JP2015107235A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検体に照射されたX線のエネルギースペクトルを得ることができるX線CT装置を提供する。【解決手段】本発明の一実施形態に係るX線CT装置10は、X線管21から照射されて被検体Pを透過したX線を検出する第1X線検出部231と、シンチレータとシリコンフォトマルチプライヤとにより構成され、X線管21から入射したX線を光子として検知することにより、入射したX線のエネルギーに応じた信号を出力する第2X線検出部232と、第2X線検出部232の出力信号にもとづいて第2X線検出部232に入射したX線のエネルギーと強度との関係を求め、求めた関係にもとづいてX線管21から照射されたX線のエネルギースペクトルを取得するエネルギースペクトル取得部と、を備えたものである。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、X線CT(Computed Tomography)装置に関する。
X線CT装置においてX線管の管電圧が変化すると、被検体に照射されるX線のエネルギースペクトルが変化する。たとえば、いわゆるデュアルエナジー撮影ができるように構成されたX線CT装置は、スキャン中にX線管電圧を低い電圧(たとえば80kVなど)と高い電圧(たとえば140kVなど)とで高速に切り替えつつ撮影を行う。デュアルエナジー撮影可能に構成されたX線CT装置によれば、異なるエネルギースペクトルを持ったX線ビームによる画像を取得することができるため、被検体の構成元素の違いを映像化することができ、たとえば石灰化した組織部と造影剤による血管の像を分離することができる。
そこで、この種のデュアルエナジー撮影可能に構成されたX線CT装置においてデュアルエナジー撮影を行う際に、ビューごとに大まかなX線エネルギー情報を取得する技術が提案されている。この技術では、1または複数ビューごとに80kVおよび140kVに管電圧を切り替えてX線を照射しつつ、シンチレータとフォトダイオードとを組合せてなる一般的なシンチレータ型(積和型)検出器またはCdTeを用いた光子計数型半導体検出器により、ビューごとにおおまかにX線エネルギー情報を取得する。
具体的には、X線エネルギーの閾値として、80kV、140kV、およびその中間のkVの3つに分けるような閾値を設けておき、ビューごとにX線エネルギー情報として80kV、140kVまたはその中間kVかを得るようになっている。この技術によれば、デュアルエナジー撮影において、各ビューのX線投影データが80kVのデータか、140kVのデータか、またはX線管電圧の切り替えにともなう過渡kVのデータかを把握することができる。
特開2009−201885号公報
ところで、そもそも管電圧を一定に保つことは難しい。このため、X線CT装置において被検体のX線撮像を行う際には、デュアルエナジー撮影でなくともX線管の管電圧が諸要因により変動することが多い。管電圧が変動すると、被検体に照射されるX線のエネルギースペクトルが変動する。X線のエネルギースペクトルが変化すると被検体のX線吸収率も変化する。このため、被検体のX線撮像を行う際に実際にどのようなエネルギースペクトルを有するX線が照射されているかを知ることは重要である。しかし、ビューごとにおおまかにX線エネルギー情報を取得する従来の技術では、デュアルエナジー撮影における各ビューのX線投影データが80kVのデータか、140kVのデータか、またはX線管電圧の切り替えにともなう過渡kVのデータかを把握することができるにとどまり、ビューごとに実際に被検体に照射されたX線のエネルギースペクトルを把握することは難しい。
本発明の一実施形態に係るX線CT装置は、上述した課題を解決するために、X線管から照射されて被検体を透過したX線を検出する第1X線検出部と、シンチレータとシリコンフォトマルチプライヤとにより構成され、X線管から入射したX線を光子として検知することにより、入射したX線のエネルギーに応じた信号を出力する第2X線検出部と、第2X線検出部の出力信号にもとづいて第2X線検出部に入射したX線のエネルギーと強度との関係を求め、求めた関係にもとづいてX線管から照射されたX線のエネルギースペクトルを取得するエネルギースペクトル取得部と、を備えたものである。
