JP2015115035A - 情報処理システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 情報処理装置の消費電力を削減する。【解決手段】 PC130とPC130を管理する管理サーバ装置120とを有する情報処理システム100であって、管理サーバ装置120は、PC130を利用するユーザの位置及び動作状況を示す測位データを取得する取得手段と、PC130の起動中に前記取得手段により取得された測位データが、PC130の配置に対して所定の条件を満たした場合に、PC130に対して、PC制御信号を送信する送信手段と、を有し、PC130は、前記PC制御信号に基づいて、消費電力に関するモードを制御することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を制御する情報処理システム及びプログラムに関する。
一般に、オフィス等に設置される各種機器には、一定時間、ユーザによる操作が行われなかった場合に、電源を自動的にオフの状態にする省電力機能が搭載されている。また、最近では、当該省電力モードに、ユーザの位置情報を取り入れる構成も提案されている。例えば、下記特許文献1では、機器が設置された位置に対して、ユーザが所定の範囲内に入った場合に、電力の供給を行う構成が開示されている。
当該特許文献1によれば、位置情報に基づいてユーザがMFP(Multifunction Peripheral)等の画像処理装置を利用しようとしているのか否かを判定することが可能となる。このため、利用しようとしていないと判定した段階で電源をオフの状態にすることで、消費電力の更なる削減が可能となる。
一方で、オフィス等に設置される代表的な機器として、パーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置が挙げられる。PC等の情報処理装置の場合、オフィス内における設置台数が多いため、オフィス全体に占める消費電力の割合も多い。
しかしながら、PC等の情報処理装置の場合、MFP等の画像処理装置の場合とは異なり、着座した状態で机上で他の作業を行いながら操作を行うことが多い。このため、単に、設置位置に対して所定の範囲内にユーザが存在しているというだけでは、機器を利用しようとしているのか否かを正確に判定することはできない。
換言すると、PC等の情報処理装置の場合、ユーザの位置のみならず、モニタに向かっているか否かといった動作状況まで考慮することができれば、より適切な電源の制御が可能となり、消費電力の削減にも効果があると考えられる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、情報処理装置の消費電力を削減することを目的とする。
本発明の実施形態に係る情報処理システムは、以下のような構成を有する。すなわち、
情報処理装置と該情報処理装置を管理するサーバ装置とを有する情報処理システムであって、
前記サーバ装置は、
前記情報処理装置を利用するユーザの位置及び動作状況を示す測位データを取得する取得手段と、
前記情報処理装置の起動中に前記取得手段により取得された測位データが、前記情報処理装置の配置に対して所定の条件を満たした場合に、前記情報処理装置に対して、消費電力に関するモードを変更するための指示を送信する送信手段と、を有し、
前記情報処理装置は、
前記送信手段により送信された指示に基づいて、前記消費電力に関するモードを制御することを特徴とする。
本発明の各実施形態によれば、情報処理装置の消費電力を削減することが可能となる。
本実施形態に係る情報処理システム(管理サーバ装置と測位システムとを組み合わせることで構成された、PC(情報処理装置)を管理するシステム)の全体構成を示す図である。 測位システムを構成する測位サーバ装置のハードウェア構成を示す図である。 測位システムを構成する携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 携帯端末の装着状態及び携帯端末が有する各センサの検知方向を示す図である。 携帯端末が有するセンサのセンサ信号の一例を示す図である。 測位データ(相対移動ベクトルデータ及び動作状況データ)算出処理の流れを示すフローチャートである。 測位データ(相対移動ベクトルデータ及び動作状況データ)の算出結果を模式的に示した図である。 管理サーバ装置のハードウェア構成を示す図である。 管理サーバ装置において管理されるレイアウトデータと、測位サーバ装置において算出された測位データとの関係を示す図である。 PC制御ルールデータを示す図である。 ユーザの位置及び体の向きを説明するための図である。 PC(情報処理装置)のハードウェア構成を示す図である。 PC制御信号とパフォーマンス値と、PC(情報処理装置)の本体部及びモニタ部の動作との関係を示す図である。 情報処理システムにおける情報処理の流れを示すシーケンス図である。 PC(情報処理装置)におけるPC制御処理の流れを示すフローチャートである。 情報処理システムにおける情報処理の実施例を示す図である。 情報処理システムにおける情報処理の実施例を示す図である。 情報処理システムにおける情報処理の実施例を示す図である。 情報処理システムにおける情報処理の実施例を示す図である。 情報処理システムにおける情報処理の実施例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態に係る情報処理システムは、オフィス等の建物内にいる人(ユーザ)の位置及び動作状況を測定する測位システムと、管理サーバ装置とを組み合わせることで構成され、PC等の情報処理装置を管理する。
そこで、以下では、情報処理システムの概要について説明した後、はじめに測位システムについて詳説し、その後、管理サーバ装置及び情報処理装置の詳細について説明することとする。
なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[第1の実施形態]
<1.情報処理システムの全体構成>
はじめに、本実施形態に係る情報処理システムの全体構成について説明する。図1は、情報処理システム100の全体構成を示す図である。
図1に示すように、情報処理システム100は、測位システム110と、管理サーバ装置120と、PC(情報処理装置)130とを備える。測位システム110と管理サーバ装置120とPC130とは、互いにネットワーク140を介して接続されている。
測位システム110は、ネットワーク140と接続された測位サーバ装置111と、該測位サーバ装置111と接続されたアクセスポイント112とを有し、アクセスポイント112には、複数の携帯端末113が無線通信可能に接続されている。
測位サーバ装置111は、ユーザに装着される携帯端末113より送信されるセンサ信号に基づいて、各ユーザの測位データ(相対移動ベクトルデータ及び動作状況データ)を逐次算出する。また、算出結果である測位データ(相対移動ベクトルデータ及び動作状況データ)を、リアルタイムに、ネットワーク140を介して、管理サーバ装置120に送信する。なお、測位データの送信は、管理サーバ装置120からの測位データ取得要求に応じて開始されるものとする。
アクセスポイント112は、携帯端末113と無線通信を行うための装置である。図1の例では、1つのアクセスポイントのみを図示しているが、アクセスポイントの数は複数であってもよい。
携帯端末113は、ユーザに装着され、内蔵されたセンサのセンサ信号を、アクセスポイント112を介して測位サーバ装置111に送信する。
