JP2015111860A - ランダム・アクセス・チャネル電力優先度付けのための装置および方法 - Google Patents

ランダム・アクセス・チャネル電力優先度付けのための装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アクセス・チャネルと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けが行われる、無線通信のための装置及び方法を提供する。【解決手段】アクセス・チャネル及び第2のチャネルは同時に送信される。アクセス・チャネル及び第2のチャネルの各々は、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される。さらに、アクノレッジメントとともにアクセス・チャネルを送信するために使用する第1のリソースと、否定的アクノレッジメントとともにアクセス・チャネルを送信するための第2のリソースとに関する情報が受信される。さらに、アクセス・チャネルは、第1のリソース又は第2のリソースで送信される。【選択図】図16

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、全体が本明細書において参照によって明確に組み込まれている2010年5月28日出願の「PRACH電力優先度付けのための装置および方法」(Apparatus and Method for PRACH Power Prioritization)と題された米国仮出願61/349,651号の利益を主張する。
本開示は、一般に、通信システムに関し、さらに詳しくは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)電力優先度付けに関する。
無線通信システムは、例えば電話技術、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストのようなさまざまな通信サービスを提供するように広く開発された。一般に、無線通信システムは、利用可能なシステム・リソース(例えば、帯域幅、送信電力等)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続技術を適用しうる。このような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同時符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムを含む。
これらの多元接続技術は、異種の無線デバイスが、市レベル、国レベル、地方レベル、あるいは地球レベルでさえも通信することを可能にする共通のプロトコルを提供するために、さまざまな通信規格に採用されている。新興の通信規格の一例は、ロング・ターム・イボリューション(LTE)である。LTEは、第3世代パートナシップ計画(3GPP)によって公布されたユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)モバイル規格に対する強化のセットである。これは、スペクトル効率を改善することによってモバイル・ブロードバンド・インターネット・アクセスを良好にサポートし、コストを低減し、サービスを改善し、新たなスペクトルを活用し、ダウンリンク(DL)においてOFDMAを、アップリンク(UL)においてSC−FDMAを、および、複数入力複数出力(MIMO)アンテナ技術を用いて他のオープンな規格と良好に統合するように設計されている。しかしながら、モバイル・ブロードバンド・アクセスに対する需要が増加し続けているので、LTE技術におけるさらなる改良の必要性が存在する。さらに、これらの改善は、これらの技術を適用するその他の多元接続技術および通信規格に適用可能であるべきである。
本開示の態様では、アクセス・チャネルと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行う方法、コンピュータ・プログラム製品、および装置が提供される。さらに、アクセス・チャネルと第2のチャネルとは、同時に送信される。アクセス・チャネルおよび第2のチャネルのおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される。
本開示の態様では、アクノレッジメントとともにアクセス・チャネルを送信するために使用する第1のリソースと、否定的アクノレッジメントとともにアクセス・チャネルを送信する第2のリソースとに関する情報が受信される方法、コンピュータ・プログラム製品、および装置が提供される。さらに、アクセス・チャネルは、第1のリソースおよび第2のリソースのうちの1つで送信される。
図1は、処理システムを適用する装置のためのハードウェア実装の例を例示する図解である。 図2は、ネットワーク・アーキテクチャを例示する図解である。 図3は、アクセス・ネットワークを例示する図解である。 図4は、アクセス・ネットワークにおいて使用するためのフレーム構造を例示する図解である。 図5は、LTEにおけるアップリンクのための典型的なフォーマットを示す。 図6は、ユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャを例示する図解である。 図7は、アクセス・ネットワークにおけるイボルブド・ノードBおよびユーザ機器を例示する図解である。 図8は、第1の典型的な構成を例示する図解である。 図9は、第1の典型的な構成を例示する第2の図解である。 図10は、ランダム・アクセス・チャネルが、別のチャネルと同時に送信されうるか否かを例示するための図解である。 図11は、第2の典型的な構成に準じた優先度ルールを例示する図解である。 図12は、第2の典型的な構成を例示する図解である。 図13は、無線通信の第1の方法のフロー・チャートである。 図14は、無線通信の第2の方法のフロー・チャートである。 図15は、無線通信の第2の方法にしたがう別のフロー・チャートである。 図16は、無線通信の第2の方法にしたがうさらに別のフロー・チャートである。 図17は、典型的な装置の機能を例示するブロック図である。
添付図面とともに以下に説明する詳細説明は、さまざまな構成の説明として意図されており、本明細書に記載された概念が実現される唯一の構成を表すことは意図されていない。この詳細説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供することを目的とした具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構成および構成要素が、このような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
通信システムのいくつかの態様が、さまざまな装置および方法に対する参照を用いて表されうる。これらの装置および方法は、さまざまなブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、処理、アルゴリズム等(集合的に「要素」と称される)によって、以下の詳細説明に記述されており、添付図面に例示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、またはこれら任意の組み合わせを用いて実現されうる。それら要素がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。
例として、要素、要素の任意の部分、または、要素の任意の組み合わせは、1または複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実現されうる。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、順序回路、ゲート・ロジック、ディスクリート・ハードウェア回路、およびこの開示の全体にわたって記載されたさまざまな機能を実行するように構成されたその他の適切なハードウェアを含んでいる。処理システムにおける1または複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行しうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他で称されるに関わらず、命令群、命令群セット、コード、コード・セグメント、プログラム・コード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェア・モジュール、アプリケーション、ソフトウェア・アプリケーション、パッケージ・ソフト、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、手順、機能等を意味するように広く解釈されるものとする。ソフトウェアは、コンピュータ読取可能な媒体上に存在しうる。
コンピュータ読取可能な媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体でありうる。非一時的なコンピュータ読取可能な媒体は、例によれば、磁気記憶デバイス(例えばハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)等)、スマート・カード、フラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、カード、スティック、キー・ドライブ)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電子的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブル・ディスク、および、コンピュータによってアクセスされうる命令群および/またはソフトウェアを格納するためのその他任意の適切な媒体を含みうる。コンピュータ読取可能な媒体は、処理システムの内部に存在しうるか、処理システムの外部に存在するか、処理システムを含む複数のエンティティにわたって分散されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ・プログラム製品内に組み込まれうる。例によれば、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアル内にコンピュータ読取可能な媒体を含みうる。当業者であれば、システム全体に課せられる全体的な設計制約および特定のアプリケーションに依存して、本開示の全体にわたって示されている機能を、どうやって最良に実施するかを認識するだろう。
図1は、処理システム114を適用する装置100のためのハードウェア実装の例を例示する概念図である。この例では、処理システム114は、一般にバス102によって表されているバス・アーキテクチャを用いて実現されうる。バス102は、全体的な設計制約および処理システム114の特定のアプリケーションに依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バス102は、一般にプロセッサ104によって表される1または複数のプロセッサと、一般にコンピュータ読取可能な媒体106によって表されるコンピュータ読取可能な媒体を含むさまざまな回路を共に接続する。バス102はさらに、例えば、タイミング・ソース、周辺機器、電圧制御装置、および電力管理回路のようなその他さまざまな回路をリンクしうる。これらは、当該技術分野で良く知られているので、さらなる説明はしない。バス・インタフェース108は、バス102とトランシーバ110との間にインタフェースを提供する。トランシーバ110は、送信媒体を介してその他さまざまな装置と通信するための手段を提供する。装置の性質によって、ユーザ・インタフェース112(例えば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティック)も提供されうる。
プロセッサ104は、バス102の管理、および、コンピュータ読取可能な媒体106に格納されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行された場合、処理システム114に対して、特定の装置のために記載されたさまざまな機能を実行させる。コンピュータ読取可能な媒体106はまた、ソフトウェアが実行されている場合に、プロセッサ104によって操作されるデータを格納するためにも使用されうる。
図2は、さまざまな装置100(図1参照)を適用するLTEネットワーク・アーキテクチャ200を例示する図解である。LTEネットワーク・アーキテクチャ200は、イボルブド・パケット・システム(EPS)200と称されうる。EPS200は、1または複数のユーザ機器(UE)202、イボルブドUMTS地上ラジオ・アクセス・ネットワーク(E−UTRAN)204、イボルブド・パケット・コア(EPC)210、ホーム加入者サーバ(HSS)220、およびオペレータのIPサービス222を含みうる。EPS200は、他のアクセス・ネットワークと相互接続しうるが、簡略のために、これらエンティティ/インタフェースは図示していない。図示されるように、EPS200は、パケット交換サービスを提供する。しかしながら、当業者であれば容易に認識するであろうが、本開示にわたって示されているさまざまな概念は、回路交換サービスを提供しているネットワークに拡張されうる。
E−UTRANは、イボルブド・ノードB(eNB)206およびその他のeNB208を含んでいる。eNB206は、UE202向けのユーザ・プレーン・プロトコルおよび制御プレーン・プロトコルの終了を提供する。eNB206は、X2インタフェース(すなわち、バックホール)を経由して他のeNB208に接続されうる。eNB206はまた、当業者によって、基地局、基地トランシーバ局、ラジオ基地局、ラジオ・トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービス・セット(BSS)、拡張サービス・セット(ESS)、アクセス・ポイント、またはその他いくつかの適切な用語として称されうる。eNB206は、UE202のために、EPC210にアクセス・ポイントを提供する。UE202の例は、セルラ電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、タブレット、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディア・デバイス、ビデオ・デバイス、デジタル・オーディオ・プレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、またはその他類似の機能デバイスを含んでいる。UE202はまた、当業者によって、移動局、加入者局、モバイル・ユニット、加入者ユニット、無線ユニット、遠隔ユニット、モバイル・デバイス、無線デバイス、無線通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、無線端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザ・エージェント、モバイル・クライアント、クライアント、またはその他いくつかの適切な用語で称されうる。
