JP2015115780A - 画像形成装置、画像連携システム及び端末装置 - Google Patents

画像形成装置、画像連携システム及び端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置と画像形成装置とが通信可能な場合に、画像形成装置の動作が切り替わることにより、利用者にとって直感的で使い勝手の良い画像形成装置等を提供すること。
【解決手段】原稿を読取位置に搬送する原稿搬送部と、前記原稿搬送部により搬送されている前記原稿を読み取る原稿読取部と、前記読み取られた原稿から画像データを生成する画像処理部と、前記画像データに基づいて、記録紙に画像を形成する画像形成部と、前記記録紙を排紙トレーへ排出する排出部と、備え、原稿搬送部の近傍に設けられた無線通信部により端末装置と通信可能となった場合に、原稿搬送部の近傍に端末装置が載置されたと検出し、原稿搬送部の動作を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置等に関する。
従来から画像形成装置にて、読み込んだ原稿を印刷するだけでなく、他の端末装置から転送された画像データを印刷することが可能である。
例えば、スキャナで読み取った原稿画像データを所定のフォーマットに変換して、指定された携帯電話のアドレスに送信することで、受信した携帯側でデータを画像表示できる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、近接無線インターフェースを介して、ノートパソコン等の情報端末に保存したファイルの中で予め指定したファイルデータを情報端末のデータ転送操作を行うことなく画像形成装置内に取り込んで自動的に印刷できる画像形成装置の発明が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−318122号公報 特開2013−35287号公報
近年、タブレット端末と呼ばれる端末装置が普及している。タブレット端末では、画像ファイルや、PDF(Portable Document Format)ファイルとして保存された原稿ファイルを、利用者が閲覧・参照する利用方法がある。
そして、必要に応じて閲覧している原稿ファイルを印刷しようとした場合、一度コンピュータ等に読み出して印刷したりする必要があった。また、タブレット等の端末装置から直接印刷する方法もあるが、画像形成装置に応じた印刷ソフトを導入し、印刷する画像形成装置を指定する必要があり、使い勝手が良いものとはいえなかった。
また、コンビニエンスストア等に設置されている画像形成装置の場合、利用者が端末装置等を使いこなすレベルが様々であるため、使い勝手良く原稿を印刷することが出来なかった。また、タブレットはコンピュータに比較すると小型のため、画像形成装置の近傍に置いて忘れてしまい、使用中に落下の危険性が生じるといった問題点があった。
上述した課題に鑑み、本発明が目的とするところは、端末装置と画像形成装置とが通信可能な場合に、画像形成装置の動作が切り替わることにより、利用者にとって直感的で使い勝手の良い画像形成装置等を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、
原稿を読取位置に搬送する原稿搬送部と、
前記原稿搬送部により搬送されている前記原稿を読み取る原稿読取部と、
前記読み取られた原稿から画像データを生成する画像処理部と、
前記画像データに基づいて、記録紙に画像を形成する画像形成部と、
前記記録紙を排紙トレーへ排出する排出部と、
備え、
前記原稿搬送部の近傍に端末装置との通信を行う無線通信部を設け、
前記無線通信部により前記端末装置と通信可能となった場合に、前記原稿搬送部の近傍に前記端末装置が載置されたと検出する端末装置検出部と、
前記端末装置検出部により、前記端末装置が検出された場合には、前記原稿搬送部の動作を停止する停止部と、
を有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、
原稿を読取位置に搬送する原稿搬送部と、
前記原稿搬送部により搬送されている前記原稿を読み取る原稿読取部と、
前記読み取られた原稿から画像データを生成する画像処理部と、
前記画像データに基づいて、記録紙に画像を形成する画像形成部と、
前記記録紙を排紙トレーへ排出する排出部と、
備え、
前記排紙トレーの近傍に端末装置との通信を行う無線通信部を設け、
前記無線通信部により前記端末装置と通信可能となった場合に、前記排紙トレーの近傍に前記端末装置が載置されたと検出する端末装置検出部と、
前記端末装置検出部により、前記端末装置が検出された場合には、前記画像形成部の動作を停止する停止部と、
を有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、
原稿を読取位置に搬送する原稿搬送部と、
前記原稿搬送部により搬送されている前記原稿を読み取る原稿読取部と、
前記読み取られた原稿から画像データを生成する画像処理部と、
前記画像データを記録紙に形成する画像形成部と、
前記記録紙を複数の排紙トレーへ振り分けて排出する排出部と、
備え、
前記排紙トレーの近傍に端末装置との通信を行う無線通信部を設け、
前記無線通信部により前記端末装置と通信可能となった場合に、前記排紙トレーの近傍に前記端末装置が載置されたと検出する端末装置検出部と、
を更に有し
前記排出部は、前記端末装置検出部により前記端末装置が検出された場合に、前記端末装置が検出された排紙トレー以外の排紙トレーに記録紙を排出することを特徴とする。
本発明の画像連携システムは、
画像形成装置と、端末装置とが、無線通信により接続可能な画像連携システムにおいて、
前記画像形成装置は、
原稿を読取位置に搬送する原稿搬送部と、
前記原稿搬送部により搬送されている前記原稿を読み取る原稿読取部と、
前記読み取られた原稿から画像データを生成する画像処理部と、
前記画像データに基づいて、記録紙に画像を形成する画像形成部と、
前記記録紙を排紙トレーへ排出する排出部と、
備え、
前記原稿搬送部の近傍に端末装置との通信を行う無線通信部を設け、
前記無線通信部により前記端末装置と通信可能となった場合に、前記原稿搬送部の近傍に前記端末装置が載置されたと検出する端末装置検出部と、
前記端末装置検出部により、前記端末装置が検出された場合には、前記原稿搬送部の動作を停止する停止部と、
前記端末装置検出部により、前記端末装置が検出された場合には、前記端末装置に対して画像送信要求を送信する画像送信要求送信手段と、
を有し、
前記端末装置は、
前記画像形成装置から、画像送信要求を受信した場合には、画像データを前記画像形成装置に送信する画像データ送信手段と、
を備え、
前記画像形成部は、送信された前記画像データに基づいて記録紙に画像を形成することを特徴とする。
本発明の画像連携システムは、
