JP2015115821A - 偏分波器、及び、通信装置 - Google Patents

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直人 小郷
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Abstract

【課題】
容易に製造でき、信頼性の高い偏分波器、及び、通信装置を提供することを課題とする。
【解決手段】
偏分波器は、一端がアンテナ装置に接続され、一端から他端まで貫通する円形導波管と、前記円形導波管の内部に嵌着される調整板とを有する導波管本体と、前記導波管本体の前記他端に嵌着される丸角変換部と、前記導波管本体の前記調整板よりも前記一端側において、前記導波管本体の外周部に嵌着され、前記円形導波管に連通する方形導波管とを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、偏分波器、及び、通信装置に関する。
従来より、方形導波管と、前記方形導波管の相対する側面に直角に分岐する方形分岐導波管と、前記方形導波管と前記方形分岐導波管の交差する空間に設けられ、前記方形導波管の前記側面と直角に設けられる2枚のセプタムと、を備え、前記セプタムの間隔dは、前記方形導波管を通過する電磁波の波長をλとし、0.18λから0.27λであり、前記セプタムは、前記方形導波管の中心軸からd/2の位置に配置される偏分波器がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-246314号公報
しかしながら、上述のような偏分波器は、構造が複雑であるため、容易に製造することが困難であり、また、特にミリ波のように波長の短い電磁波を伝送する場合には、精度に対する要求が厳しくなることから信頼性の高い偏分波器を製造することが困難になるおそれがあるという課題があった。
そこで、本発明は、容易に製造でき、信頼性の高い偏分波器、及び、通信装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面の偏分波器は、一端がアンテナ装置に接続され、一端から他端まで貫通する円形導波管と、前記円形導波管の内部に嵌着される調整板とを有する導波管本体と、前記導波管本体の前記他端に嵌着される丸角変換部と、前記導波管本体の前記調整板よりも前記一端側において、前記導波管本体の外周部に嵌着され、前記円形導波管に連通する方形導波管とを含む。
本発明によれば、容易に製造でき、信頼性の高い偏分波器、及び、通信装置を提供することができる。
実施の形態の通信装置10を示す図である。 アンテナ装置100の反射板125を拡大して示す図である。 アンテナ装置100の給電部120から放射される電波の経路を示す図である。 実施の形態の偏分派器200を示す図である。 実施の形態の偏分派器200を示す図である。 実施の形態の偏分派器200を示す図である。 実施の形態の偏分派器200を示す図である。 実施の形態の偏分派器200を示す図である。
以下、本発明の偏分波器、及び、通信装置を適用した実施の形態について説明する。
<実施の形態>
まず、図1乃至図3を用いて、実施の形態の偏分波器に接続するのに好適なアンテナ装置100について説明する。実施の形態の偏分波器に接続するのに好適なアンテナ装置100とは、実施の形態の偏分波器に接続した場合に、実施の形態の偏分波器による偏分波の機能が効率よく発揮されるアンテナ装置である。ただし、実施の形態の偏分波器は、図1乃至図3に示すアンテナ装置100以外のアンテナ装置に接続することも可能である。
図1は、実施の形態の通信装置10を示す図である。図1(A)は側面図であり、図1(B)は図1(A)に示す構造に対応する分解図である。図2は、アンテナ装置100の反射板125を拡大して示す図である。
図1(A)に示すように、アンテナ装置100は、反射鏡110と、給電部120とを含む。アンテナ装置100は、偏分波器200に取り付けられている。アンテナ装置100と偏分波器200とを含む装置は、通信装置10を構築する。
偏分波器200は、導波管本体210、丸角変換部220、及び分岐導波管230を含み、丸角変換部220と分岐導波管230とには、送受信回路50A、50Bが接続されている。図1(B)の分解図では、送受信回路50A、50Bを省略する。