eNB206は、S1インタフェースによってEPC210に接続される。EPC210は、モビリティ管理エンティティ(MME)212、その他のMME214、サービス提供ゲートウェイ216、およびパケット・データ・ネットワーク(PDN)ゲートウェイ218を含んでいる。MME212は、UE202とEPC210との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME212はベアラおよび接続管理を提供する。すべてのユーザIPパケットは、PDNゲートウェイ218に接続されているサービス提供ゲートウェイ216を介して転送される。PDNゲートウェイ218は、UE IPアドレス割当のみならず、その他の機能も提供する。PDNゲートウェイ218は、オペレータのIPサービス222に接続される。オペレータのIPサービス222は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディア・サブシステム、およびPSストリーミング・サービスを含んでいる。
図3は、LTEネットワーク・アーキテクチャにおけるアクセス・ネットワークの例を例示する図である。この例では、アクセス・ネットワーク300は、多くのセルラ領域(セル)302に分割される。1または複数の低電力クラスのeNB308,312は、これらセル302のうちの1または複数とそれぞれオーバラップするセルラ領域310,314をそれぞれ有しうる。低電力クラスのeNB308,312は、フェムト・セル(例えば、ホームeNB(HeNB))、ピコ・セル、またはマイクロ・セルでありうる。高電力クラスまたはマクロeNB304は、セル302に割り当てられ、セル302内のすべてのUE306のためにEPC210へアクセス・ポイントを提供するように構成されている。アクセス・ネットワーク300のこの例では、中央コントローラは存在しないが、別の構成では、中央コントローラが使用されうる。eNB304は、ラジオ・ベアラ制御、許可制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、および、(図2に示す)サービス提供ゲートウェイ216への接続を含むすべてのラジオ関連機能を担当する。
アクセス・ネットワーク300によって適用される変調および多元接続スキームは、展開されている特定の通信規格に依存して変動しうる。LTEでは、周波数分割デュプレクス(FDD)と時分割デュプレクス(TDD)との両方をサポートするために、DLでOFDMが使用され、ULでSC−FDMAが使用される。当業者であれば、以下の詳細記載から容易に認識されるように、ここで示されたさまざまな概念が、LTEアプリケーションにも同様に適合することを認識するであろう。しかしながら、これらの概念は、その他の変調技術および多元接続技術を適用するその他の通信規格へ容易に拡張されうる。例によれば、これらの概念は、イボリューション・データ・オプティマイズド(EV−DO)またはウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)へ拡張されうる。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリの一部として第3世代パートナシップ計画2(3GPP2)によって公布されたエア・インタフェース規格であり、移動局へのブロードバンド・インターネット・アクセスを提供するためにCDMAを適用する。これらの概念は、例えばTD−SCDMAのように、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の派生を適用するユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、TDMAを適用するグローバル移動体通信(GSM(登録商標))、OFDMAを適用するイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびフラッシュOFDMに拡張されうる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。適用されている実際の無線通信規格および多元接続技術は、特定のアプリケーションと、システムに課せられている全体的な設計制約とに依存するであろう。
eNB304は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有しうる。MIMO技術を使用することにより、eNB304は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用できるようになる。
空間多重化は、同じ周波数で、異なるデータ・ストリームを同時に送信するために使用されうる。データ・ストリームは、データ・レートを高めるために単一のUE306へ、全体的なシステム容量を高めるために複数のUE306へ、送信されうる。これは、各データ・ストリームを空間的にプリコードし(すなわち、振幅およびフェーズのスケーリングを適用し)、空間的にプリコードされた各ストリームを、ダウンリンクで、複数の送信アンテナを介して送信することによって達成される。この空間的にプリコードされたデータ・ストリームは、異なる空間シグニチャを持つUE(単数または複数)306に到着する。これによって、UE(単数または複数)306のおのおのは、UE306のために指定された1または複数のデータ・ストリームを復元できるようになる。アップリンクでは、おのおののUE306が、空間的にプリコードされたデータ・ストリームを送信する。これによって、eNB304は、空間的にプリコードされた各データ・ストリームのソースを識別できるようになる。
以下に続く詳細説明では、アクセス・ネットワークのさまざまな態様が、ダウンリンクでOFDMをサポートするMIMOシステムに関して記載されるだろう。OFDMは、OFDMシンボル内の多くのサブキャリアにおいてデータを変調するスペクトル拡散技術である。サブキャリアは、正確な周波数で、間隔を置かれている。この間隔は、受信機が、サブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」を提供する。時間領域では、OFDM間シンボル干渉と格闘するために、各OFDMシンボルにガード間隔(例えば、サイクリック・プレフィクス)が追加されうる。アップリンクは、高いピーク対平均電力比(PARR)を補償するために、DFT拡散OFDM信号の形態でSC−FDMAを使用しうる。アップリンクは、OFDMAとは異なるSC−FDMAを使用しうるが、アップリンクで使用されるシンボルは、OFDMシンボルまたはSC−FDMシンボルと置換可能に称されうる。
DL送信とUL送信とをサポートするために、さまざまなフレーム構造が使用されうる。DLフレーム構造の例が、図4を参照して示される。しかしながら、当業者が容易に認識するように、どの特定のアプリケーションのフレーム構造も、任意の数の要因に依存して異なりうる。この例では、フレーム(10ミリ秒)が、10の等しいサイズのサブフレームに分割される。おのおののサブフレームは、2つの連続する時間スロットを含んでいる。
おのおのがリソース・ブロックを含む2つの時間スロットを表すために、リソース・グリッドが使用されうる。リソース・グリッドは、複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソース・ブロックは、おのおののOFDMシンボルにおける通常のサイクリック・プレフィクスについて、周波数領域において12の連続するサブキャリアを、時間領域において7つの連続するOFDMシンボルを、すなわち、84のリソース要素を含んでいる。R402,404として示されるような、リソース要素のいくつかは、DL基準信号(DL−RS)を含んでいる。DL−RSは、(しばしば、共通RSとも称される)セル特有のRS(CRS)402と、UE特有のRS(UE−RS)404とを含んでいる。UE−RS404は、対応する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)がマップされるリソース・ブロックにおいてのみ送信される。各リソース要素によって伝送されるビット数は、変調スキームに依存する。したがって、UEが受信するリソース・ブロックが増え、変調スキームが高くなると、UEのためのデータ・レートが高くなる。
ULフレーム構造500の例が、図5を参照して示される。図5は、LTEにおけるULのための典型的なフォーマットを示す。ULのために利用可能なリソース・ブロックは、データ・セクションおよび制御セクションに分割されうる。制御セクションは、システム帯域幅の2つの端部において形成され、設定可能なサイズを有しうる。制御セクションにおけるリソース・ブロックは、制御情報の送信のために、UEへ割り当てられうる。データ・セクションは、制御セクションに含まれていないすべてのリソース・ブロックを含みうる。図5における設計の結果、データ・セクションは、連続するサブキャリアを含むようになる。これによって、単一のUEに、データ・セクションにおいて連続するサブキャリアのすべてが割り当てられるようになる。
UEは、eNBへ制御情報を送信するために、制御セクションにおいてリソース・ブロック510a,510bを割り当てられうる。UEはまた、eNBへデータを送信するために、データ・セクションにおいてリソース・ブロック520a、520bを割り当てられうる。UEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)で制御情報を送信しうる。UEは、データ・セクションにおいて割り当てられたリソース・ブロックで、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、データのみ、または、データと制御情報との両方を送信しうる。UL送信は、サブフレームからなる両スロットにおよび、図5に示すように、周波数を越えてホップしうる。
図5に示すように、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)530における初期システム・アクセスの実行と、UL同期の達成とのために、リソース・ブロックのセットが使用されうる。PRACH530は、ランダム・シーケンスを伝送する。ランダム・アクセス・プリアンブルはおのおの、6つの連続するリソース・ブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数は、ネットワークによって指定される。すなわち、ランダム・アクセス・プリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。PRACHのための周波数ホッピングは無い。PRACH試行は、単一のサブフレーム(1ミリ秒)で伝送されるか、少数の連続したサブフレームのシーケンスで伝送されうる。そして、UEは、フレーム(10ミリ秒)毎に1回のPRACH試行しか行わないことがある。
ラジオ・プロトコル・アーキテクチャは、特定のアプリケーションに依存してさまざまな形態をとりうる。LTEシステムに関する例が、図6を参照して示される。図6は、ユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャの例を例示する概念図である。
図6に移って、UEおよびeNBのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャが、3つのレイヤ、すなわち、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3を用いて示される。レイヤ1は、最下部レイヤであり、さまざまな物理レイヤ信号処理機能を実施する。レイヤ1は、本明細書では物理レイヤ606と称されるだろう。レイヤ2(L2レイヤ)608は、物理レイヤ606上にあり、物理レイヤ606を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
ユーザ・プレーンでは、L2レイヤ608は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ610と、ラジオ・リンク制御(RLC)サブレイヤ612と、パケット・データ収束プロトコル(PDCP)サブレイヤ614とを含む。これらは、ネットワーク側におけるeNBにおいて終了する。図示されていないが、UEは、ネットワーク側におけるPDNゲートウェイ208(図2参照)で終了するネットワーク・レイヤ(例えば、IPレイヤ)を含む、L2レイヤ608上のいくつかの上部レイヤと、(例えば、遠くのエンドUE、サーバ等のような)接続の他端において終了するアプリケーション・レイヤとを有しうる。
PDCPサブレイヤ614は、異なるラジオ・ベアラと論理チャネルとの間の多重化を提供する。PDCPサブレイヤ614はまた、ラジオ送信オーバヘッドを低減するための上部レイヤ・データ・パケットのヘッダ圧縮、データ・パケットを暗号化することによるセキュリティ、および、eNB間のUEのためのハンドオーバ・サポートを提供する。RLCサブレイヤ612は、上部レイヤ・データ・パケットのセグメント化および再アセンブリ、喪失したデータ・パケットの再送信、および、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)による順不同な受信を補償するためのデータ・パケットの並べ替えを提供する。MACサブレイヤ610は、論理チャネルと伝送チャネルとの間の多重化を提供する。MACサブレイヤ610はまた、1つのセル内のさまざまなラジオ・リソース(例えば、リソース・ブロック)を、UE間に割り当てることをも担当する。MACサブレイヤ610はまた、HARQ動作をも担当する。