画像形成装置と、端末装置とが、無線通信により接続可能な画像連携システムにおいて、
前記画像形成装置は、
原稿を読取位置に搬送する原稿搬送部と、
前記原稿搬送部により搬送されている前記原稿を読み取る原稿読取部と、
前記読み取られた原稿から画像データを生成する画像処理部と、
前記画像データに基づいて、記録紙に画像を形成する画像形成部と、
前記記録紙を排紙トレーへ排出する排出部と、
備え、
前記排紙トレーの近傍に端末装置との通信を行う無線通信部を設け、
前記無線通信部により前記端末装置と通信可能となった場合に、前記排紙トレーの近傍に前記端末装置が載置されたと検出する端末装置検出部と、
前記端末装置検出部により、前記端末装置が検出された場合には、前記画像形成部の動作を停止する停止部と、
前記端末装置検出部により、前記端末装置が検出された場合に前記画像データを前記端末装置に送信する画像データ送信部と、
更に有し、
前記端末装置は、前記画像データを受信することを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、原稿を読取位置に搬送する原稿搬送部と、前記原稿搬送部により搬送されている前記原稿を読み取る原稿読取部と、前記読み取られた原稿から画像データを生成する画像処理部と、前記画像データに基づいて、記録紙に画像を形成する画像形成部と、前記記録紙を排紙トレーへ排出する排出部と、備え、原稿搬送部の近傍に設けられた無線通信部により端末装置と通信可能となった場合に、原稿搬送部の近傍に端末装置が載置されたと検出し、原稿搬送部の動作を停止する。したがって、端末装置を原稿搬送部の近傍に載置するだけで、原稿搬送部の動作が停止することとなり、端末装置があるにも関わらず原稿搬送動作が行われてしまうということを防ぐことが出来る。
更に、端末装置が検出された場合には、端末装置から送信された画像データに基づいて記録紙に画像を形成する。これにより、端末装置を原稿搬送部近傍に載置するだけで、端末装置の画像データを利用して印刷動作を行うことが可能となる。
本発明の画像形成装置によれば、原稿を読取位置に搬送する原稿搬送部と、前記原稿搬送部により搬送されている前記原稿を読み取る原稿読取部と、前記読み取られた原稿から画像データを生成する画像処理部と、前記画像データに基づいて、記録紙に画像を形成する画像形成部と、前記記録紙を排紙トレーへ排出する排出部と、備え、排紙トレーの近傍に設けられた無線通信部により端末装置と通信可能となった場合に、排紙トレーの近傍に端末装置が載置されたと検出し、画像形成部の動作を停止する。したがって、端末装置を排紙トレーの近傍に載置するだけで、画像形成部の動作が停止、記録紙が排紙トレーに排出されないこととなり、端末装置があるにも関わらず記録紙が排出されてしまうということを防ぐことが出来る。
更に、端末装置が検出された場合には、画像データが端末装置に送信される。これにより、端末装置を排紙トレー近傍に載置するだけで、端末装置に画像データが送信される。
第1実施形態におけるシステム全体を示した図である。 第1実施形態における画像形成装置の機能構成を説明するための図である。 第1実施形態における動作モードテーブルのデータ構成の一例を示す図である。 第1実施形態における端末装置の機能構成を説明するための図である。 第1実施形態における読取モード設定処理の動作フローである。 第1実施形態における出力モード設定処理の動作フローである。 第1実施形態におけるメイン処理の動作フローである。 第1実施形態における連携処理を説明するための図である。 第1実施形態における連携処理を説明するための図である。 第1実施形態における動作例を説明するための図である。 第1実施形態における動作例を説明するための図である。 第1実施形態における動作例を説明するための図である。 第1実施形態における動作例を説明するための図である。 第1実施形態における動作例を説明するための図である。 第1実施形態における動作例を説明するための図である。 第1実施形態における画面例を説明するための図である。 第1実施形態における画面例を説明するための図である。 第2実施形態における画像形成装置の機能構成を説明するための図である。 第2実施形態における動作例を説明するための図である。 第2実施形態における動作例を説明するための図である。 第3実施形態における原稿搬送部ロック処理の動作フローである。 第3実施形態における印刷制限処理の動作フローである。 第3実施形態における画面例を説明するための図である。 第3実施形態における画面例を説明するための図である。 第4実施形態における動作例を説明するための図である。 第4実施形態における動作例を説明するための図である。 第6実施形態における動作例を説明するための図である。 第8実施形態における動作例を説明するための図である。
以下、本発明の画像形成装置を含む画像連携システムについての実施形態を説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を理解するための一例であり、発明の内容を限定的に解釈するものではない。
なお、以下説明の上で「画像」「画像データ」と表現しているものは、単純な画像ファイル(JPEG形式や、TIFF形式、BMP形式と呼ばれる通常の画像/データ)だけに限らない。例えば、PDFファイルといった文章同種の形式や、後述する画像変換ドライバを利用することにより、各種文章ファイル、表計算ファイル、スライド等も含んでいる。
[1.第1実施形態]
第1実施形態について説明する。第1実施形態は、画像形成装置と端末装置とが、近距離無線通信手段を利用して通信を行う場合の実施形態である。
[1.1 全体構成]
図1に示すように、画像連携システム1には、画像形成装置10と、端末装置20とが含まれている。
ここで、画像形成装置10は、例えばデジタル複合機(MFP)等にて構成されており、端末装置20は、携帯型のタブレット端末にて実現されているものとする。なお、端末装置20は、画像を表示可能な携帯型の端末装置であれば良く、例えばスマートフォンのような小型の装置であっても良いし、電子ノートのような大型の装置であってもよい。
[1.2 機能構成]
続いて、各装置の機能構成について説明する。
[1.2.1 画像形成装置]
画像形成装置10の機能構成について、図2を用いて説明する。画像形成装置10は、制御部110と、原稿読取部120と、原稿搬送部125と、画像形成部130と、用紙排出部140と、画像処理部150と、記憶部160と、操作表示部170と、NFC通信部180とを有して構成されている。
制御部110は、画像形成装置10の全体を制御するための機能部である。制御部110は、記憶部160に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えばCPU(Central Process Unit)等により構成されている。
