光ファイバの脱着等)を要することなく、レンズユニットの交換を簡便に行うことができる。
本発明の好適な一態様においては、カバー体の第2の開口部と出射ユニットとの間を密封するために、カバー体の外側面にレーザ光の光路と直交する方向で変位可能な保護アダプタが取り付けられる。
この保護アダプタは、好適には、出射ユニットと嵌合可能な貫通孔を有する厚板状またはブロック状の第2の保持部材と、この第2の保持部材の貫通孔の内壁に取り付けられる第4のシール部材と、第2の保持部材の貫通孔の周囲に形成される複数のボルト通し孔と、各々のボルト通し孔に遊びをもって通され、カバー体に螺着される軸部と、第2の保持部材をカバー体に押さえつける頭部とを有する第2のボルトと、各々の第2のボルトと第2の保持部材との間および第2のボルトとカバー体との間の少なくとも1箇所に挿入される第5のシール部材とを有する。
かかる構成の保護アダプタを備えることにより、光ファイバとヘッド本体との間の光軸合わせで調整される出射ユニットの位置の個体差(ばらつき)を補償しつつ、レーザ導入部回りで所定の規格に準拠した高い等級の対環境仕様を実現することができる。
本発明のレーザ加工ヘッドによれば、上記のような構成および作用により、高い等級の対環境規格を満たしつつ、光学部品の交換や光軸調整等を簡便に行うことができる。
本発明の一実施形態におけるレーザ加工ヘッドの全体構成を示す断面図である。 上記レーザ加工ヘッドにおいてレンズホルダが装着されているときのフランジ回りの構成を示す部分拡大断面図である。 上記レーザ加工ヘッドにおいてレンズホルダが装着されていないときのフランジ回りの構成を示す部分拡大断面図である。 上記レーザ加工ヘッドにおいて交換部品のレンズホルダの口径サイズが変わる場合に対処するための一構成例を示す部分拡大断面図である。 上記レーザ加工ヘッドにおいて交換部品のレンズホルダの口径サイズが変わる場合に対処するための別の構成例を示す部分拡大断面図である。 上記レーザ加工ヘッドにおける保護アダプタ回りの構成を示す部分拡大断面図である。 上記保護アダプタの主要な構成を示す分解斜視図である。 上記レーザ加工ヘッドにおける出射ユニットとアダプタ回りの要部の構成を示す斜視図である。 上記レーザ加工ヘッドにおけるアダプタの主要な構成を示す斜視図である。 上記レーザ加工ヘッドにおいて光ファイバとヘッド本体内の光学系との間で光軸合わせを行うときの様子を示す図である。
以下、添付図を参照して本発明の一実施形態を説明する。
[レーザ加工ヘッド全体の構成]
図1に、本発明の一実施形態におけるレーザ加工ヘッドの全体構成を示す。このレーザ加工ヘッド10は、光ファイバ伝送方式のレーザ加工装置に用いられ、装置本体(図示せず)内のレーザ発生部に光ファイバ12を介して接続され、この光ファイバ12の終端より出たレーザ光LBをヘッド内の後述する光学部品を介して被加工物Wに照射し、被加工物Wにレーザエネルギーを利用する所望のレーザ加工、たとえばレーザマーキングを施すようになっている。
このレーザ加工ヘッド10は、従来一般のレーザ加工ヘッドに相当するヘッド本体14と、レーザ導入部およびレーザ出射部付近にそれぞれ開口部16,18を有し、これらの開口部16,18を除いてヘッド本体14の周りを覆う略直方体形状のカバー体20とを備えている。
ヘッド本体14は、カバー体20より一回り小さい、たとえばアルミニウムからなる略直方体形状の筺体構造を有している。ヘッド本体14の背面14bには、電気系のコネクタ22と光学系のアダプタ24が取り付けられている。電気コネクタ22は、カバー体20の背面20b(蓋体55)に取り付けられている電気ソケット25に内部ケーブル28を介して接続されている。電気ソケット25には、カバー体20の外側で、装置本体からの外部電気ケーブル30のプラグ32が着脱可能に装着される。アダプタ24には、光ファイバ12の終端部に結合されている円筒状の出射ユニット26が着脱可能に装着される。アダプタ24回りの構成および作用については、図7〜図9を参照して後に詳細に説明する。