本発明の一実施形態に係るX線CT装置の一構成例を示すブロック図。 第2X線検出部の一構成例を示す外観斜視図。 APDチップの一構成例を示す説明図である。 (a)は、従来のCdTeを用いた光子計数型半導体検出器(以下、CdTe検出器という)を電極入射型検出器として用いる場合の一構成例を示す説明図であり、(b)は、従来のCdTe検出器を素子入射型検出器として用いる場合の一構成例を示す説明図。 主制御部のCPUによる機能実現部の構成例を示す概略的なブロック図。 第2X線検出部で検出されたX線のエネルギーと強度との関係(検出関係)の一例を示す説明図。 検出関係と事前測定スペクトルとの関係の一例を示す説明図。 検出関係と事前測定スペクトルと事前検出関係との関係の一例を示す説明図。
本発明に係るX線CT装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態に係るX線CT装置は、X線のエネルギースペクトルを取得するための検出部を備えるとともに、この検出部をシンチレータとシリコンフォトマルチプライヤ(ガイガーモードAPD(Avalanche Photo Diode)、以下Si−PMという)とを含む光子計数型検出器で構成したものである。
また、本実施形態に係る画像生成用データを収集するためのX線検出部は、シンチレータ型(積和型)の検出器で構成されてもよいし、CdTe等を用いた光子計数型の半導体検出器で構成されてもよいし、補正用検出部と同様にシンチレータとSi−PMとを含む光子計数型検出器で構成されてもよい。
また、本実施形態に係るX線CT装置は、X線発生器によって複数の管電圧に対応する複数のエネルギースペクトルを有するX線を所定の時間ごとに発生させることによりデュアルエナジー撮影可能に構成されてもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るX線CT装置10の一構成例を示すブロック図である。
なお、本発明の一実施形態に係るX線CT装置10としては、X線管とX線検出器とが一体として被検体の周囲を回転する回転/回転(ROTATE/ROTATE)タイプと、リング状に多数の検出素子がアレイされ、X線管のみが被検体の周囲を回転する固定/回転(STATIONARY/ROTATE)タイプ等様々なタイプがあり、いずれのタイプでも本発明を適用可能である。以下の説明では回転/回転タイプとして説明する。
また、近年では、X線管とX線検出器との複数のペアを回転リングに搭載したいわゆる多管球型のX線CT装置の製品化が進み、その周辺技術の開発が進んでいる。本実施形態に係るX線CT装置10は、一管球型のX線CT装置であっても、多管球型のX線CT装置であっても適用可能である。ここでは、一管球型のX線CT装置として説明する。
X線CT装置10は、図1に示すように、スキャナ装置11および画像処理装置12を有する。X線CT装置10のスキャナ装置11は、通常は検査室に設置され、被検体PのX線の透過データを生成する。画像処理装置12は、通常は検査室に隣接する制御室に設置され、透過データから投影データを生成して再構成画像の生成・表示を行う。
X線CT装置10のスキャナ装置11は、X線管21、絞り22、X線検出部23、DAS(Data Acquisition System)24、回転部25、高圧電源26、絞り駆動装置27、回転駆動装置28、天板30、天板駆動装置31、およびコントローラ32を有する。
X線管21は、高圧電源26により電圧(以下、管電圧という)を印加されてX線を発生する。X線管21が発生するX線は、ファンビームX線やコーンビームX線として被検体Pに向かって照射される。
絞り22は、絞り駆動装置27を介してコントローラ32により制御されて、X線管21から照射されるX線のスライス方向の照射範囲を調整する。
X線検出部23は、画像生成用データを取得するための第1X線検出部231と、X線のエネルギースペクトルを取得するための第2X線検出部232とを有する。
第1X線検出部231は、X線管21から照射されて被検体Pを透過したX線を検知する。第1X線検出部231は、シンチレータ型(積和型)の検出器で構成されてもよいし、CdTe等を用いた光子計数型の半導体検出器で構成されてもよいし、第2X線検出部232と同様にシンチレータとSi−PMとを含む光子計数型検出器で構成されてもよい。
第1X線検出部231としては、マルチスライス型の場合、チャンネル方向(X軸)に複数チャンネルを有するX線検出素子の列をスライス方向(Z軸)に複数配列したものを用いることができる。また、2次元アレイ型の場合、X線検出部23は、チャンネル方向(X軸)とスライス方向(Z軸)の両方向に関して稠密に分布して配置される複数のX線検出素子により構成することができる。
第2X線検出部232は、シンチレータとSi−PMとを含む光子計数型検出器で構成され、X線管21から照射されたX線を光子として検知し、光子の有するエネルギーに応じた信号を出力する。