制御プレーンでは、UEおよびeNBのためのラジオ・プロトコル・アーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能が無いことを除いて、物理レイヤ606およびL2レイヤ608について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3にラジオ・リソース制御(RRC)サブレイヤ616を含んでいる。RRCサブレイヤ616は、ラジオ・リソース(すなわち、ラジオ・ベアラ)を取得することと、RRCシグナリングを用いてeNBとUEとの間に下部レイヤを設定することと、を担当する。
図7は、アクセス・ネットワークにおいてUE750と通信しているeNB710のブロック図である。DLでは、コア・ネットワークからの上部レイヤ・パケットが、コントローラ/プロセッサ775へ提供される。コントローラ/プロセッサ775は、図6に関して以前に記述されたL2レイヤの機能を実現する。DLでは、コントローラ/プロセッサ775は、さまざまな優先度判定基準に基づいて、ヘッダ圧縮、暗号化、パケット・セグメント化および並べ替え、論理チャネルと伝送チャネルとの間の多重化、および、UE750へのラジオ・リソース割当を提供する。さらに、コントローラ/プロセッサ775はまた、HARQ動作、喪失パケットの再送信、およびUE750へのシグナリングを担当する。
TXプロセッサ716は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のためのさまざまな信号処理機能を実現する。この信号処理機能は、UE750におけるフォワード誤り訂正(FEC)を容易にするための符号化およびインタリービング、および、さまざまな変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM))に基づく信号コンステレーションへのマッピング、を含む。符号化および変調されたシンボルは、その後、並行なストリームへ分割される。おのおののストリームはその後、OFDMサブキャリアへマップされ、時間領域および/または周波数領域において基準信号(例えば、パイロット)とともに多重化され、その後、逆高速フーリエ変換(IFFT)を用いてともに結合されることにより、時間領域OFDMシンボル・ストリームを伝送する物理チャネルが生成される。このOFDMストリームは、空間的にプリコードされ、複数の空間ストリームが生成される。チャネル推定器774からのチャネル推定値が、空間処理のみならず、符号化および変調スキームを決定するためにも使用されうる。チャネル推定値は、UE750によって送信されたチャネル状態フィードバックおよび/または基準信号から導出されうる。おのおのの空間ストリームはその後、個別の送信機718TXを介して異なるアンテナ720へ提供される。おのおのの送信機718TXは、送信のために、それぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
UE750では、おのおのの受信機754RXが、それぞれのアンテナ752を介して信号を受信する。おのおのの受信機754RXは、RFキャリアへ変調された情報を復元し、この情報を、受信機(RX)プロセッサ756へ提供する。
RXプロセッサ756は、L1レイヤのさまざまな信号処理機能を実現する。RXプロセッサ756は、この情報に対して空間処理を実行し、UE750に向けられた空間ストリームを復元する。複数の空間ストリームが、UE750に向けられている場合、これらは、RXデータ・プロセッサ756によって、単一のOFDMシンボル・ストリームへ結合されうる。RXプロセッサ756は、その後、高速フーリエ変換(FFT)を用いて、OFDMシンボル・ストリームを、時間領域から周波数領域へ変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のおのおののサブキャリアの個別のOFDMシンボル・ストリームを含む。おのおののサブキャリアにおけるシンボル、および基準信号は、eNB710によって送信された最も可能性の高いコンステレーション・ポイントを判定することによって復元および復調される。これら軟判定は、チャネル推定器758によって計算されたチャネル推定値に基づきうる。これら軟判定はその後、復号およびデインタリーブされ、物理チャネル上でeNB710によって送信されたオリジナルのデータおよび制御信号が復元される。データおよび制御信号はその後、コントローラ/プロセッサ759へ提供される。
コントローラ/プロセッサ759は、図6に関して以前に記載されたL2レイヤの機能を実現する。ULでは、制御/プロセッサ759は、コア・ネットワークからの上部レイヤ・パケットを復元するために、伝送チャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、解読、ヘッダ伸張、制御信号処理を提供する。L2レイヤ上のすべてのプロトコル・レイヤを表す上部レイヤ・パケットは、その後、データ・シンク762へ提供される。L3処理のためにも、データ・シンク762へさまざまな制御信号が提供されうる。コントローラ/プロセッサ759はまた、HARQ動作をサポートするためにアクノレッジメント(ACK)および/または否定的アクノレッジメント(NACK)プロトコルを用いて、誤り検出を担当する。
ULでは、コントローラ/プロセッサ759へ上部レイヤ・パケットを提供するために、データ・ソース767が使用される。データ・ソース767は、L2レイヤ(L2)上のすべてのプロトコル・レイヤを表す。eノードB710によるDL送信に関して記載された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ759は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケット・セグメント化および並べ替え、および、eNB710によるラジオ・リソース割当に基づく論理チャネルと伝送チャネルとの間の多重化を提供することによって、ユーザ・プレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実現する。さらに、コントローラ/プロセッサ759はまた、HARQ動作、喪失パケットの再送信、およびeNB710へのシグナリングを担当する。
eNB710によって送信されたフィードバックまたは基準信号から、チャネル推定器758によって導出されたチャネル推定値が、適切な符号化スキームおよび変調スキームを選択するために、および、空間処理を容易にするために、TXプロセッサ768によって使用されうる。TXプロセッサ768によって生成された空間ストリームは、個別の送信機754TXを介して異なるアンテナ752に提供される。おのおのの送信機754TXは、送信のために、それぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
UL送信は、UE750における受信機機能に関して記載されたものと類似した方式で、eNB710において処理される。おのおのの受信機718RXは、それぞれのアンテナ720を介して信号を受信する。おのおのの受信機718RXは、RFキャリアへ変調された情報を復元し、この情報を、RXプロセッサ770へ提供する。RXプロセッサ770は、L1レイヤを実現する。
コントローラ/プロセッサ759は、図6に関して以前に記述されたL2レイヤの機能を実現する。ULでは、制御/プロセッサ759は、UE750からの上部レイヤ・パケットを復元するために、伝送チャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、解読、ヘッダ伸張、制御信号処理を提供する。コントローラ/プロセッサ775からの上部レイヤ・パケットは、コア・ネットワークへ提供されうる。コントローラ/プロセッサ759はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを用いて、誤り検出を担当する。図1に関連して記載された処理システム114は、UE750を含む。特に、この処理システム114は、TXプロセッサ768、RXプロセッサ756、および、コントローラ/プロセッサ759を含む。
マルチ・キャリア・システムでは、複数のキャリアにわたる合計電力が、UEについて許容されている合計電力を超えるであろう電力制限シナリオにおけるコンフリクトを解決するために、UE送信電力を複数のキャリアにわたって統合的に制御するUL電力制御方法が必要とされる。許容されている合計電力は、出力制限を遵守するために、固定された絶対的な最大値によって制限されうるか、あるいは、現在の送信設定に依存する低い値によって制限されうる。ほとんどの場合、電力制限が生じない場合、キャリア当たり、個別の電力制御で十分である。電力制限シナリオでは、1または複数の物理ULチャネルの電力を低減することによって、電力制御ルールが適合するものと比べて、合計電力が低減される必要がありうる。電力を低減することは、電力スケーリングによって、または、特定の物理チャネルを下げることによる。例えば、PUSCHまたはPUCCHが、1または複数のキャリアにおいて、同じサブフレームで送信される場合、PUCCH電力が、まず、必要な電力をPUCCHに割り当てることによって、次に、もしあれば、残りの電力をPUSCHに割り当てることによって、優先度付けられうる。LTEでは、PRACHが同じキャリアまたは別のキャリアで、他のチャネルとともに送信されるべきである場合、新たな通信スキームおよび/または電力優先度付けスキームが必要とされる。
LTE Rel−8では、UEは、アイドル・モードにある場合、初期アクセスのためにPRACHを送信しうる。UEはまた、時間調節タイマの終了後、接続モードにある場合、時間調節を行うために、PRACHを送信しうる。LTE ULは同期的であるので、eNBは、ULにおける受信信号同期を維持するために、時間調節コマンドを送信する。UEが、予め定義されたある期間(例えば、500ミリ秒)よりも長く時間調節コマンドを受信しなかった場合、UEは、UEが送信することを意図している場合、タイミングを再確立するために、PRACHを最初に送信することを要求される。例えば、eNBが、接続モードにおけるアイドル期間後、DLデータ到着を示す場合、UEは、PRACHを使用しうる。UEはさらに、時間調節を確立するために、および、ハンドオーバ後に電力制御を初期化するために、PRACHを送信しうる。スケジューリング要求(SR)の処理がサポートされないE−UTRANでは、UEは、ULでのデータ送信を開始する予定である場合には常に、PRACHを送信する。以下の説明では、SRをサポートするE−UTRANは、タイプA E−URTANと呼ばれ、SRをサポートしないE−UTRANは、タイプB E−UTRANと呼ばれる。
マルチキャリア動作が定義されていないLTE Rel−8では、PRACHは、その他のどのチャネルとも同時に送信されないので、タイプA E−UTRANにおけるPRACH優先度付けルールに対するニーズはない。LTE Rel−8では、タイプB E−UTRANにおいて、例えば、UL SRを示すためにPRACH信号をも送信されねばならないサブフレームにおいて、ULで、ACK/NAKを用いてDL送信をアクノレッジするためにUEが必要とされる場合に、PRACH送信とPUCCH送信との衝突が生じうる。PRACHは、タイプB E−UTRANにおけるSRの役割を演じるので、SRに関する同様の優先度付けルールが適合すべきである。しかしながら、SRの場合、位置符号化を用いてACK/NAKおよびSRを同時に送信するオプションがあるが、このオプションは、PRACH送信に適合しない。なぜなら、ACK/NAKは、PRACHで符号化されないからである。
図8は、第1の典型的な構成を例示するための図解800である。図9は、第1の典型的な構成を例示するための第2の図解900である。UE804は、ACKとともにアクセス・チャネルを送信するために使用する第1のリソース910と、NACKとともにアクセス・チャネルを送信するための第2のリソース920とに関する情報810を、サービス提供eNB802から受信する。UE804は、ACKまたはNACKをそれぞれ示すために、第1のリソース910または第2のリソース920のうちの1つでアクセス・チャネル820を送信する。1つの構成では、アクセス・チャネルは、ランダム・アクセス・チャネルである。別の構成では、ランダム・アクセス・チャネルは、PRACHである。
このため、PRACHおよびACK/NACKの同時送信に関する問題を解決するために、E−UTRANは、ACKおよびNACKをそれぞれ示すために、利用可能なPRACHリソース・インデクスを、セット910およびセット920に分割しうる。UEは、その後、リソース910でPRACHを送信することによって、PRACH送信とともにACKを通信し、リソース920でPRACHを送信することによって、PRACH送信とともにNACKを通信しうる。別の構成では、UEは、PRACHのフォーマットを変更することによって、および/または、PRACH送信とともに特定のサイクリック・シフトを使用することによって、PRACH送信とともにACKまたはNACKを通信しうる。