偏分波器200は、アンテナ装置100から導波管本体210に垂直偏波と水平偏波とが多重された多重信号が入力されると、垂直偏波を丸角変換部220から送受信回路50Aに出力し、水平偏波を分岐導波管230から送受信回路50Bに出力する。
また、送受信回路50Aから丸角変換部220に入力される垂直偏波と、送受信回路50Bから分岐導波管230に入力される水平偏波とを多重し、多重した多重信号を導波管本体210からアンテナ装置100に出力する。
以下では偏分波器200を介してアンテナ装置100を送受信回路50A、50Bに接続する形態について説明するが、送受信回路50A、50Bの代わりに、アンテナ装置100に送信回路を接続してもよく、また、受信回路を接続してもよい。この場合に、送受信回路50A、50Bの片方を送信回路に置き換え、他方を受信回路に置き換えてもよい。
また、以下では、偏分波器200を介して送受信回路50A、50Bが接続されるアンテナ装置100が電波を放射する形態について説明するが、アンテナ装置100が電波を受信する場合の動作は、アンテナ装置100が電波を放射する場合の動作の逆であるため、その説明を省略する。
反射鏡110は、パラボラアンテナ用の反射鏡であり、反射面110Aの形状が放物面になるように構成されている。図1(A)には反射鏡110の焦点110Xを示す。ここでは、反射面110Aから焦点110Xまでの距離をL1とする。反射鏡110は、反射面110Aの中心に厚さ方向に貫通する開口部110Bを有する。開口部110Bは、例えば、同軸型のコネクタに対応した形状を有する。なお、このような反射鏡110の構成は、従来のパラボラアンテナ用の反射鏡と同様である。
給電部120は、導波管部123、保持部124、及び反射板125を有する。給電部120は、同軸型のコネクタ及び所謂N型コネクタを介して偏分波器200の導波管本体210に接続される。
すなわち、給電部120は、従来のパラボラアンテナの給電部と互換性があり、従来のパラボラアンテナの給電部と同様に、反射鏡110に対して固定することができるとともに、偏分波器200に接続することができる。
このため、給電部120は、従来のパラボラアンテナの給電部と交換する形で、従来のパラボラアンテナの反射鏡に取り付けることができる。
導波管部123は、一端が偏分波器200に接続され、他端が保持部124に接続される。導波管部123は、管状の部材であり、貫通孔123Aを有する。貫通孔123Aの中心軸(長手方向の軸)に垂直な断面は、円形である。導波管部123は、例えば、アルミニウム、真鍮、銅等の金属で形成される。
導波管部123は、偏分波器200に接続から入力される電波を保持部124に出力(放射)する。
保持部124は、円板部124Aと基部124Bを有する。基部124Bは、円柱状の部材であり、導波管部123の貫通孔123Aの内部に挿入(嵌着)される。保持部124は、導波管部123の貫通孔123Aの内部に挿入(嵌着)されると、基部124Bが導波管部123の内部に完全に収まった状態になる。すなわち、保持部124は、円板部124Aと基部124Bとの境界まで(基部124Bの根元まで)導波管部123の内部に挿入される。保持部124は、反射板125を保持するとともに、導波管部123から出力(放射)されるTE11モードの電波を反射板125に誘導するために設けられている。
このため、保持部124は、tanδ(誘電損失)が小さい材料で形成されることが望ましい。実施の形態では、保持部124は、一例として、テフロン樹脂で形成される。保持部124は、絶縁部の一例である。また、上述のように、保持部124は電波を反射板125に誘導する役割を担うため、ガイド部として取り扱うことができる。
基部124Bには、穴部124Cが形成されている。穴部124Cは、基部124Bの端部から円板部124Aに向かう方向に形成されている。穴部124Cは円筒型の穴であり、中心軸は基部124Bの円柱形状の中心軸と一致している。保持部124は、導波管部123の貫通孔123Aの内部に挿入(嵌着)されると、穴部124Cが導波管部123の内部に完全に収まった状態になる。これは、穴部124Cを導波管123の内部に収めることにより、より整合が取れた状態になり、電波の伝搬性が改善されるからである。