第2X線検出部232は、被検体Pを介さず雰囲気領域のみ透過したX線が照射される位置に設けられることが好ましく、たとえば図1に示すように第2X線検出部232は第1X線検出部231の回転方向の端部に隣接して設けられてもよいし、この端部の近傍に設けられてもよい。また、X線管21から被検体Pを介して第1X線検出部231に照射されるX線ビームを遮らない位置であれば、たとえばX線管21の近傍に設けられてもよい。また、第1X線検出部231が第2X線検出部232と同様にシンチレータとSi−PMとを含む光子計数型検出器で構成される場合は、第2X線検出部232は第1X線検出部231の一部であってもよい。
図1に示すように第2X線検出部232が第1X線検出部231の回転方向の端部に隣接して設けられる場合、X線管21およびX線検出部23は、天板30に載置された被検体Pを挟んで対向する位置となるよう回転部25に支持される。
ここで、第2X線検出部232について詳細に説明する。
図2は、第2X線検出部232の一構成例を示す外観斜視図である。第2X線検出部232は図2に示すように、プリント配線基板41上に敷き詰めるように設けられた複数のAPDチップ42と、各APDチップ42に設けられたシンチレータ43とを有する。シンチレータ43に入射したX線光子は可視光光子に変換され、APDチップ42で光子として検知される。この結果、APDチップ42は、第2X線検出部232に入射したX線のエネルギー(X線光子の有するエネルギー)に応じた信号を出力する。
図3は、APDチップ42の一構成例を示す説明図である。図3に示すように、APDチップ42は、複数のガイガーモードAPDセル44がアレイ状に配設されて形成される。各APDセル44のそれぞれにはクエンチング抵抗が接続される。また、複数のAPDセル44は電気的に並列接続される。各APDセル44の出力信号は1つに束ねられ、波形整形されて1つの読み出しチャンネルに信号を出力する。
図4(a)は、従来のCdTeを用いた光子計数型半導体検出器(以下、CdTe検出器という)101を電極入射型検出器として用いる場合の一構成例を示す説明図であり、(b)は、従来のCdTe検出器101を素子入射型検出器として用いる場合の一構成例を示す説明図である。
CdTe検出器101は、CdTe素子102に入射したX線により生じた正孔電子対を印加電界で移動させて電極103から取り出し、波形整形回路(アナログASIC)を介して出力するようになっている。
しかし、図4(a)に示すようにCdTe検出器101を電極入射型検出器として用いる場合、X線を確実に捉えるようX線のCdTe素子102内の飛行距離を稼ぐためにはCdTe素子102を厚くする必要がある。ところが、CdTe素子102の正孔移動度は電子移動度に比べ非常に小さい。このため、CdTe素子102を厚く形成すると、正孔が電極103に到達する前に次のX線が入射してしまう確率が上がってしまい、収集効率が低下してしまう。
また、図4(b)に示すようにCdTe検出器101を素子入射型検出器として用いる場合、CdTe素子102を薄く形成することができるものの、CdTe検出器101を複数敷き詰めて設ける(タイリングする)場合、電極103によって隣接するCdTe素子102に不感帯ができてしまい、やはり収集効率が低下してしまう。
また、CdTe検出器101などの光子計数型半導体検出器は、高価であるほか、Polarizationの発生により、検出器への通電時間が長くなるにつれて出力特性がドリフトしてしまいエネルギーピークが動いてしまうことが知られている。このため、撮影時間が10分を超える場合には、光子計数型半導体検出器の出力は本来の特性とは異なった出力特性となってしまうことになり、非常に扱いづらい。
また、図4に示したように、光子計数型半導体検出器は、電極103を取り付ける向きが難しいなど、タイリングすることが難しい。
一方、本実施形態に係る第2X線検出部232は、光子計数型半導体検出器のように配置方向に起因する収集効率の低下が怒らず、光子計数型半導体検出器よりも収集効率が高い。また、APDチップ42は既存のCMOSの生産プロセスで生産することができるため、第2X線検出部232は既存の設備を有効に利用して量産することができ、安価に生産ができる。また、第2X線検出部232は、原理的に通電時間のみでは出力特性の変化は生じない。また、図2に示したように、第2X線検出部232は一方の面を光子入射面とし他方の面を信号取り出し面として基板41と接続すればよいため、タイリングが容易である。