出射ユニット26の中には、好ましくは1つ以上の光学部品(図示せず)が収容されている。たとえば、光ファイバ12の終端より出射されたレーザLBのビーム径を拡げるためのビームエキスパンダおよびこのビームエキスパンダを通過したレーザ光LBを平行光にコリメートするためのコリメートレンズ、さらには戻り光を遮断するための光アイソレータ等が好適に収容されている。
ヘッド本体14の正面14a寄りの下面14cには本体レーザ出射口34が設けられ、その近傍(上)にガルバノスキャナ36が内蔵されている。カバー体20の下面20cには、後述するレンズユニット42が装着されていないときは本体レーザ出射口34を露出させる開口部18が形成されている。この開口部18にはフランジ38が着脱可能に取り付けられる。そして、出口(レーザ出射口)付近に密閉構造の保護ガラス(図示せず)を取り付けて内部にfθレンズ40を収容している円筒状のレンズユニット42が、入口を本体レーザ出射口34に対向させてフランジ38に着脱可能に装着される。fθレンズ40は、マーキング線の太さやマーキングエリアの大きさ等に応じてレンズユニット42ごと交換されるようになっている。フランジ38回りの構成および作用については、図2〜図4Bを参照して後に詳細に説明する。
ヘッド本体14の中には、ガルバノスキャナ36の外にも、アダプタ24とガルバノスキャナ36との間の光路上でレーザ光LBを遮断するための光学シャッタ44や、ガルバノスキャナ36および光学シャッタ44のメカ駆動部に所要の電気信号(制御信号または駆動信号)を供給する回路基板46等が収容されている。
カバー体20は、たとえばアルミニウムまたはステンレス鋼の板体からなり、下面20cの中心部から後部にかけてヘッド支持板48に載置され、ボルト50およびナット52により固定されている。ここで、ボルト50は、その頂面がカバー体20の下面に溶接で固定されており、軸部がヘッド支持板48の下面に形成されているざぐり穴54の中でナット52と螺合している。
さらに、カバー体20は、ボルト56によりヘッド本体14の底壁に結合されている。ボルト56は、カバー体20の底壁に形成されているボルト通し孔を通り抜け、ヘッド本体14の底壁に形成されているねじ孔に螺合している。ボルト56の頭部は、シールワッシャ58を介してカバー体20に圧接している。ヘッド支持板48には、ボルト56を通すための貫通孔60も形成されている。シールワッシャ58によって、カバー体20のボルト56を通している孔が密封されている。
カバー体20の背面20bはたとえばアルミニウムからなる蓋体55で閉塞される。この蓋体55には、出射ユニット26を通すための開口部16が、蓋体55上の決まった位置(固定位置)に形成されている。蓋体55を取り外すと、カバー体20の背面20bは全面的に開口する。この背面20bの全面開口を密閉して塞ぐように、蓋体55はその内側面に添付される面状のシール部材(たとえばパッキン)62とともにボルト64、シールワッシャ65およびナット66によりカバー体20の背面周縁部に着脱可能に取り付けられる。
蓋体55には、その開口部16を貫通する出射ユニット26が保護アダプタ68を介して結合される。保護アダプタ68回りの構成および作用については、図5および図6を参照して後に詳細に説明する。
カバー体20の正面20aには、たとえばシャッタ44の開閉状態やレーザマーキング動作がスタンバイ状態にあるか否かを表示する1個または複数個の表示ランプ70が設けられている。これらの表示ランプ70は、カバー体20の中のケーブル72を介して電気ソケット25に接続されている。
このレーザ加工ヘッド10において、光ファイバ12の終端より出たレーザ光LBは、図の水平方向に出射ユニット26およびアダプタ24の中をまっすぐ通ってヘッド本体14の中に入り、ヘッド本体14内のガルバノスキャナ36で光路を任意のスキャニング角度で図の縦方向に曲げられ、レンズユニット42内のfθレンズ40および保護ガラスを通って外の被加工物Wに集光照射される。ガルバノスキャナ36のスキャニング動作により、被加工物W上でレーザ光LBのビームスポットが2次元方向に移動するようになっている。
この種のレーザ加工ヘッドにおいては、ヘッド本体の中またはレンズユニットの中に塵、水、油等が侵入して内部の光学部品に付着すると、レーザ光の光強度またはパワーの低下を招くだけでなく、光学部品が焼損するおそれもある。