図10は、PRACHが別のチャネルとともに同時に送信されうるか否かを例示するための図解1000である。LTE Rel−10では、単一のキャリア波形が維持される必要はないので、PRACHは、同じ成分キャリアにおいてでさえも、他の物理チャネルと同時に送信されうる。さらに、LTE Rel−10では、マルチキャリア動作が可能とされる。このため、PRACHは、他のチャネルと同時に送信されうるので、PRACH電力制御および優先度付けが必要とされる。LTE Rel−10におけるPRACHのための使用ケースは、LTE Rel−8に類似している。第1に、UEは、アイドル・モードにある場合、初期アクセスを求めてPRACHを送信しうる。初期アクセスは単一キャリア・モードで実行されるので、この使用ケースは、LTE Rel−8と比較して、不変である。次に、UEは、時間調節タイマ終了後、接続モードにある場合、時間調節を確立するために、PRACHを送信しうる。LTE Rel−10では、キャリアにわたる共通の時間調節のみがサポートされるので、この態様は、LTE Rel−8に対する変化を必要としないだろう。第3に、UEは、時間調節を確立するため、および、ハンドオーバ後に電力制御を開始するために、PRACHを送信しうる。このハンドオーバ手順は、単一キャリアに基づいて初期電力設定およびタイミングを確立しなければならないので、LTE Rel−8ルールが適合するべきである。第4に、タイプB E−UTRANにおいて、PRACHは、SRインジケーションとして使用される。SRは、単一キャリアのみで送信されねばならないので、解決策は、複数のPRACHの同時送信は必要とはならないであろうという点において、LTE Rel−8と同様でなければならない。さらに、タイミング再確立のためのPRACHと、SRのためのPRACHとを同時に個別に送信する理由はない。Rel−10+(つまり、Rel−10およびそれ以降)シナリオは、複数のキャリアが、一次成分キャリア(PCC)と少なくとも1つの二次成分キャリア(SCC)とを含んでいる、図10に要約されている。この図では、以前に定義されたような、LTE Rel−10およびLTE Rel−11+およびタイプA E−UTRANおよびタイプB E−UTRANの場合、「No」は、チャネル・コンビネーションが生じていないことを示し、「Yes」は、チャネル・コンビネーションが生じていることを示し、「N/A」は、チャネル・コンビネーションが適用可能ではないことを示す。PCCは、成分キャリアである。ここでは、成分キャリアで送信されたPUCCHが、成分キャリアで送信されたPUSCH、または、SCCで送信されたPUSCHのうちの少なくとも1つに対応する。SCCは、成分キャリアである。ここでは、成分キャリアで送信されたPUSCHが、PCCで送信されたPUCCHに対応する。
図11は、第2の典型的な構成に準じた優先度ルールを例示するための図解1100である。第2の典型的な構成によれば、UEは、アクセス・チャネルと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行う。UEは、アクセス・チャネルと第2のチャネルとを同時に送信する。そして、アクセス・チャネルと第2のチャネルとのおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される。アクセス・チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル、特に、PRACHでありうる。アクセス・チャネルおよび第2のチャネルは、図10において「Yes」で示されているチャネル・コンビネーション・インデクス1,5,8,10,14において優先度付けられる。1つの構成では、優先度付けは、図11に示される通りである。チャネル・コンビネーション1の場合、SCCでタイミング情報を伝送するPRACHは、PCCにおける他のどの送信よりも低い優先度を有する。チャネル・コンビネーション5の場合、PCCでタイミング情報を伝送するPRACHは、SCCにおけるPUSCH送信よりも高い優先度を有する。チャネル・コンビネーション8の場合、PCCでUL SRを示すPRACHは、SCCで送信されるサウンディング基準信号(SRS)よりも高い優先度を有する。チャネル・コンビネーション10の場合、PCCでUL SRを示すPRACHは、PCCで送信されるPUCCH(または、UCIを伴うPUSCH)よりも高い優先度を有するか、高いまたは低い優先度を有するように設定可能である。および/または、チャネル・コンビネーション14の場合、PCCでUL SRを示すPRACHは、PCCで送信されるSRSよりも高い優先度を有する。
前述した物理チャネル優先度付けは、必ずしも、衝突しているチャネル送信のうちの1または複数を落とす必要はないが、これらの電力を優先度付ける必要がある。電力優先度付けによれば、先ず、高い優先度を持つチャネルに、必要な電力が割り当てられ、次に、低い優先度のチャネルに、残りの電力が割り当てられる。2つよりも多い同時チャネル送信が存在する場合、同じ処理が連続的に適用されうる。等しい優先度のチャネルは、同じ係数を用いてスケールされうるか、あるいは、その他のルールが適用されうる。例えば、電力制限シナリオにおける等しい優先度のチャネル間での電力分配は、UEの実装に依存しうる。
2つよりも多くの物理チャネル・コンビネーションの組み合わせが生じる場合がある。これらのために、PRACH送信に関する限り、「優先度ループ」が回避されるように考慮される限り、2つのチャネルに関する同じ優先度ルールが適用されうる。例えば、PRACHの優先度がチャネルXの優先度よりも高い場合、優先度ループは回避されねばならない。PRACHの優先度は、チャネルYの優先度よりも低い。しかしながら、チャネルXの優先度は、チャネルYの優先度よりも高い。
図12は、第2の典型的な構成を例示するための図解1200である。図12に図示されるように、UE1204は、アクセス・チャネル1220とチャネル1230との間での送信電力の優先度付けを行う(1210)。UE1204は、アクセス・チャネル1220と第2のチャネル1230とをeNB1202へ同時に送信する。アクセス・チャネル1220および第2のチャネル1230のおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される。UE1204は、高い優先度のチャネルへ、必須の送信電力を割り当て、低い優先度のチャネルへ、残りの送信電力を割り当てる。前述したように、アクセス・チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル、より詳しくは、PRACHでありうる。
通常は、例えばLTE Rel−8のように単一のキャリア内では、E−UTRANは、PRACHとSRSとのために、オーバラップしないリソースを割り当てる。マルチキャリア設定では、別のキャリアが既に直交化されているので、これは必要ではない。しかしながら、これは、電力制限シナリオのために、全面的に適用できる訳ではない。電力制限シナリオのために、SRSおよびPRACHは、例えば、図11に図示されるように優先度付けられうる。あるいは、SRSは、PRACH電力を、電力「パンクチャ」しうる。このように、SRSは単一のOFDMシンボルで送信されるので、(SRSよりも高い優先度を有しうる)PRACHの送信電力が低減されうるか、または、PRACH送信中に限り、PRACHの送信が、1シンボルにおいて落ちる。このような動作は、指定されうる。あるいは、このような動作は、準静的なRRCシグナリングによって明示的に許可/却下されうる。多くの場合、SRS送信は、PRACH送信のガード期間内に落ちることがあるので、UE送信電力の観点から、衝突は無いであろう。
あるPRACHフォーマットは、複数の連続するサブフレームにわたる送信を含んでいる。PRACH送信電力は、この場合、eNBによる正確なPRACH検出を可能にするために、サブフレームにおいて等しく保たれうる。その他の物理チャネル割当は、連続するPRACHサブフレームにおいて異なりうる。あるいは、これらの電力は異なりうるので、PRACH電力を、複数のサブフレームにわたって同じ電力に維持することは、ある電力制限シナリオでは、コンフリクトとなる場合がありうる。何れの場合であれ、PRACH電力が最初に割り当てられうるので、PRACHは、含まれるその他のすべてのチャネルよりも高い優先度である場合には、コンフリクトは生じない。PRACHが、PRACHサブフレームのうちの少なくとも1つにおいて、低い優先度のチャネルである場合、問題が生じうる。チャネル・コンビネーション1および10は、図11に図示されるように、PRACHがより低い優先度を持つことを可能にする。
SCCでタイミング情報を伝送するPRACHが、PCCにおける他の何れの送信よりも低い優先度を有しているチャネル・コンビネーション1に関し、UEは、PRACH送信を開始する前に、PRACHサブフレームのおのおのにおいて電力キャップを事前計算し、すべてのPRACHサブフレームにおける最低の電力キャップを適用しうる。このようなスキームは、PRACH電力変化を回避する。しかしながら、このスキームは、必要な電力を事前計算することを可能にするために、あるDL制御情報を早期に復号するようにUEに対して要求する。事前計算は、UEに負荷をもたらしうる。さらに、チャネル・コンビネーション1は、適切なネットワーク・シグナリングによって回避されうるので、最適な解決策は必要ではないかもしれない。UE処理タイムラインを修正することを必要としない別の構成では、UEは、サブフレームのおのおのにおいて、個別に電力キャップを適用しうる(したがって、PRACH電力が、サブフレームにわたって変動しうる)ので、後続するサブフレームでは、UEは、現在の電力キャップ、または、先行するサブフレームにおける電力キャップのうちの少ない方を適用しうる。一般に、PRACH電力は、これらの場合のうちの一部のみでしか変動しないであろう。
PCCでUL SRを示すPRACHが、PCCで送信されるPUCCHよりも低い優先度を有する(これは、PRACH優先度が設定可能であり、この設定が、PRACHが低い優先度を持つように設定される場合にのみ生じる)チャネル・コンビネーション10に関し、ULにおけるPRACHおよびHARQフィードバックのすべての衝突を回避することは極めて負荷がかかるので、適切なネットワーク・シグナリングは常に、特定のチャネル・コンビネーションを回避することができない。1つの解決策は、マルチ・サブフレームPRACHフォーマットが使用される場合には常に、低い優先度を持つPRACHを設定することを却下することである。このため、この1つの解決策では、単一サブフレームのPRACHフォーマットが使用される場合にのみ、PRACHは、低い優先度で設定される。あるいは、チャネル・コンビネーション1に関して前述したものと同じ解決策が適用されうる。
図12に再び示すように、PRACHが1または複数の追加のチャネルとともに送信されるべきである場合、LTE Rel−8に対して、第2の典型的な方法もまた適用されうる。1つの構成では、PRACHおよびACK/NACKが同時に送信されるべきである場合、送信電力をゼロに下げることによって、PRACH送信またはACK/NACK送信のうちの1つが落とされうる。別の構成では、設定可能な優先度付けが可能とされうる。これは、新たな1ビットの情報要素(IE)をRRCパラメータに含めることによって達成されうる。ビットを「0」または「1」に設定することは、PRACH優先度と、ACK/NAK優先度とを切り換えることになるであろう。このような情報を含めることは、SRリソースがUEへ割り当てられていない場合、すなわち、UEが、タイプB E−UTRANで動作している場合にのみ必要となるであろう。
図13は、無線通信の第1の方法のフロー・チャート1300である。この方法によれば、UEは、ACKとともにアクセス・チャネルを送信するために使用する第1のリソースと、NACKとともにアクセス・チャネルを送信するための第2のリソースとに関する情報を受信する(1302)。UEは、第1のリソースおよび第2のリソースのうちの1つでアクセス・チャネルを送信する(1304)。UEは、ACKを示すために第1のリソースでアクセス・チャネルを送信し、NACKを示すために第2のリソースでアクセス・チャネルを送信する。アクセス・チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル、さらに詳しくは、PRACHでありうる。オプションとして、UEは、ACKおよびNACK無しでアクセス・チャネルを送信するために使用するその他のリソースに関する情報を受信しうる。
図14は、無線通信の第2の方法のフロー・チャート1400である。図14に示されるように、UEは、アクセス・チャネルと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行う(1402)。UEは、高い優先度を持つチャネルへ、必須の送信電力を割り当て(1404)、低い優先度を持つチャネルへ、残りの送信電力を割り当てる(1406)。電力制限が無い場合、残りの送信電力は、高い優先度を持つチャネルへの必須の送信電力の割当後に残った送信電力(1404)、または、低い優先度を持つチャネルのために必要な電力(1406)、のうちの少ない方でありうる。さらに、UEは、アクセス・チャネルおよび第2のチャネルを同時に送信する(1408)。アクセス・チャネルおよび第2のチャネルのおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される(1408)。アクセス・チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル、さらに詳しくは、PRACHでありうる。PRACHおよび第2のチャネルは、複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つの成分キャリアで送信されうる。
1つの構成では、複数の成分キャリアは、PCCと、少なくとも1つのSCCを含んでいる。そして、PRACHが、PCCでタイミング情報を伝送し、第2のチャネルが、少なくとも1つのSCCのうちのSCCで送信される場合、UEは、PRACHに第1の優先度を、第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、PRACHと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行う。別の構成では、図11のチャネル・コンビネーション5に示されるように、第1の優先度は、第2の優先度よりも高い。
1つの構成では、複数の成分キャリアは、PCCと、少なくとも1つのSCCを含んでいる。そして、PRACHが、PCCでUL SRを示し、第2のチャネルが、少なくとも1つのSCCのうちのSCCまたはPCCでSRSを伝送する場合、UEは、PRACHに第1の優先度を、第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、PRACHと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行う。別の構成では、図11のチャネル・コンビネーション8,14に示されるように、第1の優先度は、第2の優先度よりも高い。