また、第2X線検出部232はSi−PMを用いているため、光子計数型半導体検出器に比べて信号強度が非常に大きい。このため、光子計数型半導体検出器が微弱な信号を扱うための特殊なASICを必要とし信号を取り出すことが難しいのに対し、第2X線検出部232は非常に簡単に信号を取り出すことができる。
第2X線検出部232の出力信号は、第1X線検出部231の出力信号と同様DAS24に与えられる。
図1に示すDAS24は、X線検出部23の第1X線検出部231の出力信号および第2X線検出部232の出力信号をそれぞれ増幅してデジタル信号に変換して出力する。DAS24の出力データは、スキャナ装置11のコントローラ32を介して画像処理装置12に与えられる。
回転部25は、X線管21、絞り22、X線検出部23、およびDAS24を一体として保持する。回転部25が回転駆動装置28を介してコントローラ32に制御されて回転することにより、X線管21、絞り22、X線検出部23、およびDAS24は一体として被検体Pの周りを回転する。
高圧電源26は、コントローラ32に制御されて、X線の照射に必要な電力をX線管21に供給する。X線管21がX線を発生するタイミングおよび期間や、X線管21に印加すべき管電流および管電圧の情報は、画像処理装置12からコントローラ32に与えられる。
絞り駆動装置27は、コントローラ32に制御されて、絞り22の開口を調整することによりX線のスライス方向の照射範囲を調整する。
回転駆動装置28は、コントローラ32に制御されて、回転部25を空洞部の周りに回転させる。
天板30は、被検体Pを載置可能に構成される。天板駆動装置31は、コントローラ32に制御されて、天板30をY軸方向に昇降動させる。また、天板駆動装置31は、コントローラ32に制御されて、回転部25の中央部分の開口部のX線照射場へ天板30をZ軸方向に沿って移送する。
コントローラ32は、CPU、RAMおよびROMをはじめとする記憶媒体などにより構成され、この記憶媒体に記憶されたプログラムに従って、X線検出部23、DAS24、高圧電源26、絞り駆動装置27、回転駆動装置28および天板駆動装置31を制御することによりスキャンを実行させる。コントローラ32のRAMは、CPUが実行するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。コントローラ32のROMをはじめとする記憶媒体は、スキャナ装置11の起動プログラム、スキャナ装置11の制御プログラムや、これらのプログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。
なお、コントローラ32のROMをはじめとする記憶媒体は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、CPUにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有し、これら記憶媒体内のプログラムおよびデータの一部または全部は電子ネットワークを介してダウンロードされるように構成してもよい。
また、コントローラ32は、第2X線検出部232の出力信号にもとづいて、第2X線検出部232に入射したX線のエネルギー(keV)の情報、強度の情報、検出時刻の情報を少なくとも含む光子検出情報を収集して画像処理装置12に与える。
一方、X線CT装置10の画像処理装置12は、たとえばパーソナルコンピュータにより構成され、病院基幹LAN(Local Area Network)等のネットワークとデータ送受信することができる。
画像処理装置12は、図1に示すように、入力部51、表示部52、ネットワーク接続部53、記憶部54および主制御部55を有する。
入力部51は、たとえばキーボード、トラックボール、タッチパネル、テンキー、などの一般的な入力装置により構成され、ユーザの操作に対応した操作入力信号を主制御部55に出力する。たとえば、ユーザにより入力部51を介してスキャン計画が設定されると、主制御部55はこのスキャン計画にもとづいて、たとえばX線の照射タイミングおよび期間や、X線管21に印加すべき管電流および管電圧をコントローラ32に指示する。そして、コントローラ32は、主制御部55に指示された照射タイミングおよび照射期間に、指示された管電流および管電圧でX線管21に電力を供給するよう高圧電源26に指示する。
