JP2015107110A - 軟質培養容器 - Google Patents
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Abstract
Description
1つの実施形態において、上記軟質材料のゴムA硬度は0〜90である。1つの実施形態において、上記軟質材料のゴムA硬度は0〜50である。
1つの実施形態において、上記軟質材料のヤング率は0より大きく5MPa以下である。1つの実施形態において、上記軟質材料のヤング率は0より大きく4MPa以下である。
1つの実施形態において、上記改質処理は、プラズマ処理、コロナ放電処理およびエキシマ処理からなる群から選択される。
1つの実施形態において、上記改質処理は、0.2Torr〜1.0Torrの圧力下における酸素、二酸化炭素またはこれらの混合ガスのプラズマ処理である。1つの実施形態において、上記プラズマ処理におけるプラズマ出力は10W〜60Wであり、処理時間は30秒〜5分である。
1つの実施形態において、上記底部を形成する材料は、シリコーンゴムまたは熱可塑性エラストマーである。
1つの実施形態において、上記底部を形成する材料は、有機溶媒耐性を有する。
図1は、本発明の1つの実施形態における培養容器の概略斜視図である。培養容器100は、平面視正方形の有底枠形状に形成されており、底部10と、底部10の各辺から垂直に立ち上がる側壁部20とを備える。底部10と側壁部20とによって規定される凹部に培養対象の細胞、培地等が添加されて培養が行なわれ得る。図示例においては、底部10は、平面視正方形の平板状とされているが、これとは異なり、平面視円形等の任意の適切な形状であり得る。培養容器100は、底部10と側壁部20とが別々に成形され、その後、接合されたものであってもよいが、培養時の作業性、生産性等の観点から、好ましくは底部10と側壁部20とが一体成形されてなる。
本発明の培養容器は、代表的には、対応するキャビティを有する金型を用いた射出成形、トランスファー成形等によって製造される。具体的には、熱可塑性エラストマーを用いる場合、ガラス転移温度よりも高い温度に加熱して軟化させ、射出圧を加えながら金型に充填し、固化(冷却)させることによって成形することができる。加熱温度および時間、固化温度および時間等は、熱可塑性エラストマーの種類等に応じて適切に設定され得る。
本発明の培養容器は、細胞培養、組織培養等に用いられ得る。細胞培養の具体例としては、単層培養、重層化培養等の接着培養、浮遊培養、包埋培養が挙げられる。接着培養によれば、本発明の効果が好適に得られ得る。後述の実施例で示すとおり、本発明の培養容器は細胞外マトリックスをコーティングしなくても接着培養を行うことができるが、細胞外マトリックスをコーティングして接着培養を行ってもよい。培養に用いられる培地は、培養する細胞、組織等に応じて適切に選択され得る。
実施例の培養容器の肉厚側壁部の中央領域(長さ:25mm、幅:10mm、厚み:10mm)を作製し、測定サンプルとした。当該測定サンプルについて、デュロメータ タイプA(株式会社テフロック製、製品番号GS−753)を用いて、JIS K6253−3に準拠して測定した。
≪ヤング率の測定方法≫
実施例の培養容器の肉厚側壁部の中央領域(長さ:25mm、幅:10mm、厚み:10mm)を作製し、そこから所定形状の測定サンプルを切り出した。当該測定サンプルについて、引張試験機(株式会社島津製作所製、製品番号AG-IS MS型)を用いて、JIS K7113に準拠して測定した。
≪有機溶媒耐性の評価方法≫
各培養容器の底部にアセトンを室温で30分接触させた後、目視にて白濁が確認されない場合、有機溶媒耐性を有すると判断した。