円板部124Aは、基部124Bから連続的に形成される略半球状の部材である。円板部124Aは、半径Rの仮想的な球体を、中心124AXからL2(<R)離れた点において、中心124AXと、中心124AXからL2離れた点とを結ぶ線分に対して垂直な平面に沿って切断して得る形状を有する。円板部124Aの中心軸は、基部124Bの円柱形状の中心軸と一致する。また、円板部124Aは、円板部124Aの中心軸に、反射鏡110の焦点110Xが位置するように配設される。円板部124Aは、端面124A3の中心に形成される凹部124A1と、凹部124A1と同心円状に形成される円環状の溝部124A2を有する。凹部124A1は、円錐状に凹んでおり、円錐形状の中心軸は、円板部124Aの中心軸と一致する。なお、保持部124は、穴部124C、凹部124A1、及び溝部124A2以外は、テフロン樹脂が充填された構成を有する。これは、導波管部123と反射板125との間を伝搬する電波がすべてテフロン樹脂の内部を通るようにすることにより、電波の経路における誘電率を揃えるためである。また、保持部124の円板部124Aは、端面124A3で反射板125を保持するように構成されている。これは、反射板125に入射する電波と反射板125から出射する電波とがすべてテフロン樹脂の内部を通るようにすることにより、電波の経路における誘電率を揃えるためである。
反射板125は、円板状の基部125Aと、基部125Aの一方の面に形成される反射調整部125B及びリング部125Cとを有する。反射板125は、例えば、アルミニウム、真鍮、銅等の金属で形成される。
反射調整部125Bは、円錐状の凸部であり、円錐形状の頂点125B1は、基部125Aの円板形状の中心軸上に位置する。また、反射調整部125Bの円錐形状は、保持部124の凹部124A1の形状に対応しており、反射調整部125Bが凹部124A1に隙間なく収納されるように構成されている。
リング部125Cは、円環状の凸部であり、反射調整部125Bと同心円状に配設される。リング部125Cは、保持部124の溝部124A2の形状に対応しており、リング部125Cが保持部124の溝部124A2に隙間なく収納されるように構成されている。
リング部125Cは、溝部124A2に係合することにより、反射板125を保持部124に取り付けるために形成されている。リング部125Cは、係合部の一例である。
以上のような構成を有する給電部120は、円板部124Aの仮想的な球体の中心124AXと、反射鏡110の焦点110Xとが、円板部124Aの中心軸上に位置し、かつ、中心124AXが焦点110Xから距離L3だけ反射面110A側にオフセットした位置に配設される。また、給電部120の円板部124Aは、中心124AXを有する仮想的な球体の一部である。
このように、給電部120の円板部124Aが中心124AXを有する仮想的な球体の一部であるとともに、中心124AXと焦点110Xとを円板部124Aの中心軸上に位置させるのは、円板部124Aにレンズ効果を持たせることにより、反射鏡110の反射面110A(パラボラ面)に効率的に電波を放射するためである。距離L3は、アンテナ装置100の最適なアンテナ特性を得るために最適化した距離に設定すればよい。
なお、図1(A)には、中心124AXが焦点110Xから距離L3だけ反射面110A側にオフセットした状態を示すが、距離L3はゼロであってもよい。すなわち、中心124AXは焦点110Xと一致してもよい。また、中心124AXと焦点110Xとの位置関係は、逆であってもよい。すなわち、中心124AXが焦点110Xの左側に位置していてもよい。また、焦点110Xは、円板部124Aの中心軸上に位置していなくてもよい。
なお、円板部124Aの形状は必ずしも半球状に限らず、レンズ効果が得られる形状であれば、図1(A)に示す形状以外の形状であってもよい。例えば、完全な半球状ではないが半球状に近い略半球状でもよく、あるいは、円錐状であってもよい。
次に、図3を用いて、アンテナ装置100の給電部120から放射される電波の経路について説明する。
図3は、アンテナ装置100の給電部120から放射される電波の経路を示す図である。図3には、説明の便宜上、反射鏡110の反射面110Aと、反射板125の基部125A、調整部125B、及びリング部125Cとを抜粋して示す。
また、図3に示す矢印は、給電部120の導波管部123(図1参照)から出力され、保持部124の内部を図中左側に伝搬し、反射板125で反射されて反射面110Aに向かう電波を示す。