この点について、この実施形態におけるレーザ加工ヘッド10は、ヘッド本体14の周りにカバー部材20およびフランジ38を含む密閉保護構造を備えることにより、レーザ出射部回りでIP67やIP67G等の規格に準拠した高い等級の防塵・防水・防油性能を得ることが可能であり、しかもθレンズ40の交換を簡便に行えるようにしている。
また、この実施形態におけるレーザ加工ヘッド10は、カバー部材20の背面20bに後述するような保護アダプタ68を含む密閉保護構造を備えることにより、レーザ導入部回りでもIP67やIP67G等の規格に準拠した高い等級の防塵・防水・防油性能を保証しつつ、光ファイバ12とヘッド本体14との間の光軸合わせを容易に行えるようにしている。

[フランジ回りの構成と作用]
次に、図2および図3を参照して、この実施形態のレーザ加工ヘッド10におけるフランジ38回りの構成および作用を説明する。
図2に示すように、フランジ38は、レンズユニット42と嵌合可能な円筒状の胴部38aと、ヘッド本体14の本体レーザ出射口34と反対側で胴部38aの一端から半径方向外側に向かって延びる鍔部38bとを有し、カバー体20の開口部18に装着され、鍔部38bにてボルト72によりカバー体20の底壁に着脱可能に固定される。ボルト72は、フランジ38の鍔部38bに形成されているボルト通し孔を通り抜け、カバー体20の底壁に形成されているねじ孔に螺合している。この締結状態で、ボルト72の頭部は、シールワッシャ74を介して鍔部38bに圧接している。シールワッシャ74によって、鍔部38bのボルト72を通している孔が密封されている。
フランジ38の鍔部38bとカバー体20との間にはOリング76とOリング77が挿入されている。これらのOリング76,77によって、フランジ38とカバー体20との間が密封されている。
レンズユニット42は、fθレンズ40を内壁で保持する円筒状のレンズ保持部78と、このレンズ保持部78の出口側端部に固着されている滑り止めの付いた円筒状の把持部80と、フランジ38と嵌合するためにレンズ保持部78の径方向外側に同軸状に取り付けられる円筒状のカラー部材82とを有している。カラー部材82の先端部には、ヘッド本体14の本体レーザ出射口34に係合可能な円筒状の突出部82aが形成されている。
現場の作業員等が把持部80を手で掴んで、カラー部材82をフランジ38の胴部38aの内側に嵌め込むことで、レンズユニット42をフランジ38に装着することができる。また、レンズユニット42がフランジ38に装着されている状態で、把持部80を手で掴んで図の下方に引くと、カラー部材82がフランジ38の胴部38aから引き抜かれ、レンズユニット42がフランジ38の外に取り出されるようになっている。フランジ38の胴部38aの内壁には、1個または複数個のOリング84が取り付けられている。これらのOリング84によって、レンズユニット42とフランジ38との間が密封される。
このように、この実施形態のレーザ加工ヘッド10においては、ヘッド本体14の周囲を覆うカバー体20にヘッド本体14の本体レーザ出射口34を露出させる開口部18を設け、この開口部18にフランジ38を密封状態で着脱可能に取り付け、このフランジ38にfθレンズ40を収容するレンズユニット42を密封状態で着脱可能に装着するようにしている。
かかる構成によれば、レンズユニット42回りでIP67またはIP67Gの規格に準拠した高い等級の防塵・防水・防油性能を得ることが可能であり、しかも面倒な作業(カバー体20を開けて、ヘッド本体14の取り外し、出し入れ、および再装着、さらには光ファイバ12や電気ケーブル30,28の脱着等)を要することなく、レンズユニット42の交換を簡便に行うことができる。
また、このレーザ加工ヘッド10に用いられるレンズユニット42の口径サイズがまちまちである場合は、たとえば図4Aに示すように、フランジ38の胴部38aの内径に適合(嵌合)するようにレンズユニット42側のカラー部材82の厚みまたは外径寸法を調整すればよい。あるいは、図4Bに示すように、フランジ38の胴部38aの内径がレンズユニット42のカラー部材82の外径に適合(嵌合)するように、フランジ38を部品交換することも可能である。

[保護アダプタ回りの構成および作用]