1つの構成では、複数の成分キャリアは、PCCおよび少なくとも1つのSCCを含んでいる。そして、PRACHが、PCCでUL SRを示し、第2のチャネルが、PCCで送信されるPUCCHである場合、UEは、PRACHに第1の優先度を、第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、PRACHと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行う。別の構成では、図11のチャネル・コンビネーション10に示されるように、第1の優先度は、第2の優先度よりも高い。
1つの構成では、複数の成分キャリアは、PCCおよび少なくとも1つのSCCを含んでいる。そして、PRACHが、少なくとも1つのSCCのうちのSCCでタイミング情報を伝送し、第2のチャネルが、PCCで送信される場合、UEは、PRACHに第1の優先度を、第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、PRACHと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行う。別の構成では、図11のチャネル・コンビネーション1に示されるように、第1の優先度は、第2の優先度よりも低い。
1つの構成では、複数の成分キャリアは、PCCおよび少なくとも1つのSCCを含んでいる。PRACHが、PCCでUL SRを示し、第2のチャネルが、PCCで送信されるPUCCHである場合、UEは、PRACHに第1の優先度を、第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、PRACHと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行う。別の構成では、優先度が設定可能であり、PRACHの優先度が、第2のチャネルの優先度よりも低くなるように設定されている場合、第1の優先度は、図11のチャネル・コンビネーション10に示されるように、第2の優先度よりも低い。
図15は、無線通信の第2の方法にしたがう別のフロー・チャート1500である。図15に図示されるように、UEは、PRACHと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行う(1502)。チャネル・コンビネーション8,14の場合、UEは、第2のチャネルが送信される1つのOFDMシンボルの間、PRACHを送信するための送信電力を下げる(1504)。UEは、PRACHと第2のチャネルとを同時に送信する。ここでは、PRACHおよび第2のチャネルのおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される(1506)。
図16は、無線通信の第2の方法にしたがうさらに別のフロー・チャート1600である。この方法によれば、UEは、PRACHと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行う(1602)。UEは、PRACHの送信のための電力キャップを決定する(1604)。UEは、PRACHの送信のための電力キャップを適用する(1606)。UEは、PRACHと第2のチャネルとを同時に送信する(1608)。PRACHおよび第2のチャネルのおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される(1608)。
1つの構成では、UEは、PRACHが送信されるおのおののサブフレームにおいて、PRACHの送信のための電力キャップを適用する。1つの構成では、UEは、PRACHが送信される複数のサブフレームのおのおののための電力キャップを決定しうる。さらに、このような構成では、適用される電力キャップは、決定された電力キャップのうちの最低のものである。1つの構成では、UEは、PRACHの送信のための電力キャップを決定しうる。このような構成では、PRACHの送信のために適用される電力キャップは、決定された電力キャップと、以前に適用された電力キャップのうちの最低の電力キャップである。
チャネル・コンビネーションが、図11のチャネル・コンビネーション10で示される通りであり、PRACH優先度が、第2のチャネルの優先度よりも低い場合、PRACHの送信のために単一フレームのPRACHフォーマットが使用される場合にのみ、PRACHに、第2のチャネルよりも低い優先度を割り当てることによって、UEは、PRACHと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行う。1つの構成では、チャネル・コンビネーションが、図11のチャネル・コンビネーション10で示される通りであり、PRACH優先度が、第2のチャネルの優先度よりも低い場合、UEは、PRACHが送信されるおのおののサブフレームにおけるPRACHの送信のための電力キャップを適用する。1つの構成では、UEは、PRACHが送信される複数のサブフレームのおのおののための電力キャップを決定する。このような構成では、適用される電力キャップは、決定された電力キャップのうちの最低のものである。別の構成では、UEは、PRACHの送信のための電力キャップを決定する。このような構成では、PRACHの送信のために適用される電力キャップは、決定された電力キャップと、以前に適用された電力キャップと、のうちの最低の電力キャップである。
図17は、典型的な装置の機能を例示する概念ブロック図1700である。装置100は、アクセス・チャネルと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行うように構成された優先度付けモジュール1702を含む。必須の送信電力を高い優先度を持つチャネルへ割り当て、残りの電力を低い優先度を持つチャネルへ割り当てるように構成された電力決定および割当モジュール1704へ、優先度情報が渡される。この装置100はさらに、ACKとともにアクセス・チャネルを送信するために使用する第1のリソースと、NACKとともにアクセス・チャネルを送信するための第2のリソースとに関する情報1708を受信するように構成された受信モジュール1706を含みうる。電力決定および割当モジュール1704からの情報、および/または、受信モジュール1706からの情報が、送信モジュール1710に渡される。送信モジュール1710は、アクセス・チャネル1712および第2のチャネル1714を同時に送信するように構成される。アクセス・チャネル1712および第2のチャネル1714のおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される。送信モジュール1710はまた、ACKまたはNACKをそれぞれ示すために、第1のリソースまたは第2のリソースのうちの1つでアクセス・チャネルを送信するようにも構成される。
送信モジュール1706および/または電力決定および割当モジュール1704は、第2のチャネルが送信される1つのOFDMシンボルの間、PRACHを送信するための送信電力を下げるように構成される。電力決定および割当モジュール1704はまた、PRACHがマルチ・サブフレーム・フォーマットで送信される場合、PRACHの送信のための電力キャップを決定するようにも構成される。送信モジュール1706は、決定された電力キャップを適用するように構成される。この装置100は、前述したフロー・チャートにおけるステップのおのおのを実行する追加のモジュールを含みうる。このため、前述したフロー・チャートのおのおののステップは、このモジュールによって実行され、装置100は、それらのモジュールのうちの1または複数を含みうる。
1つの構成では、無線通信のための装置100は、アクセス・チャネルと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行うための手段を含む。この装置100はさらに、アクセス・チャネルと第2のチャネルとを同時に送信するための手段を含む。アクセス・チャネルと第2のチャネルとのおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される。この装置100はさらに、必要な送信電力を、高い優先度のチャネルに割り当てるための手段と、残りの送信電力を、低い優先度のチャネルに割り当てるための手段と、を含みうる。この装置100はさらに、第2のチャネルが送信される1つのOFDMシンボルの間、PRACHを送信するための送信電力を下げるための手段を含みうる。この装置100はさらに、PRACHが送信されるおのおののサブフレームにおけるPRACHの送信のための電力キャップを適用するための手段を含みうる。この装置100は、PRACHが送信される複数のサブフレームのおのおののための電力キャップを決定するための手段を含みうる。このような構成では、適用される電力キャップは、決定された電力キャップのうちの最低のものである。装置100はさらに、PRACHの送信のための電力キャップを決定するための手段を含みうる。このような構成では、PRACHの送信のために適用される電力キャップは、決定された電力キャップと、以前に適用された電力キャップと、のうちの最低の電力キャップである。この装置100はさらに、PRACHと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行い、PRACHの送信のために単一フレームのPRACHフォーマットが使用される場合にのみ、PRACHに、第2のチャネルよりも低い優先度を割り当てる手段を含みうる。前述の手段は、前述した装置100のモジュールのうちの1または複数、および/または、前述の手段によって記載された機能を実行するように構成された処理システム114でありうる。前述したように、処理システム114は、TXプロセッサ768、RXプロセッサ756、およびコントローラ/プロセッサ759を含む。これゆえ、1つの構成では、前述の手段は、前述の手段によって詳述された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ768、RXプロセッサ756、およびコントローラ/プロセッサ759でありうる。
1つの構成では、無線通信のための装置100は、ACKとともにアクセス・チャネルを送信するために使用する第1のリソースと、NACKとともにアクセス・チャネルを送信するための第2のリソースとに関する情報を受信するための手段を含む。この装置100はさらに、第1のリソースまたは第2のリソースのうちの1つでアクセス・チャネルを送信するための手段を含む。前述の手段は、前述した装置100のモジュールのうちの1または複数、および/または、前述の手段によって記載された機能を実行するように構成された処理システム114でありうる。前述したように、処理システム114は、TXプロセッサ768、RXプロセッサ756、およびコントローラ/プロセッサ759を含む。これゆえ、1つの構成では、前述の手段は、前述の手段によって詳述された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ768、RXプロセッサ756、およびコントローラ/プロセッサ759でありうる。
開示された処理のステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例示であることが理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、再構成されうることが理解される。同伴する方法請求項は、さまざまなステップの要素を、サンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されないことが意味される。
前述の記載は、いかなる当業者であっても、ここで開示されたさまざまな態様を実現できるように提供される。これらの態様に対するさまざまな変形例は、当業者に容易に明らかになり、本明細書に定義された一般的な原理は、他の態様にも適用可能である。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されず、請求項の文言と首尾一貫したすべての範囲が与えられることが意図されており、ここで、単数形による要素への参照は、もしも明確に述べられていないのであれば、「1および1のみ」を意味するのではなく、「1または複数」を意味することが意図されている。特に明記されていない限り、用語「いくつか」は、1または複数を称する。当業者に周知であるか、または、後に周知になるべき本開示を通じて記載されたさまざまな態様の要素に対するすべての構造的および機能的な等価物が、請求項に含められていると意図される。
前述の記載は、いかなる当業者であっても、ここで開示されたさまざまな態様を実現できるように提供される。これらの態様に対するさまざまな変形例は、当業者に容易に明らかになり、本明細書に定義された一般的な原理は、他の態様にも適用可能である。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されず、請求項の文言と首尾一貫したすべての範囲が与えられることが意図されており、ここで、単数形による要素への参照は、もしも明確に述べられていないのであれば、「1および1のみ」を意味するのではなく、「1または複数」を意味することが意図されている。特に明記されていない限り、用語「いくつか」は、1または複数を称する。当業者に周知であるか、または、後に周知になるべき本開示を通じて記載されたさまざまな態様の要素に対するすべての構造的および機能的な等価物が、請求項に含められていると意図される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]無線通信の方法であって、
アクセス・チャネルと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行うことと、
前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとを同時に送信することと、ここで、前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとのおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される、