図3に示すように、給電部120の導波管部123(図1参照)から出力された電波は、保持部124の内部を図中左側に伝搬し、反射板125で反射されて反射面110Aに向かう。
このとき、反射板125の中心部に伝搬する電波は、円錐状の反射調整部125Bによって、平面視で反射板125の外側に拡がるように反射されるため、反射面110Aの中心部以外の領域に、電波を効率的に誘導することができる。反射鏡110を反射面110A側から平面視で見た場合に、反射面110Aの中心には、給電部120が位置するため、反射板125の中心部に伝搬する電波が給電部120に反射されないようにするために、円錐状の反射調整部125Bは反射板125の中央に取り付けられている。
また、リング部125Cによって反射される電波も生じうる。リング部125Cは、基部125Aから突出しているため、電波の伝搬路における経路長が変わる要因となりうる。このため、リング部125Cの高さ(厚さ)は、電波の経路長に影響を生じない程度の高さに設定することが好ましい。具体的には、電波の波長の約1/30程度の高さに設定することにより、電波の散乱を抑制することが望ましい。
実施の形態のアンテナ装置100は、シミュレーションの結果、開口効率にして約65%を実現できることが分かっている。
また、実施の形態のアンテナ装置100のアンテナ特性を従来のアンテナ装置のアンテナ特性と比較する実験を行った結果、次のような結果を得た。ここで、従来のアンテナ装置とは、実施の形態の給電部120の保持部124(円板部124A、基部124B)と反射板125を含まず、保持部124(円板部124A、基部124B)と反射板125の代わりに、導波管部123の先端に、導波管部123と略同一の直径を有する反射板を有する構成である。
そして、実施の形態のアンテナ装置100と従来のアンテナ装置で電波を受信した結果、10.422MHzで+5.4dBm、10.597MHzで+3.6dBmほどアンテナ利得が増大することが分かった。
このようにアンテナ利得が改善されることの一因は、反射板125が円板状であるため、放射パターンが上下左右対称となったためであると考えられる。
従来のアンテナ装置における開口効率は約30%程度であるため、実施の形態によれば、開口効率の非常に高いアンテナ装置100を提供することができる。従って、伝搬距離の長距離化と、伝送品質の改善を実現することができる。
また、反射板125が円板状であるため、アンテナ装置100の方向の調整が容易になる。これは、特に、ダイポールアンテナで構成される給電部を含む従来のパラボラアンテナに比べて、非常に大きなアドバンテージである。
また、以上のような構成を有するアンテナ装置100は、従来のパラボラアンテナと同様に、偏分波器200を介して、あるいは、偏分波器200を介さずに、送受信回路に接続することができる。すなわち、送受信回路への接続インターフェースは、従来のパラボラアンテナと同様である。
従って、既存のFPU(Field Pick-up Unit)に取り付けることができ、非常に汎用性の高いアンテナ装置100を提供することができる。
FPUは、例えば、緊急報道やスポーツ中継などで映像,音声を無線伝送するシステムとして用いられている装置である。映像信号をFPUで伝送する場合、中継車の屋上やビルの屋上に送信アンテナ(パラボラアンテナ)を設置して、ビルや山の上に設置した受信基地局に向けて映像信号を送信する。アンテナ装置100は、既存のFPUにそのまま取り付けることができる。
また、以上のような構成を有するアンテナ装置100は、テフロン製の保持部124に溝部124A2を形成するとともに、反射板125にリング部125Cを形成し、溝部124A2とリング部125Cとを係合させることによって保持部124に反射板125を固定している。
従って、tanδ(誘電損失)が小さい材料で保持部124を形成して損失を低減しつつ、反射板125を確実に保持部124に固定することにより、信頼性を向上させたアンテナ装置100を提供することができる。
また、保持部124の基部124Bは、導波管部123の貫通孔123Aに嵌着されるため、保持部124を導波管部123に確実に固定することができる。
次に、図4乃至図8を用いて、実施の形態の偏分派器200について説明する。
図4乃至図8は、実施の形態の偏分派器200を示す図である。図4乃至図8では、共通のXYZ座標系を用いる。XYZ座標系は直交座標の一例である。図4(B)と図5(B)に示す断面は、それぞれ、図4(A)と図5(A)に示す偏分波器200をX軸に平行な中心軸を通るXZ平面に平行な平面で切断して得る断面を示す図である。