末端官能性のポリジメチルシロキサン(信越化学工業株式会社製、製品番号KE1606)をベースポリマーとし、ベースポリマー100重量部に対して5重量部の硬化剤(CAT−RG)を含むシリコーンゴム組成物を金型内に充填し、金型内で一次硬化させた後、成形品を取り出し、二次硬化として150℃で約30分加熱することによって硬化を完結させた。硬化を完結させた培養容器の底部の表面に以下の条件でプラズマ処理を行って、図2に示すような培養容器1を得た。得られた培養容器1は、長さが約40mm、幅が約25mmであり、底部の平面視形状が約20mm×約20mmの略正方形であり、底部の厚みが約0.4mmであった。また、培養容器1の形成材料のゴムA硬度は30であり、ヤング率は1MPaであった。
≪プラズマ処理条件≫
・RF電力(周波数13.56MHz):50W
・プラズマ生成ガス:二酸化炭素
・プラズマ圧力:0.8Torr
・処理時間:3分
200℃に加熱して軟化させたスチレン系熱可塑性エラストマー(アロン化成株式会社製、製品番号AR−SC−15)を、金型内に充填し、次いで、固化させることによって成形したこと以外は実施例1と同様にして、培養容器2を得た。得られた培養容器2の形成材料のゴムA硬度は15であり、ヤング率は0.4MPaであった。
200℃に加熱して軟化させたスチレン系熱可塑性エラストマー(アロン化成株式会社製、製品番号AR−SC−30)を、金型内に充填し、次いで、固化させることによって成形したこと以外は実施例1と同様にして、培養容器3を得た。得られた培養容器3の形成材料のゴムA硬度は30であり、ヤング率は0.9MPaであった。
200℃に加熱して軟化させたスチレン系熱可塑性エラストマー(アロン化成株式会社製、製品番号AR−SC−45)を、金型内に充填し、次いで、固化させることによって成形したこと以外は実施例1と同様にして、培養容器4を得た。得られた培養容器4の形成材料のゴムA硬度は45であり、ヤング率は3.2MPaであった。
以下の条件でプラズマ処理を行ったこと以外は実施例1と同様にして、培養容器5を得た。得られた培養容器5の形成材料のゴムA硬度は30であり、ヤング率は1MPaであった。
≪プラズマ処理条件≫
・RF電力(周波数13.56MHz):50W
・プラズマ生成ガス:酸素
・プラズマ圧力:0.8Torr
・処理時間:3分
実施例5と同じ条件でプラズマ処理を行ったこと以外は実施例2と同様にして、培養容器6を得た。得られた培養容器6の形成材料のゴムA硬度は15であり、ヤング率は0.4MPaであった。
実施例5と同じ条件でプラズマ処理を行ったこと以外は実施例3と同様にして、培養容器7を得た。得られた培養容器7の形成材料のゴムA硬度は30であり、ヤング率は0.9MPaであった。
実施例5と同じ条件でプラズマ処理を行ったこと以外は実施例4と同様にして、培養容器8を得た。得られた培養容器8の形成材料のゴムA硬度は45であり、ヤング率は3.2MPaであった。
200℃に加熱して軟化させたスチレン系熱可塑性エラストマー(アロン化成株式会社製、製品番号AR−SC−5)を、金型内に充填し、次いで、固化させることによって成形したことおよびプラズマ処理を行わなかったこと以外は実施例1と同様にして、培養容器9を得た。得られた培養容器9の形成材料のゴムA硬度は5であり、ヤング率は0.01MPaであった。
200℃に加熱して軟化させたスチレン系熱可塑性エラストマー(アロン化成株式会社製、製品番号AR−SC−0)を、金型内に充填し、次いで、固化させることによって成形したことおよびプラズマ処理を行わなかったこと以外は実施例1と同様にして、培養容器10を得た。得られた培養容器10の形成材料のゴムA硬度は0であり、ヤング率は0.005MPaであった。