また、X線CT装置10がデュアルエナジー撮影可能に構成される場合、主制御部55は、第1の電圧(たとえば80kV)を第1の期間出力した後第2の電圧(たとえば140kVなど)を第2の期間出力することを繰り返すよう、コントローラ32を介して高圧電源26を制御する。この結果、X線管21は、第1の電圧および第2の電圧を交互に印加され、印加された管電圧に対応するエネルギースペクトルを有するX線を交互に発生する。
表示部52は、たとえば液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどの一般的な表示出力装置により構成され、主制御部55の制御に従ってX線CT画像や各ビューのエネルギースペクトル形状を示す画像などの各種画像を表示する。第1X線検出部231が光子計数型検出器で構成される場合は、X線CT画像はたとえばエネルギービンごとの画像であってもよい。
ネットワーク接続部53は、ネットワークの形態に応じた種々の情報通信用プロトコルを実装する。ネットワーク接続部53は、この各種プロトコルに従って画像処理装置12と画像サーバなどの他の電気機器とを接続する。この接続には、電子ネットワークを介した電気的な接続などを適用することができる。
ここで電子ネットワークとは、電気通信技術を利用した情報通信網全般を意味し、病院基幹LANなどの無線/有線LANやインターネット網のほか、電話通信回線網、光ファイバ通信ネットワーク、ケーブル通信ネットワークおよび衛星通信ネットワークなどを含む。
記憶部54は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、主制御部55のCPUにより読み書き可能な記録媒体を含んだ構成を有する。記憶部54は、スキャナ装置11によって収集されたデータを記憶する。また、記憶部54は、あらかじめ測定された複数の管電圧のそれぞれに対応するX線のエネルギースペクトル(以下、事前測定スペクトルという)を記憶しておいてもよい。また、あらかじめ複数の管電圧のそれぞれでX線管21から第2X線検出部232にX線を照射することによりX線のエネルギーと強度との関係(以下、事前検出関係という)を複数の管電圧のそれぞれについて取得しておき、この事前検出関係を記憶部54にあらかじめ記憶させておいてもよい。
主制御部55は、CPU、RAMおよびROMをはじめとする記憶媒体などにより構成され、この記憶媒体に記憶されたスキャナ装置制御プログラムに従ってスキャナ装置11のコントローラ32を制御する。
主制御部55のCPUは、ROMをはじめとする記憶媒体に記憶されたエネルギースペクトル取得プログラムおよびこのプログラムの実行のために必要なデータをRAMへロードし、このプログラムに従って被検体に照射されたX線のエネルギースペクトルを得るための処理を実行する。
主制御部55のRAMは、CPUが実行するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。主制御部55のROMをはじめとする記憶媒体は、エネルギースペクトル取得プログラムや、プログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。
なお、ROMをはじめとする記憶媒体は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、CPUにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有し、これら記憶媒体内のプログラムおよびデータの一部または全部は電子ネットワークを介してダウンロードされるように構成してもよい。
図5は、主制御部55のCPUによる機能実現部の構成例を示す概略的なブロック図である。なお、この機能実現部は、CPUを用いることなく回路などのハードウエアロジックによって構成してもよい。
図5に示すように、主制御部55のCPUは、エネルギースペクトル取得プログラムによって、少なくともスキャン制御部61、透過データ取得部62、再構成部63、補正用データ取得部64、エネルギースペクトル取得部65および補正部66として機能する。この各部61〜66は、RAMの所要のワークエリアを、データの一時的な格納場所として利用する。
スキャン制御部61は、ユーザから入力部51を介してスキャン計画の実行指示を受けて、スキャン計画にもとづいてコントローラ32を介してスキャナ装置11を制御することにより、X線管21およびX線検出部23を被検体Pの周囲で回転させて、投影角度すなわちビュー角度を変化させながら投影データ収集を行う。
この結果、第1X線検出部231の出力信号にもとづく被検体Pを透過したX線の情報(投影データ)が透過データ取得部62に与えられる。また、第2X線検出部232の出力信号にもとづく第2X線検出部232に入射したX線のエネルギー(keV)の情報、強度の情報、検出時刻の情報を少なくとも含む光子検出情報が補正用データ取得部64に与えられる。