偏分波器200は、所謂OMT(Ortho Mode Transducer:水平垂直偏波分波器)である。
偏分波器200は、導波管本体210、丸角変換部220、及び分岐導波管230を含み、図5(A)に示すように、導波管本体210、丸角変換部220、及び分岐導波管230に分解することができる。偏分波器200は、FPUのような通信システムにおいて利用しやすくするために、各パーツ(導波管本体210、丸角変換部220、及び分岐導波管230)の小型化を図っている。
図5(A)に示す3つのパーツ(導波管本体210、丸角変換部220、及び分岐導波管230)を組み立てることにより、図4(A)に示す偏分波器200が得られる。偏分波器200(導波管本体210、丸角変換部220、及び分岐導波管230)は、例えば、アルミニウム、真鍮、銅等の金属によって作製される。
このような偏分波器200は、導波管本体210に接続されるアンテナ装置100から垂直偏波と水平偏波とが多重された多重信号が入力されると、垂直偏波を丸角変換部220から送受信回路50A(図1(A)参照)に出力し、水平偏波を分岐導波管230から送受信回路50B(図1(A)参照)に出力する。
また、送受信回路50Aから丸角変換部220に入力される垂直偏波と、送受信回路50Bから分岐導波管230に入力される水平偏波とを多重し、多重した多重信号を導波管本体210に接続されるアンテナ装置100に出力する。
このように、偏分波器200は、導波管本体210に接続されるアンテナ装置100と、丸角変換部220及び分岐導波管230に接続される送受信回路50A、50Bとの間で、垂直偏波と水平偏波の両方を使うことにより、データ通信容量を倍にするものである。例えば、アンテナ装置100と送受信回路50Aとの間でのデータ通信容量が100Mbpsで、アンテナ装置100と送受信回路50Bとの間でのデータ通信容量が100Mbpsである場合は、アンテナ装置100のデータ通信容量は200Mbpsになる。
なお、以下では、偏分波器200が伝送する電磁波の周波数が一例として42GHzである形態について説明するが、実施の形態の偏分波器200の伝送周波数は42GHzに限らない。実施の形態の偏分波器200は、ミリ波帯の電磁波を伝送するための信頼性と製造の容易性を実現するための構成を有するものである。
導波管本体210の一端側の接続部211は、アンテナ100の導波管部123(図1)に接続される。導波管本体210の他端側の接続部212は、丸角変換部220に接続される。また、導波管本体210には、長手方向(X軸方向)の途中において、Z軸正方向に伸延する分岐導波管230が接続される。
導波管本体210の接続部211と接続部212との間の形状は、円筒状(管状)であり、円筒部213を構築している。導波管本体210の接続部211と接続部212との間の内壁面210Aは円筒状である。すなわち、導波管本体210は、円形導波管である。内壁面210Aの内径(直径)は、42GHzの電磁波を伝送するために、5.6mmに設定されている。なお、導波管本体210は、一例として、一つの金属塊を削り出すことによって作製されており、一体成形及び薄肉化によって小型化を図っている。
接続部211は、円筒部213の外径よりも大きな外径を有するフランジになっており、導波管部123(図1)に接続する際に、反射鏡110に固定できるように、2つの突起と6つの孔部が形成されている。なお、図4等に示す接続部211のフランジの構成は一例であり、接続先の形状や構成に応じて適宜変更すればよい。
接続部212は、円筒部213の外径よりも大きな外径を有するフランジになっているが、接続部211のフランジの外径よりは小さく構成されている。接続部212のフランジの外周面には、4つの切り欠き部212Aを有する。切り欠き部212Aは、接続部212のフランジの外周面を平面状に切り欠いた部分である。
4つの切り欠き部212Aのうちの2つは、切り欠かれた面がXY平面と平行であり、他の2つは切り欠かれた面がXZ面と平行である。4つの切り欠き部212Aは、接続部212のフランジの外周方向において、互いに等間隔を隔てた状態で形成されている。4つの切り欠き部212Aは、4つの切り欠き部212Aとの位置合わせのために形成されている。