管理サーバ装置120は、測位データ取得要求に応じて測位サーバ装置111より送信が開始された、各ユーザについての測位データ(相対移動ベクトルデータ及び動作状況データ)を、リアルタイムに受信する。また、PC130において、後述する制御アプリケーションが起動されることで、該PC130より送信されるIPアドレスを受信する。また、測位システム110より受信した測位データに基づいて、受信したIPアドレスを有するPC130に対して、消費電力に関するモードを変更するためのPC制御信号を送信する。
PC130は、オフィス内に配置され、携帯端末113を装着するユーザごとに割り当てられている。PC130は、後述する制御アプリケーションが起動することで、管理サーバ装置120に対してIPアドレスを送信する。また、管理サーバ装置120からのPC制御信号に基づいて、消費電力に関するモードを変更する。
<2.測位システムの説明>
<2.1 測位サーバ装置の説明>
次に、測位システム110を構成する測位サーバ装置111のハードウェア構成について説明する。図2は、測位サーバ装置111のハードウェア構成を示す図である。
図2に示すように、測位サーバ装置111は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、記憶装置204を備える。更に、入出力部205、通信部206を備える。なお、測位サーバ装置111の各部は、バス207を介して相互に接続されているものとする。
CPU201は、記憶装置204に格納された、相対移動ベクトル算出部210として機能するプログラム、動作状況判定部211として機能するプログラム及び送受信制御部212として機能するプログラムを実行するコンピュータである。
CPU201が、相対移動ベクトル算出部210として機能するプログラムを実行することにより、測位サーバ装置111では、携帯端末113より受信したセンサ信号に基づいて、ユーザの、基準位置からの相対移動ベクトルデータを算出する。
また、CPU201が、動作状況判定部211として機能するプログラムを実行することにより、測位サーバ装置111では、携帯端末113より受信したセンサ信号に基づいて、ユーザの、動作状況を示す動作状況データを算出する。なお、ユーザの動作状況データには、ユーザが着座している状況か起立している状況かを示すデータ及びユーザの体の向きを示すデータが含まれる。相対移動ベクトルデータ及び動作状況データの算出方法の詳細は後述する。
更に、CPU201が、送受信制御部212として機能するプログラムを実行することにより、測位サーバ装置111では、携帯端末113より送信されたセンサ信号を受信する。また、管理サーバ装置120からの測位データ取得要求に応じて、算出した測位データ(相対移動ベクトルデータと動作状況データ)の、管理サーバ装置120への送信を開始する。
ROM202は不揮発性メモリである。ROM202は、記憶装置204に格納された各プログラムを、CPU201が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する。具体的には、BIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラムなどを格納する。
RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶装置である。RAM203は、記憶装置204に格納された各プログラムがCPU201によって実行される際に展開される、作業領域として機能する。
記憶装置204は、相対移動ベクトル算出部210として機能するプログラム、動作状況判定部211として機能するプログラム及び送受信制御部212として機能するプログラムを格納する。入出力部205は、測位サーバ装置111に対して各種指示を入力したり、測位サーバ装置111の内部状態を表示したりする。
通信部206は、送受信制御部212により制御されることで、アクセスポイント112を介して、携帯端末113より送信されたセンサ信号を受信する。また、測位データ取得要求を管理サーバ装置120から受信するとともに、測位データ(相対移動ベクトルデータ及び動作状況データ)を管理サーバ装置120に送信する。
<2.2 携帯端末113の説明>
次に、測位システム110を構成する携帯端末113(例えば、スマートフォン)のハードウェア構成について説明する。図3は、携帯端末113のハードウェア構成を示す図である。
図3に示すように、携帯端末113は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、記憶装置304を備える。更に、加速度センサ305、角速度センサ306、地磁気センサ307、ユーザインタフェース部308、通信部309を備える。なお、携帯端末113の各部は、バス310を介して相互に接続されているものとする。
携帯端末113は、例えば、図4に示すように、ユーザ400の腰部に装着される。ただし、図4は、ユーザ400による携帯端末113の装着例にすぎず、携帯端末113の装着位置は、腰部に限定されないことはいうまでもない。
図3に戻る。CPU301は、記憶装置304に格納された、検知及び送受信部311として機能するプログラムを実行するコンピュータである。CPU301が、検知及び送受信部311として機能するプログラムを実行することで、加速度センサ305、角速度センサ306、地磁気センサ307にて検知されたそれぞれのセンサ信号は、所定周期(例えば、1秒周期)で測位サーバ装置111に送信される。
ROM302は不揮発性メモリである。ROM302は、記憶装置304に格納されたプログラムをCPU301が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する。具体的には、BIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラムなどを格納する。
RAM303は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶装置である。RAM303は、記憶装置304に格納されたプログラムがCPU301によって実行される際に展開される、作業領域として機能する。記憶装置304は、検知及び送受信部311として機能するプログラムを格納する。
加速度センサ305は、携帯端末113を装着するユーザ400の加速度を検知し、センサ信号として加速度ベクトルを示す信号を出力する。角速度センサ306は、ユーザ400の角速度を検知し、センサ信号として角速度ベクトルを示す信号を出力する。地磁気センサ307は、ユーザの磁気方位を検知し、センサ信号として磁気方位ベクトルを示す信号を出力する。
ここで、携帯端末113が有する各センサの検知方向について説明する。図4(b)、(c)は、携帯端末113が有する各センサが検知する検知方向を示す図である。図4(b)は、加速度センサ305、地磁気センサ307が検知する検知方向を示している。図4(b)に示すように、加速度センサ305、地磁気センサ307により、進行方向、鉛直方向、水平方向の加速度成分及び磁気方位成分がそれぞれ検知される。
また、図4(c)のベクトルAは、角速度センサ306により検知される角速度ベクトルを示している。ここで、矢印Bは、角速度の正方向を示している。
本実施形態では、角速度ベクトルAの、図4(b)に示す進行方向、鉛直方向、水平方向への射影を考え、それぞれ、進行方向の角速度成分、鉛直方向の角速度成分、水平方向の角速度成分という。