透過データ取得部62は、投影データを取得し、再構成部63および補正部66に与える。
再構成部63は、投影データに対して前処理、ビームハードニング補正処理を施してからフィルタードバックプロジェクションなどにより再構成画像を生成し、表示部52に表示させる。
補正用データ取得部64は、X線のエネルギー(keV)の情報、強度の情報、検出時刻の情報を少なくとも含む光子検出情報を取得し、エネルギースペクトル取得部65に与える。
図6は、第2X線検出部232で検出されたX線のエネルギーと強度との関係(以下、検出関係という)71の一例を示す説明図である。
エネルギースペクトル取得部65は、第2X線検出部232の出力信号にもとづく第2X線検出部232に入射したX線のエネルギー(keV)の情報、強度の情報、検出時刻の情報を少なくとも含む光子検出情報にもとづいて、第2X線検出部232で検出されたX線のエネルギーと強度との関係(検出関係)71を求める。エネルギースペクトル取得部65は、この検出関係71にもとづいてX線管21から照射されたX線のエネルギースペクトルを取得する。
また、エネルギースペクトル取得部65は、取得したX線のエネルギースペクトルを表示部52に表示させてもよい。たとえば、エネルギースペクトル取得部65は、たとえばビューごとにX線のエネルギースペクトルを取得し、表示部52に表示させてもよい。この表示はリアルタイムであってもよいし、ビュー画像が表示されている際に事後的にユーザによる指示に応じて呼び出されて表示されてもよい。
リアルタイム表示する場合、ユーザは表示部52を介してスキャン中にエネルギースペクトルの変動を容易に把握することができる。なお、事後的に呼び出されて表示される場合は、エネルギースペクトル取得部65は、X線のエネルギースペクトルの情報をビューごとにX線投影データまたは再構成画像に関連付けて記憶部54に記憶させておくとよい。
図6に示すように、第2X線検出部232で検出されたX線のエネルギーと強度との関係(検出関係)71は、X線管21から照射されたX線のエネルギースペクトル形状が反映された形状を有する。このため、エネルギースペクトル取得部65は、検出関係71そのものをX線管21から照射されたX線のエネルギースペクトルとして取得してもよい。
図7は、検出関係71と事前測定スペクトル72との関係の一例を示す説明図である。
本実施形態に係るエネルギースペクトル取得部65は、あらかじめ測定された、複数の管電圧のそれぞれに対応するX線のエネルギースペクトル(事前測定スペクトル)72を利用することもできる。この事前測定スペクトル72は、あらかじめ記憶部54に記憶させておいてもよいし、ネットワーク接続部53を介してネットワークから取得してもよい。
この場合、エネルギースペクトル取得部65は、複数の事前測定スペクトル72と検出関係71とを比較し、類似度を算出する。類似度としては、正規化相関値その他の多次元データ間の距離を表す統計量などを用いることができる。
エネルギースペクトル取得部65は、類似度が最も高い事前測定スペクトル72を抽出し、この事前測定スペクトル72を検出関係71の検出時刻にX線管21から照射されたX線のエネルギースペクトルとして取得することができる。また、エネルギースペクトル取得部65は、類似度が高い複数の事前測定スペクトル72を用いて内挿(補間)することで、より正確なエネルギースペクトルを求めてもよい。
さらに、エネルギースペクトル取得部65は、抽出した事前測定スペクトル72に対応する管電圧を、検出関係71の検出時刻にX線管21に印加された管電圧として求めてもよい。また、内挿によりX線のエネルギースペクトルを求めた場合は、類似度を内挿することにより管電圧を正確に求めてもよい。また、エネルギースペクトル取得部65は、管電圧の情報を表示部52に表示させてもよい。
この表示はリアルタイムであってもよいし、ビュー画像が表示されている際に事後的にユーザによる指示に応じて呼び出されて表示されてもよい。リアルタイム表示する場合、ユーザは表示部52を介してスキャン中に管電圧の変動を容易に把握することができる。なお、事後的に呼び出されて表示される場合は、エネルギースペクトル取得部65は、管電圧の情報をビューごとにX線投影データまたは再構成画像に関連付けて記憶部54に記憶させておくとよい。