また、接続部212のフランジのX軸負方向側には、X軸正方向側に円筒状に凹んだ凹部212Bが形成されており、凹部212Bは、丸角変換部220の凸部221Aと嵌着され、この状態で、接続部212と丸角変換部220は溶接される。
また、導波管本体210は、円筒部213の長手方向(X軸方向)の途中の部分の外周面に、4つの切り欠き部213Aを有する。切り欠き部213Aは、円筒部213の外周面を平面状に切り欠いた部分である。
4つの切り欠き部213Aのうちの2つは、切り欠かれた面がXY平面と平行であり、他の2つは切り欠かれた面がXZ面と平行である。
切り欠かれた面がXY平面と平行な2つの切り欠き部213Aのうち、Z軸正方向側に位置する切り欠き部213Aの中央には、矩形状の孔部213Bが形成されている。孔部213Bは、円筒部213を貫通している。すなわち、孔部213Bは、Z軸正方向側に位置する切り欠き部213Aと、内壁面210Aとの間を貫通している。
Z軸正方向側に位置する切り欠き部213Aには、分岐導波管230が接続され、孔部213Bには、分岐導波管230の内壁によって構築される方形導波管が接続される。
また、図4(B)、図5(B)、及び図7(A)に示すように、導波管本体210の内部には、調整板214が設けられている。調整板214は、垂直偏波と水平偏波の分離度を調整するための板状の部材である。
調整板214は、図4(B)及び図5(B)に示すように、X軸方向において、孔部213BのX軸負方向側の端部よりも丸角変換部220側に配設されている。また、調整板214は、円筒部213の内部において、円筒部213の中心軸を通り、XY平面に平行な面上に位置している。
調整板214は、長さ10mm(X軸方向の長さ)、幅5.6mm(Y軸方向の幅)、厚さ1mm(Z軸方向の厚さ)を有する板状の部材である。調整板214の側壁214Aは、図7(B)に示すように湾曲している。一対の側壁214Aは、偏分波器200の内壁面210Aに密着するように、円筒状の内壁面210Aに対応する形状になっている。すなわち、調整板214の一対の側壁は、直径が5.6mmの円周に対応して湾曲した形状になっている。
調整板214は、図7(A)に示すように、円筒部213の内部において、円筒部213の中心軸を通り、XY平面に平行な面上に位置するように、内壁面210Aに嵌着されている。また、調整板214は、溶接や接着を行わずに、嵌着のみによって固定するために、内壁面210Aの内径よりも若干幅広く形成されている。
調整板214は、図4(B)において垂直偏波の信号を左右(入出力)方向に伝搬することを可能とし、水平偏波の信号を左右(入出力)方向に伝搬することを遮る役目をするものである。たとえば、220A2に入力された矩形導波管におけるTE10モードの信号は220Aにおいて円形導波管のTE11モードに変換され、TE11モードを維持したまま211A1に出力できる。一方、230A1に入力された矩形導波管におけるTE10モードの信号は調整板214により220A2方向への信号が遮られ、211A1方向に円形導波管のTE11モードで伝搬し出力される。
なお、調整板214の内壁面210Aへの嵌着は、治具等を用いて、切り欠き部212A、213Aを利用してX、Y、Zの各軸方向を正確に捉えた状態で行えばよい。
丸角変換部220は、管状の部材であり、貫通孔220A、基部221、及びフランジ222を有する。丸角変換部220は、一例として、一つの金属塊を削り出すことによって作製されており、一体成形及び薄肉化によって小型化を図っている。
基部221は、円筒状の部材であり、X軸正方向側に円板状の凸部221Aが形成されるとともに、外周面に4つの切り欠き部221Bを有する。切り欠き部221Bは、基部221の外周面を平面状に切り欠いた部分である。
凸部221Aの直径は、導波管本体210の接続部212の凹部212Bの内径に対応しており、凸部221Aは凹部212Bに嵌着される。
4つの切り欠き部221Bのうちの2つは、切り欠かれた面がXY平面と平行であり、他の2つは切り欠かれた面がXZ面と平行である。4つの切り欠き部221Bは、基部221の外周方向において、互いに等間隔を隔てた状態で形成されている。4つの切り欠き部221Bは、それぞれ、導波管本体210の接続部212の4つの切り欠き部212Aとの位置合わせのために形成されている。
フランジ222は、基部221の外径よりも大きな外径を有し、丸角変換部220を送受信回路50Aに固定できるように、2つの突起と6つの孔部が形成されている。なお、図4等に示すフランジ222の構成は一例であり、接続先の形状や構成に応じて適宜変更すればよい。