を備える方法。
[2]高い優先度のチャネルに、必須の送信電力を割り当てることと、
低い優先度のチャネルに、残りの送信電力を割り当てることと、
をさらに備える[1]に記載の方法。
[3]前記アクセス・チャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)である、[1]に記載の方法。
[4]前記PRACHおよび前記第2のチャネルは、複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つの成分キャリアで送信される、[3]に記載の方法。
[5]前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記送信電力の優先度付けを行うことは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでタイミング情報を伝送し、前記第2のチャネルが、前記少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアで送信される物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることを含む、[4]に記載の方法。
[6]前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも高い、[5]に記載の方法。
[7]前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記送信電力の優先度付けを行うことは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアまたは前記一次成分キャリアでサウンディング基準信号(SRS)を伝送する場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることを含む、[4]に記載の方法。
[8]前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも高い、[7]に記載の方法。
[9]前記第2のチャネルが送信される1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルの間、前記PRACHを送信するための送信電力を下げること、をさらに含む[7]に記載の方法。
[10]前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記送信電力の優先度付けを行うことは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることを含む、[4]に記載の方法。
[11]前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも高い、[10]に記載の方法。
[12]前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記送信電力の優先度付けを行うことは、前記PRACHが、少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアでタイミング情報を伝送し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることを含む、[4]に記載の方法。
[13]前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも低い、[12]記載の方法。
[14]前記PRACHが送信されるおのおののサブフレームにおける前記PRACHの送信のための電力キャップを適用すること、をさらに備える[13]に記載の方法。
[15]前記PRACHが送信される複数のサブフレームのおのおののための電力キャップを決定することをさらに備え、
前記適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップのうちの最低のものである、[14]に記載の方法。
[16]前記PRACHの送信のための電力キャップを決定することをさらに備え、
前記PRACHの送信のために適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップと、以前に適用された電力キャップと、のうちの最低の電力キャップである、[14]に記載の方法。
[17]前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記送信電力の優先度付けを行うことは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることを含む、[4]に記載の方法。
[18]前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも低い、[17]に記載の方法。
[19]前記送信電力の優先度付けを行うことは、前記PRACHの送信のために単一フレームのPRACHフォーマットが使用される場合にのみ、前記PRACHに、前記第2のチャネルよりも低い優先度を割り当てることを含む、[18]に記載の方法。
[20]前記PRACHが送信されるおのおののサブフレームにおける前記PRACHの送信のための電力キャップを適用すること、をさらに含む[18]に記載の方法。
[21]前記PRACHが送信される複数のサブフレームのおのおののための電力キャップを決定することをさらに含み、
前記適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップのうちの最低のものである、[20]に記載の方法。
[22]前記PRACHの送信のための電力キャップを決定することをさらに含み、
前記PRACHの送信のために適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップと、以前に適用された電力キャップと、のうちの最低の電力キャップである、[20]に記載の方法。
[23]無線通信の方法であって、
アクノレッジメント(ACK)とともにアクセス・チャネルを送信するために使用する第1のリソースと、否定的アクノレッジメント(NACK)とともに前記アクセス・チャネルを送信するための第2のリソースとに関する情報を受信することと、
前記第1のリソースおよび前記第2のリソースのうちの1つで、前記アクセス・チャネルを送信することと、
を備える方法。
[24]前記アクセス・チャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)である、[23]に記載の方法。
[25]無線通信のための装置であって、
アクセス・チャネルと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行うための手段と、
前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとを同時に送信するための手段と、ここで、前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとのおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される、
を備える装置。
[26]高い優先度のチャネルに、必須の送信電力を割り当てるための手段と、
低い優先度のチャネルに、残りの送信電力を割り当てるための手段と、
をさらに備える[25]に記載の装置。
[27]前記アクセス・チャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)である、[25]に記載の装置。
[28]前記PRACHおよび前記第2のチャネルは、複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つの成分キャリアで送信される、[27]に記載の装置。
[29]前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記送信電力を優先度付けるための手段は、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでタイミング情報を伝送し、前記第2のチャネルが、前記少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアで送信される物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てるための手段を含む、[28]に記載の装置。
[30]前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも高い、[29]に記載の装置。
[31]前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記送信電力を優先度付けるための手段は、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアまたは前記一次成分キャリアでサウンディング基準信号(SRS)を伝送する場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てるための手段を含む、[28]に記載の装置。
[32]前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも高い、[31]に記載の装置。
[33]前記第2のチャネルが送信される1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルの間、前記PRACHを送信するための送信電力を下げるための手段、をさらに備える[31]に記載の装置。
[34]前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記送信電力を優先度付けるための手段は、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てるための手段を含む、[28]に記載の装置。
[35]前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも高い、[34]に記載の装置。
[36]前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記送信電力を優先度付けるための手段は、前記PRACHが、少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアでタイミング情報を伝送し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てるための手段を含む、[28]に記載の装置。
[37]前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも低い、[36]に記載の装置。
[38]前記PRACHが送信されるおのおののサブフレームにおける前記PRACHの送信のための電力キャップを適用するための手段、をさらに含む[37]に記載の装置。
[39]前記PRACHが送信される複数のサブフレームのおのおののための電力キャップを決定するための手段をさらに含み、
前記適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップのうちの最低のものである、[38]に記載の装置。
[40]前記PRACHの送信のための電力キャップを決定するための手段をさらに含み、
前記PRACHの送信のために適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップと、以前に適用された電力キャップと、のうちの最低の電力キャップである、[38]に記載の装置。
[41]前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記送信電力を優先度付けるための手段は、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てるための手段を含む、[28]に記載の装置。
[42]前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも低い、[41]に記載の装置。
[43]前記送信電力を優先度付けるための手段は、前記PRACHの送信のために単一フレームのPRACHフォーマットが使用される場合にのみ、前記PRACHに、前記第2のチャネルよりも低い優先度を割り当てるための手段を含む、[42]に記載の装置。
[44]前記PRACHが送信されるおのおののサブフレームにおける前記PRACHの送信のための電力キャップを適用するための手段、をさらに含む、[42]に記載の装置。
[45]前記PRACHが送信される複数のサブフレームのおのおののための電力キャップを決定するための手段をさらに含み、
前記適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップのうちの最低のものである、[44]に記載の装置。
[46]前記PRACHの送信のための電力キャップを決定するための手段をさらに含み、
前記PRACHの送信のために適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップと、以前に適用された電力キャップと、のうちの最低の電力キャップである、[44]に記載の装置。
[47]無線通信のための装置であって、
アクノレッジメント(ACK)とともにアクセス・チャネルを送信するために使用する第1のリソースと、否定的アクノレッジメント(NACK)とともに前記アクセス・チャネルを送信するための第2のリソースとに関する情報を受信するための手段と、
前記第1のリソースおよび前記第2のリソースのうちの1つで、前記アクセス・チャネルを送信するための手段と、
を備える装置。
[48]前記アクセス・チャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)である、[47]に記載の装置。
[49]無線通信のための装置であって、