図3に戻る。ユーザインタフェース部308には、携帯端末113に各種指示を入力したり、携帯端末113の内部状態を表示したりするための画面が含まれる。また、各種操作ボタン等が含まれる。
通信部309は、検知及び送受信部311による制御のもと、加速度ベクトルを示す信号、角速度ベクトルを示す信号、及び、磁気方位ベクトルを示す信号を、センサ信号として測位サーバ装置111に送信する。
<2.3 相対移動ベクトルデータの算出方法>
次に、測位サーバ装置111の相対移動ベクトル算出部210による相対移動ベクトルデータの算出方法について説明する。
相対移動ベクトル算出部210では、相対移動ベクトルデータを算出するにあたり、はじめに、ユーザが歩行状態にあるか否かを判定する。具体的には、まず、加速度センサ305から受信した加速度ベクトルと、角速度センサ306から受信した角速度ベクトルとから重力加速度ベクトルを求める。そして、加速度ベクトルから重力加速度ベクトルを差し引くことで、鉛直方向の加速度を除去して、残差加速度成分の時系列データを得る。その後、残差加速度成分の時系列データに対して主成分解析を行うことで、歩行動作の進行方向を求める。
更に、鉛直方向の加速度成分の山ピークと谷ピークのペアを探索し、進行方向の加速度成分の谷ピークと山ピークのペアを探索する。また、進行方向の加速度成分の勾配を算出する。そして、鉛直方向の加速度成分が山ピークから谷ピークに変化する当該谷ピークの検知時刻において、上記進行方向の加速度成分の勾配が所定値以上であるか否かを判定し、所定値以上である場合に、ユーザは歩行状態であると判定する。
歩行状態であると判定した場合、相対移動ベクトル算出部210では相対移動ベクトルを算出する。
具体的には、加速度センサ305から受信した加速度ベクトルと角速度センサ306から受信した角速度ベクトルとから重力方位ベクトルを求める。そして、重力方位ベクトルと、角速度ベクトルまたは地磁気センサ307から受信した磁気方位ベクトルとからユーザ400の姿勢角度を移動方位として算出する。
更に、加速度ベクトルと角速度ベクトルとから重力加速度ベクトルを求め、重力加速度ベクトルと加速度ベクトルとから、歩行動作によって発生している加速度ベクトルを算出する。そして、重力加速度ベクトルと、歩行動作によって発生している加速度ベクトルとから、歩行動作を解析して検出する。更に、検出結果に基づいて、歩行動作の大きさを、重力加速度ベクトルと歩行動作によって発生している加速度ベクトルとに基づいて測定して、測定結果を歩幅とする。そして、このようにして求めた移動方位と歩幅とを積算することにより、基準位置からの相対移動ベクトルを求める。
<2.4 動作状況データの算出方法>
次に、測位サーバ装置111の動作状況判定部211による動作状況データの算出方法について説明する。動作状況判定部211では、動作状況データとして、ユーザ400が着座している状況か起立している状況かを示すデータ及びユーザの体の向きを示すデータを算出する。
はじめに、ユーザ400が着座している状況か起立している状況かを示すデータの算出方法について説明する。動作状況判定部211では、加速度センサ305から受信した加速度ベクトルと角速度センサ306から受信した角速度ベクトルとから重力加速度ベクトルを求めて、鉛直方向の加速度成分を求める。これにより、ユーザ400が着座している状況か起立している状況かを判定する。
図5(a)は、着座動作と起立動作のそれぞれを行った場合における鉛直方向の加速度成分の波形を示す図である。図5(a)に示すように、着座動作の場合には、鉛直方向の加速度成分の山のピークから谷のピークまでの間隔が約0.5秒前後である。一方、起立動作の場合には、鉛直方向の加速度成分の谷のピークから山のピークまでの間隔が約0.5秒である。このため、かかるピークの間隔により、ユーザ400が着座している状況か起立している状況かを判定することができる。
すなわち、鉛直方向の加速度成分の山のピークから谷のピークまでの間隔が0.5秒から所定範囲内にある場合には、ユーザの動作状況は着座している状況であると判定する。また、鉛直方向の加速度成分の谷のピークから山のピークまでの間隔が0.5秒から所定範囲内である場合には、ユーザの動作状況は起立している状況であると判定する。
次に、ユーザの体の向きを示すデータの算出方法について説明する。動作状況判定部211では、角速度センサ306から受信した角速度ベクトルに基づいて、ユーザ400の体の向きを判定する。
図5(b)は、ユーザ400が静止状態で、体の向きをほぼ90度変化させる動作を行った場合の鉛直方向の角速度成分の波形を示す図である。鉛直方向の角速度成分が正であれば、右側に体の向きを変える動作であり、負であれば左側に体の向きを変える動作である。
角速度センサ306から受信した角速度ベクトルの鉛直方向の角速度成分の経時的変化が、図5(b)に示す波形のように、0から徐々に山のピークに達した後徐々に0に戻り、かつ、この間の時間が約3秒である場合に、体の向きが右に変化する動作と判定する。
鉛直方向の角速度成分の経時的変化が、図5(b)に示す波形のように、0から徐々に谷のピークに達した後徐々に0に戻り、かつその間の時間が約1.5秒である場合に、体の向きが左に変化する動作と判定する。
<2.5 相対移動ベクトルデータ及び動作状況データの算出処理の流れ>
次に、測位サーバ装置111の相対移動ベクトル算出部210及び動作状況判定部211による相対移動ベクトルデータ及び動作状況データの算出処理の流れについて説明する。図6は、相対移動ベクトル算出部210及び動作状況判定部211による相対移動ベクトルデータ及び動作状況データの算出処理の流れを示すフローチャートである。測位サーバ装置111が起動した状態で、測位サーバ装置111に対して携帯端末113が無線接続されると、図6に示す算出処理が実行される。
ステップS601では、予め定められた基準位置に基づいて、処理対象となる携帯端末113についての相対移動ベクトルデータ及び動作状況データを初期化する。初期化が完了すると、当該携帯端末113からのセンサ信号の受信を開始する。
ステップS602では、受信したセンサ信号に基づいて、当該携帯端末113を装着したユーザが歩行状態にあるか否かを判定する。ステップS602において歩行状態にあると判定された場合には、ステップS603に進み、相対移動ベクトルデータを算出する。その後、ステップS604に進む。
一方、歩行状態にないと判定された場合には、直接ステップS604に進む。ステップS604では、動作状況データとして、ユーザが着座している状況か、起立している状況かを示すデータを算出する。更に、ステップS605では、動作状況データとして、ユーザの体の向きを算出する。
ステップS606では、測位サーバ装置111が既に管理サーバ装置120より測位データ取得要求を受信している場合にあっては、相対移動ベクトルデータ及び動作状況データを、管理サーバ装置120に送信する。
ステップS607では、相対移動ベクトルデータ及び動作状況データの算出処理を終了するか否かを判定する。携帯端末113による測位サーバ装置111への無線接続が継続している場合には、ステップS602に戻る。一方、携帯端末113による測位サーバ装置111への無線接続が切断された場合には、当該携帯端末113についての算出処理を終了する。
<2.6 相対移動ベクトルデータ及び動作状況データの算出結果>
次に、相対移動ベクトル算出部210及び動作状況判定部211による相対移動ベクトルデータ及び動作状況データの算出処理の結果について説明する。図7は、相対移動ベクトル算出部210及び動作状況判定部211による相対移動ベクトルデータ及び動作状況データの算出処理の結果を模式的に示した図である。
