JP2015116607A5 - コイルの製造方法 - Google Patents
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Description
本発明は、平板を加圧・変形させることにより接合するコイルの製造方法に関する。
本発明は、平角導体同士であっても良好に、かつ接続部の安定性を向上させることができ、占積率の向上および放熱性の向上が可能で、切断および接合による特性劣化が生じない、平角導体を用いたコイルの製造方法を提供することを目的とする。
(1)本発明は、帯状の平導体を圧接して螺旋構造体を形成するコイルの製造方法であって、前記螺旋構造体の1周分領域の長さ以下の複数の平導体片を用意し、前記複数の平導体片は、端面同士を突き合わせて仮想状態の螺旋構造体(以下、「仮想螺旋構造体」という。)を形成可能であり、該仮想螺旋構造体は、前記端面同士の突き合わせ箇所を基準として螺旋進行方向の一の方向に向かう半周分と他の方向に向かう半周分とで構成される1周分領域の長さが、前記螺旋構造体の1周分領域の長さよりも圧接の押圧量だけ長くなるように設定されており、前記複数の平導体片のそれぞれの直線部分において、前記端面同士を帯長手方向に沿って押圧し、前記帯長手方向の距離を短縮させながら圧接し継ぎ合わせて接続平導体を形成し、該接続平導体の1周分領域の長さを前記螺旋構造体の1周分領域の長さに一致させる、ことを特徴とするコイルの製造方法である。
(2)本発明はまた、上記発明に関し、前記接続平導体は、前記螺旋構造体の1周分領域の範囲内において、複数箇所に前記平導体片の接続部が形成される、ことを特徴とする上記(1)に記載のコイルの製造方法である。
(3)本発明はまた、上記発明に関し、前記複数の平導体片には、二つの角部が形成されているU字状の平導体片が少なくとも含まれる、ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載のコイルの製造方法である。
(4)本発明はまた、上記発明に関し、前記複数の平導体片は、二つの角部が形成されているU字状の平導体片である、ことを特徴とする上記(3)に記載のコイルの製造方法である。
(5)本発明はまた、上記発明に関し、前記仮想螺旋構造体を螺旋軸方向から見た形状は、前記螺旋構造体の形状と異なるように設定されている、ことを特徴とする上記(1)から(4)のいずれかに記載のコイルの製造方法である。
(6)本発明はまた、上記発明に関し、前記接続平導体は、前記圧接する端面近傍を残して前記螺旋構造体の前記螺旋進行方向に弾性変形および/または塑性変形させつつ、前記平導体片との間で圧接する、ことを特徴とする上記(1)から(5)のいずれかに記載のコイルの製造方法である。
(7)本発明はまた、上記発明に関し、前記接続平導体の前記螺旋進行方向の前記弾性変形および/または前記塑性変形の変形量は、前記圧接時に前記平導体片および前記接続平導体がそれぞれ保持される保持部と、前記平導体との干渉を回避する量に設定される、ことを特徴とする上記(6)に記載のコイルの製造方法である。
本発明によれば、平角導体同士であっても良好に、かつ接続部の安定性を向上させることができ、占積率の向上および放熱性の向上が可能で、切断および接合による特性劣化が生じない、平角導体を用いたコイルの製造方法を提供することができる。
Claims (7)
- 帯状の平導体を圧接して螺旋構造体を形成するコイルの製造方法であって、
前記螺旋構造体の1周分領域の長さ以下の複数の平導体片を用意し、
前記複数の平導体片は、端面同士を突き合わせて仮想状態の螺旋構造体(以下、「仮想螺旋構造体」という。)を形成可能であり、該仮想螺旋構造体は、前記端面同士の突き合わせ箇所を基準として螺旋進行方向の一の方向に向かう半周分と他の方向に向かう半周分とで構成される1周分領域の長さが、前記螺旋構造体の1周分領域の長さよりも圧接の押圧量だけ長くなるように設定されており、
前記複数の平導体片のそれぞれの直線部分において、前記端面同士を帯長手方向に沿って押圧し、前記帯長手方向の距離を短縮させながら圧接し継ぎ合わせて接続平導体を形成し、該接続平導体の1周分領域の長さを前記螺旋構造体の1周分領域の長さに一致させる、
ことを特徴とするコイルの製造方法。 - 前記接続平導体は、前記螺旋構造体の1周分領域の範囲内において、複数箇所に前記平導体片の接続部が形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載のコイルの製造方法。 - 前記複数の平導体片には、二つの角部が形成されているU字状の平導体片が少なくとも含まれる、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコイルの製造方法。 - 前記複数の平導体片は、二つの角部が形成されているU字状の平導体片である、
ことを特徴とする請求項3に記載のコイルの製造方法。 - 前記仮想螺旋構造体を螺旋軸方向から見た形状は、前記螺旋構造体の形状と異なるように設定されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずかに記載のコイルの製造方法。 - 前記接続平導体は、前記圧接する端面近傍を残して前記螺旋構造体の前記螺旋進行方向に弾性変形および/または塑性変形させつつ、前記平導体片との間で圧接する、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のコイルの製造方法。 - 前記接続平導体の前記螺旋進行方向の前記弾性変形および/または前記塑性変形の変形量は、前記圧接時に前記平導体片および前記接続平導体がそれぞれ保持される保持部と、前記平導体との干渉を回避する量に設定される、
ことを特徴とする請求項6に記載のコイルの製造方法。
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