次に、図5および図6を参照して、この実施形態のレーザ加工ヘッド10における保護アダプタ68回りの構成および作用を説明する。
図5に示すように、レーザ加工ヘッド10のレーザ導入部においては、カバー体20の背面20bを塞ぐ蓋体55に出射ユニット26を通すための開口部16が形成されている。この開口部16は、出射ユニット26よりもこの出射ユニット26の位置の個体差(ばらつき)範囲以上の大きな口径を有しており、出射ユニット26は開口部16を遊動可能または変位可能に貫通している。
一方で、出射ユニット26は、カバー体20の外壁に取り付けられる保護アダプタ68を介して蓋体55に結合される。図6に示すように、保護アダプタ68は、出射ユニット26と嵌合可能な中心貫通孔90aを有する厚板状またはブロック状の保持部材(以下「ブロック状保持部」という。)90と、このブロック状保持部90とカバー体20とを締結する複数のボルト92とを備えている。
より詳しくは、ブロック状保持部90の中心貫通孔90aの周囲(たとえば四隅)には複数のボルト通し穴90bが形成されている。ボルト92の軸部は、リング状のシール部材(たとえばガスケット、パッキンまたはOリング)94、ワッシャ96およびシールワッシャ98を介して、ボルト通し孔90bに通され、カバー体20のねじ孔100に螺合する。この締結状態で、ボルト92の頭部は、ブロック状保持部90を環状または面状のシール部材(たとえばガスケット、パッキンまたはOリング)102を介して蓋体55に押し付ける。
ブロック状保持部90のボルト通し孔90bは、ボルト92の軸部よりも出射ユニット26の位置の個体差(ばらつき)範囲以上の大きな口径を有している。これにより、ボルト92を緩めているときは、カバー体20のねじ孔100に螺合するボルト92に対して、つまり蓋体55の開口部16に対して、ブロック状保持部90がボルト92とボルト通し穴90bとの間の遊び(クリアランス)で決まる一定の範囲内でレーザ光LBの光路と直交する方向に変位できるようになっている。
ブロック状保持部90の中心貫通孔90aの内壁には1個または複数個のOリング104が取り付けられている。これらのOリング104を介して、出射ユニット26とブロック状保持部90の中心貫通孔90aとの間が封印されるとともに、ブロック状保持部90が出射ユニット26に一体結合される。これにより、保護アダプタ68において、ボルト92を緩めているときは、出射ユニット26がブロック状保持部90と一体的に上記一定の範囲内でレーザ光LBの光路と直交する方向に変位できるようになっている。
上記構成の保護アダプタ68によれば、光ファイバ12とヘッド本体14内の光学系つまりガルバノスキャナ36との間の光軸合わせによって調整された出射ユニット26の位置に個体差(ばらつき)が生じても、保護アダプタ68におけるブロック状保持部90のボルト通し孔90bとボルト92との間の遊び(クリアランス)の中で、個体差が吸収または補償される。
しかも、ボルト92の頭部からカバー体20のねじ孔100にかけて、各接触面にシール部材98,94,102が介在している。これにより、ボルト通し孔90bとボルト92との間の相対的な位置関係が如何様になっても、つまり出射ユニット26およびブロック状保持部90とボルト92との間の相対的な位置関係が上記一定範囲内で如何様になっても、出射ユニット26回りの密閉性は十全に確保される。
このように、このレーザ加工ヘッド10においては、光ファイバ12の終端部に結合されている出射ユニット26と、この出射ユニット26を通すカバー部材20の背面20b(蓋体55)の開口部16との間に上述した構成の保護アダプタ68を介在させることにより、光ファイバ12とヘッド本体14間の光軸合わせで調整される出射ユニット26の位置の個体差(ばらつき)を補償しつつ、レーザ導入部回りでIP67やIP67Gの規格に準拠した高い等級の防塵・防水・防油性能を得ることができる。

[アダプタ回りの構成および作用]
次に、図7および図8を参照して、この実施形態のレーザ加工ヘッド10におけるアダプタ24回りの構成および作用を説明する。