原稿読取部120は、原稿を読み取るための装置である。例えば、光学式スキャナ等により構成されており、ガラス等で構成されている原稿読取台に載置された原稿を読み取り、画像として画像処理部150に出力する。また、原稿読取部120は、原稿搬送部125(ADF)が接続されており、原稿搬送部125を利用して連続して原稿を読み取ることもできる。すなわち、原稿読取台に原稿を載置して原稿を読み取る動作と、原稿搬送部125を利用して原稿を読み込む動作とが可能である。
原稿搬送部125には、用紙検出センサを設けることが可能である。用紙検出センサを利用することで、原稿搬送部125に原稿が載置されたことを検出したり、原稿サイズを検出したりすることができる。また、原稿が載置された場合には、原稿搬送部125を動作させることにより1又は複数の原稿を連続して読み取ることが可能となる。原稿搬送部125は、自動原稿読取装置(ADF)等と呼ばれている。
ここで、用紙検出センサは、ハードウェアによる検出機構であったり、赤外線を利用した検出機構であったり、照度センサを利用した検出機構等と従来からある何れの機構を用いても良い。また、後述するNFC通信部180によって通信可能か否かを用いて検出しても良い。
画像形成部130は、画像データに基づいて記録紙に画像を形成するための機能部である。例えば、給紙された記録紙(記録用紙)に、レーザプリンタと同様に感光体を用いて画像を形成し、当該画像データが形成された記録紙を用紙排出部140により排出する。
なお、画像形成部130は、記録紙に画像を形成できれば良いため、例えばインクジェット方式や熱転写方式といった他の印刷方式を用いても良い。
用紙排出部140は、画像形成装置10における排紙制御を行う機能部である。具体的には画像形成部130から、搬送ローラ(排紙ローラ)等を介して、記録紙を排出する動作を行う。また、用紙排出部140により排出された記録紙は、図1の排紙トレー145に排出されることになる。すなわち、記録紙は排紙トレー145上に載置されていくことになる。
画像処理部150は、原稿読取部120により読み込まれた画像を画像データに変換したり、画像データに対して種々の処理を実行したりするための機能部である。例えば、画像の鮮鋭化をしたり、カラーの原稿を白黒変換したり、画像形式を変換したりと画像処理を実行する。
また、端末装置20から、受信された画像データに対して画像処理を施したり、端末装置20に送信するための画像データを処理したりする機能部である。
記憶部160は、画像形成装置10の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部160は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
また、記憶部160には、画像データを記憶する画像データ記憶領域162が確保されおり、動作モードテーブル164が記憶されている。
動作モードテーブル164は、画像形成装置10の動作モードが設定されているテーブルである。図3に示すように、読み取りモードに対応して、原稿読取先と、ADF(原稿搬送部125)の動作とが対応づけられている。
すなわち、読取モードが「原稿台」の場合には、原稿の読み取り先として原稿読取部120、すなわち原稿読取台に載置された原稿が読み取られる。また、このとき原稿搬送部125(ADF)の動作は停止している。
また、読取モードが「ADF」の場合には、原稿の読み取り先として原稿搬送部125(ADF)を利用して原稿を読み取る。また、読取モードが「端末装置」の場合には、原稿読取先はNFC通信部180となり、この場合も原稿搬送部125の動作は停止する。
操作表示部170は、利用者に対して各種情報を表示したり、利用者からの操作入力を受け付けたりするための機能部である。表示手段としては、液晶ディスプレイ(LCD)や、有機ELパネルにより構成されている。また、操作部としては、ハードウェアスイッチ(ボタン)等により構成されている。
更に、操作表示部170として、タッチパネルのように表示部と操作部とが一体となっているものでも良いし、操作アプリケーションをインストールしたスマートフォン等の情報端末や、ブラウザアクセスによる外部端末によって実現されても良い。
NFC通信部180は、端末装置と近距離無線通信を行うための機能部である。近距離無線通信を実現するために、本実施形態では一例としてNFC(Near Field Communication)を利用した通信を実現する。すなわち、RFIDを利用した通信により実現される。
[1.2.2 端末装置]
端末装置20の機能構成について、図4を用いて説明する。端末装置20は、制御部210と、操作表示部220と、NFC通信部230と、無線部240と、画像処理部250と、記憶部260とを有して構成されている。
制御部210は、端末装置20の全体を制御するための機能部である。制御部210は、記憶部260に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えばCPU(Central Process Unit)により構成されている。
操作表示部220は、利用者に対して各種情報を表示したり、利用者からの操作入力を受け付けたりするための機能部である。タッチパネルとして操作部と、表示部とが一体となって形成されている。表示手段としては、液晶ディスプレイ(LCD)や、有機ELパネルにより構成されている。また、操作部としては、ハードウェアスイッチ(ボタン)や、音声入力手段を利用しても良い。
NFC通信部230は、画像形成装置と近距離無線通信を行うための機能部である。近距離無線通信を実現するために、本実施形態では一例としてNFC(Near Field Communication)を利用した通信を実現する。画像形成装置10の、NFC通信部180と通信が行えれば良い。
無線部240は、端末装置20が無線通信を行うとこに利用される機能部である。例えば、IEEE802.11a/b/g/nといった無線LANや、Bluetooth、ワイヤレスUSB等のような無線で行われる通信手段で実現されていれば良い。また、3G回線やLTE回線といった無線通信を行うこととしても良い。
画像処理部250は、画像データについて各種画像に関する処理を実行するための機能部である。例えば、画像の鮮鋭化をしたり、カラーの原稿を白黒変換したり、画像形式を変換したりと画像処理を実行する。
記憶部260は、端末装置20の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部260は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
また、記憶部260には、画像データを記憶する画像データ記憶領域262が確保されおり、画像形成装置10と連携を行うためのMFP連携アプリケーション264と、画像変換ドライバ266とが記憶されている。