貫通孔220Aは、基部221とフランジ222をX軸方向に貫通しており、両端が開口部220A1、220A2になっている。
貫通孔220Aの中心軸(長手方向の軸)に垂直な断面は矩形状であり、貫通孔220AのX軸正方向側の開口部220A1は、導波管本体210の接続部212側の内壁面210Aによる導波管に接続される。貫通孔220AのX軸負方向側の開口部220A2は、送受信回路50Aに接続される。
貫通孔220Aの開口部220A2よりも、開口部220A2の開口の方が大きくなっているため、貫通孔220Aの断面形状はテーパー形状になっている。
丸角変換部220は、アンテナ装置100から導波管本体210に入力される多重信号のうち、調整板214を経た垂直偏波の電磁波を送受信回路50A(図1(A)参照)に出力する。また、丸角変換部220は、送受信回路50Aから入力される垂直偏波の電磁波を導波管本体210に出力する。
分岐導波管230は、基部231、接続部232、及びフランジ233を有する。また、分岐導波管230には、基部231、接続部232、及びフランジ233をZ軸方向に貫通する方形導波管230Aが形成されている。分岐導波管230は、一例として、一つの金属塊を削り出すことによって作製されており、一体成形及び薄肉化によって小型化を図っている。
基部231は、円筒状(管状)の部材であり、一端側(Z軸負方向側)に接続部232が接続され、他端側(Z軸正方向側)にフランジ233が接続されている。
接続部232は、基部231と同様の円筒状の部材の外周面に4つの切り欠き部232Aが形成された形状を有する。切り欠き部232Aは、接続部の外周面を平面状に切り欠いた部分である。
4つの切り欠き部232Aのうちの2つは、切り欠かれた面がXZ平面と平行であり、他の2つは切り欠かれた面がYZ面と平行である。4つの切り欠き部232Aは、基部232の外周方向において、互いの端辺が接続された(共通化された)状態で形成されている。これにより、接続部232のZ軸周りの外周面は、四面体を構築している。
4つの切り欠き部232Aは、導波管本体210の円筒部213のZ軸正方向側の切り欠き部213Aに接続部232を嵌着させるために形成されている。接続部232を円筒部213のZ軸正方向側の切り欠き部213Aに嵌着させると、方形導波管230Aと孔部213Bとが連通するように、位置合わせがなされている。
フランジ233は、基部231の外径よりも大きな外径を有し、分岐導波管230を送受信回路50Bに固定できるように、2つの突起と6つの孔部が形成されている。なお、図4等に示すフランジ233の構成は一例であり、接続先の形状や構成に応じて適宜変更すればよい。
以上のような構成の偏分波器200は、導波管本体210の接続部212の凹部212Bに、丸角変換部220の凸部221Aを嵌着することにより、導波管本体210と丸角変換部220とを固着することができる。この場合に、凸部221Aの外径を凹部212Bの内径よりも若干大きくすることにより、凹部212Bと凸部221Aとの十分な接続強度を確保することができる。
これにより、導波管本体210の内壁面210Aによる円形導波管と、丸角変換部220の貫通孔220Aとを連通させることができる。なお、補強のために、凹部212Bに凸部221Aを嵌着した後に、溶接を行ってもよい。
また、導波管本体210の円筒部213のZ軸正方向側の切り欠き部213Aに、接続部232を嵌着することにより、導波管本体210と分岐導波管230を固着することができる。この場合に、接続部232の外寸を切り欠き部213Aの内寸よりも若干大きくすることにより、接続部232と切り欠き部213Aとの十分な接続強度を確保することができる。
これにより、導波管本体210の内壁面210Aによる円形導波管と、丸角変換部220の方形導波管230Aとを連通させることができる。なお、補強のために、切り欠き部213Aに接続部232を嵌着した後に、溶接を行ってもよい。
以上のような偏分波器200は、3つのパーツ(導波管本体210、丸角変換部220、及び分岐導波管230)を嵌着することによって組み付けることによって作製することができるため、容易に製造できる。
また、3つのパーツ(導波管本体210、丸角変換部220、及び分岐導波管230)を高い精度で工作しておいた上で組み付ければ、製造上の誤差を低減でき、信頼性の高い偏分波器200を提供することができる。
