JP2015109247A - レーザイオン源、イオン加速器及び重粒子線治療装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態によれば、レーザイオン源2は、レーザ光1aを発振するレーザ発振器1と、レーザ発振器1に電圧を印加するレーザ電源1bと、真空容器2a内に配置され、レーザ光1aが照射されてイオンを発生するターゲット2bと、レーザ光1aの光路内に進退可能に設置可能であり、レーザ光1aのレーザエネルギーを測定するエネルギー測定器7と、レーザエネルギーが所定の範囲内になるようにレーザ電源1bの電圧を制御する制御装置6と、を備えている。
【選択図】図2
Description
図1は本発明の実施形態に係るレーザイオン源及びイオン加速器を具備する重粒子線治療装置の一例を示す構成図である。なお、図1では、ビーム輸送系を省略している。
図2は本発明に係るレーザイオン源の第1実施形態を具備するイオン加速器を示す概略断面図である。図3は図2の実施形態における制御装置の動作を示すフローチャートである。
図4は本発明に係るレーザイオン源の第2実施形態の構成を示す概略断面図である。なお、以下の各実施形態では、前記第1実施形態と同一又は対応する部分には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図5は本発明に係るイオン加速器の一実施形態を示す概略断面図である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
Claims (8)
- レーザ光を発振するレーザ発振器と、
前記レーザ発振器に電圧を印加するレーザ電源と、
前記レーザ光を入射する真空容器と、
前記真空容器内に配置され、前記レーザ光が照射されてイオンを発生するターゲットと、
前記レーザ光の光路内に進退可能に設置可能であり、前記レーザ光のレーザエネルギーを測定するエネルギー測定器と、
前記レーザエネルギーが所定の範囲内になるように前記レーザ電源の電圧を制御する制御装置と、
を備えることを特徴とするレーザイオン源。 - 前記真空容器からイオンを静電的に引き出し、イオンビームとして前記真空容器外に引き出すイオンビーム引出し部と、
前記イオンビーム軸上のプラズマ電流を測定するプラズマ電流測定器と、
をさらに備え、
前記制御装置は、前記プラズマ電流が所定の範囲内になるように前記レーザ電源の電圧を制御することを特徴とする請求項1に記載のレーザイオン源。 - 前記プラズマ電流測定器は電流検出部を有し、この電流検出部を前記イオンビーム軸上に対して進退可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載のレーザイオン源。
- 前記真空容器からイオンを静電的に引き出し、イオンビームとして前記真空容器外に引き出すイオンビーム引出し部と、
前記真空容器外に引き出した後のイオンビーム電流を測定するイオンビーム電流測定器と、
をさらに備え、
前記制御装置は、前記イオンビーム電流が所定の範囲内になるように前記レーザ電源の電圧を制御することを特徴とする請求項1に記載のレーザイオン源。 - 前記イオンビーム電流測定器は電流検出部を有し、この電流検出部を前記イオンビーム軸上に対して進退可能に構成したことを特徴とする請求項4に記載のレーザイオン源。
- レーザ光を発振するレーザ発振器と、
前記レーザ発振器に電圧を印加するレーザ電源と、
前記レーザ光を入射する真空容器と、
前記真空容器内に配置され、前記レーザ光が照射されてイオンを発生するターゲットと、
前記レーザ光の光路内に進退可能に設置可能であり、前記レーザ光のレーザエネルギーを測定するエネルギー測定器と、
前記レーザエネルギーが所定の範囲内になるように前記レーザ電源の電圧を制御する制御装置と、を有するレーザイオン源と、
前記真空容器からイオンを静電的に引き出し、イオンビームとして前記真空容器外に引き出すイオンビーム引出し部と、
前記イオンビーム引出し部から引き出されたイオンビームを加速する線型加速器と、
前記線型加速器のイオンビームが輸送され、このイオンビームを周回させて所定のエネルギーまで加速するシンクロトロンと、
を備えることを特徴とするイオン加速器。 - 前記真空容器外に引き出した後のイオンビーム電流を測定するイオンビーム電流測定器をさらに備え、
前記制御装置は、前記イオンビーム電流が所定の範囲内になるように前記レーザ電源の電圧を制御することを特徴とする請求項6に記載のイオン加速器。 - レーザ光を発振するレーザ発振器と、
前記レーザ発振器に電圧を印加するレーザ電源と、
前記レーザ光を入射する真空容器と、
真空容器内に配置され、前記レーザ光が照射されてイオンを発生するターゲットと、
前記レーザ光の光路内に進退可能に設置可能であり、前記レーザ光のレーザエネルギーを測定するエネルギー測定器と、
前記レーザエネルギーが所定の範囲内になるように前記レーザ電源の電圧を制御する制御装置と、を有するレーザイオン源と、
前記真空容器からイオンを静電的に引き出し、イオンビームとして前記真空容器外に引き出すイオンビーム引出し部と、
前記イオンビーム引出し部から引き出されたイオンビームを加速する線型加速器と、
前記線型加速器のイオンビームが輸送され、このイオンビームを周回させて所定のエネルギーまで加速するシンクロトロンと、
前記シンクロトロンにより加速されたイオンビームを取り出す取出し機器と、
前記取出し機器により取り出されたイオンビームを照射対象に照射する照射装置と、
を備えることを特徴とする重粒子線治療装置。
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Cited By (1)
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WO2022123821A1 (ja) * | 2020-12-11 | 2022-06-16 | 株式会社日立製作所 | レーザイオン源、円形加速器および粒子線治療システム |
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2013
- 2013-12-06 JP JP2013252617A patent/JP6189198B2/ja active Active
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JP7458309B2 (ja) | 2020-12-11 | 2024-03-29 | 株式会社日立製作所 | レーザイオン源、円形加速器および粒子線治療システム |
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