画像データ記憶領域262は、画像データを記憶しておくための領域である。端末装置20で利用するもの、画像形成装置10から受信されたもの、画像変換ドライバ266で変換された画像等の記憶に利用される領域である。また、画像と関係のないドキュメントファイル等も記憶されている。
MFP連携アプリケーション264とは、画像形成装置10に画像データを送信したり、画像形成装置10から画像データを受信したりするためのアプリケーションである。利用者は、MFP連携アプリケーション264を実行しておくことにより、本実施形態の動作を実現することが可能である。
また、画像形成装置10に送信する画像を選んだり、画像形成装置10から受信した画像データを整理したりするアプリケーションである。このように、画像形成装置10と、端末装置20との通信のやり取りを実行するアプリケーションである。
画像変換ドライバ266は、文章ファイルや、表計算のシート等、そのままでは画像形成装置10で利用出来ないファイルの場合、利用可能なファイル形式に変換するドライバである。画像形成装置10で利用可能となった画像データは、NFC通信部230を介して画像形成装置10に送られる。
[1.3 処理の流れ]
続いて、処理の流れについて説明する。
[1.3.1 読取モード設定処理]
まず、読取モード設定処理について、図5を用いて説明する。読取モード設定処理は、画像形成装置10がメイン処理を実行する前に実行される処理である。
まず、原稿搬送部125の用紙検出センサが「OFF」の状態、すなわち原稿もタブレットも原稿搬送部125に載置されていない場合には、画像形成装置10は、読取モードを「原稿台」とする(ステップS102;No→S104)。
なお、ここで用紙センサによる検出は、NFC通信部180により通信が可能か否かとは別に検出しても良いし、ハードウェアによる検出スイッチによる検出としても良い。この判断については後述する。
続いて、用紙検出センサが「ON」の場合(ステップS102;Yes)、原稿搬送部125に原稿か端末装置が載置されていると判定する。ここで、端末装置20がNFC通信部180により検出された場合には、読取モードを「端末装置」にする(ステップS106;Yes→ステップS108)。他方、端末装置20が検出されない場合には、読取モードを「ADF」にする(ステップS110)。
なお、本処理はメイン処理の前に実行するが、具体的には用紙検出センサや、原稿搬送部125近傍に設けられたNFC通信部180による端末装置20の検出状態に変化があった場合に実行されることとしてもよい。また、単独で本処理を実行しても良い。
[1.3.2 出力モード設定処理]
続いて、出力モード設定処理について、図6を用いて説明する。出力モード設定処理は、画像形成装置10がメイン処理を実行する前に実行する処理である。
すなわち、排紙トレー近傍で端末装置が検出された場合には、排出モードを「端末装置」とする(ステップS152;Yes→ステップS154)。他方、排紙トレー近傍で端末装置が検出されない場合には、排出モードを「排紙トレー」とする(ステップS152;No→ステップS156)。
ここで、出力モードは、画像(データ)を何処に出力するかを表している。排出モード「排紙トレー」のときは、画像形成部130で記録紙に画像を形成し、用紙排出部から排紙トレーに記録紙を排出する。
また、排出モード「端末装置」の場合には、画像処理部150で生成された画像データを画像形成部130に出力せず、端末装置20に送信する。この場合、画像形成部130、用紙排出部140の動作は停止する。
なお、本処理はメイン処理の前に実行するが、具体的には排紙トレー145近傍に設けられたNFC通信部180により端末装置20の検出状態に変化があった場合に実行されることとしてもよい。
[1.3.3 メイン処理]
次に、本実施形態の処理について図7を用いて説明する。まず、利用者により読取開始操作(コピー操作)が行われると(ステップS202;Yes)、読取モードが「端末装置」か否かを判定する。ここで、読取モードが「端末装置」以外の場合には(ステップS204;No)、従来の原稿読取処理を実行する(ステップS206)。すなわち、原稿読取部120又は原稿搬送部125に載置された原稿から画像を読み取る。
続いて、読取モードが「端末装置」である場合には(ステップS204;Yes)、端末装置20と正しく通信が出来るか否かを判定する(ステップS208)。
ここで、端末装置20と正しく通信が行えない場合とは、以下のような場合が想定される。
(1)端末装置20にMFP連携アプリケーション264がインストールされていない
(2)画像形成装置10が、端末装置20(又は利用者)を認証出来ない
(3)端末装置20において画像データが選択されていない
このような場合には、エラー処理を実行し、本処理を終了する(ステップS208;No→ステップS212)。
端末装置20と正しく通信が行える場合には、端末装置20から画像データを1又は複数受信する(ステップS210)。
続いて、排出モードが「端末装置」以外の場合には(ステップS214;No)、印刷処理を実行する(ステップS216)。すなわち、画像データに基づいて、記録紙に画像形成部130が画像を形成し、用紙排出部140を介して排紙トレーに排出される。
他方、排出モードが「端末装置」の場合には(ステップS214;Yes)、端末装置20と正しく通信可能か否かを判定する(ステップS218)。すなわち、排紙トレー145近傍に設けられたNFC通信部180により、端末装置20が正しく通信可能かを判定する。
排紙トレー145近傍に設けられたNFC通信部180により正しく通信が行えない場合にはエラー処理を実行し(ステップS218;No→ステップS222)、正しく通信が行えた場合には(ステップS218;Yes)、画像データを端末装置20に送信する(ステップS220)。
[1.3.4 連携処理]
ここで、画像形成装置10と、端末装置20との連携について図8、図9を用いて説明する。
(1)原稿搬送部近傍に端末装置を載置した場合
まず、図8は、端末装置20が、原稿搬送部125近傍に載置された場合の例である。
画像形成装置10から、端末装置20に対して、第1接続要求が行われる(S1002)。端末装置20は、画像形成装置10を認証した場合は、第1接続応答を返す(S1004)。
第1接続要求、第1接続応答により、通信が確立された事となる(S1006)。通信が正しく確立されなかった場合には、エラーを返すことにより、エラー処理が実行される。
通信が正しく確立されると、画像形成装置10から、転送画像要求が送信されると(S1008)、端末装置20は転送する画像を決定し(S1010)、決定された転送画像を画像形成装置10に送信する(S1012)。ここで、転送される画像は1つであっても良いし、複数であっても良い。
また、画像ファイルは、JPEG形式やTIFF形式と行った画像データの形式や、PDF形式という画像形成装置10が処理できる他の形式であっても良い。また、ドキュメントファイル、表計算ファイル等直接画像形成装置10で処理できないファイルの場合は、画像変換ドライバ266により画像データに変換後、画像形成装置10に送信すれば良い。