低温灰化装置(京都電子計測社製、製品番号PA−102 AT)を用い、O2ボンベを接続して、ガス圧 0.8Torr、出力50Wでプラズマ処理を3分間行ったこと以外は実施例1と同様にして、培養容器11を得た。得られた培養容器11の形成材料のゴムA硬度は30であり、ヤング率は1MPaであった。
実施例11と同じ条件でプラズマ処理を3分間行ったこと以外は実施例2と同様にして、培養容器12を得た。得られた培養容器12の形成材料のゴムA硬度は15であり、ヤング率は0.4MPaであった。
実施例11と同じ条件でプラズマ処理を3分間行ったこと以外は実施例3と同様にして、培養容器13を得た。得られた培養容器13の形成材料のゴムA硬度は30であり、ヤング率は0.9MPaであった。
実施例11と同じ条件でプラズマ処理を3分間行ったこと以外は実施例4と同様にして、培養容器14を得た。得られた培養容器14の形成材料のゴムA硬度は45であり、ヤング率は3.2MPaであった。
200℃に加熱して軟化させたスチレン系熱可塑性エラストマー(アロン化成株式会社製、製品番号AR−5301J)を、金型内に充填し、次いで、固化させることによって成形したこと、および、プラズマ処理において二酸化炭素の代わりに酸素を使用したこと以外は実施例1と同様にして、培養容器15を得た。得られた培養容器15の形成材料のゴムA硬度は4であり、ヤング率は0.01MPaであった。
上記実施例で得られた培養容器1〜4の各々に対して、ヒト角膜上皮細胞(hTCEpi細胞)を1×105cells/mlの濃度で含む表皮角化細胞無血清培地(ロンザ社製、KBM−2)を1.5ml添加し、5%CO2存在下37℃、湿度95%インキュベーターで細胞培養を行った。培養開始から2日毎に培地交換を行った。培養開始日を0日目として、培養4日目における各培養容器での培養状態を示す顕微鏡写真を図3に示す。
培養容器5〜8およびポリスチレン製培養容器(ベクトンディッキンソン社製、製品番号「353043」、プラズマ処理済)を用いたこと以外は試験例1と同様にして、ヒト角膜上皮細胞(hTCEpi細胞)の培養を行った。培養開始日を0日目として、培養6日目における各培養容器での培養状態を示す顕微鏡写真、培養12日目における培養容器5での培養状態を示す顕微鏡写真および培養30日目における培養容器5での培養状態を示す顕微鏡写真をそれぞれ図4、図5および図6に示す。また、培養1日目、3日目および8日目における培養容器5における細胞数およびポリスチレン製培養容器における細胞数をフックスローゼンタール型血球計算盤を用いて計測した。結果を表2および図7に示す。
培養容器5およびポリスチレン製培養容器(ベクトンディッキンソン社製、製品番号「353043」、プラズマ処理済)に対して、マウス線維芽細胞(NIH3T3株)を1.0×105cells/mlの濃度で含む10%牛胎仔血清含有DMEM培地(シグマ社製)を1.5ml添加し、5%CO2存在下37℃インキュベーターで細胞培養を行った。培養開始から2日毎に培地交換を行った。培養開始日を0日目として、培養1日目および4日目における培養容器5での培養状態を示す顕微鏡写真および培養4日目におけるポリスチレン製培養容器での培養状態を示す顕微鏡写真を図8に示す。
マウス骨芽細胞前駆細胞(MC3T3−E1細胞)をGIBCO社製のRPMI1640培地(製品番号「RPMI1640」)に牛胎児血清(GIBCO社製)を10%添加して得られた培養液を用いて細胞培養用フラスコ(Becton Dickinson社製、製品番号「T−50」)で培養した。セミコンフルエントになった後、0.05%トリプシン−EDTA溶液(GIBCO社製)を2mL添加し、37℃で約3分間処理した。次いで、フラスコ底面を指ではじき、細胞を剥離させた。剥離された細胞を含む培養液をコニカルチューブ(Becton Dickinson社製、15mL容)に回収し、培養液を5mL添加して混和した。