図7において、マーク701〜718は各ユーザの所定の座標範囲内における位置及び動作状況を示している。
このうち、マーク706及び707は、ユーザが歩行状態にあることを示している。黒く塗りつぶされている部分は、ユーザの体の向き(正面方向)を示している。
マーク701は、ユーザが静止状態にあり、かつ、起立している状況にあることを示している。なお、黒く塗りつぶされている部分は、ユーザの体の向き(正面方向)を示している。
更に、マーク702〜704、708〜718は、ユーザが静止状態にあり、かつ、着座している状況にあることを示している。また、黒く塗りつぶされている部分は、ユーザの体の向き(正面方向)を示している。
このように、算出された動作状況データは、所定の座標範囲において所定周期ごとに更新されるマークの形及びマーク内部の色(模様)として表現することができる。また、算出された相対移動ベクトルデータは、所定の座標範囲において所定周期ごとに更新されるマーク701〜718の位置として表現することができる。
つまり、相対移動ベクトルデータ及び動作状況データをリアルタイムに算出し、算出結果を所定の座標範囲にマークとしてプロットすることで、測位サーバ装置111は、各ユーザがどこにいるのかをリアルタイムに認識することができる。また、各ユーザがどちらを向いているのか、着座している状況か起立している状況かをリアルタイムに認識することができる。
<3.管理サーバ装置の説明>
次に、管理サーバ装置120について説明する。
<3.1 管理サーバ装置のハードウェア構成>
はじめに、管理サーバ装置120のハードウェア構成について説明する。図8は、管理サーバ装置120のハードウェア構成を示す図である。
図8に示すように、管理サーバ装置120は、CPU(Central Processing Unit)801、ROM(Read Only Memory)802、RAM(Random Access Memory)803を備える。更に、記憶装置804、入出力部805、通信部806を備える。なお、管理サーバ装置120の各部は、バス807を介して相互に接続されているものとする。
CPU801は、記憶装置804に格納された、ユーザ管理部810として機能するプログラム、PC管理部811として機能するプログラムを実行するコンピュータである。CPU801がユーザ管理部810として機能するプログラムを実行することにより、管理サーバ装置120では、ユーザ管理処理を実行し、レイアウトデータ821に基づいて、ユーザの位置、動作状況(着座/起立、体の向き)をリアルタイムに認識する。
また、CPU801がPC管理部811として機能するプログラムを実行することにより、管理サーバ装置120では、PC管理処理を実行する。具体的には、PC制御ルールデータ822を参照しながら測位データに基づいて、PC130の消費電力に関するモードの変更の要否を判定する。また、変更する必要があると判定した場合に、PC制御信号を生成する。
ROM802は不揮発性メモリである。ROM802は、記憶装置804に格納された各プログラムをCPU801が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する。具体的には、BIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラムなどを格納する。
RAM803は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶装置である。RAM803は、記憶装置804に格納された各プログラムがCPU801によって実行される際に展開される、作業領域として機能する。
記憶装置804は、ユーザ管理部810として機能するプログラム、PC管理部811として機能するプログラムを格納する。
また、測位サーバ装置111より送信される測位データに基づいてユーザの位置及び動作状況を特定する際に用いられる、オフィスのレイアウトデータ821を格納する。また、測位データに基づいて、消費電力に関するモードの変更の要否を判定する(つまり、PC制御信号を送信するか否かを判定する)ためのPC制御ルールデータ822を格納する。なお、レイアウトデータ821、PC制御ルールデータ822の詳細は後述する。
入出力部805は、管理サーバ装置120に対して各種指示を入力したり、管理サーバ装置120の内部状態を表示したりする。
通信部806は、ネットワーク140を介して測位サーバ装置111に測位データ取得要求を行うとともに、測位サーバ装置111より、測位データ(相対移動ベクトルデータ及び動作状況データ)を所定周期(例えば、1秒周期)で受信する。また、測位データに基づいて生成されたPC制御信号を、所定周期(例えば、1秒周期)でPC130に送信する。
<3.2 管理サーバ装置に格納されるデータの詳細>
次に、管理サーバ装置120の記憶装置804に格納される、レイアウトデータ821、PC制御ルールデータ822の詳細について説明する。
(1)レイアウトデータ821
図9(a)は、管理サーバ装置120の記憶装置804に格納されるレイアウトデータ821の一例を示す図である。図9(a)に示すように、レイアウトデータ821には、オフィス内の壁や柱の位置、机の位置等が記載されている。更に、机上に設置されたPC130の位置及び向きが記載されている。これにより、管理サーバ装置120では、各ユーザが利用するPC130の配置(設置位置、設置方向)を認識することができる。
図9(b)は、レイアウトデータ821に対して、相対移動ベクトルデータ及び動作状況データの算出結果を模式的に示したマーク701〜718を重ね合わせた図である。図9(b)に示すように、各ユーザが利用するPC130に対する、各ユーザの位置及び動作状況(着座/起立、体の向き)から、各ユーザがPC130を使用しているのか否かを判定することができる。
(2)PC制御ルールデータ822
図10は、管理サーバ装置120の記憶装置804に格納されるPC制御ルールデータ822の一例を示す図である。PC制御ルールデータ822は、PC130の配置に対して、測位データが所定の条件を満たしているのか否かを判定することで、各ユーザがPC130を使用しているのか否かを判定し、消費電力に関するモードの変更の要否を判定するためのデータである。つまり、図10は、測位データと、生成されるPC制御信号との関係を示している。一方、図11は、PC130の配置(設置位置、設置方向)と測位データとの関係を模式的に示した図である。
図10に示すように、PC130に対して、ユーザの位置が、所定距離(例えば、10m)以上離れていた場合(図11(a)の点線1101の外側であった場合)、管理サーバ装置120では、PC制御信号として"hibernate"信号を生成する。また、所定距離範囲(例えば、3m以上10m未満)であった場合(図11(a)の点線1101〜1102の間であった場合)、管理サーバ装置120では、PC制御信号として"suspend"信号を生成する。
また、所定距離範囲(例えば、1m以上3m未満)であった場合(図11(a)の点線1102〜1103の間であった場合)、管理サーバ装置120では、"モニタオフ"信号を生成する。
更に、所定距離未満(例えば、1m未満)であって、体の向きが、PC130の方向を向いていない場合(図11(c)の場合)、"モニタオフ"信号を生成する。更に、所定距離未満(例えば、1m未満)であって、体の向きが、PC130の方向を向いている場合(図11(b)の場合)、"モニタオン"信号を生成する。
<4.PC(情報処理装置)の説明>