なお、通信確立処理は、画像形成装置10から端末装置20に対して行う場合について説明したが、端末装置20から画像形成装置10に対して行ったとしても良い。
(2)排紙トレー近傍に端末装置を載置した場合
図9は、端末装置20が、排紙トレー145近傍に載置された場合の例である。
画像形成装置10から、端末装置20に対して、第2接続要求が行われる(S2002)。端末装置20は、画像形成装置10を認証した場合は、第2接続応答を返す(S2004)。
第2接続要求、第2接続応答により、通信が確立された事となる(S2006)。通信が正しく確立されなかった場合には、エラーを返すことにより、エラー処理が実行される。
通信が正しく確立されると、画像形成装置10が転送する画像データを決定し(S2008)、決定された転送画像データが端末装置20に送信される(S2010)。端末装置20は、受信した画像データを画像データ記憶領域262に記憶する。
また、画像ファイルは、JPEG形式やTIFF形式と行った画像データの形式や、PDF形式という画像形成装置10が生成できる他の形式であっても良い。
なお、通信確立処理は、画像形成装置10から端末装置20に対して行う場合について説明したが、端末装置20から画像形成装置10に対して行ったとしても良い。
[1.4 動作例]
続いて、具体的な動作例について、図を用いて説明する。図10は、画像形成装置10を上面からみた図である。画像形成装置10の上側に設けられている原稿搬送部125には、NFC通信部182が設けられている。
このとき、例えば図11に示すように、NFC通信部182と通信可能となるように端末装置20を載置する。これにより、端末装置20が原稿搬送部125の近傍(用紙取込口の近傍)に載置されたことを検出することが出来る。
また、図12は、排紙トレー145を上側から見た図である。排紙トレー145には、NFC通信部184が設けられている。
このとき、例えば図13に示すように、NFC通信部184と、NFC通信部230とが通信可能となるように端末装置20を載置する。これにより、端末装置20が排紙トレー145の近傍(排紙トレー145上)に、載置されたことを検出することが出来る。
なお、図14に示すように、原稿搬送部125において、原稿搬送部の用紙取込口以外のところに、NFC通信部186を設けても良い。この場合は、端末装置20は、図15に示すように原稿搬送部125の上に載置された場合に、載置されたことを検出することとなる。
[1.5 画面例]
本実施形態における画像形成装置10の操作表示部170における画面例について説明する。図16は、端末装置20が、原稿搬送部125の近傍に載置されている場合に、コピー操作が実行された場合における表示画面W100の一例である。
表示画面W100には、原稿読取部120(原稿搬送部125)ではなく、NFC通信部180から画像データを読み出している(受信している)ことを利用者に報知している(領域R100)。また、領域M100では、原稿搬送部125近傍に端末装置20が載置されていることを示す識別表示を行っている。
また、図17は端末装置20が排紙トレー145の近傍に載置されている場合に、コピー操作が実行された場合における表示画面W110の一例である。
表示画面W110には、用紙排出部140(排紙トレー145)ではなく、NFC通信部180から画像データを送信していることを利用者に報知している(領域R110)。また、領域M110では、排紙トレー145近傍に端末装置20が載置されていることを示す識別表示を行っている。
このように、本実施形態によれば、画像形成装置上に、端末装置20を置いた場合に、置いた位置に応じて、画像制御装置の動作を自動的に切り替えることが可能となる。
とくに、画像データを画像形成装置10に取り込む場合は、原稿搬送部125の近傍に端末装置20を載置し、画像データを画像形成装置10から取り出す場合は、排紙トレー145の近傍に端末装置20を載置することから、利用者が直感的に利用することが可能となる。
また、画像形成装置の場合、店頭等に設定され、不特定多数の利用者が考えられる。このような利用者は、必ずしも画像形成装置の操作に慣れているものではないため、本実施形態のように直感的に操作ができる点は非常に有効である。
更に、上述の実施形態によれば、排紙トレーに排出される記録紙が。端末装置20を排紙トレー上から押し出して端末装置20を落下させ破損させたり、排紙される記録紙が端末装置20に接触して用紙が折れてしわになったり、端末装置20の上に記録紙が排出されて端末装置20を覆い隠し、結果として置き忘れや落下破損に繋がるということを防ぐことが出来る。
[2.第2実施形態]
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態は端末装置がNFC通信部を利用しない場合や、そもそもNFC通信部を有していない端末装置の場合の実施形態である。
本実施形態における画像形成装置12の機能構成を図18に示す。本実施形態の画像形成装置12は、図2で示した画像形成装置10の機能構成において、NFC通信部180の代わりに、無線部190を備えた構成となっている。なお、同一の機能部については同一の符号を付し、説明を省略する。
無線部190は、無線通信を行うための機能部である。無線通信の方式としては、IEEE802.11a/b/g/n等の無線LANであったり、Bluetooth、ワイヤレスUSBであったりする。すなわち、端末装置20の無線部240と通信が可能であれば良い。
なお、図示はしていないが、本実施形態において端末装置20は、NFC通信部230を有していなくても良い。
この場合、まず画像形成装置12と、端末装置20とが無線通信が確立される。例えばBluetoothやワイヤレスUSBによって通信が確立されても良いし、画像形成装置10が無線親機として、SSIDを提供することにより端末装置20がIEEE802.11等の方式により接続されることとしても良い。
そして、画像形成装置10は、用紙検出部(原稿検出部/排紙検出部)を利用して端末装置20が載置されたことを検出すれば良い。例えば、図19に原稿搬送部125に原稿検出部122が設けられている状態を示す図である。原稿搬送部125には、複数の原稿検出部122が設けられている。これにより、原稿が載置されたことを検出することでき、更に原稿の用紙サイズを検出することができる。
図20は、端末装置20が原稿搬送部125に載置された状態を示す図である。無線通信で通信が確立し、原稿検出部122により端末装置20が載置されたことを検出した場合には、原稿搬送部125の近傍に端末装置20が載置されたとして処理を行う。また、排紙トレー145にも用紙検出部を設けることにより、同様の効果が期待できる。