アクセス・チャネルと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行い、
前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとを同時に送信する、ここで、前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとのおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される、
ように構成された少なくとも1つのプロセッサ、を備える装置。
[50]前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、
高い優先度のチャネルに、必須の送信電力を割り当て、
低い優先度のチャネルに、残りの送信電力を割り当てる
ように構成された、[49]に記載の装置。
[51]前記アクセス・チャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)である、[49]に記載の装置。
[52]前記PRACHおよび前記第2のチャネルは、複数の成分キャリアで送信され、
前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでタイミング情報を伝送し、前記第2のチャネルが、前記少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアで送信される物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、前記送信電力の優先度付けを行うように構成された、[51]に記載の装置。
[53]前記PRACHおよび前記第2のチャネルは、複数の成分キャリアで送信され、
前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアまたは前記一次成分キャリアでサウンディング基準信号(SRS)を伝送する場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、前記送信電力の優先度付けを行うように構成された、[51]に記載の装置。
[54]前記PRACHおよび前記第2のチャネルは、複数の成分キャリアで送信され、
前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、前記送信電力の優先度付けを行うように構成された、[51]に記載の装置。
[55]前記PRACHおよび前記第2のチャネルは、複数の成分キャリアで送信され、
前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PRACHが、少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアでタイミング情報を伝送し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、前記送信電力の優先度付けを行うように構成された、[51]に記載の装置。
[56]前記PRACHおよび前記第2のチャネルは、複数の成分キャリアで送信され、
前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、前記PRACHと前記第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行うように構成された、[51]に記載の装置。
[57]無線通信のための装置であって、
アクノレッジメント(ACK)とともにアクセス・チャネルを送信するために使用する第1のリソースと、否定的アクノレッジメント(NACK)とともに前記アクセス・チャネルを送信するための第2のリソースとに関する情報を受信し、
前記第1のリソースおよび前記第2のリソースのうちの1つで、前記アクセス・チャネルを送信する
ように構成された少なくとも1つのプロセッサ、を備える装置。
[58]前記アクセス・チャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)である、[57]に記載の装置。
[59]コンピュータ読取可能な記憶媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能な記憶媒体は、
プロセッサに対して、アクセス・チャネルと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを実行させるための命令群と、
前記プロセッサに対して、前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとを同時に送信させるための命令群と、ここで、前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとのおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される、
を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[60]前記コンピュータ読取可能な記憶媒体はさらに、
前記プロセッサに対して、高い優先度のチャネルに、必須の送信電力を割り当てさせるための命令群と、
前記プロセッサに対して、低い優先度のチャネルに、残りの送信電力を割り当てさせるための命令群と
を含む、[59]に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[61]コンピュータ読取可能な記憶媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能な記憶媒体は、
プロセッサに対して、アクノレッジメント(ACK)とともにアクセス・チャネルを送信するために使用する第1のリソースと、否定的アクノレッジメント(NACK)とともに前記アクセス・チャネルを送信するための第2のリソースとに関する情報を受信させるための命令群と、
前記プロセッサに対して、前記第1のリソースおよび前記第2のリソースのうちの1つで、前記アクセス・チャネルを送信させるための命令群と
を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[62]前記アクセス・チャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)である、[61]に記載のコンピュータ・プログラム製品。

Claims (62)

  1. 無線通信の方法であって、
    アクセス・チャネルと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行うことと、
    前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとを同時に送信することと、ここで、前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとのおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される、を備える方法。
  2. 高い優先度のチャネルに、必須の送信電力を割り当てることと、
    低い優先度のチャネルに、残りの送信電力を割り当てることと、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記アクセス・チャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記PRACHおよび前記第2のチャネルは、複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つの成分キャリアで送信される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記送信電力の優先度付けを行うことは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでタイミング情報を伝送し、前記第2のチャネルが、前記少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアで送信される物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも高い、請求項5に記載の方法。
  7. 前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記送信電力の優先度付けを行うことは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアまたは前記一次成分キャリアでサウンディング基準信号(SRS)を伝送する場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることを含む、請求項4に記載の方法。
  8. 前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも高い、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2のチャネルが送信される1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルの間、前記PRACHを送信するための送信電力を下げること、をさらに含む請求項7に記載の方法。
  10. 前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記送信電力の優先度付けを行うことは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることを含む、請求項4に記載の方法。
  11. 前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも高い、請求項10に記載の方法。
  12. 前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記送信電力の優先度付けを行うことは、前記PRACHが、少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアでタイミング情報を伝送し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることを含む、請求項4に記載の方法。
  13. 前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも低い、請求項12記載の方法。
  14. 前記PRACHが送信されるおのおののサブフレームにおける前記PRACHの送信のための電力キャップを適用すること、をさらに備える請求項13に記載の方法。
  15. 前記PRACHが送信される複数のサブフレームのおのおののための電力キャップを決定することをさらに備え、
    前記適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップのうちの最低のものである、請求項14に記載の方法。
  16. 前記PRACHの送信のための電力キャップを決定することをさらに備え、
    前記PRACHの送信のために適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップと、以前に適用された電力キャップと、のうちの最低の電力キャップである、請求項14に記載の方法。
  17. 前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記送信電力の優先度付けを行うことは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることを含む、請求項4に記載の方法。
  18. 前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも低い、請求項17に記載の方法。
  19. 前記送信電力の優先度付けを行うことは、前記PRACHの送信のために単一フレームのPRACHフォーマットが使用される場合にのみ、前記PRACHに、前記第2のチャネルよりも低い優先度を割り当てることを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記PRACHが送信されるおのおののサブフレームにおける前記PRACHの送信のための電力キャップを適用すること、をさらに含む請求項18に記載の方法。
  21. 前記PRACHが送信される複数のサブフレームのおのおののための電力キャップを決定することをさらに含み、
    前記適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップのうちの最低のものである、請求項20に記載の方法。
  22. 前記PRACHの送信のための電力キャップを決定することをさらに含み、
    前記PRACHの送信のために適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップと、以前に適用された電力キャップと、のうちの最低の電力キャップである、請求項20に記載の方法。
  23. 無線通信の方法であって、
    アクノレッジメント(ACK)とともにアクセス・チャネルを送信するために使用する第1のリソースと、否定的アクノレッジメント(NACK)とともに前記アクセス・チャネルを送信するための第2のリソースとに関する情報を受信することと、
    前記第1のリソースおよび前記第2のリソースのうちの1つで、前記アクセス・チャネルを送信することと、を備える方法。
  24. 前記アクセス・チャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)である、請求項23に記載の方法。
  25. 無線通信のための装置であって、
    アクセス・チャネルと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行うための手段と、