次に、管理サーバ装置120により管理されるPC130について説明する。図12は、PC130のハードウェア構成を示す図である。図12に示すように、PC130は、CPU(Central Processing Unit)1201、ROM(Read Only Memory)1202、RAM(Random Access Memory)1203、記憶装置1204を備える。更に、入力部1205、モニタ部1206、通信部1207を備える。なお、PC130の各部は、バス1208を介して相互に接続されているものとする。また、CPU1201、ROM1202、RAM1203、記憶装置1204、通信部1207をまとめて、以下では本体部と称する。
CPU1201は、記憶装置1204に格納された各種アプリケーション(制御アプリケーション1210を含む)を実行するコンピュータである。
CPU1201が、制御アプリケーション1210を実行することにより、PC130では、自装置のパフォーマンス値1220をリアルタイムに(例えば、1秒周期で)監視する。また、管理サーバ装置120からPC制御信号が送信された場合に、当該パフォーマンス値1220に応じて、消費電力に関するモード(通常モード、スタンバイモード、休止モード、モニタオフモード、モニタオンモード)を変更するか否かを判定する。更に、変更すると判定した場合に、モードの移行処理を行う。
なお、スタンバイモードとは、PC130の本体部のうち、RAM1203への電力供給を維持しつつ、RAM1203以外の各部への電力供給を遮断するモードをいう。また、休止モードとは、RAM1203に保持されているデータを記憶装置1204に格納したうえで、PC130の本体部の各部への電力供給を遮断するモードをいう。
図13は、管理サーバ装置120から送信されるPC制御信号と、PC130でリアルタイムに監視されるパフォーマンス値1220と、PC130の本体部及びモニタ部1206の動作との関係を示す図である。
図13に示すように、PC制御信号として、"hibernate"信号が送信された場合、PC130のパフォーマンス値1220が所定の条件を満たしている場合には、本体部を休止モードに移行させ、モニタ部1206をオフモードに移行させる。一方、PC130のパフォーマンス値1220が所定の条件を満たしていない場合には、本体部を通常モードに移行させ、モニタ部1206をオフモードに移行させる。
同様に、PC制御信号として、"suspend"信号が送信された場合、PC130のパフォーマンス値1220が所定の条件を満たしている場合には、本体部をスタンバイモードに移行させ、モニタ部1206をオフモードに移行させる。一方、PC130のパフォーマンス値1220が所定の条件を満たしていない場合には、本体部を通常モードに移行させ、モニタ部1206をオフモードに移行させる。
なお、PC制御信号として、"モニタオフ"信号が送信された場合は、PC130のパフォーマンス値1220によらず、本体部を通常モードに移行させ、モニタ部1206をオフモードに移行させる。また、PC制御信号として、"モニタオン"信号が送信された場合は、本体部を通常モードに移行させ、モニタ部1206をオンに移行させる。
このように、制御アプリケーション1210では、管理サーバ装置120より"hibernate"信号または"suspend"信号のPC制御信号が送信された場合、モニタ部1206をオフモードに移行させる。
また、パフォーマンス値1220が所定の条件を満たしているか否かを判定し、満たしていると判定した場合にのみ、本体部をPC制御信号に応じたモード(休止モードまたはスタンバイモード)に移行させる。これは、PC制御信号に従って、直ちにモード変更を実行したとすると、以下のような問題が生じるためである。
例えば、ユーザがアプリケーションのインストール中に、PC130から離れると、PC制御信号として"hibernate"信号が送信される。この場合、本体部は、インストール中であるにも関わらず、休止モードに移行してしまうこととなり、ユーザは再度、インストールをやり直さなければならない。
つまり、アプリケーションのインストール実行中に、ユーザは、PC130から離れることができないといった不都合が生じるうえ、再度、インストールをやり直すとすると、消費電力の無駄遣いとなってしまう。
また、例えば、ユーザがシミュレーションを実行中に、PC130から離れた場合も同様の結果となる。あるいは、例えば、リアルタイムにデータを収集するアプリケーションを実行中に、PC130から離れた場合も同様の結果となる。
そこで、本実施形態に係る制御アプリケーション1210では、途中で実行が停止されてしまうと、最初から実行処理をやり直す必要があるアプリケーションが実行中の場合にあっては、PC制御信号に関わらず通常モードを維持するよう構成されている。
なお、途中で実行が停止されたとすると、最初から実行処理をやり直す必要があるアプリケーションが実行中であることを検出するためには、PC130のリソース使用量を監視することが有効である。このため、制御アプリケーション1210では、パフォーマンス値1220として、PC130のリソース使用量を監視し、リソース使用量が所定の閾値(P1〜P4)未満であった場合に、パフォーマンス値が所定の条件を満たしていると判定する。反対に、リソース使用量が所定の閾値(P1〜P4)以上であった場合には、パフォーマンス値1220が所定の条件を満たしていないと判定する。
図12の説明に戻る。ROM1202は不揮発性メモリである。ROM1202は、記憶装置1204に格納された各種アプリケーションを、CPU1201が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する。具体的には、BIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラムなどを格納する。
RAM1203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶装置である。RAM1203は、記憶装置1204に格納された各アプリケーションがCPU1201によって実行される際に展開される、作業領域として機能する。
なお、制御アプリケーション1210がCPU1201によって実行されることで監視されるパフォーマンス値1220は、RAM1203に一時的に保持される。上述したように、制御アプリケーション1210では、パフォーマンス値1220として、PC130のリソース使用量を監視する。
具体的には、ネットワーク通信量(Bytes Total/sec)、ハードディスク転送量(Bytes/sec)、CPU使用率(%)、メモリ使用量(Mega Bytes/sec)のうちの少なくともいずれかを監視する。
例えば、アプリケーションのインストール中であれば、ハードディスク転送量が大きくなるため、アプリケーションのインストール中であるか否かを判定するには、ハードディスク転送量を監視することが有効となるからである。また、アプリケーションのダウンロード中であれば、ネットワーク通信量が大きくなるため、アプリケーションのダウンロード中であるか否かを判定するには、ネットワーク通信量を監視することが有効となるからである。また、シミュレーション中であれば、メモリ使用量が大きくなるため、シミュレーション中であるか否かを判定するには、メモリ使用量を監視することが有効となるからである。なお、CPU使用率は、他のパフォーマンス値と組み合わせて、監視するようにしてもよい。ただし、CPU使用率は、CPUの性能によって左右されるため、参考程度に監視するようにしてもよい。