すなわち、排紙トレー145に排紙があるか否かを検出する為の用紙検出部を設けている。通常は排紙を検出するが、上述したように無線通信が接続されおり、かつ排紙トレーに端末装置20が検出された場合に、画像形成部の動作を停止したり、画像データを端末装置20に送信したりする。
このように、本実施形態によれば、NFC通信が利用出来ない端末装置であっても、第1実施形態と同様に端末装置から画像形成装置へ画像データを転送することが可能となり、画像形成装置から端末装置へ画像データを転送することが可能となる。
また、NFC通信部が設けられている位置と、端末装置を載置した位置がずれたとしても、同様に画像データの転送を行うことが可能となる。
また、本実施形態においては、物理的な用紙検出部を設けることとしたが、例えば、用紙検出部ではなく、無線通信部190が検出している無線の信号強度を利用しても良い。すなわち、信号強度が所定のレベル以上に強ければ、端末装置20が画像形成装置上に載置されたと判定してもよい。
[3.第3実施形態]
続いて、第3実施形態について説明する。本実施形態は、端末装置20が画像形成装置10に載置されているが、画像データの転送は行わない場合の処理である。
[3.1 原稿搬送部ロック処理]
図21は、原稿搬送部125の開閉動作をロックする場合の処理の流れを示した図である。まず、原稿搬送部125は、原稿読取部120に対して回動可能に設けられている。これにより、原稿読取部120の上部が開放可能となり、原稿台に原稿を載置することができる。
ここで、原稿搬送部125の開閉を制限するためのロック機構を設けることとする。すなわち、ロック機構が作動しているときは原稿搬送部125がロックされ、回動しないこととなる。
図21に示すように、まず原稿搬送部125の近傍に端末装置20が載置されている場合には(ステップS302;Yes)、原稿搬送部125をロックする(ステップS304)。すなわち、原稿搬送部125が動かなくなることから、原稿搬送部125を持ち上げて端末装置20が落下するということを防ぐことが出来る。
また、原稿搬送部125の近傍で端末装置20が検出されなくなると(ステップS306;Yes)、原稿搬送部125のロックを解除(アンロック)する(ステップS308)。端末装置20が、原稿搬送部125の上から無くなったため、自由に開閉することが可能となる。
[3.2 印刷制限処理]
図22は、印刷を制限する処理である。排紙トレー145の近傍で端末装置20が検出された場合には、印刷制限をONにする(ステップS402;Yes→ステップS404)。これにより、画像形成部130、用紙排出部140の動作が停止する。
また、排紙トレー145で端末装置20が検出されなくなった場合は(ステップS406;Yes)、印刷制限を解除し、自由に印刷を行うことが可能となる(ステップS408)。
このように、本実施形態によれば、端末装置20を排紙トレーに置いて作業中の場合や、他の人が置き忘れていたとしても、排紙トレーから記録紙が排出されないこととなる。
したがって、排出された記録紙により押し出されて端末装置20が落下することを防ぐことが可能となる。また、記録紙自体が端末装置20に当たることによりが折れ曲がるといったことを防ぐことが出来る。とくに、画像形成装置が複合機の場合、コピー作業を行っているときに、ネットワークを介して印刷処理が実行される場合がある。そのような場合であっても、適切に処理を行うことが可能となる。
[3.3 画面例]
本実施形態における画像形成装置10の操作表示部170における画面例について説明する。図23は、端末装置20が、原稿搬送部125の近傍に載置されている場合に、原稿搬送部125を開放しようとした場合に表示される警告画面W200である。
端末装置20が、原稿搬送部125に載置されたまま、原稿搬送部125を開放しようとしたため、その旨がメッセージR200として表示されている、また、どの部分に端末装置(タブレット)を忘れているか解りやすくするために、識別表示M200を行っている。
図24は、端末装置20が、排紙トレー145の近傍に載置されている場合に、印刷処理(排出処理)が行われる場合に表示される警告画面W210である。
端末装置20が、排紙トレー145に載置されたまま、印刷指示が行われたため、その旨がメッセージR210として表示されている。また、排紙トレーに端末装置(タブレット〜を忘れているか解りやすくするために、識別表示M210を行っている。
[4.第4実施形態]
続いて第4実施形態について説明する。第4実施形態は排紙トレーが複数ある場合の実施形態について説明する。
第4実施形態の画像形成装置14の外観斜視図を図25に示す。図25に示すように、原稿読取部120の下に排紙トレー145が複数存在する。
図26は、排紙トレー145の様子を模式的に示した図である。排紙トレー145は、本体に内部に排紙トレー145aが設けられており、それ以外に排紙トレー145b、145c、145dが設けられている。
このとき、NFC通信部186が排紙トレー145aに設けられている。NFC通信部184により、排紙トレー145aに端末装置20が載置されたと検出された場合、排紙トレー145a以外の排紙トレーから記録紙を排出する。
すなわち、端末装置20が載置している排紙トレーを利用しないことにより、端末装置20を載置したままの状態であっても、画像形成動作(印刷処理等)を行うことが可能となる。
[5.第5実施形態]
続いて、第5実施形態について説明する。第5実施形態は、NFC通信部180と、用紙検出部とを組み合わせて端末装置20を検出する実施形態である。
すなわち、第2実施形態における用紙検出部(原稿検出部)において、原稿(この場合は端末装置20)が検出され、かつ、NFC通信部180により端末装置20が検出されている場合に、端末装置20が載置されたと検出する。
このとき、端末装置20から画像データを受信し、原稿搬送部125の動作を停止する。これにより、例えば原稿トレーが昇降したり、原稿給紙ローラが動作したり、読取ユニットが動作したりすることはない。すなわち、原稿を読み取る動作が制限されることとなる。
更に、この状態のときに、第3実施形態に記載したように、原稿搬送部125の開閉が制限されても良い。原稿搬送部125の開閉が制限される(開閉が行えない)ことにより、端末装置20が落下防止される。
[6.第6実施形態]
続いて、第6実施形態について説明する。上述の実施形態では、端末装置20が原稿搬送部125近傍で検出された場合は、端末装置20から画像データが転送され、画像形成部130により記録紙に画像が形成される(印刷される)例について説明した。
本実施形態では、端末装置20から読み出された画像データが、保存されたり転送されたりする場合について説明する。
具体的には、画像形成装置10において、端末装置20から読み出された画像データをどのように処理するかを選択する。例えば、「コピー」と選択されると、上述した実施形態のように、画像形成部130に画像データを出力し、記録紙に画像が形成される。