この複数の事前測定スペクトル72と検出関係71とを比較する方法は、第2X線検出部232の分解能が高くない場合に好適である。第2X線検出部232の分解能があまり高くなく、検出関係71が実際のスペクトル形状に比べてなまった曲線となってしまっている場合であっても、複数の事前測定スペクトル72にもとづいてより正確なエネルギースペクトルを取得することができる。図7には図6よりもなまった形状の検出関係71の例を示してある。
図8は、検出関係71と事前測定スペクトル72と事前検出関係73との関係の一例を示す説明図である。
本実施形態に係るエネルギースペクトル取得部65は、事前検出関係73を利用することもできる。事前検出関係73は、複数の管電圧のそれぞれでX線管21から第2X線検出部232にX線を照射することであらかじめ取得しておく。この事前検出関係73は、あらかじめ記憶部54に記憶させておいてもよいし、ネットワーク接続部53を介してネットワークから取得してもよい。また、エネルギースペクトル取得部65が事前測定スペクトル72と事前検出関係73の両者を利用可能な場合、事前測定スペクトル72と事前検出関係73とは同一の管電圧に対応するデータ同士が関連付けられているとよい。
この場合、エネルギースペクトル取得部65は、複数の事前検出関係73と検出関係71とを比較し、類似度を算出する。類似度としては、正規化相関値その他の多次元データ間の距離を表す統計量などを用いることができる。
そして、エネルギースペクトル取得部65は、類似度が高い複数の事前検出関係73を用いて内挿(補間)し、検出関係71の検出時刻にX線管21から照射されたX線のエネルギースペクトルを取得する。このとき、類似度を内挿することにより検出関係71の検出時刻にX線管21に印加された管電圧として求めてもよい。また、管電圧については、類似度が最も高い事前検出関係73に対応する管電圧を検出関係71の検出時刻にX線管21に印加された管電圧としてもよい。
さらに、事前測定スペクトル72と事前検出関係73とは同一の管電圧に対応するデータ同士が関連付けられている場合、エネルギースペクトル取得部65は、類似度が最も高い事前検出関係73を抽出し、この抽出した事前検出関係73と同一の管電圧で関連付けられた事前測定スペクトル72をX線のエネルギースペクトルとして取得してもよい。また、この場合、エネルギースペクトル取得部65は、類似度が高い複数の事前検出関係73のそれぞれと同一の管電圧で関連付けられた複数の事前測定スペクトル72を用いて内挿(補間)することで、より正確なエネルギースペクトルを求めてもよい。
この事前検出関係73、事前測定スペクトル72および検出関係71を比較する方法もまた、第2X線検出部232の分解能が高くない場合に好適である。図8にも図7と同様、図6よりもなまった形状の検出関係71の例を示してある。
補正部66は、エネルギースペクトル取得部65により取得されたX線のエネルギースペクトルの情報にもとづいて、再構成部63による再構成画像生成のために用いられるデータの補正を行う。たとえば、再構成部63による再構成画像生成処理においてX線のエネルギーの情報を用いる計算が含まれている場合、補正部66は、この計算に用いられるX線のエネルギーの情報をエネルギースペクトル取得部65により取得されたX線のエネルギースペクトルの情報で補正してもよい。
また、補正部66は、エネルギースペクトル取得部65から管電圧の情報を受けて、この管電圧の情報を用いてスキャン制御部61を介して管電圧を一定に維持するための制御を行ってもよい。また、X線CT装置10がデュアルエナジー撮影可能に構成される場合、補正部66は、エネルギースペクトル取得部65から受けた管電圧の情報を再構成部63に与える。この場合、再構成部63は、デュアルエナジー撮影における各ビューのX線投影データが第1の電圧(たとえば80kV)のデータか、第2の電圧(たとえば140kVなど)のデータか、またはX線管電圧の切り替えにともなう過渡kVのデータかを容易に把握することができる。
本実施形態に係るX線CT装置10は、被検体Pの投影データの収集と同時に、シンチレータとSi−PMとを含む光子計数型検出器で構成された第2X線検出部232の出力信号にもとづいてX線管21から照射されたX線のエネルギースペクトルを取得することができる。このため、管電圧の変動などによるX線のエネルギースペクトルの変動を容易に把握することができる。
また、この取得したエネルギースペクトルを用いて、再構成画像生成のために用いられるデータの補正を行うことができる。したがって、管電圧の変動などによって照射X線のエネルギースペクトルが変化しても、この変化にともなう被検体PのX線吸収率の変化を補正することができ、CT値の変動などを抑制することができる。