図12の説明に戻る。記憶装置1204は、制御アプリケーション1210を含む各種アプリケーションを格納する。入力部1205は、PC130に対して各種指示を入力する際に用いられる。また、モニタ部1206は、PC130の内部状態を表示したりする。モニタ部1206には、バックライトが配されており、モニタ部1206がオフモードに移行した場合には、当該バックライトが消灯する。
通信部1207は、管理サーバ装置120よりPC制御信号を受信したり、管理サーバ装置120に対して、制御アプリケーション1210が起動したことを、IPアドレスを含めて通知したりする。また、制御アプリケーション1210が起動中に、消費電力に関するモードの変更があった場合には、これを通知したりする。
<5. 情報処理システムにおける情報処理の流れ>
次に、情報処理システム100における情報処理の流れについて説明する。図14は、情報処理システム100における情報処理の流れを示すシーケンス図である。
図14に示すように、はじめに、測位サーバ装置111では、相対移動ベクトルデータ及び動作状況データ算出処理を開始しており(ステップS1401)、管理サーバ装置120では、ユーザ管理処理を開始しているものとする(ステップS1402)。
このような状況のもと、PC130では、ユーザが出勤時等に操作することにより、電源がオンの状態になり(ステップS1403)、制御アプリケーションが起動すると(ステップS1404)、ネットワーク情報を取得する(ステップS1405)。
PC130には、通信用のネットワークカードとして種々のネットワークカードが装着可能であり、いずれのネットワークカードが装着されているかにより、パフォーマンス値1220のネットワーク通信量の算出結果が変わってくる。このため、制御アプリケーション1210では、はじめにネットワーク情報を取得する。
PC130では、更に、取得したネットワーク情報に基づいて、指定ネットワーク情報を有効化する(ステップS1405)。有効化されたネットワーク情報は、パフォーマンス値1220の算出に用いられる。
指定ネットワーク情報を有効化すると、PC130では、パフォーマンス値1220の閾値(P1〜P4)を設定する(ステップS1407)。更に、PC130では、制御アプリケーション1210が起動したことを管理サーバ装置120に通知する(ステップS1408)。なお、制御アプリケーション1210が起動したことを示す通知(起動通知)には、PC130のIPアドレスが含まれているものとする。
起動通知を受信した管理サーバ装置120では、測位サーバ装置111に対して測位データ取得要求を行う(ステップS1409)。具体的には、起動通知を行ったPC130を利用するユーザを特定し、当該ユーザについての測位データを、測位サーバ装置111に対して要求する。なお、管理サーバ装置120では、PC130のIPアドレスと、該IPアドレスを有するPC130を利用するユーザの識別情報とを対応付けて管理しているものとする。
測位データ取得要求を行った後、管理サーバ装置120では、更に、PC管理部811がPC管理処理を開始する(ステップS1410)。PC管理処理を開始することで、管理サーバ装置120では、所定周期で測位サーバ装置111より送信される測位データに基づいて(ステップS1411)、PC130の消費電力に関するモードの変更の要否を判定する判定処理を行う(ステップS1412)。
ステップS1412における判定処理の結果、PC130の消費電力に関するモードを変更する必要がないと判定した場合には、ステップS1416からステップS1410に戻る。
一方、ステップS1412における判定処理の結果、消費電力に関するモードを変更する必要があると判定した場合、管理サーバ装置120では、PC制御ルールデータ822に従ってPC130に対してPC制御信号を送信する(ステップS1413)。
PC制御信号を受信したPC130では、PC制御処理を実行する(ステップS1414)。なお、PC制御処理の詳細は後述する。PC制御処理を実行した結果、PC130の消費電力に関するモードが変更された場合には、管理サーバ装置120に対して状態通知が行われる(ステップS1415)。これにより、管理サーバ装置120では、PC130において、消費電力に関するモードが変更されたことを認識することができる。
状態通知を受信した管理サーバ装置120では、ステップS1416からステップS1410に戻る。なお、ステップS1410からステップS1416までの処理は、PC130において制御アプリケーション1210が終了するまで継続する。
一方、PC130において、ユーザ操作に基づいて、制御アプリケーション1210が終了した場合には(ステップS1417)、管理サーバ装置120に対して終了通知が送信される(ステップS1418)。
終了通知を受信した管理サーバ装置120では、PC管理部811によりPC管理処理を終了する。制御アプリケーション1210の終了操作に続いて、退勤時等にユーザがPC130の電源をオフにする操作を行った場合には、PC130の電源がオフの状態になる(ステップS1420)。
<6.PC制御処理の流れ>
次に、PC130におけるPC制御処理(ステップS1414)の詳細について説明する。図15は、PC130におけるPC制御処理(ステップS1414)の詳細な流れを示すフローチャートである。
ステップS1501では、管理サーバ装置120より、PC制御信号として"suspend"信号を受信したか否かを判定する。ステップS1501において、"suspend"信号を受信していないと判定した場合には、ステップS1505に進む。
一方、ステップS1501において、管理サーバ装置120より、PC制御信号として"suspend"信号を受信したと判定した場合には、ステップS1502に進む。
ステップS1502では、PC130のパフォーマンス値1220全てが閾値(P1〜P4)を下回っている(所定の条件を満たしている)か否かを判定する。PC130のパフォーマンス値1220のいずれか1つでも閾値以上であった場合には、図14のステップS1416に戻る。
一方、ステップS1502において、PC130のパフォーマンス値1220全てが閾値(P1〜P4)を下回っていると判定した場合には、ステップS1503に進む。ステップS1503では、スタンバイモードに移行することを管理サーバ装置120に通知する。その後、ステップS1504では、スタンバイモードに移行する。なお、スタンバイモードに移行することを管理サーバ装置120に通知した後でスタンバイモードに移行するのは、先にスタンバイモードに移行すると、スタンバイモードに移行したことを、管理サーバ装置120に通知することができないからである。スタンバイモードに移行した後は、図14のステップS1416に戻る。
ステップS1505では、管理サーバ装置120より、PC制御信号として"hibernate"信号を受信したか否かを判定する。ステップS1505において、"hibernate"信号を受信していないと判定した場合には、ステップS1509に進む。
一方、ステップS1505において、管理サーバ装置120より、PC制御信号として"hibernate"信号を受信したと判定した場合には、ステップS1506に進む。
ステップS1506では、PC130のパフォーマンス値1220全てが閾値(P1〜P4)を下回っている(所定の条件を満たしている)か否かを判定する。PC130のパフォーマンス値1220のいずれか1つでも閾値以上であった場合には、図14のステップS1416に戻る。