ここで、「保存」が選択されると、画像形成装置10の記憶部160や、選択されたファイルサーバ等に画像が保存される。また、「送信」が選択されると、所定の送信先に画像形成装置10から画像データが送信される。
これらの、画像データをどのようにするかは予め画像形成装置10で選択してから端末装置20の画像データを転送しても良いし、端末装置20が載置されて、動作時に選択させても良い。
更に、各種条件、例えば両面印刷を行うか否か、印刷部数、後処理、保存先フォルダ、ファイル形式、送信先といった条件についても予め設定しておいても良いし、端末装置20が載置されたことが検出されてから設定できることとしても良い。
更に、上述の動作や各種条件は、端末装置20で予め選択してもよい。例えば端末装置20の画面上で「画像データをファイルサーバXに送信する」と予め設定しておき、端末装置20を画像搬送部125の近傍に載置することで、自動的にファイルサーバXに画像データが送信される。
図27は、本実施形態における操作画面W300に一例である、領域R300に処理が表示されている。例えば、「保存」を選択することで、タブレットから読み込まれた画像データは、所定の場所(例えば、画像形成装置10の記憶部130や、クラウド上のデータ保存先等)に保存される。
なお、画像データの動作は、画像形成装置10の動作モードに対応づけていても良い。例えば、コピーモードであれば記録紙に画像が形成され、イメージ送信モードなら、所定の送信先に画像データを送信する。
[7.第7実施形態]
続いて、第7実施形態について説明する。第7実施形態は、端末装置20が排紙トレー近傍に載置された場合に、画像データが原稿読取部120以外から読み込まれた場合について説明する。
すなわち、画像形成装置10に記憶されている原稿(画像データ)や、他の接続されているドキュメントサーバに保存されている原稿(画像データ)を選択し、出力することとして良い。このとき、画像形成装置10が検出された場合は、画像形成装置10に画像データが送信される。
また、このとき読み込む画像データは、原稿搬送部125に原稿が検出された場合は原稿からの画像読み込みを優先し、他の場合は画像データをサーバや、装置内部から読み込むこととする。
[8.第8実施形態]
続いて第8実施形態について説明する。第8実施形態は、画像形成装置10がネットワーに接続されており、他のコンピュータからネットワーク機器として認識されている場合である。
例えば、接続されたコンピュータから、ネットワークプリンタとして認識されている場合、ネットワーク経由の印刷コマンドを画像形成装置10が受信した場合には、画像形成動作が実行される。
したがって、端末装置20が検出されている間は、ネットワーク経由の画像形成動作は一時的に中止することとなる。これにより、端末装置20を載置した後に、排紙トレーから記録紙が出力されることはない。
また、画像形成装置10がネットワークスキャナとして認識されている場合にも、同様に、端末装置20が検出されている間は、原稿読取処理が制限されることとなる。
図28は、コンピュータ上で印刷を実行した場合の画面例W400である。コンピュータ上で印刷処理を実行し、出力するプリンタとして画像形成装置10が選択されている。このときに、印刷ダイヤログR400が表示される。
すなわち、画像形成装置10の排紙トレー(又は原稿搬送部)近傍に端末装置20が載置されていることを受信すると、現在印刷が出来ない旨を表示する。
なお、印刷出来ないジョブを一時的に画像形成装置10の内部に移しても良い。そして、端末装置20が載置を止めたときに、当該画像データに基づいて印刷処理等を実現すれば良い。
[9.変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
上述した実施形態では、主に操作が開始されてから、端末装置20を検出し、処理を実行しているが、先に端末装置20の検出を行っても良いことは勿論である。すなわち、原稿読取時、又は画像形成部の動作時までに、どのように処理を行うかが決定していれば良い。
また、実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、各種ROMやHDDの記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
ここで、プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROMや、不揮発性のメモリカード等)、光記録媒体・光磁気記録媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical Disc)、CD(Compact Disc)、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等の何れであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれるのは勿論である。
また、上述した実施形態における各装置の一部又は全部を典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現してもよい。各装置の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路又は汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能であることは勿論である。
1 画像連携システム
10、12、14 画像形成装置
20 端末装置
110 制御部
120 原稿読取部
122 原稿検出部
125 原稿搬送部
130 画像形成部
140 用紙排出部
145、145a、145b、145c、145d 排紙トレー
150 画像処理部
160 記憶部
162 画像データ記憶領域
164 動作モードテーブル
170 操作表示部
180 NFC通信部
190 無線部
210 制御部
220 操作表示部
230 NFC通信部
240 無線部
250 画像処理部
260 記憶部
262 画像データ記憶領域
264 MFP連携アプリケーション
266 画像変換ドライバ
284 通信部

Claims (12)

  1. 原稿を読取位置に搬送する原稿搬送部と、
    前記原稿搬送部により搬送されている前記原稿を読み取る原稿読取部と、
    前記読み取られた原稿から画像データを生成する画像処理部と、
    前記画像データに基づいて、記録紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記記録紙を排紙トレーへ排出する排出部と、
    備え、
    前記原稿搬送部の近傍に端末装置との通信を行う無線通信部を設け、
    前記無線通信部により前記端末装置と通信可能となった場合に、前記原稿搬送部の近傍に前記端末装置が載置されたと検出する端末装置検出部と、