また、3つのパーツ(導波管本体210、丸角変換部220、及び分岐導波管230)を嵌着することによって作製するため、アンテナ装置100と送受信回路50A、50Bとの間で電磁波の伝送に偏分波器200を用いて熱膨張が生じた場合でも、3つのパーツの位置関係がずれにくくて、高温になっても伝送特性が変わりにくい。
これは、従来の偏分波器のように、多数のパーツを溶接することによって製造する場合に比べて、実際に電磁波を伝送している際の伝送特性が極めて低くなることを意味しており、特に42GHzのようなミリ波の電磁波を伝送する際には、信頼性の面で大きなアドバンテージを有することになる。
例えば、凹部212Bの内寸よりも凸部221Aの外寸が小さく、凹部212Bと凸部221Aを位置合わせした後に溶接によって固定する場合、又は、接続部232の外寸が切り欠き部213Aの内寸より小さく、接続部232と切り欠き部213Aを位置合わせした後に溶接によって固定する場合には、熱膨張が生じた場合に、3つのパーツ(導波管本体210、丸角変換部220、及び分岐導波管230)の位置関係が微少距離ずれることにより、ミリ波の伝送特性に大きな影響が生じるおそれがある。このような場合には、ミリ波の伝送自体が困難になるおそれがある。
これに対して、実施の形態の偏分波器200は、上述のように3つのパーツ(導波管本体210、丸角変換部220、及び分岐導波管230)を嵌着することによって組み立てているので、熱膨張が生じた場合でも伝送特性の変化が抑制され、信号伝送における高い信頼性を確保することができる。
また、従来の偏分波器は、ひとつひとつのパーツが大きいため、FPUのようなシステムに用いることは不向きであるが、実施の形態の偏分波器200は小型化を図っているため、FPUに好適である。また、特に、図1乃至図3に示す開口効率の非常に高いアンテナ装置100とともに用いることにより、伝搬距離の長距離化、伝送品質の改善、信頼性の高い伝送特性、大きな伝送容量をすべて実現した通信システムを提供することができる。
以上、本発明の例示的な実施の形態の偏分波器、及び、通信装置について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
100 アンテナ装置
110 反射鏡
120 給電部
123 導波管部
124 保持部
125 反射板
200 偏分波器
210 導波管本体
220 丸角変換部
230 分岐導波管

Claims (7)

  1. 一端がアンテナ装置に接続され、一端から他端まで貫通する円形導波管と、前記円形導波管の内部に嵌着される調整板とを有する導波管本体と、
    前記導波管本体の前記他端に嵌着される丸角変換部と、
    前記導波管本体の前記調整板よりも前記一端側において、前記導波管本体の外周部に嵌着され、前記円形導波管に連通する方形導波管と
    を含む偏分波器。
  2. 前記調整板の前記円形導波管に当接する側壁は、前記円形導波管の内壁面に対応して湾曲した形状を有する、請求項1記載の偏分波器。
  3. 前記導波管本体、前記丸角変換部、及び前記方形導波管は、それぞれ、金属塊を加工することによって一体的に形成される、請求項1又は2記載の偏分波器。
  4. パラボラ形式の第1反射面を有する反射鏡と、前記反射鏡の前記第1反射面側に配設される給電部とを有するアンテナ装置と、
    前記導波管本体の前記一端に前記アンテナ装置が接続され、前記丸角変換部及び前記方形導波管のそれぞれに、送信回路、受信回路、又は送受信回路のいずれかが接続される、請求項1乃至3のいずれか一項記載の偏分波器と
    を含む、通信装置。
  5. 前記アンテナ装置の前記給電部は、前記導波管本体の前記一端に接続される導波管と、前記導波管に接続される絶縁部と、前記絶縁部に設けられ、前記反射鏡の前記第1反射面に対向する第2反射面を有する反射部とを有する、請求項4記載の通信装置。
  6. 前記反射部は、前記絶縁部に係合する係合部を前記第2反射面に有し、前記係合部によって前記絶縁部に係合される反射板である、請求項5記載の通信装置。
  7. 前記反射部は、前記第2反射面の中央に円錐状の突出部を有する、請求項5又は6記載の通信装置。
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