一方、ステップS1506において、PC130のパフォーマンス値1220全てが閾値(P1〜P4)を下回っていると判定した場合には、ステップS1507に進む。ステップS1507では、休止モードに移行することを管理サーバ装置120に通知する。その後、ステップS1508では、休止モードに移行する。なお、休止モードに移行することを管理サーバ装置120に通知した後で休止モードに移行するのは、先に休止モードに移行すると、休止モードに移行したことを、管理サーバ装置120に通知することができないからである。休止モードに移行した後は、図14のステップS1416に戻る。
ステップS1509では、管理サーバ装置120より、PC制御信号として"モニタオフ"信号を受信したか否かを判定する。ステップS1509において、"モニタオフ"信号を受信していないと判定した場合には、ステップS1512に進む。
一方、ステップS1509において、管理サーバ装置120より、PC制御信号として"モニタオフ"信号を受信したと判定した場合には、ステップS1510に進む。ステップS1510では、モニタ部1206をオフモードに移行し、ステップS1511では、モニタ部1206をオフモードにしたことを管理サーバ装置120に通知した後、図14のステップS1416に戻る。
ステップS1512では、管理サーバ装置120より、PC制御信号として"モニタオン"信号を受信したか否かを判定する。ステップS1512において、"モニタオン"信号を受信していないと判定した場合には、図14のステップS1416に戻る。
一方、ステップS1512において、管理サーバ装置120より、PC制御信号として"モニタオン"信号を受信したと判定した場合には、ステップS1513に進む。ステップS1513では、モニタ部1206をオンモードに移行し、ステップS1514では、モニタ部1206をオンモードに移行したことを管理サーバ装置120に通知した後、図14のステップS1416に戻る。
<7.実施例>
次に、情報処理システム100における情報処理の実施例について説明する。図16〜図19は、情報処理システム100における情報処理の実施例を示す図である。
図16に示すように、PC130の電源をオンの状態にし、制御アプリケーション1210を起動することで、IPアドレスが管理サーバ装置120に送信される。図16の例では、ユーザAは、自身が利用するPC130の前に着座して、PC130の方向を向いている。このため、ユーザAの測位データが管理サーバ装置120に送信されても、管理サーバ装置120からPC130に対してPC制御信号が送信されることはない。
図17の例は、その後、ユーザAが、自身が利用するPC130に対して、背を向けて着座した様子を示している。PC130からの距離は1m以内ではあるが、PC130の方向を向いていないため、管理サーバ装置120からPC130に対してPC制御信号として、"モニタオフ"信号が送信される。これにより、PC130のモニタ部1206がオフモードに移行する。
図18の例は、その後、ユーザAが、自身が利用するPC130から離れ、別の執務室に行った様子を示している。PC130から10m以上はなれているため、管理サーバ装置120からPC130に対しては、PC制御信号として、"hibernate"信号が送信される。これにより、PC130ではPC制御処理(ステップS1414)を行う。
図18の例では、PC制御信号として"hibernate"信号が送信された時点で、PC130のネットワーク通信量が1000(Byte Total/sec)以上であったとする。このため、PC130では、休止モードへは移行しない。その後、ネットワーク通信量が1000(Byte Total/sec)未満となると、PC130では、休止モードに移行する。
同様に、図19は、情報処理システム100における情報処理の他の実施例を示す図である。図19に示すように、PC130の電源をオンの状態にし、制御アプリケーション1210を起動することで、IPアドレスが管理サーバ装置120に送信される。図19の例では、ユーザBは、制御アプリケーション1210を起動させた後、自身が利用するPC130から、3m以上離れている。このため、管理サーバ装置120からPC130に対してPC制御信号が送信される。
具体的には、PC130から1m以上離れた時点で、管理サーバ装置120からPC130に対して、PC制御信号として"モニタオフ"信号が送信される。これにより、PC130のモニタ部1206がオフオードに移行する。更に、3m以上離れた時点で、管理サーバ装置120からPC130に対して、PC制御信号として"suspend"信号が送信される。これにより、PC130ではPC制御処理(ステップS1414)を行う。なお、以降の処理は、図18等と同じであるため、ここでは説明を省略する。
<8.まとめ>
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る情報処理システム100では、
・管理サーバ装置120が、測位サーバ装置111より測位データを受信し、当該ユーザの測位データが、当該ユーザが利用するPC130の配置との関係において、所定の条件を満たすか否かを、リアルタイムで監視する構成とした。
・測位データが所定の条件を満たすと判定した場合に、PC130に対して、消費電力に関するモードの変更を指示するPC制御信号を送信する構成とした。
これにより、本実施形態に係る情報処理システム100では、ユーザの位置のみならず、ユーザの動作状況に応じて、PC130の電源の制御を行うことが可能となる。この結果、PC130の消費電力を削減することが可能となる。
また、本実施形態に係る情報処理システム100では、更に、
・起動中に、PC130のパフォーマンス値1220をリアルタイムに算出する制御アプリケーション1210を配する構成とした。
・制御アプリケーションでは、消費電力に関するモードの変更が行われた場合に、処理の再実行が必要となるアプリケーションが実行中であることを検出するために、パフォーマンス値を監視する構成とした。
・制御アプリケーション1210では、管理サーバ装置120よりPC制御信号を受信した場合に、パフォーマンス値が所定の条件を満たすか否かを判定し、所定の条件を満たすと判定した場合に、消費電力に関するモードを変更する構成とした。
これにより、本実施形態に係る情報処理システム100では、PC130のユーザの利便性を損なうことなく、処理の再実行に伴う消費電力の無駄遣いをなくすことが可能となる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、PC制御信号を"hibernate"信号と"suspend"信号とにわけ、ユーザの位置に応じて使い分ける構成としたが本発明はこれに限定されない。例えば、ユーザの位置が所定距離以上であった場合には、いずれか一方のPC制御信号を送信する構成としてもよい。
また、上記第1の実施形態では、パフォーマンス値1220全てが閾値を下回った場合に、スタンバイモードまたは休止モードに移行する構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、パフォーマンス値1220全てが閾値を下回った状態が、所定時間継続(例えば、T秒間継続)した場合に、スタンバイモードまたは休止モードに移行する構成としてもよい。
なお、継続時間Tは、予め定められた値を用いても、ユーザにより設定された値を用いてもよい。
図20は、本実施形態に係る情報処理システム100における情報処理の実施例を示す図である。図20の例では、ユーザBは、自身が利用するPC130から、3m以上離れている。このため、管理サーバ装置120からPC130に対してPC制御信号が送信される。