また、本実施形態に係るX線CT装置10は、正確な管電圧の情報を容易に取得することができる。このため、たとえばこの管電圧の情報を用いてスキャン制御部61を介して管電圧を一定に維持するための制御を行うことができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 X線CT装置
21 X線管
23 X線検出部
231 第1X線検出部
232 第2X線検出部
43 シンチレータ
65 エネルギースペクトル取得部
66 補正部
71 検出関係
72 事前測定スペクトル
73 事前検出関係

Claims (10)

  1. X線管から照射されて被検体を透過したX線を検出する第1X線検出部と、
    シンチレータとシリコンフォトマルチプライヤとにより構成され、前記X線管から入射したX線を光子として検知することにより、入射したX線のエネルギーに応じた信号を出力する第2X線検出部と、
    前記第2X線検出部の出力信号にもとづいて前記第2X線検出部に入射したX線のエネルギーと強度との関係を求め、求めた関係にもとづいて前記X線管から照射されたX線のエネルギースペクトルを取得するエネルギースペクトル取得部と、
    を備えたX線CT装置。
  2. 前記エネルギースペクトル取得部は、
    前記X線のエネルギーと強度との関係を前記X線管から照射された前記X線のエネルギースペクトルとして取得する、
    請求項1記載のX線CT装置。
  3. 前記エネルギースペクトル取得部は、
    あらかじめ測定した複数の管電圧のそれぞれに対応するX線の事前測定エネルギースペクトルを取得し、この事前測定エネルギースペクトルのそれぞれのうち、前記X線のエネルギーと強度との関係との類似度が最も高い事前測定エネルギースペクトルを前記X線管から照射された前記X線のエネルギースペクトルとして取得する、
    請求項1記載のX線CT装置。
  4. 前記エネルギースペクトル取得部は、
    前記事前測定エネルギースペクトルのそれぞれのうち、前記類似度が高い複数の事前測定エネルギースペクトルを用いて内挿することにより前記X線のエネルギースペクトルを求める、
    請求項3記載のX線CT装置。
  5. 前記エネルギースペクトル取得部は、
    あらかじめ複数の管電圧のそれぞれで前記X線管から前記第2X線検出部にX線を照射することにより前記X線のエネルギーと強度との関係である事前検出関係を前記複数の管電圧のそれぞれについて取得しておくとともに、同一の管電圧に対応する前記事前測定エネルギースペクトルと前記事前検出関係とを関連付けておき、前記X線のエネルギーと強度との関係との類似度が最も高い事前検出関係を抽出し、この抽出した事前検出関係に関連付けられた前記事前測定エネルギースペクトルを前記X線管から照射された前記X線のエネルギースペクトルとして取得する、
    請求項3記載のX線CT装置。
  6. 前記エネルギースペクトル取得部は、
    前記X線のエネルギーと強度との関係との類似度が高い事前検出関係を複数抽出し、前記類似度が高い複数の事前検出関係に関連付けられた複数の事前測定エネルギースペクトルを用いて内挿することにより前記X線管から照射された前記X線のエネルギースペクトルを求める、
    請求項5記載のX線CT装置。
  7. 前記エネルギースペクトル取得部は、
    前記X線のエネルギーと強度との関係にもとづいて前記X線管に印加された管電圧を求める、
    請求項1ないし6のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  8. 前記エネルギースペクトル取得部により取得された前記X線管から照射された前記X線のエネルギースペクトルを用いて、前記第1X線検出部により検出されたX線にもとづいて生成されるデータを補正する補正部、
    をさらに備えた請求項1ないし7のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  9. 前記第1X線検出部は、積和型のX線検出器で構成された、
    請求項1ないし8のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  10. 前記X線管は、
    複数の管電圧に対応する複数のエネルギースペクトルを有するX線を所定の時間ごとに発生する、
    請求項1ないし9のいずれか1項に記載のX線CT装置。
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