    前記端末装置検出部により、前記端末装置が検出された場合には、前記原稿搬送部の動作を停止する停止部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記端末装置検出部により、前記端末装置が検出された場合には、前記端末装置に対して画像送信要求を送信する画像送信要求送信手段を更に有し、
    前記画像形成部は、前記端末装置から送信された前記画像データに基づいて記録紙に画像を形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記原稿搬送部は、前記原稿読取部に対して回動することで前記原稿読取部の上部を開放可能に構成されており、
    前記端末装置検出部が前記端末装置を検出した場合には、前記原稿搬送部の開閉動作を規制するロック機構を、更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記無線通信手段は、近距離無線通信を用いて通信を行うことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記原稿搬送部は、原稿が載置されたか否かを検出する原稿検出部を更に有し、
    前記端末装置検出部は、前記無線通信部により端末装置と通信可能であり、かつ、前記原稿検出部により原稿が載置されたと検出された場合に、前記原稿搬送部の近傍に前記端末装置が載置されたと検出することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 原稿を読取位置に搬送する原稿搬送部と、
    前記原稿搬送部により搬送されている前記原稿を読み取る原稿読取部と、
    前記読み取られた原稿から画像データを生成する画像処理部と、
    前記画像データに基づいて、記録紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記記録紙を排紙トレーへ排出する排出部と、
    備え、
    前記排紙トレーの近傍に端末装置との通信を行う無線通信部を設け、
    前記無線通信部により前記端末装置と通信可能となった場合に、前記排紙トレーの近傍に前記端末装置が載置されたと検出する端末装置検出部と、
    前記端末装置検出部により、前記端末装置が検出された場合には、前記画像形成部の動作を停止する停止部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記端末装置検出部により、前記端末装置が検出された場合に前記画像データを前記端末装置に送信する画像データ送信部を、
    更に有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記原稿搬送部は、記録紙が載置されたか否かを検出する記録紙検出部を更に有し、
    前記端末装置検出部は、前記無線通信部により端末装置と通信可能であり、かつ、前記記録紙検出部により記録紙が載置されたと検出された場合に、前記排紙トレーの近傍に前記端末装置が載置されたと検出することを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  9. 原稿を読取位置に搬送する原稿搬送部と、
    前記原稿搬送部により搬送されている前記原稿を読み取る原稿読取部と、
    前記読み取られた原稿から画像データを生成する画像処理部と、
    前記画像データを記録紙に形成する画像形成部と、
    前記記録紙を複数の排紙トレーへ振り分けて排出する排出部と、
    備え、
    前記排紙トレーの近傍に端末装置との通信を行う無線通信部を設け、
    前記無線通信部により前記端末装置と通信可能となった場合に、前記排紙トレーの近傍に前記端末装置が載置されたと検出する端末装置検出部と、
    を更に有し
    前記排出部は、前記端末装置検出部により前記端末装置が検出された場合に、前記端末装置が検出された排紙トレー以外の排紙トレーに記録紙を排出することを特徴とする画像形成装置。
  10. 画像形成装置と、端末装置とが、無線通信により接続可能な画像連携システムにおいて、
    前記画像形成装置は、
    原稿を読取位置に搬送する原稿搬送部と、
    前記原稿搬送部により搬送されている前記原稿を読み取る原稿読取部と、
    前記読み取られた原稿から画像データを生成する画像処理部と、
    前記画像データに基づいて、記録紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記記録紙を排紙トレーへ排出する排出部と、
    備え、
    前記原稿搬送部の近傍に端末装置との通信を行う無線通信部を設け、
    前記無線通信部により前記端末装置と通信可能となった場合に、前記原稿搬送部の近傍に前記端末装置が載置されたと検出する端末装置検出部と、
    前記端末装置検出部により、前記端末装置が検出された場合には、前記原稿搬送部の動作を停止する停止部と、
    前記端末装置検出部により、前記端末装置が検出された場合には、前記端末装置に対して画像送信要求を送信する画像送信要求送信手段と、
    を有し、
    前記端末装置は、
    前記画像形成装置から、画像送信要求を受信した場合には、画像データを前記画像形成装置に送信する画像データ送信手段と、
    を備え、
    前記画像形成部は、送信された前記画像データに基づいて記録紙に画像を形成することを特徴とする画像連携システム。
  11. 画像形成装置と、端末装置とが、無線通信により接続可能な画像連携システムにおいて、
    前記画像形成装置は、
    原稿を読取位置に搬送する原稿搬送部と、
    前記原稿搬送部により搬送されている前記原稿を読み取る原稿読取部と、
    前記読み取られた原稿から画像データを生成する画像処理部と、
    前記画像データに基づいて、記録紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記記録紙を排紙トレーへ排出する排出部と、
    備え、
    前記排紙トレーの近傍に端末装置との通信を行う無線通信部を設け、
    前記無線通信部により前記端末装置と通信可能となった場合に、前記排紙トレーの近傍に前記端末装置が載置されたと検出する端末装置検出部と、
    前記端末装置検出部により、前記端末装置が検出された場合には、前記画像形成部の動作を停止する停止部と、
    前記端末装置検出部により、前記端末装置が検出された場合に前記画像データを前記端末装置に送信する画像データ送信部と、
    更に有し、
    前記端末装置は、前記画像データを受信することを特徴とする画像連携システム。
  12. 請求項10又は請求項11の画像連携システムに含まれる端末装置。
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