図7および図8に示すように、アダプタ24は、ヘッド本体14の背面14bに形成されている開口部(図示せず)に着脱可能に取り付けられ、出射ユニット26の先端部26aと嵌合可能な貫通孔106aを有する円筒状の保持部材(以下「筒状保持部」という。)106と、レーザ光の光軸と直交する方向で筒状保持部106の位置を調整するための光軸調整部108と、筒状保持部106をヘッド本体14に固定するための複数のボルト110とを有している。
より詳しくは、筒状保持部106の貫通孔106aの口径は出射ユニット26の先端部26aの口径よりも僅かに大きく、筒状保持部106の外側端部(ヘッド本体14の背面14bの外に出ている外径の大きな端部106b)にすり割り構造のクランプ112が設けられている。出射ユニット26の先端部26aを筒状保持部106の中心貫通孔106aに挿入して、クランプ112を締結すると、出射ユニット26と筒状保持部106とは一体に結合される。なお、筒状保持部106の中心貫通孔106aの内壁には、Oリング107が取り付けられている。クランプ112を少し緩めている状態では、出射ユニット26を筒状保持部106の内側で周回方向(θ方向)に回転移動または変位させることもできる。
筒状保持部106の中間部には半径方向外側に延びる鍔部114が一体に固着されている。この鍔部114には、周回方向に適当な間隔を空けて複数箇所(たとえば3箇所)にボルト通し孔116が形成されている。ボルト110の軸部は、鍔部114のボルト通し孔116を遊びをもって貫通して、ヘッド本体14の背面14bの壁に形成されているねじ孔(図示せず)と螺合できるようになっている。ボルト110を緩めている状態では、ヘッド本体14に対して筒状保持部106は出射ユニット26と一体的にレーザ光の光軸と直交する方向に変位可能となっている。ボルト110を締めると、筒状保持部106は出射ユニット26と一体的にヘッド本体14に固定される。鍔部114のヘッド本体14と接触する面にはOリング115が取り付けられている。このOリング115は省いてもよい。
光軸調整部108は、周回方向に適当な間隔を空けてヘッド本体14の側壁に周回方向に適当な間隔を置いて形成されている複数(たとえば3つ)のねじ孔117の中にそれぞれ螺合している複数個のイモネジ118によって構成されている。ボルト110を緩めた状態で、外からねじ孔117の中にネジ回し用の工具を差し込んで、各々のイモネジ118を前方または後方に送ることで、筒状保持部106をレーザ光LBの光路と直交する面内で三方から押圧し、筒状保持部106および出射ユニット26の位置をレーザ光LBの光路と直交する方向で調整できるようになっている。

[光ファイバ回りの位置合わせと組立て]
次に、図9を参照して、このレーザ加工ヘッド10における光ファイバ回りの位置合わせと組立てについて説明する。
図9に示すように、光ファイバ12とヘッド本体14内の光学系との間で光軸合わせを行うときは、カバー体20の背面20bから蓋体55が取り外される。一方、レンズホルダ42もフランジ38から取り外され、代わりにパワーメータ120がヘッド本体14の露出しているヘッド出射口34の正面に配置される。ヘッド本体14の中には、ガルバノスキャナ36よりも前段でガルバノスキャナ36の基準点(たとえば可動ミラーの中心点)に対向する位置にアパーチャ122が設けられている。このアパーチャ122は、レーザ光LBのビーム径よりも僅かだけ大きな口径を有している。
この光軸合わせでは、光ファイバ12側の出射ユニット26が図示のようにヘッド本体14側のアダプタ24に装入された状態で、装置本体からレーザ光LBが光ファイバ12を介してレーザ加工ヘッド10に伝送される。そうすると、光ファイバ12の終端より出たレーザ光LBは、出射ユニット26およびアダプタ24の中をまっすぐ通ってヘッド本体14に入り、ヘッド本体14内でアパーチャ122を介してガルバノスキャナ36の静止状態の可動ミラーに入射し、ガルバノスキャナ36で光路を縦方向に曲げられ、パワーメータ120の受光部に入射する。
この場合、出射ユニット26の光軸がガルバノスキャナ36の基準点に合っているときは、レーザ光LBのビームがアパーチャ122の縁に当たることなくアパーチャ122の内側を通過する。しかし、出射ユニット26の光軸がガルバノスキャナ36の基準点からずれているときは、レーザ光LBのビームがアパーチャ122の縁に当たり、ビームの一部が欠け、そのぶん光強度(パワー)が低下する。