    前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとを同時に送信するための手段と、ここで、前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとのおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される、を備える装置。
  26. 高い優先度のチャネルに、必須の送信電力を割り当てるための手段と、
    低い優先度のチャネルに、残りの送信電力を割り当てるための手段と、をさらに備える請求項25に記載の装置。
  27. 前記アクセス・チャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)である、請求項25に記載の装置。
  28. 前記PRACHおよび前記第2のチャネルは、複数の成分キャリアのうちの少なくとも1つの成分キャリアで送信される、請求項27に記載の装置。
  29. 前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記送信電力を優先度付けるための手段は、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでタイミング情報を伝送し、前記第2のチャネルが、前記少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアで送信される物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てるための手段を含む、請求項28に記載の装置。
  30. 前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも高い、請求項29に記載の装置。
  31. 前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記送信電力を優先度付けるための手段は、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアまたは前記一次成分キャリアでサウンディング基準信号(SRS)を伝送する場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てるための手段を含む、請求項28に記載の装置。
  32. 前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも高い、請求項31に記載の装置。
  33. 前記第2のチャネルが送信される1つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルの間、前記PRACHを送信するための送信電力を下げるための手段、をさらに備える請求項31に記載の装置。
  34. 前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記送信電力を優先度付けるための手段は、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てるための手段を含む、請求項28に記載の装置。
  35. 前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも高い、請求項34に記載の装置。
  36. 前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記送信電力を優先度付けるための手段は、前記PRACHが、少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアでタイミング情報を伝送し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てるための手段を含む、請求項28に記載の装置。
  37. 前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも低い、請求項36に記載の装置。
  38. 前記PRACHが送信されるおのおののサブフレームにおける前記PRACHの送信のための電力キャップを適用するための手段、をさらに含む請求項37に記載の装置。
  39. 前記PRACHが送信される複数のサブフレームのおのおののための電力キャップを決定するための手段をさらに含み、
    前記適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップのうちの最低のものである、請求項38に記載の装置。
  40. 前記PRACHの送信のための電力キャップを決定するための手段をさらに含み、
    前記PRACHの送信のために適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップと、以前に適用された電力キャップと、のうちの最低の電力キャップである、請求項38に記載の装置。
  41. 前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記送信電力を優先度付けるための手段は、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てるための手段を含む、請求項28に記載の装置。
  42. 前記第1の優先度は、前記第2の優先度よりも低い、請求項41に記載の装置。
  43. 前記送信電力を優先度付けるための手段は、前記PRACHの送信のために単一フレームのPRACHフォーマットが使用される場合にのみ、前記PRACHに、前記第2のチャネルよりも低い優先度を割り当てるための手段を含む、請求項42に記載の装置。
  44. 前記PRACHが送信されるおのおののサブフレームにおける前記PRACHの送信のための電力キャップを適用するための手段、をさらに含む、請求項42に記載の装置。
  45. 前記PRACHが送信される複数のサブフレームのおのおののための電力キャップを決定するための手段をさらに含み、
    前記適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップのうちの最低のものである、請求項44に記載の装置。
  46. 前記PRACHの送信のための電力キャップを決定するための手段をさらに含み、
    前記PRACHの送信のために適用される電力キャップは、前記決定された電力キャップと、以前に適用された電力キャップと、のうちの最低の電力キャップである、請求項44に記載の装置。
  47. 無線通信のための装置であって、
    アクノレッジメント(ACK)とともにアクセス・チャネルを送信するために使用する第1のリソースと、否定的アクノレッジメント(NACK)とともに前記アクセス・チャネルを送信するための第2のリソースとに関する情報を受信するための手段と、
    前記第1のリソースおよび前記第2のリソースのうちの1つで、前記アクセス・チャネルを送信するための手段と、を備える装置。
  48. 前記アクセス・チャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)である、請求項47に記載の装置。
  49. 無線通信のための装置であって、
    アクセス・チャネルと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行い、
    前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとを同時に送信する、ここで、前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとのおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される、ように構成された少なくとも1つのプロセッサ、を備える装置。
  50. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、
    高い優先度のチャネルに、必須の送信電力を割り当て、
    低い優先度のチャネルに、残りの送信電力を割り当てるように構成された、請求項49に記載の装置。
  51. 前記アクセス・チャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)である、請求項49に記載の装置。
  52. 前記PRACHおよび前記第2のチャネルは、複数の成分キャリアで送信され、
    前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでタイミング情報を伝送し、前記第2のチャネルが、前記少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアで送信される物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、前記送信電力の優先度付けを行うように構成された、請求項51に記載の装置。
  53. 前記PRACHおよび前記第2のチャネルは、複数の成分キャリアで送信され、
    前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアまたは前記一次成分キャリアでサウンディング基準信号(SRS)を伝送する場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、前記送信電力の優先度付けを行うように構成された、請求項51に記載の装置。
  54. 前記PRACHおよび前記第2のチャネルは、複数の成分キャリアで送信され、
    前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、前記送信電力の優先度付けを行うように構成された、請求項51に記載の装置。
  55. 前記PRACHおよび前記第2のチャネルは、複数の成分キャリアで送信され、
    前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PRACHが、少なくとも1つの二次成分キャリアのうちの二次成分キャリアでタイミング情報を伝送し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、前記送信電力の優先度付けを行うように構成された、請求項51に記載の装置。
  56. 前記PRACHおよび前記第2のチャネルは、複数の成分キャリアで送信され、
    前記複数の成分キャリアは、一次成分キャリアと、少なくとも1つの二次成分キャリアとを含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PRACHが、前記一次成分キャリアでアップリンク・スケジューリング要求を示し、前記第2のチャネルが、前記一次成分キャリアで送信される物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)である場合、前記PRACHに第1の優先度を、前記第2のチャネルに第2の優先度を割り当てることによって、前記PRACHと前記第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを行うように構成された、請求項51に記載の装置。
  57. 無線通信のための装置であって、
    アクノレッジメント(ACK)とともにアクセス・チャネルを送信するために使用する第1のリソースと、否定的アクノレッジメント(NACK)とともに前記アクセス・チャネルを送信するための第2のリソースとに関する情報を受信し、
    前記第1のリソースおよび前記第2のリソースのうちの1つで、前記アクセス・チャネルを送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサ、を備える装置。
  58. 前記アクセス・チャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)である、請求項57に記載の装置。
  59. コンピュータ読取可能な記憶媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
    前記コンピュータ読取可能な記憶媒体は、
    プロセッサに対して、アクセス・チャネルと第2のチャネルとの間での送信電力の優先度付けを実行させるための命令群と、
    前記プロセッサに対して、前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとを同時に送信させるための命令群と、ここで、前記アクセス・チャネルと前記第2のチャネルとのおのおのは、優先度に基づいて決定された送信電力で送信される、を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  60. 前記コンピュータ読取可能な記憶媒体はさらに、
    前記プロセッサに対して、高い優先度のチャネルに、必須の送信電力を割り当てさせるための命令群と、
    前記プロセッサに対して、低い優先度のチャネルに、残りの送信電力を割り当てさせるための命令群とを含む、請求項59に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  61. コンピュータ読取可能な記憶媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
    前記コンピュータ読取可能な記憶媒体は、
    プロセッサに対して、アクノレッジメント(ACK)とともにアクセス・チャネルを送信するために使用する第1のリソースと、否定的アクノレッジメント(NACK)とともに前記アクセス・チャネルを送信するための第2のリソースとに関する情報を受信させるための命令群と、
    前記プロセッサに対して、前記第1のリソースおよび前記第2のリソースのうちの1つで、前記アクセス・チャネルを送信させるための命令群とを備える、コンピュータ・プログラム製品。
  62. 前記アクセス・チャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)である、請求項61に記載のコンピュータ・プログラム製品。
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