次いで、遠心分離(井内盛栄堂社製、製品番号「CN−1040」)して上清を捨て、回収された細胞を新鮮な培養液に懸濁した。血球計算盤による計測によって、細胞懸濁液の濃度を1.0×105個/mLに調整し、次いで、細胞懸濁液1.5mLを培養容器11〜14に播種した。各培養容器を細胞培養用ディシュに挿入し、炭酸ガスインキュベータ(三洋電機社製、製品番号「MCO−345」)で培養した。(37℃、5%CO2)。培養1日目に倒立位相差顕微鏡(ニコン社製、製品番号「DIAPHOT 300」)で観察し、写真撮影した(観察倍率100倍)。撮影した写真を図9に示す。
上記実施例で得られた培養容器5〜7および15、ならびに、市販のカルチャースライド(ベクトンディッキンソン社製)の各々において、ヒト角膜上皮細胞(HCE−T細胞)を培養し、タイトジャンクション発現に対する影響を、関連タンパク質であるZO−1のマウスモノクローナル抗体(in vitrogen社製)およびAlexa488標識抗マウスIgG抗体(in vitrogen社製)による免疫染色によって確認した。培養条件は以下のとおりであった:ヒト角膜上皮細胞(HCE−T細胞)を1.0×105cells/mlの濃度で含む5%牛胎仔血清含有DMEM/F12培地(GIBCO社製)を1.5ml添加し、5%CO2存在下37℃インキュベーターで細胞培養を行った。培養開始から2日毎に培地交換を行った。
それぞれの培養容器における培養7日目のZO−1発現率を表3に示す。また、タイトジャンクションの発現状態を示すレーザー共焦点顕微鏡写真を図10に示す。なお、カルチャースライドはコラーゲンコートガラス製である。
上記実施例で得られた培養容器5、7および15、ならびに、市販のチャンバーカバー(松浪硝子社製の硬質培養容器)の各々において、試験例1と同様にしてヒト角膜上皮細胞(hTCEpi細胞)を培養した。培養18日目における各培養容器での培養状態を示す位相差顕微鏡写真を図11に示す。なお、チャンバーカバーにおいては培養13日目にコンフルエントに達したので、図11におけるチャンバーカバーの培養状態の写真は13日目における培養状態を示している。さらに、レーザー共焦点顕微鏡を用いて構築した3次元画像を図12に示す。
10 底部
20 側壁部
30 貫通孔
Claims (10)
- 底部と該底部の周縁から垂直に立ち上がる側壁部とを備え、
該底部の側壁部が設けられている側の表面が改質処理されており、
該底部が、軟質材料で形成されている、培養容器。 - 前記軟質材料のゴムA硬度が0〜90である、請求項1に記載の培養容器。
- 前記軟質材料のヤング率が0より大きく5MPa以下である、請求項1または2に記載の培養容器。
- 前記改質処理が、プラズマ処理、コロナ放電処理およびエキシマ処理からなる群から選択される、請求項1から3のいずれかに記載の培養容器。
- 前記改質処理が、0.2Torr〜1.0Torrの圧力下における酸素、二酸化炭素またはこれらの混合ガスのプラズマ処理である、請求項4に記載の培養容器。
- 前記プラズマ処理におけるプラズマ出力が10W〜60Wであり、処理時間が30秒〜5分である、請求項5に記載の培養容器。
- 前記底部を形成する材料が、シリコーンゴムまたは熱可塑性エラストマーである、請求項1から6のいずれかに記載の培養容器。
- 前記底部を形成する材料が、有機溶媒耐性を有する、請求項1から7のいずれかに記載の培養容器。
- 前記軟質材料のゴムA硬度が0〜50である、請求項1から8のいずれかに記載の培養容器。
- 前記軟質材料のヤング率が0より大きく4MPa以下である、請求項1から9のいずれかに記載の培養容器。
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