作業者は、出射ユニット26をアダプタ24に装入し、ボルト110を緩めた状態で、光軸調整部108によりアダプタ24を出射ユニット26と一体的にレーザ光LBの光路と直交する方向に変位させ、あるいはクランプ112を緩めた状態で、出射ユニット26をアダプタ24の筒状保持部106の内側で周回方向(θ)方向に変位させて、パワーメータ120より得られるレーザパワー測定値が最大値(極大値)を示すときの出射ユニット26の位置(調整位置)を割り出す。
そして、割り出した調整位置で、ボルト110およびクランプ112を締めて、アダプタ24の筒状保持部106をヘッド本体14に固定する。また、周回方向(θ方向)においては、出射ユニット26とアダプタ24の筒状保持部106の双方に跨る位置合わせ用のマークをたとえばマジックインク等で印しておく。
こうして、ヘッド本体14内の光学系に対する光ファイバ12ないし出射ユニット26の光軸合わせが終了すると、そこでいったん出射ユニット26をアダプタ24の筒状保持部106から引き抜いてカバー体10の外に出す。そして、外に出した出射ユニット26を保護アダプタ68の開口部90aに通した後、蓋体55の開口部16に通してから、再びアダプタ24に装入し、上記のマークを目印にして周回方向(θ方向)の位置合わせをした後に、クランプ112を締める。さらに、内部電気ケーブル28,72を結線し、蓋体55をカバー体20の背面周縁部に締結して、カバー体20の背面20bを閉塞する。最後に、ファイバ出射ユニット26に装着されている保護アダプタ68において、ボルト92を締める。また、フランジ38に所望のレンズホルダ42を装着する。
上述した実施例における光ファイバ回りの位置合わせおよび組立てでは、ヘッド本体14をカバー体20に組み込んだ状態で、出射ユニット26の位置調整を行うようにしている。
別の実施例として、ヘッド本体14がカバー体20の外にある状態で、出射ユニット26の位置調整を行うことも可能である。この場合は、予め蓋体55および保護アダプタ68に出射ユニット26を通しておいて、カバー体20の外で出射ユニット26をアダプタ24を介してヘッド本体14に取り付ける。こうして出射ユニット26を装着したヘッド本体14をカバー体20の中に入れて固定してから、蓋体55をカバー体20の背面20bに取り付けて、保護アダプタ68を蓋体55に固定する。

[他の実施形態または変形例]
上記実施形態のレーザ加工ヘッド10は、レーザ出射部回りで、カバー体20のヘッド本体14の本体レーザ出射口34を露出させる開口部18にフランジ38を着脱可能に取り付けている。しかし、フランジ38をカバー体20に一体形成する構成や、溶接等で接合する構成も可能である。
また、上記実施形態におけるヘッド本体14は、従来一般のレーザ加工ヘッドに相当するものである。したがって、従来一般のレーザ加工ヘッドに上記実施形態におけるカバー体20、フランジ38、蓋体55、保護アダプタ68等を組み合わせることで、上記実施形態のレーザ加工ヘッド10を作成することも可能である。
上記実施形態では、ヘッド本体14内の光学部品としてガルバノスキャナ36を備え、レンズホルダ42には集光レンズとしてfθレンズ40を収容した。しかし、ガルバノスキャナ36以外の光学部品やfθレンズ以外の集光レンズを備える構成も可能である。
10 レーザ加工ヘッド
12 光ファイバ
14 ヘッド本体
16,18 開口部
20 カバー部材
24 アダプタ
26 出射ユニット
34 本体レーザ出射口
36 ガルバノスキャナ
38 フランジ
40 fθレンズ
42 レンズホルダ
55 蓋体
68 保護アダプタ
72 ボルト
78 レンズ保持部
82 カラー部材
92 ボルト
110 ボルト

Claims (11)

  1. 光ファイバを介してレーザ発生部に接続され、前記光ファイバの終端より出射されたレーザ光を集光レンズを介して被加工物に照射して所望のレーザ加工を行うレーザ加工ヘッドであって、
    前記光ファイバの終端部に結合された出射ユニットを着脱可能に装着し、前記被加工物に向けて前記レーザ光を出射する本体レーザ出射口を有するヘッド本体と、