具体的には、PC130から1m以上離れた時点で、管理サーバ装置120からPC130に対して、PC制御信号として"モニタオフ"信号が送信される。これにより、PC130のモニタ部1206がオフオードに移行する。更に、3m以上離れた時点で、管理サーバ装置120からPC130に対して、PC制御信号として"suspend"信号が送信される。これにより、PC130ではPC制御処理(ステップS1414)を行う。
ここで、図20の例では、PC制御信号として"suspend"信号が送信された時点で、PC130のネットワーク通信量が1000(Byte Total/sec)以上であったとする。このため、PC130では、スタンバイモードへは移行しない。その後、ネットワーク通信量が1000(Byte Total/sec)未満となった時間がT秒以上継続すると、PC130では、スタンバイモードに移行する。
なお、スタンバイモードに移行した後に、ユーザBが、PC130から3m未満の距離に戻ってきた場合には、本体部は通常モードに移行し、更にPC130の方向を向いて1m未満の距離に戻ってきた場合には、モニタ部1206はオンモードに移行する。
[第3の実施形態]
上記第1の実施形態では、パフォーマンス値として、ネットワーク通信量、ハードディスク転送量、CPU使用率、メモリ使用量を用いることとしたが、本発明はこれに限定されず、他のリソース使用量を用いるように構成してもよい。
また、リソース使用量として、PC130全体のリソース使用量を用いる代わりに、特定のアプリケーションについてのリソース使用量を用いるように構成してもよい。例えば、ネットワーク使用量のうち、特定のアプリケーションに基づくネットワーク使用量や、ハードディスク転送量のうち、特定のアプリケーションに基づくハードディスク使用量を用いるように構成してもよい。つまり、装置単位でリソース使用量を監視するのではなく、アプリケーション単位でリソース使用量を監視するように構成してもよい。
また、ハードディスク転送量は、例えば、読み出し量と書き込み量とにわけて監視するように構成してもよい。
[第4の実施形態]
上記第1の実施形態では、制御アプリケーション1210が、ユーザの操作に基づいて起動する構成としたが、本発明はこれに限定されない。PC130の電源をオンの状態にすることで、自動的に制御アプリケーション1210が起動する構成としてもよい。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 :情報処理システム
110 :測位システム
111 :測位サーバ装置
112 :アクセスポイント
113 :携帯端末
120 :管理サーバ装置
130 :PC
140 :ネットワーク
1201 :CPU
1202 :ROM
1203 :RAM
1204 :記憶装置
1205 :入力部
1206 :モニタ部
1207 :通信部
1210 :制御アプリケーション
1220 :パフォーマンス値
特開2012−256234号公報

Claims (10)

  1. 情報処理装置と該情報処理装置を管理するサーバ装置とを有する情報処理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記情報処理装置を利用するユーザの位置及び動作状況を示す測位データを取得する取得手段と、
    前記情報処理装置の起動中に前記取得手段により取得された測位データが、前記情報処理装置の配置に対して所定の条件を満たした場合に、前記情報処理装置に対して、消費電力に関するモードを変更するための指示を送信する送信手段と、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記送信手段により送信された指示に基づいて、前記消費電力に関するモードを制御することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記送信手段は、
    前記測位データに基づいて、前記ユーザの位置が、該ユーザが利用する前記情報処理装置から所定の距離以上、離れたと判定した場合、前記測位データが、前記情報処理装置の配置に対して所定の条件を満たしていると判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記送信手段は、
    前記測位データに基づいて、前記ユーザの位置が、該ユーザが利用する前記情報処理装置から所定の距離未満にいると判定した場合であって、かつ、前記ユーザの動作状況として、前記ユーザの向きが、該ユーザが利用する前記情報処理装置の方向を向いていないと判定した場合に、前記測位データが、前記情報処理装置の配置に対して所定の条件を満たしていると判定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記情報処理装置は、
    前記送信手段により送信された指示を受信した場合に、前記情報処理装置のリソース使用量が所定の閾値を下回っているか否かを判定する判定手段を更に有し、
    前記判定手段による判定の結果に応じて、前記消費電力に関するモードを制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記判定手段は、前記情報処理装置のリソース使用量が所定の閾値を下回っている時間が所定時間継続したか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記判定手段は、前記情報処理装置のリソース使用量として、ネットワーク通信量、ハードディスク転送量、CPU使用率、メモリ使用量が所定の閾値を下回っているか否かを判定し、全てのリソース使用量が所定の閾値を下回っていると判定した場合に、前記消費電力に関するモードを制御することを特徴とする請求項4または5に記載の情報処理システム。
  7. サーバ装置と接続される情報処理装置のコンピュータに、
    前記情報処理装置を利用するユーザの位置及び動作状況を示す測位データが、前記情報処理装置の配置に対して所定の条件を満たすことで前記サーバ装置より送信される、消費電力に関するモードを変更するための指示を受信する受信工程と、
    前記受信工程において受信した指示に基づいて、前記消費電力に関するモードを制御する制御工程と
    を実行させるためのプログラム。
  8. 前記指示を受信した場合に、前記情報処理装置のリソース使用量が所定の閾値を下回っているか否かを判定する判定工程を更に実行させ、
    前記制御工程は、前記判定工程における判定の結果に応じて、前記消費電力に関するモードを制御することを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記判定工程は、前記情報処理装置のリソース使用量が所定の閾値を下回っている時間が所定時間継続したか否かを判定することを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記判定工程は、前記情報処理装置のリソース使用量として、ネットワーク通信量、ハードディスク転送量、CPU使用率、メモリ使用量が所定の閾値を下回っているか否かを判定し、全てのリソース使用量が所定の閾値を下回っていると判定した場合に、前記消費電力に関するモードを制御することを特徴とする請求項8または9に記載のプログラム。
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