    該ヘッド本体の前記本体レーザ出射口を露出させる第1の開口部と、前記出射ユニットを貫通させる第2の開口部とを有し、前記第1および第2の開口部を除いて前記ヘッド本体の周りを覆うカバー体と、
    前記カバー体の前記第1の開口部に取り付けられるフランジと、
    前記集光レンズを収容し、前記ヘッド本体の前記本体レーザ出射口に対向して前記フランジに着脱可能に嵌合するレンズユニットと、
    前記フランジの内壁に取り付けられる第1のシール部材と
    を有するレーザ加工ヘッド。
  2. 前記フランジと前記カバー体との間に挿入される第2のシール部材を有する請求項1に記載のレーザ加工ヘッド。
  3. 前記フランジは、前記第1の開口部の内側に配置され、前記レンズユニットと嵌合可能な円筒状の胴部と、前記ヘッド本体の前記本体レーザ出射口と反対側で前記胴部の一端から半径方向外側に向かって延びる鍔部とを有し、前記鍔部にて第1の締結部により前記カバー体に着脱可能に固定される、請求項1または請求項2に記載のレーザ加工ヘッド。
  4. 前記第1の締結部は、前記鍔部を前記カバー体に締結するための第1のボルトと、前記第1のボルトと前記鍔部との間に挿入される第3のシール部材とを有する、請求項3に記載のレーザ加工ヘッド。
  5. 前記レンズユニットは、前記集光レンズを内壁で保持する円筒状のレンズ保持部と、前記フランジと嵌合するために前記レンズ保持部の径方向外側に取り付けられる円筒状のカラー部材とを有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のレーザ加工ヘッド。
  6. 前記出射ユニットは、円筒状の形体を有し、前記光ファイバの終端より出射された前記レーザ光のビーム径を拡げるビームエキスパンダと、該ビームエキスパンダを通過したレーザ光を平行光にコリメートするコリメートレンズとを収容している、請求項1〜5のいずれか一項に記載のレーザ加工ヘッド。
  7. 前記出射ユニットと前記本体レーザ出射口との間の光路上には、前記被加工物上で前記レーザ光のビームスポットをスキャニングするためのガルバノスキャナが設けられている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のレーザ加工ヘッド。
  8. 前記出射ユニットを着脱可能に装着し、前記レーザ光の光路と直交する方向で前記出射ユニットの位置を調整可能とするアダプタを有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のレーザ加工ヘッド。
  9. 前記アダプタは、
    前記ヘッド本体に着脱可能に取り付けられ、前記出射ユニットと嵌合可能な円筒状の第1の保持部材と、
    前記出射ユニットと一体に結合している前記第1の保持部材の位置を前記レーザ光の光路と直交する方向で調整するための光軸調整部と、
    前記第1の保持部材を前記ヘッド本体に固定するための第2の締結部と
    を有する、請求項8に記載のレーザ加工ヘッド。
  10. 前記カバー体の前記第2の開口部と前記出射ユニットとの間を密封するために、前記カバー体の外側面に前記レーザ光の光路と直交する方向で変位可能に取り付けられる保護アダプタを有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載のレーザ加工ヘッド。
  11. 前記保護アダプタは、
    前記出射ユニットと嵌合可能な貫通孔を有する厚板状またはブロック状の第2の保持部材と、
    前記第2の保持部材の前記貫通孔の内壁に取り付けられる第4のシール部材と、
    前記第2の保持部材の前記貫通孔の周囲に形成される複数のボルト通し孔と、
    各々の前記ボルト通し孔に遊びをもって通され、前記カバー体に螺着される軸部と、前記第2の保持部材を前記カバー体に押さえつける頭部とを有する第2のボルトと、
    各々の前記第2のボルトと前記第2の保持部材との間および前記第2のボルトと前記カバー体との間の少なくとも1箇所に挿入される第5のシール部材と
    を有する、請求項10に記載のレーザ加工ヘッド。
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